JP3249795B2 - パルプモールド成形体の製造方法 - Google Patents

パルプモールド成形体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面平滑性に優
れ、良好な外観を呈する成形体を容易に製造し得るパル
プモールド成形体の製造方法及びパルプモールド成形体
製造用抄紙型に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パルプ
モールド法によって成形された含水状態の成形体を乾燥
させるために用いられる乾燥型には、水や水蒸気を型外
へ排出するための通気路が形成されている。
【0003】しかし、従来の乾燥型を用いると、通気路
の形が成形体の表面に凸状に転写されてしまい、成形体
の外観が損なわれる。また成形体の形状によっては離型
時に成形体に傷が付いたり、通気路にパルプ繊維が付着
堆積してしまい乾燥型の洗浄を頻繁に行わなければなら
ないこともある。
【0004】従って、本発明は、表面平滑性に優れ、良
好な外観を呈する成形体を容易に製造し得るパルプモー
ルド成形体の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部より内部
に連通する連通路を有する弾性変形可能な抄紙型をパル
プスラリー中に浸漬し、前記連通路を通じて前記抄紙型
の外部から内部へ向けて前記パルプスラリー中の水分を
吸引して前記抄紙型の表面にパルプ層を形成し、次い
で、成形体の外形に対応した形状の凹部を有する雌型の
該凹部に、前記パルプ層が形成された前記抄紙型を、前
記パルプ層の底部が前記凹部の底部と当接するように挿
入し、更に前記抄紙型を前記凹部の形状に追随するよう
に押圧変形させ、前記パルプ層に前記凹部の形状を転写
させると共に該パルプ層に含まれる水分を前記抄紙型の
内部を通じて該抄紙型の外部へ排出して成形体となすパ
ルプモールド成形体の製造方法を提供することにより前
記目的を達成したものである。
【0006】また、本発明は、前記製造方法に用いられ
る好ましい型として、外部より内部に連通する複数の流
体流通孔を有し且つ弾性変形可能な材料から構成されて
いる所定形状のコアと、該コアの外面を被覆する流体透
過性材料とを有し、該流体透過性材料は、該流体透過性
材料が押圧されて変形した時にも流体の流通路をその厚
み方向に亘って形成し得るものであるパルプモールド成
形体製造用型を提供することにより前記目的を達成した
ものである。
【0007】また、本発明は、前記製造方法に用いられ
る別の好ましい型として、所定の間隔を置いて複数の貫
通孔が形成された平板状の抄紙プレートと、該抄紙プレ
ートの上部に配置される上部プレートと、該上部プレー
トの下面に固着されると共に前記抄紙プレートの上面側
から前記各貫通孔内に嵌挿される多数のコアと、前記抄
紙プレートの下面を被覆する流体透過性材料とを有する
パルプモールド成形体製造用抄紙型であって、前記抄紙
プレートは、その下面に該下面から内部に連通する複数
の流体流通孔を有しており、前記コアは、外部より内部
に連通する複数の流体流通孔を有し且つ弾性変形可能な
材料から構成されており、前記上部プレートは、多数の
連結ガイドによって前記抄紙プレートと摺動自在に連結
されており、該上部プレートの摺動によって該上部プレ
ートの下面に固着された前記各コアが前記抄紙プレート
における前記各貫通孔内に着脱自在に嵌挿され、流体透
過性材料は、該流体透過性材料が押圧されて変形した時
にも流体の流通路をその厚み方向に亘って形成し得るも
のである、パルプモールド成形体製造用型を提供するこ
とにより前記目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、
本発明のパルプモールド成形体の製造方法の第1の実施
形態に用いられる抄紙型1の縦断面図が示されている。
本実施形態は開口を有する箱形形状の成形体の製造に係
るものであり、本実施形態に用いられる抄紙型1は、コ
ア10、コア10の外面を被覆する流体透過性材料2
0、コア10の上部側面から水平方向へ延出する延出部
30、及びコア10の上部で且つ延出部30の直下の位
置においてコア10の側面を囲繞し且つ水平方向へ延出
する、剛直体からなるフランジ40を備えている。
【0009】コア10は、成形すべき成形体の外形より
もやや小さな外形をしている。但し、コア10の高さ
は、成形体の高さ(深さ)よりも大きくなされている。
コア10は、弾性変形可能な材料から構成されている。
そのような材料の例としては、シリコーンゴム、可撓性
ラバー、ウレタンゴム等のゴム系材料が挙げられる。コ
ア10の上部中央は開口した空間となっており中空室1
1を形成している。抄紙型1の使用時、この中空室11
は真空ポンプ等の吸引手段(図示せず)に接続される。
コア10の外面をなす各側面及び底面は、網目状の凹凸
模様を有している。
【0010】中空室11の内面には、中空室11からコ
ア10の外部へ連通する複数の流体連通路12が該コア
10を貫いて形成されている。流体連通路12は、中空
室11の内面からコア10の外部へ向けて放射状に形成
されている。流体連通路12は、コア10の外面におい
て開口しており、該開口は該外面において1cm2 当た
り1〜4個、特に1〜2個形成されていることが、後述
するパルプ層の脱水効率の点、及びコア10が弾性変形
してパルプ層を押圧する場合にコア10の強度が十分に
保たれる点から好ましい。また、流体連通路12は、コ
ア10が押圧によって弾性変形しても流体の通過が妨げ
られない程度の大きさの断面を有している。
【0011】抄紙型1が組み立てられた状態において
は、中空室11、流体流通孔12、及び流体透過性材料
20が連通して、抄紙型1の外部より内部へ連通する連
通路が形成される。
【0012】流体透過性材料20は、コア10の外面を
なす各側面及び底面を、その表面形状に沿って密着被覆
している。前述の通りコア10の外面は網目状の凹凸模
様となっていることから、流体透過性材料20がコア1
0の外面を密着被覆した状態下においても、流体透過性
材料20とコア10の外面との間には所定の空間が存在
している。また、流体透過性材料20は、フランジ40
の下面も被覆している。従って、後述する抄紙工程にお
いてパルプ繊維は、コア10の各側面及び底面並びにフ
ランジ40の下面に堆積する。
【0013】流体透過性材料20は、コア10の弾性変
形に追従して変形し得る伸縮可能な材料から形成されて
いる。また、流体透過性材料20は、その厚み方向に亘
って流体の流通路を形成し得るものである。この流通路
は、後述するパルプ層を脱水・乾燥させる場合に該パル
プ層から出る水や水蒸気を抄紙型1の外へ排出するため
に用いられる。従って、流通路は、抄紙型1の押圧に伴
って流体透過性材料20が押圧されて変形した時にも潰
れることなく流体を流通させる必要がある。この観点か
ら、流体透過性材料20は、厚手で且つ弾性を有し、流
体の流通性を有する材料から構成されていることが好ま
しい。具体的には、流体透過性材料20は、コア10の
外面を被覆した状態における厚みが0.1〜10mm、
特に1〜3mmであることが好ましい。またコア10の
外面を被覆した状態における延伸性(伸長性)が、5〜
50%、特に10〜30%であることが好ましい。
【0014】また流体透過性材料20は、パルプ層を形
成する際の抄紙ネットとしても機能する。従って流体透
過性材料20は、パルプスラリー中の水分は通過させる
がパルプ繊維は通過させない程度の網目を有する。この
網目の大きさは20〜100メッシュ、特に40〜60
メッシュであることが、パルプ層の成形性及びパルプ繊
維の目詰まり防止の点から好ましい。また、流体透過性
材料20は、これをコア10の外面に密着被覆させた状
態での平均開孔面積率が10〜80%、特に20〜40
%であることが吸水性、通気性及び強度の点から好まし
い。
【0015】以上の点を総合的に勘案すると、流体透過
性材料20として好ましく用いられるものは、編物、織
布及び不織布等が挙げられ、特に延伸性(伸縮性)の点
