JP3244276B2 - 4−アミノ−3−アシルナフチリジン誘導体 - Google Patents

4−アミノ−3−アシルナフチリジン誘導体

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JP3244276B2 JP50569397A JP50569397A JP3244276B2 JP 3244276 B2 JP3244276 B2 JP 3244276B2 JP 50569397 A JP50569397 A JP 50569397A JP 50569397 A JP50569397 A JP 50569397A JP 3244276 B2 JP3244276 B2 JP 3244276B2
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    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は、抗潰瘍又は胃液分泌抑制剤として有用な新
規の4−アミノ−3−アシルナフチリジン誘導体又はそ
の薬剤学的に許容可能な塩、及びその製造方法並びにそ
れを製造するに使用される中間体に関する。 発明の背景 一般的に、胃腸の潰瘍は、塩酸やペプシンのような酸
の過多分泌だけでなく、有毒性化学物質、インドメタシ
ンのような抗炎性薬物、病原性ウイルス、菌体毒素の作
用により発病すると知られている。特に、胃粘膜で生ず
る陽性子運搬酵素であるH+/K+ATPアーゼが、胃液の過多
分泌により誘発された潰瘍の形成と関連があると報告さ
れている。 EP339768A、EP0334491A、USP4343804には、抗胃液分
泌活性を有する4−アミノキノリン誘導体が開示されて
いる。 本発明者らは、驚くべきことに、従来の技術における
4−アミノキノリン誘導体のキノリン核を、ナフチリジ
ン母核で変換させることにより、強力な抗潰瘍、抗胃液
分泌及び抗H+/K+ATPアーゼ活性を示す新規の化合物が得
られることを見いだした。 発明の要約 従って、本発明の目的は、下記一般式(I)で表れる
新規の4−アミノ−3−アシルナフチリジン誘導体又は
その薬剤学的に許容可能な塩を提供することにある。 上記式中、R1は、水素原子、C1−C6アルキル基、C1
C6低級アルコキシ基、C1−C6低級アルコキシアルキル
基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルキルC1
−C6アルキル基、置換されるか、非置換されたフェニ
ル、又はフェニル基が置換されることができるフェニル
C1−C6アルキル基であり、 R2は、水素原子、C1−C6低級アルキル基、C1−C6低級
アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、又は、NR6R7
あり;R6及びR7は、お互いに同じであるか異なり、各々
水素原子、又はC1−C6低級アルキル基であるか、又はR6
及びR7が一緒に5角又は6角のシクロアルキル基を形成
することができ、 R3は、水素原子、C1−C6低級アルキル基、C1−C6アル
コキシ基、C1−C6アルキルチオ基、1つ又は2つのC1
C6アルキル基により置換されたアミノ基、ハロゲン原
子、シアノ基、C1−C6アルカノイル基、又はトリフルオ
ロメチル基であり、 R4は、水素原子、又は置換されるか、非置換されたC1
−C6アルキル基であり、 R5は、水素原子、C1−C6低級アルキル基、C1−C6アル
コキシ基、1つ又は2つのC1−C6アルキル基により置換
されたアミノ基、C1−C6アルキルチオ基、ハロゲン原
子、シアノ基、ヒドロキシカルバモイル基、カルボキシ
基、C1−C6アルカノイル基、トリフルオロメチル基、又
はR4と一緒に5角又は6角のシクロアルキル基を形成す
るアルキル基であり、 mは、0乃至4の整数であり、 nは、1乃至3の整数であり、 すべてのアルキル及びアルコキシ基は、直鎖又は側鎖
であることができ、前記ハロゲン原子は、フッ素、塩
素、又はブロム原子を意味する。 本発明では、水素原子以外のR6が結合された炭素原子
が非対称であると、化合物(I)は、エナンチオマーの
ような光学活性異性体、ラセミ混合物又は光学活性異性
