JP3256130B2 - インク逆流防止機能を備えた筆記具 - Google Patents

インク逆流防止機能を備えた筆記具

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JP3256130B2
JP3256130B2 JP11727096A JP11727096A JP3256130B2 JP 3256130 B2 JP3256130 B2 JP 3256130B2 JP 11727096 A JP11727096 A JP 11727096A JP 11727096 A JP11727096 A JP 11727096A JP 3256130 B2 JP3256130 B2 JP 3256130B2
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誠 福嶋
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Kotobuki and Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K7/00Ball-point pens
    • B43K7/02Ink reservoirs; Ink cartridges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K5/00Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
    • B43K5/18Arrangements for feeding the ink to the nibs
    • B43K5/1818Mechanical feeding means, e.g. valves; Pumps
    • B43K5/1827Valves
    • B43K5/1836Valves automatically closing
    • B43K5/1881Valves automatically closing when the writing point points upwards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク流通路の途
中に設けられたインク逆流防止機能を備えた筆記具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の筆記具としては、実開平
6−64956号に記載されたものがある。この筆記具
では、インク流通路の途中に弁室を設け、弁室の断面形
状を弁球にほぼ外接する多角形断面とし、この弁室の先
端側部分にこの弁球の周方向の一部と接触することによ
りこの弁球の先端方向への移動を規制する規制部を設け
たものである。この規制部とは、具体的には、多角形の
各辺から内側へ突出し、多角形の辺と平行な端辺をもつ
複数の突条で構成したものである。
【0003】そして、筆記を行うべく筆記具の先端部を
下へ向けると、弁球が突条に当たり、その際に生ずる弁
室と弁球との間の隙間よりインクが筆記具先端へ供給さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の筆記具では、先端部を下へ向けた際に生ずる隙間
が、規制部の設けられていない弁室の部分と弁球との間
となり、しかも弁室と弁球は外接しているために、その
隙間は小さく、インクの流通が円滑に行われず、筆記時
にインクの供給が十分でないという問題がある。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、弁球の先端方向への移動を規制して弁球の抜け止
めを行うことができると共に、筆記時に先端部を下へ向
けたときのインクの供給を円滑に行うことができるイン
ク逆流防止機能を備えた筆記具を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインク逆流防止機能を備えた筆記具は、イ
ンク流通路の途中に弁室が設けられ、この弁室内に逆流
防止用の弁球を収容し、弁室の尾端側部分に前記弁球と
全周にわたり接触することによりインクの流通を阻止す
るシール部を形成したインク逆流防止機能を備えた筆記
具において、弁室の先端側部分に全周にわたって内側方
向へ突出する環状突起を形成し、該環状突起をその周方
向の位置に応じて筆記具の軸線方向の位置が変化するよ
うに設けて、該環状突起の一部が弁球と接触することに
より弁球の先端方向への移動を規制するように構成し
た。
【0007】筆記を行うべく筆記具の先端部を下へ向け
ると、弁球が先端側へ落下し、内側方向へ突出し且つそ
の周方向の位置に応じて筆記具の軸線方向の位置が変化
するように設けられた環状突起の一部に接触することに
よって、弁球は先端方向への移動を規制され、先端へ抜
け出すことはない。また、環状突起の前記一部以外の部
分と弁球との間にできる隙間からインクが先端方向へ流
れ出る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明にかかる筆記具の要
部を示す断面図、図2は図1の2−2線断面図であり
(但し外筒10を除く)、筆記具としてボールペンに適
用した例を示している。図において、10は外筒であ
り、外筒10内にインクを収容するインク収容筒12が
挿設されている。インク収容筒12及び外筒10の尾端
側はそれぞれ図示しないが、尾栓で塞がれている。
【0009】インク収容筒12の先端には、インク逆流
