JP3245577B2 - エラー訂正装置 - Google Patents
エラー訂正装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCIRC復号におけ
るエラー訂正装置に関し、特にC2復号段階でのエラー
訂正を実行するエラー訂正装置に関する。
るエラー訂正装置に関し、特にC2復号段階でのエラー
訂正を実行するエラー訂正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク等の記録媒体
への記録には、記録面のキズ等により破壊されたデータ
を復元できるように、クロス・インターリーブ・リード
・ソロモン符号(CIRC符号)と呼ばれるエラー訂正
符号が用いられている。コンパクトディスク等では原デ
ータに対してCIRC符号化を施して記録し、再生装置
では、このCIRC符号を復号化することによって、エ
ラー訂正を行い正しいデータを復元する。
への記録には、記録面のキズ等により破壊されたデータ
を復元できるように、クロス・インターリーブ・リード
・ソロモン符号(CIRC符号)と呼ばれるエラー訂正
符号が用いられている。コンパクトディスク等では原デ
ータに対してCIRC符号化を施して記録し、再生装置
では、このCIRC符号を復号化することによって、エ
ラー訂正を行い正しいデータを復元する。
【0003】図16(a),(b)はそれぞれCIRC
符号化およびCIRC復号のフロー図であり、図17は
CIRC符号のデータ配置図である。CIRC符号は、
C1符号データ系列とC2符号データ系列の二つの符号
系列からなり、C1系列の復号では主にランダムエラー
の訂正が行われ、C2系列の復号ではバーストエラーの
訂正が行われる。
符号化およびCIRC復号のフロー図であり、図17は
CIRC符号のデータ配置図である。CIRC符号は、
C1符号データ系列とC2符号データ系列の二つの符号
系列からなり、C1系列の復号では主にランダムエラー
の訂正が行われ、C2系列の復号ではバーストエラーの
訂正が行われる。
【0004】図16(a)のCIRC符号化では、1フ
レーム当たり24シンボル(1シンボルは1バイト)か
らなるデータを、まずスクランブルしてデータの並び替
えを行い、この並び替えられた24シンボルからなるデ
ータに対してリード・ソロモン符号による第1の符号化
(C2符号化)を行い、4シンボルのパリティを付加し
て、28シンボルからなるデータ系列を形成して1フレ
ームとする。
レーム当たり24シンボル(1シンボルは1バイト)か
らなるデータを、まずスクランブルしてデータの並び替
えを行い、この並び替えられた24シンボルからなるデ
ータに対してリード・ソロモン符号による第1の符号化
(C2符号化)を行い、4シンボルのパリティを付加し
て、28シンボルからなるデータ系列を形成して1フレ
ームとする。
【0005】続いて、C2符号データ系列に対して、隣
り合ったフレームのシンボルデータを4個おきにサンプ
リングして最大108フレームに及ぶ遅延を与えるイン
ターリーブを施し、このインターリーブされた28シン
ボルのデータに対してリード・ソロモン符号による第2
の符号化(C1符号化)を行い、4シンボルのパリティ
を付加して、32シンボルのデータ系列を形成して1フ
レームとする。
り合ったフレームのシンボルデータを4個おきにサンプ
リングして最大108フレームに及ぶ遅延を与えるイン
ターリーブを施し、このインターリーブされた28シン
ボルのデータに対してリード・ソロモン符号による第2
の符号化(C1符号化)を行い、4シンボルのパリティ
を付加して、32シンボルのデータ系列を形成して1フ
レームとする。
【0006】最後に、C1フレーム内の奇数番目に位置
するシンボルを1フレーム分遅らせてCIRC符号化を
完了する。図17にF1,Fn・・・F108として示
した各フレームが奇数シンボル遅延を施したのちのフレ
ームを示しており、コンパクトディスク等に記録するデ
ータとなる。C1符号データ系列の1フレーム、C2符
号データ系列の1フレームは、図17に示したように分
散して配置される。
するシンボルを1フレーム分遅らせてCIRC符号化を
完了する。図17にF1,Fn・・・F108として示
した各フレームが奇数シンボル遅延を施したのちのフレ
ームを示しており、コンパクトディスク等に記録するデ
ータとなる。C1符号データ系列の1フレーム、C2符
号データ系列の1フレームは、図17に示したように分
散して配置される。
【0007】図16(b)のCIRC復号では、逆の操
作が行われるが、第1の復号であるC1符号の復号(C
1復号)においては最大2シンボルのエラーまでの訂正
を行うことが可能であり、それぞれのエラーに対してエ
ラーシンボルの位置と復号したシンボルデータWdの記
録したシンボルデータWrからの誤差データであるエラ
ー値Y(すなわちWd=Wr+Y)を求めることができ
る。第2の復号であるC2符号の復号(C2復号)にお
いても最大2シンボルのエラーまでの訂正を行うことが
可能であるが、さらにC1復号より得られるエラーシン
ボルの位置情報であるC1ポインタデータをもとに最大
4シンボルのエラーまでのイレージャ訂正(4重イレー
ジャ訂正)を行うことが可能である。
作が行われるが、第1の復号であるC1符号の復号(C
1復号)においては最大2シンボルのエラーまでの訂正
を行うことが可能であり、それぞれのエラーに対してエ
ラーシンボルの位置と復号したシンボルデータWdの記
録したシンボルデータWrからの誤差データであるエラ
ー値Y(すなわちWd=Wr+Y)を求めることができ
る。第2の復号であるC2符号の復号(C2復号)にお
いても最大2シンボルのエラーまでの訂正を行うことが
可能であるが、さらにC1復号より得られるエラーシン
ボルの位置情報であるC1ポインタデータをもとに最大
4シンボルのエラーまでのイレージャ訂正(4重イレー
ジャ訂正)を行うことが可能である。
【0008】特開昭63−193722号公報にはC2
復号時にC1ポインタデータのエラー位置情報を用いて
リード・ソロモン符号の4つのシンドロームS0,S
1,S2,S3から最大4個のエラーシンボルをイレー
ジャ訂正するエラー訂正方法が記載されている。
復号時にC1ポインタデータのエラー位置情報を用いて
リード・ソロモン符号の4つのシンドロームS0,S
1,S2,S3から最大4個のエラーシンボルをイレー
ジャ訂正するエラー訂正方法が記載されている。
【0009】S0=Y0+Y1+Y2+Y3 S1=X0・Y0+X1・Y1+X2・Y2+X3・Y
3 S2=X02 ・Y0+X12 ・Y1+X22 ・Y2+X
32 ・Y3 S3=X03 ・Y0+X13 ・Y1+X23 ・Y2+X
33 ・Y3 4つのシンドロームから4個のシンボルエラーのエラー
値(正しいシンボルデータからの誤差データ)Y0,Y
1,Y2,Y3を求めることができるので、ディスクの
記録面のキズなどにより数フレーム以上に渡って連続し
てエラーが生じるバーストエラーの訂正に有効である。
C2復号で4重イレージャ訂正を行っても正常に復帰で
きないような長いバーストエラーが発生し、エラー訂正
が不可能な場合には、音楽データの特徴であるデータの
連続性を利用して2値補間等の処理を施し、異常音が発
生しないようにする。
3 S2=X02 ・Y0+X12 ・Y1+X22 ・Y2+X
32 ・Y3 S3=X03 ・Y0+X13 ・Y1+X23 ・Y2+X
33 ・Y3 4つのシンドロームから4個のシンボルエラーのエラー
値(正しいシンボルデータからの誤差データ)Y0,Y
1,Y2,Y3を求めることができるので、ディスクの
記録面のキズなどにより数フレーム以上に渡って連続し
てエラーが生じるバーストエラーの訂正に有効である。
C2復号で4重イレージャ訂正を行っても正常に復帰で
きないような長いバーストエラーが発生し、エラー訂正
が不可能な場合には、音楽データの特徴であるデータの
連続性を利用して2値補間等の処理を施し、異常音が発
生しないようにする。
【0010】しかしながら、C2復号で4重イレージャ
訂正を施す場合には誤訂正する可能性が増大する。1シ
ンボルのエラーおよび2シンボルのエラーの訂正の場合
は、データ(パリティを含む)のみから、エラーシンボ
ルの位置およびエラー値を検出し、更に検出されたエラ
ー位置とC1ポインタの示すエラー位置が一致している
かを確認して、エラー訂正が行われるために信頼度は高
い。3シンボルのエラーに対するイレージャ訂正の場合
には、エラー位置はC1ポインタの位置に頼るのみであ
るが、第4のエラー位置として、エラーデータが存在し
ない位置(つまり、その位置のエラー値は0となるは
ず)にエラーが存在すると仮定してシンドロームからエ
ラー値を求め、その位置のエラー値が期待どおりに0で
あった場合にのみ訂正の正当性を確認できたとしてイレ
ージャ訂正を行うことにより、高信頼度にできることが
知られている。
訂正を施す場合には誤訂正する可能性が増大する。1シ
ンボルのエラーおよび2シンボルのエラーの訂正の場合
は、データ(パリティを含む)のみから、エラーシンボ
ルの位置およびエラー値を検出し、更に検出されたエラ
ー位置とC1ポインタの示すエラー位置が一致している
かを確認して、エラー訂正が行われるために信頼度は高
い。3シンボルのエラーに対するイレージャ訂正の場合
には、エラー位置はC1ポインタの位置に頼るのみであ
るが、第4のエラー位置として、エラーデータが存在し
ない位置(つまり、その位置のエラー値は0となるは
ず)にエラーが存在すると仮定してシンドロームからエ
ラー値を求め、その位置のエラー値が期待どおりに0で
あった場合にのみ訂正の正当性を確認できたとしてイレ
ージャ訂正を行うことにより、高信頼度にできることが
知られている。
【0011】これに対して、4シンボルのエラーに対す
る4重イレージャ訂正を行う場合には、訂正の正当性を
確認する方法が存在しない。特にキズや外乱などにより
トラッキングエラーが生じた場合には、CIRC符号の
連続性が失われてしまうために誤訂正される可能性が増
大する。
る4重イレージャ訂正を行う場合には、訂正の正当性を
確認する方法が存在しない。特にキズや外乱などにより
トラッキングエラーが生じた場合には、CIRC符号の
連続性が失われてしまうために誤訂正される可能性が増
大する。
【0012】このような問題に対する解決の手段とし
て、先に上げた特開昭63−193722号公報にはC
1復号、C2復号(4重イレージャ訂正含む)まで完了
したデータを再度C1符号化し、再度C1復号、C2復
号を行うことにより、最初のC2復号時に誤訂正があっ
たとしても再訂正することで信頼度を向上させた復号器
が開示されている。また、特開平1−170222号公
報には、コンパクトディスクプレーヤ制御用のマイクロ
コンピュータからトラックジャンプの命令が発せられた
ことを検知した場合、もしくは所定の期間に渡ってフレ
ーム同期が外れた状態を検知した場合、もしくはFIF
Oメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が
ジッターマージン以下になってオーバーフロー状態とな
ったことを検知した場合に180フレーム期間にわたっ
てイレージャ訂正を禁止するエラー訂正回路の制御装置
が開示されている。
て、先に上げた特開昭63−193722号公報にはC
1復号、C2復号(4重イレージャ訂正含む)まで完了
したデータを再度C1符号化し、再度C1復号、C2復
号を行うことにより、最初のC2復号時に誤訂正があっ
たとしても再訂正することで信頼度を向上させた復号器
が開示されている。また、特開平1−170222号公
報には、コンパクトディスクプレーヤ制御用のマイクロ
コンピュータからトラックジャンプの命令が発せられた
ことを検知した場合、もしくは所定の期間に渡ってフレ
ーム同期が外れた状態を検知した場合、もしくはFIF
Oメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が
ジッターマージン以下になってオーバーフロー状態とな
ったことを検知した場合に180フレーム期間にわたっ
てイレージャ訂正を禁止するエラー訂正回路の制御装置
が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−193722号公報記載のエラー訂正方法を実行
すると、C1復号処理、C2復号処理をそれぞれ2度行
うため復号器を2倍の速度で動作させることが必要とな
って消費電力が大きくなり、また2度目のC1復号およ
びC2復号処理用にデータを保持しておくメモリが必要
なためハードウェアが大きくなるという問題点がある。
63−193722号公報記載のエラー訂正方法を実行
すると、C1復号処理、C2復号処理をそれぞれ2度行
うため復号器を2倍の速度で動作させることが必要とな
って消費電力が大きくなり、また2度目のC1復号およ
びC2復号処理用にデータを保持しておくメモリが必要
なためハードウェアが大きくなるという問題点がある。
【0014】特開平1−170222に開示されたエラ
ー訂正制御回路は、イレージャ訂正の禁止がフレーム同
期の前方保護回数分遅れるため(特開平1−17022
2の記載では16フレーム)に前方保護回数分のデータ
を蓄えておく手段が必要であり、またジッタマージンを
±28フレーム(1フレーム当たり256ビット分のメ
モリが必要)と大きくとってそこでデータを遅らせてい
るため、回路規模が大きくなるという問題点がある。
ー訂正制御回路は、イレージャ訂正の禁止がフレーム同
期の前方保護回数分遅れるため(特開平1−17022
2の記載では16フレーム)に前方保護回数分のデータ
を蓄えておく手段が必要であり、またジッタマージンを
±28フレーム(1フレーム当たり256ビット分のメ
モリが必要)と大きくとってそこでデータを遅らせてい
るため、回路規模が大きくなるという問題点がある。
【0015】本発明の目的は、回路規模の増大を抑制
し、また消費電力の増大も抑制して誤ったイレージャ訂
正を防止することのできるエラー訂正装置を提供するこ
とにある。
し、また消費電力の増大も抑制して誤ったイレージャ訂
正を防止することのできるエラー訂正装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明のエ
ラー訂正装置は、CIRC符号のC2復号の際にC1復
号により得られたC1ポインタデータとC1復号および
デインターリーブ済みのC2符号データとを入力して2
シンボルのエラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂
正もしくは4重イレージャ訂正を行い訂正済み復号デー
タを出力するエラー訂正装置において、フレーム毎に前
記C2符号データおよび前記C1ポインタデータからエ
ラー状態を検出し前記エラー状態のフレーム間に渡る遷
移パターンが所定の遷移パターンに合致したときに次の
フレームに対する4重イレージャ訂正を中止する機能を
有することを特徴とする。
ラー訂正装置は、CIRC符号のC2復号の際にC1復
号により得られたC1ポインタデータとC1復号および
デインターリーブ済みのC2符号データとを入力して2
シンボルのエラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂
正もしくは4重イレージャ訂正を行い訂正済み復号デー
タを出力するエラー訂正装置において、フレーム毎に前
記C2符号データおよび前記C1ポインタデータからエ
ラー状態を検出し前記エラー状態のフレーム間に渡る遷
移パターンが所定の遷移パターンに合致したときに次の
フレームに対する4重イレージャ訂正を中止する機能を
有することを特徴とする。
【0017】また本発明の第2の発明のエラー訂正装置
は、CIRC符号のC2復号の際にC1復号により得ら
れたC1ポインタデータとC1復号およびデインターリ
ーブ済みのC2符号データとを入力して2シンボルのエ
ラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正もしくは4
重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データを出力する
エラー訂正装置において、フレーム毎に前記C1ポイン
タデータおよび前記C2符号データからC1ポインタの
個数、エラーの個数を検出してエラー状態を分類し所定
のエラー状態が所定フレーム数にわたり連続して発生し
たことを検出して次のフレームに対して4重イレージャ
訂正を中止する機能を有することを特徴とする。
は、CIRC符号のC2復号の際にC1復号により得ら
れたC1ポインタデータとC1復号およびデインターリ
ーブ済みのC2符号データとを入力して2シンボルのエ
ラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正もしくは4
重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データを出力する
エラー訂正装置において、フレーム毎に前記C1ポイン
タデータおよび前記C2符号データからC1ポインタの
個数、エラーの個数を検出してエラー状態を分類し所定
のエラー状態が所定フレーム数にわたり連続して発生し
たことを検出して次のフレームに対して4重イレージャ
訂正を中止する機能を有することを特徴とする。
【0018】また本発明の第3の発明のエラー訂正装置
は、CIRC符号のC2復号の際にC1復号により得ら
れたC1ポインタデータとC1復号およびデインターリ
ーブ済みのC2符号データとを入力して2シンボルのエ
ラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正もしくは4
重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データを出力する
エラー訂正装置において、フレーム毎に前記C1ポイン
タデータおよび前記C2符号データからエラー個数を検
出しエラー値を算出してエラー訂正を実行するエラー検
出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路からC1ポイン
タ個数情報信号群ととエラー個数情報信号群ととエラー
値情報信号群とを入力しこれらが所定の条件を満たすと
きにカウンタのカウント値に1を加算し前記カウント値
が所定の値に達したときに次の4重イレージャ訂正の中
止を伝達する信号を前記エラー検出訂正回路に出力する
4重イレージャ訂正禁止回路と、前記C2符号データを
入力して格納し、前記エラー検出訂正回路のエラー訂正
動作中には前記エラー検出訂正回路との間でデータを送
受しエラー訂正された復号データを格納するとともに前
記復号データを外部へ出力するメモリと、前記エラー検
出訂正回路と前記4重イレージャ訂正禁止回路と前記メ
モリの動作を制御する制御回路とを備えることを特徴と
する。
は、CIRC符号のC2復号の際にC1復号により得ら
れたC1ポインタデータとC1復号およびデインターリ
ーブ済みのC2符号データとを入力して2シンボルのエ
ラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正もしくは4
重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データを出力する
エラー訂正装置において、フレーム毎に前記C1ポイン
タデータおよび前記C2符号データからエラー個数を検
出しエラー値を算出してエラー訂正を実行するエラー検
出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路からC1ポイン
タ個数情報信号群ととエラー個数情報信号群ととエラー
値情報信号群とを入力しこれらが所定の条件を満たすと
きにカウンタのカウント値に1を加算し前記カウント値
が所定の値に達したときに次の4重イレージャ訂正の中
止を伝達する信号を前記エラー検出訂正回路に出力する
4重イレージャ訂正禁止回路と、前記C2符号データを
入力して格納し、前記エラー検出訂正回路のエラー訂正
動作中には前記エラー検出訂正回路との間でデータを送
受しエラー訂正された復号データを格納するとともに前
記復号データを外部へ出力するメモリと、前記エラー検
出訂正回路と前記4重イレージャ訂正禁止回路と前記メ
モリの動作を制御する制御回路とを備えることを特徴と
する。
【0019】ここで前記C1ポインタ個数情報信号群は
C1ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポ
インタ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを
示す第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー
個数情報群はエラーが0個であることを示す第1のエラ
ー個数信号とエラーが1個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とエラーが2個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とを含み、前記エラー情報信号群はシンドロ
ーム計算により算出された第1、第2,第3,第4のエ
ラー値のうち第4のエラー値が0であることを示すエラ
ー値信号を含み、前記所定の条件は前記第1、第2、第
3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第1のC1
ポインタ個数信号が論理1で前記エラー値信号が論理0
の第1の条件と前記第1、第2、第3のエラー個数信号
がいずれも論理0で前記第2のC1ポインタ個数信号が
論理1の第2の条件からなり、前記所定の値は4として
もよい。
C1ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポ
インタ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを
示す第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー
個数情報群はエラーが0個であることを示す第1のエラ
ー個数信号とエラーが1個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とエラーが2個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とを含み、前記エラー情報信号群はシンドロ
ーム計算により算出された第1、第2,第3,第4のエ
ラー値のうち第4のエラー値が0であることを示すエラ
ー値信号を含み、前記所定の条件は前記第1、第2、第
3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第1のC1
ポインタ個数信号が論理1で前記エラー値信号が論理0
の第1の条件と前記第1、第2、第3のエラー個数信号
がいずれも論理0で前記第2のC1ポインタ個数信号が
論理1の第2の条件からなり、前記所定の値は4として
もよい。
【0020】または第3の発明で前記C1ポインタ個数
情報信号群はC1ポインタの個数が3であることを示す
第1のC1ポインタ個数信号とC1ポインタの個数が4
であることを示す第2のC1ポインタ個数信号とを含
み、前記エラー個数情報群はエラーが0個であることを
示す第1のエラー個数信号とエラーが1個であることを
示す第2のエラー個数信号とエラーが2個であることを
示す第2のエラー個数信号とを含み、前記エラー情報信
号群はシンドローム計算により算出された第1、第2,
第3,第4のエラー値のうち第1のエラー値が0である
ことを示す第1のエラー値信号と第4のエラー値が0で
あることを示す第2のエラー値信号を含み、前記所定の
条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号がいずれ
も論理0で前記第1のC1ポインタ個数信号が論理1で
前記第2のエラー値信号が論理0の第1の条件と前記第
1、第2、第3のエラー個数信号がいずれも論理0で前
記第2のC1ポインタ個数信号が論理1で前記第1のエ
ラー値信号と前記第2のエラー値信号のいずれも論理0
の第2の条件からなり、前記所定の値は5としてもよ
い。
情報信号群はC1ポインタの個数が3であることを示す
第1のC1ポインタ個数信号とC1ポインタの個数が4
であることを示す第2のC1ポインタ個数信号とを含
み、前記エラー個数情報群はエラーが0個であることを
示す第1のエラー個数信号とエラーが1個であることを
示す第2のエラー個数信号とエラーが2個であることを
示す第2のエラー個数信号とを含み、前記エラー情報信
号群はシンドローム計算により算出された第1、第2,
第3,第4のエラー値のうち第1のエラー値が0である
ことを示す第1のエラー値信号と第4のエラー値が0で
あることを示す第2のエラー値信号を含み、前記所定の
条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号がいずれ
も論理0で前記第1のC1ポインタ個数信号が論理1で
前記第2のエラー値信号が論理0の第1の条件と前記第
1、第2、第3のエラー個数信号がいずれも論理0で前
記第2のC1ポインタ個数信号が論理1で前記第1のエ
ラー値信号と前記第2のエラー値信号のいずれも論理0
の第2の条件からなり、前記所定の値は5としてもよ
い。
【0021】また本発明の第4の発明のエラー訂正装置
は、CIRC符号のC2復号の際にC1復号により得ら
れたC1ポインタデータとC1復号およびデインターリ
ーブ済みのC2符号データとを入力して2シンボルのエ
ラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正もしくは4
