JP3045270U - マイクロホンコードコネクターのコードストレーンリリーフ - Google Patents

マイクロホンコードコネクターのコードストレーンリリーフ

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JP3045270U
JP3045270U JP1997006064U JP606497U JP3045270U JP 3045270 U JP3045270 U JP 3045270U JP 1997006064 U JP1997006064 U JP 1997006064U JP 606497 U JP606497 U JP 606497U JP 3045270 U JP3045270 U JP 3045270U
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microphone
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connector
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JP1997006064U
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金 爐 張
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張 金爐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合方式にコネクターのソケット座と連結し
て、電源コードと共に湾曲可能な曲率が向上して使用寿
命を長くする。 【解決手段】 マイクロホンコードコネクターのソケッ
ト座(20)下端に嵌設されて、軸方向へ適当な間隔置
きに配置した複数のリング(31)のそれぞれ間隔に、
一間隔置きにそれぞれ環状リブ(32)を設けて形成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マイクロホンに係り、特に、嵌合方式でコネクターのソケット座と 連結して、湾曲可能な曲率を向上したことから使用寿命が長くなるマイクロホン コードコネクターのコードストレーンリリーフに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ステージに上って実演した経験のある人や有線マイクロホンを使っ た経験のある人がほとんど知っているように、マイクロホンの使用中に、急にマ イクロホンコードをしごいたり或いはむち打つように強く振ったりする仕草があ る。
【0003】 従来のマイクロホンコードコネクター10は、図5に示す如く、プラグ11と 、ソケット座12と、固定座13と、コードストレーンリリーフ14などを備え て構成されており、プラグ11は周壁面適所に押圧ラッチ111を設けると共に 上端に金属シェルによって被覆された挿込孔を有し、また、プラグ11の他端に は電源コード15をはんだ接ぎするための複数のピン112を有する。そして、 プラグ11を挿込み固定する中空状のソケット座12は亜鉛合金によって造られ 、ソケット座12の下端に固定座13が装着され固定座13に電源コード15が 貫挿する孔を有するコードストレーンリリーフ14が螺締され、電源コード15 がしごかれたり強く振られたりしても、電源コードがマイクロホンの付根部分か ら切断しないように保護している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この種のマイクロホンコードコネクター10は、電源コード15を保護する機 能を具えているが、実際上、下記のような不備な点がある。
【0005】 1.図6に示すように、固定座13とコードストレーンリリーフ14との間に は、コードストレーンリリーフ14が硬質であろうと軟質であろうとに拘らず、 強くしごかれる或いはむち打つように強く振られると、コードストレーンリリー フ14内の電源コード15の捻じ曲げられ得る曲率が小さ過ぎる(ほとんど直角 に近い)ことから、電源コード15が切れることがある。実際の経験では、この 種のマイクロホンコードコネクター10における電源コード15の耐曲げ回数は 約6千ないし7千回に過ぎない。
【0006】 2.固定座13とコードストレーンリリーフ14は螺合方式によって固定され ているので、繰り返し強くしごかれたり或いは振られたりすると、固定座13の ねじが緩んで、電源コード15とプラグ11のピン112とのはんだ接ぎか切れ たり接触不良になる。
【0007】 3.マイクロホンコードコネクター10が使用されるにつれてソケット座12 或いはコードストレーンリリーフ14が破損すると、コードストレーンリリーフ 14は固定座13を介してソケット座12と連結しているので、取り換えるに時 間がかかって煩わしく、したがって、一般は面倒がってマイクロホンコードコネ クター10をそっくり取り換える場合が多く、資源の浪費に繋がる。
