JP3259885B2 - 天井用換気扇 - Google Patents

天井用換気扇

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JP3259885B2
JP3259885B2 JP08905295A JP8905295A JP3259885B2 JP 3259885 B2 JP3259885 B2 JP 3259885B2 JP 08905295 A JP08905295 A JP 08905295A JP 8905295 A JP8905295 A JP 8905295A JP 3259885 B2 JP3259885 B2 JP 3259885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体枠に嵌込んだコー
ドブッシングを通して電源コードを該本体枠内に導入す
るようにした天井用換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図11に示すように、天井用
換気扇は、内部に送風装置1を備えた本体枠2の天井壁
部2aにコードブッシング3を設け、電源コード4をこ
のコードブッシング3を通して本体枠2の内部に導入す
るようにしている。
【0003】図12には、コードブッシング3部分を示
している。コードブッシング3は、柔軟な材料例えば軟
質合成樹脂からなり、ほぼ断面円形リング状の取付部3
aの中心側に薄肉部3bを形成しており、この薄肉部3
bには電源コード4より径小(自由状態において径小)
な孔部3cが形成されている。そして、上記取付部3a
の外周部には嵌合溝3dが形成されている。
【0004】一方、前記本体枠2の天井壁部2aには、
コードブッシング嵌込み孔部5が形成されており、この
コードブッシング嵌込み孔部5に、コードブッシング3
の嵌合溝3dを嵌合することにより、該コードブッシン
グ3が本体枠2に取付けられている。しかして、電源コ
ード4はコードブッシング3の上記孔部3cを通されて
おり、該コードブッシング3により本体枠2の内外間の
気密性が図られていると共に、コードブッシング嵌込み
孔部5の内周端による電源コード4の傷付きが防止され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成においては、電源コード4をコードブッシング3
の孔部3cに外部から挿通させる場合に、コードブッシ
ング3が図13に示すように本体枠2内方側へ撓み変形
し、該コードブッシング3が本体枠2から外れることが
あり、気密性確保および電源コード傷付き防止の点で信
頼性が低いという問題があった。
【0006】すなわち、コードブッシング3が電源コー
ド4の挿通により、図14の矢印A方向の外力を受ける
と、薄肉部3bが下側へ引っ張られる。このとき、この
引張力により取付部3aにおける上側の部分(本体枠2
外方側の部分)jが二点鎖線で示すように斜め下方向へ
引き込まれるように変形すると共に、取付部3aにおけ
る下側の部分(本体枠2内方側の部分)kが二点鎖線で
示すように拡開する方向へ変形する。この場合、これら
の部分kおよび部分jはその一方が変形すると他方も変
形するものであって、一方の変形が阻止されると他方も
変形されないものである。そして、上記部分jおよびk
の変形が大きくなると、コードブッシング3が外れる。
なお、コードブッシング3を比較的硬目に形成すれば、
該コードブッシング3が外れ難くなると考えられるが、
このようにすると、逆に、コードブッシング3を装着し
難くなってしまう不具合が生じる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、本体枠に対するコードブッシングの
装着が容易であることはもとより、コードブッシングが
本体枠から外れることを確実に防止できる天井用換気扇
を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、内部に送
風装置を有する本体枠と、この本体枠の内部電装品に電
源を供給する電源コードと、外周側に円環状をなす取付
部を形成して中心側に薄肉部を有し、前記取付部の外周
部に嵌合溝を形成すると共に、前記薄肉部のほぼ中心部
に電源コードの外径寸法より径小の貫通孔部を形成した
コードブッシングと、前記本体枠の壁部に、内径寸法が
前記コードブッシングの外径寸法とほぼ同一となるよう
に外方へ突出形成された筒状部と、この筒状部の突出端
部に該筒状部の内径寸法より径小となるように形成され
たコードブッシング嵌込み孔部と、前記筒状部に、該筒
状部の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有するように延
設された筒部とを備え、前記コードブッシング嵌込み孔
部の縁部に前記コードブッシングの嵌合溝を嵌合し、前
記電源コードを前記本体枠外部から前記コードブッシン
グの貫通孔部を通して前記本体枠内部へ挿通させるよう
にしてなるものである(請求項1の発明)。
【0009】第2の手段は、第1の手段において、筒部
が筒状部とは別部品であるところに特徴を有する(請求
項2の発明)。
【0010】第3の手段は、内部に送風装置を有する本
体枠と、この本体枠の内部電装品に電源を供給する電源
コードと、外周側に円環状をなす取付部を形成して中心
側に薄肉部を有し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成
すると共に、前記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外
径寸法より径小の貫通孔部を形成したコードブッシング
と、前記本体枠の壁部に、内径寸法が前記コードブッシ
ングの外径寸法とほぼ同一となるように外方へ突出形成
された筒状部と、この筒状部の突出端部に該筒状部の内
