JP3248222B2 - ドライエッチング方法 - Google Patents
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Description
において適用されるドライエッチング方法に関し、特に
フロン系ガスを使用せずにポリサイド膜の異方性エッチ
ングを制御性良く行う方法に関する。
テン・シリサイド)等からなる高融点金属シリサイド層
とが積層されたポリサイド膜は、断面積の等しい多結晶
シリコンの単層膜と比べて約1桁低い抵抗値が得られる
ことから、LSIのゲート配線材料として近年広く使用
されるようになってきている。
に対して共に異方性を実現しなければならないことか
ら、ドライエッチング技術に新たな困難をもたらした。
それは、生成するハロゲン化合物の蒸気圧の差に起因し
て上層の高融点金属シリサイド層よりも下層の多結晶シ
リコン層が速くエッチングされること、および多結晶シ
リコン層と高融点金属シリサイド層の界面に反応層が形
成されること等の理由により、パターンにアンダカット
やくびれ等が生じやすいからである。これらの形状異常
は、ソース・ドレイン領域を形成するためのイオン注入
時に不純物の導入されないオフセット領域を発生させた
り、LDD構造を実現するためのサイドウォール形成時
の寸法精度を低下させること等の原因となり、特にサブ
ミクロン・デバイスでは許容されないものである。した
がって、ポリサイド膜の異方性加工を実現する方法につ
いて、盛んに研究が行われている。
としては、CFC113 (C2 Cl3 F3 )に代表され
るCFC(クロロフルオロカーボン)系ガスが広く使用
されてきた。これは、1分子中にフッ素原子と塩素原子
とを有し、機構上、F* ,Cl* 等によるラジカル反応
とCFx + ,CClx + ,Clx + 等によるイオン・ア
シスト反応の両方が進行可能であり、しかも炭素系ポリ
マーが堆積して側壁保護が行われることにより高速異方
性エッチングが可能となるからである。
に地球のオゾン層破壊の一因であることが指摘されてい
るため、環境保護の観点からドライエッチングの分野に
おいてもCFC系ガスの代替品を見出し、その効果的な
利用方法を確立することが急務とされている。
る技術のひとつに、低温エッチングがある。これは、被
エッチング基板(ウェハ)の温度を0℃以下に保持する
ことにより、深さ方向のエッチング速度をイオン・アシ
スト効果により実用レベルに維持したまま、側壁部にお
けるラジカル反応を凍結または抑制してアンダカット等
の形状不良を防止しようとする技術である。たとえば、
第35回応用物理学関係連合講演会(1988年春季年
会)講演予稿集第495ページ,演題番号28a−G−
2には、ウェハを−130℃に冷却し、SF6 ガスを用
いてシリコン・トレンチ・エッチングおよびn+ 型多結
晶シリコン層の異方性エッチングを行った例が報告され
ている。
の達成をラジカル反応の凍結もしくは抑制のみに頼ろう
とすると、冷媒として液体窒素を要するレベルの低温冷
却が必要となる。このことは、経済性やスループットを
大きく低下させる原因となる他、真空シール材の信頼性
低下等のハードウェア面での問題も多く抱えることとな
り、早期実用化は困難である。
壁保護を組み合わせ、室温に近い温度領域でも異方性エ
ッチングを可能とすることが、より実用的なアプローチ
として考えられている。
(S)の堆積により行う一連の技術をこれまでに数多く
提案している。このSの堆積は、1分子中のS原子数と
ハロゲン(X)原子数との比、すなわちS/X比が比較
的大きいハロゲン化イオウを主体とするエッチング・ガ
スを使用することにより可能となる。たとえば、特願平
3−210516号明細書では、かかるハロゲン化イオ
ウとしてS2 F2 ,S2 Cl2 ,S2 Br2 等を提案し
た。これらのフッ化イオウは、同じくフッ化イオウでも
