JPH11139208A - ドアミラーの仮置き構造 - Google Patents

ドアミラーの仮置き構造

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JPH11139208A
JPH11139208A JP9322081A JP32208197A JPH11139208A JP H11139208 A JPH11139208 A JP H11139208A JP 9322081 A JP9322081 A JP 9322081A JP 32208197 A JP32208197 A JP 32208197A JP H11139208 A JPH11139208 A JP H11139208A
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JP
Japan
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mirror base
mirror
temporary
mounting hole
gasket
Prior art date
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Pending
Application number
JP9322081A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yasuda
健一 安田
Yutaka Tanaka
豊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 別体の仮置き用ビスを準備したり、ミラーベ
ースに複雑形状の係止爪を形成することなく、安価な構
造により確実にドアミラーを仮置きする。 【解決手段】 ドアミラーMにはそのミラーベース1の
ドアパネルPへの取付面にガスケット3が取り付けられ
ている。ドアパネルPの取付座2に仮置き用取付孔23
を設けるとともに、ミラーベース1には棒体部を設け
て、この棒体部をガスケット3の袋状突出部33で覆
う。棒体部を仮置き用取付孔23内に挿入すると、棒体
部を覆う突出部33外周の突条331がその原形復帰力
により仮置き用取付孔23の内周に弾接してミラーベー
ス1を取付座2に係止し、仮置きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアミラーをドアパ
ネルに仮置きするための仮置き構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両生産工程において、作業の容易性等
の観点からドアミラーをドアパネルの取付座に一旦仮置
きした後、工具、ボルト等を準備して最終組付けをする
ことが行われている。その一例を図7で説明すると、ド
アパネルPの取付座2´にはボルト固定用の3か所の取
付孔21と配線口22以外に仮置き用取付孔24が設け
られている。一方、樹脂製ミラーベース1の本体部11
裏面にはビス42がねじ込んであって、上記仮置き用取
付孔24の孔径はビス42の頭部421よりやや大きく
してある。そこで、図8に示すように、ミラーベース本
体部11を取付座2の板面に沿わせ、本体部11の筒状
ボス部15内にねじ込まれた上記ビス42の頭部421
を仮置き用取付孔24内に挿入して手を放すと、ビス4
2の頭部421が仮置き用取付孔24の周縁に係止され
てミラーベース1(およびドアミラー)は脱落すること
なく取付座2に仮置きされる。仮置きした状態で、取付
座2の各取付孔21(図7)内に挿入したボルトをミラ
ーベース本体部11裏面の三か所(図7には一か所のみ
図示)のネジ孔13にねじ込んで最終的に固定する。な
お、従来、ミラーベース本体部11の取付座2´への取
付面には図8に示すように軟質樹脂あるいはゴム製のガ
スケット3´が取り付けられて、取付座2´の部分から
の水侵入等を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造では、別体のビス42を準備してこれをミラーベース
本体部11に予めねじ込んでおく作業を必要とするた
め、部品点数と作業工数の増大によるコストアップが避
けられないという問題があった。そこで、ミラーベース
に一体に係止爪を形成してこれを取付孔に挿入係止する
構造が提案されている(例えば特開平7−223490
号公報)が、これによるとミラーベース成形用の金型形
状が複雑になるため、やはりコストアップとなる。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、別体の仮置き用ビスや係止爪の形成を不要として、
安価な構造により確実にドアミラーを仮置きできる仮置
き構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ミラーベース(1)のドアパネル
(P)への取付面に、軟質樹脂またはゴム製のガスケッ
ト(3)が取り付けられたドアミラー(M)において、
ドアパネル(P)に仮置き用取付孔(23)を設けると
ともに、ミラーベース(1)には仮置き用取付孔(2
3)に向けて突出する棒体部(14)を設け、かつガス
ケット(3)に棒体部(14)の少なくとも外周を覆い
上記仮置き用取付孔(23)に係止可能な突出部(3
3)を形成して、当該突出部(33)を仮置き用取付孔
(23)に係止することによりドアミラー(M)をドア
パネル(P)に仮置き可能としてある。
【0006】本発明においては、従来設けられているガ
スケットに、ミラーベースの棒体部外周を覆う突出部を
形成し、上記棒体部を仮置き用取付孔内に挿入した状態
で上記突出部がドアパネルに係止されることによりドア
ミラーがドアパネルに仮置きされる。したがって、従来
のような仮置き用ビスの準備や、ミラーベースへの仮置
き用ビスの取付けは不要である。また、ミラーベースを
樹脂成形する場合に、単純な形状の棒体部を形成すれば
良いから、成形金型の形状が複雑化することもない。こ
れにより、生産コストを大幅に低減することができる。
【0007】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に示すドア
ミラーMはその基端部M1が車両後方へ旋回可能にミラ
ーベース1に支持されており、ミラーベース1に内設さ
れた図略のモータによって収納時には後方へ旋回させら
れる。ミラーベース1は車両ドアのドアパネルPの前端
上部に位置する取付座2に固定され、この取付座2は略
三角形の板体である。取付座2には板面の三か所にボル
ト固定用の取付孔21が設けられるとともに、これら取
付孔21に囲まれた三角空間内に円形の配線口22と配
線口22よりも小径の円形の仮置き用取付孔23が設け
られている。なお、取付座2の後縁にはドアサッシP1
が位置している。
【0009】ミラーベース1は樹脂成形品で、本体部1
1は略台形板状に成形されている。この本体部11の取
付座2への取付面(図1の手前側面)はこれに沿って配
した軟質樹脂あるいはゴム製のガスケット3によってほ
ぼ全面が覆われている。これの詳細を図2で説明する
と、ミラーベース1の本体部11取付面には略三角形状
(図2はその一つの頂点周辺を拡大したものである)に
立壁12が形成され、立壁12の各頂点にはネジ孔13
が形成されている。各ネジ孔13は筒状に成形されたボ
ス部121内に、雌ネジを形成した金属筒を嵌着して構
成されている。また、立壁12で囲まれた空間内には上
記ネジ孔13に近い板面に一定長の棒体部14が突設し
てある。本実施形態ではこの棒体部14は、基部に向か
って漸次壁厚を増す筒状に成形されている。
【0010】ガスケット3はミラーベース本体部11の
板面全体を覆うようにほぼ同形の台形状に成形されると
ともに、内周部31は上記立壁12全体を覆うように三
角形状に突出している。この内周部31には各頂点に上
記ネジ孔13を露出させるための円形開口32がそれぞ
れ形成されるとともに、円形開口32の一つに近い位置
でガスケット3には袋状に突出する突出部33が形成さ
れている。この突出部33は先端閉鎖の筒状体で、先端
部が先細になるとともに、その一般部外周には周方向の
等間隔位置に基端から先端方向へ延びる略半円断面の突
条331が複数形成されている。そして、突条331を
含んだ突出部33の外径は上記仮置き用取付孔23(図
1)の内径よりもやや大きくなつている。
【0011】上記突出部33を通る直線に沿ったガスケ
ット3の全体断面を図3に示す。ガスケット3の内周部
31には上記円形開口32や突出部33に加えて、中央
に近い位置に、ミラー旋回用モータへの配線W(図1参
照)を挿通する筒状開口34が形成されており、また、
ガスケット3の表面(図3の右側面)には水侵入等を防
止するためのリブ35が適宜位置に形成されている。
【0012】このようなガスケット3をミラーベース本
体部11の裏面全体に覆着すると、ガスケット3の突出
部33が図4に示すようにミラーベース1の棒体部14
先端を覆う。この状態で、ミラーベース1の裏面を取付
座2の板面に沿わせつつ、突出部33で覆われた棒体部
14を図4の矢印で示すように、仮置き用取付孔23内
に挿入すると、突出部33外周の突条331が圧縮変形
させられるとともに、その原形復帰力によって仮置き用
取付孔23の内周に弾接する。ミラーベース11が取付
座2の板面に接するまで押しやると、棒体部14および
その外周を覆う突出部33は仮置き用取付孔23内に深
く侵入して、図5に示すように、突条331の原形復帰
力によってミラーベース1は脱落することなく取付座2
に保持され、仮置きされる。このようにして仮置きされ
たミラーベース1の各ネジ孔13内に、取付座2の各取
付孔21に挿通したボルト41をねじ込んでミラーベー
ス1(すなわちドアミラーM)を最終的に固定する。こ
の状態で、ガスケット3に形成された各リブ35が取付
座2の板面に圧接して、配線部やボルト締結部からの水
侵入等を防止する。
【0013】(その他の実施形態)ガスケット3に形成
される突出部33の形状は上記第1実施形態のものには
限られず、例えば図6(A)に示すように、先端に向け
て漸次低くなる矩形断面の突条332を周方向の複数箇
所に形成したもの、あるいは図6(B)に示すように、
突条333を鋸歯状にしたもの、更には図6(C)に示
すように、周方向へ延びる突条334を先端方向へ多数
段形成したもの等が使用できる。なお、突出部33の外
壁自体の原形復帰力で仮置き用取付孔23に対する十分
な係止力を生じる場合には、必ずしも上記各突条331
〜334を形成する必要はない。
【0014】また、上記突出部33は必ずしも先端閉鎖
とする必要はなく、少なくともミラーベース1の棒体部
14外周を覆う形状であれば良い。さらに、棒体部14
は筒状に成形する必要はなく、内実体としても良い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明のドアミラーの仮
置き構造によれば、従来のような別体の仮置き用ビスの
取付けや係止爪の形成は不要であり、安価な構造により
確実にドアミラーを仮置きすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における、ドアミラーお
よびドアパネル要部の斜視図である。
【図2】ミラーベースとガスケットの要部斜視図であ
る。
【図3】ガスケットの全体断面図である。
【図4】ミラーベースの棒体部を覆うガスケット突出部
の断面図である。
【図5】取付座に装着されたミラーベースの全体断面図
で、断面部は図1のV −V 線に沿うものでる。
【図6】ガスケット突出部の他の例を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の仮置き構造を示す、ミラーベースとドア
パネルの要部斜視図である。
【図8】従来の仮置き構造の要部断面図である。
【符号の説明】
1…ミラーベース、11…ミラーベース本体部、14…
棒体部、2…取付座、23…仮置き用取付孔、3…ガス
ケット、33…突出部、M…ドアミラー、P…ドアパネ
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーベースのドアパネルへの取付面
    に、軟質樹脂またはゴム製のガスケットが取り付けられ
    たドアミラーにおいて、前記ドアパネルに仮置き用取付
    孔を設けるとともに、前記ミラーベースには前記仮置き
    用取付孔に向けて突出する棒体部を設け、かつ前記ガス
    ケットに前記棒体部の少なくとも外周を覆い前記仮置き
    用取付孔に係止可能な突出部を形成して、当該突出部を
    前記仮置き用取付孔に係止することによりドアミラーを
    前記ドアパネルに仮置き可能としたドアミラーの仮置き
    構造。
JP9322081A 1997-11-08 1997-11-08 ドアミラーの仮置き構造 Pending JPH11139208A (ja)

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