JP3247406B2 - ナビゲーション装置及び情報送信装置 - Google Patents
ナビゲーション装置及び情報送信装置Info
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- JP3247406B2 JP3247406B2 JP27808691A JP27808691A JP3247406B2 JP 3247406 B2 JP3247406 B2 JP 3247406B2 JP 27808691 A JP27808691 A JP 27808691A JP 27808691 A JP27808691 A JP 27808691A JP 3247406 B2 JP3247406 B2 JP 3247406B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自車の現在位置又は目
的位置の少なくとも一方を、画面表示された地図上に表
示するナビゲーション装置に関し、特に道路データと共
に消火栓や駅舎などの属性物データを記憶手段に記録し
ておき、複数の属性物を複数の車両で選択的に使用、或
いは複数の属性物に複数の車両を選択的に配車する場合
などに有効なナビゲーション装置に関する。
的位置の少なくとも一方を、画面表示された地図上に表
示するナビゲーション装置に関し、特に道路データと共
に消火栓や駅舎などの属性物データを記憶手段に記録し
ておき、複数の属性物を複数の車両で選択的に使用、或
いは複数の属性物に複数の車両を選択的に配車する場合
などに有効なナビゲーション装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自車の現在位置周辺の地図とその地図上
の自車の現在位置とを随時表示する、或いは目的位置周
辺の地図とその地図上の目的位置とを表示するナビゲー
ション装置が実用化されている。このようなナビゲーシ
ョン装置では、道路データ及び属性物データを含む地図
データを予めコンパクトディスク等の記憶媒体に格納し
ており、自車の進行方向を検出する自車方位センサや車
輪の回転を検出する車輪速センサ等から得た信号を基に
して自車の位置を随時求め、自車の現在位置周辺に対応
する地図データを選択的に読み出して現在位置を地図上
に表示したり、或いは指定された目的位置周辺に対応す
る地図データを読み出して目的位置を地図上に表示して
いる。
の自車の現在位置とを随時表示する、或いは目的位置周
辺の地図とその地図上の目的位置とを表示するナビゲー
ション装置が実用化されている。このようなナビゲーシ
ョン装置では、道路データ及び属性物データを含む地図
データを予めコンパクトディスク等の記憶媒体に格納し
ており、自車の進行方向を検出する自車方位センサや車
輪の回転を検出する車輪速センサ等から得た信号を基に
して自車の位置を随時求め、自車の現在位置周辺に対応
する地図データを選択的に読み出して現在位置を地図上
に表示したり、或いは指定された目的位置周辺に対応す
る地図データを読み出して目的位置を地図上に表示して
いる。
【０００３】さらに、ナビゲーション装置を消防車に搭
載し、属性物データとして消火栓の位置データを予め記
憶媒体に格納しておき、火災現場周辺の消火栓の位置を
地図上に表示させることにより、道路地図による火災現
場への迅速な誘導に加えて、火災現場における迅速な消
火活動に役立てることが考えられている。
載し、属性物データとして消火栓の位置データを予め記
憶媒体に格納しておき、火災現場周辺の消火栓の位置を
地図上に表示させることにより、道路地図による火災現
場への迅速な誘導に加えて、火災現場における迅速な消
火活動に役立てることが考えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、火災現
場付近の複数の消火栓を複数の消防車で選択的に使用し
て消火活動を行う場合、消火栓の位置を確認できてもそ
れが既に使用されている場合には使用されていない他の
消火栓を探さなければならず、この点で従来のナビゲー