径寸法より径小となるように形成されたコードブッシン
グ嵌込み孔部と、前記筒状部とは別体に形成されて該筒
状部に嵌着され前記コードブッシングの取付部を押圧す
る押圧部を有する筒部とを備え、前記コードブッシング
嵌込み孔部の縁部に前記コードブッシングの嵌合溝を嵌
合すると共に、前記筒状部に前記筒部を嵌合し、前記電
源コードを前記本体枠外部から前記コードブッシングの
貫通孔部を通して前記本体枠内部へ挿通させるようにし
てなるものである(請求項3の発明)。
【0011】第4の手段は、第1の手段または第2の手
段において、コードブッシングの外周面が筒状部と筒部
とに面接触する構成となっているところに特徴を有する
(請求項4の発明)。
【0012】第5の手段は、内部に、ケーシングおよび
ファンを有してなる送風装置を備えた本体枠と、この本
体枠の内部電装品に電源を供給する電源コードと、外周
側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部を有
し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共に、前
記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法より径小
な貫通孔部を形成したコードブッシングと、前記本体枠
の壁部に形成された電源コード挿通孔部と、この電源コ
ード挿通孔部と対応する前記ケーシング部位に形成され
前記コードブッシングの外径寸法とほぼ同一の内径寸法
を有するコードブッシング配置孔部と、このコードブッ
シング配置孔部における内周面のうち本体枠から離間す
る部位に形成され、該コードブッシング配置孔部の内径
寸法より径小なコードブッシング嵌込み孔部と、前記コ
ードブッシング配置孔部に延設され、該コードブッシン
グ配置孔部の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有する筒
部とを備え、前記コードブッシング嵌込み孔部の縁部に
前記コードブッシングの嵌合溝を嵌合し、前記電源コー
ドを前記電源コード挿通孔部およびコードブッシングの
貫通孔部を通して記本体枠内部へ挿通させるようにして
なるものである(請求項5の発明)。
【0013】第6の手段は、内部に、ケーシングおよび
ファンを有してなる送風装置を備えた本体枠と、この本
体枠の内部電装品に電源を供給する電源コードと、外周
側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部を有
し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共に、前
記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法より径小
の貫通孔部を形成したコードブッシングと、前記本体枠
の壁部に形成された孔部と、この孔部と対応する前記ケ
ーシング部位に形成され、前記コードブッシングの外径
寸法とほぼ同一の内径寸法を有するコードブッシング配
置孔部と、このコードブッシング配置孔部の内周面のう
ち本体枠側部位に形成され、該コードブッシング配置孔
部の内径寸法より径小なコードブッシング嵌込み孔部
と、前記コードブッシング配置孔部に延設され、該コー
ドブッシング配置孔部の内径寸法とほぼ同一の内径寸法
を有して前記孔部に嵌合される筒部とを備え、前記コー
ドブッシング嵌込み孔部の縁部に前記コードブッシング
の嵌合溝を嵌合し、前記電源コードを前記本体枠外部か
ら前記コードブッシングの貫通孔部を通して前記本体枠
内部へ挿通させるようにしてなるものである(請求項6
の発明)。
【0014】第7の手段は、内部に、ケーシングおよび
ファンを有してなる送風装置を備えた本体枠と、この本
体枠の内部電装品に電源を供給する電源コードと、外周
側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部を有
し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共に、前
記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法より径小
の貫通孔部を形成したコードブッシングと、前記本体枠
の壁部にその内方へ突出形成され、前記コードブッシン
グの外径寸法とほぼ同一の内径寸法を有する筒状部と、
前記ケーシングに形成され前記筒状部の外周面に嵌合す
る嵌合孔部と、前記ケーシングの嵌合孔部の内周面のう
ち本体枠から離間する部位に形成され、前記筒状部の内
径寸法より径小なコードブッシング嵌込み孔部と、前記
嵌合孔部に延設され、前記筒状部の内径寸法とほぼ同一
の内径を有する筒部とを備え、前記コードブッシング嵌
込み孔部の縁部に前記コードブッシングの嵌合溝を嵌合
し、前記電源コードを前記本体枠外部から前記コードブ
ッシングの貫通孔部を通して前記本体枠内部へ挿通させ
るようにしてなるものである(請求項7の発明)。
【0015】
【作用】第1の手段においては、本体枠の壁部に、内径
寸法が前記コードブッシングの外径寸法とほぼ同一の筒
状部を外方に突出形成し、この筒状部の突出端部に該筒
状部の内径寸法より径小なコードブッシング嵌込み孔部
を形成し、このコードブッシング嵌込み孔部の縁部に、
コードブッシングの嵌合溝を嵌合し、電源コードを本体
枠外部から前記コードブッシングの貫通孔部を通して本
体枠内部へ挿通させるようにしてなるから、電源コード
をコードブッシングの貫通孔部に挿通させるときに、該
コードブッシングがコードブッシング嵌込み孔部から外
れることはない。
【0016】すなわち、電源コードを本体枠外部からコ
ードブッシングの貫通孔部に挿通するとき、このコード
ブッシングのコード挿通部分(中央部分)が本体枠内方
側へ押圧される。これに伴い、コードブッシングの取付
