JP3246674B2 - ブランキング回路 - Google Patents
ブランキング回路Info
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- JP3246674B2 JP3246674B2 JP11718092A JP11718092A JP3246674B2 JP 3246674 B2 JP3246674 B2 JP 3246674B2 JP 11718092 A JP11718092 A JP 11718092A JP 11718092 A JP11718092 A JP 11718092A JP 3246674 B2 JP3246674 B2 JP 3246674B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- voltage
- resistor
- diode
- blanking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCRTを使用し、テレビ
ジョン受像機やモニター受像機の様に、オーバースキャ
ン走査で動作する映像受像機などに適するものである。
ジョン受像機やモニター受像機の様に、オーバースキャ
ン走査で動作する映像受像機などに適するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTを使用したテレビジョン受
像機やモニター受像機にでは、図4の様に走査線の帰線
期間に対して、ブランキングをかけ、CRT管面上に帰
線が見えることを防いでいる。
像機やモニター受像機にでは、図4の様に走査線の帰線
期間に対して、ブランキングをかけ、CRT管面上に帰
線が見えることを防いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら実際オー
バースキャンで偏向した場合、図3の様にCRTの内側
に当たり反射した電子ビームがCRT管面を光らせる現
象(以下、ハレーション現象と呼ぶ)が発生する。本発
明では有効表示領域内の走査か、そうでないかを基準電
圧とDC的に比較する回路を用い、有効表示領域外を走
査する映像信号に対し、ブランキングをかけることでハ
レーション現象を防止するようにブランキング回路を構
成している。
バースキャンで偏向した場合、図3の様にCRTの内側
に当たり反射した電子ビームがCRT管面を光らせる現
象(以下、ハレーション現象と呼ぶ)が発生する。本発
明では有効表示領域内の走査か、そうでないかを基準電
圧とDC的に比較する回路を用い、有効表示領域外を走
査する映像信号に対し、ブランキングをかけることでハ
レーション現象を防止するようにブランキング回路を構
成している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のブランキング回
路はDCバイアスをかけた偏向のこぎり波を基準電圧と
比較し、有効表示領域部分かそうでないかを判定し、有
効表示領域外の映像信号に対してブランキングをかける
様にしている。
路はDCバイアスをかけた偏向のこぎり波を基準電圧と
比較し、有効表示領域部分かそうでないかを判定し、有
効表示領域外の映像信号に対してブランキングをかける
様にしている。
【0005】
【作用】本発明のブランキング回路においては、帰線期
間だけでなく、有効表示領域外全体に対してブランキン
グをかけるため、ハレーション現象を防止することがで
きる。
間だけでなく、有効表示領域外全体に対してブランキン
グをかけるため、ハレーション現象を防止することがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明のブランキング回路を図1から
図5によって説明する。図1は本発明のブランキング回
路の全体図である。図1において偏向のこぎり波をコン
デンサC1を通して入力する。この入力のこぎり波を抵
抗1・抵抗2でバイアスをかけDC変換する。バイアス
をかけたのこぎり波は図2の様になる。ここで図2の基
準電圧Va及び基準電圧VbはそれぞれCRTの有効表示
領域を示す基準電圧であり、基準電圧Vaより低い電圧
と基準電圧Vbより高い電圧部分はそれぞれ有効表示領
域外で視聴者には見ることが出きない部分である。図3
はCRTの有効表示領域を表す図であり、図3の様にの
こぎり波でVa以下あるいはVb以上の電圧の部分では見
えないばかりでなく、それがCRTの内部の面に反射
し、ハレーションとして画面に表われる。ここで図1の
コンパレーターIC1に対して、一方に基準電圧Vbを
加え、もう一方にはバイアスをかけDC変換した偏向の
こぎり波を加え、こののこぎり波電圧V1がVbを越えた
時にパルス1を発生させる。またコンパレーターIC2
には一方に基準電圧Vaをもう一方にバイアスをかけた
偏向のこぎり波を加える。コンパレーターIC2はコン
パレーターIC1とは極性を逆向けに入力信号を加えて
おくと基準電圧Va以下にのこぎり波電圧V2が下がった
時にパルス2を発生する。そしてこのパルス1をダイオ
ードD1を通して、またパルス2をダイオードD2を通
して、通常使用している帰線期間に対してブランキング
をかけているパルス3をダイオードD3を通して合成
し、これを新しいブランキングパルスとする様にした。
すなわち図5の様にパルス1、パルス2、パルス3を合
成して、新しいブランキングパルスをつくり、そして有
効表示領域外の走査線すべてに対してブランキングをか
ける様にしたのが本ブランキング回路である。
図5によって説明する。図1は本発明のブランキング回
路の全体図である。図1において偏向のこぎり波をコン
デンサC1を通して入力する。この入力のこぎり波を抵
抗1・抵抗2でバイアスをかけDC変換する。バイアス
をかけたのこぎり波は図2の様になる。ここで図2の基
準電圧Va及び基準電圧VbはそれぞれCRTの有効表示
領域を示す基準電圧であり、基準電圧Vaより低い電圧
と基準電圧Vbより高い電圧部分はそれぞれ有効表示領
域外で視聴者には見ることが出きない部分である。図3
はCRTの有効表示領域を表す図であり、図3の様にの
こぎり波でVa以下あるいはVb以上の電圧の部分では見
えないばかりでなく、それがCRTの内部の面に反射
し、ハレーションとして画面に表われる。ここで図1の