防止用アダプタ14が圧入により固着される。インク逆
流防止用アダプタ14は、その中心を貫通してインク流
通路14aが形成されており、インク流通路14aの尾
端側はインク収容筒12の内部と連通しており、インク
流通路14aの先端側にはボール19を有するペン先1
8が圧入により固着されている。さらに、インク逆流防
止用アダプタ14の先端は、外筒10の先端内部に設け
られた段部10aに当接し、かつインク逆流防止用アダ
プタ14の外周には、外筒10の内壁と接する複数のリ
ブ14fが形成されている。段部10aには複数の溝1
0bが形成されており、ペン先18と外筒10の内壁と
の間の隙間を通る空気は、溝10bを通り、リブ14f
と隣接するリブ14fとの間に形成される空間内を通っ
て、尾端側へと供給される。
【0010】インク流通路14aの途中の中央付近には
弁室14bが形成されており、弁室14b内には、弁室
14bの内径より小さい弁球20が弁室14b内を移動
可能に収容される。弁室14bの尾端側部分には、シー
ル部14cが形成されている。シール部14cは、尾端
側に向かって漸次内径が小さくなったテーパ面となって
おり、その最尾端側は、弁室14b及び弁球20の内径
よりも小さい内径となっており、弁球20はこのシール
部14cのテーパ面の全周にわたり接触することが可能
である。さらに、弁室14bの先端側部分には、環状突
起14dが形成される。環状突起14dは、その環状形
状によって囲まれる面内の中心を通る垂線が筆記具の軸
線方向に対して傾斜するように、即ち、その周方向の位
置に応じて軸線方向の位置が徐々に変化するように、設
けられている。そして、環状突起14dの高さHを2倍
したものを弁室の内径Iから減算したものが、弁球20
の直径Dよりも小さくなるように(I−2H<D)、設
定されている。
【0011】こうして、弁室14bの弁球20は、シー
ル部14cと環状突起14dとの間を移動する。上記の
ように構成された筆記具において、筆記具の先端部を上
に向けると、弁球20は、シール部14cのテーパ面に
誘導されて可能な限り尾端側へ落下したところで、静止
する(図1の仮想線)。このとき、弁球20は、シール
部14cのテーパ面に全周にわたって接触することによ
り、インクの流通が確実に阻止されて、先端側から尾端
側へのインクの逆流が阻止される。
【0012】一方、筆記を行うべく筆記具の先端部を下
へ向けると、弁球20が先端側へ落下し、筆記具の軸線
に対して傾斜するように形成された環状突起14dに沿
って可能な限り先端側へ落下したところで、環状突起1
4dの先端側の一部(最先端部とは限らない)に接触し
て静止する。このとき、環状突起14dの高さHを2倍
したものを弁室の内径Iから減算したものが、弁球20
の直径Dよりも小さくなるように設定されており、環状
突起14dにより先端方向への移動が規制されるので、
弁球20は環状突起14dを通過して先端側へ抜け出る
ことはない。そして、弁球20と環状突起14dの尾端
側の部分との間には、隙間22ができる。即ち、弁球2
0は、インク流通路14aに対してその中心軸線からず
れて片側(図では上側)によった状態で静止するため、
その反対側には大きな隙間22ができることになる。流
量は隙間の断面積に比例するから、インクの流出を良好
にでき、筆記時のインクの供給が十分に行える。
【0013】尚、環状突起の高さは一周にわたり同一で
ある必要はなく、ある断面で見たときに弁室に対する環
状突起の高さの合計を弁室の内径から減算したものが、
弁球の直径よりも小さければよく、すべての断面におい
てこの条件を満足する必要はない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弁球が先端側に向かったときに、弁球が環状突起のうち
の先端側の一部分と接触し、弁球は、インク流通路に対
してその中心軸線からずれて片側によった状態で静止す
るため、その反対側の環状突起の尾端側の部分との間に
は大きな隙間ができることになる。従って、インクの流
出が良好であり、筆記時のインクの供給が十分に行える
という従来にない優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる筆記具の要部を示す断面図であ
る。
【図2】図1の2−2線断面図である(但し外筒10を
除く)。
【符号の説明】
14a インク流通路 14b 弁室 14c シール部 14d 環状突起 20 弁球 22 隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク流通路の途中に弁室が設けられ、
    この弁室内に逆流防止用の弁球を収容し、弁室の尾端側
    部分に前記弁球と全周にわたり接触することによりイン
    クの流通を阻止するシール部を形成したインク逆流防止
    機能を備えた筆記具において、 弁室の先端側部分に全周にわたって内側方向へ突出する
    環状突起を形成し、該環状突起をその周方向の位置に応
    じて筆記具の軸線方向の位置が変化するように設けて、
    該環状突起の一部が弁球と接触することにより弁球の先
    端方向への移動を規制するように構成した、ことを特徴
    とするインク逆流防止機能を備えた筆記具。
JP11727096A 1996-05-13 1996-05-13 インク逆流防止機能を備えた筆記具 Expired - Fee Related JP3256130B2 (ja)

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