体が混合されている混合物を有することができ、これら
は、いずれも、本発明の範囲内に含まれるものである。 また、本発明によると、化合物(I)の製造方法が提
供される。 本発明の前記目的と、他の目的及び特徴は、当業者な
ら下記の詳細な説明から明らかであろう。 発明の詳細な説明 本発明の化合物(I)の薬剤学的許容可能な塩は、化
合物(I)と薬剤学的許容可能な有機酸又は無機酸との
酸付加塩を含むが、本発明に使用される有機酸又は無機
酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、酢
酸、フマル酸、マレイン酸、マロン酸、酒石酸、メタン
スルホン酸、又はp−トルエンスルホン酸を例示するこ
とができる。 一般式(I)で表れる化合物は、一般式(II)で表れ
た化合物と一般式(III)で表れた化合物とを反応させ
ることにより製造することができる。 上記式中、R1、R2及びR3は、上記で定義した通りであ
り、Xは、アミン基により置換されることができる離脱
基であり、好ましくは、ハロゲン原子、OS(O)2R8
又はOP(O)(OR9であり;R8は、メチル、エチル、
トリフルオロメチル、フェニル、又はp−トルエニル基
であり、R9は、メチル、エチル、プロピル、又は置換さ
れることができるフェニル基である。 上記式中、R4、R5、m及びnは、上記で定義した通り
である。 化合物(II)と化合物(III)との反応は、これらに
限定されるものではないが、例えば、ジクロロメタン、
クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アニ
ゾール、アセトニトリル、プロピオニトリル、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドのような溶媒中に
おいて室温乃至使用溶媒の沸騰点の温度範囲で実行する
ことができる。化合物(III)は、化合物(II)に対し
て当量以上で使用することができる。反応を促進するた
め、塩基を添加することができる。 この際、使用することができる塩基としては、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウムのような無
機塩基、又はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチル
アミン、ジメチルアニリン、ピリジン、キノリンのよう
な有機塩基を例示することができるが、これらに限定さ
れるものでない。塩基を反応系に添加しない場合には、
化合物(III)は、2当量以上の量で使用されることが
好ましい。 本発明の化合物(II)は、下記の反応図1に示した反
応により製造することができる。 上記式中、R1、R2、R3及びXは、上記で定義した通り
である。 化合物(IV)を溶媒無しに100℃−150℃の温度で化合
物(V)と反応させるか、又は溶媒として、トルエン、
クロロベンゼン、又はキシレンを使用して使用溶媒の沸
騰点の温度で化合物(IV)及び化合物(V)を反応させ
ることにより、化合物(VI)を得ることができる。化合
物(VI)をジフェニルエーテル中において200℃乃至使
用溶媒の沸騰点の温度まで加熱しつつ環化させることに
より、一般式(VII)のナフチリジン核を製造すること
ができる。化合物(II)は、Xが、ハロゲン原子、好ま
しくは塩素である場合、本技術分野における公知の反応
条件下で塩化ホスホリル、三塩化リン、五塩化リンと化
合物(VII)とを反応させることにより製造することが
できる。化合物(II)は、Xがスルホネート又はホスホ
ネートである場合、ジクロロメタン、クロロホルムにお
いてスルホニルクロリド、塩化ホスホリルを用いて、又
はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジ
メチルアニリン、ピリジン、キノリン等の塩基の存在下
で1、2−ジクロロエタンを用いて、−10℃乃至室温の
温度で化合物(VII)から製造することができる。 一般式(I)で表れる新規の4−アミノ−3−アシル
ナフチリジン誘導体又はその薬剤学的に許容可能な塩
は、陽性子運搬酵素であるH+/K+ATPアーゼを効果的に抑
制することにより、胃液分泌を抑制させるか、胃腸の潰