重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データを出力する
エラー訂正装置において、フレーム毎に前記C1ポイン
タデータおよび前記C2符号データからエラー個数を検
出しエラー値を算出してエラー訂正を実行するエラー検
出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路からC1ポイン
タ個数情報信号群ととエラー個数情報信号群ととエラー
値情報信号群とを入力しこれらが第1の所定の条件を満
たすときまたは第2の所定の条件を満たす毎にカウンタ
のカウント値に1を加算し前記カウント値が所定の値に
達したときに次の4重イレージャ訂正の中止を伝達する
信号を前記エラー検出訂正回路に出力する4重イレージ
ャ訂正禁止回路と、前記C2符号データを入力して格納
し、前記エラー検出訂正回路のエラー訂正動作中には前
記エラー検出訂正回路との間でデータを送受しエラー訂
正された復号データを格納するとともに前記復号データ
を外部へ出力するメモリと、前記エラー検出訂正回路と
前記4重イレージャ訂正禁止回路と前記メモリの動作を
制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
は、CIRC符号のC2復号の際にC1復号により得ら
れたC1ポインタデータとC1復号およびデインターリ
ーブ済みのC2符号データとを入力して2シンボルのエ
ラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正もしくは4
重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データを出力する
エラー訂正装置において、フレーム毎に前記C1ポイン
タデータおよび前記C2符号データからエラー個数を検
出しエラー値を算出してエラー訂正を実行するエラー検
出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路からC1ポイン
タ個数情報信号群ととエラー個数情報信号群ととエラー
値情報信号群とを入力しこれらが第1の所定の条件を満
たすときまたは第2の所定の条件を満たす毎にカウンタ
のカウント値に1を加算し前記カウント値が所定の値に
達したときに次の4重イレージャ訂正の中止を伝達する
信号を前記エラー検出訂正回路に出力する4重イレージ
ャ訂正禁止回路と、前記C2符号データを入力して格納
し、前記エラー検出訂正回路のエラー訂正動作中には前
記エラー検出訂正回路との間でデータを送受しエラー訂
正された復号データを格納するとともに前記復号データ
を外部へ出力するメモリと、前記エラー検出訂正回路と
前記4重イレージャ訂正禁止回路と前記メモリの動作を
制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
【0022】ここで前記C1ポインタ個数情報信号群は
C1ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポ
インタ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを
示す第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー
個数情報群はエラーが0個であることを示す第1のエラ
ー個数信号とエラーが1個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とエラーが2個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とを含み、前記エラー情報信号群はシンドロ
ーム計算により算出された第1、第2,第3,第4のエ
ラー値のうち第4のエラー値が0であることを示すエラ
ー値信号を含み、前記第1の所定の条件は前記第1、第
2、第3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第1
のC1ポインタ個数信号が論理1で前記エラー値信号が
論理0であり、前記第2の条件は前記第1、第2、第3
のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第2のC1ポ
インタ個数信号が論理1であり、前記所定の値は4とし
てもよい。
C1ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポ
インタ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを
示す第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー
個数情報群はエラーが0個であることを示す第1のエラ
ー個数信号とエラーが1個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とエラーが2個であることを示す第2のエラ
ー個数信号とを含み、前記エラー情報信号群はシンドロ
ーム計算により算出された第1、第2,第3,第4のエ
ラー値のうち第4のエラー値が0であることを示すエラ
ー値信号を含み、前記第1の所定の条件は前記第1、第
2、第3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第1
のC1ポインタ個数信号が論理1で前記エラー値信号が
論理0であり、前記第2の条件は前記第1、第2、第3
のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第2のC1ポ
インタ個数信号が論理1であり、前記所定の値は4とし
てもよい。
【0023】または第4の発明で前記C1ポインタ個数
情報信号群はC1ポインタの個数が3であることを示す
第1のC1ポインタ個数信号とC1ポインタの個数が4
であることを示す第2のC1ポインタ個数信号とを含
み、前記エラー個数情報群はエラーが0個であることを
示す第1のエラー個数信号とエラーが1個であることを
示す第2のエラー個数信号とエラーが2個であることを
示す第2のエラー個数信号とを含み、前記エラー情報信
号群はシンドローム計算により算出された第1、第2,
第3,第4のエラー値のうち第1のエラー値が0である
ことを示す第1のエラー値信号と第4のエラー値が0で
あることを示す第2のエラー値信号を含み、前記第1の
所定の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号が
いずれも論理0で前記第1のC1ポインタ個数信号が論
理1で前記第2のエラー値信号が論理0であり、前記第
2の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号がい
ずれも論理0で前記第2のC1ポインタ個数信号が論理
1で前記第1のエラー値信号と前記第2のエラー値信号
のいずれも論理0であり、前記所定の値は5としてもよ
い。
情報信号群はC1ポインタの個数が3であることを示す
第1のC1ポインタ個数信号とC1ポインタの個数が4
であることを示す第2のC1ポインタ個数信号とを含
み、前記エラー個数情報群はエラーが0個であることを
示す第1のエラー個数信号とエラーが1個であることを
示す第2のエラー個数信号とエラーが2個であることを
示す第2のエラー個数信号とを含み、前記エラー情報信
号群はシンドローム計算により算出された第1、第2,
第3,第4のエラー値のうち第1のエラー値が0である
ことを示す第1のエラー値信号と第4のエラー値が0で
あることを示す第2のエラー値信号を含み、前記第1の
所定の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号が
いずれも論理0で前記第1のC1ポインタ個数信号が論
理1で前記第2のエラー値信号が論理0であり、前記第
2の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号がい
ずれも論理0で前記第2のC1ポインタ個数信号が論理
1で前記第1のエラー値信号と前記第2のエラー値信号
のいずれも論理0であり、前記所定の値は5としてもよ
い。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のエ
ラー訂正装置の構成を示すブロック図である。図1を参
照するとエラー訂正装置100は、C2符号データC2
DとC1復号によって得られたC1ポインタデータC1
PDが供給されたエラー検出訂正回路101と、エラー
検出訂正回路101からエラー訂正状態の情報を受けて
4重イレージャ訂正禁止信号をエラー検出訂正回路10
1に出力する4重イレージャ訂正禁止回路102と、C
2符号データC2Dを入力して保持するとともに、エラ
ー検出訂正回路101からデータを入力し、これを保持
してからエラー検出訂正回路101へ出力し、また復号
データDECDを出力するメモリ103と、これらの動
作を制御する制御回路104を含んでいる。
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のエ
ラー訂正装置の構成を示すブロック図である。図1を参
照するとエラー訂正装置100は、C2符号データC2
DとC1復号によって得られたC1ポインタデータC1
PDが供給されたエラー検出訂正回路101と、エラー
検出訂正回路101からエラー訂正状態の情報を受けて
4重イレージャ訂正禁止信号をエラー検出訂正回路10
1に出力する4重イレージャ訂正禁止回路102と、C
2符号データC2Dを入力して保持するとともに、エラ
ー検出訂正回路101からデータを入力し、これを保持
してからエラー検出訂正回路101へ出力し、また復号
データDECDを出力するメモリ103と、これらの動
作を制御する制御回路104を含んでいる。
【0025】先だってなされたC1復号により、1個の
エラーが発見された場合にはエラー訂正がなされ、2個
のエラーが発見された場合にはエラー訂正がなされると
ともにそのフレームを構成する全シンボルに対してC1
ポインタの設定がなされ、3個以上のエラーが発見され
た場合にはC1ポインタの設定のみがなされる。続いて
実行されるデインターリーブによりシンボルを再配列さ
れて得られた1フレーム28シンボルからなるC2符号
データC2Dと、C1復号時に2シンボル以上のエラー
を含むフレームに属していたシンボルの位置を示す情報
を含むC1ポインタデータC1PDとがエラー検出訂正
回路101に入力される。C2符号データC2Dはエラ
ー検出訂正回路101とともにメモリ103にも入力さ
れるが、エラー検出訂正回路101でエラーの有無を検
出している期間にC2符号データが消失しないようにす
るためと、デスクランブル実行のためである。エラー訂
正装置100で実行されるC2復号においてエラーが検
出された場合は、メモリ103に蓄えられていた該当デ
ータを読み出してそのデータに対してエラー訂正を施
し、訂正されたデータをメモリ103に書き戻す。エラ
ー訂正されたのちにメモリ103に蓄えられたデータ
は、デスクランブリングのために所定のタイミングで読
み出されて、最終的な復号データDECDとして出力さ
れる。
エラーが発見された場合にはエラー訂正がなされ、2個
のエラーが発見された場合にはエラー訂正がなされると
ともにそのフレームを構成する全シンボルに対してC1
ポインタの設定がなされ、3個以上のエラーが発見され
た場合にはC1ポインタの設定のみがなされる。続いて
実行されるデインターリーブによりシンボルを再配列さ
れて得られた1フレーム28シンボルからなるC2符号
データC2Dと、C1復号時に2シンボル以上のエラー
を含むフレームに属していたシンボルの位置を示す情報
を含むC1ポインタデータC1PDとがエラー検出訂正
回路101に入力される。C2符号データC2Dはエラ
ー検出訂正回路101とともにメモリ103にも入力さ
れるが、エラー検出訂正回路101でエラーの有無を検
出している期間にC2符号データが消失しないようにす
るためと、デスクランブル実行のためである。エラー訂
正装置100で実行されるC2復号においてエラーが検
出された場合は、メモリ103に蓄えられていた該当デ
ータを読み出してそのデータに対してエラー訂正を施
し、訂正されたデータをメモリ103に書き戻す。エラ
ー訂正されたのちにメモリ103に蓄えられたデータ
は、デスクランブリングのために所定のタイミングで読
み出されて、最終的な復号データDECDとして出力さ
れる。
【0026】4重イレージャ訂正禁止回路102には、
エラー検出訂正回路101からエラー訂正状態の情報が
供給されて、その情報が所定の条件を満たす場合には4
重イレージャ訂正を禁止する。4重イレージャ訂正の禁
止を発行する条件として、(1)C1ポインタの個数が
3で且つ3重イレージャ訂正が不可能と判定されたケー
スとC1ポインタの個数が4のケースとを合わせて計4
