JP3120526B2 - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP3120526B2
JP3120526B2 JP04006412A JP641292A JP3120526B2 JP 3120526 B2 JP3120526 B2 JP 3120526B2 JP 04006412 A JP04006412 A JP 04006412A JP 641292 A JP641292 A JP 641292A JP 3120526 B2 JP3120526 B2 JP 3120526B2
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピント自動調整機能を
有するプロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオプロジェクタのピントを自
動調整する方法として、すでにコンパクトカメラなどで
実用化されているパッシブオートフォーカスシステムを
採用することが考えられている。
【0003】このようなパッシブオートフォーカスシス
テムは、被写体からの光を2つの光学系を通してそれぞ
れラインセンサで受光するとともに、これらラインセン
サより出力されるパターンを比較することにより被写体
までの距離を求め、ピント調整を行うようにしている。
【0004】ところが、このような方法では、コントラ
ストのない被写体や、同じパターンが連続する被写体の
場合、パターンの比較が正確でなくなり、ピント調整の
結果が不確定の状態になる欠点があった。このため、こ
のような技術をそのままビデオプロジェクタに適用し
て、スクリーンまでの距離を測定し、レンズをコントロ
ールしてピント合わせを行おうとすると、コントラスト
のない画面や、同じパターンが連続するような画面の場
合には、ピントが合わせが困難になる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のビデ
オプロジェクタにあっては、ピント調整にパッシブオー
トフォーカスシステムを採用すると、コントラストのな
い画面や、同じくパターンが連続するような画面の場合
に、ピント合わせが難しくなり、正確なピント調整が出
来ないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、オートフォーカス手段によるピント調整時にスクリ
ーンにピント合わせに適した画像を表示させ、ピント合
わせを正確に行なうことができるピント調整機能を有す
るプロジェクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ
は、所定パタンを有する画像を記憶する記憶手段と、画
像をスクリーンに投影する投影手段と、センサによって
受光した画像信号を基に前記投影手段のピント調整を自
動的に行なうパッシブオートフォーカス手段と、前記オ
ートフォーカス手段によるピント調整時に前記記憶手段
から所定パタンを読み出して投影する制御手段とを具備
することを特徴としている。
【0008】この結果、本発明によれば、オートフォー
カス手段によるピント調整時にあらかじめ用意された所
定パターンを有する画像をスクリーンに投影すること
で、パッシブオートフォーカス手段を用いてもピント合
わせを正確で確実に行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0010】図1はビデオプロジェクタの全体図を示し
ている。図において、1はプロジェクタ本体で、このプ
ロジェクタ本体1の全面には、投影レンズ2が設けら
れ、この投影レンズ2に近接してスクリーンまでの距離
を測定するための後述するオートフォーカスユニット
(AFユニット)の受光部3を設けている。
【0011】図2は受光部3の概略構成を示すもので、
この場合、図示しないスクリーン上の投影画像を、所定
距離離間して配置されたレンズ31、32、ミラー3
3、34を通し、さらにプリズム35を通してラインセ
ンサR36およびラインセンサL37によりそれぞれ受
光するようにしている。
【0012】図3はAFユニットの概略構成を示すもの
である。この場合、4はAF制御部で、このAF制御部
4はCPU41、メモリA42、メモリB43、シフト
レジスタ44およびROM44を有している。ここで、
CPU41はAF制御部4全体の動作を総括するもので
ある。メモリA42、メモリB43は、上述した受光部
3のラインセンサR36およびラインセンサL37で受
光される画像信号を各別に記憶するものである。シフト
レジスタ44は、例えばメモリA42の画像データが入
力され、この入力データを順次シフト動作するようにし
ている。そして、CPU41によりこのシフトレジスタ
44のデータとメモリB43のデータを比較して両デー
タの一致を検出し、この時のシフト量をROM45の内
容と照合してスクリーンまでの距離を求め、レンズを駆
動すべき出力をレンズ駆動部に送るようにしている。こ
こでのROM45は、シフトレジスタ44のシフト量と
スクリーンまでの距離の関係をテーブルにして記憶した
ものである。
【0013】一方、5はAFスイッチで、このAFスイ
ッチ5での操作は、AF制御部4を介して切換え回路6
に送られる。このこの切換え回路6は、AFスイッチ5
の操作に応動して図示しない液晶表示パネル駆動部への
信号をビデオ信号からROM7の内容に切換えるように
している。この場合、ROM7は、図4に示すように幅