瘍を治療するに有効に使用することができる。 本発明の代表的な化合物(I)を用いて行った薬理実
験及び急性毒性実験の方法及び結果を説明すると、次の
ようである。 1.H+/K+ATPアーゼの抑制 陽性子運搬酵素であるH+/K+ATPアーゼの抑制は、サコ
マニ等(Saccomani et al.,Biochim.Biophy.Acta.,465,
311−330(1977))の方法に従って測定した。ウサギの
胃粘膜のホモジネートを使用して、ピコル(Ficoll)内
で分画遠心法及び不連続密度勾配遠心法を用いてH+/K+A
TPアーゼを含有する小胞を製造する。酵素を含有する小
胞を、表1に示す本発明化合物の1×10-4M、1×10
-5M、1×10-6M、又は1×10-7M及びイミダゾール緩衝
液(pH7.4)5mMを含有する溶液(0.5ml)内に約37℃の
温度で約30分間前培養した。対照化合物としてオメプラ
ゾールを使用した。塩化マグネシウム2mM、イミダゾー
ル緩衝液(pH7.4)40mM、塩化カリウム10mM及びATP10mM
を含有する溶液を前記混合物に添加した。生成された混
合物を、約37℃で15分間培養し、極めて冷たい22%三塩
化酢酸溶液1mlを加えて反応を終結させる。分離された
無機ホスフェートをフィスケ及びスバロの方法(Fiske
and Subbarow:J.Biol.Chem.,66,375−440(1925))に
従って測定することにより、酵素活性度を計算した。酵
素活性を50%抑制させるテスト化合物の濃度(IC50
を、表1に示す。
【表1】 2.胃液分泌の抑制 胃液分泌の抑制は、Shay ligation(Gastroenterolog
y,1994,26,903)方法に従って測定した。Spraque−Dawl
ey系雄マウス(体重180〜200g)を24時間飢えさせ、幽
門部を結紮した。表2に示す本発明化合物又は陽性対照
化合物としてのオメプラゾールを十二指腸内に投与し
た。4時間後、胃を除去し、胃液の酸度及び量を測定し
た。測定された値を、テスト化合物を投与しない参照群
の胃における胃液の酸度及び量と比較することにより、
胃液分泌の抑制を計算した。胃液分泌を50%抑制させる
テスト化合物の有効用量(ED50)を表2に示す。
【表2】 3.潰瘍抑制 1)エタノールにより誘発された病変の抑制 エタノールにより誘導された病変に対する本発明化合
物の抑制効果は、Spraque−Dawley系雄マウス(体重180
〜200g)を用いて測定した。マウスを24時間飢えさせ、
表3に示す本発明化合物又は陽性対照化合物としてのオ
メプラゾールを経口投与した。30分後、無水エタノール
(5ml/kg)を経口投与した。1時間30分後、胃を除去
し、胃の傷程度を測定した。測定された値を、テスト化
合物を投与しない参照群の胃の病変程度と比較すること
により、潰瘍を50%抑制させるテスト化合物の有効用量
(ED50)を求め、これを表3に示す。 2)メピリゾールにより誘発された潰瘍の抑制 メピリゾールにより誘発された潰瘍に対する本発明化
合物の抑制効果は、Spraque−Dawley系雄マウス(体重2
00〜230g)を用いて測定した。マウスを飢えさせること
なく、表3に示す本発明化合物又は陽性対照化合物とし
てのオメプラゾールを経口投与した。30分後、1%CMC
(250mg/kg)に懸濁したメピリゾールを経口投与した。
投与後、マウスを24時間飢えさせ、十二指腸を除去し
た。その潰瘍程度を測定した。測定された値を、テスト
化合物を投与しない参照群の十二指腸における潰瘍程度
と比較することにより、潰瘍を50%抑制させるテスト化
合物の有効用量(ED50)を求め、これを表3に示す。 3)インドメタシンにより誘発された病変の抑制 インドメタシンにより誘発された病変に対する本発明
化合物の抑制効果は、Spraque−Dawley系雄マウスを用
いて測定した。マウスを48時間飢えさせ、2時間絶水
し、胃病変を発生させる物質としてインドメタシン(シ
グム社製)35mg/kgを皮下に投与した。インドメタシン
処理の前に、表3に示す本発明化合物又は陽性対照化合
物としてのオメプラゾールを経口投与し、テスト化合物
の作用による病変の抑制を観察した。病変を50%抑制さ