【0008】 本考案は上記した従来のマイクロホンコードコネクターのコードストレーンリ リーフにおける問題点を考慮して、嵌合方式にコネクターのソケット座と連結し て、電源コードと共に湾曲可能な曲率が向上して使用寿命が長くなるマイクロホ ンコードコネクターのコードストレーンリリーフを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のマイクロホンコードコネクターのコードス トレーンリリーフは、マイクロホンコードコネクターのソケット座下端に嵌設さ れて、軸方向へ適当な間隔置きに配置した複数のリングのそれぞれ間隔に、一間 隔置きに環状リブを設けて形成され、これにより強度を補強されると共に湾曲可 能な曲率が向上するように構成される。
【0010】 上記ソケット座を硬質プラスチック材或いはABS等の硬質材によって成型し 、上記コードストレーンリリーフをPVC或いは硬軟適当な合成プラスチック材 によって成型して、上記ソケット座下端縁沿いに内径方向へ突出する内向フラン ジを設け、且つ上記コードストレーンリリーフ上端に外径方向へ突出する外向フ ランジを形成し、且つ外向きフランジ下端縁沿いに環状嵌接溝を装設して、内向 フランジと環状嵌接溝を嵌合させることにより、ソケット座とコードストレーン リリーフを強固に連結させるようにすると一層好ましくなる。
【0011】 上記のように構成された本考案のマイクロホンコードコネクターのコードスト レーンリリーフは、嵌合方式によりコードストレーンリリーフとソケット座を連 結して、コードストレーンリリーフを硬軟適当な合成プラスチック材によって造 り、且つ適当な間隔置きに配置された複数のリングのそれぞれ間隔に、一間隔置 きにそれぞれ環状リブを装設した構造を呈しているので、コードストレーンリリ ーフの機械的強度が向上すると共に、その湾曲可能な曲率も向上し、そして、ソ ケット座、プラグ座及び電源コードによりマイクロホンコードコネクターを組立 てた時、電源コードはコードストレーンリリーフの比較的柔軟な構造特性から湾 曲や捻じ曲げ可能な曲率が向上して、切断する可能性が大幅に低下し、たとえ断 線しても容易に修復或いは取換えることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの実施 の形態に限定されない。
【0013】 図1は、本考案における比較的好ましい実施例の立体分解図であり、この実施 例は、主として、マイクロホンコードコネクターのソケット座20およびコード ストレーンリリーフ30などを含み、コードストレーンリリーフ30はソケット 座20下端に嵌合されている。
【0014】 上記ソケット座20は、硬質プラスチック材或いはABS等の硬質材によって 成型された内部中空の座体であって、その下端縁に内径方向へ突出する内向フラ ンジ21を周設している。また、ソケット座20の内周面の下端縁近くにねじ孔 22が形成されている。そして、図2に示すように、ソケット座20内の収容室 23内にマイクロホンコードコネクターのプラグ座40が螺結される。
【0015】 上記コードストレーンリリーフ30は、その上端を上記ソケット座20の下端 に嵌合され、電源コードを内部に通して保持するに使われる。このコードストレ ーンリリーフ30は、合成プラスチック材により成型され、適当な間隔置きに直 列に配置した複数のリング31のそれぞれ間隔に、一間隔置きにそれぞれ環状リ ブ32を取付けて補強した構造を呈し、これにより、コードストレーンリリーフ 30の強度および湾曲可能な曲率を向上させる。更に、図2を参照すれば分かる ように、コードストレーンリリーフ30は上端に外径方向へ突出する外向フラン ジ33を形成していると共に、外向フランジ33の下端沿いに上記ソケット座2 0の内向フランジ21と嵌合する環状嵌接溝34を設けて、外向フランジ33を 内向フランジ21の上面に位置付けて内向フランジ21と環状嵌接溝34が離脱 しないように規制し、且つコードストレーンリリーフ30内部に貫通孔35を設 けて電源コード50を貫挿させる。
【0016】 組み立てる時は、図2に示す如く、本考案のプラグ座40は従来のものと全く 同じく、従来技術に詳しい者であれば熟知しているので、ここではプラグ座40 について冗舌を省くとするが、その周壁適所に押圧嵌合体41を設けて、その内 部に電源コード50と固接するピン42および電源コードを挟着する挟持スリー ブ43を設け、且つプラグ座40下端外周面に上記ソケット座20のねじ孔22 と螺合するねじ段44を形成して、案内スリーブ45内にプラグ座20下端が嵌 着できるようにする。そして、本考案のコードストレーンリリーフ30が硬軟適 当な合成プラスチック材によって成型されて、ソケット座20がコードストレー ンリリーフ30よりも硬度が適当に高いプラスチック体を呈していることから、 コードストレーンリリーフ30の上端をソケット座20の下端に挿入内嵌して、 コードストレーンリリーフ30の環状嵌接溝34とソケット座20の内向フラン ジ21を嵌合させ、且つコードストレーンリリーフ30の外向フランジ33を内 向フランジ21上面に位置付ければ、該外向フランジ33の外径が内向フランジ 21の内径よりも大きいことから、ソケット座20とコードストレーンリリーフ 30の嵌接の目的が達成されて、更に電源コード50をコードストレーンリリー フ30の貫通孔35に貫挿して、上記挟持スリーブ43により挟着すると共にピ ン42に固着させ、しかる後に、プラグ座40をソケット座20内に螺結して電 源コード50の組み立てを完了する。
