JP3246532B2 - サーマルインクジェットカートリッジ自動クリーニング印刷システム - Google Patents

サーマルインクジェットカートリッジ自動クリーニング印刷システム

Info

Publication number
JP3246532B2
JP3246532B2 JP06300993A JP6300993A JP3246532B2 JP 3246532 B2 JP3246532 B2 JP 3246532B2 JP 06300993 A JP06300993 A JP 06300993A JP 6300993 A JP6300993 A JP 6300993A JP 3246532 B2 JP3246532 B2 JP 3246532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
printhead
cartridge
ink
platform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06300993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0679879A (ja
Inventor
ペーター・エム・ブルーク
アール・エル・バートン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH0679879A publication Critical patent/JPH0679879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246532B2 publication Critical patent/JP3246532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16538Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16552Cleaning of print head nozzles using cleaning fluids

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広義にはサーマルイン
クジェット印刷システムに関し、更に詳しくはインクジ
ェットカートリッジ印刷ヘッドに印刷ヘッドクリーニン
グ液を自動的に適用する装置を有するサーマルインクジ
ェットカートリッジ自動クリーニング印刷システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子印刷技術の分野において本質
的な発展が行われてきた。特に、インクを迅速、かつ正
確な方法で供給できる種々の効率の高い印刷システムが
広く存在している。サーマルインクジェット印刷システ
ムは、特にこの点において評価されている。サーマルイ
ンクジェット印刷システムは、基本的には、複数の抵抗
器を有する基板と液通したインク溜めをもっている。こ
れらの抵抗器を選択的に起動することによって、インク
が熱励起され、インクジェットカートリッジから噴出さ
れる。
【0003】代表的なサーマルインクジェットシステム
としては、Buckその他の米国特許4,500,895 号、Cowger
の米国特許4,794,409 号、Hewlett-Packard Journal 、
Vol.36 、No. 5 (1985年5月)、およびHewlett-Packa
rd Journal ,Vol.39,No.4(1988年8月)に論じられ
たものがあり、これらはここですべて参考として用い
る。
【0004】一般に、サーマルインクジェット印刷カー
トリッジはさまざまな機能的構成要素を用いており、そ
れらはすべて精密に協同動作し、最大限の印刷効率を達
成するものでなければならない。重要な構成要素として
複数の開孔部を有するオリフィス(Orifice) 板がある。
インクジェットカートリッジの動作中、インクはこれら
の開孔部から噴出される。適切なカートリッジ動作を行
うために、オリフィス板と開孔部は清潔に維持しなけれ
ばならず、いかなるときも異物があってはならない。も
し異物があると、プリンタの性能を損なうさまざまな問
題が発生する。たとえば、オリフィス板の表面の異物
(たとえば紙の繊維など)は印刷された画像の品質や解
像度を低下させることがある。乾燥したインクによって
同様の問題が発生することがある。乾燥したインクはカ
ートリッジの動作中にオリフィス板上でかたまることが
ある。このようなかたまりは通常カートリッジから流出
されるインクの蒸発/酸化の結果発生する。
【0005】前述の問題を最小にするために、“サービ
スステーション(Service Station)”として知られる装
置が作成された。この装置は主プリンタユニット内に取
りつけられる。この装置はカートリッジが動作しておら
ず“停止”位置にあるときカートリッジがサービスステ
ーションの真上になるようにプリンタユニット内に配置
される。
【0006】サービスステーションは多くの目的を果た
すように設計されたさまざまな構成要素を有する。かか
る目的には(a) 印刷ヘッドを用意する。(b) 印刷ヘッド
が動作していないときオリフィス板と開孔部を覆う。
(c) オリフィス板の汚れを拭きとる。(d) インクがオリ
フィス板の開孔部で乾くことを防止する。および(e) オ
リフィス板の開孔部に形成される柔軟で粘性のあるイン
クのかたまりを排出する場所を提供する、といったこと
が含まれるが、これらに限定されるものではない。これ
らの機能のうちのいくつかあるいはそのすべてを実行す
るように設計された具体的なシステムが米国特許4,853,
717 号および5,027,134 号に開示されており、ここでは
これらを参照している。
【0007】サービスステーションのもっとも重要な機
能の一つはオリフィス板と開孔部から異物を拭きとる上
記(c) 項の機能である。これを行うために米国特許4,85
3,717 号には印刷ヘッドの動作中に印刷ヘッドと接触す
るブレード部を有する弾性のエラストマーワイパー部材
を開示している。より詳細にはカートリッジがプリンタ
ユニット内を往復運動するとき、ワイパー部材のブレー
ド部が印刷ヘッドを擦ってそのクリーニングを行う。
【0008】別の種類のワイパーシステムがドイツ特許
明細書3,817,754 号に開示されており、ここでは外部の
回転アームに取り付けられたクリーニング液に浸した外
部パットが用いられている。回転アームが移動する時、
アームに配置されたパットがカートリッジの印刷ヘッド
要素を含む。
【0009】上述したシステムがあるにもかかわらず、
印刷ヘッドへの印刷ヘッドクリーニング液をワイパユニ
ットを提供するだけでなく、印刷ヘッドへの印刷ヘッド
クリーニング液の供給をコントロールできるすぐれた効
率を有する印刷ヘッジクリーニングシステムが必要とさ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、サーマルイ
ンクジェット印刷ヘッドをクリーニングする、改良装置
を提供しようとするものである。
【0011】また、本発明は、サーマルインクジェット
印刷ヘッドの自動クリーニング装置を提供しようとする
ものである。
【0012】また、本発明はほぼ密封式で最小限の動作
構成要素しか必要としないサーマルインクジェット印刷
ヘッドのクリーニング装置を提供しようとするものであ
る。また、本発明は印刷ヘッドに供給されるクリーニン
グ液の量をコントロールできるサーマルインクジェット
印刷ヘッドクリーニング装置を提供しようとするもので
ある。
【0013】また、本発明は必要なメンテナンスとユー
ザの介在が最小限ですむサーマルインクジェット印刷ヘ
ッドクリーニング装置を提供しようとするものである。
【0014】また、本発明は特殊なワイパーシステムを
クリーニング液の供給と組合わせて印刷ヘッドを有効に
クリーニングするサーマルインクジェット印刷ヘッドク
リーニング装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明にかかるサーマルインクジェット印刷システ
ムは、サーマルインクジェットカートリッジの動作中に
印刷ヘッド(例えばそのオリフィス板と開孔部)をクリ
ーニングするための独自の有効性の高いシステムを用い
る。すなわち、サーマルインクジェットプリンタ内を往
復動作するよう設計されたサーマルインクジェットカー
トリッジである。
【0016】また、本発明ではプリンタ装置内に動作可
能に固定されたプラットフォーム形態のサービスステー
ションが提供される。このサービスステーションは、イ
ンクジェットカートリッジが動作していない“停止”位
置にあるときカートリッジの真下になるように配置され
ている。このサービスステーションは、通常カートリッ
ジが停止位置にあるときカートリッジの印刷ヘッドを受
けるように設計された弾性のキャップ部材を含む。キャ
ップ部材は印刷ヘッドのオリフィス板の開孔部を取り囲
む保護障壁を提供するように構成されている。またサー
ビスステーションのプラットフォームには弾性のワイパ
ーユニットが設けられており、これは一実施例ではほぼ
平面的な構成でありサービスステーションのプラットフ
ォームの外側上方に伸長する上部ブレードを備えてい
る。このワイパーユニットは、カートリッジ印刷ヘッド
の動作および往復運動中にカートリッジ印刷ヘッドに接
触するように設計されている。
【0017】このワイパーユニットによる印刷ヘッドの
クリーニングを容易にするために、カートリッジには印
刷ヘッドクリーニング液の入った区画が設けられてい
る。一態様においては、この区画はクリーニング液を含
んだ1次吸収部材を有する。この区画はカートリッジの
外面に固着された別個のチャンバーから構成することが
できる。あるいはカートリッジのハウジング内の別個の
区画として形成することもできる。いずれの場合も、こ
の区画の底部にはクリーニング液を有する1次吸収部材
との接触を可能にするための開孔部を有する。この1次
吸収部材はその全体がこの区画の内部に位置するように
あるいは部分的にこの区画の外側に伸長するように構成
することができる。ワイパーユニットはカートリッジが
停止位置に移動する時、ワイパーユニットが1次吸収部
材を含む区画に位置合わせされ、1次吸収部材に直接接
触するようにサービスステーションのプラットフォーム
上に配置される。
【0018】上述したように、1次吸収部材への接触は
この区画の底部の開孔部によって可能となる。1次吸収
部材とワイパーユニットが前述のような態様で接触する
ことによってクリーニング液がワイパーユニットに付着
する。これによってワイパーユニットはカートリッジの
動作が再開されたときより効率のよい態様でカートリッ
ジの印刷ヘッドをクリーニングすることができる。
【0019】別の態様では、ワイパーユニットは二つの
別個の弾性ワイパー部材からなりそれぞれのワイパー部