ション装置は充分なものではなかった。
場付近の複数の消火栓を複数の消防車で選択的に使用し
て消火活動を行う場合、消火栓の位置を確認できてもそ
れが既に使用されている場合には使用されていない他の
消火栓を探さなければならず、この点で従来のナビゲー
ション装置は充分なものではなかった。
【０００５】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、所定の属性物の選択指定状況を地図上で確認する
ことができるナビゲーション装置を目的とする。
あり、所定の属性物の選択指定状況を地図上で確認する
ことができるナビゲーション装置を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、各移動局に属性物の使用状況を表す情報を
送信する基地局と、該基地局から送信された情報を受信
し表示するナビゲーション装置を備えた複数の移動局か
らなる情報システムにおいて、前記ナビゲーション装置
は、使用する属性物の選択状況を表す情報を基地局に送
信する送信手段を有し、前記基地局は前記送信手段から
送信された属性物の選択状況を表す情報を受信し、各移
動局に送信する属性物の使用状況を示す情報とする受信
手段とを備えたことを特徴とするものである。また、各
消防車に消火栓の使用状況を表す情報を送信する基地局
と、該基地局から送信された情報を受信し表示するナビ
ゲーション装置を備えた複数の消防車からなる情報シス
テムにおいて、前記ナビゲーション装置は、消火栓の選
択状況を表す情報を前記基地局に送信する状況送信手段
を有し、前記基地局は前記状況送信手段から送信された
消火栓の選択状況を表す情報を受信し、各消防車に送信
する消火栓の使用状況を示す情報とする状況受信手段と
を備えたことを特徴とするものである。
に本発明は、各移動局に属性物の使用状況を表す情報を
送信する基地局と、該基地局から送信された情報を受信
し表示するナビゲーション装置を備えた複数の移動局か
らなる情報システムにおいて、前記ナビゲーション装置
は、使用する属性物の選択状況を表す情報を基地局に送
信する送信手段を有し、前記基地局は前記送信手段から
送信された属性物の選択状況を表す情報を受信し、各移
動局に送信する属性物の使用状況を示す情報とする受信
手段とを備えたことを特徴とするものである。また、各
消防車に消火栓の使用状況を表す情報を送信する基地局
と、該基地局から送信された情報を受信し表示するナビ
ゲーション装置を備えた複数の消防車からなる情報シス
テムにおいて、前記ナビゲーション装置は、消火栓の選
択状況を表す情報を前記基地局に送信する状況送信手段
を有し、前記基地局は前記状況送信手段から送信された
消火栓の選択状況を表す情報を受信し、各消防車に送信
する消火栓の使用状況を示す情報とする状況受信手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本発明によれば、指定手段により自車で指定し
た所定の属性物の位置を表す情報が送信手段により送信
され、また他車により指定された属性物の位置を表す情
報が受信手段により受信されて地図上に表示される。従
って、所定の属性物の位置と共に、その選択指定状況を
地図上で一目で確認することができる。
た所定の属性物の位置を表す情報が送信手段により送信
され、また他車により指定された属性物の位置を表す情
報が受信手段により受信されて地図上に表示される。従
って、所定の属性物の位置と共に、その選択指定状況を
地図上で一目で確認することができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の実施例を示すブロック図であ
り、以下、ナビゲーション装置１００を消防車に搭載
し、属性物として消火栓を対象とした例について説明す
る。システムコントローラ１はマイクロコンピュータ
（以下、マイコンと称す）で構成され、操作キー４から
の操作や各種データに基づいて地図や自車の現在位置の
表示データを作成し、駆動回路５を介して表示器６に与
えることで地図や自車の現在位置を表示する。地図デー