部における本体枠外方側の部分が斜め下方向へ引き込ま
れるように変形しようとすると共に、取付部における本
体枠内方側の部分が拡開する方向へ変形しようとする。
ところが、この第1の手段においては、筒状部の内径寸
法がコードブッシングの外形寸法とほぼ同一であるか
ら、取付部における本体枠の内方側の部分の外周側には
筒状部内周面がほぼ当接する状態で位置するようにな
り、これにて該部分が拡開変形することが阻止される。
【0017】この結果、コードブッシングの取付部にお
ける本体枠外方側の部分も変形することがなく、もっ
て、電源コードの挿入時にコードブッシングが本体枠か
ら外れるようなことはない。しかも、コードブッシング
の外れを防止するについて、該コードブッシングを硬く
せずにすむから、本体枠に対するコードブッシングの装
着も容易である。
【0018】さらに、この第1の手段においては、筒状
部に、該筒状部の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有す
る筒部を延設したから、コードブッシングの取付部にお
ける本体枠内方側の部分および外方側の部分が筒状部お
よび筒部の各内周面とほぼ当接するようになり、この結
果、電源コードの挿入時のみならず抜脱時にも、コード
ブッシングが本体枠から外れることを確実に防止できる
ようになる。
【0019】第2の手段においては、筒部が筒状部とは
別部品であるから、筒状部と筒部とを一体成形する場合
に比して製作が容易となる。第3の手段においては、筒
部がコードブッシング押圧部を有するから、コードブッ
シング押圧部によりコードブッシングがコードブッシン
グ嵌込み孔部の縁部に押圧されるようになり、コードブ
ッシングが本体枠から外れることをさらに確実に防止で
きるようになる。
【0020】第4の手段においては、コードブッシング
の外周面が筒状部と筒部とに面接触する構成となってい
るから、コードブッシングの取付部における内方側の部
分および外方側の部分が筒状部および筒部の各内周面と
確実に接触するようになり、この結果、挿入時および抜
脱時において、コードブッシングが本体枠から外れるこ
とを確実に防止できるようになる。
【0021】第5の手段においては、コードブッシング
配置孔部の径寸法および筒部の内径寸法がコードブッシ
ングの外形寸法とほぼ同一であるから、コードブッシン
グの取付部における本体枠内方側の部分および外方側の
部分には、それぞれコードブッシング配置孔部内周面お
よび筒部内周面がほぼ当接する状態で位置するようにな
り、この結果、コードブッシングの取付部における本体
枠の外方側の部分および内方側の部分も変形することが
なく、もって、電源コードの挿入時および抜脱時にコー
ドブッシングが本体枠から外れるようなことはない。
【0022】しかも、コードブッシングの外れを防止す
るについて、該コードブッシングを硬くせずにすむか
ら、本体枠に対してコードブッシングを容易に装着でき
るようになる。この場合送風装置のケーシングをコード
ブッシングの取付けに利用し、しかも、本体枠には電源
コード挿通孔部を形成するのみであるから、本体枠の製
作性が向上する。さらに、ケーシングは強度的に合成樹
脂にて作製しても差支えがないので、上記コードブッシ
ング配置孔部および筒部はこのケーシングと一体成形す
ることが可能であり、これまた製作性が向上する。
【0023】第6の手段においては、コードブッシング
配置孔部の径寸法および筒部の内径寸法がコードブッシ
ングの外形寸法とほぼ同一であるから、コードブッシン
グの取付部における本体枠内方側の部分および外方側の
部分には、それぞれコードブッシング配置孔部内周面お
よび筒部内周面がほぼ当接する状態で位置するようにな
り、この結果、コードブッシングの取付部における本体
枠外方側の部分および内方側の部分も変形することがな
く、もって、電源コードの挿入時および抜脱時にコード
ブッシングが本体枠から外れるようなことはない。
【0024】しかも、コードブッシングの外れを防止す
るについて、該コードブッシングを硬くせずにすむか
ら、本体枠に対してコードブッシングを容易に装着する
ことができる。この場合送風装置のケーシングをコード
ブッシングの取付けに利用し、しかも、本体枠には孔部
を形成するのみで良いから、本体枠の製作性が向上す
る。さらに、ケーシングは強度的に合成樹脂にて作製し
ても差支えがないので、上記コードブッシング配置孔部
および筒部はこのケーシングと一体成形することが可能
であり、これまた製作性が向上する。
【0025】さらには、本体枠の孔部に筒部の外周面が
嵌合されているから、該孔部の端部が該筒部で被覆され
た形態となり、この結果、電源コードが傷付くことがな
く、さらにまた、本体枠の孔部に該筒部の外周面が嵌合
されることにより、本体枠に対してケーシングが位置決
めされるようになり、組立て性も向上する。
【0026】第7の手段においては、筒状部の内径寸法
および筒部の内径寸法がコードブッシングの外形寸法と
ほぼ同一であるから、コードブッシングの取付部におけ
る本体枠内方側の部分および外方側の部分には、それぞ
れ筒状部内周面および筒部内周面がほぼ当接する状態で
位置するようになり、この結果、コードブッシングの取
付部における本体枠外方側の部分および内方側の部分も
変形することがなく、もって、電源コードの挿入時およ
び抜脱時にコードブッシングが本体枠から外れるような
ことはない。しかも、コードブッシングの外れを防止す
るについて、該コードブッシングを硬くせずにすむか
ら、本体枠に対してコードブッシングを容易に装着でき
る。さらに、本体枠の筒状部の外周面にケーシングの嵌
合孔部を嵌合するから、本体枠に対してケーシングが位
置決めされるようになり、組立て性も向上する。
【0027】
【実施例】以下、まず、図1および図2において、本発
明の理解を容易にするための参考例について述べる。ま