から、編物を用いることが好ましい。
【0016】延出部30は、平面視して矩形状をしてお
り、コア10と同様に弾性変形可能な材料から構成され
ている。延出部30の構成材料とコア10の構成材料と
は同一でもよく、或いは異なっていてもよい。また、延
出部30は、コア10の上部が水平外方に延出して形成
されたものでもよく、或いはコア10とは別の部材がコ
ア10の上部において、所定手段によってコア10に固
定されたものでもよい。
【0017】フランジ40は平面視して矩形状をしてお
り、延出部30と同じ外形をしている。フランジ40に
はコア10の横断面形状と同形状の開口が形成されてい
る。抄紙型1の組立時には、コア10をフランジ40の
該開口内に挿入し、次いでフランジ40を上昇させて、
その上面を延出部30の下面と当接させる。そして、フ
ランジ40を所定手段によって延出部30に固定する。
【0018】フランジ40には、その平面方向に亘って
貫通孔41が穿設されている。貫通孔41は、コア10
に形成された流体連通路12と連通している。また、貫
通孔41は、抄紙型1の使用時に真空ポンプ等の吸引手
段(図示せず)に接続される。
【0019】フランジ40は、金属、セラミックス、樹
脂等の剛直体から構成されており、外部から力が加わっ
ても実質的に変形しない。これによって、後述するよう
に、成形体にフランジ部を形成する場合に、該フランジ
部の仕上がり状態が良好となる。
【0020】次に、前記の抄紙型1を用いた第1の実施
形態のパルプモールド成形体の製造方法を説明する。図
2には本実施形態のパルプモールド成形体の製造方法に
おける各工程が順次示されており、具体的には(a)は
抄紙工程、(b)は抄紙型の引き上げ工程、(c)は抄
紙型の雌型への挿入工程、(d)は抄紙型の押圧工程、
(e)抄紙型の取り出し工程、(f)は成形体の取り出
し工程を示す。
【0021】先ず図2(a)に示すように、抄紙型1を
パルプスラリー2が満たされた容器3内に浸漬させる。
抄紙型1をパルプスラリー2中に浸漬した状態下に、吸
引パイプ32に接続されたポンプ等の吸引手段(図示せ
ず)により、抄紙型1をその外部から内部へ向けて吸引
する。吸引は前述した連通路を通じて行われる。即ち、
前記連通路を通じてパルプスラリー2中の水分が吸引さ
れて、抄紙型1の表面、即ち流体透過性材料20の表面
に、パルプの繊維が堆積されてなる含水状態のパルプ層
が形成される。前述の通り、コア10の外面と流体透過
性材料20との間には所定の空間が存在しており、水の
流通性が確保されているので、パルプ繊維の堆積は円滑
に行われ、均一な厚みのパルプ層が形成される。尚、コ
ア10が弾性変形可能な材料から構成されていることは
前述の通りであるが、これに加えてコア10は、前記吸
引によって変形しない程度の剛性を有していることが好
ましい。
【0022】パルプスラリー2は、パルプ繊維と水とか
らなるものでもよく、或いはこれらに加えてタルクやカ
オリナイト等の無機物、ガラス繊維やカーボン繊維等の
無機繊維、ポリオレフィン等の合成樹脂の粉末又は繊
維、非木材又は植物質繊維、多糖類等の成分を含有して
いてもよい。これらの成分の配合量は、前記パルプ繊維
及び該成分の合計量に対して1〜70重量%、特に5〜
50重量%であることが好ましい。パルプ繊維は、針葉
樹または広葉樹等の木材パルプや竹、わら等の非木材パ
ルプであるのが好ましい。また、パルプ繊維の長さと太
さは、それぞれ0.1mm以上10mm以下、0.01
mm以上0.05mm以下であるのが好ましい。
【0023】所定の厚みのパルプ層が形成されたら、図
2(b)に示すように抄紙型1をパルプスラリー中から
引き上げ、引き続き吸引を行いパルプ層4を脱水して、
その含水率を所定の値とする。吸引脱水後のパルプ層4
の含水率は、60〜95重量%、特に60〜80重量%
であることが、吸引によってパルプ層4を抄紙型1の表
面に十分に保持し得る点、及び保持されたパルプ層4が
脱落すること無く抄紙型1を搬送移動し得る点から好ま
しい。
【0024】パルプ層4を所定の含水率まで吸引脱水で