コンパレーターIC1に対して、一方に基準電圧Vbを
加え、もう一方にはバイアスをかけDC変換した偏向の
こぎり波を加え、こののこぎり波電圧V1がVbを越えた
時にパルス1を発生させる。またコンパレーターIC2
には一方に基準電圧Vaをもう一方にバイアスをかけた
偏向のこぎり波を加える。コンパレーターIC2はコン
パレーターIC1とは極性を逆向けに入力信号を加えて
おくと基準電圧Va以下にのこぎり波電圧V2が下がった
時にパルス2を発生する。そしてこのパルス1をダイオ
ードD1を通して、またパルス2をダイオードD2を通
して、通常使用している帰線期間に対してブランキング
をかけているパルス3をダイオードD3を通して合成
し、これを新しいブランキングパルスとする様にした。
すなわち図5の様にパルス1、パルス2、パルス3を合
成して、新しいブランキングパルスをつくり、そして有
効表示領域外の走査線すべてに対してブランキングをか
ける様にしたのが本ブランキング回路である。
【0007】
【発明の効果】本発明はオーバースキャン走査に対し
て、CRT内面での反射によるハレーションを防止する
のに有効である。
て、CRT内面での反射によるハレーションを防止する
のに有効である。
【図1】本発明の一実施例のブランキング回路
【図2】図1における偏向のこぎり波形ならびにバイア
スをかけたのこぎり波形
スをかけたのこぎり波形
【図3】図1におけるCRTの有効表示領域とのこぎり
波の関係図
波の関係図
【図4】従来のブランキングパルス波形図
【図5】図1におけるブランキングパルスの合成図
R1,R2,R3,R4,R5 抵抗 C1 コンデンサ D1,D2,D3 ダイオード IC1,IC2 IC(コンパレーター)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−8066(JP,A) 特開 昭63−254867(JP,A) 特開 平2−162874(JP,A) 特開 昭61−158271(JP,A) 特開 昭63−131611(JP,A) 特開 平4−180363(JP,A) 実開 平5−31463(JP,U) 実開 昭63−191767(JP,U) 特公 昭62−50016(JP,B2) 特公 昭63−8674(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電源電圧と接地間に挿入配設された
抵抗1と抵抗2の直列接続からなる第1の抵抗分圧手段
と、 前記第1の直列接続回路に並列に接続されるとともに前
記直流電源電圧と接地間に挿入配設された抵抗3と抵抗
4及び抵抗5の直列接続からなる第2の抵抗分圧手段
と、 前記第1の抵抗分圧手段の直列接続された抵抗1と抵抗
2の接続点に一方の端子が接続され他方の端子から垂直
偏向のこぎり波信号が入力するコンデンサと、 前記第2の抵抗分圧手段の前記直流電源電圧側の抵抗3
と抵抗4の接続点の電圧Vbと前記抵抗1と抵抗2の接
続点のVvとを比較し電圧Vvが電圧Vbを超えた時にパ
ルス1を発生させる第1のコンパレーターと、 前記第2の抵抗分圧手段の接地側の抵抗5と抵抗4の接
続点の電圧Vaと前記抵抗1と抵抗2の接続点のVvとを
比較し電圧Vvが電圧Va以下に下がった時にパルス2を
発生させる第2のコンパレーターと、 前記第1のコンパレーターから出力されるパルス1を通
過させる第1のダイオードと、 前記第2のコンパレーターから出力されるパルス2を通
過させる第2のダイオードと、 垂直帰線期間に対してブランキングをかけるパルス3を
通過させる第3のダイオードと、 前記第1のダイオードと第2のダイオード及び第3のダ
イオードから出力されるパルス1とパルス2及びパルス
3を合成するパルス合成手段とを備え、 CRTを使用したオーバースキャン走査で動作する映像
受像機の偏向に対して、前記パルス合成手段から出力さ
れる合成パルスによりオーバースキャン領域の映像信号
にブランキングをかけるようにしたことを特徴とするブ
ランキング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11718092A JP3246674B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ブランキング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11718092A JP3246674B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ブランキング回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316381A JPH05316381A (ja) | 1993-11-26 |
JP3246674B2 true JP3246674B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=14705402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11718092A Expired - Fee Related JP3246674B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | ブランキング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3246674B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05328165A (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 垂直帰線消去信号発生回路 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11718092A patent/JP3246674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05316381A (ja) | 1993-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |