JP2875889B2 - 軸線方向にスエージ加工された管継手用スエージ工具 - Google Patents

軸線方向にスエージ加工された管継手用スエージ工具

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JP2875889B2 JP5513512A JP51351293A JP2875889B2 JP 2875889 B2 JP2875889 B2 JP 2875889B2 JP 5513512 A JP5513512 A JP 5513512A JP 51351293 A JP51351293 A JP 51351293A JP 2875889 B2 JP2875889 B2 JP 2875889B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は管継手をスエージ加工するのに用いるスエー
ジ工具に関するものであり、特に軸線方向にスエージ加
工された管継手をスエージ加工(結合)するためのスエ
ージ工具に関するものである。
スエージ加工された管継手は航空機、船舶、石油およ
び化学産業において用いられるチューブおよびパイプを
含んだ種々のタイプの流体系において用いられるチュー
ブおよびパイプを接続するのに多年にわたって用いられ
てきた。両管端部は通常円筒状スリーブの形をした継手
内に挿入され、次に該継手がスエージ工具を用いてスエ
ージ加工され、両管の間に流体密な接続部材が作成され
る。このスエージング作業は半径方向の力を加え、この
半径力が継手および管を内向きに圧縮することで通常行
なわれる。この半径力は直接スエージ工具によって加え
ることも出来るし、継手に半径力を加えるべくスエージ
工具によって軸線方向に動かされる特殊形状のリングに
よって間接的に加えることも出来る。本出願の発明は軸
線方向に移動可能なスエージリングを備えた継手ととも
に用いるように設計された後者のタイプのスエージ工具
に向けられている。これらの継手は軸線方向にスエージ
加工された継手と呼ぶことにする。
軸線方向にスエージ加工さた継手の典型例は1つの円
筒状スリーブを有しており、該スリーブはその相対する
端部において2本の管の端部を収納するための開口を備
えており、更に前記スリーブの各端部には1つのスエー
ジリングが設けられている。スリーブの外側表面および
スエージリングの内側表面は互いに接触しており、スエ
ージリングがスリーブ上を軸線方向に移動すると半径方
向の力がスリーブに、かくして管に加わるような形状と
されている。必らずしも全ての継手が2つのスエージリ
ングを備えたスリーブを採用している訳ではないが、し
ばしばそうなるように、所望に応じて2つの管を互いに
結合するべく2つのスエージリングを使用することが必
要となる。
2つのスエージリングを備えた継手をスエージ加工す
ることが必要な状況においては、工具のオペレータは最
初対応するスエージリングを対応するスリーブ端部上で
軸線方向に移動させることにより、継手の一方の側を管
の1つにスエージ結合しなければならない。この後、オ
ペレータは、通常、工具の姿勢を180度回転させ、前述
の過程を繰返し、継手の他方の側を残りの管へとスエー
ジ結合してやらねばならない。
過去においては、軸線方向にスエージ加工された継手
を既存のスエージ工具でスエージ結合するには困難がつ
きまとった。例えば、工具の姿勢を回転させ継手の両側
をスエージ加工する必要があるいうことは、スエージ作
業を完遂するに必要な時間を増大させることになる。こ
の時間増大は労賃増大にはねかえってくるが、この増大
は通常、航空機用途においてそうであるように、多数個
の継手をスエージ加工する時には顕著なものとなる。こ
のことはまたオペレータの疲労を増大させることにな
る。何故ならば、既存の市販されているスエージ工具は
大きく、かさばるものであるから。さらには、工具を回
転させる必要性は工具の実効展開域を増大させるので、
例えばバルクヘッド付近またはその類いのように狭い領
域でスエージ作業を行うことを困難または不可能にする
可能性がある。
既存のスエージ工具におけるさらに別の欠点は、同工
具の重量が過大であり、寸法が大きく、多数個の移動部
品を含んだ比較的複雑な構造をしているということにあ
る。この欠点は製造および保守コストの望ましくない増
大を招くのみならず、同工具を長時間取扱う時に、オペ
レータの疲労を増大させることに通ずる。更には、工具
が過大な寸法におよび重量を有しているために、オペレ
ータは通常特別な注意を払って継手上に工具を配置し、
保持することでスエージング作業中にスエージリングが
傾斜することを防止しなければならない。
従って、軸線方向にスエージ加工された管用継手をス
エージ結合または加工するためのスエージ工具であっ
て、可動部品の数が少なく、軽量であり、従来のスエー
ジ工具よりも信頼性に富んだスエージ工具に対する確た
るニーズがずっと存在していた。更には、スエージ工具
