JP3245764U - 管継手 - Google Patents

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実 真田
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東亜高級継手バルブ製造株式会社
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Abstract

【課題】管継手の抜止め玉の数を増やし、支持ピンの配備位置に工夫を講じることを通じて、管体の抜止め作用を向上させる管継手を提供する。【解決手段】管継手は、継手本体30及びフランジ体40と、締付け機構50と、リング状のパッキン60と、抜止め玉20と、抜止め玉20を管体の周囲に配備するリング状のホルダー10と、支持ピン70と、を有する。ホルダー10の周方向等角度おきの複数箇所に保持させた抜止め玉20を基準抜止め玉21と別の抜止め玉25とに分ける。基準抜止め玉21の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に別の抜止め玉25を保持させる。【選択図】図5

Description

本考案は、比較的大径の排水管のような管体の接続に使用される管継手に関する。
従来、排水管のような管体とこの管体に外嵌した継手本体との間にリング状パッキンを配備し、このリング状のパッキンを、継手本体に対して締め付けたフランジ体によって軸方向に圧縮して管体と継手本体との相互間隙間を密封し、併せて、周方向等角度おきの複数箇所に抜止め玉を保持させた弾性体でなるリング状のホルダーを管体に外嵌することによって複数の抜止め玉を管体の周囲に配備し、フランジ体に設けられたテーパー面の作用によりホルダーに保持されている複数の抜止め玉を管体に押し付けることによって管体の抜け出しを防ぐようにした管継手が知られていた。この種の管継手にあっては、パッキン又は継手本体とホルダーとの間にピン型の支持ピンを介在させ、フランジ体によってホルダーに加えられる前進方向の力を、支持ピンを介して継手本体又はパッキンにより受け止めさせてホルダーの前進を制限し、そうすることによって上記したテーパー面による抜止め玉の押し付け作用が有効に発揮されるようにしたものがあった。先行例1には上記した従来例の構成を備える管継手が開示されている(特許文献1参照)。
図9は従来例の管継手に採用されていたリング状のホルダー10の正面図であり、このホルダー10の複数箇所に抜止め玉20…が保持されている。同図のように、抜止め玉20はホルダー10の周方向等角度θ1おきの6箇所に開設された矩形の貫通孔11…のそれぞれに圧入状態で保持されている。また、個々の抜止め玉20は、軸方向中央部がやや膨らんだ太鼓形に形成されていて、外周面にはローレット加工が施されている。そして、ホルダー10の貫通孔11…に圧入されている抜止め玉20の軸線は、ホルダー10の周方向に沿うように配備されている。このホルダー10を、上記した従来例による管継手に採用した場合、それぞれの抜止め玉20は、フランジ体のテーパー面の作用により管体に押し付けられて管体の抜け出しを防ぐことに役立つ。
特開2010-151318号公報
しかしながら、リング状のホルダー10がゴムなどの弾性体によって作られていることにより、ホルダー10の微少な変形に起因して6個の抜止め玉20が管体の軸線方向で微妙に位置ずれし、6個の抜止め玉20にフランジ体のテーパー面による押付け作用が一様には加わらなくなり、6個の抜止め玉20による管体の押付力にばらつきが生じることがある。このことは、抜止め玉20による管体の抜止め作用を低下させる要因になると考えられる。
一方、ホルダー10の微少な変形は、上記した従来例のように、リング状パッキン又は継手本体とホルダーとの間に支持ピンを介在させ、フランジ体によってホルダーに加えられる前進方向の力を、支持ピンを介して継手本体又はリング状パッキンにより受け止めさせることによりホルダーの前進を制限したり、支持ピンの配備位置に工夫を講じることによってある程度は抑制することが可能であると考えられる。