回以上連続して発生した場合、(2)C1ポインタの個
数が3で且つ3重イレージャ訂正が不可能と判定された
ケースとC1ポインタの個数が4で且つシンドローム計
算から求められた4つのエラー値のうち第1のエラー値
Y0、第4のエラー値Y3のいずれもが0ではないケー
スとを合わせて計5回以上連続して発生した場合、
(3)C1ポインタの個数が3で且つ3重イレージャ訂
正が不可能と判定されたか、またはC1ポインタの個数
が4のケースが4回以上連続して発生した場合、(4)
C1ポインタの個数が3で且つ3重イレージャ訂正が不
可能と判定されたか、またはC1ポインタの個数が4で
且つシンドローム計算から求められた4つのエラー値の
うち第1のエラー値Y0、第4のエラー値Y3のいずれ
もが0ではないケースが5回以上連続して発生した場合
の4つがある。この4つの条件のいずれをも満足しない
場合、すなわちエラー訂正回路101によって、エラー
なし、1シンボルエラー、2シンボルエラー、3シンボ
ルエラーで3重イレージャ訂正が可能と判断された場合
と、4シンボルエラーであって第1のエラー値Y0また
は第4のエラー値Y3のいずれか一方が0である場合に
は、4重イレージャ訂正禁止回路102は4重イレージ
ャ訂正を許可にする。
エラー検出訂正回路101からエラー訂正状態の情報が
供給されて、その情報が所定の条件を満たす場合には4
重イレージャ訂正を禁止する。4重イレージャ訂正の禁
止を発行する条件として、(1)C1ポインタの個数が
3で且つ3重イレージャ訂正が不可能と判定されたケー
スとC1ポインタの個数が4のケースとを合わせて計4
回以上連続して発生した場合、(2)C1ポインタの個
数が3で且つ3重イレージャ訂正が不可能と判定された
ケースとC1ポインタの個数が4で且つシンドローム計
算から求められた4つのエラー値のうち第1のエラー値
Y0、第4のエラー値Y3のいずれもが0ではないケー
スとを合わせて計5回以上連続して発生した場合、
(3)C1ポインタの個数が3で且つ3重イレージャ訂
正が不可能と判定されたか、またはC1ポインタの個数
が4のケースが4回以上連続して発生した場合、(4)
C1ポインタの個数が3で且つ3重イレージャ訂正が不
可能と判定されたか、またはC1ポインタの個数が4で
且つシンドローム計算から求められた4つのエラー値の
うち第1のエラー値Y0、第4のエラー値Y3のいずれ
もが0ではないケースが5回以上連続して発生した場合
の4つがある。この4つの条件のいずれをも満足しない
場合、すなわちエラー訂正回路101によって、エラー
なし、1シンボルエラー、2シンボルエラー、3シンボ
ルエラーで3重イレージャ訂正が可能と判断された場合
と、4シンボルエラーであって第1のエラー値Y0また
は第4のエラー値Y3のいずれか一方が0である場合に
は、4重イレージャ訂正禁止回路102は4重イレージ
ャ訂正を許可にする。
【0027】図2はエラー検出訂正回路101の動作フ
ローである。まず、ステップ201でC2符号データと
C1ポインタデータを入力する。次にステップ202で
C2符号データから生成されるシンドロームを基に1フ
レーム内のシンボルエラーの有無を判定し、エラー数が
0であった場合には訂正は不要なので処理を終了する。
ステップ202でエラーが存在すると判定した場合は、
ステップ203に移行する。
ローである。まず、ステップ201でC2符号データと
C1ポインタデータを入力する。次にステップ202で
C2符号データから生成されるシンドロームを基に1フ
レーム内のシンボルエラーの有無を判定し、エラー数が
0であった場合には訂正は不要なので処理を終了する。
ステップ202でエラーが存在すると判定した場合は、
ステップ203に移行する。
【0028】ステップ203では、C2符号データから
生成されるシンドロームより1個のシンボルエラーがあ
ると算定し、かつシンドロームより求めたエラー位置と
C1ポインタが示すエラー位置とが一致した場合には1
個のシンボルエラーが確定する。ステップ203で1個
のシンボルエラーが確定した場合は、ステップ211に
移行してシンドロームより求めたシンボルエラーの位置
およびエラー値を基にエラー訂正を行った後に処理を終
了する。ステップ203でシンボルエラー数が1ではな
いと判定した場合は、ステップ204に移行する。
生成されるシンドロームより1個のシンボルエラーがあ
ると算定し、かつシンドロームより求めたエラー位置と
C1ポインタが示すエラー位置とが一致した場合には1
個のシンボルエラーが確定する。ステップ203で1個
のシンボルエラーが確定した場合は、ステップ211に
移行してシンドロームより求めたシンボルエラーの位置
およびエラー値を基にエラー訂正を行った後に処理を終
了する。ステップ203でシンボルエラー数が1ではな
いと判定した場合は、ステップ204に移行する。
【0029】ステップ204では、C2符号データから
生成されるシンドロームより2個のシンボルエラーがあ
ると算定し、フレーム内のC1ポインタの個数Pnum
が4以下で、かつシンドロームよりもとめられたエラー
位置がC1ポインタ位置と一致した場合には、2個のシ
ンボルエラーが確定する。ステップ204で2個のシン
ボルエラーが確定した場合は、ステップ211に移行し
てシンドロームより求めたそれぞれのシンボルエラーの
位置、エラー値を基にエラー訂正を行った後に処理を終
了する。ステップ204でシンボルエラー数が2ではな
いと判定した場合は、ステップ205に移行する。
生成されるシンドロームより2個のシンボルエラーがあ
ると算定し、フレーム内のC1ポインタの個数Pnum
が4以下で、かつシンドロームよりもとめられたエラー
位置がC1ポインタ位置と一致した場合には、2個のシ
ンボルエラーが確定する。ステップ204で2個のシン
ボルエラーが確定した場合は、ステップ211に移行し
てシンドロームより求めたそれぞれのシンボルエラーの
位置、エラー値を基にエラー訂正を行った後に処理を終
了する。ステップ204でシンボルエラー数が2ではな
いと判定した場合は、ステップ205に移行する。
【0030】ステップ205では、フレーム内のC1ポ
インタの個数Pnumが3であるか否かを判定し、Pn
um=3の場合にはステップ210に移行する。ステッ
プ210では、第1、第2、第3のC1ポインタ位置と
データが存在しない位置に仮想的に定めた第4のC1ポ
インタ位置を用いてシンドロームを生成し、得られた4
個のエラー値Y0,Y1,Y2,Y3のうち第4のC1
ポインタ位置に対応するエラー値Y3が0であるか否か
を判定する。Y3=0の場合には、Y0,Y1,Y2の
正当性が確認されたとして3個のシンボルエラーが確定
し、ステップ211に移行してエラー訂正を行った後に
処理を終了する。ステップ211でY3≠0の場合には
Y0,Y1,Y2,Y4の4個のエラー値を存在するこ
とになり、C1ポインタの個数Pnumが3であること
と矛盾するので、ステップ209に移行して訂正不能と
して訂正処理を中止し、平均値補間や前値ホールドの処
理を行った後に処理を終了する。ステップ205でC1
ポインタの個数Pnumが3ではないと判定した場合に
はステップ206に移行する。
インタの個数Pnumが3であるか否かを判定し、Pn
um=3の場合にはステップ210に移行する。ステッ
プ210では、第1、第2、第3のC1ポインタ位置と
データが存在しない位置に仮想的に定めた第4のC1ポ
インタ位置を用いてシンドロームを生成し、得られた4
個のエラー値Y0,Y1,Y2,Y3のうち第4のC1
ポインタ位置に対応するエラー値Y3が0であるか否か
を判定する。Y3=0の場合には、Y0,Y1,Y2の
正当性が確認されたとして3個のシンボルエラーが確定
し、ステップ211に移行してエラー訂正を行った後に
処理を終了する。ステップ211でY3≠0の場合には
Y0,Y1,Y2,Y4の4個のエラー値を存在するこ
とになり、C1ポインタの個数Pnumが3であること
と矛盾するので、ステップ209に移行して訂正不能と
して訂正処理を中止し、平均値補間や前値ホールドの処
理を行った後に処理を終了する。ステップ205でC1
ポインタの個数Pnumが3ではないと判定した場合に
はステップ206に移行する。
【0031】ステップ206ではフレーム内のC1ポイ
ンタの個数Pnumが4であるか否かを判定し、Pnu
m≠4の場合にはイレージャ訂正が不能であるのでステ
ップ209に移行し、Pnum=4の場合にはステップ
207に進む。ステップ207では、C1ポインタデー
タから得られて4個のシンボルエラーの位置を表す第
1、第2、第3,第4のC1ポインタ位置X0,X1,
X2,X3を用いてシンドロームS0,S1,S2,S
3を生成し、得られた4個のエラー値Y0,Y1,Y
2,Y3のうち第1のC1ポインタ位置X0に対応する
第1のエラー値Y0または第4のC1ポインタ位置に対
応するエラー値Y3の少なくとも一方が0であるか否か
を判定する。Y0=0またはY3=0の場合には、真の
エラーを含むシンボルは、X1,X2,X3の位置にあ
る3個のシンボル(Y0=0のとき)か、X0,X1,
X2の位置にある3個のシンボル(Y3=0のとき)
か、X2,X3の位置にある2個のシンボル(Y0=0
且つY3=0のとき)であることが確認されたとして3
個または2個のシンボルエラーが確定し、ステップ21
1に移行してエラー訂正を行った後に処理を終了する。
ステップ207でY0≠0且つY3≠0の場合にはY
0,Y1,Y2,Y3の4個のエラー値を存在すること
になり、4重イレージャ訂正が必要となるためにステッ
プ208に移行する。
ンタの個数Pnumが4であるか否かを判定し、Pnu
m≠4の場合にはイレージャ訂正が不能であるのでステ
ップ209に移行し、Pnum=4の場合にはステップ
207に進む。ステップ207では、C1ポインタデー
タから得られて4個のシンボルエラーの位置を表す第
1、第2、第3,第4のC1ポインタ位置X0,X1,
X2,X3を用いてシンドロームS0,S1,S2,S
3を生成し、得られた4個のエラー値Y0,Y1,Y
2,Y3のうち第1のC1ポインタ位置X0に対応する
第1のエラー値Y0または第4のC1ポインタ位置に対
応するエラー値Y3の少なくとも一方が0であるか否か
を判定する。Y0=0またはY3=0の場合には、真の
エラーを含むシンボルは、X1,X2,X3の位置にあ
る3個のシンボル(Y0=0のとき)か、X0,X1,
X2の位置にある3個のシンボル(Y3=0のとき)
か、X2,X3の位置にある2個のシンボル(Y0=0
且つY3=0のとき)であることが確認されたとして3
個または2個のシンボルエラーが確定し、ステップ21
1に移行してエラー訂正を行った後に処理を終了する。
ステップ207でY0≠0且つY3≠0の場合にはY
0,Y1,Y2,Y3の4個のエラー値を存在すること
になり、4重イレージャ訂正が必要となるためにステッ
プ208に移行する。
【0032】ステップ207は、4重イレージャ訂正禁
止回路102の禁止判定条件によってはこれと対応して
省略されることもある。図3の判定フローおよび図4の
回路図で特徴づけられた4重イレージャ訂正禁止回路を
用いる場合には、ステップ207の判定は4重イレージ
ャ訂正禁止の条件に含まれないのでステップ207は省
略され、ステップ206でC1ポインタの個数Pnum
=4ならばステップ208へ移行することになる。同様
に、図14の判定フローで特徴づけられる4重イレージ
ャ訂正禁止回路を用いる場合にステップ207は省略さ
れる。
止回路102の禁止判定条件によってはこれと対応して
省略されることもある。図3の判定フローおよび図4の
回路図で特徴づけられた4重イレージャ訂正禁止回路を
用いる場合には、ステップ207の判定は4重イレージ
ャ訂正禁止の条件に含まれないのでステップ207は省
略され、ステップ206でC1ポインタの個数Pnum
=4ならばステップ208へ移行することになる。同様
に、図14の判定フローで特徴づけられる4重イレージ
ャ訂正禁止回路を用いる場合にステップ207は省略さ
れる。
【0033】ステップ208では、4重イレージャ訂正
禁止回路102からの4重イレージャ訂正禁止信号が訂
正禁止状態を示すレベルにあるか訂正許可状態を示すレ
ベルにあるかを判定して、訂正許可状態にある場合に
は、ステップ211に移行してエラー訂正を行った後に
処理を終了し、訂正禁止状態にある場合には、ステップ
209に移行して訂正不能としし、訂正処理を中止して
平均値補間や前値ホールドの処理を行った後に処理を終
了する。
禁止回路102からの4重イレージャ訂正禁止信号が訂
正禁止状態を示すレベルにあるか訂正許可状態を示すレ
ベルにあるかを判定して、訂正許可状態にある場合に
は、ステップ211に移行してエラー訂正を行った後に
処理を終了し、訂正禁止状態にある場合には、ステップ
209に移行して訂正不能としし、訂正処理を中止して
平均値補間や前値ホールドの処理を行った後に処理を終
了する。
