JP2590498B2 - 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色方法 - Google Patents
反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明の反応染料組成物およびそれを用いる繊維材
料、特にヒドロキシ基またはアミド基含有繊維材料の染
色方法に関する。
料、特にヒドロキシ基またはアミド基含有繊維材料の染
色方法に関する。
<従来の技術> 銅フタロシアニンをその色素母体として有する反応染
料は、その色相が非常に鮮明な青色であることから広く
用いられている。
料は、その色相が非常に鮮明な青色であることから広く
用いられている。
しかしながら、これらの染料は固着率が低いために染
料の利用効率が悪く、また染色後染浴に残留する染料分
が多く排水負荷の増大を招いている。
料の利用効率が悪く、また染色後染浴に残留する染料分
が多く排水負荷の増大を招いている。
また、特開昭58−69257号公報には銅フタロシアニン
を色素母体とする反応染料が提案されているが、これら
の染料も従来から知られているこの種の反応染料と同様
に、一般に水に対する溶解度が低く、とりわけ、染浴に
塩を加える染色法の場合には更に溶解度が低下するとい
う問題がある。そのために連続染色、捺染、コールドパ
ッドバッチアップ染色などの染色では染着不良を生じ所
望のカラーバリューが得難く、また浸染による染色の場
合も染色物上にスペック斑が発生するおそれが多く染色
再現性を悪くしている。このようなことから、銅フタロ
シアニンをその色素母体として有する反応染料は扱い難
い染料として知られている。
を色素母体とする反応染料が提案されているが、これら
の染料も従来から知られているこの種の反応染料と同様
に、一般に水に対する溶解度が低く、とりわけ、染浴に
塩を加える染色法の場合には更に溶解度が低下するとい
う問題がある。そのために連続染色、捺染、コールドパ
ッドバッチアップ染色などの染色では染着不良を生じ所
望のカラーバリューが得難く、また浸染による染色の場
合も染色物上にスペック斑が発生するおそれが多く染色
再現性を悪くしている。このようなことから、銅フタロ
シアニンをその色素母体として有する反応染料は扱い難
い染料として知られている。
<本発明が解決しようとする問題点> 本発明者らは、上記の諸問題を解決して、固着率、カ
ラーバリューが高く、ビルドアップ性、均染性に優れる
など染料特性に優れ、再現性良く合理的に染色物を与え
ることのできる鮮明青色染料組成を見出すべく鋭意検討
した結果、特定の染料の混合物が、夫々単独の染料では
到達し得ない優れた各種染料特性を有することを見出し
本発明を完成するに至った。
ラーバリューが高く、ビルドアップ性、均染性に優れる
など染料特性に優れ、再現性良く合理的に染色物を与え
ることのできる鮮明青色染料組成を見出すべく鋭意検討
した結果、特定の染料の混合物が、夫々単独の染料では
到達し得ない優れた各種染料特性を有することを見出し
本発明を完成するに至った。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、下記一般式(I) 〔式中、CuPcは銅フタロシアニン残基、Mは水素原子ま
たはアルカリ金属、Zは−CH=CH2または−CH2CH2Y(Y
はアルカリの作用で脱離する基を表わす。)を表わし、
mおよびlは夫々独立に1〜3の数を表わしm+lは3
〜4の数である。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上と、
下記一般式(II) 〔式中、CuPc、M、Z、lおよびmは前記の意味を有す
る。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上との
染料混合物を含有してなる反応染料組成物、およびそれ
を用いる繊維材料の染色方法を提供する。
たはアルカリ金属、Zは−CH=CH2または−CH2CH2Y(Y
はアルカリの作用で脱離する基を表わす。)を表わし、
mおよびlは夫々独立に1〜3の数を表わしm+lは3
〜4の数である。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上と、
下記一般式(II) 〔式中、CuPc、M、Z、lおよびmは前記の意味を有す
る。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上との
染料混合物を含有してなる反応染料組成物、およびそれ
を用いる繊維材料の染色方法を提供する。
本発明で用いられる一般式(I)で示される染料は、
例えば前記した特開昭58−69257号公報などに記載され
て公知の染料であり、また、一般式(II)で示される染
料も、C.I.リアクチブブルー21等として知られている公
知の染料である。
例えば前記した特開昭58−69257号公報などに記載され
て公知の染料であり、また、一般式(II)で示される染
料も、C.I.リアクチブブルー21等として知られている公
知の染料である。
本発明における染料混合物中、一般式(I)で示され
る染料群から選ばれる1種またはそれ以上の染料〔以下
一般式(I)の染料と称す。〕と一般式(II)で示され
る染料群から選ばれる1種またはそれ以上の染料〔以下
一般式(II)の染料と称す。〕との混合重量割合は、9
5:5〜5:96が好ましい。更に詳しくは、染料混合物にお
ける一般式(I)の染料が占める重量割合は5〜95が好
ましく、より好ましくは10〜90、更に好ましくは10〜80
であり、一般式(II)の染料が占める重量割合は5〜95
が好ましく、より好ましくは10〜90、更に好ましくは20
〜90である。
る染料群から選ばれる1種またはそれ以上の染料〔以下
一般式(I)の染料と称す。〕と一般式(II)で示され
る染料群から選ばれる1種またはそれ以上の染料〔以下
一般式(II)の染料と称す。〕との混合重量割合は、9
5:5〜5:96が好ましい。更に詳しくは、染料混合物にお
ける一般式(I)の染料が占める重量割合は5〜95が好
ましく、より好ましくは10〜90、更に好ましくは10〜80
であり、一般式(II)の染料が占める重量割合は5〜95
が好ましく、より好ましくは10〜90、更に好ましくは20
〜90である。
本発明の反応染料組成物は、更に電解質塩、例えば、
硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム等を含
有していても良く、更にpH緩衝物質、例えば、アルカリ
酢酸塩、燐酸塩、硼酸塩等を含有していてもよい。更に
該組成物は、ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド
縮合物等のアニオン界面活性剤や粉じん飛散防止剤、防
腐剤染色助剤等を含有することができる。
硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム等を含
有していても良く、更にpH緩衝物質、例えば、アルカリ
酢酸塩、燐酸塩、硼酸塩等を含有していてもよい。更に
該組成物は、ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド
縮合物等のアニオン界面活性剤や粉じん飛散防止剤、防
腐剤染色助剤等を含有することができる。
また、本発明の反応染料組成物は、一般式(I)、
(II)で示される染料以外の反応染料を含有することが
でき、そのことによって通常の配合色相を得ることがで
きる。
(II)で示される染料以外の反応染料を含有することが
でき、そのことによって通常の配合色相を得ることがで
きる。
本発明の反応染料組成物は、粉末状、顆粒状のような
固体品、市場の流通に適した液状品、更には染色段階に
おける染浴組成であってもよく、それらは当業者が周知
の通常の方法で製造することができる。例えば、重量割
合が前記の範囲である一般式(I)および(II)の染料
混合物を製造し、必要により前記の添加剤、配合剤を混
合することによって反応染料組成物を製造することがで
きる。また、夫々の染料を製造した後に混合することに
よって製造することができる。
固体品、市場の流通に適した液状品、更には染色段階に
おける染浴組成であってもよく、それらは当業者が周知
の通常の方法で製造することができる。例えば、重量割
合が前記の範囲である一般式(I)および(II)の染料
混合物を製造し、必要により前記の添加剤、配合剤を混
合することによって反応染料組成物を製造することがで
きる。また、夫々の染料を製造した後に混合することに
よって製造することができる。
本発明の反応染料組成物は、繊維材料、例えば、ヒド
ロキシ基またはアミド基含有繊維材料、特にセルロース
繊維などヒドロキシ基含有繊維材料の染色に有用であ
る。
ロキシ基またはアミド基含有繊維材料、特にセルロース
繊維などヒドロキシ基含有繊維材料の染色に有用であ
る。
染色は、反応染料に適用される通常のいずれの染色法
でも行うことができ、染色法としては、吸尽染色法、コ
ールドパッドバッチアップ法や連続法を含むパディング
染色法、捺染法が例示される。
でも行うことができ、染色法としては、吸尽染色法、コ
ールドパッドバッチアップ法や連続法を含むパディング
染色法、捺染法が例示される。
本発明の反応染料組成物は、特に吸尽染色において有
利であるが、溶解性、アルカリに対する安定性も優れて
いるので、パディング染色や捺染にも有利である。
利であるが、溶解性、アルカリに対する安定性も優れて
いるので、パディング染色や捺染にも有利である。
本発明の反応染料組成物は、固着率、カラーバリュー
が高く、ビルドアップ性、均染性に優れるなど染料特性
が優れ、再現性よく合理的に染色物を与えることができ
る鮮明青色染料として工業的価値が高いものである。
が高く、ビルドアップ性、均染性に優れるなど染料特性
が優れ、再現性よく合理的に染色物を与えることができ
る鮮明青色染料として工業的価値が高いものである。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが本
発明は実施例に限定されるものではない。例中、部は重
量部を表わす。
発明は実施例に限定されるものではない。例中、部は重
量部を表わす。
実施例1 遊離の酸の形で式(1) で示される染料と、 遊離の酸の形で式(2) で示される染料を式(1)と式(2)の重量割合が、1
0:90となるよう混合し、染料混合物を得た。この染料混
