JPH0455207A - コンベアベルト - Google Patents
コンベアベルトInfo
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- JPH0455207A JPH0455207A JP16476890A JP16476890A JPH0455207A JP H0455207 A JPH0455207 A JP H0455207A JP 16476890 A JP16476890 A JP 16476890A JP 16476890 A JP16476890 A JP 16476890A JP H0455207 A JPH0455207 A JP H0455207A
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Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、食品等の搬送に適し、衛生的で、使用中にそ
りの発生が小さいコンベアベルトに関する。
りの発生が小さいコンベアベルトに関する。
従来の技術
食品をコンベアベルトで搬送する場合、このベルト上で
搬送物を切断する作業を行なうことがある。切断作業で
、ベルト表面には刃物による傷が多くつき、この傷に雑
菌が潜伏して繁殖しやすいので、コンベアヘルドは雑菌
の繁殖を抑制するような機能をもたなければならない。
搬送物を切断する作業を行なうことがある。切断作業で
、ベルト表面には刃物による傷が多くつき、この傷に雑
菌が潜伏して繁殖しやすいので、コンベアヘルドは雑菌
の繁殖を抑制するような機能をもたなければならない。
また、ベル１〜上で切断作業を良好に行なうには、ベル
トが使用中にそらず、平らな状態に保持できなければな
らない。
トが使用中にそらず、平らな状態に保持できなければな
らない。
従来使用されているコンヘアヘルドは、合成繊維、天然
繊維などからなる織布（以下「基布」という）の表面に
、ポリ塩化ビニル、熱可塑性ポリウレタン、アイオノマ
樹脂等をカレンダ加工によりコートシて製造したもの、
貼布に接着剤処理をして熱圧下で樹脂シートと接着して
製造したもの、或いは、樹脂シートを押出し成形する際
、基布と熱圧着して製造したものが多用されている。こ
れらヘルドは、基布が吸水性に冨むことや基布表面が凹
凸形状を呈していることに起因して、かびや雑菌か繁殖
しやすい問題がある。
繊維などからなる織布（以下「基布」という）の表面に
、ポリ塩化ビニル、熱可塑性ポリウレタン、アイオノマ
樹脂等をカレンダ加工によりコートシて製造したもの、
貼布に接着剤処理をして熱圧下で樹脂シートと接着して
製造したもの、或いは、樹脂シートを押出し成形する際
、基布と熱圧着して製造したものが多用されている。こ
れらヘルドは、基布が吸水性に冨むことや基布表面が凹
凸形状を呈していることに起因して、かびや雑菌か繁殖
しやすい問題がある。
一方、押出し成形したポリプロピレンシートやポリエス
テルエラストマシー１〜をコンベアベルトとすることも
ある。この場合、上述の基布を用いたベル１〜より衛生
的であるが、食品の切断のときに刃物でできたベルト表
面の傷には雑菌が繁殖しやすい。また、ベルトが幅方向
に凹にそりやすく、このような状態では切断作業を円滑
に行えない。
テルエラストマシー１〜をコンベアベルトとすることも
ある。この場合、上述の基布を用いたベル１〜より衛生
的であるが、食品の切断のときに刃物でできたベルト表
面の傷には雑菌が繁殖しやすい。また、ベルトが幅方向
に凹にそりやすく、このような状態では切断作業を円滑
に行えない。
発明が解決しようとする課題
本発明の課題は、熱可塑性樹脂よりなるコンベアベルト
において、雑菌の繁殖とそりの発生の を抑制し、食品の搬送とベルト上での食ら９断に適した
コンヘアベルｌ〜を提供することである。
において、雑菌の繁殖とそりの発生の を抑制し、食品の搬送とベルト上での食ら９断に適した
コンヘアベルｌ〜を提供することである。
課題を解決するための手段
本発明に係るコンヘアベル１〜は、熱可塑性樹脂からな
るものにおいて、次の（イ）〜（ニ）の要件を備えたこ
とを特徴とする。
るものにおいて、次の（イ）〜（ニ）の要件を備えたこ
とを特徴とする。
（イ）表面層／芯層／裏面層が一体となった３層の熱可