また、抜止め玉を増設してその数を増やすと、管体に対する抜止め玉の接触箇所が増えて作用点が分散するために、仮に管体に接触していない抜止め玉があったとしても、抜止め性能は安全側に働くと考えられる。
本考案は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、抜止め玉を増設してその数を増やし、併せて、支持ピンの配備位置に工夫を講じることを通じて、管体の抜止め作用を確実に向上させることが可能な管継手を提供することを目的としている。
本考案に係る管継手は、管体に外嵌される継手本体及びこの継手本体に近付く方向に前進可能なフランジ体と、継手本体にフランジ体を締め付けてフランジ体を前進させる締付け機構と、継手本体と管体との間に介在されてフランジ体の前進により軸線方向に圧縮されて管体と継手本体との相互間隙間を密封するリング状のパッキンと、フランジ体に設けられたテーパー面により管体に押し付けられて管体の抜け出しを防ぐ抜止め玉と、管体に外嵌されて周方向等角度おきの複数箇所に保持した抜止め玉を管体の周囲に配備するための弾性体でなるリング状のホルダーと、パッキンとホルダーとの間に介在されてフランジ体の前進に追従するホルダーの前進を制限する支持ピンと、を有してなる。そして、ホルダーの周方向等角度おきの複数箇所に保持された抜止め玉を基準抜止め玉として規定し、ホルダーにおける基準抜止め玉の保持箇所と上記支持ピンの配備箇所とがホルダーの軸線方向に並んでいて、ホルダーにおける基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に、フランジ体のテーパー面により管体に押し付けられて管体の抜け出しを防ぐ別の抜止め玉が保持されている、というものである。
このように構成されている管継手によると、ホルダーに保持されている抜止め玉の総数が、基準抜止め玉の数に別の抜止め玉の数を加えた数になるので、管体に対する抜止め玉の接触箇所が増えて抜止め性能が安全側に働く。また、ホルダーにおける基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に別の抜止め玉が保持されていることにより、支持ピンによるホルダーの前進を制限する作用が、基準抜止め玉の保持箇所と別の抜止め玉との両方で一様に発揮されるようになり、全部の抜止め玉が管体の抜け出しを防ぐことに有効に作用するようになる。
本考案では、基準抜止め玉の数と支持ピンの数とが同数であり、ホルダーにおける基準抜止め玉の複数の保持箇所のそれぞれと上記支持ピンの複数の配備箇所のそれぞれとが、各別に、ホルダーの軸線方向に並んでいることが望ましい。これによれば、複数の支持ピンのそれぞれによるホルダーの前進を制限する作用が、複数の基準抜止め玉の保持箇所のそれぞれに一様に発揮されるだけでなく、基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に保持されている別の抜止め玉の保持箇所でも一様に発揮される。
本考案では、基準抜止め玉の保持箇所と基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所で保持された別の抜止め玉の保持箇所との隔たり角度が15度である、という構成を採用することが望ましい。これによれば、別の抜止め玉の保持箇所が基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所になり、しかも、別の抜止め玉が基準抜止め玉に近付きすぎてそれらの保持状態が不安定になることを回避することが可能になる。
本考案では、ホルダーに装着された上記支持ピンがパッキンに設けられた孔部に摺動自在に挿入され、この支持ピンの先端が上記孔部の底面に突き合わされている、という構成を採用することが可能である。これによれば、支持ピンを挿入する孔部がパッキンを軸線方向に貫通させる必要がなくなるため、管体と継手本体との相互間隙間を密封するというパッキンによる作用が確実に発揮される。