タ記憶部２は、システムコントーラ１からの指示に従っ
て地図データを通信バス７に導出する。ロケーション検
出部３は、自車の現在位置や進行方向を示すデータを所
定時間毎に通信バス７を介してシステムコントローラ１
へ与える。また通信装置８は、同様の構成を有するナビ
ゲーション装置１００を搭載した他の車両（移動局）９
或いは基地局１０との間で情報の伝送を行う。
り、以下、ナビゲーション装置１００を消防車に搭載
し、属性物として消火栓を対象とした例について説明す
る。システムコントローラ１はマイクロコンピュータ
（以下、マイコンと称す）で構成され、操作キー４から
の操作や各種データに基づいて地図や自車の現在位置の
表示データを作成し、駆動回路５を介して表示器６に与
えることで地図や自車の現在位置を表示する。地図デー
タ記憶部２は、システムコントーラ１からの指示に従っ
て地図データを通信バス７に導出する。ロケーション検
出部３は、自車の現在位置や進行方向を示すデータを所
定時間毎に通信バス７を介してシステムコントローラ１
へ与える。また通信装置８は、同様の構成を有するナビ
ゲーション装置１００を搭載した他の車両（移動局）９
或いは基地局１０との間で情報の伝送を行う。
【０００９】尚、システムコントローラ１は地図データ
を編集するための図示せぬ編集メモリを備えており、ま
た操作キー４の操作に応答して、表示器６に表示された
地図をスクロールすることにより現在位置及び目的位置
の初期設定や修正を行ったり、消火栓や駅舎などの属性
物の位置や名称をその属性物毎に選択的に道路データと
共に地図として表示器６に表示したり、或いは地図の拡
大や縮小等の処理も行う。
を編集するための図示せぬ編集メモリを備えており、ま
た操作キー４の操作に応答して、表示器６に表示された
地図をスクロールすることにより現在位置及び目的位置
の初期設定や修正を行ったり、消火栓や駅舎などの属性
物の位置や名称をその属性物毎に選択的に道路データと
共に地図として表示器６に表示したり、或いは地図の拡
大や縮小等の処理も行う。
【００１０】また、システムコントローラ１は操作キー
４の一つとして設けられた消火栓モードキー４１の操作
に応じて後述するように地図の表示形態を切り替える。
地図データ記憶部２はコンパクトディスク（以下、ＣＤ
と称する）上に地図データを記録したＣＤ−ＲＯＭ２
２、ＣＤ−ＲＯＭ２２に記録されている地図データを読
み出すデコーダ２３、システムコントローラ１からの指
示によりデコーダ２３を制御してＣＤ−ＲＯＭ２２上の
任意のデータを読み出し、通信バス７を介してシステム
コントローラ１及びロケーション検出部３へ与えるＣＤ
−ＲＯＭ制御マイコン２１からなる。
４の一つとして設けられた消火栓モードキー４１の操作
に応じて後述するように地図の表示形態を切り替える。
地図データ記憶部２はコンパクトディスク（以下、ＣＤ
と称する）上に地図データを記録したＣＤ−ＲＯＭ２
２、ＣＤ−ＲＯＭ２２に記録されている地図データを読
み出すデコーダ２３、システムコントローラ１からの指
示によりデコーダ２３を制御してＣＤ−ＲＯＭ２２上の
任意のデータを読み出し、通信バス７を介してシステム
コントローラ１及びロケーション検出部３へ与えるＣＤ
−ＲＯＭ制御マイコン２１からなる。
【００１１】ロケーション検出部３は車両の進行方向を
検出して進行方向信号を出力する地磁気センサ３２、車
輪の回転に同期したパルス信号を発生する車輪速センサ
３３、地磁気センサ３２の出力と車輪速センサ３３の出
力とから車両の移動ベクトルを求め、その移動ベクトル
を積分して自車推定位置を算出した後、地図データ記憶
部２から与えられる地図データと自車推定位置とのマッ
チングを行って自車位置データを作成し、所定時間（例
えば、１秒）毎にシステムコントローラ１へ自車位置デ
ータと進行方向信号からなる車両情報データを出力する
ロケーション演算マイコン３１からなる。
検出して進行方向信号を出力する地磁気センサ３２、車
輪の回転に同期したパルス信号を発生する車輪速センサ
３３、地磁気センサ３２の出力と車輪速センサ３３の出