材は上部分と下部分を有する。それぞれのワイパー部材
の上部分はカートリッジの印刷ヘッドの動作および往復
運動中にカートリッジの印刷ヘッドと接触するように設
計されたブレードとして機能する。これらのワイパー部
材は細長く弾性があり互いに隣接し対向するようにサー
ビスステーションのプラットフォームに固着される。ワ
イパー部材の接合部は毛管通路を形成する。この毛管通
路はカートリッジが停止位置にあるとき上述した態様で
ワイパー部材と接触する1次吸収部材からクリーニング
液を受けるように設定されている。その結果、クリーニ
ング液は毛管通路に引きこまれ、一時的にそこに蓄えら
れ、プリンタの動作が再開された後使用可能なクリーニ
ング液の量が追加されることになっている。
【0020】また別の態様では、サービスステーション
のプラットフォームはサービスステーションのプラット
フォームの下に伸長するワイパー部材の下部分と接触す
る副吸収部材を含む。この副吸収部材は開孔部を有する
貯溜室に配置することができる。この開孔部はワイパー
部材の下部分と副吸収部材との間の流通を可能にする。
この態様では、副吸収部材はその全体を貯溜室内に配置
することもでき、また部分的に貯溜室の外へ伸長しても
よい。副吸収部材はワイパー部材の間の毛管通路から余
分なクリーニング液を吸収するのに用いられる。これは
ワイパー部材の上部分が長時間(たとえばカートリッジ
が長時間使用されないとき)カートリッジの1次吸収部
材に接触する時とくに重要である。さらに、カートリッ
ジの動作が再開される時、副吸収部材に集められた余分
なクリーニング液は毛管作用によってそこからワイパー
部材の間の毛管通路に引き出すことができる。これはワ
イパー部材の下部分と副吸収部材が引き続いて接触する
ことから発生する。その結果、カートリッジの動作中に
おいてもワイパー部材に相当な量のクリーニング液を供
給することができる。
【0021】さらに最後の実施態様では、1次吸収部材
とこれを保持するための区画を含まないサーマルインク
ジェットカートリッジが用いられる。このカートリッジ
は上述したような2つのワイパー部材を有するサービス
ステーションと共に用いられる。しかし、ワイパー部材
の間の毛管通路にクリーニング液を供給するために、前
述したようなサービスステーションのプラットフォーム
の下面に動作可能に固着された貯溜室が設けられる。こ
の貯溜室は開孔部を有しクリーニング液で満たされてい
る。この貯溜室はまたワイパー部材の下部分がその開孔
部を介して貯溜室のクリーニング液と接触するようにサ
ービスステーションのプラットフォームの上に配置され
る。その結果、クリーニング液は毛管作用によって貯溜
室からワイパー部材の間の毛管通路に引き出されカート
リッジの動作中に印刷ヘッドに供給される。あるいは、
クリーニング液を含んだ吸収部材を貯溜室内に配置し、
ワイパー部材の下部分をそれに直接接触させることがで
きる。この吸収部材はその全体を貯溜室内に配置するこ
ともでき、また部分的に貯溜室の外に伸長してもよい。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例の説明
をする。本実施例は、サーマルインクジェットカートリ
ッジの印刷ヘッドを自動的にクリーニングするシステム
であり、印刷ヘッドのクリーニング液の供給と組み合わ
せてワイパーシステムを用いることによって印刷ヘッド
のクリーニングを可能にしている。その結果、インクジ
ェットカートリッジのクリーニングは有効、迅速かつ自
動的に行われる。
【0023】図1は従来例及び本発明を問わず代表的な
サーマルインクジェット印刷カートリッジ10の構成を
示す分解斜視図である。カートリッジ10はPalo Alto,
CA,のHewlett-Packard Co.が製造販売しており、米国
特許4,794,409 号明細書で説明されている。インクジェ
ットカートリッジ10は底部15に開孔部14を有する
チャンバー13を形成するハウジング12を有してお
り、チャンバー13はインク16を保持するように設計
されている。また、多孔性スポンジ状部材22の形態の
インク保持/貯蔵手段を受ける大きさの下部18が含ま
れる。ハウジング12と下部18が結合されて区画24
が形成され、その中にスポンジ状部材22が配置され
る。ハウジング12のチャンバー13からのインクは開
孔部14を介して多孔性スポンジ部インクは開孔部14
を介して多孔性スポンジ部材22に流れる。プリンタの
動作中、インクはスポンジ状部材22から下部18の出
口30に流れる。次いで、インクは複数の加熱抵抗器3
8(わかりやすいように図1には拡大概略図を示す。)
を含む基板36の別の開孔部32を流れる。カートリッ
ジ10はさらにインクの通過できる複数の開孔部42を
有するオリフィス板40を含む。オリフィス板40、開
孔部42および抵抗器38を有する基板36は集合的に
カートリッジ10の印刷ヘッド46を形成する。動作
中、印刷ヘッド46の基板36上の抵抗器38はスポン
ジ状部材22を介してインク16と液通している。
【0024】抵抗器38を選択的に加熱することによっ
て、それに接触するインクがオリフィス板40の開孔部
42から射出され、それによって所望の画像が印刷され
る。抵抗器38の選択的な加熱はパルス駆動回路(図示
せず)を用いて行わる。この回路は米国特許4,719,477
号(参考)に説明するような印刷ヘッド46の基板36
上に集積するか、あるいは主プリンタユニット50(図
2)内に外部的に配置することができる。この発明は図
1に示すカートリッジ10を用いたアプリケーションに
限定されるものではない。この発明は他のサーマルイン
クジェット印刷カートリッジにも等しく適用することが
できる。たとえば、他の代表的なサーマルインクジェッ
ト印刷システムが、Buckその他の米国特許4,500,895
号、Hewlett-Pachard Journal, Vol. 36, No. 5 (1985
年5月)、およびHewlett-PachardJournal, Vol. 39, N
o. 4 (1988年8月)に説明・図示されている。これら
はすべて参考として掲げる。
【0025】図1のカートリッジ10(およびこの発明
にしたがって製作されたカートリッジ)が従来より周知
であるプリンタユニット内に取り付けられる。図15の
カートリッジ10(およびこの発明のカートリッジ)と
ともに使用するのに特に適したプリンタユニットの例を
図2に参照符号50で示す。プリンタユニット50は当
該分野で周知であり、Palo Alto, CA のHewlett-Pachar
d Co. で“DeskJet ”および“Desk- Writer”の商標で
製造されている。ただし、この発明は図2に示し、また
次に説明するプリンタユニットだけに限定されるもので
はない。ここに挙げた特徴を有するこの技術分野で周知
の他の同様なプリンタユニットを用いることもできる。
【0026】さらに図2を参照して本発明のサーマルイ
ンクジェットカートリッジ印刷ヘッドのプリンタユニッ
ト50を説明する。プリンタユニット50はハウジング
52と可動カバー54を有し、可動カバー54は図2に
示すように開くことができ、それによってユニット50
の作動機械要素へのアクセスが提供される。かかる要素
は基本的にカートリッジ10を取外し可能に受ける大き
さのキャリッジユニット56を含む。キャリッジユニッ
ト56はプリンタユニット50のハウジング52内に配
置された従来の設計の駆動アッセンブリー(図示せず)
に動作可能に取り付けられている。キャリッジユニット
56とそこに保持されるカートリッジ10はその動作中
プリンタユニット50内を往復運動するように設計され
ている。かかる往復運動はプリンタユニット50の駆動
アセンブリーを用いて行われる。
【0027】印刷が終了し、往復運動が停止した後、キ
ャリッジユニット56とカートリッジ10はプリンタユ
ニット50の端部10の近くの“停止”位置に自動的に
置かれる。この位置でカートリッジ10は図示するよう
にプリンタユニット50に固着されたサービスステーシ
ョン62の上にほぼ位置合わせされた状態にくる。前述
したように、プリンタサービスステーションは当該技術
分野において周知であり、さまざまな機能を実行する。
例えば、サービスステーションは、(a) 印刷ヘッドをプ
ライミングする。(b) 印刷ヘッドが使用されていないと
き印刷ヘッドのオリフィス板と開孔部を覆う。(c) オリ
フィス板から汚れを拭き取る、(d) インクがオリフィス
板の開孔部で乾燥することを防止する。(e) オリフィス
板の開孔部で形成される柔軟で粘性のインクの固まりを
排出する場所を提供するといったことに使用することが
できる。これらの機能のすべて、あるいはそのいくつか
を実行するように設計された具体的なサービスステーシ
ョンが米国特許4,853,717号および米国特許5,027,134
号に開示されており、ここに参考として挙げる。
【0028】図3から図5にサービスステーション62
の一例を示す。(好適にはプラスティックで構成され
る)サービスステーション62は位置合わせ/取り付け
タブ66を有するプラットフォーム64を含む。また、
カートリッジ10がサービスステーション62の上に位
置するときカートリッジ10から(人為的あるいは自然
に)排出されるインクを集めるように設計された貯溜器
状のキャビティあるいはつぼ67(図5)が設けられて
いる。図3において、内向きのスロット70がプラット
フォーム64の位置72に設けられている。スロット7
0は図3に示す後壁73を有する。スロット70の前部
74は図示するようにスロット70内に伸長する二つの
丸い突起部材75を含む。サービスステーション62に
ついてはここに参照し上に記した米国特許4,853,717 号
にさらに詳細な情報が与えられている。
【0029】図4から図6を見ると、細長いワイパー部
材76の形態の印刷ヘッドワイパーユニットが設けられ
ている。(図6に示すように)ワイパー部材76は好適
には単体構造で弾性の非磨耗性のエラストマー材料(た
とえばニトリルゴム、エチレンポリプロピレンジエンモ
ノマー[EPDM]、あるいは当該技術分野で周知の他の同様
な材料)で作成される。ワイパー部材76はブレードと
して機能し図4に示す位置に取り付けたときプラットフ
ォーム64の外側上方に伸長する上部分78を含む。こ
の上部分はオリフィス板のクリーニングが適切に行われ
るように、好適には少なくともそれを用いるカートリッ
ジのオリフィス板の長さおよび/または幅と同じ幅でな
ければならない。
【0030】ワイパー部材76はさらに上部分78の下
にこの部分に対して約90°に配置された横方向に突出
した水平部分80を含む。さらに、ワイパー部材76は
中間部分83と下部分84を含む。一実施例において、
中間部分83と下部分84は上部分78と厚さがほぼ等
しく(図6)幅がかなり小さい。ワイパー部材76がプ
ラットフォーム64に固着されるとき、その下部分84
は図5に示し次に詳細に説明するようにプラットフォー
ム64の外側下方に伸長する。
【0031】ワイパー部材76を取り付けるには(図4
−図5)、中間部分83はプラットフォーム64のスロ
ット内に押され、その結果水平部分80が図4に示すよ
うにプラットフォーム64上に来る。中間部分83の幅
は突出部材75の間の距離より大きく、したがって突出
部材75の間に中間部分83が挿入されると突出部材7
5が中間部分83に確実に摩擦係合する。あるいは、ワ
イパー部材76はシアノアクリル接着剤あるいは当該技
術分野で周知である同様の接着材料を用いてスロット7
0内に固着することができる。
【0032】動作中、ワイパー部材76の上部分78は
図5に概略を示すようにカートリッジ10の印刷ヘッド
46のオリフィス板40の動作および往復運動中にこれ
を拭くようになされている。
【0033】また、サービスステーション62はプラッ
トフォーム64に取り付けられ、ワイパー部材76から
横方向に間隔をおいて配置された弾性のエラストマーキ
ャップ部材(図示せず)を含んでいてもよい。キャップ
部材はカートリッジ10が停止位置にあるときカートリ
ッジ10のオリフィス板40の開孔部を保護し取り囲む
ように設計されている。キャップ部材全般についてのよ
り詳細な情報がここに参考として再び掲げる挙げる米国
特許4,853,717 号、5,027,134 号に開示されている。
【0034】ワイパー部材76のクリーニング能力をさ
らに高めるために、この部材への印刷ヘッドクリーニン
グ液の供給を可能にする独自のシステムが設けられる。
図7を見ると、カートリッジ10はクリーニング液の内
部供給源を含むように改造されている。図7の実施例に
おいて、カートリッジ10はカートリッジハウジング1
2の外面87の側面86に固着された別個のチャンバー
85を含む。このチャンバー85はハウジング12の成
型中に一体に形成することができる。あるいはシアノア
クリル接着剤または当該技術分野で周知の同様な接着剤
を用いてそこに接着された別個のユニットとすることも
できる。あるいは、チャンバー85は必要に応じてカート
リッジ10から取外し可能とすることもできる。
【0035】チャンバー85は図7に示すようにカート
リッジ10の底89にほぼ位置合わせされた底部88を
有する。チャンバー85の底部88はさらに少なくとも
一つの開孔部91を含む。チャンバー85の内部92に
1次吸収部材94が配置されている。チャンバー85を
用いて、1次吸収部材94はカートリッジ10に動作可
能に固着されて、単一の一体的なユニットが形成され
る。1次吸収部材94は好適にはポリウレタンフォー
ム、綿、あるいは当該技術分野で周知の他の吸収材料で
製作される。1次吸収部材94はカートリッジ10の印
刷ヘッド46のクリーニングに適した化学溶液を含んで
いる。クリーニング液としては水、ジエチレングリコー
ル、水とジエチレングリコールの混合物(50−50混
合物)、あるいはカートリッジ10に保持されるインク
16に用いられる車両用の溶液(たとえば、2−ピロリ
ジン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、および/またはテトラエチレン
グリコール)等があるが、これらには限られない。グリ
コール溶液は“ヒューメクタント”として機能し、空気
中の水分を吸収する点で好適である。したがって、グリ
コール溶液を含む1次吸収部材94は長い時間使用され
ないときにも簡単に乾燥することがない。しかし、この
発明は上記の化学溶液の使用には限定されず、ここに述
べる目的に適した他のクリーニング液を用いることもで
きる。また、カートリッジ10のインクが切れる前に1
次吸収部材94のクリーニング液がなくなった場合、プ
リンタのオペレータが開孔部91を介して1次吸収部材
94に直接クリーニング液を加えることによってチャン
バー85にクリーニング液を手作業で補充することがで
きる。
【0036】図7に示すように、1次吸収部材94は下
部分100を有し、その部分102はチャンバー85の
開孔部91の外に少し伸長するように設計されている。
図8に示す代替実施例では、1次吸収部材94には開孔
部91の外に伸長する部分102がなく、1次吸収部材
94全体が図示するようにチャンバー85の内部92に
ある。この実施例では、開孔部91はワイパー部材76
の上部分78が通過できる大きさになっている。さら
に、上部分78はこの実施例では開孔部91への入りや
すいように少し高くすることができる。1次吸収部材9
4は図9に示すようにカートリッジハウジング12内の
区画106内に入れることができる。
【0037】この実施例では、カートリッジハウジング
12を少し長くしてインクチャンバー13に近くに間隔
をおいて配された区画106を収容するようにすること
ができる。(拡大が必要な場合に)この拡大されたハウ
ジング12を収容するために、図2に示すプリンタユニ
ット50のキャリッジユニット56もまた少し拡大しな
ければならない。区画106はその底部110に少なく
とも一つの開孔部108を有し、この開孔部は1次吸収
部材94へのアクセスを提供し、それに接触することを
可能にする。図7の実施例と同様に、1次吸収部材94
は下部分100を有し、その部分102は区画106の
底部110の開孔部108の外に少し伸長するように設
計されている。しかし、この実施例およびこの発明の他
の実施例の部分102はカートリッジ10の往復運動中
にこの発明のワイパーユニットに接触するほど下方に伸
長しない。
【0038】また、図10に示す別の代替実施例では区
画106の1次吸収部材94は開孔部108の外に伸長
する部分102を含まず、1次吸収部材94の全体が図
示するように区画106内にある。この実施例では、開
孔部108はワイパー部材76の上部分78が通過でき
る大きさになっている。さらに、上部分78はこの実施
例でも開孔部108に入りやすいように少し高くなって
いる。
【0039】以上説明したワイパー部材76とクリーニ
ング液供給システムの連動を上述した改造されたカート
リッジの場合について図7から図10に示す。図7で
は、カートリッジ10は停止位置にあり、この位置への
移動はプリンタユニット50によって従来の方法で制御
される。図示するような停止位置にあるとき、カートリ
ッジ10のチャンバー85はワイパー部材76と位置合
わせされており、カートリッジ10はプリンタユニット
50によって従来の態様で少し下向きに傾けられてお
り、1次吸収部材94の部分102がワイパー部材76
の上部分78と直接物理的に接触している。上述のよう
なカートリッジ10の下向きの傾斜は、通常、オリフィ
ス板40を前述したサービスステーション64に取り付
けられたキャップ部材(図示せず)上に位置決めしうる
ようにここに説明する種類のプリンタユニットに発生す
るものである。この構成では、ワイパー部材76の上部
分78は1次吸収部材94からのクリーニング液78に
よって濡らされる。その結果、カートリッジ10の動作
が再開されるとき、この濡れたワイパー部材76が印刷
ヘッド46のオリフィス板40、特にその上の乾いたイ
ンクを非常に効率的にクリーニングする。図7に関連し
て上述した構成要素の連動構成は同様に図8から図10
の実施例にもあてはまる。たとえば、図8の実施例では
カートリッジ10は(停止時には)プリンタユニット5
0によって少し傾けられて、ワイパー部材76がチャン
バー85の開孔部を通過して1次吸収部材94との接触
が可能になるようになっている。
【0040】この発明の印刷ヘッドワイパーユニットの
代替実施例を図11から図13に示す。基本的には、第
1のワイパー部材120と第2のワイパー部材122を
含む2ワイパーシステムが開示される。ワイパー部材1
20,122はいずれもワイパー部材76について上に
述べたものと同じ材料で製作される。さらに、ワイパー
部材120,122は上述したサービスステーションの
プラットフォーム64のスロット70に嵌まるように設
計されている。
【0041】図13について見ると、第1のワイパー部
材120はブレードとして機能し、図11および図12
に示す位置に取り付けたときプラットフォームの外側上
方に伸長する上部分130を含む。上部分130は、オ
リフィス板を適切にクリーニングしうるように、それを
用いているカートリッジのオリフィス板の長さおよび/
または幅と少なくとも等しい幅である。第1のワイパー
部材120はさらに上部分130の下にそれに対して約
90°の角度で配置される横方向に突出する水平部分1
32を含む。さらに、第1のワイパー部材120は中間
部分134と下部分136を含む。一実施例において、
中間部分134と下部分136は厚さがほぼ同じであ
り、幅が上部分130よりかなり小さい。
【0042】第1のワイパー部材120がプラットフォ
ーム64のスロット70内に取り付けられるとき、下部
分136は図12に示すようにプラットフォーム64の
外側下方に伸長する。さらに図13を参照すると、第1
のワイパー部材76はさらに平面状の内面138を有す
る。さらに、中間部分134は平面状の内面138の反
対側に開いた領域140を有する。この領域の機能につ
いては後に説明する。
【0043】第2のワイパー部材122もまた、ブレー
ドとして機能し、図11および図12に示す位置に取り
付けたときプラットフォームの外側上方に伸長する上部
分142を含む。上部分142の幅と高さは第1のワイ
パー部材120の上部分130のものとほぼ同じであ
る。第2のワイパー部材122はさらに上部分142の
下にそれに対して約90°の角度で配置される横方向に
突出する水平部分144を含む。さらに、第2のワイパ
ー部材122は第1のワイパー部材120の中間部分1
34とほぼ同じ厚さの中間部分146と下部分150を
含む。第2のワイパー部材122はさらに平面状の内面
148(図13)を含む。その機能についてはやはり後
に説明する。
【0044】一実施例において、中間部分146と下部
分150は厚さがほぼ同じであり、幅が上部分142よ
りかなり小さい。第2のワイパー部材122がプラット
フォーム64のスロット70内に取り付けられるとき、
下部分150は図12に示すようにプラットフォーム6
4の外側下方に伸長する。
【0045】第1のワイパー部材120を取り付けるに
は、中間部分134がプラットフォーム64のスロット
70を通過するようにスロット70内に位置決めされ
る。次に、第1のワイパー部材120はスロット70の
後壁73(図12)が中間部分134の開いた領域14
0内に入るまで内側に押される。この状態では、水平部
分132は図示するようにプラットフォーム64の上に
位置する。
【0046】第1のワイパー部材120はスロット70
の壁との間の摩擦係合あるいはシアノアクリル接着剤あ
るいは当該技術分野で周知のその他の同様の接着剤によ
ってこの位置に保持される。
【0047】第2のワイパー部材122を取り付けるに