合物995部に鉱油エマルジョン5部を加え反応染料組成
物とした。
0:90となるよう混合し、染料混合物を得た。この染料混
合物995部に鉱油エマルジョン5部を加え反応染料組成
物とした。
反応染料組成物80部を70−80℃の熱湯約500部に完全
に溶解し、約40℃で尿素100部を加え、更に水120部を加
えて染料液を調製した。一方、38゜Be′の苛性ソーダ液
15部及び40゜Be′水ガラス150部に水を加えて100部とし
た水性アルカリ液を別途調製し、その200部を上記染料
液に混合しパディング液を作製した。このパディング液
で、木綿織物(未シルケット加工)を20℃、紋り率120
%でパディングした後25℃で16時間、滞留し水洗、湯洗
い、ソーピング、水洗、乾燥を行ったところ極めて濃い
鮮明青色の染色物が、均染性良く得られた。
に溶解し、約40℃で尿素100部を加え、更に水120部を加
えて染料液を調製した。一方、38゜Be′の苛性ソーダ液
15部及び40゜Be′水ガラス150部に水を加えて100部とし
た水性アルカリ液を別途調製し、その200部を上記染料
液に混合しパディング液を作製した。このパディング液
で、木綿織物(未シルケット加工)を20℃、紋り率120
%でパディングした後25℃で16時間、滞留し水洗、湯洗
い、ソーピング、水洗、乾燥を行ったところ極めて濃い
鮮明青色の染色物が、均染性良く得られた。
実施例2 遊離の酸の形で式(3) 遊離の酸の形で式(4) で示される染料を式(3)と式(4)の重量割合が18:8
2となるように混合して、染料混合物を調製した。この
染料混合物995部に鉱油エマルジョン5部を加え染料組
成物とした後、実施例1と同様にパディング液を作成
し、パディングを行った。25℃で16時間滞留後、常法に
より洗浄を行い、乾燥した。得られた染色物は、極めて
濃い、鮮明青色で均一に染色されていた。
2となるように混合して、染料混合物を調製した。この
染料混合物995部に鉱油エマルジョン5部を加え染料組
成物とした後、実施例1と同様にパディング液を作成
し、パディングを行った。25℃で16時間滞留後、常法に
より洗浄を行い、乾燥した。得られた染色物は、極めて
濃い、鮮明青色で均一に染色されていた。
実施例3 式(1)で示される染料と、式(4)で示される染料
を25:75の重量割合で混合し、染料混合物を得た。この
染料混合物995部に鉱油エマルジョン5部を加え染料組
成物を調製した。
を25:75の重量割合で混合し、染料混合物を得た。この
染料混合物995部に鉱油エマルジョン5部を加え染料組
成物を調製した。
染料組成物90部を熱湯約500部に完全に溶解し、約40
℃で尿素100部を加え、更に水を加えて全体を800部と
し、染料液を作製した。この染料液に、実施例1で述べ
た水性アルカリ液200部を混合しパディング液とした
後、実施例1と同様な方法でパッドバッチアップ染色を
行った。25℃で16時間滞留の後、洗浄、乾燥を行ったと
ころ、鮮明な青色で、均一かつ濃色な染色物を得た。
℃で尿素100部を加え、更に水を加えて全体を800部と
し、染料液を作製した。この染料液に、実施例1で述べ
た水性アルカリ液200部を混合しパディング液とした
後、実施例1と同様な方法でパッドバッチアップ染色を
行った。25℃で16時間滞留の後、洗浄、乾燥を行ったと
ころ、鮮明な青色で、均一かつ濃色な染色物を得た。
実施例4 遊離の酸の形で、式(5) 遊離の酸の形で式(6) で示される染料を、染料(5):染料(6)を50:50の
重量割合で均一に混合し染料混合物を得た。この染料混
合物5部、及び無水芒硝50部を含む染浴980部を25℃で
調整した。次いで、木綿織物(シルケット加工)100部
を染浴に加え5分間撹拌後、炭酸ナトリウム2部を加え
40分間で染浴を70℃とした。70℃に達した10分後に炭酸
ナトリウム5部を加え、更に10分後に、炭酸ナトリウム
13部を添加し、更に40分間、70℃で染色後、常法によ
り、洗浄・乾燥を行った。得られた染色物は、均染でか
つ、極めて濃色であった。
重量割合で均一に混合し染料混合物を得た。この染料混
合物5部、及び無水芒硝50部を含む染浴980部を25℃で
調整した。次いで、木綿織物(シルケット加工)100部
を染浴に加え5分間撹拌後、炭酸ナトリウム2部を加え
40分間で染浴を70℃とした。70℃に達した10分後に炭酸
ナトリウム5部を加え、更に10分後に、炭酸ナトリウム
13部を添加し、更に40分間、70℃で染色後、常法によ
り、洗浄・乾燥を行った。得られた染色物は、均染でか
つ、極めて濃色であった。
又、同一の処法で10回染色を行ったところ各回染色分
とも、色相の安定した、均一な染色物が得られ、各染色
ロット間の再現性は良好であった。
とも、色相の安定した、均一な染色物が得られ、各染色
ロット間の再現性は良好であった。
実施例5 遊離の酸の形で式(7) 遊離の酸の形で式(8) で示される染料を、染料(7):染料(8)の重量割合
が75:25となるように混合して得た染料混合物6部及
び、無水芒硝50部を含む染浴980部を25℃で調整した。
次いで、木綿織物(未シルケット)50部を染浴に加え5
分間撹拌した後、炭酸ナトリウム2部を加え、40分間で
染浴を70℃とした。70℃に達した10分後に、炭酸ナトリ
