JPH04281218A - 光情報再生方法及び光情報記録媒体 - Google Patents

光情報再生方法及び光情報記録媒体

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JPH04281218A
JPH04281218A JP3043863A JP4386391A JPH04281218A JP H04281218 A JPH04281218 A JP H04281218A JP 3043863 A JP3043863 A JP 3043863A JP 4386391 A JP4386391 A JP 4386391A JP H04281218 A JPH04281218 A JP H04281218A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
layer
recording
light spot
refractive index
Prior art date
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Pending
Application number
JP3043863A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Tanabe
隆也 田辺
Kyoichi Arai
新居 享一
Makoto Mizukami
誠 水上
Takashi Yoshizawa
高志 吉澤
Toshitake Sato
勇武 佐藤
Hironori Yamazaki
裕基 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3043863A priority Critical patent/JPH04281218A/ja
Publication of JPH04281218A publication Critical patent/JPH04281218A/ja
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の光記憶
媒体に、高い面記録密度をもってデータの書き込み/読
み出しを行うことができる再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の光情報再生方法、例えば光
ディスク装置の再生方法としては特開平1−24543
3号公報に開示されたものがある。この方法では半導体
レーザの光ビームを光学系を用いて絞り込み、光記録媒
体の一点にスポット照射し、その光スポットからの反射
光を前記光学系を介して受光素子に導き、該受光素子の
出力から反射光の光強度、偏光方向等の変化、即ち前記
光記録媒体上の一点に記録された情報を再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光情報再生方法では、光スポットからの反射光の光量変
化を検出していたため、光スポット内に同時に複数の記
録マークが入った場合に記録マークが判別できない。そ
のため、1つの情報を記録するに必要な面積は光スポッ
トの大きさで制限され、線記録密度、トラック密度とも
高くすることができなかった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは光スポットの大きさに制
限されずに高密度な記録を実現できる再生方法およびそ
の媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1として示した光情報再生方法では
、レーザ光を情報記録媒体に照射して形成する光スポッ
トからの反射光を利用して情報を再生する方法において
、前記情報記録媒体に照射された光スポットによって複
素屈折率が変化する層を形成し、前記光スポットの照射
部の光量の多い中央部のみが記録層に光が到達すること
を利用して記録層に書き込まれた情報を再生するように
している。また、本発明の請求項2として示した光情報
記録媒体では、レーザ光を照射して形成する光スポット
からの反射光を利用して情報を再生する情報記録媒体に
おいて、光スポットによって複素屈折率が変化する層を
形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の請求項1によれば、情報記録媒体に形
成された複素屈折率が変化する層に光スポット照射され
ることで、光スポットのうち強力に照射された中心部の
み複素屈折率が変化してその部分の記録層に書かれた記
録マークが選択的に再生できる。
【0007】本発明の請求項2によれば、複素屈折率が
変化する層に光スポット照射されることで、光スポット
のうち強力に照射された中心部のみ複素屈折率が変化し
てその部分の記録層に書かれた記録マークを選択的に再
生できるようになる。そして、この場合、複素屈折率が
変化する層を記録層より光の入射側に形成することで、
複素屈折率の虚数部が可逆的に変化する性質、すなわち
光を照射することにより透過率が高くなるという性質を
利用して、光スポット照射により、記録層に書かれた記
録マークを選択的に再生できる。一方、複素屈折率が変
化する層を記録層より光の入射側と反対側に形成するこ
とで、複素屈折率の実数部が可逆的に変化する性質、す
なわち可視光を照射することにより屈折率が変わるとい
う性質を利用して、光スポット照射部の光干渉効果を高
め、記録層に書かれた記録マークが選択的に再生できる
【0008】
【実施例】図1は本発明の光情報再生方法の原理を説明
する図である。図中、1はレーザ等の光源、2は入射光
と出射光とを分離するビームスプリッタ、3は対物レン
ズ、4は光情報を記録する媒体、5は媒体4に形成され
ている複素屈折率が変化するアパーチャ層、6は媒体4
に形成されている記録層、7は検出器である。
【0009】媒体4の記録層6には記録情報を表す記録
マーク(図1に図示せず、図2(b)参照)が同心円又
はスパイラル状のトラック上に形成されている。また、
媒体4は図示しない駆動系により一定の回転数で回転し
ている。光源1より出射された光はビームスプリッタ2
、1/4波長板8を透過し、対物レンズ3により媒体4
の記録層6に集光される。ここで媒体4のアパーチャ層
5を光が通過する時に光束の強い光スポット中央部分の
み透過率が高くなることから、光スポット中央部分の光
束のみ記録層6に到達する。記録層6で反射された光は
対物レンズ3、1/4波長板8を通って、ビームスプリ
ッタ2で入射光と分離され、検出器7において電気信号
に変換される。
【0010】次に、アパーチャ層5を設けたことによる
効果を図2(a)(b)、図3(a)(b)に従って詳
細に説明する。図2(a)に示すように、光束20が媒
体4のアパーチャ層21に入射すると、アパーチャ層2
1では光束20の強度分布の強い部分のみ通過し、図3
(a)に示す入射時の強度分布(半値幅a)が、図3(
b)に示す通過後の強度分布(半値幅b)となる。そこ
で、図2(b)に示すように、媒体に入射した光束20
の光スポット26はアパーチャ層21によりアパーチャ
開口部27のみに絞られ、その部分を通過した光が記録
層に到達することとなる。したがって、記録層23に形
成された記録マーク28はアパーチャ開口部27のみ再
生されることとなり、トラック方向、トラック幅方向に
近接して記録マークが形成されていても、近接した記録
マークの影響を受けることなくアパーチャ開口部27の
み信号を再生できる。したがって、線密度、トラック密
度を大幅に向上した信号を検出できることとなる。
【0011】再生時には、保護層22、記録層23、保
護層24、反射層25の多層構造を用いて、再生出力の
コントラストをあげた例を示したが、この構成以外の反
射層の無いもの等の媒体構成でよいことは言うまでもな
い。
【0012】また、アパーチャ層21が直接あるいは他
の層を挟んで媒体基板に取り付けられていても、反射層
25が直接あるいは他の層を挟んで媒体基板に取り付け
られていてもよい。また、ここでは追記媒体および相変
化媒体等の反射率の変わる媒体に対する光学系を用いて
説明したが、光磁気媒体等偏光角の変わる媒体でも従来
から知られている光磁気用の光学系を用いれば良いこと
は言うまでもない。
【0013】アパーチャ層としては、複素屈折率の変化
する高分子材料、フォトリフラクティブ材料が用いられ
る。高分子材料としては1′,2′,3′−トリメチル
−6−ヒドロキシスピロピラン等のスピロピランが上げ
られる。また、フォトリフラクティブ材料としては、リ
チウムナイオベート、KTP等が上げられる。さらに、
アパーチャ層の膜厚としては、10nmから1000n
m形成したもの、特に100nmから500nm形成し
たものが好例である。
【0014】前記材料の内には光を当てたことで安定状
態に変わってしまうものもあるが、紫外線を照射する等
してもとの状態に戻る材料であれば使用できる。再生後
に紫外線を照射する等の操作を行ってやればよい。また
、この様に、光を当てたことによってアパーチャ層が2
9と開いていっても、アパーチャ層が開き出すのは光ス
ポット26の中央部以降であり、以前に再生した記録マ
ークの影響は小さい。さらに、前記のように以前に再生
した記録マークの影響が問題になるほど高密度記録する
ためには、再生系に以前に再生した記録マークの影響を
取り去る再生等化器を使用すればよいことは言うまでも
ない。
【0015】図4に別の実施例を示す。図4においては
、アパーチャ層44が記録層42と反射層45の間に形
成されている。この様にすると、光束40が記録層42
を通ってアパーチャ層44に入射すると、アパーチャ層
44では光束40の強度分布の強い部分のみ屈折率が変
化し、その部分の記録層の記録マークよりの信号エンハ
ンス効果が向上する。そこで、媒体に入射した光束40
の光スポットはアパーチャ層44によりアパーチャ開口
部のみで記録層の記録マークよりの信号エンハンスする
こととなる。したがって、記録層43に形成された記録
マークはアパーチャ開口部のみが強く再生されることと
なり、トラック方向、トラック幅方向に近接して記録マ
ークが形成されていても、近接した記録マークの影響を
受けることなくアパーチャ開口部のみ信号を再生でき、
線密度、トラック密度を大幅に向上した信号を検出でき
ることとなる。
【0016】図4に示した実施例でも前の実施例と同様
に各種の変形ができることは言うまでもない。また、ア
パーチャ層として、前の実施例が透過光量を変化させる
ため、光あるいは熱により複素屈折率の虚数部が可逆的
に変化する性質を持つ材料が好例で有るのに対し、図4
に示した実施例では光の干渉効果を変化させるため、光
あるいは熱により複素屈折率の実数部が可逆的に変化す
る性質を持つ材料(リチウムナイオベートやポリジアセ
チレンなどのいわゆる非線形光学材料)が好例で有る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、光スポットのうち強力に照射された中心部の
み複素屈折率が変化してその部分の記録層に書かれた記
録マークが選択的に再生でき、高密度に記録された信号
を周りの影響を受けないので、記録密度を大幅に向上で
きる。
【0018】本発明の請求項2によれば、複素屈折率が
変化する層に光スポット照射されることで、光スポット
のうち強力に照射された中心部のみ複素屈折率が変化し
てその部分の記録層に書かれた記録マークを選択的に再
生できるようになり、その結果、高密度な記録再生を可
能とする媒体ができるものである。そして、この場合、
複素屈折率が変化する層を記録層より光の入射側に形成
することで、複素屈折率の虚数部が可逆的に変化する性
質、すなわち光を照射することにより透過率が高くなる
という性質を利用して、光スポット照射により、記録層
に書かれた記録マークを選択的に再生でき、これによっ
て高密度な信号を周りの干渉なしに再生出来るようにな
る。一方、複素屈折率が変化する層を記録層より光の入
射側と反対側に形成することで、複素屈折率の実数部が
可逆的に変化する性質、すなわち可視光を照射すること
により屈折率が変わるという性質を利用して、光スポッ
ト照射部の光干渉効果を高め、記録層に書かれた記録マ
ークが選択的に再生でき、これによって、高密度な信号
を周りの干渉なしに再生出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の光情報再生方法の原理を説明す
る図である。
【図2】図2(a)(b)は本発明の一実施例に係わる
光情報記録媒体の構成図であって、(a)はその断面図
、(b)はその平面図である。
【図3】図3(a)(b)は本発明の一実施例に係わる
アパーチャ層に入射する、及びアパーチャ層通過後の光
の強度分布をそれぞれ示すグラフである。
【図4】図4は本発明の別の実施例に係わる光情報記録
媒体の構成図である。
【符号の説明】
1  光源 2  ビームスプリッタ 3  対物レンズ 4  媒体 5  アパーチャ層 6  記録層 7  検出器 21  アパーチャ層 23  記録層 42  記録層 44  アパーチャ層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザ光を情報記録媒体に照射して形
    成する光スポットからの反射光を利用して情報を再生す
    る方法において、前記情報記録媒体に照射された光スポ
    ットによって複素屈折率が変化する層を形成し、前記光
    スポットの照射部の光量の多い中央部のみが記録層に光
    が到達することを利用して記録層に書き込まれた情報を
    再生することを特徴とする光情報再生方法。
  2. 【請求項2】  レーザ光を照射して形成する光スポッ
    トからの反射光を利用して情報を再生する情報記録媒体
    において、光スポットによって複素屈折率が変化する層
    を形成したことを特徴とする光情報記録媒体。
JP3043863A 1991-03-08 1991-03-08 光情報再生方法及び光情報記録媒体 Pending JPH04281218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3043863A JPH04281218A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 光情報再生方法及び光情報記録媒体

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JP3043863A JPH04281218A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 光情報再生方法及び光情報記録媒体

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JPH04281218A true JPH04281218A (ja) 1992-10-06

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ID=12675539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3043863A Pending JPH04281218A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 光情報再生方法及び光情報記録媒体

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JP (1) JPH04281218A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06215416A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Nec Corp 光ディスク媒体および光ディスクカートリッジおよび光ディスク再生装置
US5576084A (en) * 1993-11-11 1996-11-19 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical recording medium and the producing method of the optical recording medium
US5615206A (en) * 1992-08-05 1997-03-25 Pioneer Electronic Corporation Optical disk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06215416A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Nec Corp 光ディスク媒体および光ディスクカートリッジおよび光ディスク再生装置
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