【0034】図3は4重イレージャ訂正禁止回路102
の1実施例の判定フローである。ステップ301では4
重イレージャ訂正禁止信号ERDISが論理“0”で訂
正許可状態にあり、カウンタのカウント数i=0にセッ
トされる。
の1実施例の判定フローである。ステップ301では4
重イレージャ訂正禁止信号ERDISが論理“0”で訂
正許可状態にあり、カウンタのカウント数i=0にセッ
トされる。
【0035】次にステップ302で、フレーム内のシン
ボルエラーの個数が0もしくは1もしくは2であるかそ
れ以外であるかを判定する。シンボルエラーの個数がエ
ラーが0もしくは1もしくは2であった場合は、ステッ
プ310で4重イレージャ訂正禁止信号ERDISを論
理“0”すなわち訂正許可状態とし、カウンタのカウン
ト数i=0にセットする。シンボルエラーの個数が0,
1,2以外であった場合はステップ303に進む。
ボルエラーの個数が0もしくは1もしくは2であるかそ
れ以外であるかを判定する。シンボルエラーの個数がエ
ラーが0もしくは1もしくは2であった場合は、ステッ
プ310で4重イレージャ訂正禁止信号ERDISを論
理“0”すなわち訂正許可状態とし、カウンタのカウン
ト数i=0にセットする。シンボルエラーの個数が0,
1,2以外であった場合はステップ303に進む。
【0036】ステップ303では、C1ポインタの個数
Pnum=3であるか否かを判定する。C1ポインタの
個数Pnum=3であった場合はステップ309に移行
する。ステップ309では、図2におけるステップ20
1と同様に、仮想的に定めた第4のC1ポインタ位置に
対応する第4のエラー値Y3が0であるか否かを判定す
る。第4のエラー値Y3=0であった場合はエラーの個
数は3であると判断してステップ310に進み、訂正許
可状態にしてカウント値iをリセットする。ステップ3
09で第4のエラー値Y3≠0であった場合は、シンボ
ルエラーの個数は4以上であるのでステップ305に移
行する。
Pnum=3であるか否かを判定する。C1ポインタの
個数Pnum=3であった場合はステップ309に移行
する。ステップ309では、図2におけるステップ20
1と同様に、仮想的に定めた第4のC1ポインタ位置に
対応する第4のエラー値Y3が0であるか否かを判定す
る。第4のエラー値Y3=0であった場合はエラーの個
数は3であると判断してステップ310に進み、訂正許
可状態にしてカウント値iをリセットする。ステップ3
09で第4のエラー値Y3≠0であった場合は、シンボ
ルエラーの個数は4以上であるのでステップ305に移
行する。
【0037】ステップ303でC1ポインタの個数Pn
um≠3であった場合は、ステップ304に進む。
um≠3であった場合は、ステップ304に進む。
【0038】ステップ304では、C1ポインタの個数
Pnumが4であるか否かを判定する。ステップ304
でC1ポインタの個数Pnum=4であった場合は、ス
テップ305に移行する。ステップ305では、カウン
タのカウント値iを1だけ進める。
Pnumが4であるか否かを判定する。ステップ304
でC1ポインタの個数Pnum=4であった場合は、ス
テップ305に移行する。ステップ305では、カウン
タのカウント値iを1だけ進める。
【0039】次のステップ306ではカウンタのカウン
ト値iが4以上であるか否かを判定する。ステップ30
6で、カウント値i≧4であった場合は、ステップ30
7に進み、4重イレージャ訂正禁止信号ERDISを論
理“1”として4重イレージャ訂正を禁止する。
ト値iが4以上であるか否かを判定する。ステップ30
6で、カウント値i≧4であった場合は、ステップ30
7に進み、4重イレージャ訂正禁止信号ERDISを論
理“1”として4重イレージャ訂正を禁止する。
【0040】ステップ304でC1ポインタの個数Pn
um≠4であった場合、ステップ306でカウンタのカ
ウント値i<4であった場合、ステップ310の処理
後、およびステップ306の処理後は、ステップ308
に移行する。ステップ308ではフレームが更新された
か否かを判定する。
um≠4であった場合、ステップ306でカウンタのカ
ウント値i<4であった場合、ステップ310の処理
後、およびステップ306の処理後は、ステップ308
に移行する。ステップ308ではフレームが更新された
か否かを判定する。
【0041】ステップ308でフレームが更新されない
場合は、その状態を保持する。ステップ308でフレー
ムが更新された場合は、新しいフレームに対してステッ
プ302以降の処理が繰り返される。
場合は、その状態を保持する。ステップ308でフレー
ムが更新された場合は、新しいフレームに対してステッ
プ302以降の処理が繰り返される。
【0042】図4は4重イレージャ訂正禁止回路の回路
図である。4重イレージャ訂正禁止回路400は、図3
の判定フローにしたがって動作し、4重イレージャ訂正
の許可、不許可を判定する。
図である。4重イレージャ訂正禁止回路400は、図3
の判定フローにしたがって動作し、4重イレージャ訂正
の許可、不許可を判定する。
【0043】4重エラー訂正禁止回路400は、エラー
検出訂正回路101でのシンボルエラー個数の検出処理
の終了を示すエラー個数検出終了信号ECENDと、検
出したシンボルエラーの個数が0であることを示すエラ
ーゼロ信号NOERRと、検出したシンボルエラーの個
数が1であることを示すエラー1信号ERR1と、検出
したシンボルエラーの個数が2であることを示すエラー
2信号ERR2と、エラー値の算出が終了したことを示
すエラー値算出終了信号ERENDと、C1ポインタの
個数が4であることを示すポインタ4信号PN4と、第
4のエラー値Y3が0であることを示すY3ゼロ信号Y
3Zと、C1ポインタの個数が3であることを示すポイ
ンタ3信号PN3とをエラー検出訂正回路101から入
力し、カウンタおよびフリップフロップ用のローアクテ
ィブのリセット信号であるリセットバー信号RSTBを
制御回路104から入力し、クロック信号CLKに同期
して図3の判定フローに従って判定動作して、4重エラ
ー訂正禁止信号ERDISをエラー検出訂正回路101
へ出力する。
検出訂正回路101でのシンボルエラー個数の検出処理
の終了を示すエラー個数検出終了信号ECENDと、検
出したシンボルエラーの個数が0であることを示すエラ
ーゼロ信号NOERRと、検出したシンボルエラーの個
数が1であることを示すエラー1信号ERR1と、検出
したシンボルエラーの個数が2であることを示すエラー
2信号ERR2と、エラー値の算出が終了したことを示
すエラー値算出終了信号ERENDと、C1ポインタの
個数が4であることを示すポインタ4信号PN4と、第
4のエラー値Y3が0であることを示すY3ゼロ信号Y
3Zと、C1ポインタの個数が3であることを示すポイ
ンタ3信号PN3とをエラー検出訂正回路101から入
力し、カウンタおよびフリップフロップ用のローアクテ
ィブのリセット信号であるリセットバー信号RSTBを
制御回路104から入力し、クロック信号CLKに同期
して図3の判定フローに従って判定動作して、4重エラ
ー訂正禁止信号ERDISをエラー検出訂正回路101
へ出力する。
【0044】3入力ORゲート401には、エラーゼロ
信号NOERRとエラー1信号ERR1とエラー2信号
ERR2とが入力され、その出力は2入力ANDゲート
402に接続され、2入力AND402のもう一方の入
力にはエラー個数検出終了信号ECENDが接続され
る。したがって2入力AND402の出力COROK
は、シンボルエラーの個数が0、1、2のいずれかであ
ることを示す。
信号NOERRとエラー1信号ERR1とエラー2信号
ERR2とが入力され、その出力は2入力ANDゲート
402に接続され、2入力AND402のもう一方の入
力にはエラー個数検出終了信号ECENDが接続され
る。したがって2入力AND402の出力COROK
は、シンボルエラーの個数が0、1、2のいずれかであ
ることを示す。
【0045】2入力ANDゲート403には、エラー値
算出終了信号ERENDとポインタ4信号PN4とが入
力される。3入力ANDゲート404には、エラー値算
出終了信号ERENDとY3ゼロ信号Y3Zとポインタ
3信号PN3とが入力される。したがって3入力AND
ゲート404の出力3EOKは、エラー状態がシンボル
エラーの個数3のエラーであることを示す。
算出終了信号ERENDとポインタ4信号PN4とが入
力される。3入力ANDゲート404には、エラー値算
出終了信号ERENDとY3ゼロ信号Y3Zとポインタ
3信号PN3とが入力される。したがって3入力AND
ゲート404の出力3EOKは、エラー状態がシンボル
エラーの個数3のエラーであることを示す。
【0046】2入力ORゲート405には、2入力AN
Dゲート402の出力COROKと3入力ANDゲート
404の出力3EOKとが入力される。したがって2入
力ORゲート405の出力CLRDISは、4重イレー
ジャ訂正が許可されることを示し、4重イレージャ訂正
が禁止されている状態からの許可状態に遷移させる条件
となる。2入力ORゲート406には、第2の2入力A
NDゲート403の出力とポインタ3信号PN3とが入
力される。
Dゲート402の出力COROKと3入力ANDゲート
404の出力3EOKとが入力される。したがって2入
力ORゲート405の出力CLRDISは、4重イレー
ジャ訂正が許可されることを示し、4重イレージャ訂正
が禁止されている状態からの許可状態に遷移させる条件
となる。2入力ORゲート406には、第2の2入力A
NDゲート403の出力とポインタ3信号PN3とが入
力される。
【0047】カウンタ407は、クロック入力端子CK
に接続されたクロック信号CLKに同期してカウントす
るカウンタ回路で、リセット入力端子RNに接続された
リセットバー信号RSTBが論理”0”の場合にクロッ
ク信号CLKとは非同期でカウント値が0にリセットさ
れ、クリア入力端子CLRに接続された2入力ORゲー
ト405の出力CLRDISが論理”1”の場合にクロ
ックCLKに同期してカウント値が0にリセットされ、
エネーブル入力端子ENBに接続された2入力ORゲー
ト406の出力が論理”1”でかつ入力端子CLRに接
続された2入力ORゲート405の出力CLRDISが
論理”0”の場合にクロックCLKに同期してカウント
アップし、カウント値が4になったときに出力端子CD
からの出力CNT4が論理”1”になる回路である。し
たがって、カウンタ407の出力CNT4は、C1ポイ
ンタの個数が3または4で、且つ3重イレージャ訂正不
可能なエラー状態が4フレーム以上連続したことを検出
する。
に接続されたクロック信号CLKに同期してカウントす
るカウンタ回路で、リセット入力端子RNに接続された
リセットバー信号RSTBが論理”0”の場合にクロッ
ク信号CLKとは非同期でカウント値が0にリセットさ
れ、クリア入力端子CLRに接続された2入力ORゲー
ト405の出力CLRDISが論理”1”の場合にクロ
ックCLKに同期してカウント値が0にリセットされ、
エネーブル入力端子ENBに接続された2入力ORゲー
ト406の出力が論理”1”でかつ入力端子CLRに接
続された2入力ORゲート405の出力CLRDISが
論理”0”の場合にクロックCLKに同期してカウント
アップし、カウント値が4になったときに出力端子CD
からの出力CNT4が論理”1”になる回路である。し
たがって、カウンタ407の出力CNT4は、C1ポイ
ンタの個数が3または4で、且つ3重イレージャ訂正不
可能なエラー状態が4フレーム以上連続したことを検出
する。
【0048】2入力ORゲート409には、カウンタ4
07の出力CNT4と4重イレージャ訂正禁止信号出力
ERDISとが入力され、インバータ408には、2入
力ORゲート405の出力CLRDISが入力される。
2入力ANDゲート410には、インバータ408の出
力と2入力ORゲート409の出力とが入力される。2
入力ANDゲート410の出力が論理”1”であること
は、4重イレージャ訂正が許可されない状態にあって、
且つカウンタ407のカウント値が4になり4重イレー
ジャ訂正の禁止状態に遷移させる条件が成立したか又は
既に4重イレージャ訂正が禁止状態にあったことを示
す。
07の出力CNT4と4重イレージャ訂正禁止信号出力
ERDISとが入力され、インバータ408には、2入
力ORゲート405の出力CLRDISが入力される。
2入力ANDゲート410には、インバータ408の出
力と2入力ORゲート409の出力とが入力される。2
入力ANDゲート410の出力が論理”1”であること
は、4重イレージャ訂正が許可されない状態にあって、
且つカウンタ407のカウント値が4になり4重イレー
ジャ訂正の禁止状態に遷移させる条件が成立したか又は
既に4重イレージャ訂正が禁止状態にあったことを示
す。
【0049】2入力ANDゲート410の出力は、フリ
ップフロップ411のデータ入力端子Dに接続される。