せるテスト化合物の有効用量(ED50)を求め、これを表
3に示す。 4)ストレスにより誘発された潰瘍の抑制 ストレスにより誘発された潰瘍に対する本発明化合物
の抑制効果は、Spraque−Dawley系雄マウスを用いて評
価した。実験を行う前にマウスを24時間飢えさせた。 ストレスは、胃潰瘍を引き起こす重要な因子である
が、マウスを水に浸してマウスにストレスを加えた。表
3に示す本発明化合物又は陽性対照化合物としてのオメ
プラゾールを経口投与し、テスト化合物の作用による潰
瘍の抑制を観察した。潰瘍を50%抑制させるテスト化合
物の有効用量(ED50)を求め、これを表3に示す。 5)酢酸により誘発された潰瘍の抑制 酢酸により誘発された潰瘍に対する本発明化合物の抑
制効果は、Spraque−Dawley系雄マウスを用いて評価し
た。実験を行う前にマウスを5時間飢えさせた。 20μlの30%酢酸をマイクロシリンジを用いて胃の粘
膜下層に注入し、胃に円形潰瘍を起こした。本発明化合
物又は陽性対照化合物としてのオメプラゾールを多様な
用量で10日間経口投与し、テスト化合物の作用による潰
瘍の治癒を観察した。潰瘍の治癒を参照群と比較してパ
ーセントにて示した。
【表3】 4.急性毒性 ICRマウス(雌雄)に本発明化合物(実施例21)の高
用量(最大容量:5g/kg)を経口投与し、急死や病的状態
の持続を14日間観察した。急性毒性の指標である半致死
量(LD50)を求めた。これを表4に示す。
【表4】 表1乃至4の結果から明らかなように、4−アミノ−
3−アシルナフチリジン誘導体は、H+/K+ATPアーゼに対
する抑制効果が優れており、胃液分泌を効果的に遮断す
るので、抗潰瘍剤として有用に使用することができる。 以下、実施例により本発明をより詳細に説明する。 実施例1 エチル4−(2−メチルフェニルアミノ)−8−メトキ
シ−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレートの製
造 (A)エチル2−エトキシカルボニル−3−(2−メト
キシピリジン−3−イル)アミノアクリレート 3−アミノ−2−メトキシピリジン(12.0g)及びジ
エチルエトキシメチレンマロネート(23.0g)を、120℃
乃至130℃の温度で約30分間反応させながら、生成され
るエタノールを蒸留した。反応完了後、反応混合物を60
℃に冷却し、石油エーテル(200ml)に注ぎ、0℃まで
冷却した。生成された沈殿物を濾過して、23.5g(82
%)の標題化合物を収得した。 融点:65℃ 1H−NMR(CDCl3):δ1.35(t、3H)、1.40(t、3
H)、4.19(s、3H)、4.27(g、2H)、4.32(g、2
H)、6.95(dd、1H)、7.49(d、1H)、7.94(d、1
H)、8.51(d、1H) (B)エチル8−メトキシ−1、7−ナフチリジン−4
(1H)−オン−3−カルボキシレート 前記(A)で製造したエチル2−エトキシカルボニル
−3−(2−メトキシピリジン−3−イル)アミノアク
リレート(28.5g)を、ジフェニルエーテル(150ml)に
溶解し、生成された溶液を1時間30分間加熱還流させ、
約60℃に冷却した。石油エーテルを加えて、沈殿物を得
た。生成された沈殿物を濾過して、茶色結晶の標題化合
物14.1g(59%)を収得した。 融点:230−233℃ 1H−NMR(CDCl3/DMSO−d6):δ1.40(t、3H)、4.1
8(s、3H)、437(g、2H)、7.69(d、1H)、8.03
(d、1H)、8.51(s、1H)、12.05(br.s、1H) (C)エチル4−メタンスルホニロキシ−8−メトキシ
−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレート 4.96gのエチル2−メトキシ−1、7−ナフチリジン
−4(1H)−オン−3−カルボキシレート及び4.2mlの
トリエチルアミンを、70mlのジクロロメタンに溶解させ
た後、メタンスルホニルクロリド(1.85ml)をジクロロ
メタン(10ml)に溶解した溶液を0℃乃至5℃の温度で
滴加した。生成された混合物を同一温度で1時間撹拌し
た。水を加え、生成された混合物をジクロロメタンで3
回抽出し、有機層を水及び塩水で洗浄し、マグネシウム
