JP3255233B2 - C2〜c10−アルケンを重合するための触媒 - Google Patents
C2〜c10−アルケンを重合するための触媒Info
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Description
メタロセン錯体、オリゴマーの酸化アルミニウム化合物
および一般式IV: [式中、 R18〜R20は、C1〜C10−アルキル基を表し、これはハ
ロゲン原子、C6〜C15−アリール基またはC1〜C10−アル
コキシ基により1〜3置換されていてもよく、C4〜C7−
シクロアルキル基を表し、これはハロゲン原子、C1〜C
10−アルキル基またはC1〜C10−アルコキシ基により1
〜3置換されていてもよく、C1〜C10−アルコキシ基を
表し、これはハロゲン原子、C1〜C10−アルキル基また
はC6〜C15−アリール基により1〜3置換されていても
よく、またはC6〜C15−アリール基を表し、これはハロ
ゲン原子、C1〜C10−アルキル基またはC1〜C10−アルコ
キシ基により1〜5置換されていてもよい]で示される
環式の硼素化合物を含有する、C2〜C10−アルケンを重
合するための触媒に関する。
媒の使用、上記触媒を用いたポリアルケンの製造方法に
関する。
えば欧州特許公開第444474号明細書から公知であるよう
に、触媒系の高い生産性を保証するために、大過剰のオ
リゴマーの酸化アルミニウム化合物が必要である。大過
剰アルミニウムはポリマー生成物中に多くのアルミニウ
ム残留含量を生じ、これは後処理の際に不利に影響する
ことがあり、またはポリマーの費用のかかる精製工程を
必要とする。
細書にはボロキシンをトリアルキルアルミニウム化合物
と反応することによりアルモキサン化合物を製造するこ
とが記載されている。WO92/01005号明細書からオレフィ
ンを重合するための触媒が公知であり、これはメタロセ
ンおよび上記の方法により製造されるアモルキサン化合
物からなる。欧州特許公開第348126号明細書には更にメ
タロセンおよびアルモキサン化合物からなり、ポリエチ
レンの製造に使用される触媒系中の成分として上記方法
により製造されるアルモキサン化合物の使用が記載され
ている。
ム化合物の量を減少することができるかまたは同じ量の
オリゴマーの酸化アルミニウム化合物でより高い生産性
を有し、従ってポリアルケンの経済的な製造を可能にす
る触媒を提供することであった。
記載の触媒が見出された。更にポリアルケンを製造する
ための上記触媒の使用、上記触媒を用いたポリアルケン
の製造方法が見出された。
表の第IV亜族の金属、特にチタン、ジルコニウムまたは
ハフニウムの一種以上の錯化合物を含有する。この場合
に、有利には金属原子がπ−結合を介して不飽和の環式
炭化水素基、たとえばシクロペンタジエニル基、フルオ
レニル基またはインデニル基と結合している錯化合物を
使用する。更に有利に使用される錯化合物は、金属原子
がなおほかの配位子、特にフッ素原子、塩素原子、臭素
原子およびヨウ素原子またはC1〜C10−アルキル基、た
とえばメチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基
と結合していてもよいことを特徴とする。この場合に特
に適当な錯化合物は特に塩素原子を含有する。
ム、ニオブまたはタンタルを表し、 Xはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
水素原子、C1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基
または−OR6を表し、 この場合にR6はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリー
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、フル
オロアルキル基またはフルオロアリール基を表し、それ
ぞれアルキル基に1〜10個の炭素原子およびアリール基
に6〜20個の炭素原子を有し、 R1〜R5は水素原子、C1〜C10−アルキル基、置換基と
してC1〜C10−アルキル基を有することができる5〜7
員環のシクロアルキル基、C6〜C15−アリール基または
アリールアルキル基を表し、この場合に場合により2つ
の隣接している基がいっしょに4〜15個の炭素原子を有
する環式基を表してもよく、またはSi(R7)3を表し、 R7はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基また
はC3〜C10−シクロアルキル基を表し、 ZはXまたは を表し、上記式中、 R8〜R12は水素原子、C1〜C10−アルキル基、置換基と
してC1〜C10−アルキル基を有することができる5〜7
員環のシクロアルキル基、C6〜C15−アリール基または
アリールアルキル基を表し、この場合により2つの隣接
している基がいっしょに4〜15個の炭素原子を有する環
式の基を表してもよく、またはSi(R13)3を表し、 R13はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基ま
たはC3〜C10−シクロアルキル基を表し、またはR4とZ
はいっしょに −[Y(R14)2]n−E− の基を形成し、上記式中、 Yは珪素、ゲルマニウム、錫または炭素原子を表し、 R14はC1〜C10−アルキル基、C3〜C10−シクロアルキ
ル基またはC6〜C15−アリール基を表し、 nは1、2、3または4を表し、 Eは、 またはAを表し、 Aは、−O−、−S−、 NR15 または PR15 を表し、 R15はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基ま
