JP3251069B2 - 半導体装置の検査方法および検査装置 - Google Patents

半導体装置の検査方法および検査装置

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JP3251069B2 JP27708292A JP27708292A JP3251069B2 JP 3251069 B2 JP3251069 B2 JP 3251069B2 JP 27708292 A JP27708292 A JP 27708292A JP 27708292 A JP27708292 A JP 27708292A JP 3251069 B2 JP3251069 B2 JP 3251069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のステーションで
直流検査群及び機能検査群を行うようにした半導体装置
の検査方法および検査装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置の検査方法とし
て、複数のステーションで、複数のデバイスに対して直
流検査(以下、DC(Direct Current)テストという)群
と機能検査(以下、ファンクションテストという)群と
を同時測定するようにしたものがある。
【0003】図2はそのような半導体装置の検査方法の
例を示し、ステーション1とステーション2の2ステー
ションを備え、それぞれのステーションで4つのデバイ
ス、つまり合計8つのデバイスを同時に検査するように
した例である。ここで、DCテスト群は例えばスタンバ
イ電流やオペレーティング電流などの検査からなり、そ
の検査時間は5秒程度である。また、ファンクションテ
スト群は、例えばメモリーデバイスでは様々なタイミン
グによるメモリーセルのパターン検査からなり検査時間
は45秒程度である。図2において、D1-1〜D2-24 はデ
バイス、Pは検査の合格(PASS)、Fは検査の不合格(FAI
L)を示している。このような検査方法では、ステーショ
ン1又はステーション2の8つのデバイスうち少なくと
も1つのデバイスでもDCテスト群が合格であると、す
ぐにその合格したデバイスに対してファンクションテス
ト群を行い、すべてのデバイスが不良の時のみ、ファン
クションテスト群を省略してデバイスの更新を行うこと
になる(同図のデバイスD1-9〜D1-12 及びD2-9〜D2-12
)。そして、図2のようなDCテスト群とファンクシ
ョンテスト群の結果を生じた場合、全デバイスD1-1〜D2
-24 に対する検査時間は例えば255秒程度となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、半導
体装置の利用が高まりその機能も複雑になっていること
から、半導体装置の製造時における検査時間が長くな
り、この検査時間の増大がコストアップの大きな要因と
なっている。
【0005】しかしながら、このような従来の半導体装
置の検査方法であると、例えば図2におけるデバイスD2
-5〜D2-8のようにステーション2の4つのデバイスがす
べてDCテスト群で不合格となっても、ステーション1
のデバイスD1-5、D1-7、D1-8がDCテスト群で合格であ
れば、そのままファンクションテスト群に進むことにな
る。したがって、この間ステーション2では検査の対象
となるデバイスがないのに、ステーション1と同時に検
査時間の長いファンクションテスト群を行うことにな
り、全体として検査効率が悪いという問題があった。
【0006】本発明は、直流検査(DCテスト)群と機
能検査(ファンクションテスト)群との検査時間に著し
い相違がある点に着目してなされたものであり、その目
的は、検査時間の長い機能検査群の回数を可及的に減ず
る手段を講ずることにより、全体としての検査時間を低
減し、もって、コストの低減を図ることにある。
【0007】上記目的を達成するため、請求項1の発明
の講じた手段は、図1に示すように、各々複数のデバイ
スを収容する複数の検査用ステーションで、各々複数個
のデバイスに対する同時検査を直流検査群及び機能検査
群について上記直流検査群から順に行うようにした半導
体装置の検査方法であって、上記直流検査群を実行した
結果、上記複数の検査用ステーションのうち一の検査用
ステーションに属するすべてのデバイスが不良であると
き、当該検査用ステーションに属するすべてのデバイス
を次の新しいデバイスと置き換えて当該検査用ステーシ
ョンでのみ上記直流検査群を行い、当該検査用ステーシ
ョンにおいて少なくとも1個のデバイスが直流検査群を
合格した後に、各検査用ステーションにおける機能検査
群を行うようにしたものである。
【0008】請求項2の発明の講じた手段は、各々複数
