JPH05310963A - 抗菌性アクリル樹脂系フィルム - Google Patents
抗菌性アクリル樹脂系フィルムInfo
- Publication number
- JPH05310963A JPH05310963A JP11281092A JP11281092A JPH05310963A JP H05310963 A JPH05310963 A JP H05310963A JP 11281092 A JP11281092 A JP 11281092A JP 11281092 A JP11281092 A JP 11281092A JP H05310963 A JPH05310963 A JP H05310963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylic resin
- antigerminal
- resin film
- resistance
- pts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗菌性が付与されたアクリル樹脂系フィルム
を提供する。 【構成】 アクリル樹脂に抗菌剤を添加してフィルムに
する。 【効果】 耐候変色、耐薬品性、耐汚染性に優れた抗菌
性アクリル樹脂性フィルムが得られる。
を提供する。 【構成】 アクリル樹脂に抗菌剤を添加してフィルムに
する。 【効果】 耐候変色、耐薬品性、耐汚染性に優れた抗菌
性アクリル樹脂性フィルムが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌性が付与されたア
クリル樹脂系フイルムに関する。
クリル樹脂系フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル樹脂系フイルムは接着あるいは
積層することにより、基材の耐候性劣化を抑えたり、意
匠性を付与したり、汚れの付着を防止したりすることが
できるため、多方面で使用されている。
積層することにより、基材の耐候性劣化を抑えたり、意
匠性を付与したり、汚れの付着を防止したりすることが
できるため、多方面で使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アクリル樹脂系フイル
ムを接着あるいは積層した複合体を屋外や、台所・浴
室、トイレまたは洗面台などの水回りで使用する場合、
カビなどが発生しやすい。そのために、防カビ剤をアク
リル樹脂系フイルムに添加することが知られている。し
かし、防カビ剤では細菌の繁殖を抑えることはできな
い。細菌の繁殖は基材の劣化を促進するだけでなく、衛
生上にも問題であり、特に屋内で使用する壁材や家具類
等、抗菌性の要求は高まっている。
ムを接着あるいは積層した複合体を屋外や、台所・浴
室、トイレまたは洗面台などの水回りで使用する場合、
カビなどが発生しやすい。そのために、防カビ剤をアク
リル樹脂系フイルムに添加することが知られている。し
かし、防カビ剤では細菌の繁殖を抑えることはできな
い。細菌の繁殖は基材の劣化を促進するだけでなく、衛
生上にも問題であり、特に屋内で使用する壁材や家具類
等、抗菌性の要求は高まっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の主旨とするとこ
ろは抗菌剤を添加することによって得られるアクリル樹
脂系フイルムである。
ろは抗菌剤を添加することによって得られるアクリル樹
脂系フイルムである。
【0005】本発明で用いられるアクリル樹脂系フィル
ムとしては特に限定されないが、例えば特公昭62−1
9309号公報、同63−20459号公報、特開昭6
3−77963号公報などで、アクリル樹脂系の多層構
造重合体より製造されるフィルムが挙げられる。
ムとしては特に限定されないが、例えば特公昭62−1
9309号公報、同63−20459号公報、特開昭6
3−77963号公報などで、アクリル樹脂系の多層構
造重合体より製造されるフィルムが挙げられる。
【0006】本発明で用いられる抗菌剤はビス(2−ピ
リジルチオ−1−オキシド)亜鉛であり、北興化学工業
(株)製「ホクサイド−ZPT」、あるいは台商(株)
製「ビオサイド960」などがあげられる。この抗菌剤
は人体に対する毒性の点においても安全性の高いものと
して知られている。添加量としては特に限定されない
が、抗菌性の点から0.05重量部以上、製膜性、外観
の点から20重量部以下であることが望ましく、さらに
好ましくは0.1重量部以上5重量部以下であることが
さらに望ましい。
リジルチオ−1−オキシド)亜鉛であり、北興化学工業
(株)製「ホクサイド−ZPT」、あるいは台商(株)
製「ビオサイド960」などがあげられる。この抗菌剤
は人体に対する毒性の点においても安全性の高いものと
して知られている。添加量としては特に限定されない
が、抗菌性の点から0.05重量部以上、製膜性、外観
の点から20重量部以下であることが望ましく、さらに
好ましくは0.1重量部以上5重量部以下であることが
さらに望ましい。
【0007】本発明で用いられるアクリル樹脂系フイル
ムの製造法としては溶融流延法や、Tダイ法インフレー
ション法などの溶融押出法、カレンダー法などいずれの
方法を用いても良いが、経済性の点からTダイ法が好ま
しい。
ムの製造法としては溶融流延法や、Tダイ法インフレー
ション法などの溶融押出法、カレンダー法などいずれの
方法を用いても良いが、経済性の点からTダイ法が好ま
しい。
【0008】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお実施例中「部」とあるのは「重量部」を表
す。
明する。なお実施例中「部」とあるのは「重量部」を表
す。
【0009】なお、抗菌性試験として下記の2通りの方
法により評価した。 (1)菌数測定法 菌体としてEcherichia coli IFO 12734(以下、E.co
li)とStaphylococcusaureus ATTA 11522(以下、S.a
ureus)菌株を用いた。これらの菌株を各々トリプトソ
ーヤブイヨン倍地に接種し、30℃で18時間振とう培
養した後、遠心分離し、滅菌生理食塩水で3回洗浄後、
100倍に希釈し、菌懸濁液とした。マイヤーフラスコ
にリン酸緩衝溶液(pH7.2)を10ml入れて滅菌
し、上記菌懸濁液0.1ml接種し培養液とした。試料
を正方形(4cm×4cm)に切断し、培養液に入れて30
℃で6時間および24時間振とう培養した後、培養液中
の生菌数を希釈法にて測定した。
法により評価した。 (1)菌数測定法 菌体としてEcherichia coli IFO 12734(以下、E.co
li)とStaphylococcusaureus ATTA 11522(以下、S.a
ureus)菌株を用いた。これらの菌株を各々トリプトソ
ーヤブイヨン倍地に接種し、30℃で18時間振とう培
養した後、遠心分離し、滅菌生理食塩水で3回洗浄後、
100倍に希釈し、菌懸濁液とした。マイヤーフラスコ
にリン酸緩衝溶液(pH7.2)を10ml入れて滅菌
し、上記菌懸濁液0.1ml接種し培養液とした。試料
を正方形(4cm×4cm)に切断し、培養液に入れて30
℃で6時間および24時間振とう培養した後、培養液中
の生菌数を希釈法にて測定した。
【0010】(2)寒天平板法 菌体としてE.coliを用いた。トリプトソーヤブイヨン培
地に上記菌株を各々接種し、30℃18時間振とう培養
した後滅菌生理食塩水で100倍に希釈し菌懸濁液とし
た。滅菌したシャーレにハートインフュージョン寒天培
地を10ml注入し、固化した後、正方形(4cm×4c
m)に切断した試料を置いた。次いでその上にINT試
薬(2−(P−インドフェニル)−3−(P−ニトロフ
ェニル)−5−フェニルテトラゾリウム クロライド)
100ppm、上記菌懸濁液0.5%を添加したハート
インフュージョン寒天培地を10ml注入し重層した。
そして30℃恒温室内で3日間培養しINT試薬による
発色状態を観察した。
地に上記菌株を各々接種し、30℃18時間振とう培養
した後滅菌生理食塩水で100倍に希釈し菌懸濁液とし
た。滅菌したシャーレにハートインフュージョン寒天培
地を10ml注入し、固化した後、正方形(4cm×4c
m)に切断した試料を置いた。次いでその上にINT試
薬(2−(P−インドフェニル)−3−(P−ニトロフ
ェニル)−5−フェニルテトラゾリウム クロライド)
100ppm、上記菌懸濁液0.5%を添加したハート
インフュージョン寒天培地を10ml注入し重層した。
そして30℃恒温室内で3日間培養しINT試薬による
発色状態を観察した。
【0011】実施例1〜2、比較例1〜9 アクリル系樹脂としては三菱レイヨン(株)製「ハイペ
ット HBS−001」を用いた。この樹脂100部に
対し、北興化学(株)製「ホクサイド−ZPT」を第1
表の割合で添加し、賦形して種々の評価を行った。また
比較例に従来の抗菌剤として有機窒素硫黄化合物系抗菌
防かび剤「ビオサイド905A」、「ビオサイド87
1」(いずれも台商(株)製)、有機窒素硫黄ハロゲン
化合物系抗菌防かび剤「ビオサイド843」(台商
(株)製)、合成ゼオライト系抗菌剤「バクテキラー」
(鐘紡(株)製)を用いたもの、抗菌剤無添加系の「H
BS−001」単体についても同様に賦形して種々の評
価を行った。
ット HBS−001」を用いた。この樹脂100部に
対し、北興化学(株)製「ホクサイド−ZPT」を第1
表の割合で添加し、賦形して種々の評価を行った。また
比較例に従来の抗菌剤として有機窒素硫黄化合物系抗菌
防かび剤「ビオサイド905A」、「ビオサイド87
1」(いずれも台商(株)製)、有機窒素硫黄ハロゲン
化合物系抗菌防かび剤「ビオサイド843」(台商
(株)製)、合成ゼオライト系抗菌剤「バクテキラー」
(鐘紡(株)製)を用いたもの、抗菌剤無添加系の「H
BS−001」単体についても同様に賦形して種々の評
価を行った。
【0012】得られたアクリル系樹脂組成物を下記の条
件で押出成形し、11種類のフイルムを製造し、得られ
たフィルムについて評価を行った。 40mmφ(スクリュー径)押出機 樹脂温度 245℃ 吐出量 15Kg/時(厚さ20μm用) なお、「ビオサイド843」、「バクテキラー」を用い
た比較例6〜比較例8は外観が悪くフイルムとして使用
できるものにはならなかった。
件で押出成形し、11種類のフイルムを製造し、得られ
たフィルムについて評価を行った。 40mmφ(スクリュー径)押出機 樹脂温度 245℃ 吐出量 15Kg/時(厚さ20μm用) なお、「ビオサイド843」、「バクテキラー」を用い
た比較例6〜比較例8は外観が悪くフイルムとして使用
できるものにはならなかった。
【0013】表2にE.coliによる菌数測定法の結果を、
表3にS.aureusによる菌数測定法の結果を示す。E. col
i 、S. aureus ともに実施例1、2および比較例3、4
に著しい抗菌性が認められた。
表3にS.aureusによる菌数測定法の結果を示す。E. col
i 、S. aureus ともに実施例1、2および比較例3、4
に著しい抗菌性が認められた。
【0014】また、表4に寒天平板法による評価結果を
示すが、実施例は試料表面に全く菌の発育(赤色発色)
は見られず、さらに試料のまわりに阻止帯も認められた
が、比較例は試料全面に菌の発育(赤色発色)が認めら
れた。
示すが、実施例は試料表面に全く菌の発育(赤色発色)
は見られず、さらに試料のまわりに阻止帯も認められた
が、比較例は試料全面に菌の発育(赤色発色)が認めら
れた。
【0015】以上のように、実施例1および実施例2は
菌数測定法、寒天平板法のいずれの方法においても強力
な抗菌作用を示すことがわかる。
菌数測定法、寒天平板法のいずれの方法においても強力
な抗菌作用を示すことがわかる。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
【発明の効果】本発明のアクリル樹脂系フィルムは、耐
候変色、耐薬品性、耐汚染性等に優れたうえに抗菌性が
付与されたものであり、多方面での使用が可能になっ
た。
候変色、耐薬品性、耐汚染性等に優れたうえに抗菌性が
付与されたものであり、多方面での使用が可能になっ
た。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】なお、抗菌性試験として下記の2通りの方
法により評価した。 (1)菌数測定法 菌体としてEcherichia coli IFO 12734(以下、E.co
li)とStaphylococcusaureus ATTC 11522(以下、S.a
ureus)菌株を用いた。これらの菌株を各々トリプトソ
ーヤブイヨン培地に接種し、30℃で18時間振とう培
養した後、遠心分離し、滅菌生理食塩水で3回洗浄後、
100倍に希釈し、菌懸濁液とした。マイヤーフラスコ
にリン酸緩衝溶液(pH7.2)を10ml入れて滅菌
し、上記菌懸濁液0.1ml接種し培養液とした。試料
を正方形(4cm×4cm)に切断し、培養液に入れて30
℃で6時間および24時間振とう培養した後、培養液中
の生菌数を希釈法にて測定した。
法により評価した。 (1)菌数測定法 菌体としてEcherichia coli IFO 12734(以下、E.co
li)とStaphylococcusaureus ATTC 11522(以下、S.a
ureus)菌株を用いた。これらの菌株を各々トリプトソ
ーヤブイヨン培地に接種し、30℃で18時間振とう培
養した後、遠心分離し、滅菌生理食塩水で3回洗浄後、
100倍に希釈し、菌懸濁液とした。マイヤーフラスコ
にリン酸緩衝溶液(pH7.2)を10ml入れて滅菌
し、上記菌懸濁液0.1ml接種し培養液とした。試料
を正方形(4cm×4cm)に切断し、培養液に入れて30
℃で6時間および24時間振とう培養した後、培養液中
の生菌数を希釈法にて測定した。
Claims (2)
- 【請求項1】 抗菌剤の添加されているアクリル樹脂系
フイルム。 - 【請求項2】 抗菌剤がビス(2−ピリジルチオ−1−
オキシド)亜鉛であることを特徴とする特許請求範囲第
1項の抗菌性アクリル樹脂系フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11281092A JPH05310963A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 抗菌性アクリル樹脂系フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11281092A JPH05310963A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 抗菌性アクリル樹脂系フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05310963A true JPH05310963A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14596105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11281092A Pending JPH05310963A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 抗菌性アクリル樹脂系フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05310963A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0818405A2 (en) * | 1996-07-08 | 1998-01-14 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Food conveying resin belt |
WO2002062682A1 (de) * | 2001-02-02 | 2002-08-15 | Habasit Ag | Förderband mit einer ein antimikrobielles additiv enthaltenden polymeren overflächenbeschichtung |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP11281092A patent/JPH05310963A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0818405A2 (en) * | 1996-07-08 | 1998-01-14 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Food conveying resin belt |
EP0818405A3 (en) * | 1996-07-08 | 1999-08-11 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Food conveying resin belt |
WO2002062682A1 (de) * | 2001-02-02 | 2002-08-15 | Habasit Ag | Förderband mit einer ein antimikrobielles additiv enthaltenden polymeren overflächenbeschichtung |
US6994209B2 (en) | 2001-02-02 | 2006-02-07 | Habasit Ag | Conveyor belt with a polymer surface coating containing an antimicrobial additive |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3689550A (en) | N-hydroxyphenyl-n{40 -phenylureas | |
EP1550691B1 (en) | Biocidal plastic material | |
US7026353B2 (en) | Inhibition of Gram positive bacteria | |
US4683080A (en) | Microbiocidal compositions comprising an aryl alkanol and a microbiocidal compound dissolved therein | |
JPH05230325A (ja) | 防菌、防カビ性ポリアセタール樹脂組成物 | |
US3890270A (en) | Polyvinyl halide resin compositions | |
JPH10109906A (ja) | 工業用抗菌防黴剤 | |
US4617328A (en) | Biocidal agents for use in plastics, polymers and cellulosic materials | |
JPH05310963A (ja) | 抗菌性アクリル樹脂系フィルム | |
US3911135A (en) | Biocidal solutions for use in polyvinyl halide resin compositions | |
JPH1147261A (ja) | 医療用具 | |
JPH05309795A (ja) | 抗菌性壁紙 | |
JPH0558813A (ja) | 菌類の攻撃から材料を保護するある種のトリアゾールの使用、製品及び組成物 | |
JPH0543405A (ja) | 防菌防黴剤 | |
JP2000103709A (ja) | 工業用防カビ剤 | |
US3821399A (en) | Bioactive sulfones | |
US4711914A (en) | Microbiocidal compositions comprising an aryl alkanol and a microbiocidal compound dissolved therein | |
JPH1129416A (ja) | 熱可塑性プラスチックの抗菌防カビ組成物 | |
EP0453112B1 (en) | Microbicides immobilized in water-soluble thermoplastic polymeric resins and aqueous dispersions of microbicides prepared therefrom | |
JPH10101941A (ja) | 抗菌性透明熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 | |
US3976668A (en) | Aminobenzenesulfonyl-acrylamides | |
JPH0768656A (ja) | 抗菌性アクリルフイルム | |
US3223547A (en) | Antimicrobic compositions and use thereof | |
US4895877A (en) | Microbiocidal compositions comprising an aryl alkanol and a microbiocidal compound dissolved therein | |
JPH037205A (ja) | 工業用防菌防カビ剤及び組成物 |