JP3266910B2 - 投写型液晶表示装置 - Google Patents

投写型液晶表示装置

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JP3266910B2 JP00761091A JP761091A JP3266910B2 JP 3266910 B2 JP3266910 B2 JP 3266910B2 JP 00761091 A JP00761091 A JP 00761091A JP 761091 A JP761091 A JP 761091A JP 3266910 B2 JP3266910 B2 JP 3266910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投写型液晶表示装置の液
晶ライトバルブ駆動制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ライトバルブの駆動制御は、
液晶ライトバルブ特性の最良点で固定制御する事が一般
的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、投写型液晶表
示装置の普及と高性能化に伴いあおり光学系やズーム投
写レンズの使用が増えてきた。これに対し従来の技術で
は、ズームレンズの画角変化(倍率変化)は液晶ライト
バルブの明視角度の観点から考えると全ての画角に対し
て最良明視角度にならない。これは、ズーム投写レンズ
により画角を変えた場合液晶ライトバルブの最適コント
ラストを得られない画角が存在する事を意味し、画質劣
化の大きな要因となる。
【0004】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するもので、ズーム投写レンズで画角(倍率)を変化さ
せても、常に最適コントラストの画像を再生できる投写
型液晶表示装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の投写型液晶表示
装置は、 映像信号に基づいて駆動信号を出力する補正
制御回路と、該駆動信号を受取るとともに該駆動信号に
基づいて光を変調する液晶ライトバルブと、該液晶ライ
トバルブによって変調された光を投写する投写レンズ
と、該投写レンズの倍率を検出するとともに検出された
倍率に対応する信号を該補正制御回路へ出力する検出器
と、を備える。該補正制御回路は、該検出された倍率に
対応する信号に基づいて、該駆動信号の電圧範囲を該検
出された倍率に対する該液晶ライトバルブの最適な駆動
電圧範囲とする。該検出された倍率に対応する信号は、
該映像信号の電圧範囲と該検出された倍率に対する該液
晶ライトバルブの最適な駆動電圧範囲とのずれを表す。
それらのことによって本発明の投写型液晶表示装置は上
記問題点を解決する。
【0006】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の一実施例におけ
る概略構成図である。ここで、投写光源用電源1より電
圧供給された投写光源2から出射した光は、液晶ライト
バルブ3によって画像情報を得て変調されズーム投写レ
ンズ5を介してスクリーン7に拡大投写される。この
時、液晶ライトバルブ3は、ズーム投写レンズ5の画角
θに対応した画角検出器6の出力である画角検出信号a
で、映像信号bを補正したコントロール信号cにより補
正制御回路4からの変調制御を受ける事を表す。
【0007】また、図2に本実施例(図1の構成)に於
ける最大画角θw時の、液晶ライトバルブの出射角αの
関係と、図3に本実施例(図1の構成)に於ける最小画
角θn時の、液晶ライトバルブの出射角度α’の光学的
関係を示す。
【0008】これらは、ズーム投写レンズ5からスクリ
ーン7までの投写距離Lを一定とすると同時に、ズーム
投写レンズ5本体と液晶ライトバルブ3の距離すなわち
フランジバックも固定とする事を前提にした時、投写画
像の画角を広げた時のαは最も大きく、投写画像の画角
を狭めた時のα’は最小角度となる事を表している。以
下、図2・図3について詳細に説明する。
【0009】図2は、画角θwが最も大きい場合の本実
施例に於ける概略構成を示したものである。
【0010】ここで、ズーム投写レンズ5を構成するA
レンズ9及びBレンズ10は概念的に液晶ライトバルブ
3に最も近づいた状態と言える。然るに、画角θwは最
も大きく液晶ライトバルブ3の出射角αも最大となる。
【0011】この時の出射角αに於ける液晶ライトバル
ブ駆動電圧Vと液晶ライトバルブ透過率Tの関係を示し
たものが、図4の曲線11(実線)である。
【0012】また、図3は画角θnが最も小さい場合の
本実施例に於ける概略構成を示した物である。
【0013】ここで、ズーム投写レンズ5を構成するA
レンズ9及びBレンズ10は概念的に液晶ライトバルブ
3から最も離れた状態と言える。然るに、画角θnは最
も小さく液晶ライトバルブ3の出射角α’も最小とな
る。
【0014】この時の出射角α’に於ける液晶ライトバ
ルブ駆動電圧Vと液晶ライトバルブ透過率Tの関係を示
したものが、図4の曲線12(破線)である。
【0015】これらの特性曲線(11及び12)は、画
角が広い(倍率が大きい)場合図4の(イ)から(ロ)
で表すAの液晶ライトバルブ駆動電圧範囲、画角が狭い
(倍率が小さい)場合図4の(ハ)から(ニ)で表した
Bの液晶ライトバルブ駆動電圧範囲が最も適正な駆動電
圧範囲である事を表している。
【0016】よって、ズーム投写レンズ5の画角可変状
態を画角検出器6により把握して、その時の投写画角に
最も適した液晶ライトバルブ駆動電圧範囲を決定し液晶
ライトバルブ3を補正制御する事により、画角変化(倍
率変化)に適応した最良コントラストの液晶ライトバル
ブ動作点及び動作領域での映像信号が液晶ライトバルブ
3に与えられる。
【0017】図5は、本発明の画角検出器6及び補正制
御回路の具体的実施例を示した図である。ここで、ズー
ム投写レンズ5を構成するAレンズ9、Bレンズ10
(図2・図3に記載)の光学的もしくは機械的位置を、
画角検出器6を構成しているボリュームVRによって検
出する方式が本実施例である。
【0018】まず、ズーム投写レンズ5を構成するレン
ズ群の内、画角(倍率)を可変及び決定する可動レンズ
群(図2・図3では9、10で表す)の光学的位置を、
ギア等による機械的連結方式やフォトカプラ等を用いた
光学的連結方式により画角検出器6を構成するボリュウ
ムVRに伝える。これにより、画角すなわち投写倍率に
対応した画角検出信号aが得られる。
【0019】次に、オペアンプ101及びR1・R2・
R3・R4よりなる加算演算器で構成された補正制御回
路4により映像信号bに画角検出信号aが加算されてコ
ントロール信号cが出力される。更に位相反転ドライブ
回路102により位相反転信号として液晶ライトバルブ
3が駆動される。
【0020】以上の動作中、R1〜R4の定数を画角変
化(倍率変化)に対応した補正加算量とすると同時にア
ンプゲインを適正コントラスト領域に決定する事によっ
て図4で表した透過率変化曲線の移動に対応した動作点
が決定される。
【0021】また、画角の違いにより透過率変化曲線
(図4では単に動作点の移動で表しているが)も異なる
場合は、その特性曲線に会った補正電圧を発生するRO
Mテーブル等を設けて演算回路(補正制御回路4)に動
作点移動量と共に加減算する事によってガンマ補正を同
時に行う回路構成も考えられる。
【0022】この場合、厳密な意味では液晶ライトバル
ブ3の上下左右方向についても特性が異なるので、位置
変化を加味したROMテーブルを用いれば更に補正性能
は向上する。
【0023】なお、本実施例では画角対液晶ライトバル
ブ明視角の関係が明確なあおり光学系を用いて説明して
きたが、あおり光学系を用いなくても同様の動作及び効
果が得られる。
【0024】また、本実施例ではズーム投写レンズ5を
便宜上Aレンズ・Bレンズの2枚レンズによる簡単な構
成で説明してきたが、収差補正レンズ群等を有する多群
レンズで構成された高性能ズームレンズであっても、そ
の画角(倍率)変化を決定するレンズ群の画角(倍率)
変化量を画角検出器6に伝える事によって同一の動作が
得られる。更に、ズーム投写レンズ3をモーター等によ
る電動ズーム方式として、モーターの回転量をパルスカ
ウント等で検出する事で画角検出器6との電気的連結が
容易になると共にCPUによる集中制御(画角検出)も
簡単に実現できる事を付記しておく。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、投写
型液晶表示装置において、投写レンズの画角(倍率)変
化による表示画像のコントラスト変化を補正するため
に、液晶ライトバルブの駆動電圧を補正する手段を有す
るので、投写レンズで投写画像の画角(倍率)を変えて
も、液晶ライトバルブの適正明視角の角度依存性に関わ
りなく最適なコントラストの画像を再生投写できる投写
型液晶表示装置が実現する。
【0026】特に最適明視角の狭い液晶ライトバルブで
あっても、画角可変範囲(ズーム比)の大きな投写レン
ズの使用が可能となり表示性能の向上に大きな効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表す概略構成図。
【図2】本発明の一実施例に於ける最大画角時の動作説
明図。
【図3】本発明の一実施例に於ける最小画角時の動作説
明図。
【図4】本発明の一実施例に於ける液晶ライトバルブ透
過率変化特性図。
【図5】本発明の一実施例に於ける画角検出器及び補正
制御回路の具体的構成図。
【符号の説明】
1 投写光源用電源 2 投写光源 3 液晶ライトバルブ 4 補正制御回路 5 ズーム投写レンズ 6 画角検出器 7 スクリーン 8 投写画像 9 Aレンズ 10 Bレンズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に基づいて駆動信号を出力する
    補正制御回路と、 該駆動信号を受取るとともに該駆動信号に基づいて光を
    変調する液晶ライトバルブと、 該液晶ライトバルブによって変調された光を投写する投
    写レンズと、 該投写レンズの倍率を検出するとともに検出された倍率
    に対応する信号を該補正制御回路へ出力する検出器と、 を備えた投写型液晶表示装置であって、 該補正制御回路は、該検出された倍率に対応する信号に
    基づいて、該駆動信号の電圧範囲を該検出された倍率に
    対する該液晶ライトバルブの最適な駆動電圧範囲とし、 該検出された倍率に対応する信号は、該映像信号の電圧
    範囲と該検出された倍率に対する該液晶ライトバルブの
    最適な駆動電圧範囲とのずれを表す、 投写型液晶表示装置。
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