にして、同工具を回転させることなく継手の両側をスエ
ージ加工することが出来、狭い領域においても継手をス
エージ加工することの出来るスエージ工具に対するニー
ズも大きいものがあった。本発明はこれらのおよび他の
ニーズを満足しており、更なる関連した利点をも提供し
ている。
発明の要約 本発明は2つまたはそれ以上の管を互いに締結するべ
く軸線方向にスエージ加工された油圧管用継手およびそ
の類いにおいて用いられるスエージ工具を提供してい
る。同工具が3ピースの構造をしており、これに加えて
以下に説明される他の特徴が組合わされていることは、
同スエージ工具が極めてコンパクトでありながら軽量で
あるというバランスの良さに貢献しており、かくして狭
く、到達しにくい領域において継手を効果的にスエージ
加工することを可能としている。本発明のスエージ工具
は更に操作が簡単であり、使用上の信頼性に富み、製造
が比較的安価であり、保守費用も低いことをねらってい
る。
前記スエージ工具は管を収納するためのスリーブとス
エージリングを備えたタイプの、軸線方向にスエージ加
工された継手とともに用いるように設計されている。前
記リングがスリーブ上を軸線方向に動かされる時に、同
リングはスリーブに半径方向力を伝達し、該半径力がス
リーブを管にスエージ結合せしめる。前記スエージ工具
は2つのスエージリングを備えたスリーブ、単一スエー
ジリングを備えたスリーブまたは継手を1つまたはそれ
より多い管に結合するのに適した他の形状物および組合
せ物を採用した継手とともに用いることが出来る。
前記スエージ工具は内側表面および外側表面を備えた
ハウジングと、該ハウジング内で相反する軸線方向に移
動可能なピストンとを有している。
好ましい実施例において、前記ハウジングは円筒形状
をなしており、前記ピストンは該ハウジングの内側表面
と軸線方向滑動係合をなす円筒形外側表面を備えてい
る。前記ハウジングは好ましくは1つの閉じた端部と、
1つの開いた端部にして、ピストンをハウジング内に封
じ込めるキャップへとねじで接続されている端部とを有
している。このキャップはピストンをハウジング内で軸
線方向に、ハウジングの前記開いた端部から閉じた端部
へと選択的に移動させるための油圧源へと接続されてい
る。ハウジングの閉じた端部とピストンの間にはばねま
たは他の適当な付勢装置が挿設されて、ピストンをハウ
ジングの開いた端部に向けて通常は付勢せしめている。
本発明によれば、ハウジングの外側表面上には、閉じ
た端部と近接して第1の係合部材が形成されて、スリー
ブまたはリングと係合することにより、該スリーブまた
はリングが軸線方向に移動することを抑制している。ピ
ストンの外側表面上には第2の係合部材が形成されて、
前記リングまたはスリーブと係合することにより、ピス
トンがハウジングの閉じた端部に向けて移動した際、前
記リングまたはスリーブを前記第1の係合部材に向けて
軸線方向に移動させるようにされている。前記第1の係
合部材および第2の係合部材は前記リングまたはスリー
ブと係合するようにされている。かくして、オペレータ
はまず、例えば、スリーブを静止している第1の係合部
材と係合させ、次にスエージリングをして、これをスリ
ーブ上で移動させる第2の係合部材と係合させることに
より、継手の一方の側をスエージ加工することが出来
る。この後、オペレータは継手の他方の端部をスエージ
加工するのに工具を180°回転させる必要はない。その
代りに、オペレータは第1の係合部材をスエージリング
と係合させ、第2の係合部材をスリーブと接触させるの
みで良い。このようにして、リングをスリーブ上でスエ
ージ作動させることが、工具の姿勢を180°回転させる
ことなく可能となる。何故ならば、前記第1および第2
の係合部材は前記リングまたはスリーブと係合すれば良
いからである。
本発明の1つの特徴によれば、前記第1および第2の
係合部材を各々は、半円形ベースによって締結された2
つの垂直側方部分を有するU字形状のヨークを有してい
る。第1の係合部材の前記ヨークはハウジングの外側表
面に直接接続されており、ハウジングの外側表面および
U字形状ヨークの2つの垂直な側方部分に接続された2
つの隔置された安定化脚を含んでいる。前記第2の係合
部材のヨークは、しかしながら、ピストンの外側表面か
ら半径方向に隔置されており、同表面にはピストンの外
側表面に接続され、そこから外向きに延びる一対の隔置
脚によって接続されている。これらの脚はハウジング内
の対応する隔置軸線方向割溝内を移動するように設計さ
れている。これら2つの割溝間におけるハウジング部分
はピストンの外側表面と、前記第2の係合部材に対応す
るヨークの半円形ベースとの間で滑動する。この形状は
ハウジングと、ピストンおよびキャップと、これらに加
えてばね、シール、2つの軸受、支持リングとからなる
補助的部品とによる3ピース構造品を提供しており、該
構造品は互いに嵌合し、きわめてコンパクトで軽量はス
エージ工具を提供するべく協働する点で有利である。
前記工具の構造が独特であり、工具ハウジング内に軸
線方向割溝を使用しているということにより、力発生軸
線(すなわちピストン軸線に沿う)の力作用軸線(すな
わち継手軸線に沿う)からのずれは最小に押えることが
出来る。その結果内部の工具変形量および応力は減少さ
れる。このことは工具の寸法および重量の減少を可能と
する。
各ヨークの継手と接触する垂直側方部分は通常平行で
あり、実際には必要に応じてわずかに傾斜しているの
で、工具がスエージ力を受けて内部で変形を生ずると、
ヨークの側方部分は、工具が最大のスエージ力を受ける
時、ほぼ完全な平行状態となる。こうすることによっ
て、スエージ作業を行なう時のスエージリングの倒れは
減少し、場合によっては解消する。また前記ヨークを1
つの共通軸線に沿って整合し、スエージング操作中に発
生する力もまたこの軸線に沿って集中するようにするこ
とで工具にはバランスした形状が提供される。この軸線
は継手の軸線および各ヨークの半円形ベースの焦点と整
合している。前記軸線はまた円筒状ハウジングの軸線と
も平行をなしている。この形状により外部のモーメント
または力はオペレータが手で受け止めている工具に伝達
されることがない。このように外力を除去することによ
ってオペレータによる工具の操作および移動がより容易
になる。
本発明の他の特徴および利点は例示の目的で本発明の
原理を例示している付図と連結してなされる以下の詳細
な説明により明らかとなるであろう。
図面の簡単な説明 付図は本発明を例示している。付図において、 第1図は本発明の特徴を具現しているスエージ工具の
斜視図で示す展開組立図である。
第2図は前記スエージ工具の横断立面図であり、管継
手をスエージ加工するのに先立って定置されている同工
具を示している。
第3図は第2図に類似した横断立面図であり、管継手
がスエージ加工された後におけるスエージ工具を示して
いる。
第4図は実質的に第3図の線4−4に沿って眺めたス
エージ工具の横断立面図であり、管継手と噛合うように
された工具のヨーク上の隆起した領域を示している。
好ましい実施例の詳細な説明 付図に示したように、本発明は継手12をスエージ加工
して、2本の管14および16を互いに締結するのに用いら
れる、参照番号10で全体が示されるスエージ工具に具現
化されている。前記工具は特にテーパ状の外側表面と管
14または16を収納するための円筒状内側表面を備えた円
筒状スリーブ18を有するタイプの継手をスエージ加工す
るようにされている。スエージリング20はスリーブ18を
取囲んでおり、スリーブ18の外側表面と適合し、これと
係合する内側表面を備えている。スエージする前に、ス
エージリング20はスリーブ18に関して外方に位置決めさ
れるのでスエージリングによってスリーブに半径方向力
が加えられることはない。スエージング中においては、
前記スエージングリング20はスリーブ18上を前方へと軸
線方向に移動されるので、テーパ状の表面がリングおよ
びスリーブに相互作用を及ぼし、その結果、スリーブ18
および管14または16には半径方向の力が内向きに作用
し、これらの間にスエージ加工された接続部が形成され
る。これらの継手は一般的に軸線方向にスエージされた
継手と呼ばれる。しかしながら、継手18とリング20の間
の他の形状の接触表面も可能であることを理解された
い。何故ならば工具10の作動はこれらの形状とは独立し
ているからである。
第1図は工具10の展開組立図を示している。工具10は
実質的に円筒状の外側表面24と円筒状の内側表面26を備
えたハウジング22を有している。前記ハウジング22は閉
じた端部28と開いた端部30を備えており、開いたハウジ
ング端部の外側表面24上には外側ねじ32が設けられてい
る。円筒状外側表面36を備えたピストン34はハウジング
22内を軸線両方向に移動することで、ハウジングの円筒
状内側表面26と滑動的に係合している。内側にねじを切
った表面40を有するキャップ38はハウジング22の外側表
面24上のねじ32にねじ係合している。これによりピスト
ン34はハウジング22内に閉込められている。
キャップ38はまた油圧源に接続するためのポート42を
含んでいるので、圧力がポート42中に導入されると、該
圧力はピストン34上のヘッド44に作用し、ピストンはハ
ウジングの閉じた端部に向けて動かされる。ピストン34
のヘッド44と反対側の端部は収納子46を備えており、該
収納子はばね48の一方の端部を保持しており、ばねの他
方の端部はハウジング22の閉じた端部28と接触してい
る。かくして、ばね48の力に打勝つ十分な圧力が無い場
合には、ばねは通常ピストン34をしてハウジング22の閉
じた端部から離れるように付勢せしめている。
本発明によれば、ハウジング22およびピストン34上に
は2つの係合部材が設けられているが、これらはスエー
ジリング20をスリーブ18上で移動させ、以って継手12を
管14または16にスエージ結合させる作用を行うためのも
のである。1つの好ましい実施例において、これらの係
合部材はハウジング22の外側表面24に形成された1つの
外側ヨーク50と、ピストン34の外側表面36に形成された
内側ヨーク52とを有している。以下により詳細に説明す
るように、これらヨーク50および52の各々はリング20ま
たはスリーブ18と係合して、スエージリングをスリーブ
上で軸線方向に動かし、継手12をスエージ加工するよう
にされている。
第2図及び第3図はスエージ作業の前後におけるヨー
ク50および52の位置を示している。これらの図ならびに
第1図および第4図に示すように、外側ヨーク50はハウ
ジング22の閉じた端部28付近の外側表面24に形成され、
リング20またはスリーブ18と係合して、これが軸線方向
に移動しないよう拘束している。外側ヨーク50は実質的
にU字形状を備えており、底部において半円形ベース56
によって結合されている2つの垂直な側方部分54を有し
ている。外側ヨーク50を支持して、それが過度に大きな
力を受けるスエージング作用中破損することを防止する
ために、2つの隔置された安定化脚58がヨーク50の2つ
の垂直な側方部分54ならびにハウジング22の外側表面24
に接続されている。
内側ヨーク52は構造において外側ヨーク50に等しく、
底部において半円形ベース62によって結合されている2
つの垂直側方部分60を有している。内側ヨーク52もまた
2つの隔置された安定化脚64によってピストン34の外側
表面36に接続されている。これらの脚64はU字形状をし
た内側ヨーク52の2つの垂直側方部分60ならびにピスト
ン34の外側表面36に接続されている。前記内側ヨーク52
は、しかしながら、外側ヨーク50と異なりピストン34の
外側表面36には直接接続されていない。代りに、内側ヨ
ーク52の半円形ベース62はピストン34の外側表面36から
隔置されており、従って2本の安定化脚64によってのみ
支持されている。
ピストン34のハウジング22に対する軸線方向滑動運動
を許すために、ハウジング22には2つの隔置された軸線
方向溝66が外側ヨーク50を支持する2つの安定化脚58間
において形成されている。内側ヨーク52の安定化脚64は
ハウジング22のこれらの軸線方向溝66内を滑動するよう
に設計されている。ハウジング22のこれら2つの割溝66
間にある部分68は、従って、ピストン34がハウジング22
に対して移動する時に、内側ヨーク52の半円形ベース62
とピストン34の外側表面36の間を滑動する。
注目すべきは軸線方向割溝66がハウジング22のねじ32
中を完全に延びているということである。通常、このよ
うにスエージング工具のねじを中断させることは極めて
まれであり、慣用の技術に反する方法であるかも知れな
い。何故ならばそうすることは、この場合、ハウジング
22とキャップ38間のねじ締結の一体性を弱め、中途半端
なものにすることになるであろうから。しかしながら、
工具の構造的一体性は軸線方向割溝66によっては損なわ
れない。何故ならば、ハウジング22のねじ32はテーパ状
の形状を有しているので、荷重は各ねじ上に実質的に均
一に分布され、通常のように最初の2山のねじにのみ作
用するということが無い。より具体的に言えば、ハウジ
ング上のねじ32はねじの外側ピッチ径がハウジング22の
開いた端部30から離れる方向に増大するよう増加してい
る。キャップ上のねじ40は一定のピッチ径を備えて作ら
れている。こうすることにより、ハウジング22とキャッ
プ38の間には、軸線方向割溝66によって影響を受けない
強固なねじ接続部材が提供される。
さらに、円筒状の支持リング78がハウジング22の開い
た端部30上に配置されている。この支持リング78は2つ
の軸線方向割溝66間の部分を支持し、キャップ38が加圧
された時に、部分68が半径方向内向きにたわむことを防
止している。それによりねじが高い張力にさらされる。
好ましい実施例における支持リング78はハウジング22の
開いた端部30内の凹み内に嵌合するL字形状の横断面を
有している。キャップ38がハウジングにねじ止めされた
時には、キャップ上の肩80が支持リング78と係合してこ
れをしっかりと定置せしめる。
前述したように、外側ヨーク50および内側ヨーク52の
各々はリング20またはスリーブ18と係合するようにされ
ている。この利点はヨークのスリーブ18またはリング20
と係合する部分を互いに等しくすることによってもたら
される。以下に説明するように、この形状によってもた
らされる利点は顕著なものがある。
第2図及び第3図において最も良く示されているよう
に、オペレータはまず最初に、例えば静止している外側
ヨーク50をスリーブ18がスエージング中移動しないよう
拘束するべくスリーブ18上の溝70と係合させることによ
り、継手12の一方の側をスエージ加工することが出来
る。次に内側ヨーク52がスエージリング20の外側端部と
係合するよう配置される。圧力がポート42を介して供給
されると、ピストン34はハウジング22の閉じた端部28に
向けて動かされ、ばね48を圧縮し、内側ヨーク52を外側
ヨーク50に向けて動かす。これによりスエージリング20
はスリーブ18上に動かされ、スリーブは管14に対してス
エージ結合される。スエージング作業の終末において、
圧力源は解放され、ばね48はピストン34をしてハウジン
グの開いた端部30に向けて戻し、かくして内側ヨーク52
を外側ヨーク50から分離する。これにより工具10は次の
スエージング作業のための準備位置へと戻される。
この後、オペレータは継手12の他方の端部をスエージ
加工するのに工具10を180°回転させる必要が無い。代
りに、オペレータは内側ヨーク52をスリーブ18の溝70と
接触するように配置し、外側ヨーク50をスエージリング
20の外側端部と接触するように配置する必要がある。圧
力が再びポート42中に導入され、内側ヨーク52が上述の
態様で外側ヨーク50に向けて動かされる。こうすること
で、スエージリング20はスリーブ18上を滑動させられ、
スリーブは管16へとスエージ結合される。この2回目の
スエージング作業においては、スリーブ18上でのリング
20のスエージングは工具10の姿勢を180°回転させるこ
となく可能とされる。何故ならば、内側および外側ヨー
ク50および52は好適にリング20またはスリーブ18と係合
することが出来るからである。こうすれば例えばバルク
ヘッドおよびその類いのような狭い領域での継手のスエ
ージ加工が許容され、有利である。
内側および外側ヨーク50および52の垂直側方部分54お
よび60はリング20またはスリーブ18と接触する傾斜表面
を備えている。好ましい実施例において、この表面は通
常の垂直表面に関して約0〜3度だけ内向きに傾斜して
る。この傾斜表面は、スエージ力が作用し工具内にたわ
みが生ずる際、最大スエージ力が達成された時に前記表
面が平行になるようにヨーク50、52に加えられている。
こうすることにより、スエージ作業中スエージリングが
スリーブ18上を動かされる時、スエージリング20が望ま
しくないそり返りを誘起する機会を減少させるか、場合
によっては解消させることが出来る。ハウジング22内の
ピストンの非軸線方向の動き(すなわち半径方向の動
き)から部分的に生ずるこのそり返りを減らすのを更に
助けて、ピストン34の外側表面36がハウジング22の内側
表面26に関して平滑に運動するのを許すために、これら
2つの係合表面26および36間には一対の軸受74および76
が設けられている。これらの軸受74および76は好ましく
は円筒状であり、自己潤滑性を有している。
スエージ工具10の別の利点はそれがバランスのとれた
形状を有しているという点にある。このバランスした形
状は内側および外側ヨーク50および52を共通の軸線に沿
って整合させ、スエージング作業中生ずる力もまたこの
軸線に沿って集中させるようにすることで提供される。
この軸線は継手12の軸線と同一であり、各ヨーク50およ
び52の半円形ベース56および62の焦点に対応している。
この軸線もまたハウジング22の軸線と平行をなしてい
る。このバランスした形状を達成するために、ヨーク50
および52は構造を等しくされており、それらの半円形ベ
ース56および62はハウジング22の外側表面24から実質的
に同一距離だけ隔置されている。この構造はオペレータ
により手動で支持されている工具10に作用する外部のモ
ーメントまたは力を打消すので有利である。この外部か
らのモーメントまたは力の除去によりオペレータによる
工具10の操作および移動がより容易になる。
工具10の部品の殆んどは棒材から製造され、放電加工
機を用いて種々の形状に機械加工してやることが可能で
ある。ハウジング22用の好ましい材料にはPH13−8Moス
テンレス鋼のようなステンレス鋼が含まれる。ピストン
34、キャップ38および支持リング78のための好ましい材
料にはPH17−4Moステンレス鋼のようなステンレス鋼が
含まれる。前記自己潤滑性軸受は好ましくは、工具を常
に再潤滑する必要性を減少させるために、含油高強度粉
末金属から作られているのが良い。
前述の記載からわかるように、単に3つの主要部品か
ら構成される本発明のスエージ工具10は大いに寸法およ
び重量を減じたスエージ工具となっている。その結果ス
エージング作業はより簡単化され、バルクヘッドまたは
その類いのような狭い領域において実行するのが通常は
困難であるか不可能であるスエージング作業が可能とさ
れる。工具10が小型かつ軽量であるという特性はオペレ
ータの疲労を減少し、生産性を増大させ、労働および保
守のコストを減少させる。これらおよび他の利点により
本発明のスエージ工具10は今日の航空機および宇宙機器
の設計物のみならず、石油および化学工業における設計
物に確たる利点を与えている。
本発明の特定の形態が例示され、説明されてきたが、
本発明の精神および範囲から離脱することなく種々の修
整例をなすことが可能なることは明白である。従って、
本発明が限定されるのは付記の請求の範囲によるのみで
あると理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウートン,アール ティー. アメリカ合衆国90723 カリフォルニア 州パラマウント,スペース 88,オレン ジ アベニュー 16600 (56)参考文献 特開 昭58−154422(JP,A) 特開 昭50−23028(JP,A) 特開 昭51−25824(JP,A) 実開 昭60−100165(JP,U) 実開 昭55−138080(JP,U) 実開 昭48−40900(JP,U) 実開 昭50−82478(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 27/10 B25B 25/00 B21D 39/04 F16L 13/14

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手による管結合をなすためのスエージ工
    具であって、前記継手が管を収納するためのスリーブ
    と、スエージリングとを有し、該リングが前記スリーブ
    上を軸線方向に移動してスリーブに半径方向の力を加
    え、以ってスリーブを管にスエージ結合せしめるように
    されたスエージ工具において、該工具は (a)ハウジングと、 (b)前記ハウジングに対して相対する軸線方向に移動
    可能なピストンと、 (c)前記ハウジング上に固定された第1の係合部材に
    して、前記リング及びスリーブの両方と択一的に適合す
    る大きさであり、前記リング及びスリーブの一方が軸線
    方向に移動するのを拘束する第1の係合部材と、 (d)前記ピストンと共に移動するようにピストンに結
    合された第2の係合部材にして、前記リング及びスリー
    ブの両方と択一的に適合する大きさであり、前記ピスト
    ンがハウジングに対して軸線方向に移動した際、前記リ
    ング及びスリーブの他方を前記第1の係合部材に向けて
    軸線方向に移動させる第2の係合部材とを有しているス
    エージ工具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスエージ工具において、
    前記第2の係合部材は (a)前記ピストンの外側表面に接続された脚と、 (b)前記リング及びスリーブの両方と択一的に適合す
    る大きさにされ、前記脚に接続されたヨークとを有して
    いることを特徴とするスエージ工具。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のスエージ工具において、
    前記ハウジングは前記ピストンがその中で前記軸線方向
    に移動する際、前記脚がその中を移動する軸線方向割溝
    を備えていることを特徴とするスエージ工具。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載のス
    エージ工具において、前記第2の係合部材は (a)前記ピストンの外側表面に接続され、そこから延
    びている一対の隔置脚と、 (b)前記脚に接続され、前記リング及びスリーブの両
    方と択一的に適合する大きさにされたヨークとを有する
    ことを特徴とするスエージ工具。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のスエージ工具において、
    前記ハウジングは前記ピストンがその中で前記相対する
    軸線方向に移動した際、前記脚が移動する一対の隔置さ
    れた軸線方向割溝を備えていることを特徴とするスエー
    ジ工具。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一項に記載のス
    エージ工具において、更に前記ハウジングに接続され、
    前記ピストンを該ハウジング内に封じ込めているキャッ
    プが含まれていることを特徴とするスエージ工具。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のスエージ工具において、
    前記ハウジング上に設けられた荷重を受けるテーパ雄ね
    じが前記キャップ上の雌ねじと噛合い、同キャップを前
    記ハウジングに接続しており、前記隔置された軸線方向
    割溝の対は前記ハウジング上の前記テーパ雄ねじ中を延
    びていることを特徴とするスエージ工具。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のスエージ工具において、
    更に前記ハウジング上に設けた支持リングにして、前記
    ハウジング上の前記テーパ雄ねじが前記キャップ上の前
    記雌ねじと噛合っている該ハウジング領域内で同ハウジ
