JP3244743U - フレキシブル基板のインナーリード構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーリードが台形にエッチングされる状況を防止するフレキシブル基板のインナーリード構造を提供する。【解決手段】フレキシブル回路基板のインナーリード構造は、フレキシブル回路基板と、回路層と、ダミーリード層と、を含む。フレキシブル回路基板のチップ実装エリア111aはチップを実装するために用いられる。チップの複数の導電性素子はチップ実装エリア111aの複数の導電性接続点111dに設置される。回路層は複数のインナーリード121を有する。各インナーリード121の接続端121aは各導電性接続点111dに位置し、各導電性素子に電気的に接続されている。隣接する2本のインナーリード121の間にはスペースSを有する。ダミーリード層の少なくとも1つの第1ダミーリード131は間隔が50μmより大きいスペースSに設置される。部分的なスペースSは間隔が50μmより小さい。【選択図】図3

Description

本考案は、フレキシブル基板に関し、詳しくは、フレキシブル基板のインナーリード構造(An inner-lead structure of a flexible circuit board)に関するものである。
フレキシブル回路基板は可撓性を有する回路基板であり、可撓性を有する回路基板は実装上弾性を有し、現在の軽量薄型を追及する電子製品への適用性が高くなっている。一般的なフレキシブル回路基板はフレキシブル基板及びフレキシブル基板に位置しているパターン化回路を有し、フレキシブル基板はチップを実装するためのチップ実装エリアを含み、部分的なパターン化回路はチップ実装エリア中のチップの複数のバンプ部に接続するまで延伸され、信号伝送機能を有している。
部分的にチップ実装エリアまで延伸されているパターン化回路はインナーリード(inner-lead)と呼ばれるが、インナーリードの主な目的はチップと残りのパターン化回路とを電気的に接続することであり、チップのバンプ部間の間隔はその機能に応じて配列方式を決定するため、バンプ部間の間隔は均等ではなく、インナーリードとインナーリードとの間の間隔の分布も不一致となる。
フレキシブル基板にあるパターン化回路はウェットエッチングにより形成され、ウェットエッチングは流動するエッチング液によりパターン化されていないフォトレジストを被覆する金属層に対しエッチングを行ってパターン化されたフォトレジストが被覆する金属層を保留する。このため、インナーリードとインナーリードとの間の間隔の分布が不一致になると、パターン化されたフォトレジストのチャンネル空間の大きさが異なることでエッチング液の流動速度が不均一になり、エッチング液の流動速度が不均一になることで金属層のエッチング程度も不均一になり、インナーリードの幅の分布も不均一になり、エッチング液の流速が速いために間隔が大きいインナーリードの断面が、上が狭く下が広い台形にエッチングされてしまう。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的かつ効果的に課題を改善する本考案の提案に至った。
本考案者は、鋭意研究した結果、間隔が大きいインナーリードの間にダミーリードを設置することにより、インナーリード間のスペースの間隔を50μm未満とし、エッチング液の流速が不均一になる問題を防止することにより、上記目的を達成できることを見出した。
すなわち、上記目的を達成するための本考案の諸態様は、以下のとおりである。
本考案の一態様に係るフレキシブル基板のインナーリード構造は、フレキシブル回路基板と、回路層と、ダミーリード層と、を含んで構成されている。前記フレキシブル回路基板はチップ実装エリアを含む上面を有し、前記チップ実装エリアはチップを実装するために用いられている。前記チップは前記チップ実装エリアの複数の導電性接続点に設置されている複数の導電性素子を有し、前記回路層は前記上面に設置されている。前記回路層は複数のインナーリードを有し、前記インナーリードのそれぞれの接続端は前記チップ実装エリアに位置し、前記接続端のそれぞれは前記導電性接続点のそれぞれに設置され、前記導電性素子のそれぞれに電気的に接続されている。隣接する2本のインナーリードの間にはスペースを有し、部分的な前記スペースの間隔は50μmより大きく、部分的な前記スペースの前記間隔は50μmより小さい。前記ダミーリード層は前記上面に設置されていると共に複数の第1ダミーリードを有し、前記第1ダミーリードは全て何れか1つの前記導電性素子に電気的に未接続であり、少なくとも1本の前記第1ダミーリードは前記間隔が50μmより大きい前記スペースに設置され、前記スペースは前記間隔が50μmより小さい複数の前記スペースに区分されている。全ての前記スペースの数量において、前記第1ダミーリードが未設置であり、且つ前記間隔が50μmより大きい余剰の前記スペースの数量が占める割合は0.5%以下である。
このように、本考案によれば、次のような効果がある。
本考案は前記間隔が50μmより大きいスペースに少なくとも1本の第1ダミーリードを設置することで、スペースは間隔が50μmより大きくない複数のスペースに区分され、全てのスペースの数量において、第1ダミーリードが未設置であり、且つ間隔が50μmより大きい余剰のスペースの数量が占める割合が0.5%以下となり、間隔が大きいスペースにおいてエッチング液の流速が速くなるという問題を減少させ、インナーリードが台形にエッチングされる状況を防止している。
本考案の他の目的、構成及び効果については、以下の考案の実施の形態の項から明らかになるであろう。
本考案の一実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す平面図である。 本考案の一実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す断面図である。 本考案の第1実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す部分拡大図である。 本考案の第1実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す部分断面図である。 本考案の第2実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す部分拡大図である。 本考案の第3実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す部分拡大図である。 本考案の第4実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す部分拡大図である。 本考案の第4実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造を示す部分断面図である。
以下、本考案の実施の形態について詳細に説明する。ただし、本考案はこれに限定されるものではなく、記述した範囲内で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本考案の技術的範囲に含まれる。
まず、図1から図8を参照して本考案に係るフレキシブル基板のインナーリード構造の実施形態について説明する。
図1は本考案の一実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造100を示す平面図である。フレキシブル基板のインナーリード構造100は、フレキシブル回路基板110と、回路層120と、ダミーリード層130と、を含んで構成されている。フレキシブル回路基板110は上面111を有し、回路層120及びダミーリード層130は共に上面111に設置されている。図面では回路層120及びダミーリード層130を全て空白で表示しているが、但し、実際には、回路層120及びダミーリード層130は複数の微細回路で構成されている。回路層120の両側に位置しているダミーリード層130は信号伝送機能を有せず、フレキシブル回路基板110の強度を高め、フレキシブル回路基板110に異なるプロセスを実施するために用いられている。
図1を参照すると、図2は本考案の一実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造100を示す断面図である。フレキシブル回路基板110の上面111はチップ実装エリア111a、伝送回路配置エリア111b、及びアウターリード配置エリア111cに区分される。チップ実装エリア111aは上面111の中心に近接する位置に位置する。アウターリード配置エリア111cは上面111の上下2つの辺縁に位置する。伝送回路配置エリア111bはチップ実装エリア111aとアウターリード配置エリア111cとの間に位置している。チップ実装エリア111aは複数の導電性素子Bを有しているチップCを実装するために用いられ、導電性素子Bはチップ実装エリア111aの複数の導電性接続点111dに設置されている。導電性素子BはチップCに予め形成されるバンプ部またははんだボールであるが、本考案はこれに限定されるものではない。
回路層120は、複数のインナーリード121と、複数の伝送回路122と、複数のアウターリード123と、を有する。インナーリード121はチップ実装エリア111aに隣接すると共に部分的にチップ実装エリア111aまで延伸され、アウターリード123はアウターリード配置エリア111cに位置し、伝送回路122は伝送回路配置エリア111bに位置している。伝送回路122のそれぞれの両端は各インナーリード121及び各アウターリード123に接続され、各インナーリード121と各アウターリード123との間を電気的に接続するために用いられている。インナーリード121、伝送回路122、及びアウターリード123は、上面111に電気めっきされた銅箔がパターン化エッチングを施されることにより形成されている。
<第1実施例>
