JP3260247B2 - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JP3260247B2
JP3260247B2 JP24690594A JP24690594A JP3260247B2 JP 3260247 B2 JP3260247 B2 JP 3260247B2 JP 24690594 A JP24690594 A JP 24690594A JP 24690594 A JP24690594 A JP 24690594A JP 3260247 B2 JP3260247 B2 JP 3260247B2
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一郎 石渡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキ装置に
用いられるマスタシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のマスタシリンダには、実開平
2−011763号公報に記載されたものがある。
【0003】この種のマスタシリンダは、一端開口のシ
リンダ孔を形成したシリンダ本体と、前記シリンダ孔開
口部に段部を介して形成される大径孔部と、頭部がシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合され液圧室を区画するピストン
と、該ピストンの頭部からシリンダ孔外方に向かって延
びる軸部と、該軸部と前記大径孔部との間に配置され軸
部を摺動案内する案内装置と、シリンダ孔開口端部に配
置され前記案内装置を抜け止めする抜け止めと、前記案
内装置の前記段部側に区画される液室と、該液室に作動
液を貯えるリザーバに連絡し前記段部に開口する通路
と、前記案内装置のガイド部材の前記通路開口に対向す
る部分に形成される凹所とを備えており、リザーバに連
通する通路がシリンダ孔の段部に開口して、案内装置が
通路を塞ぐような構造となっている。
【0004】従って、極低温時(−30℃〜−40℃)
に作動液の粘度が高くなると液室への作動液の供給が悪
くなり、シール部材を通して空気が液室に吸い込まれる
ことから、これを防ぐために案内装置のガイド部材に凹
所を形成して通路と液室との連通を確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のマスタシリンダにおいては、抜け止めで案内装置の
軸方向への移動は規制されているが、周方向の移動はさ
れていないため、案内装置が回転すると、作動液リザー
バと液室を連通する通路開口に対向させて流路面積を確
保するための凹所の位置が変わるので、通路が塞がれ、
極低温時に十分な液補給ができなくなり、案内装置に組
み付けられたシール部材から空気を吸い込んでしまうと
いう問題があった。
【0006】また、ガイド部材をシリンダ孔開口部に形
成した内周溝に係合する抜け止めとなる弾性リングに
て、案内装置のガイド部材の軸方向の抜け止めを行う場
合、組み立て工程上、弾性リングとガイド部材との間に
隙間を設けておく必要がある。従って、組み立て後のガ
イド部材はガタを有しており、シール不良等の原因とな
るという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、簡単な構成で案内装置の周り止めを
することにより、常に、凹所が通路開口に対向できるよ
うにするととに、案内装置のガイド部材のガタを無くす
ことのできるマスタシリンダを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のマスタシリンダは、請求項1においては、
一端開口のシリンダ孔を形成したシリンダ本体と、前記
シリンダ孔開口部に段部を介して形成される大径孔部
と、頭部がシリンダ孔に摺動自在に嵌合され液圧室を区
画するピストンと、該ピストンの頭部からシリンダ孔外
方に向かって延びる軸部と、該軸部と前記大径孔部との
間に配置され軸部を摺動案内する案内装置と、シリンダ
孔開口端部に配置され前記案内装置を抜け止めする抜け
止めと、前記案内装置の前記段部側に区画される液室
と、該液室に作動液を貯えるリザーバ連絡し前記段部
に開口する通路と、前記案内装置の前記通路開口に対向
する部分に形成される凹所とを備えたマスタシリンダに
