JP3254607B2 - 信号伝送装置 - Google Patents

信号伝送装置

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JP3254607B2
JP3254607B2 JP17303992A JP17303992A JP3254607B2 JP 3254607 B2 JP3254607 B2 JP 3254607B2 JP 17303992 A JP17303992 A JP 17303992A JP 17303992 A JP17303992 A JP 17303992A JP 3254607 B2 JP3254607 B2 JP 3254607B2
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coaxial cable
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flange
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隆 矢野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J3/00Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
    • B01J3/002Component parts of these vessels not mentioned in B01J3/004, B01J3/006, B01J3/02 - B01J3/08; Measures taken in conjunction with the process to be carried out, e.g. safety measures

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超高真空中に配置された
装置に電気信号等の高周波信号を与えるための信号伝送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、超高真空中(真空容器中)に配
置された機器(例えば、加速器のモニター)に高周波信
号等の電気信号を与える際には高真空用の同軸ケーブル
が用いられている。つまり、信号源と機器とを同軸ケー
ブルを用いて連結して機器に電気信号を与えている。従
って、同軸ケーブルは超高真空中を通過する部分が必要
になる。
【0003】超高真空状態の汚染を防止する必要から、
つまり、真空中におけるガスの放出を防止する観点か
ら、この種の同軸ケーブルでは絶縁材として樹脂を用い
ることができず、通常絶縁材としてセラミック材を用い
ている。
【0004】ここで、図2を参照して、超高真空中で用
いられる同軸ケーブルの構造の一例について概説する。
【0005】図示の同軸ケーブル11の両端にはそれぞ
れコネクタ12及び13が取り付けられており、コネク
タ12によって同軸ケーブル11は対象機器(対象装
置)14に連結されている。対象機器14は真空容器
(図示せず)中に配置されており、真空容器内は超高真
空状態となっている。真空容器の壁面15にはセラミッ
ク製の真空導入端子16が取り付けられ、図示のように
コネクタ13は真空導入端子16に連結されている。
【0006】同軸ケーブル11は芯線(例えば、1mm
φの銅線)11aを備えており、この芯線11aは絶縁
材として用いられる複数のセラミックビーズ11bに挿
通されている。つまり、芯線11aは複数のセラミック
ビーズ11bによって覆われていることになる。そし
て、これらセラミックビーズ11bは互いに密接配置さ
れている。セラミックビーズ11bの外周面は網線11
cによって覆われている。同軸ケーブル11の芯線11
aはコネクタ13を介して真空導入端子16に導かれ、
真空容器外に導出され、信号源(図示せず)に接続され
る。なお、セラミックビーズを用いることによって同軸
ケーブルを必要に応じて適宜曲げることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の同
軸ケーブルにおいては電気信号を効率よくしかも安定し
て供給することが求められるが、このためにはインピー
ダンスの安定が重要な要素となる。ところが、上述の同
軸ケーブルではケーブルを必要に応じて曲げた際セラミ
ックビーズが移動することになるから、インピーダンス
が設定値からずれてしまい、インピーダンスが安定しな
いという問題点がある。さらに、セラミックビーズの動
きによって芯線が外部に晒されるから絶縁耐圧が低下し
てしまうという問題点がある。加えて、網線は超高真空
中において多量のガスを放出するという問題点もある。
【0008】いずれにしても上述の同軸ケーブルでは安
定してしかも効率よく電気信号を供給できないという問
題点がある。また、外部の信号線とインピーダンスを合
わせるのに多大の労力を要する。
【0009】本発明の目的は安定してしかも効率よく電
気信号を供給できる信号伝送装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、真空状
態に保たれた真空容器内に配置された機器に電気信号を
供給するために用いられる信号伝送装置であって、外部
に配置された信号源に接続された同軸ケーブルと、該同
軸ケーブルを前記真空容器内に導入するための真空フラ
ンジと、該真空フランジに連結され前記同軸ケーブルを
導入するフレキシブルホースと、該フレキシブルホース
を前記機器に連結する連結部と、前記同軸ケーブルに連
結され該同軸ケーブルを前記機器に導入するための導入
端子とを有し、該導入端子には前記外部側と前記真空側
とをシールするシール手段が備えられていることを特徴
とする信号伝送装置が得られる。
【0011】
【作用】本発明では、真空フランジを用いて同軸ケーブ
ルを真空容器に導入するとともにフレキシブルホース内
に同軸ケーブルを挿通させて同軸ケーブルを案内して外
部側と真空側とをシールするシール手段を有する導入端
子を用いて同軸ケーブルを機器に導入するようにしてい
る。この結果、同軸ケーブルが真空状態に晒されること
がなく、同軸ケーブル自体を特殊なものとする必要がな
い。従って、性能が保証された通常の同軸ケーブルの使
用が可能となり、安定してしかも効率よく高周波信号等
の電気信号を供給できる。
【0012】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0013】図1を参照して、真空容器20内には高周
波信号を与えるべき対象装置21が配置されている。こ
の対象装置21には信号伝送装置30によって例えば高
周波発生源(図示せず)が連結される。
【0014】信号伝送装置30は同軸ケーブル31を備
えており、この同軸ケーブル31は芯線31a及び網線
(図示せず)を備えており、これら芯線31aと網線と
の間には樹脂等の絶縁材が充填され、網線は樹脂等の被
覆材で被覆されている。つまり、本発明で用いられる同
軸ケーブルは通常の同軸ケーブルである。
【0015】信号伝送装置30はさらにフレキシブルホ
ース32,真空導入端子33,及び真空フランジ34を
備えている。フレキシブルホース32は、例えば、ステ
ンレス鋼(SUS)製であり、蛇腹状となっている。そ
して、フレキシブルホース32の一端(図中左端)は真
空フランジ34の内壁面(右端面)に溶接によって取り
付けられている。この結果、真空フランジ34の孔部3
4aはフレキシブルホース32の一端でシールされるこ
とになる。一方、フレキシブルホース32の他端には筒
状体35がその一端を溶接によって取り付けられてお
り、筒状体35の他端にはフランジ部35aが形成さ
れ、真空導入端子33によりシールされている。
【0016】同軸ケーブル31は孔部34aを介してフ
レキシブルホース32内に挿入されている。同軸ケーブ
ル31の一端(右端)がコネクタ36に接続されてい
る。さらに、このコネクタ36は筒状体35内において
上述の真空導入端子33に接続されている。
【0017】この真空導入端子33はコネクタ36外筒
にカップリングされた筒状部33aとセラミック絶縁体
33bと芯線33cとを備えている。コネクタ36から
導出された芯線31aは本体部33cに圧入され、その
一端が真空中に突出している。芯線33cの外筒面は絶
縁体33bと、絶縁体33bの外筒面は筒状部33aと
ろう付けされている。つまり、セラミック絶縁体33b
の内外筒面によって大気側と真空側とがシールされるこ
とになる。筒状部33aの一端(右端)はフランジ部3
5aに形成された開口孔の周壁に溶接等によって固着さ
れており、セラミック絶縁体33bの一端(右端)はフ
ランジ部35aまで達している。この結果、芯線31a
はフランジ部35aから突出して延在することになる。
【0018】真空容器20の一壁面には真空フランジ4
0が形成されており、真空フランジ34を真空フランジ
40に取り付けることによって、フレキシブルホース3
2が真空容器20内に導入される。そして、フランジ部
35aが対象装置21に真空封止点(接続点)で接続さ
れる。この結果、芯線31aが対象装置21内に導入さ
れることになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では対象機器
近傍で真空シールが行われているから、同軸ケーブルを
通常の大気状態において使用することができる。つま
り、通常の同軸ケーブルを用いてしかも対象機器近傍に
おいて接続箇所が設けられるからインピーダンスマッチ
ングが容易である。その結果、インピーダンスが安定し
効率よく電気信号を供給できるという効果がある。
【0020】さらに、本発明では同軸ケーブルはフレキ
シブルホース内を挿通されているだけであるから、必要
に応じて適宜ルート及び長さを変更することができる。
また、特殊な同軸ケーブルを用いる必要がないからコス
ト安となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号伝送装置の一実施例を真空容
器とともに示す図である。
【図2】従来の信号伝送装置を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
20 真空容器 21 対象装置 30 信号伝送装置 31 同軸ケーブル 32 フレキシブルホース 33 真空導入端子 34 真空フランジ 35 筒状体 36 コネクタ 40 真空フランジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空状態に保たれた真空容器内に配置さ
    れた機器に電気信号を供給するために用いられる信号伝
    送装置であって、外部に配置された信号源に接続された
    同軸ケーブルと、該同軸ケーブルを前記真空容器内に導
    入するための真空フランジと、該真空フランジに連結さ
    れ前記同軸ケーブルを案内するフレキシブルホースと、
    該フレキシブルホースを前記機器に連結する連結部と、
    前記同軸ケーブルに連結され該同軸ケーブルを前記機器
    に導入するための導入端子とを有し、該導入端子には前
    記外部側と前記真空側とをシールするシール手段が備え
    られていることを特徴とする信号伝送装置。
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