JP3245685B2 - 基礎コーナー筋 - Google Patents

基礎コーナー筋

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JP3245685B2 JP12551792A JP12551792A JP3245685B2 JP 3245685 B2 JP3245685 B2 JP 3245685B2 JP 12551792 A JP12551792 A JP 12551792A JP 12551792 A JP12551792 A JP 12551792A JP 3245685 B2 JP3245685 B2 JP 3245685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリートの基
礎の配筋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリートの基礎の配筋は、基礎
支持盤23に並べる梁下端筋(主筋)22に縦筋13を
鉄線20を巻き付け結束して垂直に立て、その縦筋13
の上端部に梁上端筋(主筋)21を鉄線20で同様に結
束して行われる。
【0003】その場合、主筋21・22と縦筋13の接
合部の強度を確保するために、縦筋13を抱きかかえる
ように主筋21・22を折り曲げ、鉄線20を縦筋13
に一巻きさせて主筋21・22に結び付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる配筋方法では、
コンクリートかぶり厚を確保するために縦筋13を仮止
め又は把持し目測によって垂直に保持していなければな
らず、特にダブル配筋の場合には腹筋や帯筋をも結束し
て所定の梁幅を確保しなければならない。このため、配
筋作業は複雑になり、多くの人手と熟練を要し、非能率
的で工期遅延の一因にもなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基礎コーナ
ー筋19は、配筋工事を効率的にするものであり、軸芯
の直角方向にボルトが熔接されている縦筋13と、螺子
孔17を軸芯の方向に向けたナットを先端に有する継手
筋18とによって構成され、それらのナットとボルトを
螺子合わせて縦筋13に直角に継手筋18を接合して成
ることを特徴とするものである。
【0006】ボルトは、縦筋13の軸芯に直角になる一
つの方向に突き出ていてもよいし、二方、三方または四
方に突き出ていてもよいし、先端の突き出し方向が同じ
であれば縦筋13の上部と下部にそれぞれ熔接して突設
することも出来る。
【0007】以下、実施例により説明すると、図2は、
布基礎におけるシングル配筋を図示し、縦筋13の上部
と下部に、それぞれ2本の寸切ボルト11・12が、そ
れらを縦筋13に直交させると共に互いに直交させて先
端を四方に突き出し、且つ、それら上下のボルト11・
12の突出方向を同一方向に揃えて熔接されており、継
手筋18の先端には長ナット15が熔接されている。
【0008】図3は、独立基礎におけるダブル配筋の実
施例を図示し、コーナー筋19は、矩形の四隅に垂直に
立てた4本の縦筋13a・13b・13c・13dの各
上部と下部に、それらの縦筋を囲む4本の寸切ボルト1
1a・11b・11c・11dと4本の寸切ボルト12
a・12b・12c・12dをそれぞれ熔接し、それら
のボルト11a・11b・11c・11dと12a・1
2b・12c・12dを介して隣り合う縦筋13aと1
3b、13bと13c、13cと13d、13dと13
aを接合して立方形に作られており、各寸切ボルト11
a・11b・11c・11dと12a・12b・12c
・12dの先端は各縦筋13の外側に突き出されてい
る。
【0009】このようにして作られたコーナー筋19
は、それらのボルト11・12の先端を梁の長さ方向に
向けて支持盤23のコーナー部に立てられ、それらの梁
の長さ方向に突き出たボルト11・12にはナット15
を介して継手筋18が螺着され、それらの継手筋18に
は主筋21・22が鉄線20で結束される。
【0010】図中、24は、主筋21・22に結束され
た補助筋であり、25は、ベース筋である。
【0011】これらの実施例が示すように、コーナー筋
19は、それぞれ軸芯の直角方向において先端を同一方
向に向けて上部と下部に熔接される上下合計2本のボル
トを1組とする2組以上のボルトを、それぞれ先端の突
出方向を各組毎に変えて熔接した縦筋13と、螺子孔1
7を軸芯16の方向に向けたナット15を先端に有する
継手筋18とによって構成され、その場合、縦筋13の
数を複数本とし、それら複数本の縦筋13a・13b・
13c・13dを矩形状に前後左右対称に配置し、その
複数本の互いに対称となる縦筋13a・13b・13c
・13dに熔接するボルトを、その前後左右対称に隣り
合う縦筋13a・13b・13c・13dに熔接するボ
ルトと連続したものとすることも出来る。
【0012】そして、ボルトが直交する二方に突き出た
ものでは継手筋18を螺着接合して梁のL字状に交わる
L型コーナーに、ボルトが直交する三方に突き出たもの
では継手筋18を螺着接合して梁のT字状に交わるT型
コーナーに、ボルトが直交する四方に突き出たものでは
継手筋18を螺着接合して梁の十字状に交わる十型コー
ナーにそれぞれ使用することが出来る。
【0013】勿論、ボルト11・12が直交する四方に
突き出たものでは、実施例に図示する如く、L型コーナ
ー、T型コーナー、十型コーナーの何れにも使用するこ
とが出来る。
【0014】従って、図示する如くボルトが直交する四
方に突き出たコーナー筋19が実用的である。
【0015】ボルト11・12には、建築現場への搬入
過程等での螺子山(11・12)の損傷を避けるため
に、ゴムその他の軟質弾性パイプ等を装着して保護して
おくとよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、縦筋13と主筋21・
22とはボルト11・12とナット15を介して接合さ
れることになるので、建築現場での主筋21・22の折
り曲げ作業や鉄線20による結束作業が省略化される。
【0017】特に、図3に図示する如く複数本の縦筋1
3a・13b・13c・13dを矩形状に前後左右対称
に配置してボルト11a・11b・11c・11dと1
2a・12b・12c・12dによって立方形に構成し
たコーナー筋19では、それを支持盤23に載せただけ
で縦筋13を垂直に立てることが出来、梁幅もボルト1
1a・11b・11c・11dと12a・12b・12
c・12dによって設定されるので、コンクリートかぶ
り厚が確保され、且つ、コーナー筋19の突き出た脚部
がバーサポーター的な役割を果たして安定に支持される
ので従来のバーサポーターの設置は不要となり、施工精
度を上げることが出来る。
【0018】このように本発明によると、基礎配筋工事
が単純化されて工期が短縮化し、人手不足の問題も解消
し、施工精度も向上する等々の優れた効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基礎コーナー筋の斜視図である。
【図2】本発明に係る基礎コーナー筋(シングル配筋)
の斜視図である。
【図3】本発明に係る基礎コーナー筋(ダブル配筋)の
斜視図である。
【符号の説明】 11 ボルト 12 ボルト 13 縦筋 15 ナット 17 螺子孔 18 継手筋 19 基礎コーナー筋 20 鉄線 21 梁上端筋(主筋) 22 梁下端筋(主筋) 23 支持盤 24 補助筋 25 ベース筋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) それぞれ軸芯の直角方向において
    先端を同一方向に向けて上部と下部に熔接され上下合
    計2本のボルト11・12を1組とする2組のボル
    、それらの先端の突出方向を各組毎に直角に変えて
    熔接された縦長の縦筋13と、 (b) 螺子孔17を軸芯16の方向に向けた
    ナット15を先端に有する継手筋18とによっ
    て構成され、 (c) 上記ナット15上記ボルト11・1
    に螺着して、上記縦筋13に直角に上記継手筋
    18)が接合可能になっており、 (d) 上記縦筋13の数が複数本であり、それら
    複数本の縦筋13a・13b・13c・13dが矩
    形状に前後左右対称に配置されており、(e) それら複数本の互いに対称となる縦筋13a
    ・13b・13c・13dに熔接されている上記上下
    各組の2本のボルト11・12が、その前後左右対
    称に隣り合う縦筋13a・13b・13c・13d
    に熔接されている上記上下各組の2本のボルト11・
    12と連続したボルト(11a・11b・11c・1
    1dと12a・12b・12c・12d)を形成してい
    基礎コーナー筋。
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KR100812248B1 (ko) * 2006-07-04 2008-03-10 박형국 선 조립철근 배근구조
JP5058308B2 (ja) * 2010-08-06 2012-10-24 旭化成ホームズ株式会社 建物の基礎構造形成方法

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