JP2004144914A - プロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面サイズが変わった場合に、焦点調整が操作性良くかつ短時間で行えるプロジェクタ装置を提供する。
【解決手段】光源装置1から放射された照明光は画像形成素子2によって反射しこの画像形成素子2で生成した画像を結像光学系である4枚の非球面反射鏡3a〜3dで拡大し、スクリーン4上に大画面を再生する。焦点調整は反射鏡3cをテーブル6にのせ、駆動モータ5によって光軸方向に移動(繰り出し)し、結像光学系3と画像形成素子2との距離を変えることによって実行する。位置センサ7によって読み取ったテーブル6の位置と、反射鏡の繰り出し量(移動量)と画面サイズとの関係を記憶しているメモリ11とからCPU10は、最適の電圧を駆動モータ5に印加して回転数を変えて反射鏡3cの移動速度を画面サイズによって調整する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ装置に関し、特にスクリーンの画面サイズに合わせて焦点調整感度を調整でき操作性の向上を図ったプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のプロジェクタ市場ではCRTプロジェクタにかわり、液晶プロジェクタあるいはDMDプロジェクタで拡大投影する装置が現れ始めている。プロジェクタは家庭用への展開として、部屋が小さくても拡大投写できるようにする必要性が出てきている。
【0003】
近距離投写および広画角化への対応として、従来、図8に示すような反射型結像光学系を用いたプロジェクタ装置が開示されている。図8において、画像形成素子22からの光束26がテーブル24に載置し固定された非球面反射鏡23a〜23dによって反射され、スクリーンに投影される。迷光を除外する絞り25を搭載している。テーブル24を移動させることによって、テーブル24に固定されている結像光学系(非球面反射鏡23a〜23d)を光軸方向に移動させて焦点調整をおこなう。この従来例では送り速度は無作為であり、画面サイズに対する速度は不均一である。そのため操作性はかなり悪い(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、従来図9に示すように、投影画面のサイズを設定する操作スイッチ39と、あらかじめメモリ38に設定された投影画面のサイズに適合するように、投影光学系の合焦レンズ33aと変倍レンズ33bを調整するモータ34a、34bおよびモータ駆動装置36a、36bと、これらを制御するCPUユニット37とを有し、スクリーンに適合した投影状態を容易に得られるようにしたプロジェクタ装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
また、従来焦点調整手段を有する投写レンズと、この投写レンズの焦点調整を行う焦点調整機構と、ダイクロイックミラーと投写レンズの間に設置された可動反射鏡手段と、スクリーンからの反射光を可動反射鏡手段経由で受光し、受光出力信号に変換しかつ投射レンズとLCDの光軸距離と等価位置に配置された受光素子と、この受光素子よりの受光出力信号によりスクリーンまでの焦点位置を検出演算し、焦点調整機構の駆動制御を行う焦点調整制御部と、焦点調整機構の調整位置を検出する位置検出器とで構成されるプロジェクタ装置が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−55306号公報(〔0018〕、〔0019〕、図1)
【特許文献2】
特開2000−180955号公報(〔0010〕、図1)
【特許文献3】
特開平11−119185号公報(〔0012〕、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スクリーンの画面サイズに適合するように結像光学系を調整するプロジェクタ装置においては、結像光学系の繰り出し量(光軸方向への移動量)と画面サイズの関係をプロットしたグラフである図3に示すように、画面サイズと繰り出し量の関係は比例的なものではなく、一方では繰り出しに対して敏感であり、他方では鈍感になっている。すなわち画面サイズの小さいところでは繰り出し量に対して敏感であるが、画面サイズの大きいところでは繰り出し量に対して鈍感になっている。このような状態において、高速でテーブル、すなわち結像光学系を繰り出すと感度の敏感な箇所ではフォーカスをあわせづらい。低速でテーブル、すなわち結像光学系を繰り出すとフォーカスは合わせ易いが、操作に時間がかかってしまうという問題がある。このような問題点を解決するには、画面サイズによって結像光学系の移動速度を適合するように変えてやることが必要である。
【0008】
しかるに、上記の特許文献1は、結像光学系を構成する4つの反射鏡をすべてテーブルに固定して、反射鏡の相対位置関係を固定したままテーブルを移動させて焦点の調整を行うようにしたプロジェクタ装置を開示しているが、焦点調整の際に結像光学系の移動速度を変えて操作性の向上を図るということについては全く記述していない。