ウム5部を加え更に20分後に炭酸ナトリウム13部を添加
した。その後、70℃で40分間、染色を行った後、洗浄、
乾燥を行ったところ、極めて濃い、鮮明青色の染色物を
得た。
が75:25となるように混合して得た染料混合物6部及
び、無水芒硝50部を含む染浴980部を25℃で調整した。
次いで、木綿織物(未シルケット)50部を染浴に加え5
分間撹拌した後、炭酸ナトリウム2部を加え、40分間で
染浴を70℃とした。70℃に達した10分後に、炭酸ナトリ
ウム5部を加え更に20分後に炭酸ナトリウム13部を添加
した。その後、70℃で40分間、染色を行った後、洗浄、
乾燥を行ったところ、極めて濃い、鮮明青色の染色物を
得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 邦彦 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番 98号 住友化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−69257(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】下記一般式(I) 〔式中、CuPcは銅フタロシアニン残基、Mは水素原子ま
たはアルカリ金属、Zは−CH=CH2または−CH2CH2Y(Y
はアルカリの作用で脱離する基を表わす。)を表わし、
mおよびlは夫々独立に1〜3の数を表わしm+lは3
〜4の数である。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上と、
下記一般式(II) 〔式中、CuPu、M、Z、lおよびmは前記の意味を有す
る。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上との
染料混合物を含有してなる反応染料組成物。 - 【請求項2】染料混合物中の一般式(I)で示される染
料群から選ばれる1種またはそれ以上と一般式(II)で
示される原料群から選ばれる1種またはそれ以上との重
量割合が95:5〜5:95である特許請求の範囲第1項に記載
の反応染料組成物。 - 【請求項3】Zがビニル基または/およびβ−スルファ
ートエチル基である特許請求の範囲第1項または第2項
に記載の反応染料組成物。 - 【請求項4】下記一般式(I) 〔式中、CuPcは銅フタロシアニン残基、Mは水素原子ま
たはアルカリ金属、Zは−CH=CH2または−CH2CH2Y(Y
はアルカリの作用で脱離する基を表わす。)を表わし、
mおよびlは夫々独立に1〜3の数を表わしm+lは3
〜4の数である。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上と、
下記一般式(II) 〔式中、CuPu、M、Z、lおよびmは前記の意味を有す
る。〕 で示される染料群から選ばれる1種またはそれ以上との
染料混合物を含有してなる反応染料組成物を用いること
を特徴とする繊維材料の染色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62304302A JP2590498B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62304302A JP2590498B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144467A JPH01144467A (ja) | 1989-06-06 |
JP2590498B2 true JP2590498B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=17931397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62304302A Expired - Lifetime JP2590498B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590498B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3138864A1 (de) * | 1981-09-30 | 1983-04-14 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Wasserloesliche faserreaktive phthalocyaninverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als farbstoffe |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62304302A patent/JP2590498B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01144467A (ja) | 1989-06-06 |
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