寸法の異なる矩形状パターンを複数個並べたような投影
画像および図5に示すような矩形状パターンのみからな
る投影画像を記憶していて、これらの投影画像をAF制
御部4の指示に従って選択的に液晶表示パネル駆動部に
出力するようにしている。次に、以上のように構成した
実施例の動作を説明する。
【0014】まず、ビデオプロジェクタは、ビデオ信号
の投影に先立ってAFスイッチ5を操作して切換え回路
6を切換え、ROM7の内容を図示しない液晶表示パネ
ル駆動部に出力するようにする。この場合、図4に示す
投影画像が選択され、スクリーン上に写し出されたとす
る。
【0015】この状態で、スクリーン上の投影画像は、
所定距離離間して配置されたレンズ31、32、ミラー
33、34を通し、さらにプリズム35を通してライン
センサR36およびラインセンサL37にそれぞれ受光
される。そして、これらラインセンサR36およびライ
ンセンサL37で受光された画像信号は、AF制御部4
のメモリA42、メモリB43に各別に記憶される。
【0016】この場合、ラインセンサR36およびライ
ンセンサL37にそれぞれ図6(a)(b)に示すよう
に画像信号が取り込まれ、同図(c)(d)に示すよう
に出力が発生したとすると、メモリA42、メモリB4
3には、それぞれ同図(e)(f)に示すような画像デ
ータが記憶される。
【0017】そして、このうちメモリA42のデータが
同図(g)に示すようにシフトレジスタ44に入力し
て、シフトレジスタ44の内容を図示矢印方向に順にシ
フト動作させる。この状態で、CPU41によりシフト
レジスタ44のデータパターンとメモリB43のデータ
パターンを比較し、同図(h)に示すように両データパ
ターンの一致が検出されると、この時のシフト量がRO
M45の内容と照合されスクリーンまでの距離が求めら
れ、この距離データをレンズ駆動部に出力することによ
りレンズ位置が駆動され、ピント合わせが行われること
になる。なお、上述では、図4に示す投影画像が選択さ
れた場合を説明したが、図5に示す投影画像が選択され
た場合も同様である。
【0018】従って、このようにすれば、あらかじめ所
定パターンを有する画像を用意し、この画像をスクリー
ンに投影することでスクリーンまでの距離を測定できる
ようにしたので、パッシブオートフォーカスシステムで
のピント合わせ精度を大幅に向上させることができ、し
かもコスト的な負担も少ないので価格的にも有利にでき
る。そして、このような考えをビデオプロジェクタに採
用することにより、プロジェクタレンズとして変倍して
もピントのずれないズームレンズだけでなく、レンズ構
成が簡単で小型化し易いバリフォーカルレンズなども使
用することができるようになる。
【0019】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述した実施例では、ROM7に記憶される投
影画面として幅寸法の異なる矩形状パターンを複数個並
べたものを用いたが、例えば半径の異なる円を複数個並
べたものなど、面積の異なるパターンを複数個並べたも
のを用いることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、オートフォーカス手段
によるピント調整時にあらかじめ用意された所定パター
ンを有する画像をスクリーンに投影することで、パッシ
ブオートフォーカス手段を用いた場合でもピント合わせ
を正確で確実に行なうことができるプロジェクタを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビデオプロジェクタを
示す全体図。
【図2】図1に示す実施例の受光部の概略構成を示す
図。
【図3】図1に示す実施例のAFユニットの概略構成を
示す図。
【図4】図1に示す実施例に用いられる投影画面を示す
図。
【図5】図1に示す実施例に用いられる投影画面を示す
図。
【図6】図1に示す実施例を説明するための図。
【符号の説明】
1…プロジェクタ本体、2…投影レンズ、3…受光部、
31、32…レンズ、33、34…ミラー、35…プリ
ズム、36…ラインセンサR、37…ラインセンサL、
4…AF制御部、41…CPU、42…メモリA、43
…メモリB、44…シフトレジスタ、45…ROM、5
…AFスイッチ、6…切換え回路、7…ROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 - 7/40 G03B 21/00 - 21/53 G03B 3/00 - 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定パタンを有する画像を記憶する記憶
    手段と、 画像をスクリーンに投影する投影手段と、 センサによって受光した画像信号を基に前記投影手段の
    ピント調整を自動的に行なうパッシブオートフォーカス
    手段と、 前記オートフォーカス手段によるピント調整時に 前記記
    憶手段から所定パタンを読み出して投影する制御手段と
    を具備することを特徴とするピント調整機能を有するプ
    ロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶される画像は、面積
    の異なる不連続の複数のパターンを有するものである請
    求項1記載のプロジェクタ。
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