スルフェートで乾燥させ、減圧下で蒸留した。残留物に
エーテルを加えて、黄色結晶の標題化合物4.4g(67%)
を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.48(t、3H)、3.56(s、3
H)、4.25(s、3H)、4.50(g、2H)、7.71(d、1
H)、8.31(d、1H)、9.40(s、1H) (D)エチル4−(2−メチルフェニルアミノ)−8−
メトキシ−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレー
ト エチル4−メタンスルホニロキシ−8−メトキシ−
1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレート(261m
g)及びo−トルイジン(0.17ml)を、アセトニトリル
(7ml)に溶解し、この溶液を30分間加熱還流させた。
混合物を冷却した後、溶媒を減圧下で蒸留し、残留物を
クロロホルムに溶解させた。溶液を水及び飽和重炭酸ナ
トリウムで洗浄した後、乾燥し、減圧下で濃縮した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液と
しては、ヘキサン:エチルアセテート=2:1である混合
物を使用)で精製することにより、黄色の標題化合物
(180mg、67%)を収得した。 融点:158℃ 1H−NMR(CDCl3)δ1.47(t、3H)、2.39(s、3
H)、4.19(s、3H)、4.48(g、2H)、6.69(d、1
H)、6.89−7.37(m、4H)、7.68(d,1H),9.29(s,1
H),10.47(br.s,1H) 実施例2−17 実施例1の(C)で製造したエチル4−メタンスルホ
ニロキシ−8−メトキシ−1、7−ナフチリジン−3−
カルボキシレート及び多様なアミンを使用して実施例1
の(D)で説明した手順に従って行うことにより、実施
例2−17の本発明化合物が得られた。これらの化合物及
び物理的特性を表5に示す。 実施例18 3−ブチリル−4−(2−メチルフェニルアミノ)−8
−メトキシ−1、7−ナフチリジンの製造 (A)エチル2−ブチリル−3−(2−メトキシピリジ
ン−3−イル)アミノアクリレート 2−メトキシ−3−アミノピリジン(5.25g)及びエ
チル2−ブチリル−3−エトキシアクリレート(9.44
g)を、120℃乃至130℃の温度で約30分間加熱下で反応
させながら、生成されるエタノールを蒸留した。反応完
了後、反応混合物を60℃に冷却し、石油エーテル(100m
l)に注ぎ、0℃まで冷却した。生成された沈殿物を濾
過して、11.24g(90%)の標題化合物を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ0.99(t、3H)、1.38(t、3
H)、1.85(m、2H)、2.97(t、2H)、4.12(s、3
H)、4.30(g、2H)、6.97(dd、1H)、7.55(d、1
H)、7.99(d、1H),8.51(d,1H),12.68(br.s,1H) (B)3−ブチリル−8−メトキシ−1、7−ナフチリ
ジン−4(1H)−オン 前記(A)で製造したエチル2−ブチリル−3−(2
−メトキシピリジン−3−イル)アミノアクリレート
(11.23g)を、ジフェニルエーテル(60ml)に溶解した
後、生成された溶液を2時間加熱還流させ、約50℃に冷
却した。石油エーテル(200ml)を加えて、沈殿物を得
た。生成された沈殿物を濾過して、茶色結晶の標題化合
物6.3g(76%)を収得した。 融点:206−207℃ 1H−NMR(CDCl3/DMSO−d6):δ0.98(t、3H)、1.6
9(m、2H)、3.17(t、2H)、4.15(s、3H)、7.69
(d、1H)、8.04(d、1H)、8.45(s,1H),12.23(b
r.s,1H) (C)3−ブチリル−4−メタンスルホニロキシ−8−
メトキシ−1、7−ナフチリジン 4.93gの3−ブチリル8−メトキシ−1、7−ナフチ
リジン−4(1H)−オン及び4.2mlのトリエチルアミン
を、70mlのジクロロメタンに溶解させた後、メタンスル