は、水平部分144が図11に示すようにプラットフォ
ーム64上に乗るように中間部分146がスロット70
内に内側に押される。中間部分146を突出部材75
(図3)に挿入することによって突出部材75が確実に
中間部分146と摩擦係合するように、中間部分146
の幅はスロット70の突出部材75の間隔より大きくな
っている。あるいは、第2のワイパー部材122はシア
ノアクリル接着剤あるいは当該技術分野で周知のその他
の同様の接着剤を用いてスロット70内に固着すること
ができる。
【0048】第1のワイパー部材120と第2のワイパ
ー部材122が上述し、また図11および図12に示す
場所に取り付けられると、第1のワイパー部材120の
内面138と第2のワイパー部材122の内面148は
スロット70内で互いに隣接し対向して当接関係に位置
し、その間に毛管通路166が形成される(図11およ
び図12)。
【0049】第1のワイパー部材120と第2のワイパ
ー部材122の内面138,148は当接するにもかか
らず、まだ完全には解明されていない複雑な物理的毛管
力によってクリーニング液は毛管通路166に引き込ま
れそこを流れうる。しかし、クリーニング液は内面13
8,140によってクリーニング液に加えられる強い表
面引力によって毛管通路166に引き込まれるものと考
えられている。
【0050】引き続き図12を参照すると、第1および
第2のワイパー部材120,122および毛管通路16
6によって提供される利点は明らかである。すなわち、
カートリッジ10が図示するような(また図7から図1
0の実施例に関して上述したような)停止位置にあると
き、カートリッジ10のチャンバー85は第1および第
2のワイパー部材120,122に対して位置合わせさ
れている。この状態では、カートリッジ10は前述した
ように少し下向きに傾いており、1次吸収部材94の部
分102は第1および第2のワイパー部材120,12
2の上部分130,142とその間の毛管通路166に
直接物理的に接触している。その結果、1次吸収部材9
4からのクリーニング液は1次吸収部材94中にクリー
ニング液に加わる毛管作用力によって毛管通路166に
引き込まれる。これによって、第1および第2のワイパ
ー部材120,122の内面138,148の間にクリ
ーニング液を保持することが可能になる。
【0051】したがって、カートリッジ10がプリンタ
ユニット50内で動作を再開するとき、カートリッジ1
0のオリフィス板40と第1および第2のワイパー部材
120,122の上部分130,142とが接触するこ
とによって、毛管通路166内に保持されたクリーニン
グ液がその外に引き出され、オリフィス板40に付着す
る。これはクリーニング液とオリフィス板40の間の、
クリーニング液を毛管通路166内に保持する毛管力よ
り強い水圧引力によって発生する。したがって、第1お
よび第2のワイパー部材120,122とその間の毛管
通路166を含む上述の構成要素がこの発明の他の構成
要素と有効に連動してカートリッジ10の印刷ヘッド4
6のオリフィス板40のクリーニングが非常に容易にな
る。図12の実施例は図7のカートリッジと組み合わせ
て示されているが、ここに図示し説明する他のカートリ
ッジの実施例を図12のシステムに対して同様に用いる
ことができる。
【0052】この発明の別の実施例を図14に示す。す
なわち、サービスステーションのプラットフォーム64
がその下側202に取り付けた貯溜室200を含むよう
になされたものである。貯溜室200の構成は箱状ある
いは矩形とすることができる。好適には、貯溜室200
は内部領域204とシアノアクリル接着剤または当該技
術分野で周知の他の同様の接着剤を用いてプラットフォ
ームの下側202に接着された取り付けポスト205を
含む。さらに、貯溜室200はその頂部211に内部領
域204へのアクセスを提供するための開孔部210を
有する。一実施例において、この内部領域204は1次
吸収部材94の製作に用いられたものと同じ材料ででき
た副吸収部材212を受ける大きさとされる。
【0053】図14を見ると、副吸収部材212は開孔
部210を通って貯溜室200の外に伸長する部分21
3を含む。この部分213は第1のワイパー部材120
と第2のワイパー部材122の下部分136,150と
直接物理的に接触するように配置される。同様に、この
構成では毛管通路166は副吸収部材212と直接物理
的に接触している。
【0054】図15に、さらに別の実施例を示す。副吸
収部材212にはこの外側に伸長する部分213がな
く、副吸収部材212はその全体が貯溜室200の内部
領域204内に配置されている。この実施例では、貯溜
室200は第1のワイパー部材120と第2のワイパー
部材122の下部分136,150が開孔部210を通
って貯溜室200の内部領域204内に伸長するよう
に、少し第1のワイパー部材120と第2のワイパー部
材122に近く配置することができる。これを行うため
に、開孔部210は第1のワイパー部材120と第2の
ワイパー部材122の下部分136,150が通過でき
るような大きさとされる。その結果、下部分136,1
50と毛管通路166が貯溜室200内の副吸収部材2
12と直接物理的に接触する。
【0055】貯溜室200と副吸収部材212はさまざ
まな有益な目的に用いることができる。たとえば、図1
4および図15の実施例では、1次吸収部材94からの
クリーニング液を第1および第2のワイパー部材12
0,122の間の毛管通路166に流すことができ、そ
の後クリーニング液は毛管通路166から副吸収部材2
12に引き込まれる。その結果、余分なクリーニング液
を毛管通路166から引き出し、副吸収部材212内に
保持することができる。カートリッジ10の動作が再開
し、第1および第2のワイパー部材120,122が1
次吸収部材94から離れると、毛管通路166の毛管力
がすべて副吸収部材212に加わる。これによって、ク
リーニング液を副吸収部材212から引き出し毛管通路
216に戻すことが可能になる。より詳細には、(1次
吸収部材94と接触していないとき)毛管通路166に
よって加えられる毛管力は副吸収部材212がその中に
保持するクリーニング液に加える吸収力よりかなり大き
い。結局、これによってカートリッジの動作中に副吸収
部材212からのクリーニング液の引き出しと、第1お
よび第2のワイパー部材120,122の上部分13
0,142への有効な供給が可能になる。したがって、
カートリッジ10が通過するたびに新しいクリーニング
液が使用可能となる。このことはカートリッジ10が長
時間停止位置に入らず動作するとき特に重要である。
【0056】さらに、ここに述べた貯溜室200と副吸
収部材212を用いることによって、前述したようなク
リーニング液源を内蔵したカートリッジを用いずに印刷
ヘッドのクリーニングを行うことができる。クリーニン
グ液はすべて貯溜室200内の副吸収部材212によっ
て供給される。この実施例では、副吸収部材212には
プリンタのオペレータが定期的に新しいクリーニング液
を手作業で供給することができる。これを行うために、
貯溜室をサービススーションのプラットフォーム64に
対して(接着するかわりに)取外し可能にして、開孔部
210から副吸収部材212にクリーニング液を入れる
ことができるようにすることができる。
【0057】図14および図15のアッセンブリーの最
後の実施例を図16に示す。基本的には、構成要素は図
15に示すものと同じであるが、第1および第2のワイ
パー部材120,122の下部分136,150が開孔
部210を介して貯溜室200の内部領域204内に配
置されている。しかし、貯溜室200は副吸収部材21
2を含まず、そのかわりに単にクリーニング液230を
含み、下部分136,150と毛管通路166が図示す
るようにその中に浸っている。クリーニング液源230
は次に毛管作用によって毛管通路166内に引き上げら
れ、上述したようなカートリッジ10の印刷ヘッド46
に供給される。クリーニング液源230は図14および
図15の実施例に関して上述したものと同じ方法で補給
することができる。貯溜室200は上述したように取外
し可能である。この実施例は前述したようにクリーニン
グ液源を内蔵していないカートリッジを設けた印刷シス
テムで使用するのに特に適している。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、サーマルインクジェットカートリッジの印刷
ヘッド要素の迅速で効果的なクリーニングとクリーニン
グ液の供給を同時に行うことが可能になる。したがっ
て、本発明はサーマルヘッド印刷技術の分野の大きな前
進となる。
【0059】なお、上述した実施例では本発明の好まし
い実施態様について列挙したが、この発明に関連する技
術分野の者にとって、適当な変更を加えることは容易に
できる。例えば、ここで述べた構造要素の構成、寸法及
び形状は、本発明の技術思想の範囲内で変更を加えるこ
とができることは云うまでもない。例えば、ここで述べ
た種類のクリーニング液と吸収部材にもあてはまる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来のサーマルインクジェットカー
トリッジ印刷システムにおける印刷ユニットの概略構成
を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すサーマルインクジェットカートリッ
ジ印刷ユニットの要部構造斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のサーマルインクジェットカ
ートリッジ印刷システム中サービスステーションの上面
図である。
【図4】図3に示すサーマルインクジェットカートリッ
ジ印刷システム中のワイパー部材の側面図である。
【図5】図3に示すサービスステーションの5−5ライ
ンの断面図である。
【図6】本発明にかかる一実施例の単一、伸長ワイパー
部材の斜視図である。
【図7】図5に示すサービスステーションのインクジェ
ットカートリッジとサービスステーションとの結合状態
を示す断面図である。
【図8】図5に示すサービスステーションのインクジェ
ットカートリッジとサービスステーションとの結合状態
の他の実施例の断面図である。
【図9】図5に示すサービスステーションとインクカー
トリッジの結合状態の他の実施例の断面図である。
【図10】図5に示すサービスステーションとインクカ
ートリッジの結合状態の他の実施例の断面図である。
【図11】図4に示すサービスステーションとワイパー
システムの代替例の説明図である。
【図12】図5及び図7に示すインクジェットカートリ
ッジを用いたワイパーシステムの断面図である。
【図13】図11のワイパーシステムを用いた二種ワイ
パー部材の構造を示す斜視図である。
【図14】図5に示すサービスステーションと、図7に
示すインクジェットカートリッジと貯溜室を用いた本発