おいて、前記案内装置を前記シリンダ本体に対して周り
止めする周り止め機構を設け、前記抜け止めが、前記大
径孔部に形成した環状溝に径方向で弾性的に係合し、円
周の一部に切欠き部を有する弾性リング状部材であり、
前記周り止め機構が前記案内装置の抜け止め側に形成さ
れ前記切欠き部に位置する突起部よりなるものである。
【0009】請求項2においては、前記シールリテーナ
が前記ガイド部材に周り止めされて取り付けられる請求
項1記載のものである。
【0010】請求項3においては、一端開口のシリンダ
孔を形成したシリンダ本体と、前記シリンダ孔開口部に
段部を介して形成される大径孔部と、頭部がシリンダ孔
に摺動自在に嵌合され液圧室を区画するピストンと、該
ピストンの頭部からシリンダ孔外方に向かって延びる軸
部と、該軸部と前記大径孔部との間に配置され軸部を摺
動案内する案内装置と、シリンダ孔開口端部に配置され
前記案内装置を抜け止めする抜け止めと、前記案内装置
の前記段部側に区画される液室と、該液室に作動液を貯
えるリザーバに連絡し前記段部に開口する通路と、前記
案内装置の前記通路開口に対向する部分に形成される凹
所とを備えたマスタシリンダにおいて、前記案内装置
が、前記ピストンの軸部を摺動案内する筒状のガイド部
材と、該ガイド部材の前記段部側内周に形成される環状
凹所に配置され前記軸部とガイド部材との間を密封する
シール部材と、前記段部とガイド部材との間に配置され
る前記シール部材の移動を規制するシールリテーナとを
有し、前記シールリテーナが、環状板部と、この環状板
部の外周から軸方向に延びる脚部と、前記環状板部の
周に沿った直線部とを有し、前記凹部が前記直線部で形
成されてなるものである。
【0011】請求項4においては、前記シールリテーナ
が前記ガイド部材に周り止めされて取り付けられる請求
記載のものである。
【0012】請求項5においては、前記シール部材が前
記環状凹所の外壁に弾接し前記段部に向かって延びる外
周リップと、前記軸部に弾接し前記段部に向かって延び
る内周リップとを有し、前記外周リップの先端を前記環
状凹所から突出させるとともに、前記リテーナと前記ガ
イド部材との間に前記リテーナを前記外周リップ先端に
当接させた状態で、前記外周リップを圧縮可能な軸方向
の隙間を形成してなる請求項3記載のものである。
【0013】
【作用】このように本発明の請求項1のマスタシリンダ
によれば、案内装置をシリンダ本体に対して周り止めす
る周り止め機構を設けたので、作動液リザーバと液室を
連通する通路開口に対向させて凹所の位置した後には、
周り止め機構により案内装置が周りることを規制するこ
とができるので、この凹所の位置が変わることを防止す
ることができる。また、抜け止めが、大径孔部に形成し
た環状溝に径方向で弾性的に係合し、円周の一部に切欠
き部を有する弾性リング状部材であり、周り止め機構が
案内装置の抜け止め側に形成され切欠き部に位置する突
起部よりなるものでとしたので、この抜け止めと突起部
との係合により、簡単な構成で、容易に案内装置の周り
止めを行うことができる。
【0014】また、請求項2の発明によれば、シールリ
テーナがガイド部材に周り止めされて取り付けられてい
るので、当該シールリテーナに形成された凹所の位置が
変わることがなくなる。
【0015】請求項3の発明によれば、案内装置が、ガ
イド部材と、該ガイド部材のシリンダ孔の段部側内周に
形成される環状凹所に配置されたシール部材と、段部と
ガイド部材との間に配置されるシールリテーナとを有
し、凹所を前記シールリテーナの外周部の直線部で形成
されたもので、案内装置をシリンダ孔の大径孔部内に装
着したときには、容易に凹所を通路開口に対向させて位
置させることができる。
【0016】また、請求項4の発明によれば、シールリ
テーナがガイド部材に周り止めされて取り付けられてい
るので、当該シールリテーナに形成された凹所の位置が
変わることがなくなる。
【0017】更に、請求項5の発明によれば、案内装置
を構成するシール部材の外周リップの先端を、ガイド部
材の環状凹所から突出させるとともに、リテーナとガイ
ド部材との間にリテーナを外周リップ先端に当接させた
状態で、外周リップを圧縮可能な軸方向の隙間を形成し
たので、案内装置を大径孔部内に挿入するに際して、ガ
イド部材でシール部材を押圧してこの外周リップをシリ