力とから車両の移動ベクトルを求め、その移動ベクトル
を積分して自車推定位置を算出した後、地図データ記憶
部２から与えられる地図データと自車推定位置とのマッ
チングを行って自車位置データを作成し、所定時間（例
えば、１秒）毎にシステムコントローラ１へ自車位置デ
ータと進行方向信号からなる車両情報データを出力する
ロケーション演算マイコン３１からなる。
【００１２】また、通信装置８はアンテナ８１、無線機
８２、システムコントローラ１の指示に従って無線機８
２の送信、受信を制御すると共に、基地局１０や他の移
動局９に送信する情報或いはこれらから受信した情報を
システムコントローラ１のとの間で伝送する無線機制御
マイコン８３からなる。次に本実施例の動作を説明す
る。図２はシステムコントローラ１の動作を示すＹＡＣ
ＩＩチャートである。
８２、システムコントローラ１の指示に従って無線機８
２の送信、受信を制御すると共に、基地局１０や他の移
動局９に送信する情報或いはこれらから受信した情報を
システムコントローラ１のとの間で伝送する無線機制御
マイコン８３からなる。次に本実施例の動作を説明す
る。図２はシステムコントローラ１の動作を示すＹＡＣ
ＩＩチャートである。
【００１３】ナビゲーション装置１００が起動すると、
まずステップＳ１でＣＤ−ＲＯＭ２２から所定の地図デ
ータを読みだして前述の編集メモリに転送し、表示器６
に所定の地図を表示して、ステップＳ２へ移る。ステッ
プＳ２では表示されている地図の変更や拡大・縮小、現
在位置や目的位置の初期設定や修正、或いは属性物の選
択的な指定などのために、操作キー４のいずれかが操作
されたか否かが判断され、操作されていればステップＳ
３で操作された操作キー４に対応した処理が行われてス
テップＳ４へ移り、操作キー４が操作されていなければ
そのままステップＳ４へ移る。
まずステップＳ１でＣＤ−ＲＯＭ２２から所定の地図デ
ータを読みだして前述の編集メモリに転送し、表示器６
に所定の地図を表示して、ステップＳ２へ移る。ステッ
プＳ２では表示されている地図の変更や拡大・縮小、現
在位置や目的位置の初期設定や修正、或いは属性物の選
択的な指定などのために、操作キー４のいずれかが操作
されたか否かが判断され、操作されていればステップＳ
３で操作された操作キー４に対応した処理が行われてス
テップＳ４へ移り、操作キー４が操作されていなければ
そのままステップＳ４へ移る。
【００１４】尚、編集メモリには表示器６に表示する地
図データと共にその周辺の地図データも併せて読み込ま
れているが、操作キー４の操作による地図表示の更新に
より、編集用メモリに読み込まれた地図データの更新が
必要となった場合には、その都度ＣＤ−ＲＯＭ２２から
対応する地図データを読み出して編集メモリに転送す
る。
図データと共にその周辺の地図データも併せて読み込ま
れているが、操作キー４の操作による地図表示の更新に
より、編集用メモリに読み込まれた地図データの更新が
必要となった場合には、その都度ＣＤ−ＲＯＭ２２から
対応する地図データを読み出して編集メモリに転送す
る。
【００１５】ステップＳ４では、ロケーション検出部３
から新たな車両情報（自車位置データと進行方向信号）
を受信したか否かを判断し、車両情報が受信されている
と判断すればその受信された自車位置データと進行方向
信号に基づいて、表示器６の地図表示の更新及び必要に
応じて編集メモリの地図データの更新等を行い（ステッ
プＳ５）、ステップＳ６へ移る。
から新たな車両情報（自車位置データと進行方向信号）
を受信したか否かを判断し、車両情報が受信されている
と判断すればその受信された自車位置データと進行方向
信号に基づいて、表示器６の地図表示の更新及び必要に
応じて編集メモリの地図データの更新等を行い（ステッ
プＳ５）、ステップＳ６へ移る。
【００１６】ステップＳ６では通信装置８により基地局
１０或いは他の移動局９から指示メッセージを受信した
か否かを判断し、自車の車両情報の送信を要求する指示
メッセージを受信すれば、現在の自車位置データや進行
方向信号などの車両情報を自車を特定する車両番号と共
に、通信装置８により送信し（ステップＳ７，Ｓ８）、
指令メッセージを受信すれば、指令メッセージに対応し
て目的位置やメッセージを表示したり、或いは後述する
ように他の移動局９が選択した消火栓などの属性物の位
置情報を受信した場合には、これを地図上に認識可能に
表示するために、一旦システムコントローラ１内の図示
せぬメモリに記憶する（ステップＳ９，Ｓ１０）。
１０或いは他の移動局９から指示メッセージを受信した
か否かを判断し、自車の車両情報の送信を要求する指示
メッセージを受信すれば、現在の自車位置データや進行
方向信号などの車両情報を自車を特定する車両番号と共
に、通信装置８により送信し（ステップＳ７，Ｓ８）、
指令メッセージを受信すれば、指令メッセージに対応し
て目的位置やメッセージを表示したり、或いは後述する
ように他の移動局９が選択した消火栓などの属性物の位
置情報を受信した場合には、これを地図上に認識可能に
表示するために、一旦システムコントローラ１内の図示
せぬメモリに記憶する（ステップＳ９，Ｓ１０）。
【００１７】そして、以後ステップＳ２〜Ｓ１０が繰り
返し行われる。図３は図２のステップＳ２において消火
栓モードキー４１が操作されたと判断した場合のステッ
プＳ３の詳細なＹＡＣＩＩチャートである。ステップＲ
１では消火栓モードキー４１が操作される前の状態が消
火栓選択モードであるか否かを、フラグＦの状態（０又
は１）により判断し、消火栓選択モードである、即ちフ
ラグＦが１の場合には、ステップＲ２でフラグＦを０に
することにより消火栓選択モードを解除してステップＲ
３に移る。ステップＲ３では図４に示すような、消火栓
が設置されている位置をその選択番号６１及び選択番号
６１を選択するための赤外線タッチスイッチの操作領域
６２と共にそれぞれ地図に重ね合わせて表示した消火栓
選択画面をクリアし、道路データと自車位置を示す車両
マーカ６３とを基本とした元の地図画面を表示器６に表
示する。
返し行われる。図３は図２のステップＳ２において消火
栓モードキー４１が操作されたと判断した場合のステッ
プＳ３の詳細なＹＡＣＩＩチャートである。ステップＲ
１では消火栓モードキー４１が操作される前の状態が消
火栓選択モードであるか否かを、フラグＦの状態（０又
は１）により判断し、消火栓選択モードである、即ちフ
ラグＦが１の場合には、ステップＲ２でフラグＦを０に
することにより消火栓選択モードを解除してステップＲ
３に移る。ステップＲ３では図４に示すような、消火栓
が設置されている位置をその選択番号６１及び選択番号
６１を選択するための赤外線タッチスイッチの操作領域
６２と共にそれぞれ地図に重ね合わせて表示した消火栓
選択画面をクリアし、道路データと自車位置を示す車両
マーカ６３とを基本とした元の地図画面を表示器６に表
示する。
【００１８】一方、消火栓選択モードでない、即ちフラ
グＦが０の場合には、ステップＲ４でフラグＦを１にす
ることにより消火栓選択モードを設定し、表示器６の地
図画面を図４に示す消火栓選択画面に切替える（ステッ
プＲ５）。この時、消火栓の位置は通常緑色で表示さ
れ、後述するように自車で選択的に指定した消火栓につ
いてはその位置が赤色で表示され、また他の移動局９が
選択的に指定した消火栓についてはそれぞれその位置が
青色で表示される。
グＦが０の場合には、ステップＲ４でフラグＦを１にす
ることにより消火栓選択モードを設定し、表示器６の地
図画面を図４に示す消火栓選択画面に切替える（ステッ
プＲ５）。この時、消火栓の位置は通常緑色で表示さ
れ、後述するように自車で選択的に指定した消火栓につ
いてはその位置が赤色で表示され、また他の移動局９が
選択的に指定した消火栓についてはそれぞれその位置が
青色で表示される。
【００１９】尚、他の移動局９が選択的に指定した消火
栓の位置情報（地図の座標データ又は選択番号）は図２
のステップＳ１０で説明したように、システムコントロ
ーラ１内の図示せぬメモリに随時記憶されており、ステ
ップＲ５においてこれが読み出されて認識可能に画面表
示される。このように、消火栓モードキー４１の操作に