明のサーマルインクジェット印刷システムの他の実施例
の構造を示す断面図である。
【図15】図5のサービスステーションと、図7に示す
インクジェットカートリッジ及び図14に示す貯溜室の
代替実施例を用いた本発明の他の実施例のサーマルイン
クジェット印刷システムの構造を示す断面図である。
【図16】図5のサービスステーションと、図5のイン
クジェットカートリッジ及び図14に示す貯溜室の他の
実施例との集合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 インクジェットカートリッジ 12 ハウジング 16 ハンク(ハウジング内) 38 電気抵抗 40 外板 42 外板に貫通形成した開孔 46 印刷ヘッド部 50 印刷ユニット 62 サービスステーション 64 プラットフォーム 76 ワイパー部材 94 1次吸収部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アール・エル・バートン アメリカ合衆国 オレゴン州コヴァリス ノース・ウエスト・アンジェリカ・プ レイス 2952 (56)参考文献 特開 平1−125239(JP,A) 米国特許5051758(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/165

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルインクジェットプリンタ装置に
    用いられる自動クリーニングサーマルインクジェット印
    刷システムにおいて、 取り外し可能かつ前記サーマルインクジェットプリンタ
    装置内で移動可能なように設置され、インクが内部に供
    給されるハウジングと、複数の抵抗および外部に通ずる
    複数の開口を含む外部プレートを有し前記インクと液通
    するプリントヘッドと、プリントヘッドクリーニング液
    の供給によって含浸された一次吸収部材と、を備え、動
    作中、前記抵抗から発生された熱により前記外部プレー
    トを通って前記インクを前記開口から噴出するインクカ
    ートリッジと、 前記サーマルインクジェットプリンタ装置に取り付けら
    れたサービスステーションであって、前記インクカート
    リッジは、該インクカートリッジが稼働状態にないとき
    前記サービスステーションの真上の停止位置に配向さ
    れ、前記サービスステーションは、該サービスステーシ
    ョンに固着され、細長く弾性のある少なくとも1つのプ
    リントヘッドワイパーを有するプラットフォームを備
    え、前記プリントヘッドワイパーは、前記プリントヘッ
    ドをクリーンにするために前記カートリッジが移動して
    いる間、前記プリントヘッドと直接接触し、前記プリン
    トヘッドワイパーは前記プラットフォームの一位置に固
    着されているため、前記インクカートリッジが前記停止
    位置にあるとき、前記プリントヘッドワイパーが前記一
    次吸収部材に位置合わせされると共に、前記一次吸収部
    材から前記プリントヘッドクリーニング液を受液するた
    めにそこで前記一次吸収部材と直接接触し、その後、前
    記インクカートリッジが稼働状態の間、前記プリントヘ
    ッドのクリーニングを容易にするために前記プリントヘ
    ッドクリーニング液で前記プリントヘッドワイパーを湿
    らすサービスステーションと、 を備えたことを特徴とする自動クリーニングサーマルイ
    ンクジェット印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記インクカートリッジは、前記一次吸
    収部材を内部に有する区画をさらに備え、 前記区画内の前記一次吸収部材に近付き直接接触可能と
    するために、前記区画は外部に通ずる少なくとも1つの
    開口を有することを特徴とする請求項1記載の自動クリ
    ーニングサーマルインクジェット印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記区画内の前記一次吸収部材の少なく
    とも一部分が、前記プリントヘッドワイパーと前記一次
    吸収部材との直接接続を容易にするために、前記開口か
    ら外側にかつ前記区画の下方に伸長したことを特徴とす
    る請求項2記載の自動クリーニングサーマルインクジェ
    ット印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジの前記ハウジングは外
    面を有し、前記一次吸収部材を内部に有する前記カート
    リッジの前記区画は、前記外面に取り付けられた別個の
    貯溜室を備えたことを特徴とする請求項2記載の自動ク
    リーニングサーマルインクジェット印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記一次吸収部材を内部に有する前記カ
    ートリッジの前記区画は、前記カートリッジの前記ハウ
    ジングの内部に設けられ、前記カートリッジの前記ハウ
    ジングは内部にインク室をさらに有し、前記インク室内
    に保持されているインクを供給し、前記インク室は前記
    一次吸収部材を内部に有する前記区画ごとに分かれて保
    持されていることを特徴とする請求項2記載の自動クリ
    ーニングサーマルインクジェット印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記細長く弾性のあるプリントヘッドワ
    イパーは、前記サービスステーションの前記プラットフ
    ォームに動作可能に固着された複数のワイパー部材を有
    し、前記ワイパー部材は前記プラットフォームに固着さ
    れた第1のワイパー部材および前記プラットフォームに
    固着された第2のワイパー部材を有し、前記第1のワイ
    パー部材は、間に毛管通路を形成するため前記第2のワ
    イパー部材と隣接し直接対向するよう配置され、前記毛
    管通路は、前記カートリッジが前記停止位置にあるとき
    前記一次吸収部材から前記プリントヘッドクリーニング
    液を受液することを特徴とする請求項1記載の自動クリ
    ーニングサーマルインクジェット印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記第1のワイパー部材は上部分および
    下部分を有し、前記第2のワイパー部材は上部分および
    下部分を有し、前記第1のワイパー部材の上部分および
    前記第2のワイパー部材の上部分はそれぞれ、前記イン
    クカートリッジが前記停止位置にあるとき、前記プラッ
    トフォームから外側上方に伸長して前記第1吸収部材と
    直接接触し、前記第1のワイパー部材の下部分および前
    記第2のワイパー部材の下部分はそれぞれ、前記プラッ
    トフォームの外側下方に伸長することを特徴とする請求
    項6記載の自動クリーニングサーマルインクジェット印
    刷システム。
  8. 【請求項8】 前記サービスステーションの前記プラッ
    トフォームは、該プラットフォームに動作可能に固着さ
    れた副吸収部材をさらに有し、該副吸収部材は、前記第
    1ワイパー部材の下部分および前記第2ワイパー部材の
    下部分と直接接触することを特徴とする請求項7記載の
    自動クリーニングサーマルインクジェット印刷システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記サービスステーションの前記プラッ
    トフォームは、該プラットフォームに動作可能に取り付
    けられた貯溜室をさらに有し、該貯溜室は内部領域およ
    び外部に通ずる開口を有し、前記副吸収部材は前記貯溜
    室の内部領域内に設けられることを特徴とする請求項8
    記載の自動クリーニングサーマルインクジェット印刷シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 サーマルインクジェットプリンタ装置
    のインクカートリッジプリントヘッドクリーニング方法
    であって、 インクが内部に供給されるハウジングと、複数の抵抗お
    よび外部に通ずる複数の開口を含む外部プレートを有し
    前記インクと液通するプリントヘッドと、プリントヘッ
    ドクリーニング液の供給によって含浸された一次吸収部
    材と、を備え、動作中、前記抵抗から発生された熱によ
    って前記外部プレートを通って前記インクを前記開口か
    ら噴出するインクカートリッジを提供するステップと、 前記サービスステーションに固着され細長く弾性のある
    少なくとも1つのプリントヘッドワイパーを有するプラ
    ットフォームを備えたサービスステーションが取り付け
    られた前記サーマルインクジェットプリンタ装置内に、
    前記インクカートリッジを位置付けするステップと、 前記インクカートリッジを往復運動させるため前記プリ
    ンタ装置を起動するステップであって、前記プリントヘ
    ッドワイパーは、前記プリントヘッドをクリーンにする
    ために前記インクカートリッジの往復運動中、前記プリ
    ントヘッドと直接接触するステップと、 前記インクカートリッジの往復運動を終了させるステッ
    プと、 前記往復運動が終了した後、前記インクカートリッジを
    前記プリンタ装置内の固定の停止位置に移動させるステ
    ップと、 前記インクカートリッジが前記停止位置にある間、前記
    プリントヘッドクリーニング液で前記プリントヘッドワ
    イパーを湿らすため、前記一次吸収部材と直接対向して
    前記プリントヘッドワイパーを位置付けするステップ
    と、 を有することを特徴とするインクカートリッジプリント
    ヘッドクリーニング方法。
JP06300993A 1992-02-28 1993-02-26 サーマルインクジェットカートリッジ自動クリーニング印刷システム Expired - Fee Related JP3246532B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/843,499 US5300958A (en) 1992-02-28 1992-02-28 Method and apparatus for automatically cleaning the printhead of a thermal inkjet cartridge
US843,499 1992-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0679879A JPH0679879A (ja) 1994-03-22
