JPH03278608A - 多段縦続接続型弾性表面波フィルタ及びそれを用いた通信装置 - Google Patents
多段縦続接続型弾性表面波フィルタ及びそれを用いた通信装置Info
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- JPH03278608A JPH03278608A JP7685390A JP7685390A JPH03278608A JP H03278608 A JPH03278608 A JP H03278608A JP 7685390 A JP7685390 A JP 7685390A JP 7685390 A JP7685390 A JP 7685390A JP H03278608 A JPH03278608 A JP H03278608A
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- acoustic wave
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- wave filter
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 11
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 2
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、帯域外抑圧度を向上させた多段縦続接続型弾
性表面彼フィルタに関する。
性表面彼フィルタに関する。
従来から、昭和56年度電子通信学会総合全国大会8−
193に、佐原等によって’280 M)Iz帯帯性性
表面波共振子フィルタと題して論じられているように、
弾性表面波フィルタを多段に縦続接続して帯域外抑圧度
を向上させることが行われていた。
193に、佐原等によって’280 M)Iz帯帯性性
表面波共振子フィルタと題して論じられているように、
弾性表面波フィルタを多段に縦続接続して帯域外抑圧度
を向上させることが行われていた。
しかし、従来の多段縦続接続型弾性表面彼フィルタでは
、まだ十分に帯域外抑圧度が向上していないと言う問題
があった。
、まだ十分に帯域外抑圧度が向上していないと言う問題
があった。
本発明は十分に帯域外抑圧度を向上させた多段縦続接続
型弾性表面彼フィルタを提供することを目的とする。
型弾性表面彼フィルタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明においては、弾性表面
波伝搬路上に少なくとも2個以上のすだれ状電極を配置
して形成した弾性表面波フィルタを、圧電性基板上に少
なくとも2組以上並列に配設し電気的に直列接続してな
る多段縦続接続型弾性表面彼フィルタにおいて、隣接段
に並列配置したフィルタのすだれ状電極夫々の接地電極
指母線パターンを、互いに隔離して形成し、夫々別の導
線によって接地することにした。縦続接続すべき弾性表
面波フィルタの2個のすだれ状電極夫々の外側に反射器
電極を配置して特性向上を図っても勿論差支えない。更
に、圧電性基板上で隣接段に並列配置した弾性表面波フ
ィルタを直列接続する際に、前段の出力と後段の入力を
接続する配線パターンと、前段の接地端子と後段の接地
端子を結ぶ線が交叉するように前記配線パターンを形成
させて、偶数段縦続接続構造の場合に、入力側の端子と
出力側の端子の間の距離を遠ざけ、直達波の影響を抑制
することもできる。
波伝搬路上に少なくとも2個以上のすだれ状電極を配置
して形成した弾性表面波フィルタを、圧電性基板上に少
なくとも2組以上並列に配設し電気的に直列接続してな
る多段縦続接続型弾性表面彼フィルタにおいて、隣接段
に並列配置したフィルタのすだれ状電極夫々の接地電極
指母線パターンを、互いに隔離して形成し、夫々別の導
線によって接地することにした。縦続接続すべき弾性表
面波フィルタの2個のすだれ状電極夫々の外側に反射器
電極を配置して特性向上を図っても勿論差支えない。更
に、圧電性基板上で隣接段に並列配置した弾性表面波フ
ィルタを直列接続する際に、前段の出力と後段の入力を
接続する配線パターンと、前段の接地端子と後段の接地
端子を結ぶ線が交叉するように前記配線パターンを形成
させて、偶数段縦続接続構造の場合に、入力側の端子と
出力側の端子の間の距離を遠ざけ、直達波の影響を抑制
することもできる。
従来の多段縦続接続型弾性表面彼フィルタでは、圧電性
基板上で弾性表面波フィルタを直列接続する際に、隣接
段に並列配置したフィルタのすだれ状電極夫々の接地側
電極のポンディングパッドは、第2図に示すように、双
方の接地電極を共通に接続した配線パターンを形成させ
、このパターンを1本の接続線で接地していた。但し、
第2図中、1は圧電性基板、2はすだれ状電極、3はグ
レーティング反射器電極である。しかし、このようにす
ると、上記共通配線パターンを通して、次段に電流が漏
れる。そのために、この部分は容量結合と見做すことが
でき、帯域外抑圧度を低下させるようになっていた。本
発明では、上記接地側電極のボンディングパターンを、
互いに隔離して形成し、夫々個別の導線によって接地す
るようにしたから、従来のように次段に電流が漏れるこ
とは無くなり、そのために、従来よりも帯域外抑圧度を
向上させることが出来る。
基板上で弾性表面波フィルタを直列接続する際に、隣接
段に並列配置したフィルタのすだれ状電極夫々の接地側
電極のポンディングパッドは、第2図に示すように、双
方の接地電極を共通に接続した配線パターンを形成させ
、このパターンを1本の接続線で接地していた。但し、
第2図中、1は圧電性基板、2はすだれ状電極、3はグ
レーティング反射器電極である。しかし、このようにす
ると、上記共通配線パターンを通して、次段に電流が漏
れる。そのために、この部分は容量結合と見做すことが
でき、帯域外抑圧度を低下させるようになっていた。本
発明では、上記接地側電極のボンディングパターンを、
互いに隔離して形成し、夫々個別の導線によって接地す
るようにしたから、従来のように次段に電流が漏れるこ
とは無くなり、そのために、従来よりも帯域外抑圧度を
向上させることが出来る。
第1図は本発明第1実施例の模式的平面図である。圧電
性基板1としてSTカット水晶を用い、この基板上にホ
トリソグラフ技術により、すだれ状電極2とグレーティ
ング反射器電極3を配設し、この2ボート共振子を2段
縦続接続した。ここで、電極材料にはアルミニウムを用
い、膜厚は300 nms開口長は300μm、電極幅
は2.8 μm、すだれ状電極2は60対、グレーティ
ング反射器電極3の本数は300本である。1段目と2
段目の接続部分での接地用ポンディングパッドは、第2
図に示した従来の構造では、双方の接地電極を共通に接
続した配線パターンを形成させ、このパターンを1本の
接続線で接地していたが、本実施例では、これを分割し
、互いに隔離したポンディングパッドを形成させ、これ
らを夫々別の導線で接地している。
性基板1としてSTカット水晶を用い、この基板上にホ
トリソグラフ技術により、すだれ状電極2とグレーティ
ング反射器電極3を配設し、この2ボート共振子を2段
縦続接続した。ここで、電極材料にはアルミニウムを用
い、膜厚は300 nms開口長は300μm、電極幅
は2.8 μm、すだれ状電極2は60対、グレーティ
ング反射器電極3の本数は300本である。1段目と2
段目の接続部分での接地用ポンディングパッドは、第2
図に示した従来の構造では、双方の接地電極を共通に接
続した配線パターンを形成させ、このパターンを1本の
接続線で接地していたが、本実施例では、これを分割し
、互いに隔離したポンディングパッドを形成させ、これ
らを夫々別の導線で接地している。
このため、従来、この部分で生じていた電流の漏れがな
くなるため、帯域外抑圧度を向上させることが出来る。
くなるため、帯域外抑圧度を向上させることが出来る。
第3図は本発明第2実施例の模式的平面図を示す。第1
図に示した第1実施例では、隣接して並列配置した弾性
表面波フィルタの縦続接続個所では、前段の出力と後段
の入力を接続する線と、前段の接地端子と後段の接地端
子を結ぶ線が交叉しないようになっていたが、本実施例
では前段の出力と後段の入力を接続する配線パターンと
、前段の接地端子と後段の接地端子を結ぶ線が交叉する
ように前記配線パターンを形成させた。このような接続
にすると、偶数段接続構造の場合、最終的な入力と出力
が対角上に配置され、入出力間距離を広げることができ
、そのため直達波防止に効果がある。
図に示した第1実施例では、隣接して並列配置した弾性
表面波フィルタの縦続接続個所では、前段の出力と後段
の入力を接続する線と、前段の接地端子と後段の接地端
子を結ぶ線が交叉しないようになっていたが、本実施例
では前段の出力と後段の入力を接続する配線パターンと
、前段の接地端子と後段の接地端子を結ぶ線が交叉する
ように前記配線パターンを形成させた。このような接続
にすると、偶数段接続構造の場合、最終的な入力と出力
が対角上に配置され、入出力間距離を広げることができ
、そのため直達波防止に効果がある。
第4因は、グレーティング反射器電極を設けてない本発
明第3実施例の模式的平面図を示す。
明第3実施例の模式的平面図を示す。
さらに、図示は省略するが、本発明の多段縦続接続型弾
性表面彼フィルタを、通信装置に利用すれば、その帯域
外抑圧度が従来のものよりも向上しているため、回路の
簡素化とセットの小型化が図れる。
性表面彼フィルタを、通信装置に利用すれば、その帯域
外抑圧度が従来のものよりも向上しているため、回路の
簡素化とセットの小型化が図れる。
以上説明したように本発明によれば、従来は直列接続し
た弾性表面波フィルタの接地用パッド同士の間に電流の
漏れが存在していたのを、無くすことができるようにな
り、帯域外抑圧度を向上できる。
た弾性表面波フィルタの接地用パッド同士の間に電流の
漏れが存在していたのを、無くすことができるようにな
り、帯域外抑圧度を向上できる。
第1図は本発明第1実施例の模式的平面図、第2図は従
来例の模式的平面図、第3図は本発明第2実施例の模式
的平面図、第4図は本発明第3実施例の模式的平面図で
ある。 ]・・・圧電性基板 2・・・すだれ状電極3・・
・グレーティング反射器電極 イ4図
来例の模式的平面図、第3図は本発明第2実施例の模式
的平面図、第4図は本発明第3実施例の模式的平面図で
ある。 ]・・・圧電性基板 2・・・すだれ状電極3・・
・グレーティング反射器電極 イ4図
Claims (4)
- 1.弾性表面波伝搬路上に少なくとも2個以上のすだれ
状電極を配置して形成した弾性表面波フィルタを、圧電
性基板上に少なくとも2組以上並列に配置し電気的に直
列接続してなる多段縦続接続型弾性表面彼フィルタにお
いて、隣接段に並列配置したフィルタのすだれ状電極夫
々の接地電極指母線パターンを、互いに隔離して形成し
、夫々別の導線によって接地したことを特徴とする多段
縦続接続型弾性表面波フィルタ。 - 2.弾性表面波フィルタの2個のすだれ状電極夫々の外
側に反射器電極を有する請求項1記載の多段縦続接続型
弾性表面波フィルタ。 - 3.圧電性基板上で隣接段に並列配置した弾性表面波フ
ィルタを直列接続する際に、前段の出力と後段の入力を
接続する配線パターンと、前段の接地端子と後段の接地
端子を結ぶ線が交叉するように前記配線パターンを形成
したことを特徴とする請求項1記載の多段縦続接続型弾
性表面波フィルタ。 - 4.請求項1〜3の何れか1項に記載した多段縦続接続
型弾性表面波フィルタを使用したことを特徴とする通信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7685390A JPH03278608A (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 多段縦続接続型弾性表面波フィルタ及びそれを用いた通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7685390A JPH03278608A (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 多段縦続接続型弾性表面波フィルタ及びそれを用いた通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03278608A true JPH03278608A (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=13617211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7685390A Pending JPH03278608A (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 多段縦続接続型弾性表面波フィルタ及びそれを用いた通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03278608A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589806A (en) * | 1994-01-12 | 1996-12-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter having parallel/serial resonator connection based on transmitting and receiving frequencies |
US5592135A (en) * | 1994-01-20 | 1997-01-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter with different filter portions satisfying complex conjugate relationship of impedances |
US6437478B1 (en) | 1992-08-24 | 2002-08-20 | Nec Corporation | Surface acoustic wave resonator filter |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP7685390A patent/JPH03278608A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6437478B1 (en) | 1992-08-24 | 2002-08-20 | Nec Corporation | Surface acoustic wave resonator filter |
US5589806A (en) * | 1994-01-12 | 1996-12-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter having parallel/serial resonator connection based on transmitting and receiving frequencies |
US5592135A (en) * | 1994-01-20 | 1997-01-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter with different filter portions satisfying complex conjugate relationship of impedances |
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