応答して、表示器６に表示される地図画面が図４に示す
ような消火栓選択画面に切替わる。そして、図５のＹＡ
ＣＩＩチャートに示すように、消火栓選択画面の表示中
に自車が使用する或いは使用した所定の消火栓の選択番
号６１が、操作キー４の一部として設けられた赤外線タ
ッチスイッチにより対応する操作領域６２を操作して指
定された場合（ステップＰ１）には、指定された番号の
消火栓の位置、即ち図４における選択番号６１の先頭の
○印を赤色で表示する（ステップＰ２）。
栓の位置情報（地図の座標データ又は選択番号）は図２
のステップＳ１０で説明したように、システムコントロ
ーラ１内の図示せぬメモリに随時記憶されており、ステ
ップＲ５においてこれが読み出されて認識可能に画面表
示される。このように、消火栓モードキー４１の操作に
応答して、表示器６に表示される地図画面が図４に示す
ような消火栓選択画面に切替わる。そして、図５のＹＡ
ＣＩＩチャートに示すように、消火栓選択画面の表示中
に自車が使用する或いは使用した所定の消火栓の選択番
号６１が、操作キー４の一部として設けられた赤外線タ
ッチスイッチにより対応する操作領域６２を操作して指
定された場合（ステップＰ１）には、指定された番号の
消火栓の位置、即ち図４における選択番号６１の先頭の
○印を赤色で表示する（ステップＰ２）。
【００２０】次いで、ステップＰ３ではステップＰ１で
選択した消火栓の位置情報を対応する地図の座標データ
又は消火栓の選択番号として、通信装置８により自車の
車両番号と共に基地局１０或いは他の移動局９に送信す
る。そして、ステップＰ４でフラグＦを０にすることに
より消火栓選択モードを解除し、消火栓選択画面をクリ
アして元の地図画面を表示器６に表示する（ステップＰ
５）。
選択した消火栓の位置情報を対応する地図の座標データ
又は消火栓の選択番号として、通信装置８により自車の
車両番号と共に基地局１０或いは他の移動局９に送信す
る。そして、ステップＰ４でフラグＦを０にすることに
より消火栓選択モードを解除し、消火栓選択画面をクリ
アして元の地図画面を表示器６に表示する（ステップＰ
５）。
【００２１】尚、基地局１０においてもＣＤ−ＲＯＭを
利用した地図表示システムを有し、各移動局９から定期
的に現在位置を示す位置データや進行方向信号などの車
両情報を受信し、地図上に各移動局９の位置を表示して
各移動局９の監視や統制を行う。各移動局９から車両情
報などの情報を得たい場合には、移動局９を指定する車
両番号と共に所望する情報の送信を要求する指示メッセ
ージを送信する。
利用した地図表示システムを有し、各移動局９から定期
的に現在位置を示す位置データや進行方向信号などの車
両情報を受信し、地図上に各移動局９の位置を表示して
各移動局９の監視や統制を行う。各移動局９から車両情
報などの情報を得たい場合には、移動局９を指定する車
両番号と共に所望する情報の送信を要求する指示メッセ
ージを送信する。
【００２２】また、所定の移動局９が選択的に指定した
消火栓の情報を基地局１０を介して他の各移動局９に与
えるシステムでは、基地局１０は消火栓の位置情報を所
定の移動局９から受信した場合、車両番号から送信先の
移動局９を判断し、他の移動局９に対してかかる消火栓
の位置情報を送信して既に使用済であることを知らせ
る。
消火栓の情報を基地局１０を介して他の各移動局９に与
えるシステムでは、基地局１０は消火栓の位置情報を所
定の移動局９から受信した場合、車両番号から送信先の
移動局９を判断し、他の移動局９に対してかかる消火栓
の位置情報を送信して既に使用済であることを知らせ
る。
【００２３】本実施例では、ナビゲーション装置を消防
車に搭載し、属性物として消火栓を対象とした場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばナビゲーション装置を複数のタクシーに搭載
し、駅舎、公園、ホテルなどを属性物としてこれらの属
性物に対して個々の車両側で空状況を選択して配車を行
うシステムに採用してもよい。
