JP3251284B2 - 内燃機関に用いられる燃料噴射装置 - Google Patents
内燃機関に用いられる燃料噴射装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/168—Assembling; Disassembling; Manufacturing; Adjusting
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- F02M61/145—Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors the injection nozzle opening into the air intake conduit
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- F02M69/46—Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
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- F02M69/465—Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down of fuel rails
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Description
【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は請求項１の上位概念に記載した形式の内燃機
関に用いられる燃料噴射装置から出発する。
関に用いられる燃料噴射装置から出発する。
このような形式の燃料噴射装置では（ドイツ連邦共和
国特許第3428597号明細書）、結合部材がＵ字形のばね
クリップとして構成されており、このばねクリップのウ
ェブは燃料噴射弁の長手方向延びに対して横方向に延び
ている。前記ばねクリップの脚部は一方では縁部におい
て半径方向内側に曲げられた舌片を有していて、この舌
片が、燃料噴射弁の弁ケーシングに設けられた周方向溝
に係合しており、他方では貫通孔を有していて、この貫
通孔に、接続管片の全周にわたって延びるロックつばが
突入してロック可能である。弁ケーシングに設けられた
周方向溝にばねクリップを半径方向で位置固定するため
には、前記舌片が、円弧状でかつ凹面状に延びる区分を
有しており、この区分の半径は前記周方向溝の半径に相
当している。組付け時には、まずばねクリップが燃料噴
射弁に被せ嵌められ、この場合、前記脚部に設けられた
舌片が周方向溝に係合する。次いで、ばねクリップを備
えた燃料噴射弁が軸方向で接続管片に素し込まれる。前
記脚部がロックつばを越えて滑動し得るようにするため
には、前記脚部が差し込み方向で外方に折り曲げられて
いて、差し込み時にロックつばによって拡開されるよう
になっている。ロックつばが貫通孔内にロックされるや
いなや、前記脚部は再び出発位置に戻る。
国特許第3428597号明細書）、結合部材がＵ字形のばね
クリップとして構成されており、このばねクリップのウ
ェブは燃料噴射弁の長手方向延びに対して横方向に延び
ている。前記ばねクリップの脚部は一方では縁部におい
て半径方向内側に曲げられた舌片を有していて、この舌
片が、燃料噴射弁の弁ケーシングに設けられた周方向溝
に係合しており、他方では貫通孔を有していて、この貫
通孔に、接続管片の全周にわたって延びるロックつばが
突入してロック可能である。弁ケーシングに設けられた
周方向溝にばねクリップを半径方向で位置固定するため
には、前記舌片が、円弧状でかつ凹面状に延びる区分を
有しており、この区分の半径は前記周方向溝の半径に相
当している。組付け時には、まずばねクリップが燃料噴
射弁に被せ嵌められ、この場合、前記脚部に設けられた
舌片が周方向溝に係合する。次いで、ばねクリップを備
えた燃料噴射弁が軸方向で接続管片に素し込まれる。前
記脚部がロックつばを越えて滑動し得るようにするため
には、前記脚部が差し込み方向で外方に折り曲げられて
いて、差し込み時にロックつばによって拡開されるよう
になっている。ロックつばが貫通孔内にロックされるや
いなや、前記脚部は再び出発位置に戻る。
このような燃料噴射装置では、たしかに燃料分配器か
らの不本意な引き抜きを防止するための燃料噴射弁の軸
方向での固定が与えられているが、しかしたとえば組付