ホニルクロリド(1.85ml)をジクロロメタン(10ml)に
溶解した溶液を0℃乃至5℃の温度で滴加した。生成さ
れた混合物を同一温度で1時間撹拌した。水を加え、生
成された混合物をジクロロメタンで3回抽出し、有機層
を水及び塩水で洗浄し、マグネシウムスルフェートで乾
燥させ、減圧下で蒸留した。残留物にエーテルを加え
て、黄色結晶の標題化合物4.61g(71%)を収得した。 融点:184−185℃ 1H−NMR(CDCl3):δ1.05(t、3H)、1.81(m、2
H)、3.05(t、2H)、3.49(s、3H)、4.28(s、2
H)、7.67(s、3H)、8.25(d,1H),9.17(s,1H) (D)3−ブチリル−4−(2−メチルフェニルアミ
ノ)−8−メトキシ−1、7−ナフチリジン 3−ブチリル−4−メタンスルホニロキシ−8−メト
キシ−1、7−ナフチリジン(259mg)及びo−トルイ
ジン(0.17ml)を、アセトニトリル(7ml)に溶解し、
この溶液をクロロホルムで抽出し、有機層を水及び飽和
重炭酸ナトリウムで洗浄した。乾燥した後、減圧下で濃
縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶離液としては、ヘキサン:エチルアセテート
=2:1である混合物を使用)で精製することにより、黄
色の標題化合物(150mg、56%)を収得した。 融点:144℃ 1H−NMR(CDCl3):δ1.08(t、3H)、1.85(m、2
H)、2.35(s、3H)、3.15(t、2H)、4.19(s、3
H)、6.67(d、1H)、6.95−7.38(m,4H),7.65(d,1
H),8.22(s,1H),11.85(br.s,1H) 実施例19−32 実施例18の(C)で製造した3−ブチリル−4−メタ
ンスルホニロキシ−8−メトキシ−1、7−ナフチリジ
ン及び多様なアミンを使用して実施例18の(D)で説明
した手順に従って行うことにより、実施例19−32の本発
明化合物が得られた。これらの化合物及び物理的特性を
表5に示す。 実施例33 3−ブチリル−8−エトキシ−4−(2−メチルフェニ
ルアミノ)−1、7−ナフチリジンの製造 (A)3−ブチリル−8−エトキシ−4−メタンスルホ
ニロキシ−1、7−ナフチリジン 3−アミノ−2−エトキシピリジン及びエチル2−ブ
チリル−3−エトキシアクリレートから実施例18の
(A)と同様の手順に従って行うことによりエチル2−
ブチリル−3−(2−エトキシピリジン−3−イル)ア
ミノアクリレート(93%)を製造し、次いで、この生成
物を実施例18の(B)と同様の方法で環化することによ
り、3−ブチリル−8−エトキシ−1、7−ナフチリジ
ン−4(1H)−オン(86%)を収得し、これを実施例18
の(C)と同様の方法でメタンスルホニル化することに
より、3−ブチリル−8−エトキシ−4−メタンスルホ
ニロキシ−1、7−ナフチリジン(67%)を収得した。 融点:115−116℃ 1H−NMR(CDCl3):δ1.04(t、3H)、1.50(t、3
H)、1.80(m、2H)、3.00(t、2H)、3.41(s、3
H)、4.32(s、3H)、7.62(d、1H)、8.23(d、1
H)、9.25(s、1H) (B)3−ブチリル−8−エトキシ−4−(2−メチル
フェニルアミノ)−1、7−ナフチリジン 3−ブチリル−8−エトキシ−4−メタンスルホニロ
キシ−1、7−ナフチリジン(338mg)及びo−トルイ
ジン(214mg)を、アセトニトリル(7ml)に溶解し、こ
の溶液を30分間加熱還流し、減圧下で溶媒を蒸発させて
濃縮した。残留物に水を加え、混合物をクロロホルムで
抽出し、有機層を水、次いで飽和重炭酸ナトリウムで洗
浄した。乾燥した後、減圧下で濃縮し、得られた残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として
は、ヘキサン:エチルアセテート=2:1である混合物を
使用)で精製することにより、黄色の標題化合物(300m
g、86%)を収得した。 融点:112℃ 1H−NMR(CDCl3):δ1.05(t、3H)、1.55(t、3
H)、1.83(m、2H)、2.36(s、3H)、3.10(t、2
H)、4.61(g、2H)、6.65(d、1H)、6.91−7.38
