JP3246186U - フェンス - Google Patents

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Abstract

Figure 0003246186000001
【課題】支柱の劣化状況を容易に把握できるフェンスを提供する。
【解決手段】実施形態におけるフェンス100は、横線21と縦線22とが溶接された溶接金網を用いたフェンス100であって、高さ方向に延伸する一対の支柱1、1と、支柱1が固定される基礎部と、一対の支柱1、1に取り付けられるとともに溶接金網からなるパネル部2と、支柱1にパネル部2を取り付ける取付具3と、を備える。パネル部2は、上端と下端とに溶接金網が曲げ加工された曲げ加工部23、24が形成される。支柱1は、延伸方向に直交する断面が開断面である開断面部材10で構成される。
【選択図】図3

Description

本考案は、上下に曲げ加工部を有する溶接金網を用いたフェンスに関する。
道路との境界や敷地同士の境界等を仕切る手段として、支柱と格子状のパネルとを組み合わせたフェンスが使用される。フェンスに用いられるパネルとしては、直交に配置された縦線と横線とを電気抵抗溶接された溶接金網を用いる場合がある。溶接金網としては、一対の支柱の上部と下部とに架渡された胴縁に取り付けられるものや、溶接金網の上部と下部とを折り曲げ加工した胴縁無しのもの等がある。胴縁無しの溶接金網を用いたフェンスに関する技術として、例えば特許文献1~5が開示される。
特許文献1の支柱に溶接金網を取付けるための取付構造は、溶接金網の横筋あるいは縦筋に係止させつつ支柱に貫通形成される挿通孔に挿通して配設される係止部と、挿通孔に挿通された係止部の先端側に係合する嵌合部とを備える。
特許文献2のフェンス連結部材は、隙間の両側で同じ高さに配置された横線条それぞれに係合する一対の係合部が上端の両側に形成された受け部と、受け部に係着される係着部が上端に形成されると共に、隙間の両側に配置された縦線条それぞれに掛止される掛止部が両側縁に形成された押さえ部と、受け部及び押さえ部の下端部分それぞれを折り曲げ自在に結合する折曲部とを備える。
特許文献3のフェンス連結部材は、縦材と横材とが交差部で接合された格子状のパネル同士を連結する連結部材であって、連結部材は、連結されるパネルの側端部の交差部同士が間に位置する受け部材と押さえ部材とを有し、連結されるそれぞれのパネルの交差部の横材の上方を横切る第1の上部材、第2の連結部材とを備える。
特許文献4の支柱ホルダーは、設置面に支柱を設置するための支柱ホルダーであって、前記支柱ホルダーは上下端が開口する筒状体と、該筒状体の下端部が固定されて、前記筒状体を立設支持するベース部とを備え、上記開口端より支柱の下端が筒状体内に挿入されると共に、該支柱の下端が、筒状体の下方内壁部に対向して設けられた一対の突出部の上に載置されるように構成する。
特許文献5の溶接金網は、つる性の植物が絡みやすいように、メッシュの目を粗めにして、メッシュパネルをジグザグに前後に折り曲げ、その時に出来た内空間に支柱を装着する。
特開2017-115532号公報 特開2019-203325号公報 特開2016-188493号公報 特開2012-017600号公報 特開2013-068069号公報
しかしながら、特許文献1~5の開示技術では、胴縁無しの溶接金網が取り付けられる支柱として、鋼管や丸パイプ等の閉断面を有する支柱が用いられる。このため、支柱の内部の劣化状況が確認できない。そうすると、支柱としての性能が発揮できる状態で、フェンス全体や支柱の部分的な交換が行われる場合がある。したがって、支柱の劣化状況を容易に把握できる技術が求められる。
そこで、本考案は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、支柱の劣化状況を容易に把握できるフェンスを提供することにある。
本考案に係るフェンスは、縦線と横線とが溶接された溶接金網を用いたフェンスであって、高さ方向に延伸する一対の支柱と、前記支柱が固定される基礎部と、一対の前記支柱に取り付けられるとともに前記溶接金網からなるパネル部と、前記支柱に前記パネル部を取り付ける取付具と、を備え、前記パネル部は、上端と下端とに前記溶接金網が曲げ加工された曲げ加工部が形成され、前記支柱は、延伸方向に直交する断面が開断面である開断面部材で構成されることを特徴とする。
本考案によれば、支柱の劣化状況を容易に把握できるフェンスを提供できる。
図1は、第1実施形態におけるフェンスの一例を示す正面図である。 図2は、第1実施形態におけるフェンスの一例を示す側面図である。 図3は、第1実施形態におけるフェンスの一例における支柱部分を拡大して示す図であり、図3(a)は、その平面図、図3(b)は、その正面図、図3(c)は、その側面図である。 図4は、第2実施形態におけるフェンスの第1例を拡大して示す図であり、図4(a)は、その正面図、図4(b)は、その側面図である。 図5は、第2実施形態におけるフェンスの第2例を拡大して示す図であり、図5(a)は、その正面図、図5(b)は、その側面図である。 図6は、第3実施形態におけるフェンスを拡大して示す図であり、図6(a)は、その正面図、図6(b)は、その側面図である。
