JP3258567B2 - 食品搬送用樹脂ベルト - Google Patents
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Description
ことができる食品搬送用樹脂ベルトに関するものであ
る。
するコンベヤベルトとして使用される食品搬送用樹脂ベ
ルトは、搬送物である食品の残存物が表面に付着するた
めに微生物が増殖し易く、微生物によって食品の品質や
保存性が害されるおそれがある。このために食品の製造
工場では作業終了後、ベルトの洗浄を行なっているが、
微生物を完全に除菌する場合には次亜塩素酸ソーダや過
酸化水素水などの高濃度の薬品を用いて長時間洗浄を行
なう必要があり、衛生管理に大きな労力を必要とするも
のであった。
含有させた食品搬送用樹脂ベルトが提供されている。し
かし、食品を裸で搬送するには食品衛生法(厚生省告示
第20号、FDA#177−2600の抽出試験)を合
格することが必要であり、樹脂層中に含有させる抗菌防
かび剤として低毒性で安全性の高いものを用いることが
重要である。
機系のものとに分類することができる。前者の無機系の
ものとしては銀系抗菌防かび剤が多く使用されている
が、このものは樹脂に練り込むときに樹脂の変色を引き
起こすという欠点があり、このために添加量に制限があ
って十分な抗菌防かび性能を得ることができないもので
あった。さらにこの銀系抗菌防かび剤の防かび性につい
ては、必ずしも広範囲のかびには有効ではないという問
題もあった。
で有効であるため比較的低毒性で安全性が高く、樹脂を
変色させることも小さいという利点を有する。このため
に有機系のものが抗菌防かび剤として注目されており、
中でも2−(4チアゾリール)ベンツイミダゾールなど
のイミダゾール系のものが特開平4−333405号公
報や特開平4−33406号公報にみられるように食品
搬送用樹脂ベルトに使用されている。
系のものは、防かび性については一定の効果が認められ
るが、抗菌性については効果が殆ど認められず、従って
この2−(4チアゾリール)ベンツイミダゾールなどの
イミダゾール系化合物を樹脂層に含有する食品搬送用樹
脂ベルトでは、十分な抗菌性と防かび性の両性能を付与
することができないものであった。
あり、抗菌防かび性能の高い食品搬送用樹脂ベルトを提
供することを目的とするものである。
樹脂ベルトは、搬送面が樹脂層で形成され接着処理剤を
含浸付着させた心体帆布を搬送面の樹脂層に積層した食
品搬送用樹脂ベルトにおいて、樹脂層及び接着処理剤に
ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛を有効成
分とする抗菌防かび剤組成物を含有させて成ることを特
徴とするものである。
剤組成物として、少なくともビス(2−ピリジルチオ−
1−オキシド)亜鉛、紫外線吸収剤、変色防止剤及び分
散剤からなるものを用いることを特徴とするものであ
る。また請求項3の発明は、上記の樹脂中に、抗菌防か
び剤組成物のビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)
亜鉛、紫外線吸収剤、変色防止剤、分散剤が分散乃至溶
解して含有されていることを特徴とするものである。
する。食品搬送用樹脂ベルトに含有させる抗菌防かび剤
組成物として望ましい条件は、性状の面では、樹脂層や
心体層を着色しないように外観が白色ないし淡黄色の微
粉末であること、樹脂層に均一に分散乃至溶解するよう
に100メッシュの篩を通過し得る大きさの微粒子であ
ること、樹脂成形温度においても安定であること、水に
溶出しないように水に対して不溶性であることである。
JIS Z 2911やASTM・G21−70の防か
び効果のあるものが望ましい。そして本発明では、これ
らの条件を満足するものとして、ビス(2−ピリジルチ
オ−1−オキシド)亜鉛を有効成分とする抗菌防かび剤
組成物を用いるようにしたものである。このビス(2−
ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛は上記の条件を満足
すると共に、食品搬送用のベルトの試験に関する食品衛
生法、厚生省告示第20号、FDA#177・2600
の抽出試験を満足する低毒性のものである。
の表1の性能を示す。
ように、心体帆布4に接着処理剤を含浸して形成される
心体層2の表面に樹脂層1を積層して作製されるもので
あり、この表層の樹脂層1が食品を搬送する搬送面とな
る。そして本発明ではこの表層の樹脂層1に上記のビス
(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛を有効成分と
する抗菌防かび剤組成物を含有させて食品搬送用ベルト
Aを作製するようにしてある。また心体層2の接着処理