ンダ孔の段部側に圧縮変形でき、抜け止めを環状溝に係
合してガイド部材の抜け止めをした後には、外周リップ
の圧縮変形による弾性力によりガイド部材が抜け止めと
ともにシリンダ孔開口側に移動することができるので、
ガイド部材のガタを吸収することができる。
【0018】
【実施例】実施例1 以下、本発明の実施例1であるマスタシリンダについ
て、図面を参照して説明する。
【0019】図1は本実施例1におけるマスタシリンダ
を示した横断面図、図2(a)は本実施例1におけるマ
スタシリンダの案内装置の構成を示した横断面拡大図、
図2(b)は本実施例1におけるマスタシリンダの案内
装置の構成を示した図2(a)におけるE−E矢視図、
図3は本実施例1におけるマスタシリンダの案内装置の
シリンダ本体への挿入状態を示した要部拡大図、図4
(a)は本実施例1における抜け止めをシリンダ本体に
係合する際のガイド部材の移動を示す要部拡大図、図4
(b)は本実施例1における抜け止めをシリンダ本体に
係合する際の抜け止めをシリンダ本体に係合した要部拡
大図、図5(a)は本実施例1におけるガイド部材と抜
け止めとの関係を示す横断面図、図5(b)は本実施例
1におけるガイド部材と抜け止めとの関係を示す平面図
である。
【0020】図1において、1は作動液リザーバ2が取
り付けられたマスタシリンダ、3はシリンダ本体であっ
て、内部に一端が開口して軸方向に延びる有底のシリン
ダ孔4が形成され、外周部には、作動液リザーバ2の2
つの接続部2A、2Bのそれぞれと接続されるボス部3
A、3Bが半径方向に突出形成されている。
【0021】シリンダ孔4の開口部5には、この開口端
に向かって拡径する段部6と大径孔部7とが連続して形
成されおり、この大径孔部7には後に説明する案内装置
30が挿入されている。
【0022】シリンダ孔4には、ピストン8の頭部8A
が摺動自在に収納されて、シリンダ孔4の底4a側に液
圧室Aを区画している。ピストン8は、この頭部8Aか
ら縮径して延びるピストン8の軸部8Bが案内装置30
を摺動可能に貫通してシリンダ本体1外に延びており、
頭部8Aと案内装置30との間に液室Bを区画してい
る。また、この案内装置30は大径孔部7の開口端側に
形成された環状溝50に係合された抜け止め55により
該大径孔部7内からの抜け止めがされている。9は段部
6に開口する通路であって、接続部Aを通して作動液
リザーバ3と液室Bとを連絡している。10は液圧室A
に開口するゆるめ孔である。
【0023】ピストン8の頭部8A端面からは、シリン
ダ孔4の底4a側に向かって小径部8Cが突出し、この
小径部8Cにカップシール11が嵌着されている。ま
た、ピストン8の頭部8Aには、液圧室Aと液室Bとを
連通する複数の連絡孔12が設けられている。
【0024】シリンダ孔4の底4a側には、ピストン8
と液圧室Aを区画するもう一つのピストン13が摺動自
在に収納されており、両ピストン8、13は戻しばね1
4のばね力で互いに離間する向きに付勢されるととも
に、ボルト15でその最大離間距離が規制されている。
16は戻しばね14とピストン8の小径部8Cとの間に
介在するばね座、17はピストン13に外嵌され、ボル
ト15の頭部15Aが係合するばね受けである。
【0025】次に、図1におけるマスタシリンダの案内
装置30の詳細な構成について、図2(a)及び図2
(b)に基づいて説明する。
【0026】図2(a)及び(b)において、案内装置
30は、ガイド部材31と、このガイド部材31に組付
けられるシール部材32及びシールリテーナ33とで構
成されている。
【0027】ガイド部材31は、シリンダ孔4の大径孔
部7の内径と略同一径に形成された大径部31Aとこの
大径部31Aから軸方向に突出する小径部31Bとが連
続する筒状体であって、この内部には大径部31A端か
ら小径部31Bに向かって段々に縮径する環状凹所34
A、及び支持孔34Bとが連続する段付の貫通孔34が
形成されている。ガイド部材31には、この支持孔34
Bが開口する側の大径部31A端から軸方向に突出し、
且つ小径部31Bの外周面から半径外方向に大径部31
Aの外径より多少短い長さをもって延びる突起部35が
一体形成されている。
【0028】また、ガイド部材31の大径部31A外周
には、この大径部31A端から小径部31B側に向かっ
て延びる断面凹状の取付溝36A〜36Cが形成されて
いる。この各取付溝36A〜36Cは、互いに大径部3
1Aの周方向に所定間隔(本実施例では120°)を隔
てて設けられている。
【0029】シール部材32は、例えば、合成ゴムや弾
性材で形成された、環状形薄肉のベース32Aとこのベ
ース32Aの外周から軸方向に延びる外周リップ32B
とを有し、ベース32Aの内周側には、外周リップ32
Bと同軸方向に延び該外周リップ32Bよりも多少短い
内周リップ32Cが設けられている。
【0030】そして、このシール部材32は、ガイド部
材31の環状凹所34A内にこの両リップ32B、32
Cの先端が該環状凹所34A開口側に臨むように嵌着さ
れ、このベース32Aが環状凹所34Aの底34aに係
合するとともに、外周リップ32Bが環状凹所34Aの
内周に弾接しつつ、該環状凹所34A外にこの先端部分
が突出している。
【0031】シールリテーナ33は、正三角形の3辺3
7a〜37cで形成される各角を所定半径でつなげたR
部37A〜37Cを有する環状板部37と、この各R部
37A〜37C外周から軸方向にガイド部材31の取付
溝36A〜36Cより短い長さをもって延びる複数の脚
部38A〜38Cと、内周側から脚部38A〜38Cと
同軸方向に延びる筒状部39とが一体形成されている。
【0032】そして、シールリテーナ33は、この脚部
38A〜38Cをガイド部材31の取付溝36A〜36
Cにそれぞれ、この環状板部37がシール部材32の外
周リップ32Bの先端に当接するまで外嵌されるととも
に、この筒状部39がシール部材32の外周リップ32
Bと内周リップ32C間に挿入されて、ガイド部材31
に組付けられている。これにより、シールリテーナ33
とガイド部材31とは、この脚部38A〜38Cが取付
溝36A〜36Cより短いことからこの脚部38A〜3
8Cと取付溝36A〜36C底との間に隙間Cが形成さ
れるとともに、ガイド部材31の環状凹所34Aから先
端が突出するシール部材32の外周リップ32B先端に
環状板部37が係合することから当該環状板部37とガ
イド部材31の大径部31Aとの間に隙間Dが形成され
ることから、相互に軸方向に移動可能にされているとと
もに、シールリテーナ33は、この脚部38A〜38C
と取付溝36A〜36Cとの係合により、周り止めがな
される。また、40はガイド部材31の大径部31A外
周に形成された溝41に嵌合されたシールリングであ
る。
【0033】このように、ガイド部材31にシール部材
32およびシールリテーナ33が組付けられた案内装置
30は、図3に示すように、このシールリテーナ33側
から、この環状板部37のR部37Aと37Bとを結ぶ
直線部37aが通路9開口に対向可能な状態としてピス
トン8の軸部8Bに外嵌して、シール部材32の内周リ
ップ32Cをピストン8の軸部8Bに弾接させるととも
に、ガイド部材31の大径部31Aをシリンダ孔の大
径孔部7内に嵌合して、シールリテーナ33の環状板部
37の各R部37A〜37Cのそれぞれが段部6に係合
するまで該シリンダ孔の底a側に向かって挿入され
る。
【0034】これにより、シールリテーナ33の直線部
37aが通路の開口に対向することになり、この直線
部37aとシリンダ孔4の内周との間に液室Bを介して
通路9に連通する凹所45が形成される。
【0035】次いで、案内装置30がシリンダ孔4の大
径孔部7内に嵌合されると、大径孔部7に形成された環
状溝50内に、抜け止め55を嵌合することにより案内
装置30の大径孔部7からの抜け止めをする。
【0036】この抜け止め55は、大径孔部7の環状溝
50に径方向で弾性的に係合可能な外径を有し、この円
周の一部に切欠き部55Aが設けられた弾性リング状部
材であり、この抜け止め55を大径孔部7の環状溝50
に係合する際には、
【0037】(1)まず、大径孔部7に嵌合された案内
装置30のガイド部材31を、図4(a)に示すよう
に、各隙間C、Dを減少させるように押圧すると、この
ガイド部材31はシールリテーナ33の脚部38A〜3
8C及びピストン8の軸部8Bにより案内され、且つ、
このガイド部材31の環状凹所34A内に嵌着されたシ
ール部材32の外周リップ32Bを圧縮変形させなが
ら、各隙間C、Dが0となるまでシリンダ孔の底
側に移動する。
【0038】(2)そして、ガイド部材31を隙間C=
0、D=0となるまで移動した後、図4(b)に示すよ
うに、抜け止め55の切欠き部55A内にガイド部材3
1の突起部35が位置する状態で、抜け止め55を環状
溝50内に弾性的に係合するこにより、この抜け止め5
5が周方向に周ることなく、この環状溝50内に固定さ
れるとともに、ガイド部材31に加えられた押圧を開放
して、案内装置30を抜け止めする。
【0039】このとき、ガイド部材31の押圧が開放さ
れると、図5(a)に示すように、圧縮変形されたシー
ル部材31の外周リップ32Bの弾性力により、ガイド
部材31がシールリテーナ33の脚部38A〜38C及
びピストン8の軸部8Bにより案内されつつシリンダ孔
4開口側に移動され、シリンダ孔4開口側のガイド部材
31の大径部31A端面31aが抜け止め55に係合す
るとともに、突起部35が、図5(b)に示すように、
抜け止め55の切欠き部55A内に位置し、このガイド
部材31の移動とともに抜け止め55がシリンダ孔4開
口側に移動されて、環状溝50のシリンダ孔4開口端側
の側面50aにシール部材32の外周リップ32Bの弾
性力をもって押圧されて、各隙間C、DはC1、D1に
変化する(C1<C、D1<D)。
【0040】これにより、ガイド部材31の突起部35
が抜け止め55の切欠き部55Aに周方向から係合する
ことで、案内装置30の周り止めをする周り止め機構を
構成するとともに、シール部材32の外周リップ32B
の圧縮変形による弾性力によりガイド部材31を移動し
て、抜け止め55を環状溝50の側面50aに押圧し
て、このガイド部材31のガタを吸収する。
【0041】このように、本実施例1のマスタシリンダ
によれば、抜け止め55を大径孔部7に形成した環状溝
50に径方向で弾性的に係合し、円周の一部に切欠き部
55Aを有する弾性リング状部材とするとともに、周り
止め機構を抜け止め55の切欠き部55Aに位置する突
起部35よりなるものでとしたので、この抜け止め55
と突起部35との係合により、簡単な構成で、容易に案
内装置30の周り止めを行うことができるので、通路6
開口に凹所45を対向させて案内装置30を大径孔部7
内に挿入した後には、凹所45の位置が変わることがな
く、通路6が塞がれることがなくなるので、、極低温時
に十分な液補給が可能となり、案内装置30に組み付け
られたシール部材32から空気を吸い込んでしまうこと
を防止することができる。
【0042】また、シリンダ孔4の段部6に開口する通
に連通する凹所45を、シールリテーナ33に形成
したので、案内装置30をシリンダ孔の大径孔部7内
に挿入しするときには、容易に凹所45を通路9の開口
に対向させて位置させることができる。
【0043】更に、案内装置30を構成するシール部材
32の外周リップ32Bの先端を、ガイド部材32の環
状凹所34Aから突出させるとともに、シールリテーナ
33とガイド部材31との間に、このシールリテーナ3
3を外周リップ32B先端に当接させた状態で、外周リ
ップ32Bを圧縮可能な軸方向の隙間C、Dを形成した
ので、案内装置30を大径孔部7内に挿入するに際し
て、ガイド部材31でシール部材32を押圧してこの外
周リップ32Bをシリンダ孔の段部6側に圧縮変形で
き、抜け止め55を環状溝41に係合してガイド部材3
1の抜け止めをした後には、外周リップ32Bの圧縮変
形による弾性力によりガイド部材31が抜け止め55と
ともにシリンダ孔4開口側に移動することができるの
で、ガイド部材31のガタを吸収することができる。
【0044】実施例2 以下、本発明の実施例2であるマスタシリンダについ
て、図面を参照して説明する。
【0045】図6(a)は本実施例2のマスタシリンダ
に用いられる案内装置の構成を示す縦断面図、図6
(b)は本実施例2のマスタシリンダに用いられる案内
装置の構成を示す図6(a)のF−F矢視図、図7
(a)は本実施例2のマスタシリンダに用いられる案内
装置のシリンダ本体への挿入状態を示した横断面図、図
7(b)は本実施例2のマスタシリンダに用いられる案
内装置のシリンダ本体への挿入状態を示す図7(a)に
おける平面図である。
【0046】尚、本実施例2は上記実施例1における案
内装置30の変形例を示すものであるので、本実施例2
の図6及び図7において、実施例1の図1〜図5に示し
たと同一の符号は同一の構成を有するものであるので、
その詳細な説明は省略する。
【0047】図6(a)及び図6(b)において、実施