JP3246532B2 true JP3246532B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=25290183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06300993A Expired - Fee Related JP3246532B2 (ja) 1992-02-28 1993-02-26 サーマルインクジェットカートリッジ自動クリーニング印刷システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5300958A (ja)
EP (1) EP0558219B1 (ja)
JP (1) JP3246532B2 (ja)
DE (1) DE69305391T2 (ja)
HK (1) HK91497A (ja)

Families Citing this family (88)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2962964B2 (ja) * 1992-06-26 1999-10-12 キヤノン株式会社 液体吐出装置及びそれを用いたプリント方法
DE69328704T2 (de) * 1992-06-30 2000-10-26 Canon Kk Tintenstrahlaufzeichnungsgerät
US5500659A (en) * 1993-11-15 1996-03-19 Xerox Corporation Method and apparatus for cleaning a printhead maintenance station of an ink jet printer
US5614930A (en) * 1994-03-25 1997-03-25 Hewlett-Packard Company Orthogonal rotary wiping system for inkjet printheads
US5589861A (en) * 1994-05-31 1996-12-31 Hewlett-Packard Company Cleaner cartridge for an inkjet printing mechanism
US5548310A (en) * 1994-10-17 1996-08-20 Xerox Corporation Automatic positioning of wiper blades in an ink jet printer maintenance station
US5694157A (en) * 1994-10-28 1997-12-02 Hewlett-Packard Company Multiple wiper servicing system for inkjet printheads
US5706038A (en) * 1994-10-28 1998-01-06 Hewlett-Packard Company Wet wiping system for inkjet printheads
JPH08224897A (ja) * 1994-11-18 1996-09-03 Hewlett Packard Co <Hp> 二次インクつぼ使用方法及びファクシミリ装置
US5589865A (en) * 1994-12-14 1996-12-31 Hewlett-Packard Company Inkjet page-wide-array printhead cleaning method and apparatus
US5663751A (en) * 1994-12-22 1997-09-02 Pitney Bowes Inc. Automatic service station for the printhead of an inkjet printer and method for cleaning the printhead
US5583548A (en) * 1995-03-01 1996-12-10 Hewlett-Packard Company Bi-directional wiper for ink jet printhead and method of operation
US5801725A (en) * 1995-05-03 1998-09-01 Encad, Inc. Slidable wiping and capping service station for ink jet printer
JP2888511B2 (ja) * 1995-07-25 1999-05-10 富士ゼロックス株式会社 インクジェットヘッド洗浄方法及びそのための洗浄用カートリッジ
US5757395A (en) * 1995-09-25 1998-05-26 Hewlett-Packard Company Color capable single-cartridge inkjet service station
US5790147A (en) * 1996-08-20 1998-08-04 Laser Cycle, Inc. Method of cleaning an ink jet head
US5969731A (en) * 1996-11-13 1999-10-19 Hewlett-Packard Company Print head servicing system and method employing a solid liquefiable substance
US5914734A (en) * 1996-11-13 1999-06-22 Hewlett-Packard Company Printhead servicing system and method using a moveable wiper between a fluid source and a printhead
US5907335A (en) * 1996-11-13 1999-05-25 Hewlett-Packard Company Wet wiping printhead cleaning system using a non-contact technique for applying a printhead treatment fluid
US5905514A (en) * 1996-11-13 1999-05-18 Hewlett-Packard Company Servicing system for an inkjet printhead
US6786420B1 (en) 1997-07-15 2004-09-07 Silverbrook Research Pty. Ltd. Data distribution mechanism in the form of ink dots on cards
US6102518A (en) 1997-04-07 2000-08-15 Hewlett-Packard Company Liquid capping system for sealing inkjet printheads
DE19726643C1 (de) * 1997-06-18 1998-07-23 Francotyp Postalia Gmbh Vorrichtung zur Reinigung eines Tintendruckkopfes
US6618117B2 (en) 1997-07-12 2003-09-09 Silverbrook Research Pty Ltd Image sensing apparatus including a microcontroller
US6879341B1 (en) 1997-07-15 2005-04-12 Silverbrook Research Pty Ltd Digital camera system containing a VLIW vector processor
US6624848B1 (en) 1997-07-15 2003-09-23 Silverbrook Research Pty Ltd Cascading image modification using multiple digital cameras incorporating image processing
US7110024B1 (en) 1997-07-15 2006-09-19 Silverbrook Research Pty Ltd Digital camera system having motion deblurring means
US6948794B2 (en) 1997-07-15 2005-09-27 Silverbrook Reserach Pty Ltd Printhead re-capping assembly for a print and demand digital camera system
US6690419B1 (en) 1997-07-15 2004-02-10 Silverbrook Research Pty Ltd Utilising eye detection methods for image processing in a digital image camera
US6145958A (en) * 1997-11-05 2000-11-14 Hewlett-Packard Company Recycling ink solvent system for inkjet printheads
EP0914952A3 (en) * 1997-11-05 2000-04-26 Hewlett-Packard Company Ink solvent dispenser system for inkjet printheads
US6145953A (en) 1998-01-15 2000-11-14 Hewlett-Packard Company Ink solvent application system for inkjet printheads
US7083108B2 (en) * 1998-07-10 2006-08-01 Silverbrook Research Pty Ltd Redundantly encoded data structure for encoding a surface
AU7455398A (en) * 1998-05-29 1999-12-20 Citizen Watch Co. Ltd. Fluid material reservoir
EP0976563A1 (en) 1998-07-31 2000-02-02 Eastman Kodak Company Non-contact ultrasonic cleaning of ink jet printhead cartridges
US6312117B1 (en) * 1998-09-03 2001-11-06 Hewlett-Packard Company Ink jet printer pen with extra fluid dispenser