塑性樹脂層からなる。
塑性樹脂層からなる。
（ロ）表面層１と裏面層３の弾性率を芯層２の弾性率よ
り小さく設定する。
り小さく設定する。
（ハ）裏面層３の厚さを表面層１の厚さより薄くする。
（ニ）表面層１と裏面層３を構成する熱可塑性樹脂には
、抗菌性セオライトを配合する。
、抗菌性セオライトを配合する。
作用
熱可塑性樹脂製のコンベアベルトは、押出し成形により
製造するが、単層のベルトでは配合した抗菌性ゼオライ
トが成形時に中心近くに偏在してしまい、有効に働かせ
ることができない。
製造するが、単層のベルトでは配合した抗菌性ゼオライ
トが成形時に中心近くに偏在してしまい、有効に働かせ
ることができない。
本発明に係るコンベアベルトは３層構造にして、表裏面
層に抗菌性ゼオライ１−を配合しているので、同じ厚さ
のヘルドで回し量の抗菌性ゼオライトを配合したもので
あれば、単層のベル１〜より抗菌性セオライトを有効に
働かせることができる。
層に抗菌性ゼオライ１−を配合しているので、同じ厚さ
のヘルドで回し量の抗菌性ゼオライトを配合したもので
あれば、単層のベル１〜より抗菌性セオライトを有効に
働かせることができる。
また、本発明に係るコンベアベルトは、芯層の弾性率を
表裏面層の弾性率より大きくして、小さなプーリにも沿
わせることができる柔軟性と耐疲労特性の両方を保持し
ているが、さらに表裏面層の厚さを変えることで、以下
の理由によりそりも抑制されている。
表裏面層の弾性率より大きくして、小さなプーリにも沿
わせることができる柔軟性と耐疲労特性の両方を保持し
ているが、さらに表裏面層の厚さを変えることで、以下
の理由によりそりも抑制されている。
コンヘアヘルドには、走行方向のテンションがかかって
いるので、第２図に示すよしに、この走行テンションに
起因してコンベアベルト４は幅方向に収縮する。矢印は
、収縮の量と方向を示し、厚さ方向の各部位で等しい大
きさとなっている（テンションに対する応力については
、コンベアベルトの厚さ方向で構成材料が異なれば、弾
性率の大きい材料の層が大きな応力を負担しており、幅
方向の収縮量は厚さ方向の各部位で等しくなっている）
。
いるので、第２図に示すよしに、この走行テンションに
起因してコンベアベルト４は幅方向に収縮する。矢印は
、収縮の量と方向を示し、厚さ方向の各部位で等しい大
きさとなっている（テンションに対する応力については
、コンベアベルトの厚さ方向で構成材料が異なれば、弾
性率の大きい材料の層が大きな応力を負担しており、幅
方向の収縮量は厚さ方向の各部位で等しくなっている）
。
上記のように、幅方向の収縮が、厚さ方向の各部位で等
しい大きさであれば、そりは生じない。ところが第３図
に示すように、コンベアヘルド４がプーリ５に沿う部分
についてみると、その接触面では、摩擦力が上記幅方向
の収縮を抑える方向に働く。摩擦力の影響は、裏面側で
大きく表面側で小さいから、結局、幅方向の収縮が、厚
さ方向の裏面側で小さく表面側で大きくなるために上ぞ
りが生じるのである。
しい大きさであれば、そりは生じない。ところが第３図
に示すように、コンベアヘルド４がプーリ５に沿う部分
についてみると、その接触面では、摩擦力が上記幅方向
の収縮を抑える方向に働く。摩擦力の影響は、裏面側で
大きく表面側で小さいから、結局、幅方向の収縮が、厚
さ方向の裏面側で小さく表面側で大きくなるために上ぞ
りが生じるのである。
上記摩擦力は、コンベアベルトの幅方向の収縮に対して
、コンヘアベルトを相対的に幅方向一・伸ばす力である
。摩擦力の影響は、裏面側から表面に近くなるに従って
小さくなるから、第３図に矢印で示した相対的な伸びの
量は、裏面側で最も大きく表面ではＯである。この相対
的な伸びの州を裏面側で小さくできれば、コンベアベル
ｌ〜の幅方向の収縮量を厚さ方向の各部位で差がない状
態に近づけることができる。
、コンヘアベルトを相対的に幅方向一・伸ばす力である
。摩擦力の影響は、裏面側から表面に近くなるに従って
小さくなるから、第３図に矢印で示した相対的な伸びの
量は、裏面側で最も大きく表面ではＯである。この相対
的な伸びの州を裏面側で小さくできれば、コンベアベル
ｌ〜の幅方向の収縮量を厚さ方向の各部位で差がない状
態に近づけることができる。
この観点から、本発明に係るコンベアベルトは、裏面層
の厚さを表面層の厚さより薄＜シて、弾性率の高い芯層
を摩擦力の影響か大きい裏面側に偏在させている。これ
によって、弾性率の高い芯層が、摩擦力に起因する相対
的な伸びの大きい部位に効果的に作用し、第３図（ｂ）
に示すように、相対的な伸びを小さく抑える。この結果
、コンベアベルトの幅方向の収縮量を厚さ方向の各部位
で差がない状態に近づけ得る。
の厚さを表面層の厚さより薄＜シて、弾性率の高い芯層
を摩擦力の影響か大きい裏面側に偏在させている。これ
によって、弾性率の高い芯層が、摩擦力に起因する相対
的な伸びの大きい部位に効果的に作用し、第３図（ｂ）
に示すように、相対的な伸びを小さく抑える。この結果
、コンベアベルトの幅方向の収縮量を厚さ方向の各部位
で差がない状態に近づけ得る。
実施例
次に、本発明に係るコンベアベル１−の実施例を説明す
る。
る。
第１表に示す高弾性率樹脂（芯層）と低弾性率樹脂（表
面層、裏面層）の組合せ、厚さ構成、および表裏面層へ
の抗菌性ゼオライト（商品名ゼオミック、シナネンニュ
ーセラミック製）の添加量で、３層シー１〜を共押出し
成形し、コンヘアヘルドとした。ヘルドの抗菌性確認試
験とそりの測定結果を第２表に示した。
面層、裏面層）の組合せ、厚さ構成、および表裏面層へ
の抗菌性ゼオライト（商品名ゼオミック、シナネンニュ
ーセラミック製）の添加量で、３層シー１〜を共押出し
成形し、コンヘアヘルドとした。ヘルドの抗菌性確認試
験とそりの測定結果を第２表に示した。
第１表におりる樹脂種類は次のとおりである。
Ａ：ポリエステルエラストマ
（商品名 ペルプレンＰ９０ＢＤ。
東洋紡績型）
Ｂ：ポリエステルエラストマ
（商品名 ペルプレンＥ４５０ＢＤ。
東洋紡績型）
Ｂ：ポリエステルエラストマ
（商品名 ペルプレンＰ１５０８ＧＦ１０、東洋紡績型
） 第２表 第２表において、抗菌性試験は、試験片（５０Ｘ５０ｍ
ｍ）に菌液（菌数１０５個／ｍ１）を１ ｍ１滴下し、
３７°Ｃで１８時間培養後、菌試験紙（大腸菌用、一般
菌用）にて菌数を測した。
） 第２表 第２表において、抗菌性試験は、試験片（５０Ｘ５０ｍ
ｍ）に菌液（菌数１０５個／ｍ１）を１ ｍ１滴下し、
３７°Ｃで１８時間培養後、菌試験紙（大腸菌用、一般
菌用）にて菌数を測した。
そり量は２００ｍｍ幅×１０ｍ長さのベルトを次の条件
で走行し、第４図におけるそり量りを測定した。
で走行し、第４図におけるそり量りを測定した。
プーリ径：φ１５０ｍｍ テンション：０．４％走行
速度： １０ｍ／ｍ 搬送物重量：３ｋｇ走行時間
：４８時間 発明の効果 第２表から明らかなように、本発明に係るコンベアヘル
ドは、３層構成にして表裏面層のめに抗菌性ゼオライト
を添加したので、少ない添加量でベルト表面の抗菌性を
良好に保つことができる。そして、ベルトのそりが抑制
されるので、ヘルドの上で食品等の搬送物の切断を良好
に実施でき、刃物でヘルド表面にできた傷にも雑菌の繁
殖が抑制される点、有用性の高いものである。
速度： １０ｍ／ｍ 搬送物重量：３ｋｇ走行時間
：４８時間 発明の効果 第２表から明らかなように、本発明に係るコンベアヘル
ドは、３層構成にして表裏面層のめに抗菌性ゼオライト
を添加したので、少ない添加量でベルト表面の抗菌性を
良好に保つことができる。そして、ベルトのそりが抑制
されるので、ヘルドの上で食品等の搬送物の切断を良好
に実施でき、刃物でヘルド表面にできた傷にも雑菌の繁
殖が抑制される点、有用性の高いものである。
第１図は本発明に係るコンヘアヘルドの層構成を示す断
面図、第２図は走行テンションに基づくコンベアヘルド
の幅方向の収縮量を示す横断面説明図、第３図はプーリ
との間の摩擦に起因するコンヘアヘルドの幅寸方向の相
対的な伸び量を示す横断面説明図、第４図は測定するコ
ンベアベルトそり量りを示す説明図である。 ■は表面層、２は芯層、３ば裏面層
面図、第２図は走行テンションに基づくコンベアヘルド
の幅方向の収縮量を示す横断面説明図、第３図はプーリ
との間の摩擦に起因するコンヘアヘルドの幅寸方向の相
対的な伸び量を示す横断面説明図、第４図は測定するコ
ンベアベルトそり量りを示す説明図である。 ■は表面層、２は芯層、３ば裏面層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 表面層／芯層／裏面層が一体となった３層の熱可塑性樹