例2の案内装置130は、実施例1と同様にガイド部材
131、シール部材132及びシールリテーナ133か
ら構成されている。
【0048】このガイド部材131には、この大径部3
1Aの外周面に開口して該大径部31A端から小径部3
1Bに向かって延びる凹所145が形成されており、こ
の凹所145は、周方向の一定角度に亘って設けられて
いる。また、ガイド部材131の内部には、この大径部
31A端から小径部31B端に向かって段々に縮径して
取付孔134A、環状凹所134B及び支持孔134C
が連続する貫通孔134が形成されており、この凹所1
34Bにシール部材132が嵌着されている。
【0049】シール部材132は、この外周リップ13
2Bが凹所134Bの深さと略同一の長さとされてお
り、両リップ132B、132Cの先端が該凹所134
B開口側に臨むように嵌着され、このベース132Aが
凹所134Bの底134aに係合するとともに、外周リ
ップ132Bが凹所134Bの内周に弾性当接してい
る。
【0050】シールリテーナ133は、環状板状部13
3Aとこの内周側から軸方向に延びる筒状部133Bと
が一体形成され、この環状板状部133Aをガイド部材
131の取付孔134A内にシール部材132の外周リ
ップ132B先端が当接するまで嵌合されるとともに、
筒状部133Bを外周リップ132Bと内周リップ13
2C間に挿入されて、該ガイド部材131に組み付けら
れている。これにより、シール部材132がガイド部材
131の凹所134Bから抜け出ることを規制してい
る。
【0051】このように、ガイド部材131にシール部
材132およびシールリテーナ133が組み付けられた
案内装置130は、図7(a)に示すように、このシー
ルリテーナ133側から、この凹所145が通路9開口
に対向可能な状態としてピストン8の軸部8Bに外嵌し
て、シール部材132の内周リッ132Cをピストン
8の軸部8Bに弾接させるとともに、ガイド部材131
の大径部31Aをシリンダ孔4の大径孔部7内に嵌合し
て、当該ガイド部材131の大径部31Aが段部6に係
合するまで、該シリンダ孔4の底4a側に向かって挿入
される。これにより、ガイド部材131に形成された凹
所145が通路9開口に対向することになる。
【0052】そして、案内装置130をシリンダ孔4の
大径孔部7内に嵌合すると、図7(a)及び(b)に示
すように、ガイド部材131の突起部35が抜け止め5
5の切欠き部55A内に位置する状態で、大径孔部7開
口端に形成された環状溝50内に抜け止め55を弾性的
に係合することにより、この抜け止め55が周方向に周
ることなく、この環状溝50に固定されるとともに、案
内装置130の大径孔部7から抜け出るのを防止する抜
け止めをする。
【0053】また、ガイド部材131の突起部35が抜
け止め55の切欠き部55Aに周方向から係合すること
で、案内装置130の周り止めをする周り止め機構を構
成する。
【0054】このように本実施例2におけるマスタシリ
ンダによれば、上記実施例1と同様な効果、即ち、抜け
止め55を大径孔部7に形成した環状溝50に径方向で
弾性的に係合し、円周の一部に切欠き部55Aを有する
弾性リング状部材とするとともに、周り止め機構を抜け
止め55の切欠き部55A内に位置する突起部35より
なるものとしたので、この抜け止め55と突起部35と
の係合により、簡単な構成で、容易に案内装置130の
周り止めを行うことができるので、通路9開口に凹所1
45を対向させて案内装置130を大径孔部7内に挿入
した後には、凹所145の位置が変わることがなく、通
路9が塞がれることがなくなるので、極低温時に十分な
液補給が可能となり、案内装置130のガイド部材13
1に組み付けられたシール部材132から空気を吸い込
んでしまうということを防止することができる。
【0055】また、シリンダ孔4の段部6に開口する通
路9に連通する凹所145を、ガイド部材131の大径
部31Aに形成したので、案内装置130をシリンダ孔
4の大径孔部7内に挿入するときには、容易に凹所14
5を通路9開口に対向させて位置させることができる。
【0056】
【発明の効果】このように本発明の請求項1のマスタシ
リンダによれば、案内装置をシリンダ本体に対して周り
止めする周り止め機構を設けたので、作動液リザーバと
液室を連通する通路開口に対向させて凹所を位置した後
には、周り止め機構により案内装置が周ることを規制す
ることができるので、この凹所の位置が変わることを防
止することができる。更に、抜け止めが、大径孔部に形
成した環状溝に径方向で弾性的に係合し、円周の一部に
切欠き部を有する弾性リング状部材であり、周り止め機
構が案内装置の抜け止め側に形成された切欠き部に位置
する突起部よりなるものとしたので、この抜け止めと突
起部との係合により、簡単な構成で、容易に案内装置の
周り止めを行うことができる。また、案内装置を構成す
るシール部材の外周リップの先端を、ガイド部材の環状
凹所から突出させるとともに、リテーナとガイド部材と
の間にリテーナを外周リップ先端に当接させた状態で、
外周リップを圧縮可能な軸方向の隙間を形成したので、
案内装置を大径孔部内に挿入するに際して、ガイド部材
でシール部材を 押圧してこの外周リップをシリンダ孔の
段部側に圧縮変形でき、抜け止めを環状溝に係合してガ
イド部材の抜け止めをした後には、外周リップの圧縮変
形による弾性力によりガイド部材が抜け止めとともにシ
リンダ孔開口側に移動することができるので、ガイド部
材のガタを吸収することができる。
【0057】また、請求項2によれば、シールリテーナ
がガイド部材に周り止めされて取り付けられているの
で、当該シールリテーナに形成された凹所の位置が変わ
ることがなくなる。
【0058】請求項3によれば、案内装置が、ガイド部
材と、該ガイド部材のシリンダ孔の段部側内周に形成さ
れる環状凹所に配置されたシール部材と、段部とガイド
部材との間に配置されるシールリテーナとを有し、凹所
を前記シールリテーナの外周部の直線部で形成されたも
ので、案内装置をシリンダ孔の大径孔部内に嵌着したと
きには、容易に凹所を通路開口に対向させて位置させる
ことができる。
【0059】また、請求項4によれば、シールリテーナ
がガイド部材に周り止めされて取り付けられているの
で、当該シールリテーナに形成された凹所の位置が変わ
ることがなくなる。
【0060】更に、請求項5によれば、案内装置を構成
するシール部材の外周リップの先端を、ガイド部材の環
状凹所から突出させるとともに、リテーナとガイド部材
との間にリテーナを外周リップ先端に当接させた状態
で、外周リップを圧縮可能な軸方向の隙間を形成したの
で、案内装置を大径孔部内に挿入するに際して、ガイド
部材でシール部材を押圧してこの外周リッをシリンダ
孔の段部側に圧縮変形でき、抜け止めを環状溝に係合し
てガイド部材の抜け止めをした後には、外周リップの圧
縮変形による弾性力によりガイド部材が抜け止めととも
にシリンダ孔開口側に移動することができるので、ガイ
ド部材のガタを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるマスタシリンダを示
した横断面図である。
【図2】本発明の実施例1におけるマスタシリンダに用
いられる案内装置の構成図で、(a)は案内装置の縦断
面図、(b)は案内装置の(a)におけるE−E矢視図
である。
【図3】本発明の実施例1における案内装置のシリンダ
本体への挿入状態を示した要部拡大図である。
【図4】本発明の実施例1における抜け止めをシリンダ
本体に係合する手順を説明するための図で、(a)はガ
イド部材の移動を示す要部拡大図、(b)は抜け止めを
シリンダ本体に係合した要部拡大図である。
【図5】本発明の実施例1におけるガイド部材と抜け止
めとの関係を示す図で、(a)は横断面図、(b)は平
面図である。
【図6】本発明の実施例2のマスタシリンダに用いられ
る案内装置の構成図で、(a)は案内装置の縦断面図、
(b)は案内装置の(a)におけるF−F矢視図であ
る。
【図7】本発明の実施例2における案内装置のシリンダ
本体への挿入状態を示した図で、(a)は横断面図、