きたら、図2(c)に示すように、パルプ層4が形成さ
れた抄紙型1を、成形すべき成形体の外形に対応した形
状の開口した凹部5aを有する雌型5の該凹部5aに挿
入し、該凹部5a内でパルプ層4の加圧脱水、形状付
与、加熱乾燥を行う。本実施形態においては雌型5は1
つの部材から構成されているが、成形すべき成形体の形
状(例えば複雑な形状やアンダーカットを有する形状)
に応じて2つ以上の割型を組み合わせて雌型を構成して
もよい。
【0025】雌型5は電熱ヒータ等の加熱手段5bによ
り予め所定の温度に加熱されている。また、雌型5の凹
部5aの内面には、パルプ層4から生ずる水分、即ち水
や水蒸気の排出用の通気路が設けられておらず、該内面
は平滑になされている。更に、雌型5における成形体が
成形される面(本実施形態においては雌型5の凹部5a
周縁の面)に送風孔5cが穿設されている。送風孔5c
は空気の供給源(図示せず)につながっている。
【0026】挿入は、パルプ層4の底部が、雌型5の凹
部5aの底部と最初に当接するように行う。次いで図2
(d)に示すように、抄紙型1を所定の圧力で押圧す
る。押圧においては、抄紙型1における延出部30を所
定手段で押し付ける。前述の通り、延出部30は弾性変
形可能な材料から構成されているので、延出部30を押
し付けることで、コア10が均一に押圧される。
【0027】この押圧により、抄紙型1におけるコア1
0は、雌型5の凹部5aの形状に追随するように押圧変
形して凹部5aの空間を完全に埋める。その結果、抄紙
型1の表面に形成されたパルプ層4が更に加圧脱水さ
れ、且つパルプ層4に凹部5aの内面形状が転写され
る。また、抄紙型1におけるフランジ40の下面に形成
されたパルプ層は、該下面と雌型5の上面とに挟まれて
押圧される。この部分は、得られる成形体におけるフラ
ンジ部となる。前述の通り、フランジ40は剛直体から
構成されており、前記押圧によっても実質的に変形しな
いので、前記押圧が均一且つ効果的に行われ、該フラン
ジ部の仕上がり状態が良好となる。
【0028】抄紙型1の押圧状態を保ちつつ、抄紙型1
における吸引パイプ32を吸引する。前述の通り、抄紙
型1の外面に配された流体透過性材料20における流通
路は、抄紙型1の押圧状態下においても潰れることなく
流体を流通させ得るものなので、前記吸引によってパル
プ層4に含まれている水は前記流通路及びコア10の内
部(即ちコア10に形成された流体連通路12及び中空
室11)を通じて抄紙型1の外へ排出される。パルプ層
4の乾燥によって発生した水蒸気も、同様の経路を通じ
て抄紙型1の外へ排出される。更に、フランジ40に穿
設された貫通孔41(図1参照)を通じて吸引すること
で、パルプ層4の脱水・乾燥が一層促進される。
【0029】抄紙型1の前記押圧状態を所定時間保ちパ
ルプ層4を乾燥させて、目的物であるパルプモールド成
形体を得る。次いで、抄紙型1の押圧を停止する。これ
により図2(e)に示すように抄紙型1のコア10は押
圧前の形状に復帰すると共に得られたパルプモールド成
形体6は抄紙型1の表面から離型して雌型5の凹部5a
内に留まる。次に抄紙型1を成形体6内から取り出す。
抄紙型1の取り出し後、雌型5における送風孔5cを通
じて、雌型5における成形体6が成形された面(本実施
形態においては雌型5の凹部5a周縁の面)から成形体
6に向けて空気を吹き付ける。これによって該面と成形
体6の外面と間に空隙が生じ、成形体6が雌型5から離
型する。更に図2(f)に示すように凹部5a内からパ
ルプモールド成形体6を取り出す。
【0030】このようにして製造されたパルプモールド
成形体6は、開口部を有する箱形中空状の成形体であ
り、該開口部の周縁から外方に延出するフランジ部を有
するものである。
【0031】本実施形態によれば、雌型5には水や水蒸
気を型外へ排出するための通気路が形成されていないの
で、パルプモールド成形体6の表面が平滑となり、該成
形体6の外観が極めて良好になる。また、成形体におけ
るフランジ部の成形においては剛直体から構成されるフ