剤にもこのビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜
鉛を有効成分とする抗菌防かび剤組成物を含有させるの
が好ましい。
1と裏面の心体層2からなる1プライベルトであるが、
図2のように、心体帆布4に接着処理剤を塗布して形成
される2層の心体層2の間に中間樹脂層3を積層すると
共に一方の心体層2の表面に搬送面となる樹脂層1を積
層して、2層の樹脂層1,3と2層の心体層2からなる
2プライベルトとして形成することもできる。この2プ
ライの食品搬送用ベルトAにあっても、表層の樹脂層1
に上記のビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛
を有効成分とする抗菌防かび剤組成物を含有させるもの
であり、また中間樹脂層3や各心体層2の接着処理剤に
もこのビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛を
有効成分とする抗菌防かび剤組成物を含有させるのが好
ましい。尚、心体層2と樹脂層1の間や心体層2と中間
樹脂層3の間には、心体層2の心体帆布4に含浸した接
着処理剤によって形成される薄い接着層が介在してお
り、この接着層によって心体層2と樹脂層1や中間樹脂
層3とが密着して積層されている。
て、上記の樹脂層1や中間樹脂層3を形成する樹脂とし
ては、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂等を用いることができる。このポリウレタン
樹脂としては、通常の熱可塑性ポリウレタン樹脂、すな
わち1分子中に2個以上の活性水素を有するポリオール
と1分子中にイソシアネート基を2個以上有するイソシ
アネート化合物とを反応させてウレタン基を生成させた
ポリオール系のものを使用することができる。ポリオー
ルとしてはポリプロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
との共重合体などのポリエーテル系ポリオールを用いる
ことができるが、勿論、ポリエステル系ポリオール、ポ
リブタジエン系ポリオール、アクリル系ポリオール、フ
ェノール系ポリオール等を用いることも可能である。ま
たポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等を用いることができる。
接着処理剤としては、ポリウレタン樹脂を主成分とし、
ポリウレタン樹脂を溶かす溶剤を添加して攪拌した液状
体を用いることができるものであり、ポリウレタン樹脂
としては上記と同様なポリオール系ポリウレタンを使用
することができる。また溶剤としてはジメチルホルムア
ミド、トルエン、トリエチレングリコール、メタクレゾ
ール、カルビトール、ターピノールなど、ポリウレタン
樹脂の種類に応じて任意のものを選択して使用すること
ができる。接着処理剤の濃度については、作業性と接着
性を考慮して適宜調整することができる。
ップ液と糊液とからなるものを使用することができるも
のであり、未処理の心体帆布4をまずディップ液に浸漬
して乾燥させた後、さらにドクターナイフで糊液を心体
帆布4に付着含浸させ、そして乾燥させることによって
心体帆布4を処理することができる。このようにして接
着処理剤を心体帆布4の内部に含浸付着させることがで
きるものである。ここで、ディップ液と糊液は樹脂成分
は同じであるが、ディップ液の固形分の濃度が糊液のそ
れより小さくなるように溶剤の添加量を調節してある。
成する樹脂、あるいは心体帆布4に含浸付着させる接着
処理剤に、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜
鉛を有効成分とする抗菌防かび剤組成物を含有させるこ
とによって、本発明に係る抗菌防かび性を有する食品搬
送用ベルトAを得ることができるものである。ここで本
発明において、この抗菌防かび剤組成物としては、抗菌
防かびの有効成分であるビス(2−ピリジルチオ−1−
オキシド)亜鉛に、紫外線吸収剤及び変色防止剤を配合
し、さらに分散剤を配合したものを用いるものである。
化することを防ぐために配合されるものであり、この紫
外線吸収剤としては、2−(3−t−ブチル−5−メチ
ル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロ
キシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキ
シフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−
t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−{2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−