のデバイスを収容する複数の検査用ステーションと、該
検査用ステーションで各デバイスに対する同時検査を
直流検査群及び機能検査群について上記直流検査群から
順に行うように制御する通常検査制御手段とを備えた半
導体装置の検査装置において、上記直流検査群を実行し
た結果、上記複数の検査用ステーションのうち一の検査
ステーションに属するすべてのデバイスが不良である
とき、上記通常検査制御手段の制御を強制的に停止さ
せ、当該検査用ステーションに属するすべてのデバイス
を次の新しいデバイスと置き換えて当該検査用ステーシ
ョンでのみ上記直流検査群を行う単独直流検査手段と、
該単独直流検査手段による検査で、当該検査用ステーシ
ョンにおいて少なくとも1個のデバイスが直流検査群を
合格したときには、上記通常検査制御手段の制御に復帰
させる復帰手段とを設ける構成としたものである。
【0009】そして、上記直流検査群を実行した結果、
上記複数のステーションのうち一のステーションに属す
る複数個のデバイスすべてが不良であるとき、上記通常
検査制御手段の制御を強制的に停止させ、当該ステーシ
ョンに属する複数個のデバイスをすべて次の新しいデバ
イスと置き換えて当該ステーションでのみ上記直流検査
群を行う単独直流検査手段と、該単独直流検査手段によ
る検査で、当該ステーションにおいて少なくとも1個の
デバイスが直流検査群を合格したときには、上記通常検
査制御手段の制御に復帰させる復帰手段とを設ける構成
としたものである。
【0010】
【作用】したがって、請求項1または2の発明では、検
査時間の短い直流検査群を単独のステーションで行う回
数は増大するものの、単独のステーションで機能検査群
を行う状態がなくなり、その結果、全体として、検査時
間の長い機能検査群を行う回数が低減する。したがっ
て、単に各ステーションで同時に直流検査と機能検査と
を順に行うのに比較して、同じ検査結果を生じるような
デバイスについての総検査時間が低減することになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1を参照
しながら説明する。
【0012】図1は、従来例と同様にステーション1と
ステーション2の2ステーションで、それぞれのステー
ションで4つのデバイス、合計8つのデバイスを同時に
検査できる同時測定検査の手順を示すものである。ま
た、1つのデバイスに対する検査はDCテスト群とファ
ンクションテスト群から構成されている。例えばDCテ
スト群はスタンバイ電流やオペレーティング電流などの
検査からなり検査時間は5秒程度である。ファンクショ
ンテスト群は例えばメモリーデバイスでは様々なタイミ
ングによるメモリーセルのパターン検査からなり検査時
間は45秒程度である。図1でD1-1〜D2-24 はデバイ
ス、Pは検査の合格(PASS)、Fは検査の不合格(FAIL)を
示している。そして、基本的には、各検査群を各ステー
ションで同時にかつDCテスト群から順に行うように制
御される。この制御により、請求項2の発明にいう通常
検査制御手段が構成されている。
【0013】ここで、本発明の特徴として、ステーショ
ン1またはステーション2のうち、あるステーションの
4つのデバイスがDCテスト群ですべて不合格となる
と、そのステーションの4つのデバイスをすべて新しい
次のデバイスに置き換えた後にDCテスト群を行う。例
えば、図1において、デバイスがD2-5〜D2-8はDCテス
ト群ですべて不合格であるため、新しい次のデバイスD9
-5〜D2-12 に置き換えた後にDCテスト群を行う。この
制御により、請求項2の発明にいう単独直流検査手段が
構成されている。
【0014】次に、そのステーションの4つのデバイス
のうち少なくとも1つのデバイスが合格であれば、もう
一方のステーションと同時に2ステーションでファンク
ションテスト群の同時測定検査を行う。つまり、図1に
おいて、デバイスD2-9〜D2-12 はDCテスト群ですべて
不合格であるため、新しい次のデバイスD9-13 〜D2-16
に置き換えた後にDCテスト群を行って、ここで、デバ
イスD2-13 、D2-15 、D2-16 がDCテスト群で合格であ
るため、ステーション1のデバイスD1-5、D1-7、D1-8と
共にファンクションテスト群を同時に行う。すなわち、
この時点で通常検査制御手段の制御に復帰することにな
り、この制御により請求項2の発明にいう復帰手段が構
成されている。
【0015】したがって、上記実施例では、検査時間の
短いDCテスト群を単独のステーションで行う回数は増
大するものの、単独のステーションでファンクションテ
スト群を行う状態がなくなり、その結果、検査時間の長
いファンクションテスト群の回数が低減する。例えば、
上記実施例の図1に示すような検査結果を生じた場合、
全デバイスD1-1〜D2-24 に対する総検査時間は220秒
となる。これは、同じ検査結果を生じている従来例(図
2参照)と比較して、220/255=86.3%であ
り、13.7%の検査効率の向上となっている。
【0016】よって、検査時間を低減することができ、
ひいては製造コストの低減を図ることができるのであ
る。
【0017】なお、上記で示したような検査方法を制御
するためには、例えばメモリーテスター検査装置にその
機能をもたせて同時測定検査を行うようにすればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の検査用ステーションで複数個のデバイス
に対して直流検査群及び機能検査群を同時にかつ順に行
うようにした半導体装置の検査方法として、上記直流検
査群を実行した結果、一の検査用ステーションに属する
すべてのデバイスが不良であるときには、その検査用
テーションに属するデバイスを更新して直流検査群を行
い、少なくとも1個のデバイスが合格した後に、各検査
ステーションにおける機能検査群を行うようにしたの
で、検査時間の長い機能検査群を単独で行うことなくそ
の回数を低減させて、検査時間を短縮することができ、
よって、検査コストの低減を図ることができる。
【0019】請求項2の発明によれば、各々複数のデバ
イスを収容する複数の検査用ステーションを備え、各
査用ステーションで各デバイスに対して直流検査群及び
機能検査群を同時にかつ順に行うよう通常制御するよう
にした半導体装置の検査装置として、直流検査群を実行
した結果、一の検査用ステーションに属するすべてのデ
バイスが不良であるとき、通常制御を強制的に停止さ
せ、その検査用ステーションに属するデバイスを更新し
て単独に直流検査群を行う一方、単独直流検査で少なく
とも1個のデバイスが合格したときには、通常制御に復
帰させるようにしたので、上記請求項1の発明と同様の
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る半導体装置の検査方法を
示す図である。
【図2】従来の半導体装置の検査方法を示す図である。
【符号の説明】
D1-1〜D2-24 …デバイス P…検査の合格(PASS) F…検査の不合格(FAIL)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−71247(JP,A) 特開 昭60−236240(JP,A) 特開 平4−68549(JP,A) 特開 平1−119772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01R 31/26 H01L 21/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々複数のデバイスを収容する複数の検
    査用ステーションで、各々複数個のデバイスに対する同
    時検査を直流検査群及び機能検査群について上記直流検
    査群から順に行うようにした半導体装置の検査方法であ
    って、 上記直流検査群を実行した結果、上記複数の検査用ステ
    ーションのうち一の検査用ステーションに属するすべて
    のデバイスが不良であるとき、当該検査用ステーション
    に属するすべてのデバイスを次の新しいデバイスと置き
    換えて当該検査用ステーションでのみ上記直流検査群を
    行い、 当該検査用ステーションにおいて少なくとも1個のデバ
    イスが直流検査群を合格した後に、各検査用ステーショ
    ンにおける機能検査群を行うことを特徴とする半導体装
    置の検査方法。
  2. 【請求項2】 各々複数のデバイスを収容する複数の検
    査用ステーションと、該各検査用ステーションで各デバ
    イスに対する同時検査を直流検査群及び機能検査群につ
    いて上記直流検査群から順に行うように制御する通常検
    査制御手段とを備えた半導体装置の検査装置において、 上記直流検査群を実行した結果、上記複数の検査用ステ
    ーションのうち一の検査用ステーションに属するすべて
    のデバイスが不良であるとき、上記通常検査制御手段の
    制御を強制的に停止させ、当該検査用ステーションに属
    するすべてのデバイスを次の新しいデバイスと置き換え
    て当該検査用ステーションでのみ上記直流検査群を行う
    単独直流検査手段と、 該単独直流検査手段による検査で、当該検査用ステーシ
    ョンにおいて少なくとも1個のデバイスが直流検査群を
    合格したときには、上記通常検査制御手段の制御に復帰
    させる復帰手段とを備えたことを特徴とする半導体装置
    の検査装置。
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