従来から最も良く知られているSF6 とは異なり、放電
解離条件下でプラズマ中にSを生成することができる。
このSは、基板がおおよそ室温以下に冷却されていれば
その表面へ堆積し、側壁保護効果を発揮する。しかも、
堆積したSはエッチング終了後に基板を加熱すれば容易
に昇華除去できるため、パーティクル汚染を惹起させる
虞れもない。
オウにH2 ,H2 S,シラン系化合物等のハロゲン・ラ
ジカル消費性化合物を添加してなるエッチング・ガスを
使用して多結晶シリコン・ゲート電極の加工を行うプロ
セス例も提案されている。シリコン系化合物は、イオン
の寄与が無くてもF* により自発的にエッチングされて
しまう。このことは、Si−Si結合の原子間結合エネ
ルギー(54kcal/mol)がSi−F結合の原子
間結合エネルギー(132kcal/mol)よりも小
さく、またFの原子半径が小さくて容易に単結晶シリコ
ンの結晶格子内に侵入できることから理解される。そこ
で、F* を捕捉消費するH* ,Si* 等をプラズマ中に
発生させるような化合物をハロゲン化イオウに添加し、
エッチング反応系の見掛け上のS/F比(S原子数とF
原子数の比)を増大させてラジカル性を弱め、かつSの
堆積を促進しているのである。これにより、−70℃の
ウェハ冷却により多結晶シリコン・ゲート電極の良好な
異方性加工を行うことに成功している。
等のハロゲン化イオウを使用すれば、従来の低温エッチ
ングと比べて遙かに実用的な温度域で多結晶シリコン・
ゲート電極の異方性加工が可能となることがわかった。
そこで、このハロゲン化イオウをポリサイド・ゲート電
極の異方性加工にも適用することが当然考えられる。ポ
リサイド膜としては、タングステン・シリサイド(WS
ix )で上層側の高融点金属シリサイド層を構成したタ
ングステン・ポリサイド膜(以下、Wポリサイド膜と称
する。)が最も一般的なものである。また、エッチング
により生成する高融点金属ハロゲン化物の蒸気圧を考慮
すると、実用的と考えられるハロゲン化イオウはフッ化
イオウである。
クとゲート電極との間に寸法変換差が発生し易くなるこ
とが、本発明者らの研究により明らかとなった。この問
題について、図3を参照しながら説明する。
不純物を含有する多結晶シリコン層13とWSix 層1
4とが順次積層されてなるWポリサイド膜15がゲート
酸化膜12を介して形成され、さらに該Wポリサイド膜
15上に所定の形状にパターニングされたレジスト・マ
スク16が形成されたウェハを示している。
F2 を用いてポリサイド膜15をエッチングすると、ま
ずWSix 層14がエッチングされた段階で図3(b)
に示されるようにWSix パターン14aの断面形状が
テーパー化してしまう。テーパー化の理由は次のように
考えられる。このエッチングは、S2 F2 が放電解離し
てプラズマ中に放出したF* によるラジカル反応が、S
Fx + ,S+ 等のイオンによりアシストされる機構で進
行し、WSix 層14はWFx ,SiFx 等の形で除去
される。しかし、WFx は上記のような中低温域では蒸
気圧が低いため、一部は揮発除去されずにパターン側壁
部に残留する。一方、S2F2 は放電解離により遊離の
Sもプラズマ中に放出する。このSは、単に多結晶シリ
コン層の単層膜をエッチングする場合にはそのままパタ
ーン側壁部に堆積して側壁保護の役割を果たすのである
が、WSix 層14のエッチングに使用された場合に
は、一部が上記のWFx と反応して蒸気圧の低い硫化タ
ングステン(WSx ;x=2,3)を形成してしまう。
その結果、パターン側壁部にWFx ,WSx ,S等が混
在してなる側壁保護膜17が過剰に堆積しながらエッチ
ングが進行し、レジスト・マスク16のパターン幅と比
べてWSix パターン14aのパターン幅が次第に太く
なってしまうのである。
シリコン層13をエッチングすると、今度はSを主体と
する側壁保護膜18が形成されながら異方的にエッチン
グが進行し、図3(c)に示されるように、ほぼ垂直壁
を有する多結晶シリコン・パターン13aが形成され
る。しかし、そのパターン幅はWSix パターン14a
のパターン幅を受け継いでいるため、やはりレジスト・
マスク16よりも太くなる。
ジスト・マスク16を除去すると、図3(d)に示され
るようにゲート電極15aが完成するが、その断面形状
は劣化している。このとき、Sを主体とする側壁保護膜
18はアッシングによりSOx に変化しながら除去され
るか、もしくはその際のプラズマ輻射熱により加熱され
て昇華除去される。しかし、WSx を含む側壁保護膜1
7はアッシングによっても除去することはできず、ウェ
ハ上に残存する。このWSx (特にx=2の場合)は極
めて安定な化合物であり、水に不溶である上、各種の強
酸に対しても耐性を有することが知られている。加熱に
より分解するためには、真空中で1100℃以上に加熱
するか、あるいはH2 雰囲気下で800℃に加熱しなけ
ればならず、半導体装置の製造過程においてはほぼ実施
不可能である。
ウェハ上に残したままにしておくと層間絶縁膜の形成に
支障を来す他、破損片によるパーティクル汚染の原因と
もなるため、好ましくない。したがって、最初からWS
x の生成を抑制できる条件でエッチングを行うことが必
要となる。このことは、W以外の他の高融点金属を含む
シリサイド層をエッチングする際にも同様に当てはま
る。
ず、かつWSx のような高融点金属硫化物の過剰な生成
を抑制しながらポリサイド膜の異方性エッチングを行う
方法を提供することを目的とする。
ッチング方法は、多結晶シリコン層と高融点金属シリサ
イド層とが順次積層されてなるポリサイド膜をエッチン
グする方法であって、少なくとも前記高融点金属シリサ
イド層のエッチングは、S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S
2 F10から選ばれる少なくとも1種類のフッ化イオウを
含むエッチング・ガスを用い、被エッチング基板の温度
を−20℃〜室温の範囲に制御しながら行うことを特徴
とする。
法は、少なくとも前記高融点金属シリサイド層のエッチ
ングを、S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F10から選ば
れる少なくとも1種類のフッ化イオウと非堆積性のフッ
素系化合物とを含むエッチング・ガスを用いて行うこと
を特徴とする。
法は、前記非堆積性のフッ素系化合物として、SF6 ,
NF3 ,F2 ,CF4 から選ばれる少なくとも1種類の
化合物を用いることを特徴とする。
法は、前記多結晶シリコン層のエッチングを、前記高融
点金属シリサイド層のエッチング時よりも被エッチング
基板の温度を低く維持しながら行うことを特徴とする。
方法は、前記多結晶シリコン層のエッチングを、S2 F
2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F10から選ばれる少なくとも
1種類のフッ化イオウとH2 ,H2 S,シラン系化合物
から選ばれる少なくとも1種類のフッ素ラジカル消費性
化合物とを含むエッチング・ガスを用いて行うことを特
徴とする。
て特にWSx に着目し、その生成機構として、エッチ
ング反応生成物WFx とSとの反応、およびWSix
層のスパッタにより放出されたWとプラズマ中のSとの
反応、の2経路が主なものであると考えた。これらの考
え方にもとづき、WSx の生成を抑制するための対策と
して、少なくともWSix 層のエッチング時には、
(イ)WFx の蒸気圧を高めてその脱離を促進し、ウェ
ハ表面におけるWSx の形成を抑制する、および(ロ)
エッチング反応系のS/F比を低下させてSの生成を抑
制する、との大別して2つの方針を立てた。
リサイド層のエッチング時に被エッチング基板の温度を
−20℃〜室温の範囲に制御することは、上記(イ)の