図2を参照すると、図3は本考案の第1実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造100のチップ実装エリア111aを示す部分拡大図である。図中の横破線より上のエリアはチップを実装するためのチップ実装エリア111aであり、横破線より下のエリアは伝送回路配置エリア111bである。インナーリード121がチップ実装エリア111aまで延伸される部分はインナーリード121のそれぞれの接続端121aと定義され、接続端121aのそれぞれは導電性接続点111dのそれぞれに設けられ、チップCがチップ実装エリア111aに実装される際に導電性素子Bのそれぞれに電気的に接続される。チップCの導電性素子Bのそれぞれは錫と他の金属との合金であり、チップCが熱圧着方式によりチップ実装エリア111aに実装されると、各インナーリード121の接続端121aと各導電性素子Bとが共晶接合され、チップCが回路層120に電気的に接続される。本実施例では、隣接する2本のインナーリード121の間にはスペースSを有し、チップCの各導電性素子Bの間の間隔の違いに基づいて、部分的なスペースSの間隔は50μmより大きく、部分的なスペースSの間隔は50μmより大きくない。図3には間隔が50μmより大きい1つのスペースのみを図示するが、実際には、全てのチップ実装エリア111aがチップCの導電性素子Bのレイアウト設計により、間隔が50μmより大きい複数のスペースを有し、図3ではその部分的な概略図のみを示す。
図3を参照すると、ダミーリード層130は複数の第1ダミーリード131を更に有し、第1ダミーリード131は全て何れか1つの導電性素子Bに電気的に未接続であり、少なくとも1本の第1ダミーリード131が間隔が50μmより大きいスペースSに設置され、スペースSは間隔が50μmより小さい複数のスペースSに区分される。全てのスペースSの数量において、第1ダミーリード131が未設置であり、且つ間隔が50μmより大きい余剰のスペースSの数量が占める割合は0.5%以下である。スペースS中の最大の間隔と最小の間隔との比率は6未満であるため、チップ実装エリア111aに隣接する回路間のスペースが近似する。
インナーリード121、伝送回路122、及びアウターリード123はウェットエッチングにより形成されているため、本実施例では、第1ダミーリード131は間隔が50μmより大きいスペースSに設置され、インナーリード121の間にあるスペースSの50μmより大きくない間隔の比率は99.5%となり、エッチングプロセス中にエッチング液がインナーリード121の間にあるスペースSを通過する流速が近似し、インナーリード121のそれぞれがエッチング程度の違いにより回路幅が不均一になる問題が防止されている。また、インナーリード121の間にあるスペースSの間隔が50μmより小さいため、エッチング液がスペースSを通過する流速が緩和され、インナーリード121及び第1ダミーリード131の断面が共に矩形になり、エッチング液の流速が速過ぎてインナーリード121の断面が上が狭く下が広い台形にエッチングされるのを防止している。
図4に示すように、ウェットエッチングは等方性エッチングであるため、実際に形成されるインナーリード121及び第1ダミーリード131の断面は幾何学的な矩形ではなく、外輪郭が矩形に近似する。本明細書で述べる矩形の定義は、各インナーリード121が第1露出面121b及び第1接続面121cを有し、第1接続面121cがフレキシブル回路基板110の上面111に接合され、第1接続面121cの幅と第1露出面121bの幅との間の差異が2μm未満であり、同様に、第1ダミーリード131のそれぞれの接続面及び露出面の幅の差異も2μm未満であり、外輪郭が矩形に近似することを指す。
好ましくは、図3に示すように、各第1ダミーリード131の幅Wは6~100μmの間の範囲であり、各第1ダミーリード131の長さLは70μm超であり、第1ダミーリード131のそれぞれが後続のチップ下方のアンダーフィルの流動性に影響を与えるのを防止し、且つ第1ダミーリード131のそれぞれを設置することにより、フレキシブル回路基板110の応力が過度に集中するのを防止している。
<第2実施例>
図5は本考案の第2実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造100を示す部分拡大図である。本実施例では、第1ダミーリード131のそれぞれは第1線分131a及び第2線分131bを有し、第1線分131a及び第2線分131bはインナーリード121のそれぞれに平行している。第1線分131aと第2線分131bとの間には後退空間BSを有し、後退空間BSの幅は10~30μmの間の範囲である。本実施例では、第1ダミーリード131のそれぞれを分離した2つの線分に分け、2つの線分の間にある後退空間BSはアンダーフィルを通過させ、各第1ダミーリード131がアンダーフィルの流動に影響するのを更に防止している。
<第3実施例>
図6は本考案の第3実施例に係るフレキシブル基板のインナーリード構造100を示す部分拡大図である。50μmより大きいスペースSの間隔が大きいため、本実施例では、複数の第1ダミーリード131は間隔が50μmより大きい単一のスペースSに設置され、スペースSは間隔が50μmより小さい複数のスペースSに区分されている。間隔が50μmより大きい1つのスペースSには第1ダミーリード131のそれぞれの幅を短縮する複数の第1ダミーリード131が設置され、広い第1ダミーリード131によりフレキシブル回路基板110の応力が過度に集中してチップCの熱圧着時に剥離するという問題の発生を防止している。