ず、図2において、部屋11の天井板12には開口部1
2aが形成され、開口部12aの周縁部には、天井裏1
3側に位置するように取付枠14が取付けられている。
そして、取付枠14には、天井裏13側に位置するよう
に鋼板製の本体枠15がねじ止めされ、本体枠15の下
面には、天井板12の開口部12aを通して部屋11内
に臨む吸気口15aが形成されている。また、本体枠1
5の側面には排気口(図示せず)が形成され、この排気
口には、屋外に通じるダクト(図示せず)が接続されて
いる。
【0028】本体枠15の内部には、遠心形の送風装置
16が設けられており、この送風装置16は、例えば合
成樹脂製のケーシング17と、羽根18と、モータ19
とを有して構成されている。しかして、この送風装置1
6が運転されると、部屋11内の空気が吸気口15aを
通してケーシング17内に吸入され、そして前述の図示
しない排気口およびダクトを通して屋外に吐出されるよ
うになっている。
【0029】上記ケーシング17は、本体枠15の天井
壁部裏面に取付けられていて、この天井壁部とで内部に
ファン室16aが形成されている。そしてこのケーシン
グ17の外側部には、電装品収容部18a,18aを形
成する壁板部18が一体成形されていると共に、コード
挿通空間部19aを形成するところの壁板部19が一体
成形されている。なお、電装品収容部18a,18aに
は電装品ユニット20およびコンデンサ21等が配設さ
れている。
【0030】電源コード22は、上記モータ19、電装
品ユニット20およびコンデンサ21等の内部電装品に
電源を供給するためのものであり、これは、本体枠15
の天井壁部を通して前記コード挿通空間部19aに導入
され、そして、モータ19、電装品ユニット20および
コンデンサ21等に接続されるようになっている。
【0031】さて、上記本体枠15の天井壁部における
電源コード22の挿通部分の構成について図1を参照し
て説明する。コードブッシング23は、塩化ビニールや
合成ゴム等の軟質部材から構成されており、外周側に円
環状をなす取付部24を形成して中心側に薄肉部25を
有している。さらに、上記取付部24の外周部には、嵌
合溝24aが形成されていると共に、前記薄肉部25の
ほぼ中心部には電源コード22の外径寸法より径小(電
源コード22を挿通していない状態において径小)の貫
通孔部25aが形成されている。
【0032】一方、前記本体枠15の天井壁部には、内
径寸法が前記コードブッシング23の外径寸法とほぼ同
一となるように筒状部26が外方へ突出形成されてい
る。さらに、この筒状部26の突出端部(上端部)に
は、該筒状部26の内径寸法より径小となるようにコー
ドブッシング嵌込み孔部27が形成されている。
【0033】しかして、前記コードブッシング23は、
前記コードブッシング嵌込み孔部27の縁部27aに前
記コードブッシング23の嵌合溝24aを嵌合すること
により前記本体枠15に取付けられている。そして、前
記電源コード22は、このコードブッシング23の貫通
孔部25aを通して前記本体枠15外部から内部へ挿通
されている。
【0034】上記構成の参考例によれば、本体枠15の
天井壁部に、内径寸法がコードブッシング23の外径寸
法とほぼ同一の筒状部26を外方へ突出形成し、この筒
状部26の突出端部に該筒状部26の内径寸法より径小
となるようにコードブッシング嵌込み孔部27を形成
し、このコードブッシング嵌込み孔部27の縁部27a
に、コードブッシング23の嵌合溝24aを嵌合し、電
源コード22を本体枠15外部からコードブッシング2
3の貫通孔部25aを通して本体枠15内部へ挿通させ
るようにしたから、電源コード22をコードブッシング
23の貫通孔部25aに挿通させるときに、該コードブ
ッシング23がコードブッシング嵌込み孔部27から外
れることをなくし得る。
【0035】すなわち、電源コード23を本体枠15外
部からコードブッシング23の貫通孔部25aに挿通す
るとき、このコードブッシング23のコード挿通部分
(中央部分)が本体枠15内方側へ押圧される。これに
伴い、コードブッシング23の取付部24における本体
枠15外方側の部分jが斜め下方向へ引き込まれるよう
に変形しようとすると共に、取付部24における本体枠
15内方側の部分kが拡開する方向へ変形しようとす
る。ところが、この参考例においては、筒状部26の内
径寸法がコードブッシング23の外形寸法とほぼ同一で
あるから、取付部24における本体枠15の内方側の部
分kの外周側には筒状部26内周面がほぼ当接する状態
で位置するようになり、該部分kが拡開変形することが
阻止される。
【0036】この結果、コードブッシング23の取付部
24における本体枠15外方側の部分jも変形すること
も阻止される。これにより、電源コード22の挿入時に
コードブッシング23が本体枠15から外れることを防
止できる。しかも、コードブッシング23の外れを防止
するについて、該コードブッシング23を硬くせずにす
むから、すなわち柔軟な材料で構成できるから、本体枠
15に対するコードブッシング23の装着が容易とな
る。
【0037】さて、図3は本発明の第1の実施例(請求
項1の発明に関連する実施例)を示しており、この第1
の実施例においては、次の点が上述の参考例と異なる
が、次の点以外は上述の参考例と同一構成としており、
その同一部分については説明を省略する。すなわち、本
体枠31は合成樹脂により形成されており、この本体枠
31には、内径寸法がコードブッシング23の外径寸法
とほぼ同一となるように筒状部32が外方へ突出形成さ
れ、この筒状部32の突出端部に該筒状部32の内径寸
法より径小となるようにコードブッシング嵌込み孔部3
3が形成されている。
【0038】さらに、筒状部32に、該筒状部32の内
径寸法とほぼ同一の内径寸法を有する筒部34が一体成
形により延設されている。そして、コードブッシング2
3は、コードブッシング嵌込み孔部33の縁部33aに