たはC3〜C10−シクロアルキル基、アルキルアリール基
またはSi(R16)3を表し、 R16はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基ま
たはC3〜C10−シクロアルキル基またはアルキルアリー
ル基を表す]により特徴付けることができる。
ル)−金属錯体のみを意味するものではない。
合物が特に有利である。
を表し、 R1〜R5が水素原子、C1〜C4−アルキル基またはSi
(R7)3を表し、かつ R8〜R12が水素原子、C1〜C4−アルキル基またはSi(R
13)3を表す化合物が有利として挙げられる。
非置換のシクロペンタジエニル基である式I bの化合物
が適当である。
ド、 ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド、 ビス(シクロペンタジエニル)ジフェニルジルコニウ
ム、 ビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、 ビス(エチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、 ビス(n−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド および ビス(トリメチルシリルペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリドならびに相当するジメチルジルコニウム化
合物である。
−アルキル基を表し、 R5およびR12が同じであり、かつ水素原子、メチル
基、エチル基、イソプロピル基またはt−ブチル基を表
し、 R2、R3、R9およびR10は、 R3およびR10がC1〜C4−アルキル基を表し、R2およびR9
が水素原子を表すかまたは2つの隣接している基R2およ
びR3またはR9およびR10がいっしょに4〜12個の炭素原
子を有する環式基を表し、 R14がC1〜C8−アルキル基を表し、 Mがジルコニウムまたはハフニウムを表し、 Xが珪素、ゲルマニウム、錫または炭素原子を表し、
かつ Zが塩素原子を表す化合物が特に適当である。
ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(インデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(テトラヒドロインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、 エチレンビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジクロリド、 エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 エチレンビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、 テトラメチルエチレン−9−フルオレニルシクロペン
タジエニルジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(−3−t−ブチル−5−
メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 ジメチルシランジイルビス(−3−t−ブチル−5−
エチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 ジメチルシランジイルビス(−3−t−ブチル−5−
メチルシクロペンタジエニル)ジメチルジルコニウム、 ジメチルシランジイルビス(−2−メチルインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(−2−イソプロピルイン
デニル)ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(−2−t−ブチルインデ
ニル)ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(−2−メチルインデニ
ル)ジルコニウムジブロミド、 ジメチルシランジイルビス(−2−メチル−5−メチ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(−2−エチル−5−イソ
プロピルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 ジメチルシランジイルビス(−2−メチルインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシランジイルビス(−2−メチルベンズイン
デニル)ジルコニウムジクロリド および ジメチルシランジイルビス(−2−メチルインデニ
ル)ハフニウムジクロリドである。
2である場合に炭素原子を表し、 R14がC1〜C8−アルキル基、C5〜C6−シクロアルキル
基またはC6〜C10−アリール基を表し、 Aが−O−、−S−、 NR15 を表し、かつ R1〜R3およびR5が水素原子、C1〜C10−アルキル基、C
3〜C10−シクロアルキル基、C6〜C15−アリール基また
はSi(R7)3を表し、または2つの隣接している基が4
〜12個の炭素原子を有する環式の基を表す化合物が特に
適当として挙げられる。
き、この場合に相当する置換された環式炭化水素アニオ
ンとチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、
ニオブまたはタンタルのハロゲンイオンとの反応が有利
である。
etallic Chemistry,369(1989)359〜370頁に記載され
ている。
ビスシクロペンタジエニル)ジルコニウムを使用するこ
ともできる。
ゴマーの酸化アルミニウム化合物を含有する。
チル基を表し、かつmは5〜30、有利には10〜25の数を
表す]開いた鎖のまたは環式のアルモキサン化合物が適
当である。
にはテトラアルキルアンモニウムの溶液と水との反応に
より実施し、たとえば欧州特許公開第284708号明細書お
よび米国特許第4794096号明細書に記載されている。
ン化合物は、混合物として種々の、長い線状および環状
の鎖状分子であり、従ってmは平均値とみなされる。ア
ルモキサン化合物は、ほかの金属アルキル、有利にはア
ルキルアルミニウムとの混合物の形で存在することもで
きる。
18〜R20は以下のものを表す。
基、有利には線状のC1〜C4−アルキル基、特にメチル基
およびエチル基、これはハロゲン原子、特にフッ素原子
および塩素原子、C6〜C15−アリール基、有利にはフェ
ニル基またはC1〜C10−アルコキシ基、有利にはC1〜C4
−アルコキシ基により1〜3置換されていてもよく、C4
〜C7−シクロアルキル基、有利にはC5〜C6−シクロアル
キル基、これはハロゲン原子、特にフッ素原子および塩
素原子、分枝鎖状のまたは有利には線状のC1〜C10−ア
ルキル基、有利にはC1〜C4−アルキル基または分枝鎖状
のまたは有利には線状の1〜10個の炭素原子、特に1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基により1〜3置換
されていてもよく、分岐鎖状のまたは有利には線状の1
〜10個の炭素原子、有利には1〜4個の炭素原子を有す
るアルコキシ基、これはハロゲン原子、特にフッ素原子
および塩素原子、分枝鎖状のまたは有利に線状のC1〜C
10−アルキル基、有利にはC1〜C4−アルキル基またはC6
〜C15アリール基、有利にはフェニル基により1〜3置
換されていてもよく、C6〜C15アリール基、有利にはフ
ェニル基、これはハロゲン原子、特にフッ素原子および
塩素原子、分枝鎖状のまたは有利には線状のC1〜C10−
アルキル基、特にC1〜C4−アルキル基または分枝鎖状の
または有利には線状の1〜10個の炭素原子、特に1〜4
個の炭素原子を有するアルコキシ基により1〜5置換さ
れていてもよい。
す一般式IVの化合物が特に適当である。
20が非置換の線状のC1〜C4−アルキル基またはC6〜C10
−アリール基を表すものが有利である。トリエチルボロ
キシンおよびトリメチルボロキシンが特に有利である。
あり、たとえばボロキシドとトリアルキルボランの反応
により実施することができ、たとえば米国特許第500124
4号明細書により公知である。
使用することができる。
ニウムとメタロセン錯体からの周期表の第IV亜族の金属
との原子比は、10:1〜106:1、有利には10:1〜104:1の範
囲内である場合に有利であることが示された。
の酸化アルミニウム化合物からのアルミニウムとの原子
比は、10-4:1〜1:1、有利には10-2:1〜1:1、特に0.05:1
〜0.2:1の範囲内にあることができる。
または混合物として重合反応器に導入することができ
る。
ができる。これはC2〜C10−アルケン、有利にはC2〜C10
−アルケ−1−エンのホモ−およびコポリマーであり、
この場合にモノマーとして有利にはエチレン、プロピレ
ン、ブテ−1−エン、ペンテ−1−エンおよびヘキセ−
1−エンを使用する。
使用される反応器内で不連続的にまたは有利には連続的
に実施することができる。適当な反応器は、たとえば連
続的に作動する撹拌容器であり、場合により一連の多く
の互いに前後に接続された撹拌容器を使用することがで
きる。
サン化合物を有利には溶液として不活性の溶剤、たとえ
ばベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタンまたはこれ
らの混合物に入れ、かつ20℃〜100℃の温度に加熱す
る。引き続きアルケンを添加し、更に周期表の第IV亜族
の金属の錯化合物と、有利には不活性溶剤に溶ける、特
にオリゴマーのアルモキサン化合物が溶ける不活性溶剤
に溶ける環式の硼素化合物とからなる混合物を添加する
ことにより重合を開始する。
有利には1〜80バールの圧力および−50℃〜+300℃、
有利には−20℃〜100℃の温度が一般的である。
濁液中で、液体のモノマー中でおよび不活性の溶剤中で
実施することができる。溶剤中の重合の際には、特に液
体の炭化水素、たとえばベンゼンまたはトルエンを使用
する。良好な使用技術的特性を有するポリマーは気相中
で、懸濁液中でおよび液体のモノマー中で重合する際に
得られる。
明による触媒を用いて製造されたポリマーは触媒残留物
の少ない含量および狭い分子量分布により優れている。
lおよびトルエン中の30重量%溶液としてメチルアルモ
キサン1.74g(A130ミリモル以下)を予め入れ、40℃に
加熱し、プロピレンを全圧力2バールまで導入した。ra
c−エチレンビス−(−1−インデニル)ジルコニウム
ジクロリド1.26mg(0.003ミリモル以下)およびトルエ
ン15ml中のトリメチルボロキシン188mg(1.5ミリモル)
を添加することにより重合を開始した。温度および圧力
を40℃および2バールに一定に保った。3時間の反応時
間後に反応器を放圧することにより重合が終了し、生成
物にメタノール1.5lおよび濃縮した塩酸15mlからなる混
合物を加えた。得られたポリマーをメタノールで洗浄
し、真空中で乾燥した。
lおよびトルエン中の30重量%溶液としてメチルアルモ
キサン0.87g(A115ミリモル)を予め入れた。ビス(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド8.77mg
(0.03ミリモル以下)およびトルエン15ml中のトリメチ
ルボロキシン94mg(0.75ミリモル以下)を添加すること
により重合を開始した。
チルボロキシンを添加しなかった。
した。
例1および比較例1の重量平均分子量Mwおよび数平均分
子量Mnをゲル浸透クロマトグラフィーにより、例2およ
び比較例2の数平均分子量を13C−NMRによる末端基の測
定およびDSC(示差式走査熱量測定放、Differential−S
cannig−Calorimetry)測定装置による融点Tmにより測
定した。
Claims (5)
- 【請求項1】活性成分として、周期表の第IV亜族の金属
のメタロセン錯体、オリゴマーの酸化アルミニウム化合
物および一般式IV: [式中、 R18〜R20は、C1〜C10−アルキル基を表し、これはハロ
ゲン原子、C6〜C15−アリール基またはC1〜C10−アルコ
キシ基により1〜3置換されていてもよく、C4〜C7−シ
クロアルキル基を表し、これはハロゲン原子、C1〜C10
−アルキル基またはC1〜C10−アルコキシ基により1〜
3置換されていてもよく、C1〜C10−アルコキシ基を表
し、これはハロゲン原子、C1〜C10−アルキル基またはC
6〜C15−アリール基により1〜3置換されていてもよ
く、またはC6〜C15−アリール基を表し、これはハロゲ
ン原子、C1〜C10−アルキル基またはC1〜C10−アルコキ
シ基により1〜5置換されていてもよい]で示される環
式の硼素化合物を含有する、C2〜C10−アルケンを重合
するための触媒。 - 【請求項2】オリゴマーの酸化アルミニウム化合物から
のアルミニウムとメタロセン鎖体からの周期表の第IV亜
族の金属との原子比が10:1〜106:1の範囲内にある請求
の範囲1記載の触媒。 - 【請求項3】一般式IVの環式の硼素化合物からの硼素と
オリゴマーの酸化アルミニウム化合物からのアルミニウ
ムとの原子比が10-4:1〜1:1の範囲内にある請求の範囲
1または2記載の触媒。 - 【請求項4】周期表の第IV亜族の金属のメタロセン錯体
として、一般式I: [式中、 Mはチタン、ジルコニウムまたはハフニウムを表し、 Xはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、水
素原子、C1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基ま
たは−OR6を表し、 この場合にR6はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリー
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、フル
オロアルキル基またはフルオロアリール基を表し、それ
ぞれアルキル基に1〜10個の炭素原子およびアリール基
に6〜20個の炭素原子を有し、 R1〜R5は水素原子、C1〜C10−アルキル基、置換基とし
てC1〜C10−アルキル基を有することができる5〜7員
環のシクロアルキル基、C6〜C15−アリール基またはア
リールアルキル基を表し、この場合に2つの隣接してい
る基がいっしょに4〜15個の炭素原子を有する環式の基
を表してもよく、またはSi(R7)3を表し、 R7はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基または
C3〜C10−シクロアルキル基を表し、 ZはXまたは を表し、上記式中、 R8〜R12は水素原子、C1〜C10−アルキル基、置換基とし
てC1〜C10−アルキル基を有することができる5〜7員
環のシクロアルキル基、C6〜C15−アリール基またはア
リールアルキル基を表し、この場合に2つの隣接してい
る基がいっしょに4〜15個の炭素原子を有する環式の基
を表してもよく、またはSi(R13)3を表し、 R13はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基また
はC3〜C10−シクロアルキル基を表し、またはR4とZは
いっしょに −[Y(R14)2]n−E− の基を形成し、上記式中、 Yは珪素、ゲルマニウム、錫または炭素原子を表し、 R14はC1〜C10−アルキル基、C3〜C10−シクロアルキル
基またはC6〜C15−アリール基を表し、 nは1、2、3または4を表し、 Eは、 またはAを表し、 Aは、−O−、−S−、NR15 または PR15 を表
し、 R15はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基また
はC3〜C10−シクロアルキル基、アルキルアリール基ま
たはSi(R16)3を表し、 R16はC1〜C10−アルキル基、C6〜C15−アリール基また
はC3〜C10−シクロアルキル基またはアルキルアリール
基を表す]で示されるメタロセン鎖体を使用し、かつオ
リゴマーの酸化アルミニウム化合物として、一般式IIま
たはIII: (式中、R17はC1〜C4−アルキル基を表し、かつmは5
〜30の数を表す)の開いた鎖のまたは環式のアルモキサ
ン化合物を使用する請求の範囲1から3までのいずれか
1項記載の触媒。 - 【請求項5】0.5〜3000バールの圧力で−50℃〜+300℃
の温度で触媒を用いてC2〜C10−アルケンのポリマーを
製造する方法において、請求の範囲1から4までのいず
れか1項記載の触媒を使用することを特徴とするC2〜C
10−アルケンのポリマーを製造する方法。
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