【0009】
また、上記特許文献2には、投影画面サイズを設定する手段と、設定された投影画面のサイズに適合するように結像光学系を調整する手段とを有し、スクリーンサイズに適合した投影状態が自動的に得られるようにしたプロジェクタ装置が記載されているが、結像光学系の移動速度を変えて調整感度を最適にすることについてはまったく考慮していない。
【0010】
また、特許文献3は、焦点調整機構と、スクリーンまでの焦点位置を検出演算し、焦点調整機構の駆動制御を行う焦点調整制御部と、焦点調整機構の調整位置を検出する位置検出部とを有し、自動的に焦点調整を行うプロジェクタ装置が記載されているが、結像光学系の移動速度を画面サイズによって変えるという技術思想については全く開示していない。このように上記した特許文献1〜3に開示されているプロジェクタ装置には、操作性が悪く、焦点調整の時間が長くかかるという問題がある
したがって、本発明の目的は、複数枚の反射鏡により構成され、この内の任意の反射鏡を移動させることにより焦点調整をおこなう結像光学系をもつプロジェクタ装置において、スクリーンの画面サイズによって結像光学系を移動させる速度を変化させることができ、操作性の向上を図ったプロジェクタ装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数枚の反射鏡により構成され、この内の任意の反射鏡を移動させることにより焦点調整をおこなう結像光学系をもつプロジェクタ装置において、移動させる速度を変化させることのできる駆動装置と移動させる反射鏡の位置を検出するセンサによって構成され、スクリーンの画面サイズによる焦点調整感度を調整することにより、操作性の向上をはかるものである。
【0012】
本発明によれば、光源装置から放射された照明光を画像形成素子によって反射し、この画像形成素子で生成した画像を結像光学系で拡大してスクリーンに投影するプロジェクタ装置において、結像光学系を複数の反射鏡を用いて構成し、焦点調整のために一つの反射鏡あるいは複数の反射鏡の移動速度を画面サイズに合わせて変化させる手段を備えるプロジェクタ装置が得られる。反射鏡としては、非球面反射鏡が適している。
【0013】
また、本発明によれば、光源装置から放射された照明光を画像形成素子によって反射し、この画像形成素子で生成した画像を結像光学系で拡大してスクリーンに投影するプロジェクタ装置において、焦点を調整するために前記結像光学系を移動させる手段と、前記結像光学系の移動速度をスクリーンの画面サイズに合わせて変化させる手段とを備えたプロジェクタ装置が得られる。前記結像光学系を移動させる手段は、結像光学系を駆動するモータと、このモータの駆動回路から構成されている。前記結像光学系は、複数の反射鏡から構成されており、前記反射鏡の少なくとも一つを前記駆動モータによって駆動する。また、結像光学系の移動速度をスクリーンの画面サイズに合わせて変化させる手段は、結像光学系の位置を検出する位置センサと、移動速度と画面サイズとの関係を記憶させたメモリと、これらを制御するCPUとから成る。さらに、結像光学系の移動速度をスクリーンの画面サイズに合わせて変化させる手段は、ノコギリ波発生回路と、結像光学系の位置を検出する位置センサと、ノコギリ波発生回路のノコギリ波信号と結像光学系の位置を検出する位置センサからの信号とを比較しモータ駆動回路にパルス幅変調信号を出力する比較回路とから構成することもできる
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態を表したブロック図である。光源装置1から放射された照明光は画像形成素子2によって反射し、この画像形成素子2で生成した画像を結像光学系3a〜3dで拡大し、スクリーン4上に大画面を再生する。結像光学系3a〜3dは例えば回転対称非球面形状を有する反射鏡を複数枚組み合わせて構成されている。図1では、非球面反射鏡を4枚組み合わせた場合を示している。焦点調整は、テーブル6に載置した反射鏡3cを駆動モータ5によって光軸方向に移動(繰り出し)し、結像光学系3と画像形成素子2との距離を変えることによって実行する。その他駆動モータ5を作動させるためのモータ駆動回路9、テーブル6の位置を検出するための位置センサ7、全体の動作を制御するCPU10、反射鏡の繰り出し量(移動量)と画面サイズとの関係を記憶させるメモリ11および焦点調整を行うための操作スイッチ(SW)12を備えている。
【0015】
図2は、反射鏡3cを画面サイズに合わせて焦点調整のために繰り出した様子を表した断面図である。図2の30〜80の数字は、画面サイズをインチ(inch)単位で表した数値である。図3は、繰り出し量と画面サイズの関係の一例をプロットしたグラフである。この軌跡は一般的なレンズでも同じであり、短焦点な光学系であるほど顕著になっている。図3に示すように、画面サイズと繰り出し量の関係は比例的なものではなく、一方(画面サイズの小さい方)では繰り出しに対して敏感であり、他方(画面サイズの大きい方)では鈍感になっている。たとえば、画面サイズが30インチから40インチに変化した場合、焦点を調整するには図3から反射鏡3cを約1mm繰り出すことによって焦点を合わせることができるが、画面サイズが70インチから80インチに変わった場合には、反射鏡の繰り出し量は約3mmとなることが図3から分かる。このような状態において、高速でテーブル6、すなわち反射鏡3cを繰り出すと感度の敏感な箇所(画面サイズの小さい)ではフォーカスを合わせづらいし、一方低速でテーブル、すなわち反射鏡3cを繰り出すとフォーカスは合わせ易いが、焦点調整操作に時間がかかってしまう。