【0017】 次にその使用態様および原理について述べると、図3に示す如く、本考案のコ ードストレーンリリーフ30とソケット座20との連結は嵌合方式によって行な われて、コードストレーンリリーフ30は硬軟適当な合成プラスチック材によっ て造られ、且つ適当な間隔置きに配置された複数のリング31のそれぞれ間隔に 、一間隔置きにそれぞれ環状リブ32を取付けた構造を呈しているので、コード ストレーンリリーフ30の機械的強度が向上されると共に、その湾曲可能な曲率 も向上し、図2、図4に示す如く、本考案のコードストレーンリリーフ30とソ ケット座20、プラグ座40及び電源コード50によりマイクロホンコードコネ クターを組み立て完了した時、電源コード50はコードストレーンリリーフ30 の比較的柔軟な構造特性から湾曲や捻じり屈曲可能な曲率が向上して、電源コー ド50の切断する可能性が大幅に低下して使用寿命が長くなる。
【0018】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案は、ソケット座が比較的硬質なプラスチック材 によって形成されているのに対して、コードストレーンリリーフは比較的硬軟適 当な合成プラスチック材により造られていると共に、ソケット座とコードストレ ーンリリーフは嵌合方式により連結しているので、電源コードの湾曲可能な曲率 が向上して切断の可能性が大幅に低下し、耐屈折回数が6万ないし7万回にも達 して使用寿命が長くなる一方、コードストレーンリリーフ或いはソケット座が破 損しても、単にその破損部材だけを交換すればよいので、取り換えるのが簡単で 時間がかからず、また、資材の節約に繋がって無駄な浪費を避けることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるコードストレーンリリーフの立体
分解図。
【図2】本考案によるコードストレーンリリーフとプラ
グ座及びソケット座との部分断面図。
【図3】本考案によるコードストレーンリリーフを湾曲
させた図。
【図4】本考案によるコードストレーンリリーフに電源
コードを貫挿して湾曲させた図。
【図5】従来のマイクロホンコードコネクターの部分分
解図。
【図6】従来のマイクロホンコードコネクターの電源コ
ード湾曲状態を示す図。
【符号の説明】
10 マイクロホンコードコネクター 20 ソケット座 21 内向フランジ 22 ねじ孔 30 コードストレーンリリーフ 31 リング 32 環状リブ 33 外向フランジ 34 環状嵌接溝 40 プラグ座 42 ピン 50 電源コード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロホンコードコネクターのソケット
    座下端に嵌設されて、軸方向へ適当な間隔置きに配置し
    た複数のリングのそれぞれ間隔に、一間隔置きに環状リ
    ブを設けて形成され、これにより強度を補強されると共
    に湾曲可能な曲率が向上してなるマイクロホンコードコ
    ネクターのコードストレーンリリーフ。
  2. 【請求項2】上記ソケット座を硬質プラスチック材或い
    はABS等の硬質材によって成型し、上記コードストレ
    ーンリリーフをPVC或いは硬軟適当な合成プラスチッ
    ク材によって成型したことを特徴とする請求項1に記載
    のマイクロホンコードコネクターのコードストレーンリ
    リーフ。
  3. 【請求項3】上記ソケット座下端縁沿いに内径方向へ突
    出する内向フランジを設けて、上記コードストレーンリ
    リーフ上端に外径方向へ突出する外向フランジを形成
    し、且つ外向フランジ下端縁沿いに環状嵌接溝を装設し
    て、内向フランジと環状嵌接溝を嵌合させることによ
    り、ソケット座とコードストレーンリリーフを強固に連
    結したことを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン
    コードコネクターのコードストレーンリリーフ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005129356A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ
CN108281836A (zh) * 2018-03-15 2018-07-13 天津艾琪兴海洋勘探科技发展有限公司 一种装甲型长寿命猪尾线

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