JP3259072B2 - 光記録再生装置 - Google Patents
光記録再生装置Info
- Publication number
- JP3259072B2 JP3259072B2 JP31064395A JP31064395A JP3259072B2 JP 3259072 B2 JP3259072 B2 JP 3259072B2 JP 31064395 A JP31064395 A JP 31064395A JP 31064395 A JP31064395 A JP 31064395A JP 3259072 B2 JP3259072 B2 JP 3259072B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- recording medium
- track
- information recording
- erasing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Head (AREA)
Description
わり、さらに詳しくは光源と、光検出器と、前記光源か
ら出射した光ビームを情報トラックを有する情報記録媒
体に集光し、情報記録媒体からの光を光検出器に導く光
学手段とを備えた光記録再生装置に関する。
から出射した光ビームを情報トラックを有する情報記録
媒体に集光し、情報記録媒体からの光を光検出器に導く
光学手段とを備えた光記録再生装置が知られている。
にともない、前記情報トラックの間隔を小さくしたもの
が開発されている。情報トラックの間隔の異なる情報記
録媒体はそれぞれ別々の光記録再生装置で、それぞれ最
適なスポット径で情報の記録、再生または消去を行って
いる。情報トラックの間隔の異なる情報記録媒体を例え
ば、小さいトラック用の光記録再生装置で情報信号の記
録、再生または消去を行う事もある。さらに詳しく説明
すると、図5は従来のトラックの間隔の異なる情報記録
媒体に同一のスポット形状を集光させた図である。図5
(a)は、情報トラックの間隔T1=1.1μmの情報
記録媒体30Aで、情報トラックに対して垂直方向のス
ポット29のスポット径はWV=1μm乃至1.1μm
としている(但しスポット径は1/e2強度の径)。一
方、図5(b)は、情報トラックの間隔T2=1.6μ
mの情報記録媒体30Bで、前記と同一のスポット29
のスポット径WV=1μm乃至1.1μmを集光した様
子を示している。なお、情報トラックの間隔T2=1.
6μmの情報記録媒体30Bのみに記録再生する光記録
再生装置では通常のスポット径WVは1.3μm乃至
1.5μmである。なお図で42はi番目の情報トラッ
ク、41はi−1番目の情報トラック、43はi+1番
目の情報トラックをそれぞれ示している。
間隔の異なる情報記録媒体はそれぞれ別々の光記録再生
装置で情報の記録、再生または消去を行うのは不便であ
り、また、小さいトラック用の光記録再生装置と大きい
トラック用の光記録再生装置を混同して使用すると、次
に説明するような問題が発生する。図6は光記録再生装
置でトラックの間隔の異なる情報記録媒体を取扱った場
合の問題点の説明図である。ここで、情報記録媒体30
A,30Bの情報トラック間隔はそれぞれT1,T2でT
1<T2の関係がある(図示略)。図6(a)は、情報記
録媒体30B用の光記録再生装置で同媒体30Bに記録
されたピット50Bを、情報記録媒体30A用の光記録
再生装置の消去ビーム50Aで消去した例を示してい
る。情報記録媒体30A用の光記録再生装置のスポット
径は情報記録媒体30B用の光記録再生装置のスポット
径より小さいため図の斜線部の領域60が一部消去され
ないで残っている。したがって、情報記録媒体30Bに
対して記録された情報信号が十分に消去されないと言う
問題が起じる。また、図6(b)は情報記録媒体30A
用の光情報記録再生装置で情報記録媒体30Bに記録さ
れたピット70Aを、情報記録媒体30B用の光記録再
生装置の再生ビーム70Bで再生を行った状態を示すも
のである。図のように斜線部に示された情報信号の記録
されていない領域61も含んで再生してしまい、再生の
情報信号のC/N比が十分得られないと言う問題が生じ
る。
で、本発明の目的は、情報トラックの間隔が異なる情報
記録媒体でも、情報信号の良好な消去、再生ができる光
記録再生装置を提供することにある。
な手段により達成される。即ち、本発明は光源と、光検
出器と、前記光源から出射した光ビームを情報トラック
を有する一つの情報記録媒体に集光し、前記情報記録媒
体からの反射光又は透過光を前記光検出器に導く光学手
段とを備え、前記情報トラックの間隔がT1の第1情報
記録媒体と前記情報トラックの間隔がT2 (T 1 <T 2 )
の第2情報記録媒体との少なくとも2種の情報記録媒体
のそれぞれに対して、情報信号の記録、再生または消去
が可能な光記録再生装置であって、前記第1情報記録媒
体に対して情報信号の記録、再生または消去をする際に
前記光ビームを前記第1情報記録媒体に集光したときの
スポットと、前記第2情報記録媒体に対して情報信号の
記録、再生または消去をする際に前記光ビームを前記第
2情報記録媒体に集光したときのスポットとは、同一形
状のほぼ楕円形のスポットであるとともに、情報トラッ
クのトラック方向に垂直な方向でのスポット径をW V と
し、情報トラックのトラック方向に平行な方向でのスポ
ット径をW P としたとき、前記W V 及び前記W P とは下記
の条件式を満足し、且つ、前記W V は、前記スポットが
前記第1情報記録媒体の任意の情報トラックに集光され
た際に前記任意の情報トラックに隣接する情報トラック
の記録領域には入らないようにしたスポット径であるス
ポットであり、前記第1情報記録媒体に対して情報信号
の記録、再生または消去をする際には前記スポットによ
りその記録、再生または消去が行われ、前記第2情報記
録媒体に対して情報信号の記録、再生または消去をする
際には前記スポットによりその記録、再生または消去が
行われることを特徴とする光記録再生装置である。 T 1 <W V <T 2 ,W P <W V 但し、 T 1 ;前記第1情報記録媒体の前記情報トラックの間隔 T 2 ;前記第2情報記録媒体の前記情報トラックの間隔
いて説明する。
光学系で、図2は半導体レーザのファーフィールドパタ
ーンとトラック方向の関係図で、図3は実施例のトラッ
クの間隔の異なる各情報記録媒体に集光するスポット形
状とトラック間隔の関係図である。
紙面に垂直である半導体レーザであり、コリメータレン
ズ22は半導体レーザの光ビームを平行にするレンズで
ある。また、偏光ビームスプリッタ26は三角柱状のプ
リズム261、262、偏光反射面263で構成されて
いる。対物レンズ27は平行光を情報記録媒体30Aに
集光するレンズで、情報記録媒体30Aは透明層31、
記録媒体層32で構成されている。また、スポット28
はi番目情報トラック42の方向に対し長径が垂直のス
ポット形状となっている。なお、45は情報トラック間
の中心線を示す。検光子25は偏光角の変化により透過
光量が変化する光学材料である。集光レンズ24は平行
光を光検出器に集光させるレンズで、光検出器23は情
報記録媒体の反射光の光量を検出する検出器である。ま
た、情報記録媒体30Bに付いても同様である。
ク40があり、図1の半導体レーザのファーフィールド
パターン211の楕円の長径は情報トラック40の方向
と平行になっており、対物レンズの入射瞳271を通過
することにより情報記録媒体30上に集光されたスポッ
ト(図1参照)の長径は情報トラック40の方向と垂直
になる。
媒体に集光するスポット28と情報トラック40の関係
図である。情報トラックの間隔はT1=1.1μm,T2
=1.6μmで、情報トラックに対して垂直方向のスポ
ット径W V は1.15μm乃至1.3μmで、情報トラ
ックに対して平行方向のスポット径W P はWVより小さ
い。なお、図で42はi番目の情報トラック、41はi
−1番目の情報トラック、43はi+1番目の情報トラ
ックをそれぞれ示している。
図1において、半導体レーザ21から出たレーザービー
ムはコリメータレンズ22で平行光線にされた後、偏光
ビームスプリッタ26で反射され、対物レンズ27でス
ポット28にして情報記録媒体30Aに集光される。そ
の後に、反射光は検光子25、集光レンズ24を通り光
検出器23で受光される。情報記録媒体30Bについて
も同様である。なお、媒体30A,30Bに対する信号
の記録や消去は図示していない外部磁場を媒体上のスポ
ット28周辺に与え、これを反転することによって行
う。このような構成をとることにより、WVは従来の場
合に較べ大きくなり、間隔がT2のトラックに記録され
たピッチの消し残しや、同じくT2のトラックに記録さ
れたピットの再生信号のC/N低下など前述した従来生
じた問題点は大きく改善される。さらに、WPはWVより
小さいためトラック方向の光学的空間周波数は十分高
く、信号の記録再生特性は良好なものとなる。またWV
はT2より小さく、情報トラックの間隔がT1である情報
トラック間の隣接クロストークは十分小さい。
ポット径との関係は、図4に示した別の光学系によって
もつくることができる。即ち図4において、半導体レー
ザ21は偏波面及びファーフィールドパターンの楕円ビ
ームの長径がともに図の紙面に平行となった半導体レー
ザである。
はコリメータレンズ22で平行光線となり、対物レンズ
27で情報記録媒体30Aのスポット28となり情報記
録媒体に当てられる。その後、反射光は偏光反射面26
3で反射し、検光子25、集光レンズ24を通り光検出
器23で受光される。情報記録媒体30Bについても同
様である。なお、情報記録媒体30A,30Bの記録や
消去は図示しない外部磁場を媒体上のスポット28周辺
に与え、これを反転することによって行う。
m,T2=1.6μmの場合について説明したが、これ
に限定されるものではない。また、上記各実施例では光
磁気の光記録再生装置について説明したが、これに限定
されるものではなく、例えば相変化ディスクの光記録再
生装置に付いても適用できる。
体の任意情報トラックに集光し且つ、前記集光した情報
トラックに対し垂直方向のスポット径が、前記任意情報
トラックの記録領域に隣接する情報トラックの記録領域
に入らないようにすると、隣接する情報トラック間のト
ラッククロストークがより小さくなりより好ましい。
ほぼ楕円形のスポットがT1<WV<T2,WP<WVの条
件を満たすように構成したので、情報トラックの間隔が
異なる情報記録媒体でも、情報信号の良好な消去、再生
ができる。さらに詳しくはWVは従来の場合に較べ大き
くなり、間隔がT2のトラックに記録されたピッチの消
し残しや、同じくT2のトラックに記録されたピットの
再生信号のC/N低下などの従来生じた問題点は大きく
改善され、さらに、WPはWVより小さいためトラック方
向の光学的空間周波数は十分高く、信号の記録再生特性
は良好なものとなる。
る。
ラック方向の関係図である。
体に集光するスポット形状とトラック間隔の関係図であ
る。
同一のスポット形状を集光させた図である。
記録媒体を取り扱った場合の問題点の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 光源と、光検出器と、前記光源から出射
した光ビームを情報トラックを有する一つの情報記録媒
体に集光し、前記情報記録媒体からの反射光又は透過光
を前記光検出器に導く光学手段とを備え、前記情報トラ
ックの間隔がT1の第1情報記録媒体と前記情報トラッ
クの間隔がT2 (T 1 <T 2 )の第2情報記録媒体との少
なくとも2種の情報記録媒体のそれぞれに対して、情報
信号の記録、再生または消去が可能な光記録再生装置で
あって、前記第1情報記録媒体に対して情報信号の記録、再生ま
たは消去をする際に前記光ビームを前記第1情報記録媒
体に集光したときのスポットと、前記第2情報記録媒体
に対して情報信号の記録、再生または消去をする際に前
記光ビームを前記第2情報記録媒体に集光したときのス
ポットとは、 同一形状のほぼ楕円形のスポットであると
ともに、情報トラックのトラック方向に垂直な方向での
スポット径をW V とし、情報トラックのトラック方向に
平行な方向でのスポット径をW P としたとき、前記W V 及
び前記W P とは下記の条件式を満足し、且つ、前記W
V は、前記スポットが前記第1情報記録媒体の任意の情
報トラックに集光された際に前記任意の情報トラックに
隣接する情報トラックの記録領域には入らないようにし
たスポット径であるスポットであり、 前記第1情報記録媒体に対して情報信号の記録、再生ま
たは消去をする際には前記スポットによりその記録、再
生または消去が行われ、 前記第2情報記録媒体に対して情報信号の記録、再生ま
たは消去をする際には前記スポットによりその記録、再
生または消去が行われることを特徴とする光記録再生装
置。 T1<WV<T2,WP<WV 但し、T 1 ;前記第1情報記録媒体の前記情報トラックの間隔 T 2 ;前記第2情報記録媒体の前記情報トラックの間隔
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31064395A JP3259072B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 光記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31064395A JP3259072B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 光記録再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000329399A Division JP2001155367A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 光記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153227A JPH09153227A (ja) | 1997-06-10 |
JP3259072B2 true JP3259072B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=18007724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31064395A Expired - Fee Related JP3259072B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 光記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3259072B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7154837B2 (en) * | 2000-05-31 | 2006-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical pickup and optical information recording/reproducing device |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP31064395A patent/JP3259072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09153227A (ja) | 1997-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0581977B2 (ja) | ||
JPH06124452A (ja) | 光学的情報記録再生方式 | |
JPS6069840A (ja) | 情報記録又は再生装置 | |
US4939710A (en) | Optical magnetic memory device utilizing non-recorded portions of recording medium to represent data | |
US5684781A (en) | Optical pickup for recording/reproducing double-sided disc | |
JP3259072B2 (ja) | 光記録再生装置 | |
JPH0154778B2 (ja) | ||
JPS61220147A (ja) | 光学ヘツド | |
JP2566111B2 (ja) | 光磁気メモリ素子 | |
JP2001155367A (ja) | 光記録再生装置 | |
JP2863431B2 (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JP3108671B2 (ja) | 光磁気メモリ素子 | |
JPS61178752A (ja) | 光デイスク | |
JP2848576B2 (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JPH0668474A (ja) | 光記録媒体およびその再生装置 | |
US6157596A (en) | Method for erasing rewritable optical disk using two laser beams | |
JP2995026B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPS62241139A (ja) | 光学的記録・再生方法とその装置 | |
JPH04281218A (ja) | 光情報再生方法及び光情報記録媒体 | |
JP2671734B2 (ja) | 情報媒体の記録再生方法及びその装置 | |
JPS58218033A (ja) | 光磁気記録装置 | |
JPS637948Y2 (ja) | ||
JPH0469819A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPS63100622A (ja) | 光デイスク装置 | |
JPS62239333A (ja) | トラツキング信号検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071214 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |