JPH0433405A - 弾性表面波フィルタおよびそれを用いた移動無線装置 - Google Patents

弾性表面波フィルタおよびそれを用いた移動無線装置

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JPH0433405A
JPH0433405A JP13819490A JP13819490A JPH0433405A JP H0433405 A JPH0433405 A JP H0433405A JP 13819490 A JP13819490 A JP 13819490A JP 13819490 A JP13819490 A JP 13819490A JP H0433405 A JPH0433405 A JP H0433405A
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JP
Japan
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electrode
surface acoustic
terminal
acoustic wave
conductive pattern
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Pending
Application number
JP13819490A
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English (en)
Inventor
Hideo Onuki
大貫 秀男
Norio Hosaka
憲生 保坂
Kazushi Watanabe
一志 渡辺
Akitsuna Yuhara
章綱 湯原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧電性基板上に複数個のすだれ状電極を横方
向に配列して入力および出力に用いた多電極型弾性表面
波フィルタであって、特に高周波において、挿入損失が
小さく、帯域外減衰量の大きな、弾性表面波フィルタに
関する。
〔従来の技術〕
従来の弾性表面波フィルタは、米国特許第3゜582.
840号公報記載のように、各すだれ状電極の端子部は
圧電性基板上で互いに配線されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術は、UHF帯の高周波で使用する場合の
配慮がなされておらず、寄生インピーダンスによる挿入
損の増加やアース電位の変動により帯域外減衰量が劣化
するという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決し、高周波で使用可能
な弾性表面波フィルタ及び其れを用いた移動無線装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明においては、圧電性基
板上に複数個のすだれ状電極を横方向に配列して入力お
よび出力に用いた多電極型弾性表面波フィルタにおいて
、各すだれ状電極の入力または出力に用いる側の電極の
端子部に、それぞれ、ワイヤボンデイングパツドを設け
、これらのワイヤボンデイングパツドと外部入力端子ま
たは外部出力端子とを、直接、金属細線で接続し、且つ
、各すだれ状電極の他の側の電極の端子部は、圧電性基
板上に形成した導電性パターンにより相互に接続し、こ
の導電性パターンとパッケージの基板または外部アース
電極とを金属細線で接続することにした。
また、上記のような弾性表面波フィルタを2段縦続接続
する際には、第1段フィルタの出力用すだれ状電極の出
力端子と第2段フィルタの入力用すだれ状電極の入力端
子とを、圧電性基板上に形成した導電性パターンですべ
て相互に接続し、且つ、前記出力端子と入力端子を除き
、各段各すだれ状電極の、各部端子にワイヤボンドしな
い側の電極の端子を、各すだれ状電極の間を通って圧電
性基板上に形成した導電性パターンにより相互に接続し
、この導電性パターンをパッケージの基板または外部ア
ース電極と金属細線で接続することにした。
〔作用〕
外部入力端子または外部出力端子に接続される金属細線
は、それぞれ並列に接続されるため、配線抵抗を低減で
きる。また、圧電性基板上の導電性パターンで配線する
場合に比べて寄生的に発生する等価コンデンサの容量を
小さくできるため、配線部分での損失を小さくできる。
また、各すだれ状電極のアース側電極の端子部は、圧電
性基板上の導電性パターンに接続され、この導電性パタ
ーンは面積を大きくすることが容易であるから、外部ア
ース電極との間に形成されるコンデンサの容量を大きく
することができ、高周波でもアース電位が上がり難く、
このため、帯域外減衰量の劣化が少なくなる。
上記多電極型フィルタを2段縦続接続する場合には、各
段間を導電性パターンで縦続接続し、且つ、各段各すだ
れ状電極のアース側電極の端子部を各すだれ状電極の間
を通る導電性パターンを設けて相互に接続している。格
段間を縦続接続する導電性パターンの長さは(接続すべ
き双方の端子は直接対向している)短くできるため、配
線抵抗を小さくでき、導電性パターンの面積を小さくし
て寄生容量の発生を小さくできるので、この部分での損
失を小さくできる。
本発明に係る弾性表面波フィルタを移動無線装置のフロ
ントエンドに用いると、挿入損失が小さいため、感度が
良くなる。また、送信最終段に用いると挿入損失が小さ
いため、送信出力の低下が少ない。また、セルラー無線
機などの分波器に用いる場合は、帯域外減衰量の劣化が
少ないため、送信、受信用のフィルタを並列に接続した
場合でも相互の帯域における挿入損失の劣化が少ない。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例図である。圧電性基板1と
して36度Y回転カットのタンタル酸リチウムを用い、
この圧電性基板1の上に、厚さ1000人程度0アルミ
ニウム膜を成膜し、公知のホトリソグラフィ技術により
、入力側すだれ状電極2−1.2−2.2−3及び出力
側すだれ状電極3−1.3−2を横1列に形成しである
。この圧電性基板1を、パッケージの、入力用端子4と
出力用端子5が配設してあり、自体はアース端子兼用に
なっているパッケージベース6に固定する。すだれ状電
極2−1.2−2.2−3の一方の電極の端子部に設け
られたポンディングパッド7−1.7−2.7−3と入
力用端子4とを、金属細線8−1.8−2.8−3で接
続しである。
同様に、すだれ状電極3−1.3−2の一方の電極の端
子部に設けられたポンディングパッド9−1.9−2と
出力用端子5とを、金属細線1〇−1,10−2で接続
しである。
すだれ状電極2−1.2−2.2−3及び3−1.3−
2の他方の電極の端子部は、圧電性基板1上に設けられ
た導電性パターン11で相互に接続され、この導電性パ
ターン11とパッケージベース6とは、金属細線12−
1.12−2.12−3.12−4で接続されている。
金属細線8−1.8−2.8−3.10−1.1o−2
,12−1,12−2,12−3,12−4は、金また
はアルミニウム製で、金の場合はポールボンディング、
アルミニウムの場合はウェッヂボンディングを行えば良
い、いずれの材料の金属細線も、圧電性基板1上にアル
ミニウムで成膜して得られる導電性パターンの抵抗率よ
りも小さな抵抗率を有している。また、入力用端子4か
ら金属細線8−1.8−2.8−3が並列に配線され、
出力用端子5から金属細線10−1.10−2が並列に
配列されているため、配線抵抗が小さくなる。圧電性基
板1の誘電率は大きいため、従来のように圧電性基板上
の導電性パターンで配線すると、寄生容量が大きくなり
高周波では損失が大きくなるが、この実施例のように金
属細線で配線することにより、寄生容量を小さくできる
また、各すだれ状電極のアース側電極の端子部は、導電
性パターン11で相互に接続されている。
導電性パターン11の面積を大きくすることは容易であ
るから、パッケージベース6との間に形成されるコンデ
ンサの容量を大きくすることができ。
高周波でも良好なアースとなる。
以上説明したように本実施例では、人出力部配線での損
失を低減できる。また、各すだれ状電極のアース端子部
の電位を十分小さくできるため帯域外減衰量の劣化を小
さくできる。
本実施例では、すだれ状電極を合計5個使う場合につい
て述べたが、すだれ状電極の合計数を10から20程度
にした場合には、上記効果は一層大きくなる。
第2図は本発明の第2実施例図である1本実施例では、
第1実施例の導電性パターン11を、導電性パターン1
3と14に分割している。このようなパターンにするこ
とにより、入力側および出力側でアースのインピーダン
スを最適化するため、導電性パターン13と14の面積
をそれぞれ個別に定めることが出来る。
第3図は本発明の第3実施例図である0本実施例では、
第1実施例フィルタのすだれ状電極パターンと、これを
上下に反転して得られるすだれ状電極パターンとを2段
縦続接続した構成になっている。各段間の接続は、圧電
性基板1上に設は導電性パターン15によって相互に接
続して行っている。また、各段の各すだれ状電極の間を
通る導電性パターン16−1.16−2.16−3.1
6−4及び17−1.17−2.17−3.17−4を
設けて、各すだれ状電極のアース端子部を相互に接続し
ている。このような配線パターンとすることにより、導
電性パターン15の長さを短くして配線抵抗を小さくす
ることができ、また、其の面積を小さくして寄生容量の
発生を小さくできるため、この配線部分での損失を小さ
くできる。
本実施例では、同じ構成の多電極型フィルタを2段縦続
接続した場合について説明したが、異なる構成の多電極
型フィルタを2段に接続する場合についても同様である
第4図は本発明の第4実施例図である0本実施例では、
本発明に係る弾性表面波フィルタを移動無線機に利用し
ている。アンテナ21は、174波長線路などの分波手
段22及び23に接続され。
分波手段22には中心周波数がf、である本発明による
弾性表面波フィルタ24が接続され受信端子25に至る
。同様に、分波手段23には、中心周波数がftである
本発明による弾性表面波フィルタ26が接続され送信端
子27に至る。
本発明の弾性表面波フィルタは、小型で挿入損失が小さ
いから、本実施例に示すように、移動無線機のアンテナ
側初段のフィルタとして用いることにより、移動無線機
の受信感度を損なうことが少なく、送信出力を低下させ
る度合いも小さいため、電池を小型化できる。また、本
発明による弾性表面波フィルタは、帯域外減衰量の劣化
が少なく、帯域外の周波数における反射係数が十分大き
くできるので、第4図に示すように2個の弾性表面波フ
ィルタを接続した場合においても、相互に影響し合うこ
とが少なく、分波手段22.23を簡単な構成にするこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、配線抵抗および寄
生容量を減することができるので、配線部における損失
を低減できる。また、圧電性基板上の導電性パターンに
より高周波でのインピーダンスが小さいアース電極を形
成するので、帯域外減衰量の劣化が少なく、帯域外周波
数での反射係数を大きくできる。また、本発明の弾性表
面波フィルタを移動無線装置に用いると、簡単な構成の
分波器を使用することができ、2種類の弾性表面波フィ
ルタが相互に影響し合う事が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例図、第2図は本発明の第2
実施例図、第3図は本発明の第3実施例図、第4図は本
発明の第4実施例図である。 1・・・圧電性基板、 2−1.2−2.2−3.3−1.3−2・・・すだれ
状電極、       4・・・入力用端子、5・・・
出力用端子、     6・・・パッケージベース。 7−1.7−2.7−3.9−1.9−2・・・ワイヤ
ボンデイングパツド、  8−1.8−2.8−3.1
o−1,10−2,12−1,12−2,12−3,1
2−4・・・金属細線、 11・・・導電性パターン、 13.14・・・導電性パターン、 15・・・段間接続用導電性パターン、16−1.16
−2.16−3.16−4.17−1.17−2.17
−3.17−4・・・導電性パターン、 22.23・・・分波手段、 24.26・・・本発明に係る弾性表面波フィルタ。 第 1 口 /3 /4−・再電・j゛もパクーン 躬 肥 /2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧電性基板上に複数個のすだれ状電極を横方向に配
    列して入力および出力に用いた多電極型弾性表面波フィ
    ルタにおいて、各すだれ状電極の入力または出力に用い
    る側の電極の端子部に、それぞれ、ワイヤボンデイング
    パツドを設け、これらのワイヤボンディングパッドと外
    部入力端子または外部出力端子とを、直接、金属細線で
    接続し、且つ、各すだれ状電極の他の側の電極の端子部
    は、圧電性基板上に形成した導電性パターンにより相互
    に接続し、この導電性パターンとパッケージの基板また
    は外部アース電極とを金属細線で接続したことを特徴と
    する弾性表面波フィルタ。
  2. 2.請求項1記載の弾性表面波フィルタを2段縦続接続
    するため、第1段フィルタの出力用すだれ状電極の出力
    端子と第2段フィルタの入力用すだれ状電極の入力端子
    とを、圧電性基板上に形成した導電性パターンですべて
    相互に接続し、且つ、前記出力端子と入力端子を除き、
    各段各すだれ状電極の、外部端子にワイヤボンドしない
    側の電極の端子を、各すだれ状電極の間を通って圧電性
    基板上に形成した導電性パターンにより相互に接続し、
    この導電性パターンをパッケージの基板または外部アー
    ス電極と金属細線で接続したことを特徴とする弾性表面
    波フィルタ。
  3. 3.請求項1または2に記載の弾性表面波フィルタを、
    分波器またはアンテナ側初段の帯域通過フィルタとして
    使用したことを特徴とする移動無線装置。
JP13819490A 1990-05-30 1990-05-30 弾性表面波フィルタおよびそれを用いた移動無線装置 Pending JPH0433405A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5941369A (en) * 1996-07-08 1999-08-24 Mitsiboshi Beltingltd. Food conveying resin belt
US6107899A (en) * 1996-10-21 2000-08-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Surface acoustic wave filter with grounds not connected in the package or on the piezoelectric substrate
JP2010178063A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Corp 弾性表面波素子、弾性表面波装置及び通信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5941369A (en) * 1996-07-08 1999-08-24 Mitsiboshi Beltingltd. Food conveying resin belt
US6107899A (en) * 1996-10-21 2000-08-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Surface acoustic wave filter with grounds not connected in the package or on the piezoelectric substrate
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