フリップフロップ411は、リセット入力端子RNに接
続されたリセットバー信号RSTBが論理”0”のとき
に非同期にリセットされ、クロック入力端子CKに接続
されたクロック信号CLKに同期して動作し、4重イレ
ージャ訂正の禁止状態が保持するとともに出力端子Qか
ら4重イレージャ訂正禁止信号ERDISを出力する。
ップフロップ411のデータ入力端子Dに接続される。
フリップフロップ411は、リセット入力端子RNに接
続されたリセットバー信号RSTBが論理”0”のとき
に非同期にリセットされ、クロック入力端子CKに接続
されたクロック信号CLKに同期して動作し、4重イレ
ージャ訂正の禁止状態が保持するとともに出力端子Qか
ら4重イレージャ訂正禁止信号ERDISを出力する。
【0050】次に、14フレームにわたって連続した全
シンボルのエラーが発生したときの4重イレージャ訂正
禁止への過程を、復号の各段階におけるフレームとシン
ボルとの関係を追跡することにより詳細に説明する。
シンボルのエラーが発生したときの4重イレージャ訂正
禁止への過程を、復号の各段階におけるフレームとシン
ボルとの関係を追跡することにより詳細に説明する。
【0051】図5(a)は、読み出しデータ図であり、
コンパクトディスクから読み出したデータに対してフレ
ーム番号とシンボルの位置による一連番号を付したもの
からパリティ4ビットを除いて表示したものである。読
み出しデータのフレーム0からフレーム13までの14
フレームにわたってエラーが発生し、シンボル番号0か
ら443までのデータにエラーが発生したものとする。
図5(b)は、偶数遅延後のデータ配置図であり、読み
出しデータに対して偶数遅延を施して偶数番目(図5で
はシンボル位置が0から始まるため奇数番号の位置)の
シンボルを1フレーム遅延させたものである。
コンパクトディスクから読み出したデータに対してフレ
ーム番号とシンボルの位置による一連番号を付したもの
からパリティ4ビットを除いて表示したものである。読
み出しデータのフレーム0からフレーム13までの14
フレームにわたってエラーが発生し、シンボル番号0か
ら443までのデータにエラーが発生したものとする。
図5(b)は、偶数遅延後のデータ配置図であり、読み
出しデータに対して偶数遅延を施して偶数番目(図5で
はシンボル位置が0から始まるため奇数番号の位置)の
シンボルを1フレーム遅延させたものである。
【0052】図6(a),(b)はデインターリーブ後
のデータ配置図であり、シンボル位置27からシンボル
位置番号を1遡る毎に4フレーム遅延させたものとな
る。図6(a)は14フレームのバーストエラー発生後
も正常なトラッキングを継続している場合であり、図6
(b)はトラッキングエラーが発生した場合である。図
6(a),(b)で“T”はC1ポインタがセットされ
ていなくエラーもないシンボルを示し、“27”等の数
字はC1復号においてC1ポインタがセットされたシン
ボルの読み出しデータ図における番号を示し、“−5
T”等のTが付加してある数字はC1ポインタがセット
されているがエラーはないシンボルの読み出しデータ図
における番号を示し、“F”はトラッキングエラーのた
めにC1ポインタはセットされていないがエラーが発生
しているシンボルを示し、474F等のFが付加してあ
る数字はC1ポインタがセットしてありエラーもあるこ
とが明らかなシンボルの読み出しデータ図における一連
番号を示している。
のデータ配置図であり、シンボル位置27からシンボル
位置番号を1遡る毎に4フレーム遅延させたものとな
る。図6(a)は14フレームのバーストエラー発生後
も正常なトラッキングを継続している場合であり、図6
(b)はトラッキングエラーが発生した場合である。図
6(a),(b)で“T”はC1ポインタがセットされ
ていなくエラーもないシンボルを示し、“27”等の数
字はC1復号においてC1ポインタがセットされたシン
ボルの読み出しデータ図における番号を示し、“−5
T”等のTが付加してある数字はC1ポインタがセット
されているがエラーはないシンボルの読み出しデータ図
における番号を示し、“F”はトラッキングエラーのた
めにC1ポインタはセットされていないがエラーが発生
しているシンボルを示し、474F等のFが付加してあ
る数字はC1ポインタがセットしてありエラーもあるこ
とが明らかなシンボルの読み出しデータ図における一連
番号を示している。
【0053】図7は4重イレージャ訂正禁止の判定過程
を示す図であり、図6(a),(b)のフレーム毎のC
1ポインタの個数、シンボルエラーの個数、訂正状態を
フレーム順に示したものである。訂正状態の表示1Sは
C2復号でのリード・ソロモン復号による1個のエラー
シンボルの訂正を示し、2Sは2個のエラーシンボルの
訂正を示し、3Eは3重イレージャ訂正を示し、4Eは
1フレーム内にセットされているC1ポインタの個数が
4でエラーシンボルの個数が4個以上の場合の4重イレ
ージャ訂正を示し、4E*はC1ポインタの個数が4で
シンボルエラーの個数が3または2の場合の4重エラー
訂正を示し、3NGはC1ポインタの個数が3であるが
3重イレージャ訂正が不能であることを示す。
を示す図であり、図6(a),(b)のフレーム毎のC
1ポインタの個数、シンボルエラーの個数、訂正状態を
フレーム順に示したものである。訂正状態の表示1Sは
C2復号でのリード・ソロモン復号による1個のエラー
シンボルの訂正を示し、2Sは2個のエラーシンボルの
訂正を示し、3Eは3重イレージャ訂正を示し、4Eは
1フレーム内にセットされているC1ポインタの個数が
4でエラーシンボルの個数が4個以上の場合の4重イレ
ージャ訂正を示し、4E*はC1ポインタの個数が4で
シンボルエラーの個数が3または2の場合の4重エラー
訂正を示し、3NGはC1ポインタの個数が3であるが
3重イレージャ訂正が不能であることを示す。
【0054】14フレームのバーストエラーが発生した
が正常トラッキングが継続されているAの場合では、4
重イレージャ訂正4Eまたは4E*と3重エイレージャ
訂正不能3NGを合わせて連続3回の発生が最大であ
り、4回連続して発生することはないので、4重イレー
ジャ訂正が禁止されることはなく訂正が実行される。こ
れに対してトラッキングエラーが発生したBの場合で
は、フレーム12からフレーム15にかけて4重イレー
ジャ訂正4Eと3重イレージャ訂正不能3NGとが合わ
せて4回連続して発生するためにフレーム16から4重
イレージャ訂正禁止となり、その後も4重イレージャ訂
正4Eか3重イレージャ訂正不能3NGのいずれかが発
生するので4重イレージャ訂正禁止が継続される。
が正常トラッキングが継続されているAの場合では、4
重イレージャ訂正4Eまたは4E*と3重エイレージャ
訂正不能3NGを合わせて連続3回の発生が最大であ
り、4回連続して発生することはないので、4重イレー
ジャ訂正が禁止されることはなく訂正が実行される。こ
れに対してトラッキングエラーが発生したBの場合で
は、フレーム12からフレーム15にかけて4重イレー
ジャ訂正4Eと3重イレージャ訂正不能3NGとが合わ
せて4回連続して発生するためにフレーム16から4重
イレージャ訂正禁止となり、その後も4重イレージャ訂
正4Eか3重イレージャ訂正不能3NGのいずれかが発
生するので4重イレージャ訂正禁止が継続される。
【0055】図8は13フレームの連続エラーが発生し
た場合の4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図で
ある。正常トラッキングが継続されるAの場合では、4
重イレージャ訂正4Eの連続2回の発生が最大であり、
4重イレージャ訂正は禁止されることなく訂正が実行さ
れるが、トラッキングエラーが発生したBの場合では、
フレーム12からフレーム15にかけて4重イレージャ
訂正4Eと3重イレージャ訂正不能3NGとが合わせて
4回連続して発生するためにフレーム16から4重イレ
ージャ訂正禁止となり、その後もトラッキングが復帰す
るまで4重エラー訂正禁止が継続する。
た場合の4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図で
ある。正常トラッキングが継続されるAの場合では、4
重イレージャ訂正4Eの連続2回の発生が最大であり、
4重イレージャ訂正は禁止されることなく訂正が実行さ
れるが、トラッキングエラーが発生したBの場合では、
フレーム12からフレーム15にかけて4重イレージャ
訂正4Eと3重イレージャ訂正不能3NGとが合わせて
4回連続して発生するためにフレーム16から4重イレ
ージャ訂正禁止となり、その後もトラッキングが復帰す
るまで4重エラー訂正禁止が継続する。
【0056】以上に示したように、図3の判定フロー
図、図4の回路図で特徴づけられる4重イレージャ訂正
禁止回路を含むエラー訂正装置は連続14フレームまで
のバーストエラーの訂正を行うことができるとともに、
トラッキングエラーが発生した場合には4重イレージャ
訂正を禁止して誤訂正の発生を防止することができ、ま
た大規模な前方保護データをメモリ等に保持しておく必
要がないので、誤訂正防止機能搭載による回路規模の増
大、消費電力の増大を抑制することができる。
図、図4の回路図で特徴づけられる4重イレージャ訂正
禁止回路を含むエラー訂正装置は連続14フレームまで
のバーストエラーの訂正を行うことができるとともに、
トラッキングエラーが発生した場合には4重イレージャ
訂正を禁止して誤訂正の発生を防止することができ、ま
た大規模な前方保護データをメモリ等に保持しておく必
要がないので、誤訂正防止機能搭載による回路規模の増
大、消費電力の増大を抑制することができる。
【0057】図9は本発明の第2の実施例の4重イレー
ジャ訂正禁止回路の判定フロー図であり、図10は4重
イレージャ訂正禁止回路の回路図である。図9の判定フ
ロー図では、図3の判定フローのステップ304の次に
ステップ501を設けて第1のエラー値Y0か第4のエ
ラー値Y3の少なくともいずれか一方が0であるか否か
の判定を行い、第1のエラー値Y0と第4のエラー値Y
3の少なくともいずれか一方が0ならばステップ310
に移行し、第1のエラー値Y0と第4のエラー値Y3の
いずれもが0ではないならばステップ305に進むこと
と、図3のステップ306に換えてステップ502とし
て判定条件をカウント数i≧5に変更していること以外
は図3と同一である。4重イレージャ訂正禁止回路は、
3重イレージャ訂正不能と4重イレージャ訂正とが合わ
せて5回以上連続して発生したことを検出し、4重イレ
ージャ訂正禁止信号を論理“1”とする。
ジャ訂正禁止回路の判定フロー図であり、図10は4重
イレージャ訂正禁止回路の回路図である。図9の判定フ
ロー図では、図3の判定フローのステップ304の次に
ステップ501を設けて第1のエラー値Y0か第4のエ
ラー値Y3の少なくともいずれか一方が0であるか否か
の判定を行い、第1のエラー値Y0と第4のエラー値Y
3の少なくともいずれか一方が0ならばステップ310
に移行し、第1のエラー値Y0と第4のエラー値Y3の
いずれもが0ではないならばステップ305に進むこと
と、図3のステップ306に換えてステップ502とし
て判定条件をカウント数i≧5に変更していること以外
は図3と同一である。4重イレージャ訂正禁止回路は、
3重イレージャ訂正不能と4重イレージャ訂正とが合わ
せて5回以上連続して発生したことを検出し、4重イレ
ージャ訂正禁止信号を論理“1”とする。
【0058】図10の4重イレージャ訂正禁止回路60
0は、図4の4重イレージャ訂正回路400に第1のエ
ラー値Y0が0であることを示すY0ゼロ信号Y0Z
と、Y0ゼロ信号Y0ZとY3ゼロ信号Y3Zとを入力
する2入力ORゲート601と、2入力ANDゲート4
03の出力と2入力ORゲート601の出力とを入力す
る2入力ANDゲート602とを追加し、さらに2入力
ANDゲート402の出力と3入力ANDゲート404
の出力とを入力する2入力ORゲート405とカウント
数が4になると出力端子CDの出力CNT4を論理
“1”とするカウンタ407とを、2入力ANDゲート
402の出力と3入力ANDゲート404の出力に加え
て2入力ANDゲート602の出力を入力する3入力O
Rゲートとカウント数が5になると出力端子CDの出力
CNT5を論理“1”として2入力ORゲート409に
出力するカウンタ604とにそれぞれ置き換えたもので
ある。
0は、図4の4重イレージャ訂正回路400に第1のエ
ラー値Y0が0であることを示すY0ゼロ信号Y0Z
と、Y0ゼロ信号Y0ZとY3ゼロ信号Y3Zとを入力
する2入力ORゲート601と、2入力ANDゲート4
03の出力と2入力ORゲート601の出力とを入力す
る2入力ANDゲート602とを追加し、さらに2入力
ANDゲート402の出力と3入力ANDゲート404
の出力とを入力する2入力ORゲート405とカウント
数が4になると出力端子CDの出力CNT4を論理