本考案に係る管継手によれば、ホルダーに保持されている抜止め玉を増設してその総数を増加させることにより、管体に対する抜止め玉の接触箇所が増え、作用点が分散して抜止め性能が安全側に働く、という効果が奏される。また、支持ピンによるホルダーの前進を制限する作用が、基準抜止め玉の保持箇所と別の抜止め玉との両方で一様に発揮されることにより、全部の抜止め玉が管体の抜け出しを防ぐことに有効に作用するようになって当該管継手による抜止め作用の信頼性が向上する。
本考案に係る管継手の要部を示した分解断面図である。 同管継手による接続作業の中間段階を示した要部の断面図である。 同管継手による接続構造の要部の断面図である。 図1のIV部の拡大図である。 リング状のホルダーを後方から見た背面図である。 図5のVI-VI線に沿う断面図である。 リング状のホルダーを前方から見た正面図である。 他の実施形態に係るリング状のホルダーを後方から見た正面図である。 従来例の管継手に採用されていたリング状のホルダー10の正面図である。
図1は本考案に係る管継手100の要部を示した分解断面図、図2は同管継手100による接続作業の中間段階を示した要部の断面図、図3は同管継手100による接続構造の要部の断面図である。また、図4は図1のIV部の拡大図である。
図1~図3に示した管継手100は、継手本体30及びフランジ体40のほか、締付け機構50としてのボルト51及びナット52、一定の軸長を有するリング状のパッキン60、所要数の抜止め玉20…保持しているリング状のホルダー10、支持ピン70、パッキンカバー80、などを有している。
リング状のホルダー10はゴムなどの弾性体でなり、その周方向複数箇所に矩形の貫通孔11…を有し、それぞれの貫通孔11…に、軸方向中央部がやや膨らんだ太鼓形に形成された抜止め玉20が圧入状態で保持されている。抜止め玉20の外周面にはローレット加工が施されている。そして、ホルダー10の貫通孔11に圧入されている抜止め玉20の軸線は、ホルダー10の周方向に沿うように配備されている。さらに、ホルダー10には、その前面から前方に突き出た複数の支持ピン70が備わっている。これらの支持ピン70もホルダー10の周方向等角度おきの複数箇所に設けられている。これに対し、リング状のパッキン60には、ホルダー10に設けられている複数の支持ピン70…と同数の軸線方向に長い孔部61が設けられていて、これらの孔部61にホルダー10の前面から前方に突き出た複数の支持ピン70が各別に摺動自在に挿入されている。さらに、パッキン60の後端面には硬質のパッキンカバー80が重ね合わされていて、上記支持ピン70はこのパッキンカバー80に設けられた貫通孔81にも摺動自在に挿通されている。
図5はリング状のホルダー10を後方から見た背面図、図6は図5のVI-VI線に沿う断面図、図7はリング状のホルダー10を前方から見た正面図である。図5に示したように、本考案に係る管継手100において、ホルダー10に保持されている所要数の抜止め玉20は、複数の基準抜止め玉21…として規定されているものと、この基準抜止め玉21とは別の複数の抜止め玉25…と、に分かれている。
図5では基準抜止め玉21…を一転鎖線で囲んで示してあり、これから明らかな様に、基準抜止め玉21…はホルダー10の周方向等角度おきの複数箇所に設けられている。具体的には、基準抜止め玉21…の数が6個であり、それらの6個の基準抜止め玉21…の保持箇所の隔たり角度θ1が60度になっている。そして、基準抜止め玉21の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に上記した別の抜止め玉25…が保持されていて、基準抜止め玉21の保持箇所と別の抜止め玉25の保持箇所との隔たり角度αが15度になっている。