車に搭載し、属性物として消火栓を対象とした場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばナビゲーション装置を複数のタクシーに搭載
し、駅舎、公園、ホテルなどを属性物としてこれらの属
性物に対して個々の車両側で空状況を選択して配車を行
うシステムに採用してもよい。
【００２４】また、基地局１０を介さずに移動局９間で
属性物の選択的な指定状況を確認するようなものであっ
てもよい。さらに、属性物を認識可能に区分する方法と
しても、本実施例の如く色彩による区分けに限らず、例
えば輝度を異ならせたり、或いは点滅表示とするなどの
方法を用いてもよい。
属性物の選択的な指定状況を確認するようなものであっ
てもよい。さらに、属性物を認識可能に区分する方法と
しても、本実施例の如く色彩による区分けに限らず、例
えば輝度を異ならせたり、或いは点滅表示とするなどの
方法を用いてもよい。
【００２５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
他車により指定された属性物の位置を表す情報が地図上
に表示されるため、所定の属性物の位置と共に、その選
択指定状況を地図上で一目で確認することができる。
他車により指定された属性物の位置を表す情報が地図上
に表示されるため、所定の属性物の位置と共に、その選
択指定状況を地図上で一目で確認することができる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図。
【図２】システムコントローラ１の動作を示すＹＡＣＩ
Ｉチャート。
Ｉチャート。
【図３】図２のステップＳ３の詳細なＹＡＣＩＩチャー
ト。
ト。
【図４】消火栓選択画面の一例を示す図。
【図５】消火栓の選択指定処理を示すＹＡＣＩＩチャー
ト。
ト。
１・・・システムコントローラ ２・・・地図データ記憶部 ３・・・ロケーション検出部 ６・・・表示器 ８・・・通信装置 ９・・・移動局 １０・・・基地局 ４１・・・消火栓モードキー １００・・・ナビゲーション装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/00 - 29/10
Claims (2)
- 【請求項１】 各移動局に属性物の使用状況を表す情報
を送信する基地局と、該基地局から送信された情報を受
信し表示するナビゲーション装置を備えた複数の移動局
からなる情報システムにおいて、 前記ナビゲーション装置は、使用する属性物の選択状況
を表す情報を基地局に送信する送信手段を有し、 前記基地局は前記送信手段から送信された属性物の選択
状況を表す情報を受信し、各移動局に送信する属性物の
使用状況を示す情報とする受信手段とを備えたことを特
徴とする情報システム。 - 【請求項２】 各消防車に消火栓の使用状況を表す情報
を送信する基地局と、該基地局から送信された情報を受
信し表示するナビゲーション装置を備えた複数の消防車
からなる情報システムにおいて、前記ナビゲーション装置は、消火栓の選択状況を表す情
報を前記基地局に送信する状況送信手段を有し、 前記基地局は前記状況送信手段から送信された消火栓の
選択状況を表す情報を受信し、各消防車に送信する消火
栓の使用状況を示す情報とする状況受信手段とを 備えた
ことを特徴とする情報システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27808691A JP3247406B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ナビゲーション装置及び情報送信装置 |
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| JP27808691A JP3247406B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ナビゲーション装置及び情報送信装置 |
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