け時または燃料噴射弁のための接続ケーブルの被せ嵌め
時または引き出し時に起こり得るような周方向での燃料
噴射弁の回動を防止するための手段が与えられていな
い。いわゆる多噴流式の燃料噴射弁の使用時では、内燃
機関の吸込みジオメトリに対する燃料噴射弁の個々の噴
流平面の正確な位置決めが必要となり、このような位置
決めは変えられてはならない。なぜならば、周方向での
回動に基づく所定位置からのいかなるずれが生じても、
混合気調製の悪化や、内燃機関の個々のシリンダに対す
る燃料の不均一分配を招いてしまうからである。
らの不本意な引き抜きを防止するための燃料噴射弁の軸
方向での固定が与えられているが、しかしたとえば組付
け時または燃料噴射弁のための接続ケーブルの被せ嵌め
時または引き出し時に起こり得るような周方向での燃料
噴射弁の回動を防止するための手段が与えられていな
い。いわゆる多噴流式の燃料噴射弁の使用時では、内燃
機関の吸込みジオメトリに対する燃料噴射弁の個々の噴
流平面の正確な位置決めが必要となり、このような位置
決めは変えられてはならない。なぜならば、周方向での
回動に基づく所定位置からのいかなるずれが生じても、
混合気調製の悪化や、内燃機関の個々のシリンダに対す
る燃料の不均一分配を招いてしまうからである。
さらに、別の燃料噴射装置では（ドイツ連邦共和国特
許出願第P3918410.2号明細書）、燃料噴射弁を周方向で
位置固定する目的で接続管片と弁ケーシングとに成形エ
レメントが設けられており、これらの成形エレメントは
ばねクリップに設けられた各１つの固定エレメントと協
働する。この場合には、大きな手間が生ぜしめられる。
それというのは、接続管片にはロックつばに対して付加
的に成形エレメントが必要となり、ばねクリップには上
側の固定エレメントと下側の固定エレメントとが必要と
なるからである。
許出願第P3918410.2号明細書）、燃料噴射弁を周方向で
位置固定する目的で接続管片と弁ケーシングとに成形エ
レメントが設けられており、これらの成形エレメントは
ばねクリップに設けられた各１つの固定エレメントと協
働する。この場合には、大きな手間が生ぜしめられる。
それというのは、接続管片にはロックつばに対して付加
的に成形エレメントが必要となり、ばねクリップには上
側の固定エレメントと下側の固定エレメントとが必要と
なるからである。
発明の利点 請求項１の特徴部に記載の本発明による燃料噴射装置
には、次のような利点がある。すなわち、接続管片に挿
入されて結合部材によって保持された燃料噴射弁が、簡
単かつ廉価に周方向で許容誤差に関して正確でかつ機能
確実に組み込まれており、外部からの単純な力作用によ
って生ぜしめられる回動、たとえば接続ケーブルの被せ
嵌めまたは引き抜きによって生ぜしめられるような回動
がもはや不可能となる。結合部材は簡単に製作され、自
動的な簡単な組付けを可能にする。燃料噴射弁に設けら
れた成形エレメントは既に成形工具において考慮するこ
とができ、しかも製作時に著しい過剰コストを生ぜしめ
ない。接続管片には別個の成形エレメントが必要となら
ず、結合部材には１つの固定エレメントしか必要となら
ない。内燃機関の吸込みジオメトリに関する燃料噴射弁
の正しい位置決めはサービス目的での分解後でも極めて
正確に再現可能であり、苛酷な運転条件のもとでも信頼
性良く維持される。
には、次のような利点がある。すなわち、接続管片に挿
入されて結合部材によって保持された燃料噴射弁が、簡
単かつ廉価に周方向で許容誤差に関して正確でかつ機能
確実に組み込まれており、外部からの単純な力作用によ
って生ぜしめられる回動、たとえば接続ケーブルの被せ
嵌めまたは引き抜きによって生ぜしめられるような回動
がもはや不可能となる。結合部材は簡単に製作され、自
動的な簡単な組付けを可能にする。燃料噴射弁に設けら
れた成形エレメントは既に成形工具において考慮するこ
とができ、しかも製作時に著しい過剰コストを生ぜしめ
ない。接続管片には別個の成形エレメントが必要となら
ず、結合部材には１つの固定エレメントしか必要となら
ない。内燃機関の吸込みジオメトリに関する燃料噴射弁
の正しい位置決めはサービス目的での分解後でも極めて
正確に再現可能であり、苛酷な運転条件のもとでも信頼
性良く維持される。
請求項２以下に記載の手段により、請求項１に記載の
燃料噴射装置の有利な改良が可能となる。
燃料噴射装置の有利な改良が可能となる。
図面 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明す