一方、図7に示したように、リング状のホルダー10に備わっている支持ピン70は、6個の基準抜止め玉21…のそれぞれの保持箇所の前側に位置している前面から前方に突き出ている。言い換えると、ホルダー10における基準抜止め玉21の保持箇所と支持ピン70の配備箇所とがホルダー10の軸線方向に並んでいる。したがって、支持ピン70の数は6本であり、それらの隔たり角度は上記した6個の基準抜止め玉21…の保持箇所の隔たり角度θ1と同一の60度になっている。このように、この実施形態では、基準抜止め玉21の数と支持ピン70の数とが同数であり、ホルダー10における基準抜止め玉21の複数の保持箇所のそれぞれと支持ピン70の複数の配備箇所のそれぞれとが、各別に、ホルダー10の軸線方向に並んでいる。これに対し、リング状のパッキン60に設けられている6箇所の孔部61…は、上記した6本の支持ピン70…に個別に対応している。
次に、図1~図4を参照して管体と管継手100との接続手順及び管継手100による作用などを説明する。
図1又は図4のように、管体200に、フランジ体40と、後端面にパッキンカバー80が重ね合わされたパッキン60及びホルダー10と、を外嵌する。この場合、ホルダー10の6本の支持ピン70をパッキンカバー80の貫通孔81及びパッキン60の6箇所の孔部61にそれぞれ挿入してそれらを一体化したものを管体200に外嵌しておいても、あるいは、パッキンカバー80を備えたパッキン60とホルダー10とを管体200に外嵌した後で、ホルダー10の6本の支持ピン70をパッキンカバー80の貫通孔81及びパッキン60の6箇所の孔部61にそれぞれ挿入するようにしてもよい。ホルダー10を管体200に外嵌すると、ホルダー10に保持されている複数の抜止め玉20…が管体200の周囲に配備される。
この後、図2のように、継手本体30を管体200の端部に嵌合してパッキン60に被せることと併せて、フランジ体40を継手本体30に近付けて、フランジ体40に備わっている段付部41をパッキンカバー80に当て付け、かつ、フランジ体40に備わっているテーパー面42をホルダー10に被せる。そして、図3のように、締付け機構50としてのボルト51及びナット52を用いて継手本体30にフランジ体40を締め付ける。
このようにすると、継手本体30と管体200との間に介在されているパッキン60が、フランジ体40の前進(矢印P)により軸線方向に圧縮されて管体200と継手本体30との相互間隙間を密封する。これによりパッキン60による止水性能が発揮されるようになる。また、図3のように、パッキン60がフランジ体40の前進により軸線方向に圧縮されると、フランジ体40の前進(矢印P)に追従してホルダー10が押されて前進し、それに伴って、支持ピン70は、その先端がパッキン60の孔部61の底面62に突き合わされ、これにより支持ピン70の一部が孔部61から露出する。これに伴い、パッキンカバー80とホルダー10とが離反して両者の間に一定の空間が形成される。こうして、支持ピン70の先端がパッキン60の孔部61の底面62に突き合わさると、支持ピン70がフランジ体40の前進に追従するホルダー10の前進を制限する作用を発揮することになるので、フランジ体40のテーパー面42がホルダー10に保持されている複数の抜止め玉20…を管体200に押し付ける。これにより、複数の抜止め玉20…によって管体200の抜け出しを防ぐ作用、すなわち、抜止め作用が発揮される。
ところで、この実施形態に係る管継手100では、図5を参照して説明したように、ホルダー10の周方向等角度おきの6箇所に保持された抜止め玉が基準抜止め玉21…として規定され、これらの抜止め玉21…の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に、別の抜止め玉25…が保持されている。このため、別の抜止め玉25…の数だけ抜止め玉20が増設されてその数が増えていることになり、管体200に対する抜止め玉20の接触箇所が増えて抜止め性能が安全側に働くようになる。また、支持ピン70によるホルダー10の前進を制限する作用が、基準抜止め玉21の保持箇所と、それに近接している別の抜止め玉25の保持箇所、との両方で一様に発揮されるようになるため、フランジ体40のテーパー面42による抜止め玉20及び別の抜止め玉25の押付力にばらつきが生じなくなる。このため、全部の基準抜止め玉21及び全部の別の抜止め玉25が、管体200の抜け出しを防ぐことに有効に作用するようになる、という優れた効果が奏される。