ジメチルベンジル)フェニル}−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−(2−ヒドロキシ−5′−t−オクチルフェ
ニル)ベンソトリアゾールなどのベンゾトリアゾール系
紫外線吸収剤や、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロ
キシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン重縮合物、2,5−ビス{5′−t
−ブチルベンゾオキザゾリル(2)}チオフェンなどの
ヒンダードアミン系紫外線吸収剤を用いることができ
る。
の変色を防止してベルトが変色することを防ぐために配
合されるものであり、この変色防止剤としては、エチレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム、酸性ヘキサメタ燐酸ナ
トリウムなどのキレート剤を用いることができる。抗菌
防かび剤組成物を構成する上記のビス(2−ピリジルチ
オ−1−オキシド)亜鉛、紫外線吸収剤、変色防止剤を
樹脂や接着処理剤に配合して混練あるは混合するにあた
って、これらの各成分の流動性や分散性を高めて樹脂中
や接着処理剤中に均一に分散あるいは溶解させるため
に、本発明ではビス(2−ピリジルチオ−1−オキシ
ド)亜鉛に紫外線吸収剤及び変色防止剤を配合すると共
に、さらに分散剤を配合して抗菌防かび剤組成物を調製
するようにしているものである。この分散剤としては炭
酸カルシウム、タルク、二酸化珪素などを用いることが
できる。
組成物は100メッシュの篩を通過する粒径が50μm
〜150μm程度の粉末である。また抗菌防かび剤組成
物の組成比は、特に限定されるものではないが、ビス
(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛100重量部
に対して、紫外線吸収剤20〜50重量部、変色防止剤
20〜50重量部、分散剤100〜400重量部の範囲
が好ましい。
樹脂や、心体帆布4に含浸する接着処理剤の樹脂分に対
する抗菌防かび剤組成物の添加量は、抗菌防かび剤組成
物中の有効成分であるビス(2−ピリジルチオ−1−オ
キシド)亜鉛の添加量が0.01〜0.5重量%になる
ように、0.1〜1.0重量%程度の範囲に設定するの
が好ましい。抗菌防かび剤組成物の配合量が0.1重量
%未満では、食品搬送用ベルトAに十分な抗菌防かび性
能や紫外線劣化防止性能、変色防止効果を付与すること
が難しい。逆に配合量が1.0重量%を超えると、樹脂
層1の押出成形時などに樹脂中の添加剤と反応して樹脂
に変色を引き起こすおそれがあると共に樹脂表面へのブ
ルームが発生し易くなり、しかも抗菌防かび性の効果は
これ以上期待できないので経済的に不利になる。
成物を添加して混練あるいは混合するにあたって、抗菌
防かび剤組成物には分散剤が配合してあるので、抗菌防
かび剤組成物の各成分は均一に樹脂や接着処理剤に分散
乃至溶解され、抗菌防かび効果、紫外線劣化防止効果、
変色防止効果が有効に発揮されるようになっている。
する。 (実施例1)次の組成の各成分を混合することによっ
て、100メッシュ篩を通過する微粉末の抗菌防かび剤
組成物を調製した。 ・ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛 100重量部 ・2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ ベンゾトリアゾール 30重量部 ・エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 20重量部 ・炭酸カルシウム 300重量部 次に、ポリエーテル系ポリウレタン樹脂(ポリテトラメ
チレンエーテルグリコール系)をペレット化し、これに
上記の抗菌防かび剤組成物を0.2重量%添加してドラ
イブレンドし、これを加熱して可塑化して押出機でシー
ト状に押し出し、このシートから直径2〜4mm、長さ
1〜4mmの円柱状のペレットを作製した。このペレッ
トには抗菌防かび剤組成物の各成分が均一に分散されて
いる。そしてこのペレットを別の押出機に投入して、厚
み0.3mmのシート状に押出成形した。
(ポリテトラメチレンエーテルグリコール系)100重
量部に対してジメチルホルムアミドとトルエンの混合溶
剤850重量部、上記の抗菌防かび剤組成物0.5重量
部を添加したディップ液と、ポリエーテル系ポリウレタ
ン樹脂(ポリテトラメチレンエーテルグリコール系)1
00重量部に対してジメチルホルムアミドとトルエンの
混合溶剤400重量部、上記の抗菌防かび剤組成物0.
5重量部を添加した糊液とからなる接着処理剤を調製
し、まずポリエステル帆布をディップ液に浸漬してディ
ップ液を10重量%の含浸量(固形分換算)で含浸させ
た後、150〜160℃の温度で30〜60秒間乾燥さ
せ、次にディップ処理したポリエステル帆布の表面に糊
液をドクターナイフで塗布して糊液を20重量%の付着
量(固形分換算)で付着含浸させ、150〜160℃の
温度で30〜60秒間乾燥させることによって、ポリエ
ステル帆布を接着処理剤で処理した。
レタン樹脂の押出シートと接着処理剤を含浸付着させた
ポリエステル帆布とを重ね、150〜160℃の温度で
加熱しながらロートキュア方式で加圧積層することによ
って、図1のような表面の樹脂層1と裏面の帆布4によ
る心体層2からなる1プライ構成の食品搬送用ベルトA
を製作した。
ことによって、100メッシュ篩を通過する微粉末の抗
菌防かび剤組成物を調製した。 ・ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛 100重量部 ・2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ ベンゾトリアゾール 20重量部 ・エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 20重量部 ・炭酸カルシウム 350重量部 この抗菌防かび剤組成物を用い、後は実施例1と同様に
して1プライ構成の食品搬送用ベルトAを製作した。
樹脂に、抗菌防かび剤としてイミダゾール系の2−(4
チアゾリール)ベンツイミダゾールを0.2重量%添加
して混練し、また実施例1と同じ接着処理剤に、2−
(4チアゾリール)ベンツイミダゾールを0.5重量%
(対ポリウレタン樹脂)添加して混合すると共に、この
接着処理剤を実施例1と同様にしてポリエステル帆布に
含浸処理した。後は、このポリウレタン樹脂と接着処理
剤を含浸付着させた帆布を用い、実施例1と同様にして
食品搬送用ベルトを製作した。
樹脂に、抗菌防かび剤として無機銀系の銀添リン酸ジル
コニウムを0.2重量%添加して混練し、また実施例1
と同じ接着処理剤に、銀添リン酸ジルコニウムを0.5
重量%(対ポリウレタン樹脂)添加して混合すると共
に、この接着処理剤を実施例1と同様にしてポリエステ
ル帆布に含浸処理した。後は、このポリウレタン樹脂と
接着処理剤を含浸付着させた帆布を用い、実施例1と同
様にして食品搬送用ベルトを製作した。
理剤として、抗菌防かび剤組成物を添加しないものをそ
のまま用いるようにし、後は実施例1と同様にして食品
搬送用ベルトを製作した。上記のようにして実施例1,
2及び比較例1〜3で作製した食品搬送用ベルトを切断
して40mm×40mmの寸法の試験片を切り出し、抗
菌試験及びかび抵抗性試験を行なった。
hia coli(大腸菌)とStaphylococ
cus aureus(黄色ブドウ球菌)を用い、トリ
プトソーヤブイヨン培地にこの菌株を接種して培養した
ものを菌液とし、この一定量を試験片の表裏面の全体に
付着させ、試験片上で30℃の条件で24時間培養を行
ない、この後に生理食塩水で残存菌を抽出し、抽出液1
ミリリットル中の生菌数を測定することによって行なっ
た。結果を表2に示す。
gillus niger、Penicillium
funiculosum、Gliocladium v
irrens、Chaetomium globosu
m、Aureobasidim pullulansを
用い、ASTM・G21−70に準拠して、試験片を寒
天平板培地(ニュートリエントソルトアガー培地)に乗
せ、上記の菌株の混合胞子懸濁液を試験片の表裏面に約
0.5ミリリットル均一に噴霧し、30℃、98%RH
の条件の恒温恒湿器内で培養することによって、行なっ
た。そして培養7日目、28日目の試験片を観察し、試
験片上に発かび無しを「0」、試験片の発かび面積10
%未満を「1」、試験片の発かび面積10〜30%を
「2」、試験片の発かび面積30〜60%を「3」、試
験片の発かび面積60%以上を「4」として評価した。
結果を表3に示す。
てイミダゾール系のものを用いた比較例1や、無機銀系
のものを用いた比較例2は、抗菌防かび剤を配合しない
比較例3と同様に、菌数が初発菌数よりも増加している
のに対して、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)
亜鉛を有効成分とする抗菌防かび剤組成物を配合した実
施例1,2は菌数が初発菌数の半数以下に減少してお
り、抗菌効果が認められる。
としてイミダゾール系のものを用いた比較例1や、無機
銀系のものを用いた比較例2は、抗菌防かび剤を配合し
ない比較例3よりは少ないものの、かびの発生が認めら
れるが、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛
を有効成分とする抗菌防かび剤組成物を配合した実施例
1,2は、試験片上にかびが発生していないことが確認
され、高い防かび効果が認められる。
で形成され接着処理剤を含浸付着させた心体帆布を搬送
面の樹脂層に積層した食品搬送用樹脂ベルトにおいて、
樹脂層及び接着処理剤にビス(2−ピリジルチオ−1−
オキシド)亜鉛を有効成分とする抗菌防かび剤組成物を
含有させるようにしたので、ビス(2−ピリジルチオ−
1−オキシド)亜鉛によって高い抗菌防かび性能を得る
ことができるものである。また搬送面の裏側になる心体
帆布の層においても抗菌防かび性能を得ることができ、
ベルトの全体において高い抗菌防かび性能を得ることが
できるものである。
物として、少なくともビス(2−ピリジルチオ−1−オ
キシド)亜鉛、紫外線吸収剤、変色防止剤及び分散剤か
らなるものを用いるようにしたので、ベルトが紫外線劣
化して低寿命になることを紫外線吸収剤によって防止で
きると共にベルトの変色を変色防止剤によって防止でき
るものであり、しかも分散剤によって抗菌防かび剤組成
物の各成分を樹脂層に均一に分散乃至溶解させることが
できるものである。
防かび剤組成物のビス(2−ピリジルチオ−1−オキシ
ド)亜鉛、紫外線吸収剤、変色防止剤、分散剤を分散乃
至溶解させるようにしたので、樹脂層中への均一な分散
乃至溶解で抗菌防かび性能を一層高く得ることができる
ものである。
斜視図である。
斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 搬送面が樹脂層で形成され接着処理剤を
含浸付着させた心体帆布を搬送面の樹脂層に積層した食
品搬送用樹脂ベルトにおいて、樹脂層及び接着処理剤に
ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛を有効成
分とする抗菌防かび剤組成物を含有させて成ることを特
徴とする食品搬送用樹脂ベルト。 - 【請求項2】 抗菌防かび剤組成物は、少なくともビス
(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、紫外線吸収
剤、変色防止剤及び分散剤からなるものであることを特
徴とする請求項1に記載の食品搬送用樹脂ベルト。 - 【請求項3】 樹脂層中に、抗菌防かび剤組成物のビス
(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、紫外線吸収
剤、変色防止剤、分散剤が分散乃至溶解して含有されて
いることを特徴とする請求項1に記載の食品搬送用樹脂
ベルト。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP17798296A JP3258567B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 食品搬送用樹脂ベルト |
EP97111536A EP0818405B2 (en) | 1996-07-08 | 1997-07-08 | Food conveying resin belt |
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