AUPP702098A0 (en) 1998-11-09 1998-12-03 Silverbrook Research Pty Ltd Image creation method and apparatus (ART73)
US6461812B2 (en) * 1998-09-09 2002-10-08 Agilent Technologies, Inc. Method and multiple reservoir apparatus for fabrication of biomolecular arrays
US6196656B1 (en) 1998-10-27 2001-03-06 Eastman Kodak Company High frequency ultrasonic cleaning of ink jet printhead cartridges
US6193352B1 (en) * 1998-12-03 2001-02-27 Eastman Kodak Company Method for cleaning an ink jet print head
US6267464B1 (en) 1998-12-28 2001-07-31 Eastman Kodak Company Self cleaning ink jet printhead cartridges
US6224186B1 (en) 1999-01-08 2001-05-01 Hewlett-Packard Company Replaceable inkjet ink solvent application system
JP2000203040A (ja) * 1999-01-08 2000-07-25 Hewlett Packard Co <Hp> プリントヘッド・クリ―ニング・システム
GB2350322B (en) 1999-01-29 2002-10-30 Hewlett Packard Co Cleaner kit for an inkjet printer
US6323043B1 (en) * 1999-04-30 2001-11-27 Agilent Technologies, Inc. Fabricating biopolymer arrays
AUPQ056099A0 (en) 1999-05-25 1999-06-17 Silverbrook Research Pty Ltd A method and apparatus (pprint01)
US6250736B1 (en) * 1999-08-04 2001-06-26 Eastman Kodak Company Continuous ink jet print head with fixed position ink gutter compatible with hydrodynamic and wipe cleaning
EP1078765B1 (en) * 1999-08-26 2006-07-19 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Grooved tip wiper for cleaning inkjet printheads
US6340218B1 (en) 1999-10-28 2002-01-22 Hewlett-Packard Company Single-pass wiping system for inkjet printheads
US6328411B1 (en) 1999-10-29 2001-12-11 Hewlett-Packard Company Ferro-fluidic inkjet printhead sealing and spitting system
US6280014B1 (en) * 1999-12-14 2001-08-28 Eastman Kodak Company Cleaning mechanism for inkjet print head with fixed gutter
US6454388B1 (en) 1999-12-29 2002-09-24 Hewlett-Packard Company Sequestering residual ink on an ink-jet print cartridge
US6402291B1 (en) 2000-01-31 2002-06-11 Hewlett-Packard Company Composite wiper for inkjet printheads
US6913338B2 (en) * 2001-05-17 2005-07-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Servicing system for an inkjet printhead
US6692100B2 (en) 2002-04-05 2004-02-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Cleaning apparatus and method of assembly therefor for cleaning an inkjet print head
US6802588B2 (en) * 2002-08-26 2004-10-12 Eastman Kodak Company Fluid jet apparatus and method for cleaning inkjet printheads
US6860583B2 (en) * 2002-12-27 2005-03-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Waste ink absorption system and method
KR100492082B1 (ko) * 2003-01-23 2005-06-01 삼성전자주식회사 습식 와이핑 장치 및 이를 구비하는 메인터넌스 장치
US6851787B2 (en) * 2003-03-06 2005-02-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printer servicing system and method
US6932455B2 (en) * 2003-04-30 2005-08-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing apparatus and method
US20050252536A1 (en) * 2004-05-14 2005-11-17 Ciliberti Michael N Wiper blade wash station, spray bar and process for cleaning the wiper blade
US7118189B2 (en) * 2004-05-28 2006-10-10 Videojet Technologies Inc. Autopurge printing system
KR20060001713A (ko) * 2004-06-30 2006-01-06 삼성전자주식회사 클리닝액 분사 수단을 갖는 잉크 카트리지 및 잉크젯 프린터
US7311376B2 (en) * 2004-09-22 2007-12-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Imaging device and method
JP4147235B2 (ja) * 2004-09-27 2008-09-10 キヤノン株式会社 吐出用液体、吐出方法、液滴化方法、液体吐出カートリッジ及び吐出装置
AT501432B1 (de) 2005-02-08 2008-04-15 Durst Phototech Digital Tech Tintenstrahldruckvorrichtung und verfahren zum drucken von mehrfarbigen bildern
US7770518B2 (en) * 2005-03-16 2010-08-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Web apparatus for cleaning arcuate printhead arrangement
JP4703623B2 (ja) * 2006-12-27 2011-06-15 京セラミタ株式会社 インク吐出部のクリーニング方法、クリーニング装置及び画像形成装置
JP5634098B2 (ja) * 2010-04-02 2014-12-03 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP5573397B2 (ja) * 2010-06-17 2014-08-20 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジ及び画像記録装置
US8714702B2 (en) 2011-04-27 2014-05-06 Xerox Corporation Assisted maintenance for printhead faceplate surface
US8434854B1 (en) * 2011-10-19 2013-05-07 Xerox Corporation System for ink removal from a printhead assembly
ITVI20120278A1 (it) 2012-10-22 2014-04-23 New System Srl Gruppo di stampa del tipo perfezionato e dispositivo di stampa a getto d'inchiostro comprendente il suddetto gruppo di stampa
JP5943858B2 (ja) * 2013-02-22 2016-07-05 ローランドディー.ジー.株式会社 洗浄液供給機構
JP6127587B2 (ja) * 2013-03-05 2017-05-17 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置および吐出ヘッドの洗浄方法
EP2783837B1 (de) * 2013-03-28 2016-10-12 Ivoclar Vivadent AG Verfahren und Vorrichtung zum schichtweisen Aufbau eines Formkörpers
JP6693397B2 (ja) * 2016-12-01 2020-05-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置