【0016】
そこで本発明では、メモリ11に図4に示すような繰り出し量と駆動モータ5に印加する電圧の関係を記憶させ、位置センサ7で読み取った位置に合わせCPU10が最適な電圧をモータ駆動回路9に送り駆動モータ5の回転数を変えて、図5のような速度でテーブル6を移動させる。すなわち、図5に示すように、画面サイズが小さく繰り出し量の小さい部分では反射鏡の移動速度を小さくし、画面サイズの大きい繰り出し量の大きい部分では反射鏡の移動速度を大きくする。これにより画面サイズに合わせて最適な速度で反射鏡を移動させることが可能となる。なお、図1では反射鏡3cだけをテーブル6に載置して移動させる例を示したが、反射鏡3a〜3dの4個をテーブル6に載置して移動させるようにしてもよいし、複数個の反射鏡を組合わせたものを移動させるようにしてもよい。
【0017】
つぎに、本発明の動作について説明する。まず、スクリーン4に対置させてプロジェクタ装置をセットする。電源を入れると光源装置1から放射された照明光は画像形成素子2によって反射し、この画像形成素子2で生成した画像は結像光学系3a〜3dで拡大され、スクリーン4上に投影される。この段階では、一般にスクリーン4上の画像の焦点は合っていないので焦点調整を行わなければならない。操作者は操作スイッチ12をオンにし、CPU10を介して駆動モータ5によってテーブル6を移動させて、すなわち反射鏡3cを移動させて焦点調整を行う。このとき最初のテーブル6の位置は、位置センサ7によって検出されCPU10に入力される。たとえば、最初のテーブル6の位置が70inchの画面サイズに合焦されていた場合、新しい80インチの画面サイズに合焦されるには図3から約3mm反射鏡3cを繰り出してやる必要があり、一方、新しい画面サイズが50inchの場合には、約2mmだけ繰り出し量を減少させてやることが必要となる。操作者は操作スイッチ12によって繰り出し量を増大させる方向か減少させる方向かを選択する。一方、位置センサ7によってテーブル6の位置(すなわち反射鏡3cの位置)を読み取りCPU10に入力する。メモリ11には図4に示すように繰り出し量(画面サイズに依存する)と駆動モータに印加する電圧の関係が記憶されているので、CPU10は位置センサ7で読み取った位置に合わせて最適な電圧をメモリ11から読み出しモータ駆動回路9に送り、駆動モータ5の回転数を変えてテーブル6の移動速度を図5に示すように変化させて移動させる。すなわち、繰り出し量の小さいところでは移動速度を小さくし、繰り出し量の大きいところでは移動速度を大きくなるようにする。操作者は、スクリーン4上の画面を見て焦点が合ったとき、操作スイッチ12を切る。このようにして新しい画面サイズに対する焦点調整が終了する。
【0018】
本実施の形態では、このように画面サイズが小さいときは、反射鏡3cの移動をゆっくりと行い、画面サイズが大きいときには移動を速く行い、スクリーンサイズによる焦点調整感度を調整しているので、操作性の向上をはかることができると共に、焦点調整に要する時間を短縮できる。
【0019】
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。本実施形態では、CPUおよびメモリを使用しない。電圧で駆動モータ5を制御せずにパルス幅変調(PWM)電圧で制御を行う。テーブル6の繰り出し量に合わせて電圧の変わるスライド抵抗などからなる位置検出センサ8からの入力信号Aとノコギリ波発生回路13からのノコギリ波信号Bの2つの信号を比較回路14によって比較しPWM電圧波形を作成する。
【0020】
PWM波形を作る原理は一般的なものである。図7(a)に示すようなノコギリ波信号Bと入力信号Aを比較し、入力信号Aの方が高いときだけ出力されるPWM電圧波形をオンする。図7(b)に示すように入力信号Aの値が大きくなるほど出力されるPWM電圧波形の幅が大きくなる結果駆動モータ5が早く回転する。入力信号Aの値が低くなるとPWM波形の幅が細くなりその結果駆動モータ5がゆっくりと回転する。これによりCPUとメモリを使用することなく、入力信号Aのカーブ特性によって、繰り出し量に合わせた最適な速度でテーブル6、すなわち反射鏡3cを移動させることができる。この実施形態では、CPUやメモリを使用しないので、第1の実施形態よりプロジェクタ装置の構造が簡単になるという利点がある。
【0021】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明は、画面サイズが小さいときは反射鏡の移動をゆっくりと行い、画面サイズが大きいときには移動を速く行い、スクリーンの画面サイズによる焦点調整感度を調整しているので、操作性の向上をはかることができると共に、焦点調整に要する時間を短縮できるという効果がある。
【0022】
また、通常は低速側に移動速度をあわせてしまうためフルストローク移動するのに時間がかかってしまうが、本発明では早くできる領域が多いので、トータル時間は短くなるから、簡単な構成でフルストロークにかかる移動時間を短縮させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明における反射鏡を画面のサイズに合わせて繰り出した様子を表した断面図である。
【図3】反射鏡の繰り出し量と画面サイズの関係をプロットしたグラフである。
【図4】反射鏡の繰り出し量とモータの駆動電圧の関係をプロットしたグラフである。
【図5】反射鏡の繰り出し量と移動速度の関係をプロットしたグラフである。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図7】(a)、(b)はそれぞれ位置検出センサからの入力信号Aとノコギリ波形信号Bとを表すグラフ、PWM波形とモータ回転数の関係を表すグラフである。
【図8】従来のプロジェクタ装置を示す断面図である。
【図9】従来の他のプロジェクタ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1  光源装置
2  画像形成素子
3  結像光学系(反射鏡)
4  スクリーン
5  駆動モータ
6  テーブル
7  位置センサ
8  位置検出センサ(スライド抵抗)
9  モータ駆動回路
10  CPU
11  メモリ
12  操作スイッチ

Claims (8)

  1. 光源装置から放射された照明光を画像形成素子によって反射し、この画像形成素子で生成した画像を結像光学系で拡大してスクリーンに投影するプロジェクタ装置において、前記結像光学系を複数の反射鏡を用いて構成し、焦点調整のために一つの反射鏡あるいは複数の反射鏡の移動速度を画面サイズに合わせて変化させる手段を備えることを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 光源装置から放射された照明光を画像形成素子によって反射し、この画像形成素子で生成した画像を結像光学系で拡大してスクリーンに投影するプロジェクタ装置において、前記結像光学系を移動させる駆動モータと、この駆動モータに印加する電圧と結像光学系の繰り出し量との関係を記録しているメモリと、前記結像光学系の位置を検出する位置センサと、これら全体を制御するCPUとを備え、前記位置センサで読み取った結像光学系の位置から、CPUがスクリーンの画面サイズに合わせて最適な電圧を前記メモリより読み出して駆動モータに印加して駆動モータの回転数を変えることによって反射鏡の移動速度を変化させることを特徴とするプロジェクタ装置。
  3. 前記結像光学系は、複数の非球面反射鏡を用いて構成し、焦点調整のために少なくとも一つの非球面反射鏡の位置を変えて焦点位置の調整をすることを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ装置。
  4. 光源装置から放射された照明光を画像形成素子によって反射し、この画像形成素子で生成した画像を結像光学系で拡大してスクリーンに投影するプロジェクタ装置において、焦点を調整するために前記結像光学系を移動させる手段と、前記結像光学系の移動速度をスクリーンの画面サイズに合わせて変化させる手段とを備えていることを特徴とするプロジェクタ装置。
  5. 前記結像光学系を移動させる手段は、前記結像光学系を駆動するモータと、このモータの駆動回路からなることを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ装置。
  6. 前記結像光学系は、複数の反射鏡から構成されており、前記反射鏡の少なくとも一つを前記駆動モータによって駆動することを特徴とする請求項4または5記載のプロジェクタ装置。
  7. 前記結像光学系の移動速度をスクリーンの画面サイズに合わせて変化させる手段は、前記結像光学系の位置を検出する位置センサと、移動速度と画面サイズとの関係を記憶させたメモリと、これらを制御するCPUとから成ることを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ装置。
  8. 前記結像光学系の移動速度をスクリーンの画面サイズに合わせて変化させる手段は、ノコギリ波発生回路と、前記結像光学系の位置を検出する位置センサと、前記ノコギリ波発生回路のノコギリ波信号と前記結像光学系の位置を検出する位置センサからの信号とを比較しモータ駆動回路にパルス幅変調信号を出力する比較回路とからなることを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ装置。
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