(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2 作動液リザーバ 3 シリンダ本体 4 シリンダ孔 5 開口部 6 段部 7 大径孔部 8 ピストン 8A 頭部 8B 軸部 30、130 案内装置 31、131 ガイド部材 32、132 シール部材 32B、132B 外周リップ 32C、132C 内周リップ 33、133 シールリテーナ 35 突起部 36A〜36C 取付溝37a 直線部 38A〜38C 脚部 45、145 凹所 50 環状溝 55 抜け止め 55A 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−365662(JP,A) 特開 平4−236803(JP,A) 実開 平2−11763(JP,U) 実開 昭60−7263(JP,U) 実開 平4−45166(JP,U) 実開 平4−116276(JP,U) 実開 昭62−123474(JP,U) 実開 平2−117404(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 11/16 - 11/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端開口のシリンダ孔を形成したシリン
    ダ本体と、前記シリンダ孔開口部に段部を介して形成さ
    れる大径孔部と、頭部がシリンダ孔に摺動自在に嵌合さ
    れ液圧室を区画するピストンと、該ピストンの頭部から
    シリンダ孔外方に向かって延びる軸部と、該軸部と前記
    大径孔部との間に配置され軸部を摺動案内する案内装置
    と、シリンダ孔開口端部に配置され前記案内装置を抜け
    止めする抜け止めと、前記案内装置の前記段部側に区画
    される液室と、該液室に作動液を貯えるリザーバ連絡
    し前記段部に開口する通路と、前記案内装置の前記通路
    開口に対向する部分に形成される凹所とを備えたマスタ
    シリンダにおいて、 前記案内装置を前記シリンダ本体に対して周り止めする
    周り止め機構を設け、前記抜け止めが、前記大径孔部に
    形成した環状溝に径方向で弾性的に係合し、円周の一部
    に切欠き部を有する弾性リング状部材であり、前記周り
    止め機構が前記案内装置の抜け止め側に形成され前記切
    欠き部に位置する突起部よりなるマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】 前記シールリテーナが前記ガイド部材に
    周り止めされて取り付けられる請求項1記載のマスタシ
    リンダ。
  3. 【請求項3】 一端開口のシリンダ孔を形成したシリン
    ダ本体と、前記シリンダ孔開口部に段部を介して形成さ
    れる大径孔部と、頭部がシリンダ孔に摺動自在に嵌合さ
    れ液圧室を区画するピストンと、該ピストンの頭部から
    シリンダ孔外方に向かって延びる軸部と、該軸部と前記
    大径孔部との間に配置され軸部を摺動案内する案内装置
    と、シリンダ孔開口端部に配置され前記案内装置を抜け
    止めする抜け止めと、前記案内装置の前記段部側に区画
    される液室と、該液室に作動液を貯えるリザーバに連絡
    し前記段部に開口する通路と、前記案内装置の前記通路
    開口に対向する部分に形成される凹所とを備えたマスタ
    シリンダにおいて、 前記案内装置が、前記ピストンの軸部を摺動案内する筒
    状のガイド部材と、該ガイド部材の前記段部側内周に形
    成される環状凹所に配置され前記軸部とガイド部材との
    間を密封するシール部材と、前記段部とガイド部材との
    間に配置される 前記シール部材の移動を規制するシール
    リテーナとを有し前記シールリテーナが、環状板部と、この環状板部の外
    周から軸方向に延びる脚部と、前記環状板部の外周に沿
    った直線部とを有し、前記凹部が前記直線部で形成され
    てなる マスタシリンダ。
  4. 【請求項4】前記シールリテーナが前記ガイド部材に周
    り止めされて取り付けられる請求項記載のマスタシリ
    ンダ。
  5. 【請求項5】 前記シール部材が前記環状凹所の外壁に
    弾接し前記段部に向かって延びる外周リップと、前記軸
    部に弾接し前記段部に向かって延びる内周リップとを有
    し、前記外周リップの先端を前記環状凹所から突出させ
    るとともに、前記リテーナと前記ガイド部材との間に前
    記リテーナを前記外周リップ先端に当接させた状態で、
    前記外周リップを圧縮可能な軸方向の隙間を形成してな
    る請求項3記載のマスタシリンダ。
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