JP3255241B2 - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JP3255241B2 JP3255241B2 JP23540792A JP23540792A JP3255241B2 JP 3255241 B2 JP3255241 B2 JP 3255241B2 JP 23540792 A JP23540792 A JP 23540792A JP 23540792 A JP23540792 A JP 23540792A JP 3255241 B2 JP3255241 B2 JP 3255241B2
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- Japan
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- cover
- heating element
- substrate
- thermal head
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- Prior art date
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Description
写記録に使用するサーマルヘッドに係り、特に、券売
機、プリペ−ドカ−ド、バ−コ−ドプリンタ等に用いる
場合に好適なサ−マルヘッドに関する。
(A)、(B)、(C)はそれぞれ従来の感熱記録ある
いは熱転写記録に使用する平面型サーマルヘッドの一例
を示す側面図である。図2(A)に示すように、該サ−
マルヘッドは、発熱体列1を表面に形成したアルミナ等
からなるセラミック製基板3と、発熱体駆動用IC2を
表面に搭載した外部接続用の印刷配線基板4とを、アル
ミニウム板等でなるヒートシンク5上に接着により、あ
るいはビスもしくはリベット等の適宜の固定具を用いて
取付けた構造を有している。
基板4の表面の導体と、前記発熱体列形成基板3上のリ
−ド電極とに対してそれぞれボンディングワイヤ15で
電気的に接続され、該IC2はボンディングワイヤ15
と共に保護樹脂9で覆われている。保護樹脂9はボンデ
ィングワイヤ15を保護するために、熱膨張率の異なる
基板3と基板4とをまたいで形成されるので、保護樹脂
9の熱硬化に伴う膨張、収縮による樹脂9の剥離や無理
な応力の発生等を防止するため、硬化後も柔軟性を有す
るシリコン等の軟質の材料が使用される。また、被印刷
物10の送りをガイドし、かつ、被印刷物10と保護樹
脂9との接触を防止して被印刷物10がスム−ズに送ら
れるように、IC2保護用カバ−12がビス7等の固定
具を用いて取付けられている。なお8は外部接続用コネ
クタ、11は被印刷物10を送るプラテンロ−ラをそれ
ぞれ示している。
用IC2の電気的接続にボンディングワイヤを使用せ
ず、下面に半田付け部を有するフリップチップ型に変
え、発熱体列形成基板3側に搭載した例である。
ドは、発熱体列1に被印刷物10を押しつけるプラテン
ロ−ラ11が前記カバ−12と干渉しないように、カバ
−12を発熱体列1からある程度離す必要があるため、
該基板3を横方向(紙面の左右方向)に長くする必要が
あり、小形化できなかった。また、基板3上への発熱体
列1の形成には、スパッタリングによる薄膜形成工程が
あり、このスパッタリング工程においては、一度にベル
ジャ内に収容できる基板3の個数は基板のサイズにより
決まるので、基板3が大きくなると基板個数が少なくな
り、一個あたりのスパッタリング加工費が高くなり、基
板3のコストを低減できなかった。
があるため、カバー12はそのばらつきを考慮して高さ
を設定する必要があるので、樹脂9とカバー12との間
に余裕を持たせて、若干の隙間を有して覆う必要があ
る。このため、カバ−12が発熱体列1よりかなり上方
に突出することとなり、被印刷物10がカ−ド等の固い
ものである場合、カバ−12につかえて印刷や送りに支
障をきたすという問題点があった。
脂9Aとしてエポキシ樹脂等の硬質樹脂を使用し(保護
樹脂9Aは基板3側のみに形成するため、硬質樹脂の使
用が可能)、カバ−12を廃止したものが開発されてい
る。しかしこの従来構造においても、保護樹脂9Aは硬
化中に形状が変わるので、硬化後の位置、高さを規制で
きず、プラテンロ−ラ11あるいは被印刷物10と干渉
し、また、被印刷物10がつかえて印刷や送りに支障を
きたすことがあるという問題点があった。
産でき、また、被印刷物の送りをスム−ズに行え、大型
のプラテンが使用可能となるサーマルヘッドを提供する
ことを目的とする。
成するため、発熱体列形成基板又は外部接続用基板のい
ずれかに発熱体駆動用ICを搭載するサ−マルヘッドに
おいて、発熱体駆動用ICを熱硬化性の保護樹脂で覆
い、IC保護用カバ−を前記保護樹脂と一体をなすよう
に固着して前記基板に固定し、前記発熱体列形成基板に
凸部を設け、該凸部上に発熱体列を形成し、前記カバ−
を該発熱体列の高さ以下に設定する。
脂等と一体をなすように固着して基板に固定したので、
樹脂等とカバ−との間が密着し、両者間に隙間が形成さ
れず、形成される樹脂等の厚みはカバー形状によって決
定される。
例の側面図であり、本例のサーマルヘッドは、前述の従
来例の平面型ヘッドと同様に発熱体列1を表面に形成し
たアルミナ等からなるセラミック製発熱体列形成基板3
Aと、発熱体駆動用IC2を表面に搭載した外部接続用
の印刷配線基板4とを、アルミニウム板等でなるヒート
シンク5上に取付け、また、発熱体駆動用IC2も同様
に、ボンディングワイヤ15で電気的に接続している。
ンディングワイヤ15を覆って塗布した熱硬化性の保護
樹脂9が硬化する前に密着させて、保護樹脂9の硬化に