嵌合溝24aを嵌合することにより、本体枠31に取付
けられている。
【0039】この第1の実施例によれば、筒状部32
に、該筒状部32の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有
する筒部34を延設したから、コードブッシング23の
取付部24における内方側の部分kおよび外方側の部分
jが筒状部32および筒部34の各内周面とほぼ当接す
るようになり、この結果、電源コード22の挿入時のみ
ならず抜脱時にも、コードブッシング23が本体枠31
から外れることを確実に防止できる。
【0040】次に、図4は本発明の第2の実施例(請求
項2の発明に関連する実施例)を示しており、この第2
の実施例においては、次の点が参考例と異なる。すなわ
ち、本体枠15の筒状部26には、この筒状部26とは
別部材の例えば鋼板製の筒部41が嵌着されている。こ
の筒部41において嵌着部41a以外の主たる部分41
bは、内径寸法が該筒状部26の内径寸法とほぼ同一と
なるように形成されている。
【0041】このような第2の実施例によれば、筒状部
26に、該筒状部26の内径寸法とほぼ同一の内径寸法
を有する筒部41を嵌着するようにしたから、コードブ
ッシング23の取付部24における内方側の部分kおよ
び外方側の部分jが筒状部26および筒部41の各内周
面とほぼ当接するようになり、この結果、電源コード2
2の挿入時のみならず抜脱時にも、コードブッシング2
3が外れることを確実に防止できる。しかもこの第2の
実施例によれば、筒部41を筒状部26とは別部品とし
たから、筒状部26と筒部41とを一体成形する場合に
比して製作の容易化を図ることができる。
【0042】図5は本発明の第3の実施例(請求項3の
発明に関連する実施例)を示しており、この第3の実施
例においては、次の点が参考例と異なる。すなわち、本
体枠15の筒状部26には、この筒状部26とは別部材
の例えば鋼板製の筒部51が嵌着されている。この筒部
51において嵌着部51aから先端側へ(図示上部側
へ)径小となるテーパー部51bが形成されており、こ
のテーパー部51b内面により、コードブッシング23
の取付部24における本体枠15外方側の部分jが押圧
されている。
【0043】このような第3の実施例によれば、筒状部
26によりコードブッシング23の取付部24における
本体枠15内方側の部分kの拡開変形が阻止されること
に加え、筒部51により、コードブッシング23の取付
部24における本体枠15外方側の部分jがコードブッ
シング嵌込み孔部27の縁部27aに押圧されてその拡
開および縮小変形が阻止されるようになり、この結果、
電源コード22の挿入時および抜脱時において、コード
ブッシング23が外れることをさらに確実に防止でき
る。しかもこの第3の実施例によれば、筒部51を筒状
部26とは別部品としたから、筒状部26と筒部41と
を一体成形する場合に比して製作の容易化を図ることが
できる。
【0044】図6は本発明の第4の実施例(請求項4の
発明に関連する実施例)を示しており、この第4の実施
例においては、次の点が第1の実施例と異なる。すなわ
ち、コードブッシング61における取付部62は、その
外周面がほぼ垂直な面状をなしており、該取付部62の
中心側に薄肉部63を有している。さらに、上記取付部
62の外周部には、嵌合溝62aが形成されていると共
に、前記薄肉部63のほぼ中心部には電源コード22の
外径寸法より径小(電源コード22を挿通していない状
態において径小)の貫通孔部63aが形成されている。
【0045】この第4の実施例においては、コードブッ
シング61の外周面が筒状部32と筒部34とに面接触
する構成となっているから、コードブッシング61の取
付部62における本体枠31内方側の部分kおよび外方
側の部分jが筒状部32および筒部34の各内周面と確
実に接触するようになり、この結果、挿入時および抜脱
時にコードブッシング61が外れることをさらに確実に
防止できる。
【0046】図7および図8は本発明の第5の実施例
(請求項5の発明に関連する実施例)を示しており、こ
の第5の実施例においては、次の点が参考例と異なる。
すなわち、本体枠15には、電源コード挿通孔部71が
形成されており、これに対して、送風装置16のケーシ
ング17には、壁板部18および19の上部間に天井部
72が一体成形されており、この天井部72には、電源
コード挿通孔部71と対応する部位に、内径寸法がコー
ドブッシング23の外径寸法とほぼ同一の内径寸法を有
するコードブッシング配置孔部73が形成されている。
【0047】さらにこのコードブッシング配置孔部73
における内周面のうち本体枠15から離間する部位に、
該コードブッシング配置孔部73の内径寸法より径小な
コードブッシング嵌込み孔部74が形成されており、さ
らにまた、このコードブッシング配置孔部73にはその
内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有する筒部75が延設
されている。
【0048】上記コードブッシング23は、コードブッ
シング嵌込み孔部74の縁部74aに嵌合溝24aを嵌
合することにより本体枠15に取付けられている。そし
て、電源コード22は、本体枠15外部から電源コード
挿通孔部71およびコードブッシング23の貫通孔部2
5aを通して本体枠15内部へ挿通されている。
【0049】この第5の実施例によれば、コードブッシ
ング配置孔部73の内径寸法および筒部75の内径寸法
がコードブッシング23の外形寸法とほぼ同一であるか
ら、コードブッシング23の取付部24における本体枠
15内方側の部分kおよび外方側の部分jには、それぞ
れコードブッシング配置孔部73内周面および筒部75
内周面がほぼ当接する状態で位置するようになり、この
結果、これら部分kおよびjが変形することを阻止で