    ングを支持している支持リングが含まれていることを特
    徴とするスエージ工具。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれか一項に記載のス
    エージ工具において、前記第1および第2の係合部材の
    各々はスエージング作業中前記スエージリングが傾かな
    いようにするための傾斜表面を備えていることを特徴と
    するスエージ工具。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のスエージ工具におい
    て、前記第1および第2の係合部材の各々は半円形ベー
    スによって結合された2つの垂直側方部分を備えるU字
    形状部材を有するヨークを有していることを特徴とする
    スエージ工具。
  11. 【請求項11】請求項1から10のいずれか一項に記載の
    スエージ工具において、更に前記第1の係合部材をして
    通常は隔置された関係に前記第2の係合部材から偏倚せ
    しめるための装置が含まれていることを特徴とするスエ
    ージ工具。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のスエージ工具におい
    て、前記偏倚装置は前記第1の係合部材に近接したハウ
    ジングの一方の端部と前記第2の係合部材に近接した前
    記ピストンとの間に挿設されたばねを有していることを
    特徴とするスエージ工具。
  13. 【請求項13】請求項1から12のいずれか一項に記載の
    スエージ工具において、スエージ作業中発生する軸線方
    向の力は前記ハウジングの軸線と実質的に平行をなす軸
    線上に集中させられることを特徴とするスエージ工具。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のスエージ工具におい
    て、 前記ハウジングは内面及び外面を有しており、 前記ピストンは前記ハウジング内を相対する軸線方向に
    移動可能であり、 前記ピストンは前記ハウジングの内面と軸線方向に摺動
    係合する外面を有していることを特徴とするスエージ工
    具。
  15. 【請求項15】継手による管結合をなすためのスエージ
    工具であって、前記継手が、その各端部において管を収
    納する円筒形スリーブと、該スリーブの各端部にあるス
    エージリングとを有し、該スエージリングが前記スリー
    ブ上を軸線方向に移動すると、該スエージリングが前記
    スリーブに半径方向の力を加え、以ってスリーブを管に
    スエージ結合せしめるスエージ工具であって、該工具は (a)ハウジングと、 (b)前記ハウジングに対して相反する軸線方向に移動
    可能なピストンと、 (c)前記ハウジングに固定された第1の係合部材にし
    て、前記スリーブ及び前記リングの1つと択一的に適合
    する大きさであり、それらの一方が軸線方向に移動する
    ことを抑止する第1の係合部材と、 (d)第2の係合部材にして、前記ピストンに接続さ
    れ、前記スリーブ及び前記リングの1つと択一的に適合
    する大きさであり、前記ピストンがハウジングに対して
    前記軸線方向に移動する際、前記スリーブ及びリングの
    他方を前記第1の係合部材に向けて軸線方向に移動させ
    る第2の係合部材とを有しており、それにより、両方の
    スエージリングがスリーブ上を軸線方向に移動すること
    ができ、継手をスエージ工具を180°回転させることな
    くスエージングすることができるスエージ工具。
  16. 【請求項16】継手による管結合をなすためのスエージ
    工具であって、 前記継手が、 その各端部において管を収納する円筒形スリーブと、 該スリーブの両端の間で前記スリーブから一体に突出し
    た環状鍔にして、少なくとも二つの壁を備えた鍔と、 前記スリーブの各端部にある二つのスエージリングにし
    て、該スエージリングの端面に加えられる力によって、
    前記鍔に向かって前記スリーブ上を軸線方向に移動され
    ると共に少なくとも前記鍔の壁の一つによって反作用さ
    れ、それにより、前記スリーブに半径方向の力を与え、
    該スリーブを管にスエージするスエージリングとを有し
    ている 前記継手によって管結合をなすためのスエージ工具にし
    て、該スエージ工具が、 (a)軸線方向に延在するピストン室を有するハウジン
    グと、 (b)前記ピストン室内にあり、該ピストン室に対して
    軸線方向に移動可であるピストンと、 (c)前記ハウジングに固定された第1の係合部材であ
    って、自由端部を有しており、該自由端部が、前記スリ
    ーブの前記鍔の前記少なくとも二つの壁の少なくとも一
    つに適合する大きさであって、該壁に当接し、さらに、
    前記両スエージリングの端面に適合する大きさでもある
    第1の係合部材と、 (d)前記ピストンに結合された第2の係合部材であっ
    て、自由端部を有しており、該自由端部が、前記スリー
    ブの前記鍔の前記少なくとも二つの壁の少なくとも一つ
    に適合する大きさであって、該壁に当接し、さらに、前
    記両スエージリングの端面に適合する大きさでもある第
    2の係合部材と、 (e)選択的に作動自在な流体コントローラーにして、
    前記係合部材の一方が鍔に係合され、前記係合部材の他
    方がスエージリングの一方又は他方の端面に係合される
    時、流体を前記ピストン室に注入し、前記ピストンを一
    方向に駆動して前記第1の係合部材及び前記第2の係合
    部材を互いの方へ近付けて前記スリーブの端をスエージ
    し、流体を前記ピストン室から排出させ、前記ピストン
    を反対方向に動かし、前記両係合部材を開かせる流体コ
    ントローラーとを有するスエージ工具。
  17. 【請求項17】スエージ加工可能な継手とスエージ工具
    であって、 前記継手が、各スリーブ端部において管を収納するため
    のスリーブにして、該スリーブは1つの工具係合面を有
    しているスリーブと、 前記スリーブの各端部に設けた2つのスエージリングに
    して、該リングがスリーブ上を軸線方向に移動すると、
    同リングが半径方向力を前記スリーブに加えて該スリー
    ブを管へとスエージ結合するリングであり、各リングは
    前記スリーブの工具係合表面の形状と実質的に適合する
    形状を備えた工具係合表面を備えているスエージリング
    とを有しており; 前記スエージ工具が、ハウジングと、 前記ハウジングに対して相反する軸線方向に移動可能な
    ピストンと、 前記ハウジング上に固定された第1の係合部材にして、
    前記スリーブ及び前記スエージリングの内の1つの両方
    を択一的に受入れ、それが軸線方向に移動することを抑
    止する第1の係合部材と、 第2の係合部材にして、前記ピストンに該ピストンと共
    に移動するように接続され、前記スリーブ及び前記スエ
    ージリングの内の1つとの両方を択一的に受入れ、受入
    れたものを前記ピストンが前記ハウジングに対して軸線
    方向に動く時軸線方向に前記第1係合部材に向けて動か
    す第2係合部材を有しており、 それにより、前記2つのスエージリングの内の一方がス
    エージ工具によって前記スリーブ上を軸線方向に移動さ
    れ、その後、前記2つのスエージリングの内の他方がス
    エージ工具を180度転換することなく、前記スリーブ上
    を軸線方向に動かされ得ることを特徴とする継手とスエ
    ージ工具。
  18. 【請求項18】管結合をなすための方法であって、 両端に管を受け入れるスリーブと、該スリーブの一端に
    ある第1スエージリングと、該スリーブの他端にある第
    2スエージリングとを有した継手であって、前記両スエ
    ージリングは前記スリーブ上を軸線方向に移動可であっ
    て、前記スリーブを前記管にスエージする半径方向の力
    を付加し、各スエージリングは前記スリーブの工具係合
    面にほぼ匹敵する工具係合面を有している継手を準備
    し、 固定された第1係合部材と、該第1係合部材に対して軸
    線方向に可動である第2係合部材とを有したスエージ工
    具であって、第1及び第2の係合部材の各各は、前記ス
    エージリングの工具係合面及び前記スリーブの工具係合
    面の両方を択一的に受入れるスエージ工具を準備し、 第1の管を前記スリーブの一端に挿入し、 前記スエージ工具の前記第1係合部材を前記スリーブの
    工具係合面に係合させて、該スリーブを軸線方向の動き
    に対して拘束し、 前記スエージ工具の前記第2係合部材を前記第1スエー
    ジリングの工具係合面に係合させ、 前記第2係合部材を前記第1係合部材のほうへ動かし、
    それにより前記第1スエージリングを前記スリーブ上を
    動かして、該スリーブを前記第1の管にスエージ結合さ
    せ、 第2の管を前記スリーブの他端に挿入し、 前記スエージ工具の前記第1係合部材を前記第2スエー
    ジリングの工具係合面に係合させて、該第2スエージリ
    ングを軸線方向の動きに対して拘束し、 前記スエージ工具の前記第2係合部材を前記スリーブの
    工具係合面に係合させ、 前記第2係合部材を前記第1係合部材のほうへ動かし、
    それにより前記第2スエージリングを前記スリーブ上を
    動かして、該スリーブを前記第2の管にスエージ結合さ
    せる管結合方法。
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