より印刷配線基板4に固着する。なお、本発明において
は、保護樹脂9として柔軟性を有するシリコン等の軟質
材料が使用される。
着させて印刷配線基板4に固定し、保護樹脂9の高さが
カバ−12の形状によって決定される構造としたので、
カバ−12を低くできる。これによりカバ−12がプラ
テンロ−ラ(図示せず)に干渉しない範囲でカバ−12
を発熱体列1に近づけて配置でき、発熱体列1形成基板
3を短くすることができ、サーマルヘッドの小形化が図
れる。また、一度に多数の基板3をスパッタリング等に
より成膜できるようになるので、基板3を安価に作製で
きる。
カバー12の基板への接着剤に兼用しているので、ビス
等のカバ−12を固定するための固定具が廃止でき、カ
バ−12の固定工数も減少でき、サ−マルヘッドのコス
トダウンを図ることができる。
使用し、発熱体列1を基板3Aの頂部に形成し、カバ−
12を該発熱体列1の高さ以下に設定したものであり、
本実施例によれば、カバー12がカ−ド等硬い被印刷物
10の送りの妨げとならず、硬いものにも円滑に印刷で
きる。また、サーマルヘッドのサイズを大きくすること
なくプラテンロ−ラの直径を大きくすることが可能とな
ると共に、プラテンローラの直径を自由に設定可能とな
るので、印画装置の設計の自由度が増す。
の高さを規定する構造であり、カバ−の高さを低くする
ことができ、プラテン径の大きなものが使用可能にな
る。また、カバ−を発熱体列に近づけて配置でき、発熱
体列形成基板を短くすることができるので、サ−マルヘ
ッドの小形化が達成される。また、発熱体列形成基板の
小形化により、一度に多くの成膜ができる上、ビス等の
カバ−固定具が廃止でき、カバ−固定工数も減少できる
ので、サ−マルヘッドを安価に製造できる。
凸部上に発熱体列を形成し、カバ−を該発熱体列の高さ
以下に設定したので、カ−ド等硬い被印刷物にも円滑に
印刷できる。また、サーマルヘッドのサイズを大きくす
ることなくプラテンロ−ラの直径を大きくすることが可
能となると共に、プラテンローラの直径を自由に設定可
能となるので、印画装置の設計の自由度が増す。
図である。
記録あるいは熱転写記録に使用する平面型サーマルヘッ
ドの一例を示す側面図である。
板、5:ヒートシンク、9、9A:保護樹脂、10:被
印刷物、11:プラテンロ−ラ、12:カバ−、15:
ボンディングワイヤ、a:突状部
Claims (1)
- 【請求項1】発熱体列形成基板又は外部接続用基板のい
ずれかに発熱体駆動用ICを搭載するサ−マルヘッドに
おいて、 発熱体駆動用ICを保護樹脂で覆い、 IC保護用カバ−を前記保護樹脂と一体をなすように固
着して前記基板に固定し、 前記発熱体列形成基板に凸部を設け、該凸部上に発熱体
列を形成し、 前記カバ−を該発熱体列の高さ以下に設定した ことを特
徴とするサーマルヘッド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23540792A JP3255241B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | サーマルヘッド |
US07/981,013 US5428373A (en) | 1991-11-26 | 1992-11-24 | Thermal head for thermal recording or thermal transfer recording and method of manufacturing the same |
EP19920460031 EP0544607A3 (en) | 1991-11-26 | 1992-11-24 | Thermal recording head and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23540792A JP3255241B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | サーマルヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655755A JPH0655755A (ja) | 1994-03-01 |
JP3255241B2 true JP3255241B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=16985641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23540792A Expired - Lifetime JP3255241B2 (ja) | 1991-11-26 | 1992-08-11 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3255241B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005205839A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Alps Electric Co Ltd | サーマルヘッド |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP23540792A patent/JP3255241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655755A (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
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