き、もって、電源コード22の挿入時および抜脱時にコ
ードブッシング23が本体枠15から外れることをなく
し得る。しかも、コードブッシング23が外れることを
防止するについて、該コードブッシングを硬くせずにす
むから、コードブッシング23を容易に装着することが
できる。
【0050】特に、送風装置16のケーシング17をコ
ードブッシング23の取付けに利用し、しかも、本体枠
15には電源コード挿通孔部71を形成するのみである
から、本体枠15の製作性の向上を図ることができる。
【0051】図9は本発明の第6の実施例(請求項6の
発明に関連する実施例)を示しており、この第6の実施
例においては、次の点が第5の実施例と異なる。すなわ
ち、本体枠15には孔部81が形成されており、また、
ケーシング17の天井部72において孔部81と対応す
る部位には、コードブッシング配置孔部82が形成され
ている。このコードブッシング配置孔部82は内径寸法
がコードブッシング23の外径寸法とほぼ同一に設定さ
れている。さらに、このコードブッシング配置孔部82
の内周面のうち本体枠15側部位には、コードブッシン
グ配置孔部82の内径寸法より径小なコードブッシング
嵌込み孔部83が形成され、さらにまた、コードブッシ
ング配置孔部82には、その内径寸法とほぼ同一の内径
寸法を有する筒部84が延設されている。
【0052】しかして、コードブッシング23は、コー
ドブッシング嵌込み孔部83の縁部83aに前記コード
ブッシング23の嵌合溝24aを嵌合することにより本
体枠15に取付けられており、また、電源コード22を
本体枠15外部からコードブッシング23の貫通孔部2
5aを通して本体枠15内部へ挿通させている。
【0053】この第6の実施例によれば、コードブッシ
ング配置孔部82の径寸法および筒部84の内径寸法が
コードブッシング23の外形寸法とほぼ同一であるか
ら、コードブッシング23の取付部24における本体枠
15外方側の部分jおよび内方側の部分kが変形するこ
とを阻止でき、もって、電源コード22の挿入時および
抜脱時にコードブッシング23が本体枠15から外れる
ようなことをなくし得る。しかも、コードブッシング2
3の外れを防止するについて、該コードブッシング23
を硬くせずにすむから、本体枠15に対してコードブッ
シング23を容易に装着できる。さらに、送風装置16
のケーシング17をコードブッシング23の取付けに利
用し、しかも、本体枠15には孔部81を形成するのみ
であるから、本体枠15の製作性の向上を図ることがで
きる。
【0054】さらには、本体枠15の孔部81に筒部8
4の外周面を嵌合させたから、該孔部81の端部が該筒
部84で被覆された形態となり、この結果、電源コード
22が傷付くことを確実に防止することができる。さら
にまた、本体枠15の孔部81に該筒部84の外周面が
嵌合されることにより、本体枠15に対してケーシング
17が位置決めされるようになり、組立て性の向上も図
ることができる。
【0055】図10は本発明の第7の実施例(請求項7
の発明に関連する実施例)を示しており、この第7の実
施例においては、次の点が第5の実施例と異なる。すな
わち、本体枠15には、コードブッシング23の外径寸
法とほぼ同一の内径寸法を有する筒状部91が内方へ突
出形成されており、これに対して、ケーシング17の天
井部72には、筒状部91の外周面に嵌合する嵌合孔部
92が形成されている。さらに、この嵌合孔部92の内
周面のうち本体枠15から離間する部位には、筒状部9
1の内径寸法より径小なコードブッシング嵌込み孔部9
3が形成され、さらにまた、嵌合孔部92には筒状部9
1の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有する筒部94が
延設されている。
【0056】しかして、コードブッシング23は、コー
ドブッシング嵌込み孔部93の縁部93aに嵌合溝24
aを嵌合することにより本体枠15に取付けられてお
り、また、電源コード22は、このコードブッシング2
3の貫通孔部25aを通して本体枠15外部から内部へ
挿通されている。
【0057】この第7の実施例によれば、筒状部91の
内径寸法および筒部94の内径寸法がコードブッシング
23の外形寸法とほぼ同一であるから、コードブッシン
グ23の取付部24における本体枠15内方側の部分k
および外方側の部分jには、それぞれ筒状部91内周面
および筒部94内周面がほぼ当接する状態で位置するよ
うになり、この結果、これらの部分jおよびkの変形が
阻止され、もって、電源コード22の挿入時および抜脱
時にコードブッシング23が本体枠15から外れるよう
なことはない。
【0058】しかも、コードブッシング23の外れを防
止するについて、該コードブッシング23を硬くせずに
すむから、本体枠15に対してコードブッシング23を
容易に装着できる。さらに、本体枠15の筒状部91の
外周面にケーシング17の嵌合孔部92を嵌合するか
ら、本体枠15に対してケーシング17が位置決めされ
るようになり、組立て性の向上も図ることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、本体枠の壁部に、内径寸法が前記コードブッシン
グの外径寸法とほぼ同一の筒状部を外方に突出形成し、
この筒状部の突出端部に該筒状部の内径寸法より径小な
コードブッシング嵌込み孔部を形成し、このコードブッ
シング嵌込み孔部の縁部に、コードブッシングの嵌合溝
を嵌合し、電源コードを本体枠外部からコードブッシン
グの貫通孔部を通して本体枠内部へ挿通させるようにし
たから、本体枠に対してコードブッシングを容易に装着
できることはもとより、電源コードのコードブッシング
への挿通時に、コードブッシングがコードブッシング嵌
込み孔部から外れることを確実に防止できる。
【0060】さらには、筒状部に、該筒状部の内径寸法