以下、本考案を適用したフェンスを実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1~図3に示すように、本考案に係るフェンス100は、縦線と横線とが溶接された溶接金網を用いたフェンスである。フェンス100は、支柱1と、パネル部2と、取付具3と、を備える。
支柱1は、高さ方向に延伸する。支柱1は、下端に基礎部5が設けられる。基礎部5は、例えば地中に埋設されるコンクリート基礎である。基礎部5には、支柱1の下端が埋設されて固定される。基礎部5としては、支柱1が固定されるベースプレートであってもよい。
図3(a)に示すように、支柱1は、延伸方向に直交する断面が開断面である開断面部材10で構成される。開断面部材10は、延伸方向に直交する断面が例えばハット形に形成される。支柱1が開断面部材10で構成されるため、閉断面で構成される場合と比べて、支柱の劣化状況を容易に把握できる。開断面部材10の延伸方向に直交する断面として、コの字形状等であってもよい。
開断面部材10は、ウェブ部11と、ウェブ部11の両端から傾斜して延びる一対のフランジ部12と、フランジ部12を挟んでウェブ部11の反対側の端部板部13と、を有する。
図1に示すように、パネル部2は、電気抵抗溶接により横線21と縦線22とが溶接固定された溶接金網からなる。パネル部2は、一対の支柱1に取り付けられる。図2に示すように、パネル部2は、上端と下端とに溶接金網が曲げ加工された曲げ加工部23、24が形成される。
図3(a)~(c)に示すように、パネル部2は、支柱1のウェブ部11と離間され、端部板部13に接して設けられる。
取付具3は、パネル部2を挟んで支柱1の反対側に配置される取付プレート31と、取付プレート31に設けられる締結具32と、を有する。取付プレート31は、平面視でコの字状に形成され、主板部31aと、主板部31aの両側の爪部31bと、を有する。主板部31aには、締結具32が設けられる。爪部31bの間には、縦線22が配置される。
締結具32は、例えばボルトナットで構成される。締結具32は、主板部31aと支柱1のウェブ部11に貫通される。パネル部2を支柱1と取付プレート31とに挟んだ状態で締結具32を締結することで、パネル部2が支柱1に取り付けられる。
本実施形態によれば、支柱1は、延伸方向に直交する断面が開断面である開断面部材10で構成される。これにより、支柱が丸パイプ等の閉断面で構成される場合と比べて、支柱の劣化状況を容易に把握できる。このため、支柱1の交換の必要性の有無を把握できるため、フェンス100全体や支柱1等の部分的な取り替えを適切に行うことができる。
(第2実施形態:第1例)
次に、第2実施形態におけるフェンス100について説明する。図4~図5に示すように、第2実施形態におけるフェンス100では、支柱1は、2つの開断面部材10-1、10-2同士が接合される。これにより、開断面部材10-1、10-2は、断面がオープンであることから、例えば開断面部材10-1、10-2同士を互いに重ね合わせて接合したり、開断面部材10-1、10-2の端面同士を互いに向かい合わせて継手板16を介して接合したりして、支柱1の高さを調整することができる。
支柱1は、基礎部5に埋設されて固定される下側の開断面部材10-1と、開断面部材10-1よりも高さ方向の上方に配置される上側の開断面部材10-2と、を有する。開断面部材10-1と開断面部材10-2は、上述した開断面部材10と同様の構成である。例えば開断面部材10-1の基礎部5から露出する長さを調整することで、支柱1の高さの微調整もできる。
図4(a)及び図4(b)に示すように、支柱1は、互いに重ね合わせた開断面部材10-1、10-2同士を接合する接合部材15を有する。接合部材15は、例えばボルトナットで構成される。図4の例における接合部材15は1つであるが、本発明における接合部材は複数でもよい。
開断面部材10-2には、パネル部2が取り付けられる。開断面部材10-1には、パネル部2が省略される。
接合部材15は、パネル部2の下端の曲げ加工部24よりも下側に配置される。これにより、パネル部2は、開断面部材10-2にのみに取り付けることができる。このため、開断面部材10-1、10-2の接合部分にパネル部2が干渉するのを抑制できる。
(第2実施形態:第2例)
図5(a)及び図5(b)に示すように、支柱1は、下側の開断面部材10-1と上側の開断面部材10-2とに跨って配置される継手板16と、継手板16と各々の開断面部材10-1、10-2とを接合する接合部材15と、を有してもよい。下側の開断面部材10-1の上端面と上側の開断面部材10-2の下端面とは、例えば互いに向かい合わされ、離間される。継手板16は、例えば平板状の鋼板が用いられる。継手板16は、例えばウェブ部11を挟んで両側に配置される。継手板16は、下側の開断面部材10-1と上側の開断面部材10-2とに跨って配置されるものであれば、開断面部材10-1、10-2と同様に延伸方向に直交する断面が例えばハット形等であってもよい。
開断面部材10-2には、パネル部2が取り付けられる。開断面部材10-1には、パネル部2が省略される。
本実施形態によれば、下側の開断面部材10-1と上側の開断面部材10-2とを接合する接合部材15を有する。これにより、例えば開断面部材10-1、10-2同士を互いに重ね合わせて接合したり、開断面部材10-1、10-2の端面同士を互いに向かい合わせて継手板16を介して接合したりして、支柱1の高さを調整できる。このため、フェンス100としての高さの自由度を向上できる。
本実施形態によれば、支柱1は、下側の開断面部材10-1と上側の開断面部材10-2とを重ねて接合する接合部材15を有する。これにより、継手板16を介して接合する場合と比べて、支柱1の高さが低くなるように調整できる。
本実施形態によれば、支柱1は、下側の開断面部材10-1と上側の開断面部材10-2とに跨って配置される継手板16と、継手板16と各々の開断面部材10-1、10-2とを接合する接合部材15と、を有する。これにより、開断面部材10-1、10-2同士を互いに重ね合わせて接合する場合と比べて、支柱1の高さが高くなるように調整できる。
(第3実施形態)
図6(a)及び図6(b)に示すように、支柱1は、互いに接合される2つの開断面部材10-1、10-2にそれぞれパネル部2が取り付けられてもよい。
支柱1は、下側の開断面部材10-1と上側の開断面部材10-2とに跨って配置される継手板16と、継手板16と各々の開断面部材10-1、10-2とを接合する接合部材15と、を有する。下側の開断面部材10-1の上端面と上側の開断面部材10-2の下端面とは、例えば互いに向かい合わされ、突き合わされてもよい。
開断面部材10-1、10-2には、それぞれパネル部2が取り付けられてもよい。
接合部材15は、開断面部材10-1に取り付けられるパネル部2の下端の曲げ加工部24と、開断面部材10-2に取り付けられるパネル部2の上端の曲げ加工部23と、の間に配置されてもよい。これにより、開断面部材10-1、10-2の接合部分にパネル部2が干渉するのを抑制できる。
本実施形態によれば、支柱1は、下側の開断面部材と上側の開断面部材10-2とは、それぞれパネル部2が取り付けられる。これにより、フェンス100自体の高さを高くすることができる。
なお、上述した実施形態では、2つの開断面部材10-1、10-2を接合する場合について説明したが、本発明では、開断面部材が3つ以上であってもよい。開断面部材を3つ以上接合することで、支柱1の高さを更に調整できる。また、本発明では、3つ以上の開断面部材のうち、少なくとも1つの開断面部材にパネル部を設ければよい。また、本発明では、パネル部は、2つの開断面部材に跨って取り付けられてもよい。
以上、本考案の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本考案を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本考案の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
100 :フェンス
1 :支柱
10 :開断面部材
10-1 :開断面部材
10-2 :開断面部材
11 :ウェブ部
12 :フランジ部
13 :端部板部
15 :接合部材
16 :継手板
2 :パネル部
21 :横線
22 :縦線
23 :曲げ加工部
24 :曲げ加工部
3 :取付具
31 :取付プレート
31a :主板部
31b :爪部
32 :締結具
5 :基礎部

Claims (4)

  1. 横線と縦線とが溶接された溶接金網を用いたフェンスであって、
    高さ方向に延伸する一対の支柱と、
    前記支柱が固定される基礎部と、
    一対の前記支柱に取り付けられるとともに前記溶接金網からなるパネル部と、
    前記支柱に前記パネル部を取り付ける取付具と、を備え、
    前記パネル部は、上端と下端とに前記溶接金網が曲げ加工された曲げ加工部が形成され、
    前記支柱は、延伸方向に直交する断面が開断面である開断面部材で構成されること
    を特徴とするフェンス。
  2. 前記支柱は、下側の前記開断面部材と上側の前記開断面部材とを重ねて接合する前記接合部材を有すること
    を特徴とする請求項1記載のフェンス。
  3. 前記支柱は、下側の前記開断面部材と上側の前記開断面部材とに跨って配置される継手板と、前記継手板と各々の前記開断面部材とを接合する前記接合部材と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載のフェンス。
  4. 前記支柱は、下側の前記開断面部材と上側の前記開断面部材とが接合され、
    上側の前記開断面部材と下側の前記開断面部材とは、それぞれ前記パネル部が取り付けられること
    を特徴とする請求項1記載のフェンス。
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