“1”とするカウンタ407とを、2入力ANDゲート
402の出力と3入力ANDゲート404の出力に加え
て2入力ANDゲート602の出力を入力する3入力O
Rゲートとカウント数が5になると出力端子CDの出力
CNT5を論理“1”として2入力ORゲート409に
出力するカウンタ604とにそれぞれ置き換えたもので
ある。
【0059】2入力ORゲート601、2入力ANDデ
ート602の追加および3入力ORゲート603への変
更は図9におけるステップ501の追加に対応し、カウ
ンタ604への変更は図9におけるステップ502への
変更に対応する。
ート602の追加および3入力ORゲート603への変
更は図9におけるステップ501の追加に対応し、カウ
ンタ604への変更は図9におけるステップ502への
変更に対応する。
【0060】次にこの実施例では15フレームにわたっ
て連続したバーストエラーを訂正することができ、トラ
ッキングエラーが発生した場合には4重イレージャ訂正
を禁止して誤訂正が生じないようにできることを詳細に
説明する。
て連続したバーストエラーを訂正することができ、トラ
ッキングエラーが発生した場合には4重イレージャ訂正
を禁止して誤訂正が生じないようにできることを詳細に
説明する。
【0061】図11(a),(b)は15フレームにわ
たってエラーが連続した場合のデインターリーブ後のデ
ータ配置図である。図11(a)は15フレームのバー
ストエラー発生後も正常なトラッキングを継続している
場合であり、図11(b)はトラッキングエラーが発生
した場合である。“T”,“F”等の各記号の意味は図
6と同様である。
たってエラーが連続した場合のデインターリーブ後のデ
ータ配置図である。図11(a)は15フレームのバー
ストエラー発生後も正常なトラッキングを継続している
場合であり、図11(b)はトラッキングエラーが発生
した場合である。“T”,“F”等の各記号の意味は図
6と同様である。
【0062】図12は4重イレージャ訂正禁止の判定過
程を示す図であり、図11(a),(b)のフレーム毎
のC1ポインタの個数、シンボルエラーの個数、訂正状
態をフレーム順に示したものである。訂正状態の表示の
意味は図7におけるそれとと同様であるが、図9の判定
フローではステップ501が追加されて第1のエラー値
Y0、第4のエラー値Y3のうちの少なくとも一つが0
であるときは訂正が許可されてカウント値iはリセット
されるようになっているので、これにしたがって図12
では、C1ポインタの個数が4でエラーシンボル数が3
の場合の4重エラー訂正を示す4E*が発生すると4重
イレージャ訂正4Eの連続発生カウント値はリセットさ
れる。
程を示す図であり、図11(a),(b)のフレーム毎
のC1ポインタの個数、シンボルエラーの個数、訂正状
態をフレーム順に示したものである。訂正状態の表示の
意味は図7におけるそれとと同様であるが、図9の判定
フローではステップ501が追加されて第1のエラー値
Y0、第4のエラー値Y3のうちの少なくとも一つが0
であるときは訂正が許可されてカウント値iはリセット
されるようになっているので、これにしたがって図12
では、C1ポインタの個数が4でエラーシンボル数が3
の場合の4重エラー訂正を示す4E*が発生すると4重
イレージャ訂正4Eの連続発生カウント値はリセットさ
れる。
【0063】15フレームのバーストエラーが発生した
が正常トラッキングが継続されているAの場合では、4
重イレージャ訂正4Eの連続4回の発生が最大であり、
5回連続して発生することはないので、4重イレージャ
訂正が禁止されることはなく訂正が実行される。これに
対してトラッキングエラーが発生したBの場合では、フ
レーム12からフレーム16にかけて4重イレージャ訂
正4Eが5回連続して発生するためにフレーム17から
4重イレージャ訂正禁止となり、その後も4重イレージ
ャ訂正4Eが発生するので4重イレージャ訂正禁止が継
続される。
が正常トラッキングが継続されているAの場合では、4
重イレージャ訂正4Eの連続4回の発生が最大であり、
5回連続して発生することはないので、4重イレージャ
訂正が禁止されることはなく訂正が実行される。これに
対してトラッキングエラーが発生したBの場合では、フ
レーム12からフレーム16にかけて4重イレージャ訂
正4Eが5回連続して発生するためにフレーム17から
4重イレージャ訂正禁止となり、その後も4重イレージ
ャ訂正4Eが発生するので4重イレージャ訂正禁止が継
続される。
【0064】図13の判定過程図は15フレーム連続し
たバーストエラーが図3の判定フロー図、図4の回路図
で特徴づけられた第1の実施例の4重イレージャ訂正禁
止回路に与えられたときの判定過程を示し、正常なトラ
ッキングが継続されているAの場合でも4重エラー訂正
禁止が発生してしまうことを示している。これに対して
図9の判定フロー図、図10の回路図で特徴づけられる
第2の実施例は、15フレーム連続のバーストエラーま
で対応できるという効果がある。
たバーストエラーが図3の判定フロー図、図4の回路図
で特徴づけられた第1の実施例の4重イレージャ訂正禁
止回路に与えられたときの判定過程を示し、正常なトラ
ッキングが継続されているAの場合でも4重エラー訂正
禁止が発生してしまうことを示している。これに対して
図9の判定フロー図、図10の回路図で特徴づけられる
第2の実施例は、15フレーム連続のバーストエラーま
で対応できるという効果がある。
【0065】図14は本発明の第3の実施例の4重イレ
ージャ訂正禁止回路の判定フロー図である。図14の判
定フロー図では、図3の判定フローのステップ309に
換えて第4のイレージャ値Y3が0でない場合の移行先
をステップ307としたステップ701を設けたこと以
外は図3と同一である。C1ポインタの個数が4のフレ
ームが4フレーム連続したか、または3重イレージャ訂
正の訂正不能が1回発生した場合にはトラッキングエラ
ーが発生したとみなして4重イレージャ訂正を禁止す
る。図14の判定フローを実行することにより14フレ
ーム連続のバーストエラーまで訂正でき、トラッキング
エラーが発生した場合には4重イレージャ訂正を禁止し
て誤訂正を防止する点では図3の第1の実施例と同様で
ある。
ージャ訂正禁止回路の判定フロー図である。図14の判
定フロー図では、図3の判定フローのステップ309に
換えて第4のイレージャ値Y3が0でない場合の移行先
をステップ307としたステップ701を設けたこと以
外は図3と同一である。C1ポインタの個数が4のフレ
ームが4フレーム連続したか、または3重イレージャ訂
正の訂正不能が1回発生した場合にはトラッキングエラ
ーが発生したとみなして4重イレージャ訂正を禁止す
る。図14の判定フローを実行することにより14フレ
ーム連続のバーストエラーまで訂正でき、トラッキング
エラーが発生した場合には4重イレージャ訂正を禁止し
て誤訂正を防止する点では図3の第1の実施例と同様で
ある。
【0066】図15は本発明の第4の実施例の4重イレ
ージャ訂正禁止回路の判定フロー図である。図15の判
定フロー図では、図9の判定フローのステップ309に
換えて第4のイレージャ値Y3が0でない場合の移行先
をステップ307としたステップ801を設けたこと以
外は図9と同一である。4重イレージャ訂正が5回連続
して発生したか、または3重イレージャ訂正の訂正不能
が1回発生した場合にはトラッキングエラーが発生した
とみなして4重イレージャ訂正を禁止する。図15の判
定フローを実行することにより15フレーム連続のバー
ストエラーまで訂正でき、トラッキングエラーが発生し
た場合には4重イレージャ訂正を禁止して誤訂正を防止
する点では図9の第2の実施例と同様である
ージャ訂正禁止回路の判定フロー図である。図15の判
定フロー図では、図9の判定フローのステップ309に
換えて第4のイレージャ値Y3が0でない場合の移行先
をステップ307としたステップ801を設けたこと以
外は図9と同一である。4重イレージャ訂正が5回連続
して発生したか、または3重イレージャ訂正の訂正不能
が1回発生した場合にはトラッキングエラーが発生した
とみなして4重イレージャ訂正を禁止する。図15の判
定フローを実行することにより15フレーム連続のバー
ストエラーまで訂正でき、トラッキングエラーが発生し
た場合には4重イレージャ訂正を禁止して誤訂正を防止
する点では図9の第2の実施例と同様である
【0067】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のエラー
訂正装置によれば、正常にトラッキングされている場合
のエラー状態の遷移の仕方と、コンパクトディスクの記
録面のキズ等によりトラッキングエラーが発生してCI
RC符号系列の連続性が失われた場合のエラー状態の遷
移の仕方の違いを利用してトラッキングエラー発生の検
出を行い、所定の条件を満たしたときはトラッキングエ
ラーが発生したとみなして4重イレージャ訂正を禁止す
るので、14フレームまたは15フレームのバーストエ
ラーの訂正ができるとともに、トラッキングエラーが発
生した場合には4重イレージャ訂正を禁止して誤訂正の
発生を防止することができ、また大規模な前方保護デー
タをメモリ等に保持しておく必要がないので、誤訂正防
止機能搭載による回路規模の増大、消費電力の増大を抑
制することができるという顕著な効果を生じる。
訂正装置によれば、正常にトラッキングされている場合
のエラー状態の遷移の仕方と、コンパクトディスクの記
録面のキズ等によりトラッキングエラーが発生してCI
RC符号系列の連続性が失われた場合のエラー状態の遷
移の仕方の違いを利用してトラッキングエラー発生の検
出を行い、所定の条件を満たしたときはトラッキングエ
ラーが発生したとみなして4重イレージャ訂正を禁止す
るので、14フレームまたは15フレームのバーストエ
ラーの訂正ができるとともに、トラッキングエラーが発
生した場合には4重イレージャ訂正を禁止して誤訂正の
発生を防止することができ、また大規模な前方保護デー
タをメモリ等に保持しておく必要がないので、誤訂正防
止機能搭載による回路規模の増大、消費電力の増大を抑
制することができるという顕著な効果を生じる。
【図1】 本発明のエラー訂正装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】 エラー検出訂正回路の動作フロー図である。
【図3】 第1の実施例の4重イレージャ訂正禁止回路
の判定フロー図である。
の判定フロー図である。
【図4】 第1の実施例の4重イレージャ訂正禁止回路
の回路図である。
の回路図である。
【図5】 (a)は読み出しデータ図であり、(b)は
偶数遅延後のデータ配置図である。
偶数遅延後のデータ配置図である。
【図6】 (a),(b)は第1の実施例のデインター
リーブ後のデータ配置図である。
リーブ後のデータ配置図である。
【図7】 第1の実施例の14フレーム連続エラーに対
する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
【図8】 第1の実施例の13フレーム連続エラーに対
する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
【図9】 第2の実施例の4重イレージャ訂正禁止回路
の判定フロー図である。
の判定フロー図である。
【図10】 第2の実施例の4重イレージャ訂正禁止回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図11】 (a),(b)は第2の実施例のデインタ
ーリーブ後のデータ配置図である。
ーリーブ後のデータ配置図である。
【図12】 第2の実施例の15フレーム連続エラーに
対する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
対する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
【図13】 第1の実施例の15フレーム連続エラーに
対する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
対する4重イレージャ訂正禁止の判定過程を示す図であ
る。
【図14】 第3の実施例の4重イレージャ訂正禁止回
路の判定フロー図である。
路の判定フロー図である。
【図15】 第4の実施例の4重イレージャ訂正禁止回
路の判定フロー図である。
路の判定フロー図である。
【図16】 (a)はCICR符号化のフロー図であ
り、(b)はCICR復号のフロー図である。
り、(b)はCICR復号のフロー図である。
【図17】 CICR符号のデータ配置図である。
100 エラー訂正装置 101 エラー検出訂正回路 102,400,600 4重イレージャ訂正禁止回
路 103 メモリ 104 制御回路 401,603 3入力ORゲート 402,403,410,602 2入力ANDゲー
ト 404 3入力ANDゲート 405,406,409,601 2入力ORゲート 407,604 カウンタ 408 インバータ 411 フリップフロップ
路 103 メモリ 104 制御回路 401,603 3入力ORゲート 402,403,410,602 2入力ANDゲー
ト 404 3入力ANDゲート 405,406,409,601 2入力ORゲート 407,604 カウンタ 408 インバータ 411 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 20/18 542 G11B 20/18 542A 550 550A 572 572C 572F H03M 13/27 H03M 13/27
Claims (8)
- 【請求項1】 CIRC符号のC2復号の際にC1復号
により得られたC1ポインタデータとC1復号およびデ
インターリーブ済みのC2符号データとを入力して2シ
ンボルのエラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正
もしくは4重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データ
を出力するエラー訂正装置において、フレーム毎に前記
C2符号データおよび前記C1ポインタデータからエラ
ー状態を検出し前記エラー状態のフレーム間にわたる遷
移パターンが所定の遷移パターンに合致したときに次の
フレームに対する4重イレージャ訂正を中止する機能を
有することを特徴とするエラー訂正装置。 - 【請求項2】 CIRC符号のC2復号の際にC1復号
により得られたC1ポインタデータとC1復号およびデ
インターリーブ済みのC2符号データとを入力して2シ
ンボルのエラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正
もしくは4重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データ
を出力するエラー訂正装置において、フレーム毎に前記
C1ポインタデータおよび前記C2符号データからC1
ポインタの個数、エラーの個数を検出してエラー状態を
分類し所定のエラー状態が所定フレーム数にわたり連続
して発生したことを検出して次のフレームに対して4重
イレージャ訂正を中止する機能を有することを特徴とす
るエラー訂正装置。 - 【請求項3】 CIRC符号のC2復号の際にC1復号
により得られたC1ポインタデータとC1復号およびデ
インターリーブ済みのC2符号データとを入力して2シ
ンボルのエラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正
もしくは4重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データ
を出力するエラー訂正装置において、フレーム毎に前記
C1ポインタデータおよび前記C2符号データからエラ
ー個数を検出しエラー値を算出してエラー訂正を実行す
るエラー検出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路から
C1ポインタ個数情報信号群ととエラー個数情報信号群
とエラー値情報信号群とを入力しこれらが所定の条件を
満たすときにカウンタのカウント値に1を加算し前記カ
ウント値が所定の値に達したときに次の4重イレージャ
訂正の中止を伝達する信号を前記エラー検出訂正回路に
出力する4重イレージャ訂正禁止回路と、前記C2符号
データを入力して格納し、前記エラー検出訂正回路のエ
ラー訂正動作中には前記エラー検出訂正回路との間でデ
ータを送受しエラー訂正された復号データを格納すると
ともに前記復号データを外部へ出力するメモリと、前記
エラー検出訂正回路と前記4重イレージャ訂正禁止回路
と前記メモリの動作を制御する制御回路とを備えること
を特徴とするエラー訂正装置。 - 【請求項4】 前記C1ポインタ個数情報信号群はC1
ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポイン
タ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを示す
第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー個数
情報群はエラーが0個であるときに論理1となる第1の
エラー個数信号とエラーが1個であるときに論理1とな
る第2のエラー個数信号とエラーが2個である時に論理
1となる第3のエラー個数信号とを含み、前記エラー情
報信号群はシンドローム計算により算出された第1、第
2,第3,第4のエラー値のうち第4のエラー値が0で
あるときに論理1となるエラー値信号を含み、前記所定
の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号がいず
れも論理0で前記第1のC1ポインタ個数信号が論理1
で前記エラー値信号が論理0の第1の条件と前記第1、
第2、第3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第
2のC1ポインタ個数信号が論理1の第2の条件からな
り、前記所定の値は4である請求項3記載のエラー訂正
装置。 - 【請求項5】 前記C1ポインタ個数情報信号群はC1
ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポイン
タ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを示す
第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー個数
情報群はエラーが0個であるときに論理1となる第1の
エラー個数信号とエラーが1個であるときに論理1とな
る第2のエラー個数信号とエラーが2個であるときに論
理1となる第3のエラー個数信号とを含み、前記エラー
情報信号群はシンドローム計算により算出された第1、
第2,第3,第4のエラー値のうち第1のエラー値が0
であるときに論理1となる第1のエラー値信号と第4の
エラー値が0であるときに論理1となる第2のエラー値
信号を含み、前記所定の条件は前記第1、第2、第3の
エラー個数信号がいずれも論理0で前記第1のC1ポイ
ンタ個数信号が論理1で前記第2のエラー値信号が論理
0の第1の条件と前記第1、第2、第3のエラー個数信
号がいずれも論理0で前記第2のC1ポインタ個数信号
が論理1で前記第1のエラー値信号と前記第2のエラー
値信号のいずれも論理0の第2の条件からなり、前記所
定の値は5である請求項3記載のエラー訂正装置。 - 【請求項6】 CIRC符号のC2復号の際にC1復号
により得られたC1ポインタデータとC1復号およびデ
インターリーブ済みのC2符号データとを入力して2シ
ンボルのエラーまでの訂正もしくは3重イレージャ訂正
もしくは4重イレージャ訂正を行い訂正済み復号データ
を出力するエラー訂正装置において、フレーム毎に前記
C1ポインタデータおよび前記C2符号データからエラ
ー個数を検出しエラー値を算出してエラー訂正を実行す
るエラー検出訂正回路と、前記エラー検出訂正回路から
C1ポインタ個数情報信号群ととエラー個数情報信号群
とエラー値情報信号群とを入力しこれらが第1の所定の
条件を満たすときまたは第2の所定の条件を満たす毎に
カウンタのカウント値に1を加算し前記カウント値が所
定の値に達したときに次の4重イレージャ訂正の中止を
伝達する信号を前記エラー検出訂正回路に出力する4重
イレージャ訂正禁止回路と、前記C2符号データを入力
して格納し、前記エラー検出訂正回路のエラー訂正動作
中には前記エラー検出訂正回路との間でデータを送受し
エラー訂正された復号データを格納するとともに前記復
号データを外部へ出力するメモリと、前記エラー検出訂
正回路と前記4重イレージャ訂正禁止回路と前記メモリ
の動作を制御する制御回路とを備えることを特徴とする
エラー訂正装置。 - 【請求項7】 前記C1ポインタ個数情報信号群はC1
ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポイン
タ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを示す
第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー個数
情報群はエラーが0個であるときに論理1となる第1の
エラー個数信号とエラーが1個であるときに論理1とな
る第2のエラー個数信号とエラーが2個であるときに論
理1となる第3のエラー個数信号とを含み、前記エラー
情報信号群はシンドローム計算により算出された第1、
第2,第3,第4のエラー値のうち第4のエラー値が0
であるときに論理1となるエラー値信号を含み、前記第
1の所定の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信
号がいずれも論理0で前記第1のC1ポインタ個数信号
が論理1で前記エラー値信号が論理0であり、前記第2
の条件は前記第1、第2、第3のエラー個数信号がいず
れも論理0で前記第2のC1ポインタ個数信号が論理1
であり、前記所定の値は4である請求項6記載のエラー
訂正装置。 - 【請求項8】 前記C1ポインタ個数情報信号群はC1
ポインタの個数が3であることを示す第1のC1ポイン
タ個数信号とC1ポインタの個数が4であることを示す
第2のC1ポインタ個数信号とを含み、前記エラー個数
情報群はエラーが0個であるときに論理1となる第1の
エラー個数信号とエラーが1個であるときに論理1とな
る第2のエラー個数信号とエラーが2個であるときに論
理1となる第3のエラー個数信号とを含み、前記エラー
情報信号群はシンドローム計算により算出された第1、
第2,第3,第4のエラー値のうち第1のエラー値が0
であるときに論理1となる第1のエラー値信号と第4の
エラー値が0であるときに論理1となる第2のエラー値
信号を含み、前記第1の所定の条件は前記第1、第2、
第3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第1のC
1ポインタ個数信号が論理1で前記第2のエラー値信号
が論理0であり、前記第2の条件は前記第1、第2、第
3のエラー個数信号がいずれも論理0で前記第2のC1
ポインタ個数信号が論理1で前記第1のエラー値信号と
前記第2のエラー値信号のいずれも論理0であり、前記
所定の値は5である請求項6記載のエラー訂正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18271799A JP3245577B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | エラー訂正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18271799A JP3245577B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | エラー訂正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016115A JP2001016115A (ja) | 2001-01-19 |
JP3245577B2 true JP3245577B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=16123220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18271799A Expired - Fee Related JP3245577B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | エラー訂正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245577B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3846886B2 (ja) * | 2003-09-24 | 2006-11-15 | ヤンマー株式会社 | 脱穀装置 |
-
1999
- 1999-06-29 JP JP18271799A patent/JP3245577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001016115A (ja) | 2001-01-19 |
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---|---|---|---|
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