とほぼ同一の内径寸法を有する筒部を延設したから、電
源コードの挿入時のみならず抜脱時にも、コードブッシ
ングの外れを確実に防止できる。請求項2の発明によれ
ば、筒部が筒状部とは別部品であるから、筒状部と筒部
とを一体成形する場合に比して製作の容易化に寄与でき
る。
【0061】請求項3の発明によれば、筒部にコードブ
ッシング押圧部を設け、このコードブッシング押圧部に
よりコードブッシングを押圧保持するから、コードブッ
シングが外れることをさらに確実に防止できる。請求項
4の発明によれば、コードブッシングの外周面が筒状部
と筒部とに面接触する構成となっているから、挿入時お
よび抜脱時においてコードブッシングが外れることを確
実に防止できる。
【0062】請求項5の発明によれば、コードブッシン
グ配置孔部の径寸法および筒部の内径寸法がコードブッ
シングの外形寸法とほぼ同一であるから、電源コードの
挿入時および抜脱時にコードブッシングが本体枠から外
れることを防止でき、しかも、送風装置のケーシングを
コードブッシングの取付けに利用し、さらに、本体枠に
は電源コード挿通孔部を形成するのみであるから、本体
枠の製作性の向上を図ることができる。
【0063】請求項6の発明によれば、コードブッシン
グ配置孔部の径寸法および筒部の内径寸法がコードブッ
シングの外形寸法とほぼ同一であるから、電源コードの
挿入時および抜脱時にコードブッシングが本体枠から外
れることを防止でき、しかも、送風装置のケーシングを
コードブッシングの取付けに利用し、しかも、本体枠に
は孔部を形成するのみで良いから、本体枠の製作性の向
上を図ることができる。さらには、本体枠の孔部に筒部
の外周面を嵌合させているから、該孔部によって電源コ
ードが傷付くようなこともなくし得、さらにまた、本体
枠に対してケーシングを位置決めすることができて組立
て性の向上も図ることができる。
【0064】請求項7の発明によれば、筒状部の内径寸
法および筒部の内径寸法がコードブッシングの外形寸法
とほぼ同一であるから、電源コードの挿入時および抜脱
時にコードブッシングが本体枠から外れることを防止で
き、しかも、本体枠の筒状部の外周面にケーシングの嵌
合孔部を嵌合するから、本体枠に対してケーシングを位
置決めできて組立て性の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の理解を容易にするための参考例を示す
電源コード挿通部分の縦断側面図
【図2】換気扇全体の縦断側面図
【図3】本発明の第1の実施例を示す電源コード挿通部
分の縦断側面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す電源コード挿通部
分の縦断側面図
【図5】本発明の第3の実施例を示す電源コード挿通部
分の縦断側面図
【図6】本発明の第4の実施例を示す電源コード挿通部
分の縦断側面図
【図7】本発明の第5の実施例を示す換気扇全体の縦断
側面図
【図8】電源コード挿通部分の縦断側面図
【図9】本発明の第6の実施例を示す電源コード挿通部
分の縦断側面図
【図10】本発明の第7の実施例を示す電源コード挿通
部分の縦断側面図
【図11】従来例を示す換気扇全体の縦断側面図
【図12】電源コード挿通部分の縦断側面図
【図13】作用説明のための電源コード挿通部分の縦断
側面図
【図14】作用説明のためのコードブッシングの取付部
部分の縦断側面図
【符号の説明】
15は本体枠、16は送風装置、17はケーシング、2
2は電源コード、23はコードブッシング、24は取付
部、24aは嵌合溝、25は薄肉部、25aは貫通孔
部、31は本体枠、32は筒状部、33はコードブッシ
ング嵌込み孔部、34は筒部、41は筒部、51は筒
部、61はコードブッシング、62は取付部、63は薄
肉部、63aは貫通孔部、71は電源コード挿通孔部、
73はコードブッシング配置孔部、74はコードブッシ
ング嵌込み孔部、75は筒部、81は孔部、82はコー
ドブッシング配置孔部、83はコードブッシング嵌込み
孔部、84は筒部、91は筒状部、92は嵌合孔部、9
3はコードブッシング嵌込み孔部、94は筒部を示す。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に送風装置を有する本体枠と、 この本体枠の内部電装品に電源を供給する電源コード
    と、 外周側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部
    を有し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共
    に、前記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法よ
    り径小の貫通孔部を形成したコードブッシングと、 前記本体枠の壁部に、内径寸法が前記コードブッシング
    の外径寸法とほぼ同一となるように外方へ突出形成され
    た筒状部と、 この筒状部の突出端部に該筒状部の内径寸法より径小と
    なるように形成されたコードブッシング嵌込み孔部と 前記筒状部に、該筒状部の内径寸法とほぼ同一の内径寸
    法を有するように延設された筒部と を備え、 前記コードブッシング嵌込み孔部の縁部に前記コードブ
    ッシングの嵌合溝を嵌合し、前記電源コードを前記本体
    枠外部から前記コードブッシングの貫通孔部を通して前
    記本体枠内部へ挿通させるようにしてなる天井用換気
    扇。
  2. 【請求項2】 筒部は筒状部とは別部品であることを特
    徴とする請求項1記載の天井用換気扇。
  3. 【請求項3】 内部に送風装置を有する本体枠と、 この本体枠の内部電装品に電源を供給する電源コード
    と、 外周側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部