WFx の蒸気圧を高める考え方にもとづいている。以下
の明細書中では、高融点金属シリサイド層としてWSi
x 層を例示しながら説明する。F* によるWSix 層の
エッチング反応生成物であるWFx は、−70℃近い中
低温域ではパターン側壁部等に容易に付着し、プラズマ
中から供給されるSと結合してWSx を堆積させてしま
う。しかし、本発明者らがウェハ冷却温度を種々に変化
させながら異方性加工の成否について検討したところ、
少なくともWSix 層のエッチング中はウェハ温度を−
20℃〜室温の範囲に制御すると、良好な結果が得られ
ることが実験的に見出された。したがって、この温度範
囲にウェハを保持することにより、ウェハ上ではWFx
の蒸気圧が高められてパターン側壁部に残留しにくくな
り、ひいてはWSx の生成が抑制されるのである。
は、ウェハの温度が室温以下に制御されていることによ
り、従来どおり堆積する。したがって、本発明によれば
WSix 層のエッチング中にはほぼSのみを側壁保護に
利用することができるようになり、過剰な堆積物に起因
するWSix パターンのテーパー化を防止することがで
きる。堆積したSは、エッチング終了後にO2 プラズマ
・アッシングによりレジスト・マスクと同時に分解除去
するか、あるいはウェハを約90℃以上に加熱すれば昇
華除去することが可能なため、何らパーティクル汚染の
原因となるものではない。
金属シリサイド層のエッチング時にエッチング・ガスに
非堆積性のフッ素系化合物を添加することは、上記
(ロ)のエッチング反応系のS/F比を低下させてSの
生成を抑制する考え方にもとづいている。つまり、エッ
チング反応系内に十分な量のF* を生成させることによ
り、Sの生成は側壁保護に必要な最低限の量に抑え、決
して過剰とはならない条件を設定するのである。このこ
とにより、WSix 層のエッチング時におけるWSx の
生成およびパターン側壁部ヘの付着を抑制し、寸法変換
差の発生やウェハの汚染を防止することができるのであ
る。
しては、SF6 ,NF3 ,F2 ,CF4 から選ばれる少
なくとも1種類の化合物を使用する。これらの化合物
は、放電解離により1分子から効率良くF* を生成し、
容易にエッチング反応系のS/F比を低下させることが
できる。このF* は当然のことながらWSix 層のエッ
チングに寄与し、Wをフッ化物に変化させて除去する。
したがって、エッチングを高速化することができる。ま
た、十分量のF* が供給されることにより、高融点金属
フッ化物の中でも蒸気圧の高い化合物が効率良く生成
し、脱離も促進される。したがって、蒸気圧の低いフッ
化物がパターン側壁部に残留する時間が短くなり、結果
としてWSx の生成確率が低下し、パターン側壁部への
付着が減少する。
ずれも非堆積性であるため、気相中にS以外の余分な堆
積性物質を発生させる虞れがない。なお、SF6 は分子
内にSを含んでいるが、この化合物は放電解離によって
もプラズマ中に遊離のSを生成しないことが実験的に確
認されている。上述の機構により、WSix 層のエッチ
ング中にはほぼSのみを側壁保護物質として利用できる
ようになり、過剰な堆積物に起因するWSix パターン
のテーパー化を防止することができる。
エッチング中におけるWSx の過剰な堆積は抑制される
が、ポリサイド膜のエッチングにはいまひとつ、多結晶
シリコン層のエッチング時の異方性を確保するという重
要な技術的課題がある。そこで、本発明ではこの対策の
ひとつとして、多結晶シリコン層のエッチング時のウェ
ハ温度を高融点金属シリサイド層のエッチング時のウェ
ハ温度よりも下げる。この方法によれば、たとえ高融点
金属シリサイド層のエッチング時と同じ組成のエッチン
グ・ガスを用いたとしても、F* の反応性やウェハ表面
におけるマイグレーションが抑制され、異方性加工が達
成される。このとき、非堆積性のフッ素系化合物を含ま
ないエッチング・ガスを使用すれば、高異方性がより一
層達成し易くなることは言うまでもない。
のエッチング時にエッチング・ガスにH2 ,H2 S,シ
ラン系化合物等のフッ素ラジカル消費性化合物を添加
し、エッチング反応系のS/F比を上昇させる。ここ
で、H2 とH2 Sは、放電解離によりH* を生成する。
過剰なF* はこのH* に捕捉されてHFを生成し、エッ
チング装置の排気系統を介して系外へ除去されるので、
エッチング反応系のS/F比が上昇する。特にH2 S
は、自身がS供給源でもあるため、S/F比の上昇効果
が大きい。またシラン系化合物は、放電解離によりH*
の他にSi* を生成する。これら両ラジカルが共にF*
の捕捉に寄与し、HF,SiFx 等の形で系外へ除去す
るため、やはりS/F比を効果的に増大させることがで
きる。
にSは堆積し易い条件となり、側壁保護効果が強化され
て異方性加工が容易となる。また、F* が相対的に少な
くなることにより、酸化シリコン系材料等からなる下地
に対する選択性を向上させることができる。
する。
エッチング・ガスとしてS2 F2 を用い、ウェハ温度を
−10℃に設定してWポリサイド膜のエッチングを行っ
た例である。このプロセスを、図1を参照しながら説明
する。まず図1(a)に示されるように、一例としてシ
リコン基板1上に熱酸化によりゲート酸化膜2を形成
し、さらにその上にn型不純物をドープした多結晶シリ
コン層3とWSix 層4とを順次積層してなるWポリサ
イド膜5を形成した。Wポリサイド膜5上には所定の形
状にパターニングされたレジスト・マスク6を形成し
た。このようにして構成されたウェハをエッチング・サ
ンプルとした。
有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置のウェハ載
置電極上にセットし、該ウェハ載置電極に内蔵される冷
却配管にチラー等の冷却設備からエタノール冷媒を循環
させた。この状態で、一例として下記の条件で上記Wポ
リサイド膜5をエッチングした。 S2 F2 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 30W (2MHz) ウェハ温度 −10℃ このエッチング過程では、S2 F2 から生成するF* が
S+ ,SFx + 等のイオンにアシストされる機構でエッ
チングが進行し、WSix 層4はWFx およびSi
Fx 、多結晶シリコン層3はSiFx を生成しながらエ
ッチングされた。このとき、S2 F2 から生成するSが
パターン側壁部に堆積して側壁保護膜7が形成されるの
で、図1(b)に示されるように、WSix 層4および
多結晶シリコン層3はそれぞれ垂直壁を有するWSix
パターン4a,多結晶シリコン・パターン3aとなり、
良好な異方性形状を有するゲート電極5aが形成され
た。
することはなく、したがってWSiパターン4aの断面
形状がテーパー化することもなかった。これは、ウェハ
冷却温度を従来の低温エッチングよりも高い温度域に設
定してあるため、WSix 層4のエッチング中に生成す
る反応生成物WFx の蒸気圧が高められてパターン側壁
部に残留しにくくなり、Sと反応してWSx に変化する
前に揮発除去されてしまうからである。
の都合上厚く描かれているが、実際には極めて薄い膜で
あり、何らパターンをテーパー化させるものではない。
また、上記のエッチングは低バイアス条件で行われてい
るため、下地のゲート酸化膜2に対する高選択性も達成
された。
マ・アッシング装置に移設し、通常のO2 プラズマ・ア
ッシングの条件によりレジスト・マスク6を除去した。
このとき、Sを主体とする上記側壁保護膜7は、燃焼反
応によりSOx に変化すると共に反応熱やプラズマ輻射
熱によっても加熱昇華され、パーティクルを発生するこ
となく速やかに除去された。この結果、図1(c)に示
されるように、良好な異方性形状を有するゲート電極5
aが極めてクリーンな雰囲気中で形成された。
ix 層のエッチングを実施例1と同様に行った後、後半
の多結晶シリコン層のエッチングにおいてウェハ冷却温
度をさらに下げ、異方性および対下地選択性の向上を図
った。このプロセスを、前述の図1(a),図1(b)
および図2を参照しながら説明する。
ェハをRFバイアス印加型の有磁場プラズマ・エッチン
グ装置にセットし、まず実施例1と同じ条件によりWS
ix 層4をエッチングした。この過程では、Sを主体と
する側壁保護膜7が形成されながらエッチングが進行
し、図2に示されるようにテーパー化を生ずることなく
良好な異方性形状を有するWSix パターン4aが形成
された。なお、上記エッチングは発光スペクトルをモニ
タしながら行い、SiFx に由来する440nmのピー
ク強度が増大し始めた時点でWSix 層4のエッチング
終点を判定した。
温度のみを−50℃に下げ、多結晶シリコン層3のエッ
チングを行った。多結晶シリコン層3は、WSix 層4
に比べて元来F* によるエッチング速度が速いので、W
ポリサイド膜5のエッチングにおいては多結晶シリコン
層3にアンダカットが生ずる等の形状異常が発生し易
い。特に、オーバーエッチング時には、相対的に過剰と
なったF* がウェハ表面に沿ってマイグレーションを起
こし、これがパターン側壁部を攻撃して形状異常を発生
させる。しかし、上述のようにウェハ温度を下げてラジ
カルの反応性を低下させ、かつSの堆積を促進して側壁
保護を強化すれば、異方性加工が一層容易かつ確実に実
現できるようになる。また、ゲート酸化膜2に対しても
20以上の高選択比が達成された。この結果、前述の図
1(b)に示されるように良好な異方性形状を有するゲ
ート電極5aが形成された。
でウェハ温度を変更する場合には、本願出願人が先に特
願平2−206011号明細書に提案しているごとく、
温度設定の異なるウェハ載置電極をそれぞれ収容する複
数のエッチング・チャンバ間で高真空下にウェハを搬送
できるマルチチャンバ型の装置を使用することが望まし
い。これは、単一チャンバ内でウェハ温度を変更するよ
りも、マルチ・チャンバ型の装置を使用した方がプロセ
スの安定性やスループットを向上させる上で有利だから
である。
Six 層のエッチングを実施例1と同様に行った後、後
半の多結晶シリコン層のエッチングにおいてエッチング
・ガスにH2 を添加し、異方性および対下地選択性の向
上を図ったものである。
WSix 層4をエッチングした後、一例として下記の条
件で多結晶シリコン層3をエッチングした。 S2 F2 流量 5SCCM H2 流量 5SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 30W(2MHz) ウェハ温度 −10℃ 本実施例では、多結晶シリコン層3のエッチング時にH
2 が添加されていることにより、過剰なF* がH2 から
生成するH* により捕捉消費され、エッチング反応性の
見掛け上のS/F比が上昇する。したがって、ラジカル
性が弱められると共に側壁保護効果が強化され、異方性
と対下地選択性を向上させることが可能となる。この結
果、先の実施例と同様に、良好な異方性形状を有するゲ
ート電極を形成することができた。
ッチング途中でエッチング・ガスの組成を変更している
だけなので、放電状態の安定化に若干の時間を要するも
のの、スループットを大幅に低下させるには至らず、ま
たマルチチャンバ型の装置も不要である。
ix 層をエッチングした後、S2 F2 を用いて多結晶シ
リコン層をエッチングした例である。まず、図1(a)
に示されるウェハにおいて、WSix 層4を一例として
下記の条件でエッチングした。
加え、SF6 から生成する大量のF* によるラジカル反
応が、S+ ,SFx + 等のイオンにアシストされる機構
で高速エッチングが進行した。本実施例でもSによる側
壁保護は同様に行われるが、SF6 の添加によりエッチ
ング反応系のS/F比が低下しているため、Sが過剰に
供給されることはなかった。また、WFx の脱離が促進
されるためWSx の生成が抑制され、結果としてパター
ン側壁部への過剰な堆積も抑制された。また、上記の条
件は低バイアス条件であるため、レジスト・マスク6の
スパッタによる分解生成物の供給も少ない。したがっ
て、上記側壁保護膜7は寸法変換差を発生させるほどに
厚く形成されることはなかった。
述の条件と同じ条件で多結晶シリコン層3をエッチング
した。このエッチング過程では、S2 F2 から生成する
F* によりエッチングが進行した。ただし、前述のWS
ix 層4のエッチング時と比べてエッチング反応系のS
/F比が上昇しているので、相対的にラジカル性が弱め
られると共にSの堆積が促進された。この結果、図1
(c)に示されるように、垂直壁を有する多結晶シリコ
ン・パターン3aが形成された。
ハ温度を−40℃としてWSix 層4をエッチングした
後、同じガス系でウェハ温度を−80℃に下げて多結晶
シリコン層3をエッチングした例である。本実施例でエ
ッチング・サンプルとしたウェハは、前述の図1(a)
に示されるものと同じである。このウェハをRFバイア
ス印加型の有磁場プラズマ・エッチング装置にセット
し、まず実施例1と同じ条件によりWSix層4をエッ
チングした。
温度のみを−80℃に下げ、多結晶シリコン層3のエッ
チングを行った。この工程では、ウェハ温度を下げてラ
ジカルの反応性を低下させ、かつSの堆積を促進して側
壁保護を強化しているので、異方性加工が一層容易かつ
確実に実現できた。しかも本実施例の場合、エッチング
・ガスの組成に一貫してSF6 が含まれているので、多
結晶シリコン層3のエッチング時にも約400nm/分
という高いエッチング速度を達成することができた。
ix 層4をエッチングした後、S2 F2 /H2 S混合ガ
スを用いて多結晶シリコン層3をエッチングした例であ
る。本実施例でエッチング・サンプルとしたウェハも、
前述の図1(a)に示されるものと同じである。このウ
ェハをRFバイアス印加型の有磁場プラズマ・エッチン
グ装置にセットし、まず実施例1と同じ条件によりWS
ix 層4をエッチングした。
シリコン層3をエッチングした。 S2 F2 流量 20SCCM H2 S流量 10SCCM ガス圧 1.3Pa(10mTorr) マイクロ波パワー 850W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 30W(2MHz) ウェハ温度 −40℃ 本実施例では、多結晶シリコン層3のエッチング時にH
2 Sが添加されていることにより、過剰なF* がH2 S
から生成するH* により捕捉消費される。しかも、H2
Sからは遊離のSも生成するので、エッチング反応性の
見掛け上のS/F比は大きく上昇する。したがって、ラ
ジカル性が弱められると共に側壁保護が強化され、異方
性と対下地選択性を向上させることが可能となる。この
結果、途中でウェハ冷却温度を下げなくとも、良好な異
方性形状を有するゲート電極5aが形成され、対下地選
択比としては20以上という高い値が得られた。
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、上述の実施例では、フッ化イ
オウとしてS2 F2 、非堆積性のフッ素系化合物として
SF6 、エッチング反応系のS/F比を上昇させるため
の化合物としてH2 ,H2 Sを使用したが、これら以外
の本発明で列挙される化合物を使用しても、基本的には
同様の結果が得られる。
る段階において使用されるエッチング・ガスには、スパ
ッタリング効果、希釈効果、冷却効果等を期待する意味
でAr,He等の希ガスを適宜混合しても良い。さら
に、上述の各実施例ではWポリサイド膜5の上層を構成
する高融点金属シリサイド層がWSix 層4であった
が、これはMoSix 層,TiSix 層,TaSix 層
等の他の高融点金属シリサイド層であっても良い。
明ではポリサイド膜のドライエッチングにおいて、高融
点金属シリサイド層のエッチング時のウェハ温度が特定
の範囲に維持されるか、あるいはS/F比が低下される
ことにより、側壁保護膜の過剰な形成が抑制され、寸法
変換差の発生が防止される。また、WSx のような除去
の困難な化合物が堆積しにくくなるため、後工程におい
て層間絶縁膜の形成に支障を来したりパーティクル汚染
が発生する等の懸念がなくなり、信頼性の高い異方性加
工を行うことが可能となる。
層のエッチング時にウェハ温度を相対的に低下させた
り、あるいはS/F比を上昇させることにより、プロセ
ス全体を通じてさらに高度な異方性加工が可能となる。
したがって本発明は、微細なデザイン・ルールにもとづ
いて設計され、高性能、高集積度、高信頼性を要求され
る半導体装置の製造に好適である。
ものであることは言うまでもない。
したプロセス例をその工程順にしたがって示す概略断面
図であり、(a)はWポリサイド膜上にレジスト・マス
クが形成された状態、(b)はWポリサイド膜がエッチ
ングされた状態、(c)はレジスト・マスクと側壁保護
膜が除去された状態をそれぞれ表す。
した他のプロセス例において、WSix 層のみがエッチ
ングされた状態を示す概略断面図である。
を説明するための概略断面図であり、(a)はWポリサ
イド膜上にレジスト・マスクが形成された状態、(b)
はWSix 層のエッチングにおいてパターンがテーパー
化した状態、(c)はさらに多結晶シリコン層のエッチ
ングを行って寸法変換差が発生した状態、(d)は側壁
保護膜の一部が除去されずに残存した状態をそれぞれ表
す。
Claims (5)
- 【請求項1】 多結晶シリコン層と高融点金属シリサイ
ド層とが順次積層されてなるポリサイド膜をエッチング
するドライエッチング方法において、 少なくとも前記高融点金属シリサイド層のエッチング
は、S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F10から選ばれる
少なくとも1種類のフッ化イオウを含むエッチング・ガ
スを用い、被エッチング基板の温度を−20℃〜室温の
範囲に制御しながら行うことを特徴とするドライエッチ
ング方法。 - 【請求項2】 多結晶シリコン層と高融点金属シリサイ
ド層とが順次積層されてなるポリサイド膜をエッチング
するドライエッチング方法において、 少なくとも前記高融点金属シリサイド層のエッチング
は、S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F10から選ばれる
少なくとも1種類のフッ化イオウと非堆積性のフッ素系
化合物とを含むエッチング・ガスを用いて行うことを特
徴とするドライエッチング方法。 - 【請求項3】 前記非堆積性のフッ素系化合物は、SF
6 ,NF3 ,F2 ,CF4 から選ばれる少なくとも1種
類の化合物であることを特徴とする請求項2記載のドラ
イエッチング方法。 - 【請求項4】 前記多結晶シリコン層のエッチングは、
前記高融点金属シリサイド層のエッチング時よりも被エ
ッチング基板の温度を低く維持しながら行うことを特徴
とする請求項1または請求項2記載のドライエッチング
方法。 - 【請求項5】 前記多結晶シリコン層のエッチングは、
S2 F2,SF2 ,SF4 ,S2 F10から選ばれる少な
くとも1種類のフッ化イオウとH2 ,H2 S,シラン系
化合物から選ばれる少なくとも1種類のフッ素ラジカル
消費性化合物とを含むエッチング・ガスを用いて行うこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のドライエ
ッチング方法。
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