ランジ40の下面と雌型5の上面との間で押圧が行われ
るので、該フランジ部の仕上がり状態が良好となる。更
に、成形体6の雌型5からの取り出しに際しては、成形
体6の成形面から成形体6に向けて空気を吹き付けるの
で、成形体6の雌型5からの離型が極めて円滑に行われ
る。
【0032】次に、本発明の第2及び第3の実施形態を
図3〜図6を参照しながら説明する。第2及び第3の実
施形態については、第1の実施形態と異なる点について
のみ説明し、第1の実施形態と同じ点については第1の
実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。ま
た、図3〜図6において図1及び図2と同じ部材には同
じ符号を付してある。
【0033】第2の実施形態が第1の実施形態と異なる
点は、抄紙型1におけるコア10の内部構造である。詳
細には、図3に示すようにコア10の内部には2つの中
空室11a,11bが隔壁15を隔てて形成されてい
る。各中空室11a,11b内には、所定形状を有する
多数の充填体14,14,・・が該中空室内を満たすよ
うに充填されている。充填体間は流体の流通が可能にな
っている。充填体14が充填された各中空室11a,1
1bの上部は、可撓性を有する網目状部材13によって
閉塞されており、これによって充填体14が抄紙型1の
外へ飛び出すことが防止されている。
【0034】第1の実施形態に用いられる抄紙型と同様
に、本実施形態に用いられる抄紙型においても流体連通
路12が形成されている。しかし、本実施形態に用いら
れる抄紙型における流体連通路12の経路長は、第1の
実施形態に用いられる抄紙型における流体連通路のそれ
よりも短くなっている。従って、抄紙型1を雌型5の凹
部5a内で押圧変形させたときに、流体連通路12が潰
れて閉じにくくなり、パルプ層の脱水及び乾燥を一層円
滑に行うことができる。
【0035】各中空室11a,11bにそれぞれ充填さ
れる充填体14は、コア10を構成する材料よりも圧縮
弾性率の高い材料から構成されていることが、抄紙型1
の押圧変形時にも、充填体14間の流体の流通が確保さ
れることから好ましい。特に、充填体14を構成する材
料として、アルミニウム、鋼、銅等を用いることが、耐
圧性及び熱伝導性の点から好ましい。
【0036】充填体14の形状に特に制限はなく、中空
室内に充填した場合に、充填体間を流体が流通可能にな
る形状であればよい。例えば球形や多面体形等のものが
用いられる。また、不定形のものを用いてもよい。更
に、円筒形等の中空形状のものを用いることもできる。
【0037】第3の実施形態は、図4(a)及び(b)
に示すように、複数の中空容器6aの開口部周縁から外
方に延出するフランジ部6bが互いに連接してなる成形
体6の製造に係るものである。本実施形態においては、
4個の中空容器6aを一度の成形で得ることのできる、
いわゆる4個取りの成形体6が製造される。図5には、
斯かる成形体6の製造に用いられる抄紙型100の要部
断面図が示されており、同図は4個の中空容器6aのう
ちの1個を成形する部分を示している。
【0038】本実施形態に用いられる抄紙型100は、
所定の間隔を置いて複数の貫通孔111が形成された平
板状の抄紙プレート110と、抄紙プレート110の上
部に配置される上部プレート120と、上部プレート1
20の下面に固着されると共に抄紙プレート110の上
面側から各貫通孔111内に嵌挿される多数のコア13
0と、抄紙プレート110の下面を被覆する流体透過性
材料140とを有している。
【0039】抄紙プレート110は剛直体から構成され
ており、その内部が空洞となっている。抄紙プレート1
10の下面は平坦面になっており、該下面から内部の空
洞に連通する多数の流体流通孔112が形成されてい
る。また抄紙プレート110には、前記空洞から外部へ
連通する連通路113が形成されている。連通路113
は真空ポンプ等の吸引手段(図示せず)に接続される。
【0040】抄紙プレート110の下面を被覆する流体
透過性材料140は、第1及び第2の実施形態において
用いられるものと同様のものである。従って、該流体透
過性材料140は、該流体透過性材料140が押圧され
て変形した時にも流体の流通路をその厚み方向に亘って
形成し得るものである。また、流体透過性材料140
は、抄紙プレート110における貫通孔111内にコア
130が嵌挿されたときに十分に伸張しうる程度の伸縮
性を有している。
【0041】コア130は、第2の実施形態に用いられ
る抄紙型におけるコアとほぼ同様の構成をしており、コ
ア130の内部には、2つの中空室131a,131b
が隔壁132を隔てて形成されており、各中空室131
a,131b内には多数の充填体133,133,・・
が該中空室内を満たすように充填されている。各中空室
131a,131bの上部は、可撓性を有する網目状部
材134によって閉塞されている。
【0042】コア130は、その上部が、上部プレート
120の下面に嵌合されて固着されている。上部プレー
ト120内には、該上部プレート120とコア130と
の嵌合状態において、コア130の内部と上部プレート
120の外面とを連通させる連通路121が形成されて
いる。この連通路121は、抄紙プレート110に形成
された連通路113と同様に、真空ポンプ等の吸引手段
(図示せず)に接続される。
【0043】上部プレート120は、多数の連結ガイド
122(図5においては2本示されている)によって抄
紙プレート110と摺動自在に連結されている。連結ガ
イド122は、コイルばね123に嵌挿された状態で、
上部プレート120と抄紙プレート110とを連結して
いる。そして、上部プレート120の摺動によって上部
プレート120の下面に固着されたコア130が抄紙プ
レート110における貫通孔111内に着脱自在に嵌挿
される。
【0044】前述の抄紙型100を用いた本実施形態の
パルプモールド成形体の製造方法を、図6を参照しなが
ら説明する。図6において(a)はコアの嵌挿工程、
(b)は抄紙工程、(c)は抄紙型の引き上げ工程、
(d)は雌型への挿入工程、(e)は抄紙型の押圧工
程、(f)はコアの引き抜き工程、(g)は抄紙型の取
り出し工程、(h)は成形体の取り出し工程を示す。
【0045】先ず、図6(a)に示すように、上部プレ
ート120を押し下げて、コア130を抄紙プレート1
10の貫通孔内に嵌挿し、抄紙プレート110の下面か
ら突出させる。コア130の突出に伴い流体透過性材料
140が伸張し、突出したコア130の外面が流体透過
性材料140によって被覆される。
【0046】上部プレート120を最下点まで押し下げ
て、コア130を所定量突出させる。この突出量は、後
述する雌型150の凹部150aの深さよりも大きくす
る。次に図6(b)に示すように、抄紙型100をパル
プスラリー2が満たされた容器3内に浸漬させる。この
状態下に、上部プレート120における連通路121
(図5参照)及び抄紙プレート110における連通路1
13(図5参照)を通じて、コア130及び抄紙プレー
ト110を外部から内部へ向けて吸引し、流体透過性材
料140の表面に含水状態のパルプ層を形成する。
【0047】所定の厚みのパルプ層が形成されたら、図
6(c)に示すように抄紙型100をパルプスラリー2
中から引き上げ、引き続き吸引を行いパルプ層4を脱水
して、その含水率を所定の値とする。
【0048】次に、図6(d)に示すように、パルプ層
4が形成された抄紙型100におけるコア130が突出
した部分を、多数の凹部150aを有する雌型15
該凹部150a内に挿入する。挿入は、コア130の外
面に形成されたパルプ層4の底部が、凹部150aの底
部と最初に当接するように行う。凹部150aは、コア
130と同配置で配列されている。雌型150は予め所
定の温度に加熱されている。また、雌型150における
凹部150aの内面には、水や水蒸気の排出用の通気路
が設けられておらず、該内面は平滑になされている。更
に、雌型150における抄紙プレート110と対向する
面(即ち成形体が成形される面)に送風孔150bが穿
設されている。
【0049】次いで図6(e)に示すように、抄紙型1
00を所定の圧力で押圧する。この押圧により、抄紙型
100におけるコア130は、雌型150の凹部150
aの形状に追随するように押圧変形して凹部150aの
空間を完全に埋める。その結果、コア130の外面に形
成されたパルプ層4が更に加圧脱水され、且つパルプ層
4に凹部150aの内面形状が転写されて、得られる成
形体6における中空容器6aを形成する。また、抄紙型
100における抄紙プレート110の下面に形成された
パルプ層4は、該下面と雌型150の上面とに挟まれて
押圧され、得られる成形体6におけるフランジ部6bを
形成する。
【0050】抄紙型100の押圧状態を保ちつつ、上部
プレート120における連通路121(図5参照)及び
抄紙プレート110における連通路113(図5参照)
を通じて、コア130及び抄紙プレート110を外部か
ら内部へ向けて吸引し、流体透過性材料140を通じて
パルプ層4に含まれる水分(水及び水蒸気)を抄紙型1
00の外部に排出する。
【0051】抄紙型100の前記押圧状態を所定時間保
ちパルプ層4を乾燥させて、目的物であるパルプモール
ド成形体6を得る。次いで、図6(f)に示すように、
抄紙プレート110を雌型150に当接させた状態下に
上部プレート120を引き上げて、コア130を抄紙プ
レート110の貫通孔内から引き抜く。この引き抜きに
伴いコア130の外面を被覆している流体透過性材料1
40が収縮する。その結果、成形体6における中空容器
6aは、流体透過性材料140の表面から離型する。
【0052】次に図6(g)に示すように、抄紙型10
0全体を引き上げて、成形体6全体を流体透過性材料1
40の表面から離型する。更に雌型150における送風
孔150bを通じて、成形体6に向けて空気を吹き付け
る。これによって雌型150の外面と成形体6の外面と
間に空隙が生じ、成形体6が雌型150から離型する。
最後に図6(h)に示すように雌型150からパルプモ
ールド成形体6を取り出す。
【0053】本実施形態においても、前述の実施形態と
同様に、パルプモールド成形体6の表面が平滑となり、
該成形体6の外観が極めて良好になる。また、成形体6
におけるフランジ部6bの仕上がり状態が良好となる。
更に、成形体6の雌型150からの離型が極めて円滑に
行われる。
【0054】本発明は前記各実施形態に制限されない。
例えば、前記各実施形態は開口を有する箱形形状の成形
体の製造に係るものであるが、本発明の製造方法は種々
の形状の成形体、例えばキャップ、スプーン、蓋体等の
製造に適用することもできる。
【0055】
【発明の効果】本発明のパルプモールド成形体の製造方
法によれば、表面平滑性に優れ、良好な外観を呈するパ
ルプモールド成形体を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルプモールド成形体の製造方法の第
1の実施形態に用いられる抄紙型の縦断面図である。
【図2】本発明のパルプモールド成形体の製造方法の第
1の実施形態における各工程を模式的に示す工程図であ
る。
【図3】本発明のパルプモールド成形体の製造方法の第
2の実施形態に用いられる抄紙型の縦断面図(図1相当
図)である。
【図4】図4(a)及び(b)は、本発明のパルプモー
ルド成形体の製造方法の第3の実施形態で製造される成
形体の斜視図及びA−A線断面図である。
【図5】本発明のパルプモールド成形体の製造方法の第
3の実施形態に用いられる抄紙型の要部を示す縦断面図
である。
【図6】本発明のパルプモールド成形体の製造方法の第
3の実施形態における各工程を模式的に示す工程図であ
る。
【符号の説明】
1 抄紙型 2 パルプスラリー 4 パルプ層 5 雌型 5a 凹部 6 パルプモールド成形体 10 コア 20 流体透過性材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−119099(JP,A) 特開 昭51−116212(JP,A) 特公 昭35−9669(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21J 3/00 - 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より内部に連通する連通路を有する
    弾性変形可能な抄紙型をパルプスラリー中に浸漬し、前
    記連通路を通じて前記抄紙型の外部から内部へ向けて前
    記パルプスラリー中の水分を吸引して前記抄紙型の表面
    にパルプ層を形成し、 次いで、成形体の外形に対応した形状の凹部を有する雌
    型の該凹部に、前記パルプ層が形成された前記抄紙型
    を、前記パルプ層の底部が前記凹部の底部と当接するよ
    うに挿入し、 更に前記抄紙型を前記凹部の形状に追随するように押圧
    変形させ、前記パルプ層に前記凹部の形状を転写させる
    と共に該パルプ層に含まれる水分を前記抄紙型の内部を
    通じて該抄紙型の外部へ排出して成形体となすパルプモ
    ールド成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記雌型における前記成形体が成形され
    た面から該成形体に向けて空気を吹き付けて、該成形体
    を該面から離型させる請求項1記載のパルプモールド成
    形体の製造方法。
  3. 【請求項3】 外部より内部に連通する複数の流体流通
    孔を有し且つ弾性変形可能な材料から構成されている所
    定形状のコアと、該コアの外面を被覆する流体透過性材
    料とを有し、該流体透過性材料は、該流体透過性材料が
    押圧されて変形した時にも流体の流通路をその厚み方向
    に亘って形成し得るものであるパルプモールド成形体製
    用型
  4. 【請求項4】 前記コアの上部側面を囲繞し且つ水平方
    向へ延出する、剛直体からなるフランジを更に有し、 前記流体透過性材料が前記フランジの下面も被覆してい
    る請求項3記載のパルプモールド成形体製造用型
  5. 【請求項5】 前記コアの内部に、前記流体流通孔と連
    通する所定形状の中空室が形成されており、 前記中空室内に所定形状を有する多数の充填体が充填さ
    れており、該充填体間を流体が流通可能になっている請
    求項3又は4記載のパルプモールド成形体製造用型
  6. 【請求項6】 所定の間隔を置いて複数の貫通孔が形成
    された平板状の抄紙プレートと、該抄紙プレートの上部
    に配置される上部プレートと、該上部プレートの下面に
    固着されると共に前記抄紙プレートの上面側から前記各
    貫通孔内に嵌挿される多数のコアと、前記抄紙プレート
    の下面を被覆する流体透過性材料とを有するパルプモー
    ルド成形体製造用型であって、 前記抄紙プレートは、その下面に該下面から内部に連通
    する複数の流体流通孔を有しており、 前記コアは、外部より内部に連通する複数の流体流通孔
    を有し且つ弾性変形可能な材料から構成されており、 前記上部プレートは、多数の連結ガイドによって前記抄
    紙プレートと摺動自在に連結されており、該上部プレー
    トの摺動によって該上部プレートの下面に固着された前
    記各コアが前記抄紙プレートにおける前記各貫通孔内に
    着脱自在に嵌挿され、 流体透過性材料は、該流体透過性材料が押圧されて変形
    した時にも流体の流通路をその厚み方向に亘って形成し
    得るものである、パルプモールド成形体製造用型。
  7. 【請求項7】 前記連通路は弾性変形可能な材料を貫い
    て変形可能に形成されている請求項1又は2記載のパル
    プモールド成形体の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記雌型の前記凹部の内面に蒸気排出用
    の通気路が設けられておらず平滑になされている請求項
    1記載のパルプモールド成形体の製造方法。
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