    を有し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共
    に、前記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法よ
    り径小の貫通孔部を形成したコードブッシングと、 前記本体枠の壁部に、内径寸法が前記コードブッシング
    の外径寸法とほぼ同一となるように外方へ突出形成され
    た筒状部と、 この筒状部の突出端部に該筒状部の内径寸法より径小と
    なるように形成されたコードブッシング嵌込み孔部と、 前記筒状部とは別体に形成されて該筒状部に嵌着され前
    記コードブッシングの取付部を押圧する押圧部を有する
    筒部とを備え、 前記コードブッシング嵌込み孔部の縁部に前記コードブ
    ッシングの嵌合溝を嵌合すると共に、前記筒状部に前記
    筒部を嵌合し、前記電源コードを前記本体枠外部から前
    記コードブッシングの貫通孔部を通して前記本体枠内部
    へ挿通させるようにしてなる 天井用換気扇。
  4. 【請求項4】 コードブッシングの外周面が筒状部と筒
    部とに面接触する構成となっていることを特徴とする請
    求項1または2記載の天井用換気扇。
  5. 【請求項5】 内部に、ケーシングおよびファンを有し
    てなる送風装置を備えた本体枠と、 この本体枠の内部電装品に電源を供給する電源コード
    と、 外周側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部
    を有し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共
    に、前記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法よ
    り径小な貫通孔部を形成したコードブッシングと、 前記本体枠の壁部に形成された電源コード挿通孔部と、 この電源コード挿通孔部と対応する前記ケーシング部位
    に形成され前記コードブッシングの外径寸法とほぼ同一
    の内径寸法を有するコードブッシング配置孔部と、 このコードブッシング配置孔部における内周面のうち本
    体枠から離間する部位に形成され、該コードブッシング
    配置孔部の内径寸法より径小なコードブッシング嵌込み
    孔部と、 前記コードブッシング配置孔部に延設され、該コードブ
    ッシング配置孔部の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有
    する筒部とを備え、 前記コードブッシング嵌込み孔部の縁部に前記コードブ
    ッシングの嵌合溝を嵌合し、前記電源コードを前記電源
    コード挿通孔部およびコードブッシングの貫通孔部を通
    して前記本体枠内部へ挿通させるようにしてなる 天井用
    換気扇。
  6. 【請求項6】 内部に、ケーシングおよびファンを有し
    てなる送風装置を備えた本体枠と、 この本体枠の内部電装品に電源を供給する電源コード
    と、 外周側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部
    を有し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共
    に、前記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法よ
    り径小の貫通孔部を形成したコードブッシングと、前記
    本体枠の壁部に形成された孔部と、 この孔部と対応する前記ケーシング部位に形成され、
    記コードブッシングの外径寸法とほぼ同一の内径寸法を
    有するコードブッシング配置孔部と、 このコードブッシング配置孔部の内周面のうち本体枠側
    部位に形成され、該コードブッシング配置孔部の内径寸
    法より径小なコードブッシング嵌込み孔部と、 前記コードブッシング配置孔部に延設され、該コードブ
    ッシング配置孔部の内径寸法とほぼ同一の内径寸法を有
    して前記孔部に嵌合される筒部とを備え、 前記コードブッシング嵌込み孔部の縁部に前記コードブ
    ッシングの嵌合溝を嵌合し、前記電源コードを前記本体
    枠外部から前記コードブッシングの貫通孔部を通して前
    記本体枠内部へ挿通させるようにしてなる天井用換気
    扇。
  7. 【請求項7】 内部に、ケーシングおよびファンを有し
    てなる送風装置を備えた本体枠と、 この本体枠の内部電装品に電源を供給する電源コード
    と、 外周側に円環状をなす取付部を形成して中心側に薄肉部
    を有し、前記取付部の外周部に嵌合溝を形成すると共
    に、前記薄肉部のほぼ中心部に電源コードの外径寸法よ
    り径小の貫通孔部を形成したコードブッシングと、前記本体枠の壁部にその内方へ突出形成され、前記コー
    ドブッシングの外径寸法とほぼ同一の内径寸法を有する
    筒状部と、 前記ケーシングに形成され前記筒状部の外周面に嵌合す
    る嵌合孔部と、 前記ケーシングの嵌合孔部の内周面のうち本体枠から離
    間する部位に形成され、前記筒状部の内径寸法より径小
    なコードブッシング嵌込み孔部と、 前記嵌合孔部に延設され、前記筒状部の内径寸法とほぼ
    同一の内径を有する筒部と を備え、 前記コードブッシング嵌込み孔部の縁部に前記コードブ
    ッシングの嵌合溝を嵌合し、前記電源コードを前記本体
    枠外部から前記コードブッシングの貫通孔部を通して前
    記本体枠内部へ挿通させるようにしてなる天井用換気
    扇。
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