特に、この実施形態では、上記したように基準抜止め玉21の保持箇所と基準抜止め玉21の保持箇所から周方向に離れた近接箇所で保持された別の抜止め玉25の保持箇所との隔たり角度αを15度に定めてある。この構成を採用したことにより、別の抜止め玉25の保持箇所が基準抜止め玉21の保持箇所から周方向に離れた近接箇所になるにもかかわらず、別の抜止め玉25が基準抜止め玉21に近付きすぎてホルダー10によるそれらの保持状態が不安定になることが回避されるという利点がある。
図8は他の実施形態に係るリング状のホルダー10を後方から見た正面図である。この事例では、6個の基準抜止め玉21…(一点鎖線で囲んである。)から選択された4個の基準抜止め玉21…の両側に1つづつの別の抜止め玉25,25を増設してある。他の2個の基準抜止め玉21…には、1つづつの別の抜止め玉25を増設してある。これによっても、上記したところと同様に、支持ピン70(図7参照)によるホルダー10の前進を制限する作用が、基準抜止め玉21の保持箇所と別の抜止め玉25との両方で一様に発揮されるようになり、全部の抜止め玉20が管体200の抜け出しを防ぐことに有効に作用するようになる、という効果が奏される。
上記した実施形態では、基準抜止め玉21の数を6個とした事例を説明したけれども、基準抜止め玉21の数は6個に限定されるものではなく、管体200のサイズに応じたホルダー10の直径などを勘案して適切に定めるべきである。たとえば、ホルダー10の直径が小さい場合は6個よりも少ない数を選択することができるし、ホルダー10の直径が大きい場合は6個よりも多い数を選択することができる。支持ピン70の数についても同様である。
10 ホルダー
20 抜止め玉
21 基準抜止め玉
25 別の抜止め玉
30 継手本体
40 フランジ体
42 テーパー面
50 締付け機構
60 パッキン
61 孔部
62 孔部の底面
70 支持ピン
100 管継手
200 管体
θ1基準抜止め玉の保持箇所の隔たり角度
α 基準抜止め玉の保持箇所と別の抜止め玉の保持箇所との隔たり角度

Claims (4)

  1. 管体に外嵌される継手本体及びこの継手本体に近付く方向に前進可能なフランジ体と、継手本体にフランジ体を締め付けてフランジ体を前進させる締付け機構と、継手本体と管体との間に介在されてフランジ体の前進により軸線方向に圧縮されて管体と継手本体との相互間隙間を密封するリング状のパッキンと、フランジ体に設けられたテーパー面により管体に押し付けられて管体の抜け出しを防ぐ抜止め玉と、管体に外嵌されて周方向等角度おきの複数箇所に保持した抜止め玉を管体の周囲に配備するための弾性体でなるリング状のホルダーと、パッキンとホルダーとの間に介在されてフランジ体の前進に追従するホルダーの前進を制限する支持ピンと、を有してなり、
    ホルダーの周方向等角度おきの複数箇所に保持された抜止め玉を基準抜止め玉として規定し、
    ホルダーにおける基準抜止め玉の保持箇所と上記支持ピンの配備箇所とがホルダーの軸線方向に並んでいて、ホルダーにおける基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所に、フランジ体のテーパー面により管体に押し付けられて管体の抜け出しを防ぐ別の抜止め玉が保持されていることを特徴とする管継手。
  2. 基準抜止め玉の数と支持ピンの数とが同数であり、ホルダーにおける基準抜止め玉の複数の保持箇所のそれぞれと上記支持ピンの複数の配備箇所のそれぞれとが、各別に、ホルダーの軸線方向に並んでいる請求項1に記載した管継手。
  3. 基準抜止め玉の保持箇所と基準抜止め玉の保持箇所から周方向に離れた近接箇所で保持された別の抜止め玉の保持箇所との隔たり角度が15度である請求項1又は請求項2に記載した管継手。
  4. ホルダーに装着された上記支持ピンがパッキンに設けられた孔部に摺動自在に挿入され、この支持ピンの先端が上記孔部の底面に突き合わされている請求項1に記載した管継手。
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