る。第１図は燃料噴射装置を部分的に断面した側面図で
あり、第２図は燃料噴射装置の第１図の矢印IIの方向で
見た図であり、第３図は燃料噴射弁を取り外した状態で
第１図に示した燃料噴射装置を下から見た図であり、第
４図は第１図〜第３図に示した燃料噴射装置に設けられ
た結合部材の正面図であり、第５図は第４図に示した結
合部材の側面図であり、第６図は第４図に示した結合部
材の平面図である。
る。第１図は燃料噴射装置を部分的に断面した側面図で
あり、第２図は燃料噴射装置の第１図の矢印IIの方向で
見た図であり、第３図は燃料噴射弁を取り外した状態で
第１図に示した燃料噴射装置を下から見た図であり、第
４図は第１図〜第３図に示した燃料噴射装置に設けられ
た結合部材の正面図であり、第５図は第４図に示した結
合部材の側面図であり、第６図は第４図に示した結合部
材の平面図である。
実施例の説明 第１図および第２図に２つの異なる側面図で部分的に
断面して示した内燃機関のための燃料噴射装置はプラス
チックまたはたとえばアルミニウムから成る燃料分配器
10を有しており、この燃料分配器10は多数の接続管片11
と、接続管片11と同数の燃料噴射弁12とを有しており、
この燃料噴射弁12の一方の端部は燃料供給のための接続
開口を備えている。このような燃料噴射弁12は一般にト
ップフィード弁と呼ばれている。燃料分配器10に設けら
れた接続管片11の数と燃料噴射弁12の数は内燃機関の燃
料供給されるべきリングの数に一致しているか、または
前記シリンダの数よりも少なくてもよい。したがって、
４シリンダ式の内燃機関では、４つの燃料噴射弁12を設
けることができ、これらの燃料噴射弁12はそれぞれ燃料
分配器10に設けられた４つの接続管片11のそれぞれ１つ
に液密に挿入される。
断面して示した内燃機関のための燃料噴射装置はプラス
チックまたはたとえばアルミニウムから成る燃料分配器
10を有しており、この燃料分配器10は多数の接続管片11
と、接続管片11と同数の燃料噴射弁12とを有しており、
この燃料噴射弁12の一方の端部は燃料供給のための接続
開口を備えている。このような燃料噴射弁12は一般にト
ップフィード弁と呼ばれている。燃料分配器10に設けら
れた接続管片11の数と燃料噴射弁12の数は内燃機関の燃
料供給されるべきリングの数に一致しているか、または
前記シリンダの数よりも少なくてもよい。したがって、
４シリンダ式の内燃機関では、４つの燃料噴射弁12を設
けることができ、これらの燃料噴射弁12はそれぞれ燃料
分配器10に設けられた４つの接続管片11のそれぞれ１つ
に液密に挿入される。
燃料噴射弁12を保持するためには、各接続管片11が自
由端部に、半径方向に突出した２つのロックエレメント
13,30を備えており、それに対して各燃料噴射弁12が所
属の弁ケーシング15に周方向溝14を備えており、さらに
各燃料噴射弁12に対して結合部材16が設けられている。
この結合部材16は一方では周方向溝14に係合していて、
他方ではロックエレメント13,30に被さっている。
由端部に、半径方向に突出した２つのロックエレメント
13,30を備えており、それに対して各燃料噴射弁12が所
属の弁ケーシング15に周方向溝14を備えており、さらに
各燃料噴射弁12に対して結合部材16が設けられている。
この結合部材16は一方では周方向溝14に係合していて、
他方ではロックエレメント13,30に被さっている。
このような結合部材16の実施例は第４図〜第６図に示
されている。この結合部材16はほぼＵ字形のばねクリッ
プ17によって形成される。このばねクリップ17は薄板打
ち抜き部分から製作されているか、またはプラスチック
射出成形部分として構成されている。ばねクリップ17は
２つのばね脚部18,19と、これら両ばね脚部18,19を結合
するばねウェブ20とを有している。ばね脚部18,19とば
ねウェブ20とは、ばねクリップ17の機能位置においてそ
れぞれ接続管片11と燃料噴射弁12との中心線41に対して
平行に延びている。各ばね脚部18,19からは、内方に向
いた舌片21;22がほぼ直角に突出している。この舌片2
1;;22は弁ケーシング15に設けられた周方向溝14に合わ
せられた輪郭23;24で前記周方向溝14に係合している。
特に第４図および第５図から判かるように、ばね脚部1
8,19は長手方向、つまりばねウェブ20に対して垂直に延
びる方形の各１つの貫通孔25;26を有している。この貫
通孔25;26の、前記中心線41の方向で見た幅は、接続管
片11に設けられたロックエレメント13,30が前記貫通孔2
5,26を貫通して、両側でばね脚部18,19によって被せら
れるように設定されている。ばね脚部18,19は接続管片1
1に向いた側に各１つの長手方向縁範囲43,44を有してお
り、この長手方向縁範囲43,44は前記中心線41から離れ
る方向で外方に向かって斜めに折り曲げられているの
で、前記ばね脚部18,19は接続管片11に楽に、有利には
機械的に被せ嵌めることができる。ばねウェブ20から
は、２つの薄板セグメント27,28が前記中心線41に対し
てほぼ平行に延びている。薄板セグメント27,28は長手
方向に延びる真ん中のスリット29の形の固定エレメント
を形成している。前記スリット29は薄板セグメント27,2
8の前記ばねウェブ20とは反対の側の自由端部に向かっ
て開いている。この場合に、燃料噴射弁12に向いた方形
の薄板セグメント27,28はばねウェブ20とは反対の側の
端範囲で内包に曲げられている。
されている。この結合部材16はほぼＵ字形のばねクリッ
プ17によって形成される。このばねクリップ17は薄板打
ち抜き部分から製作されているか、またはプラスチック
射出成形部分として構成されている。ばねクリップ17は
２つのばね脚部18,19と、これら両ばね脚部18,19を結合
するばねウェブ20とを有している。ばね脚部18,19とば
ねウェブ20とは、ばねクリップ17の機能位置においてそ
れぞれ接続管片11と燃料噴射弁12との中心線41に対して
平行に延びている。各ばね脚部18,19からは、内方に向
いた舌片21;22がほぼ直角に突出している。この舌片2
1;;22は弁ケーシング15に設けられた周方向溝14に合わ
せられた輪郭23;24で前記周方向溝14に係合している。
特に第４図および第５図から判かるように、ばね脚部1
8,19は長手方向、つまりばねウェブ20に対して垂直に延
びる方形の各１つの貫通孔25;26を有している。この貫
通孔25;26の、前記中心線41の方向で見た幅は、接続管
片11に設けられたロックエレメント13,30が前記貫通孔2
5,26を貫通して、両側でばね脚部18,19によって被せら
れるように設定されている。ばね脚部18,19は接続管片1
1に向いた側に各１つの長手方向縁範囲43,44を有してお
り、この長手方向縁範囲43,44は前記中心線41から離れ
る方向で外方に向かって斜めに折り曲げられているの
で、前記ばね脚部18,19は接続管片11に楽に、有利には
機械的に被せ嵌めることができる。ばねウェブ20から
は、２つの薄板セグメント27,28が前記中心線41に対し
てほぼ平行に延びている。薄板セグメント27,28は長手
方向に延びる真ん中のスリット29の形の固定エレメント
を形成している。前記スリット29は薄板セグメント27,2
8の前記ばねウェブ20とは反対の側の自由端部に向かっ
て開いている。この場合に、燃料噴射弁12に向いた方形
の薄板セグメント27,28はばねウェブ20とは反対の側の
端範囲で内包に曲げられている。
スリット29に対応して各燃料噴射弁12の弁ケーシング
15の外側には、半径方向に突出した突起、ウェブまたは
リブ32の形の成形エレメントが配置されている。一方で
は弁ケーシング15に設けられた周方向溝14に係合して、
他方では接続管片11のロックエレメント13,30に被さっ
ているばねクリップ17はスリット29の折り曲げられた端
部で突起32をそれぞれ周方向で形状接続的に取り囲んで
いる。これによって、ばねクリップ17が接続管片11に燃
料噴射弁12を軸方向でも周方向でもロックしているの
で、前記燃料噴射弁12は外部の力付与なしでは軸方向で
引き出されることも、周方向で回動させられることもな
い。突起32は規定された位置に取り付けられているの
で、多噴流弁として構成された燃料噴射弁12は接続管片
11におけるロック後に、その噴流平面に関して内燃機関
における吸込みジオメトリに対して正確に位置決めされ
ている。
15の外側には、半径方向に突出した突起、ウェブまたは
リブ32の形の成形エレメントが配置されている。一方で
は弁ケーシング15に設けられた周方向溝14に係合して、
他方では接続管片11のロックエレメント13,30に被さっ
ているばねクリップ17はスリット29の折り曲げられた端
部で突起32をそれぞれ周方向で形状接続的に取り囲んで
いる。これによって、ばねクリップ17が接続管片11に燃
料噴射弁12を軸方向でも周方向でもロックしているの
で、前記燃料噴射弁12は外部の力付与なしでは軸方向で
引き出されることも、周方向で回動させられることもな
い。突起32は規定された位置に取り付けられているの
で、多噴流弁として構成された燃料噴射弁12は接続管片
11におけるロック後に、その噴流平面に関して内燃機関
における吸込みジオメトリに対して正確に位置決めされ
ている。
両ロックエレメント13,30は接続管片11の周面に互い
に距離をおいて設けられていて、この周面の一部にわた
ってしか延びていない。ロックエレメント13,30は鏡像
対称的に構成されていて、対称平面47に対してほぼ対照
的に配置されている。この対称平面47は前記中心線41を
通って燃料分配器10の長手方向軸線48に対して垂直に延
びている。各ロックエレメント13,30は、接続管片11の
周方向に延びる長辺50と、この長辺50に対して垂直に延
びる短辺51とを有する方形の横断面を有している。確実
な回動防止ロックを得るために、各ロックエレメント1
3,30の少なくとも１つの短辺51は、前記短辺が接続管片
11から離反する方向で、ばねクリップ17に設けられた方
形の各貫通孔25,26から鋭角で突出するように構成され
ている。この場合に、各貫通孔25,26から突出した方の
前記ロックエレメント13,30の短辺は前記対称平面47に
対して対称的に、つまり長手方向軸線48の同一の側に位
置している。各ロックエレメント13,30は端面52を有し
ており、この端面52は貫通孔25,26から突出した短辺51
から出発してまずは前記対称平面47に対して平行に、続
いて前記対称平面47に向かって傾けられて他方の短辺51
にまで延びている。これによって、ばねクリップ17は組
付け時に過度に拡開されなくなる。各貫通孔25,26はロ
ックエレメント13,30をそれぞれ完全に取り囲んでい
る。
に距離をおいて設けられていて、この周面の一部にわた
ってしか延びていない。ロックエレメント13,30は鏡像
対称的に構成されていて、対称平面47に対してほぼ対照
的に配置されている。この対称平面47は前記中心線41を
通って燃料分配器10の長手方向軸線48に対して垂直に延
びている。各ロックエレメント13,30は、接続管片11の
周方向に延びる長辺50と、この長辺50に対して垂直に延
びる短辺51とを有する方形の横断面を有している。確実
な回動防止ロックを得るために、各ロックエレメント1
3,30の少なくとも１つの短辺51は、前記短辺が接続管片
11から離反する方向で、ばねクリップ17に設けられた方
形の各貫通孔25,26から鋭角で突出するように構成され
ている。この場合に、各貫通孔25,26から突出した方の
前記ロックエレメント13,30の短辺は前記対称平面47に
対して対称的に、つまり長手方向軸線48の同一の側に位
置している。各ロックエレメント13,30は端面52を有し
ており、この端面52は貫通孔25,26から突出した短辺51
から出発してまずは前記対称平面47に対して平行に、続
いて前記対称平面47に向かって傾けられて他方の短辺51
にまで延びている。これによって、ばねクリップ17は組
付け時に過度に拡開されなくなる。各貫通孔25,26はロ
ックエレメント13,30をそれぞれ完全に取り囲んでい
る。
各ロックエレメント13,30は当然ながら適当な別の横
断面、たとえば楕円形、菱形、三角形またはこれに類し
た横断面を有していてもよく、この場合、ばねクリップ
17の貫通孔25,26も相応して合わせられる。
断面、たとえば楕円形、菱形、三角形またはこれに類し
た横断面を有していてもよく、この場合、ばねクリップ
17の貫通孔25,26も相応して合わせられる。
フロントページの続き (72)発明者 バスラー，ヘルムート ドイツ連邦共和国 Ｄ―7056 ヴァイン シュタット フランケンシュトラーセ ５ (72)発明者 ネーガー，トーマス ドイツ連邦共和国 Ｄ―7000 シュツッ トガルト 50 ヴェーザーシュトラーセ 57 (72)発明者 フリートマン，ヨッヘン ドイツ連邦共和国 Ｄ―7950 ビーバー アッハ ルーカス―ザイトラー―ヴェー ク 18 (56)参考文献 実開 平２−50069（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−52237（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−184679（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−128305（ＪＰ，Ｕ) 独国特許出願公開3428597（ＤＥ，Ａ １)
Claims (9)
- 【請求項１】内燃機関に用いられる燃料噴射装置であっ
て、燃料分配器が設けられていて、該燃料分配器が、半
径方向に突出したロックエレメントを保持する多数の接
続管片を有しており、多数の燃料噴射弁が設けられてい
て、該燃料噴射弁が、接続開口を有する一方の端部で各
１つの接続管片に液密に挿入されており、さらに結合部
材が設けられていて、該結合部材が、前記接続管片に燃
料噴射弁を保持する目的で一方では弁ケーシングに設け
られた周方向溝に関係しており、他方では２つの貫通孔
で前記ロックエレメントに被さっており、前記接続管片
に燃料噴射弁が保持された状態で該燃料噴射弁の規定さ
れた位置を固定する目的で、弁ケーシングに規定の位置
で１つの成形エレメントが設けられており、前記結合部
材が、前記成形エレメントに作用する１つの固定エレメ
ントを保持している形式のものにおいて、各接続管片
（11）に、所定の間隔をおいてかつ、接続管片（11）の
中心線（41）を通って延びる対称平面（47）に対して互
いに対称的に２つのロックエレメント（13,30）が設け
られており、該ロックエレメントが前記接続管片（11）
の周方向で部分的にのみ延びており、前記各ロックエレ
メント（13,30）が、前記貫通孔（25,26）によってそれ
ぞれ取り囲まれていることを特徴とする、内燃機関に用
いられる燃料噴射装置。 - 【請求項２】各ロックエレメント（13,30）が、前記接
続管片（11）の周方向に延びる長辺（50）と、該長辺に
対して垂直に延びる短辺（51）とを備えた方形の横断面
を有しており、前記各ロックエレメント（13,30）の少
なくとも１つの短辺（51）が、接続管片（11）から離反
する方向で前記各貫通孔（25,26）から突出している、
請求項１記載の燃料噴射装置。 - 【請求項３】ロックエレメント（13,30）の前記各貫通
孔（25,26）から突出した短辺（51）が、前記対称平面
（47）に対して対称的に位置している、請求項２記載の
燃料噴射装置。 - 【請求項４】各ロックエレメント（13,30）が、前記貫
通孔（25,26）から突出した方の短辺（51）から出発し
てまずは前記対称平面（47）に対して平行に延びて、続
いて前記対称平面（47）に向かって傾けられて他方の短
辺（51）にまで延びている端面（52）を有している、請
求項３記載の燃料噴射装置。 - 【請求項５】前記貫通孔（25,26）が方形の横断面を有
している、請求項２記載の燃料噴射装置。 - 【請求項６】前記弁ケーシング（15）に設けられた成形
エレメントが、軸方向に延びて半径方向で前記弁ケーシ
ング（15）から突出したウェブ、突起またはリブ（32）
として構成されており、前記結合部材（16）に設けられ
た固定エレメントが、軸方向に延びていて前記結合部材
（16）の端面に向かって開いているスリット（29）とし
て構成されている、請求項１記載の燃料噴射装置。 - 【請求項７】前記結合部材（16）がＵ字形のばねクリッ
プ（17）として構成されており、該ばねクリップが２つ
のばね脚部（18,19）と、前記弁ケーシング（15）およ
び燃料噴射弁（12）の中心線（41）に対して平行に延び
て前記両ばね脚部を結合するばねウェブ（20）とを備え
ており、前記各ばね脚部（18,19）から、内方に向いた
舌片（21,22）がほぼ直角に突出しており、該舌片が、
前記弁ケーシング（15）に設けられた周方向溝（14）に
合わせられた輪郭（23,24）で前記周方向溝に係合して
おり、前記ばね脚部（18,19）が、接続管片（11）に設
けられたロックエレメント（13,30）を貫通させるため
の、前記ばねウェブ（20）に対して垂直に延びる各１つ
の貫通孔（25,26）を有しており、前記固定エレメント
（29）がウェブ中央で前記ばねウェブ（20）に対して垂
直に延びている、請求項１から６までのいずれか１項記
載の燃料噴射装置。 - 【請求項８】前記ばね脚部（18,19）が、接続管片（1
1）に向いた側に、前記中央線（41）から離れる方向で
外方に向かって折り曲げられている各１つの長手方向縁
範囲（43,44）を有している、請求項７記載の燃料噴射
装置。 - 【請求項９】前記ばねクリップ（17）が薄板打ち抜き部
分から製作されているか、またはプラスチック射出成形
部分から構成されている、請求項７または８記載の燃料
噴射装置。
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