US9827796B1 (en) 2017-01-03 2017-11-28 Datamax-O'neil Corporation Automatic thermal printhead cleaning system
US11738559B2 (en) 2018-09-04 2023-08-29 Prototype And Production Systems, Inc. Printhead assembly guidance and positioning system
US10710370B2 (en) 2018-12-18 2020-07-14 Xerox Corporation System and method for attenuating the drying of ink from a printhead during periods of printhead inactivity
US10710371B1 (en) 2019-02-11 2020-07-14 Xerox Corporation Inkjet printhead cap having latching system
US10857798B2 (en) 2019-02-11 2020-12-08 Xerox Corporation Cap and evaporative devices stabilizing ink in nozzles of inkjet printheads
US10800174B2 (en) 2019-02-11 2020-10-13 Xerox Corporation Evaporative ink-blocking film devices stabilizing ink in nozzles of inkjet printheads
US10894411B2 (en) 2019-02-11 2021-01-19 Xerox Corporation Cap and application devices stabilizing ink in nozzles of inkjet printheads
US10696052B1 (en) 2019-02-11 2020-06-30 Xerox Corporation Submersion cap devices stabilizing ink in nozzles of inkjet printheads
US10814631B2 (en) 2019-02-11 2020-10-27 Xerox Corporation Inkjet printhead cap having rotatable panels
US10889117B2 (en) 2019-03-28 2021-01-12 Xerox Corporation System and method for attenuating the drying of ink from a printhead during periods of printer inactivity
US10717284B1 (en) 2019-03-28 2020-07-21 Xerox Corporation System and method for attenuating the drying of ink from a printhead during periods of printer inactivity

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4500895A (en) * 1983-05-02 1985-02-19 Hewlett-Packard Company Disposable ink jet head
JP2614207B2 (ja) * 1985-10-30 1997-05-28 キヤノン 株式会社 インクジエツト記録装置
US4719477A (en) * 1986-01-17 1988-01-12 Hewlett-Packard Company Integrated thermal ink jet printhead and method of manufacture
JPS62196153A (ja) * 1986-02-21 1987-08-29 Nec Corp インクジエツトヘツドクリ−ニング機構
US5182582A (en) * 1986-10-31 1993-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus with cleaning means that cleans lighter-ink discharge portions before darker-ink discharge portions
JPS6469351A (en) * 1987-09-09 1989-03-15 Sharp Kk Nozzle clogging preventive device in ink jet printer
US4853717A (en) * 1987-10-23 1989-08-01 Hewlett-Packard Company Service station for ink-jet printer
US4794409A (en) * 1987-12-03 1988-12-27 Hewlett-Packard Company Ink jet pen having improved ink storage and distribution capabilities
EP0335699B1 (en) * 1988-03-31 1995-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Replaceable ink jet cartridge and ink jet apparatus having the same
DE3817754A1 (de) * 1988-05-20 1989-11-23 Siemens Ag Vorrichtung zum reinigen und verschliessen der duesenflaeche eines tintendruckkopfes
US5027134A (en) * 1989-09-01 1991-06-25 Hewlett-Packard Company Non-clogging cap and service station for ink-jet printheads
DE4000454A1 (de) * 1990-01-09 1991-07-11 Siemens Ag Wischeinrichtung fuer tintendruckkoepfe
JPH03215043A (ja) * 1990-01-19 1991-09-20 Canon Inc インクジェット記録装置のワイパーブレード

Also Published As

Publication number Publication date
HK91497A (en) 1997-08-01
EP0558219A2 (en) 1993-09-01
DE69305391T2 (de) 1997-02-20
JPH0679879A (ja) 1994-03-22
EP0558219B1 (en) 1996-10-16
EP0558219A3 (en) 1993-10-27
DE69305391D1 (de) 1996-11-21
US5300958A (en) 1994-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3246532B2 (ja) サーマルインクジェットカートリッジ自動クリーニング印刷システム
US6913338B2 (en) Servicing system for an inkjet printhead
USRE40294E1 (en) Servicing system for an inkjet printhead
JP4094097B2 (ja) インクジェット・プリンタのプリントヘッド清浄装置
US5548310A (en) Automatic positioning of wiper blades in an ink jet printer maintenance station
USRE39242E1 (en) Wet wiping printhead cleaning system using a non-contact technique for applying a printhead treatment fluid
US5914734A (en) Printhead servicing system and method using a moveable wiper between a fluid source and a printhead
US5774142A (en) Use of a secondary spittoon for wasted ink containment
JP3553842B2 (ja) インクジェット印刷機構のインク溶媒補給システム
US7090328B2 (en) Wet-type wiping apparatus of inkjet printer and maintenance apparatus having the same
JP2004106280A (ja) インクジェットプリンタ
JPH08150722A (ja) 画像形成装置
US6491371B1 (en) Ink blotter for an ink jet printer maintenance station providing increased ink carrying capacity
US6659585B2 (en) System and method for draining ink from ink receiving devices
KR100338919B1 (ko) 프린터용펜
JPH11170566A (ja) 画像形成方法およびその装置
JPH06126948A (ja) インクジェット記録装置
US6736481B2 (en) System and method for cleaning ink ejection elements
JPH06270413A (ja) インクジェット記録装置
JP3260967B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2000000974A (ja) ワイパ―ブレ―ド清掃装置
JPH04344256A (ja) インクジェット記録装置およびインクカートリッジ
JPH05318759A (ja) インクジェット記録装置,該装置用インクタンクおよびインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ
JPH0725024A (ja) インクカートリッジおよびこれを用いたインクジェット記録装置
JPH07214785A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees