JP3252171B2 - 投影装置 - Google Patents

投影装置

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JP3252171B2
JP3252171B2 JP25102491A JP25102491A JP3252171B2 JP 3252171 B2 JP3252171 B2 JP 3252171B2 JP 25102491 A JP25102491 A JP 25102491A JP 25102491 A JP25102491 A JP 25102491A JP 3252171 B2 JP3252171 B2 JP 3252171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン輝度の自動
調整機能を有した投影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、スクリーンに画像を投影表示する
投影装置として液晶を利用した液晶プロジェクタが広く
使用されるようになっている。
【0003】ところで、このような液晶プロジェクタで
は、例えばスクリーン上の投影面積が変わったような場
合でも投影画面を見易い状態に保つために、スクリーン
輝度が常に一定になるようにコントロールすることが行
われている。
【0004】しかして、従来、この種の液晶プロジェク
タとして、図4に示すように光源1の光をコンデンサレ
ンズ2を通して液晶パネル3に与え、液晶パネル3より
レンズ本体4を構成するズームレンズ41とピントレン
ス42を通してスクリーン5に画像を投影するように構
成したものがある。この場合、スクリーン5の輝度を一
定にコントロールするには、スクリーン5表面の輝度を
輝度センサ6により検出し、その出力を光源コントロー
ラ7にフィードバックして光源輝度をコントロールする
ようにしている。
【0005】ところが、このように構成したものでは、
映像ソフト自体による画面の明暗や、画面の明暗の切替
わりスピードによって適切なコントロールができないこ
とがあり、また、輝度センサ6をスクリーン5のどの部
分に設置するかで光源コントローラ7によるコントロー
ル条件が変化してしまうことから、安定したスクリーン
輝度のコントローラができない欠点があった。さらに輝
度センサ6そのものの価格が高いことから経済的にも不
利な欠点があった。
【0006】一方、図2と同一部分には同符号を付して
示す図5に示すように、レンズ本体4に絞り8を設け、
スクリーン5表面より輝度センサ6により検出された輝
度出力により絞り8をコントロールしスクリーン輝度を
一定にするようなものも考えられている。
【0007】しかし、このような構成によっても上述し
たと同様な不都合があり、さらに絞りの状態により被写
体深度が変化することからピントずれを生じる欠点があ
り、また、光源1の調整を行わないことから省エネ化に
貢献することもなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の投影
装置で代表される液晶プロジェクタにあって図2に示す
ものでは、安定してスクリーン輝度を一定にコントロー
ルするのが難しいとともに、価格的に高価なものになる
欠点があり、また、図3に示すものでは、上述の問題点
に加えてスクリーン上でのピントずれを生じる欠点があ
った。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、安定してスクリーン輝度を一定にコントロールする
ことができ、しかもスクリーン上でのピントずれを生じ
ることがなく、価格的にも安価にできる投影装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の投影装置は、光
源より照射される光により画像をスクリーンに投影する
とともに、投影画面に対するピント調整手段とズーミン
グ手段の位置情報を検出し、位置情報に対応した適性光
源輝度データにより前記光源の輝度をコントロールし、
スクリーン輝度を一定にするように構成している。
【0011】
【作用】この結果、本発明によればスクリーンの投影画
面に対するピント調整とズーミングの位置情報に対応し
た適性光源輝度データにより、光源輝度をコントロール
するようにしたので、スクリーン上でのピントずれを生
じることがなく、価格的にも安価にして、スクリーン輝
度を一定にコントロールすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0013】図1は同実施例の概略的構成を示してい
る。図において、11は光源で、この光源11の前方に
コンデンサレンズ12、液晶パネル13、レンズ本体1
4を配置し、光源11より照射された光をコンデンサレ
ンズ12を通して液晶パネル13に与え、液晶パネル1
3よりレンズ本体14を通してスクリーン15に画像を
投影するように構成している。
【0014】この場合、レンズ本体14は、ピント調整
機能を有するピントリング141とズーミング機能を有
するズームリング142を備えていて、ピントリング1
41によりピント位置を、ズームリング142によりズ
ーム位置をそれぞれ調整できるようにしている。
【0015】また、ピントリング141のピント位置は
ピント位置センサ16により検出し、ズームリング14
2のズーム位置はズーム位置センサ17により検出する
ようにしている。そして、これらピント位置センサ16
およびズーム位置センサ17のそれぞれの出力は、光源
コントローラ18に送られる。
【0016】光源コントローラ18は、ピント位置セン
サ16のピント位置情報およびズーム位置センサ17の
ズーム位置情報に基づいて光源11の輝度をコントロー
ルするようにしている。
【0017】この場合、光源コントローラ18は、図2
に示すようにCPU181、ROM182、電圧制御部
183により構成している。ここで、CPU181は、
ピント位置センサ16のピント位置情報およびズーム位
置センサ17のズーム位置情報を取り込むとともに、R
OM182の読み出し制御、電圧制御部183の制御を
行うようにしている。ROM182は、図3に示すよう
に予めピント位置とズーム位置の関係に対応した適性光
源輝度データを記憶したものである。電圧制御部183
は、AC電源19と光源11が接続され、ROM182
より読み出される適性光源輝度データに基づいて光源1
1に供給される電圧を制御するようにしている。次に、
以上のように構成した実施例の動作を説明する。
【0018】いま、光源11が点灯されると、光源11
より照射された光がコンデンサレンズ12を通して液晶
パネル13に与えられ、液晶パネル13よりレンズ本体
14を通してスクリーン15に画像が投影される。
【0019】この状態で、レンズ本体14のピントリン
グ141のピント位置およびズームリング142のズー
ム位置は、それぞれピント位置センサ16およびズーム
位置センサ17より検出され、これらの各情報が光源コ
ントローラ18のCPU181に送られる。
【0020】すると、CPU181により、上述のピン
トおよびズーム位置情報に基づいて図3に示すROM1
82よりピント位置とズーム位置の関係に対応した適性
光源輝度データが読み出される。そして、この適性光源
輝度データは電圧制御部183に送られ、AC電源19
より光源11に供給される電圧が制御され、光源11は
適性光源輝度データに基づいた輝度にコントロールされ
る。
【0021】従って、例えば、スクリーン15の投影面
積が変化して、レンズ本体14のピントリング141の
ピント位置またはズームリング142のズーム位置に変
化が生じると、これら変化したピント位置またはズーム
位置の各情報に基づいてROM182より読み出される
適性光源輝度データが変化する。これにより電圧制御部
183において光源11に供給される電圧も適性光源輝
度データに対応した大きさにコントロールされるので、
光源11は、スクリーン15の輝度を常に一定にするよ
うな輝度にコントロールされることになる。
【0022】従って、このようにすればスクリーン15
の投影面積が変化しても、これにより変化されるピント
リング141のピント位置またはズームリング142の
ズーム位置の各情報に基づいて光源11の輝度をコント
ロールできるようにしたので、安定してスクリーン輝度
を一定にコントロールすることができる。このことは、
映像ソフト自体による画面の明暗や、画面の明暗の切替
わりスピードに対しても、これらに関係なく適切なコン
トロールが可能になる。また、従来のように高価な輝度
センサを使用することがないので、価格的に安価にでき
経済的にも有利にできる。さらに、従来の絞りを使用し
たものに比べても絞り状態により被写体深度が変化する
ことに原因するピントずれを生じるような不都合も解消
することができる。
【0023】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものでない。例えば、上述した実施例では、光源コン
トローラ18のROM182に記憶された適性光源輝度
データをピント位置またはズーム位置のそれぞれの位置
情報に基づいて読み出すことで光源11の輝度をコント
ロールするようにしたが、例えば、スクリーン15の輝
度Yを一定に保つには、(1)式の関係を満足するよう
に光源11の明るさをコントロールすればよいことか
ら、光源コントローラ18により(2)式に基づいて光
源11の明るさをコントロールすれば上述したと同様に
してスクリーン15の輝度を一定にコントロールするこ
とができる。 Y=k×((B×C)^2)=一定 …(1) L=k×((B×C)^2) …(2) ここで、Y:スクリーン輝度、k:比例定数、L:光源
の明るさ、B:スクリーマまでの距離、C:投影倍率
(長さ倍率)。
【0024】これにより、光源コントローラ18は、ス
クリーン15までの距離がB倍になったら光源11の明
るさをBの2乗倍にし、投影倍率がC倍になったら、光
源11の明るさをCの2乗倍にするようになる。また、
上述では液晶プロジェクタの場合を述べたが、これ以外
の投影装置にも本発明を適用できることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明の投影装置によれば、本発明によ
ればスクリーンの投影画面に対するピント調整とズーミ
ングの位置情報に対応した適性光源輝度データにより、
光源輝度をコントロールするようにしたので、安定して
スクリーン輝度を一定にコントロールすることができ、
しかもスクリーン上でのピントずれを生じることがな
く、価格的にも安価にでき経済的にも有利にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図2】図1に示す実施例に用いられる光源コントロー
ラの概略構成を示す図。
【図3】図2に示す光源コントローラに用いられるRO
Mの構成を示す図。
【図4】従来の投影装置の一例を示す図。
【図5】従来の投影装置の他例を示す図。
【符号の説明】
11…光源、12…コンデンサレンズ、13…液晶パネ
ル、14…レンズ本体、141…ピントリング、142
…ズームリング、15…スクリーン、16…ピント位置
センサ、17…ズーム位置センサ、18…光源コントロ
ーラ、181…CPU、182…ROM、183…電圧
制御部、19…AC電源。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、上記光源より照射される光により画像をスクリーンに投
    影するとともに投影画面に対するピント調整手段とズー
    ミング手段を有する投影手段と、 前記ピント調整手段とズーミング手段の位置情報を検出
    する位置情報検出手段と、 前記光源の輝度をコントロールするコントロール手段と
    を備え、 前記コントロール手段は、予めピント位置とズーム位置
    の関係に対応した適性光源輝度データを記憶する記憶手
    段と、前記位置情報検出手段により検出される位置情報
    に対応した前記記憶手段の適性光源輝度データにより前
    記光源に供給される電圧を制御する電圧制御手段とを具
    備したことを特徴とする投影装置。
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