脂層からなり 表面層と裏面層の弾性率を芯層の弾性率より小さく設定
し、 裏面層の厚さを表面層の厚さより薄くし、表面層と表面
層を構成する熱可塑性樹脂には抗菌性ゼオライトを配合
したコンベアベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16476890A JPH0455207A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | コンベアベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16476890A JPH0455207A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | コンベアベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0455207A true JPH0455207A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15799565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16476890A Pending JPH0455207A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | コンベアベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0455207A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0818405A2 (en) † | 1996-07-08 | 1998-01-14 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Food conveying resin belt |
| WO2002062682A1 (de) * | 2001-02-02 | 2002-08-15 | Habasit Ag | Förderband mit einer ein antimikrobielles additiv enthaltenden polymeren overflächenbeschichtung |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP16476890A patent/JPH0455207A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0818405A2 (en) † | 1996-07-08 | 1998-01-14 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Food conveying resin belt |
| US5941369A (en) * | 1996-07-08 | 1999-08-24 | Mitsiboshi Beltingltd. | Food conveying resin belt |
| EP0818405B2 (en) † | 1996-07-08 | 2004-03-31 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Food conveying resin belt |
| WO2002062682A1 (de) * | 2001-02-02 | 2002-08-15 | Habasit Ag | Förderband mit einer ein antimikrobielles additiv enthaltenden polymeren overflächenbeschichtung |
| US6994209B2 (en) | 2001-02-02 | 2006-02-07 | Habasit Ag | Conveyor belt with a polymer surface coating containing an antimicrobial additive |
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