<第4実施例>
図7は本考案の第4実施例であり、ダミーリード層130は少なくとも1本の第2ダミーリード132を有し、第2ダミーリード132は全て何れか1つの導電性素子Bに電気的に未接続である。第2ダミーリード132は間隔が50μmより大きいスペースSに設置され、第2ダミーリード132はスペースSを間隔が50μmより小さいスペースS及び間隔が50μmより大きいスペースSに区分している。本実施例では、回路のレイアウトの制限により、1つまたは複数の第1ダミーリード131を設置して間隔が50μmより大きいスペースSを間隔が50μmより大きくない複数のスペースSに区分することができないため、スペースSに第2ダミーリード132を犠牲回路として設置することでインナーリード121を保護している。図8も併せて参照し、ウェットエッチングプロセスにおいて、第2ダミーリード132により区分される間隔が50μmより大きいスペースSにおけるエッチング液の流速が速く、但し、第2ダミーリード132により区分される間隔が50μmより大きくないスペースSにおけるエッチング液の流速が遅いため、エッチング液の流速が速いために第2ダミーリード132の断面が上が狭く下が広い台形にエッチングされるが、但し、第2ダミーリード132に隣接するインナーリード121は第2ダミーリード132であり、間隔が50μmより小さいスペースSに隣接するため、インナーリード121をエッチングするエッチング液の流速が速過ぎることがなく、第2ダミーリード132に隣接するインナーリード121の断面が矩形を呈する。
第2ダミーリード132は本実施例においては犠牲回路とし、台形にエッチングされるため、第2ダミーリード132が第2露出面132a及び第2接続面132bを有し、第2接続面132bがフレキシブル回路基板110の上面111に接合され、第2接続面132bの幅が第2露出面132aの幅より大きく、第2接続面132bの幅と第2露出面132aの幅との間の差異は2μm超である。
図7及び図8を参照すると、スペースSのそれぞれが2つのインナーリード121の間に位置しているため、スペースSに1つの第2ダミーリード132のみを有する場合、第2ダミーリード132に隣接するインナーリード121が第2ダミーリード132により保護されるが、他側の第2ダミーリード132から離れるインナーリード121は流速が速いエッチング液の影響を受ける。このため、好ましくは、本実施例では、ダミーリード層130は少なくとも2本の第2ダミーリード132を有し、2本の第2ダミーリード132は間隔が50μmより大きい同じスペースSに設置され、スペースSは2本の第2ダミーリード132により間隔が50μmより大きくない複数のスペースS及び間隔が50μmより大きいスペースSに区分されている。間隔が50μmより小さい各スペースSは各第2ダミーリード132と各インナーリード121との間に位置し、間隔が50μmより大きいスペースSは第2ダミーリード132の間に位置している。本実施例は第2ダミーリード132がスペースSを分割することで、本来スペースSの両側に位置しているインナーリード121が全て間隔が50μmより小さいスペースSに隣接し、エッチング中に流速が速いエッチング液によりエッチングされる状況を防止し、インナーリード121の断面が台形にエッチングされる状況を防止している。
本考案は間隔が50μmより大きいスペースSに少なくとも1本の第1ダミーリード131を設置することで、スペースSを間隔が50μmより小さい複数のスペースSに区分し、全てのスペースSの数量において、第1ダミーリード131が未設置であり、且つ間隔が50μmより大きい余剰のスペースSの数量が占める割合を0.5%以下にすることで、間隔の大きいスペースでエッチング液の流速が速くなるという問題を防止し、インナーリード121が台形にエッチングされる状況を更に防止している。
以上、本考案は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本考案の技術的範囲に含まれる。
100 フレキシブル基板のインナーリード構造
110 フレキシブル回路基板
111 上面
111a チップ実装エリア
111b 伝送回路配置エリア
111c アウターリード配置エリア
111d 導電性接続点
120 回路層
121 インナーリード
121a 接続端
121b 第1露出面
121c 第1接続面
122 伝送線路
123 アウターリード
130 ダミーリード層
131 第1ダミーリード
131a 第1線分
131b 第2線分
132 第2ダミーリード
132a 第2露出面
132b 第2接続面
C チップ
B 導電性素子
S スペース
BS 後退空間
W 幅
L 長さ

Claims (10)

  1. チップ実装エリア(111a)を含む上面(111)を有し、前記チップ実装エリアはチップを実装するために用いられ、前記チップは複数の導電性素子(B)を有し、前記導電性素子は前記チップ実装エリアの複数の導電性接続点(111d)に設置されているフレキシブル回路基板(110)と、
    前記上面に設置される回路層(120)であって、前記回路層は複数のインナーリード(121)を有し、各前記インナーリードの接続端は前記チップ実装エリアに位置し、各前記接続端は各前記導電性接続点に設置されて前記導電性素子のそれぞれと電気的に接続され、隣接する2本のインナーリードの間にはスペース(S)を有し、部分的な前記スペースの間隔は50μmより大きく、部分的な前記スペースの前記間隔は50μmより大きくない回路層と、
    前記上面に設置されているダミーリード層(130)であって、前記ダミーリード層は複数の第1ダミーリードを有し、前記第1ダミーリード(131)は全て何れか1つの前記導電性素子に電気的に未接続であり、少なくとも1つの前記第1ダミーリードは前記間隔が50μmより大きい前記スペースに設置され、前記スペースは前記間隔が50μmより小さい複数の前記スペースに区分され、全ての前記スペースの数量において、前記第1ダミーリードが未設置であり、且つ前記間隔が50μmより大きい余剰の前記スペースの数量が占める割合は0.5%以下である前記ダミーリード層と、を備えていることを特徴とするフレキシブル基板のインナーリード構造。
  2. 前記ダミーリード層は少なくとも1本の第2ダミーリード(132)を有し、前記第2ダミーリードは全て何れか1つの前記導電性素子に電気的に未接続であり、前記第2ダミーリードは前記間隔が50μmより大きい前記スペースに設置され、前記スペースは前記第2ダミーリードにより前記間隔が50μmより小さい前記スペース及び前記間隔が50μmより大きい前記スペースに区分され、前記第2ダミーリードの断面は台形であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  3. 前記ダミーリード層は少なくとも2本の前記第2ダミーリードを有し、2本の前記第2ダミーリードは前記間隔が50μmより大きい同じ前記スペースに設置され、2本の前記第2ダミーリードは前記間隔が50μmより小さい複数の前記スペース及び前記間隔が50μmより大きい前記スペースに区分され、前記間隔が50μmより小さい各前記スペースは各前記第2ダミーリードと各前記インナーリードとの間に位置し、前記間隔が50μmより大きい前記スペースは前記第2ダミーリードの間に位置していることを特徴とする請求項2に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  4. 各前記インナーリードは第1露出面(121b)及び第1接続面(121c)を有し、前記第1接続面は前記フレキシブル回路基板の前記上面に接合され、前記第1接続面の幅と前記第1露出面の幅との間の差異は2μm未満であることを特徴とする請求項2または3に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  5. 各前記第2ダミーリードは第2露出面(132a)及び第2接続面(132b)を有し、前記第2接続面は前記フレキシブル回路基板の前記上面に接合され、前記第2接続面の幅は前記第2露出面の幅より大きく、前記第2接続面の前記幅と前記第2露出面の前記幅との間の差異は2μm超であることを特徴とする請求項4に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  6. 隣接する前記第2ダミーリードの前記インナーリードのそれぞれの断面は矩形であることを特徴とする請求項2または3に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  7. 前記スペースの最大の前記間隔と最小の前記間隔との比率は6未満であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  8. 各前記第1ダミーリードの幅は6~100μmの間の範囲であり、各前記第1ダミーリードの長さは70μm超であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  9. 各前記第1ダミーリードは第1線分及び第2線分を有し、前記第1線分及び前記第2線分は各前記インナーリードに平行し、前記第1線分と前記第2線分との間には後退空間を有し、前記後退空間の幅は10~30μmの間の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
  10. 複数の前記第1ダミーリードは前記間隔が50μmより大きい前記スペースに設置され、前記スペースは前記間隔が50μmより小さい複数の前記スペースに区分されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板のインナーリード構造。
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