(m、4H)、7.82(d、1H)、9.25(d、1H)、11.81
(s、1H) 実施例34−42 実施例33の(A)で製造た3−ブチリル−8−エトキ
シ−4−(2−メチルフェニルアミノ)−1、7−ナフ
チリジン及び多様なアミンを使用して実施例33の(B)
で説明した手順に従って行うことにより、実施例34−42
の本発明化合物が得られた。これらの化合物及び物理的
特性を表5に示す。 実施例43 3−ブチリル−8−イソプロポキシ−4−(2−メチル
フェニルアミノ)−1、7−ナフチリジンの製造 (A)3−ブチリル−8−イソプロポキシ−4−メタン
スルホニロキシ−1、7−ナフチリジン 3−アミノ−2−イソプロポキシピリジンを実施例33
の(A)と同様の方法で反応させることにより、標題化
合物を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.05(t、3H)、1.51(d、6
H)、1.80(m、2H)、3.02(t、2H)、3.45(s、3
H)、5.69(m、1H)、7.61(d、1H)、8.23(d、1
H)、9.19(s、1H) (B)3−ブチリル−8−イソプロピル−4−(2−メ
チルフェニルアミノ)−1、7−ナフチリジン 3−ブチリル−8−イソプロピル−4−メタンスルホ
ニロキシ−1、7−ナフチリジン(282mg)及びo−ト
ルイジン(0.17ml)を使用して実施例33の(B)で説明
した手順と同様で行うことにより、標題化合物(168m
g、58%)を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.03(t、3H)、1.52(d、6
H)、1.82(s、3H)、2.38(s、3H)、3.10(q、2
H)、5.59(m、1H)、6.62(d、1H)、6.90−7.35
(m、4H)、7.85(d、1H)、9.30(s、1H)、11.80
(s、1H) 実施例44−45 実施例43の(A)で製造した3−ブチリル−8−イソ
プロポキシ−4−メタンスルホニロキシ−1、7−ナフ
チリジン及び多様なアミンを使用して実施例43の(B)
で説明した手順に従って行うことにより、実施例44−45
の本発明化合物が得られた。これらの化合物及び物理的
特性を表5に示す。 実施例46 エチル4−(2−メチルフェニルアミノ)−8−(4−
モルポリノ)−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシ
レートの製造 (A)エチル4−メタンスルホニロキシ−8−(4−モ
ルポリノ)−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレ
ート 3−アミノ−2−(4−モルポリノ)ピリジンを実施
例1の(A)乃至(C)と同様の方法で反応させること
により、標題化合物を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.45(t、3H)、3.51(s、3
H)、3.80−4.05(m、8H)、4.49(q、2H)、7.50
(d、1H)、8.29(d、1H)、9.27(s、1H) (B)エチル4−(2−メチルフェニルアミノ)−8−
(4−モルポリノ)−1、7−ナフチリジン−3−カル
ボキシレート エチル4−メタンスルホニロキシ−8−(4−モルポ
リノ)−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレート
(305mg)及びo−トルイジン(0.17ml)を使用して実
施例1の(D)で説明した手順と同様で行うことによ
り、標題化合物(203mg、65%)を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.46(t、3H)、2.40(s、3
H)、3.75−4.01(m、8H)、4.45(q、2H)、6.65
(d、1H)、6.80−7.35(m、4H)、7.75(d、1H)、
9.19(s、1H) 実施例47−57 実施例46の(A)で製造したエチル4−メタンスルホ
ニロキシ−8−(4−モルポリノ)−1、7−ナフチリ
ジン−3−カルボキシレートを使用して実施例46の
(B)で説明した手順に従って行うことにより、実施例
47−57の本発明化合物が得られた。これらの化合物及び
物理的特性を表5に示す。 実施例58 エチル4−(2−メチルフェニルアミノ)−8−(1−
ピペリジノ)−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシ
レートの製造 3−アミノ−2−(1−ピペリジノ)ピリジンを実施
例1の(A)乃至(C)と同様の方法で反応させて製造
したエチル4−メタンスルホニロキシ−8−(1−ピペ
リジノ)−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレー
ト(303mg)及びo−トルイジン(0.17ml)を実施例1
の(D)と同様の方法で反応させることにより、標題化
合物(187mg、60%)を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.25(t、3H)、1.60−1.90
(m、6H)、2.25(s、3H)、3.81(m、4H)、4.45
(q、2H)、6.59(d、1H)、6.80−7.38(m、4H)、
7.78(d、1H)、9.20(s、1H)、10.25(br.s、1H) 実施例59 エチル4−(1−インダニルアミノ)−8−(1−ピペ
リジノ)−1、7−ナフチリジン−3−カルボキシレー
トの製造 実施例58で製造したエチル4−メタンスルホニロキシ
−8−(1−ピペリジノ)−1、7−ナフチリジン−3
−カルボキシレート(303mg)及び1−アミノインダン
を実施例58と同様の方法で反応させることにより、標題
化合物(60%)を収得した。 1H−NMR(CDCl3):δ1.39(t、3H)、1.62−1.88
(m、6H)、2.00−2.23(m、1H)、2.65−3.15(m、
3H)、3.80(m、4H)、4.45(q、2H)、5.64(q、1
H)、7.20−7.50(m、5H)、8.04(d、1H)、9.05
(d、1H)、9.08(s、1H) 上述した詳細な説明は、ただ本発明を例示するものに
過ぎないし、本発明の要旨及び範囲を脱しない限り、い
ろいろの修正及び変形が可能であることが分かる。
フロントページの続き (72)発明者 カエ ジョング チュング 大韓民国、ソウル 138−280、カングナ ム−ク、ダエチ−ドング、ハンボミド アパートメント 107−1404 (72)発明者 マン シク チャング 大韓民国、ソウル 158−070、ヤングチ ュン−ク、シンジュング−ドング モク ドング アパートメント 1303−205 (72)発明者 サング ギュ キム 大韓民国、タエジェオン 301−053、ジ ュング−ク、サンフワ−3−ドング 149−6 (72)発明者 ワーン ソー チョイ 大韓民国、ソウル 152−090、ドングジ ャク−ク、サダング−2−ドング 144 −7 (72)発明者 ダエ ピル カング 大韓民国、キュンギ−ド 459−010、ピ ュングタック−シティー、セオジェオン グ−ドング 531−3 (72)発明者 ヤング ハン キム 大韓民国、キュンギ−ド 459−010、ピ ュングタック−シティー、セオジェオン グ−ドング 869−6、ウォーセオング アート ヴィラ ビー01 (72)発明者 ジャング ホーン パエク 大韓民国、ソウル 151−018、クワナク −ク、シリム−8−ドング 1664−16 (72)発明者 サング クウォン ソーン 大韓民国、キュンギ−ド 440−320、ス ウォン−シティー、ジャンガン−ク、ル ルゲオン−ドング 410−1 (72)発明者 ボグ ゴー カング 大韓民国、キュンギ−ド 440−050、ス ウォン−シティー、ジャンガン−ク、ヤ ングフワ−ドング 37−35 (72)発明者 ヤング ヘウイ キム 大韓民国、キュンギ−ド 450−100、ピ ュングタック−シティー、セキョー−ド ング 451 (72)発明者 クウィ ヒョン セオ 大韓民国、キュンギ−ド 440−210、ス ウォン−シティー、ジャンガン−ク、ソ ングジュク−ドング 392−27 (56)参考文献 特開 昭55−147222(JP,A) 特開 平1−261374(JP,A) 特開 平7−89957(JP,A) 特開 平3−86881(JP,A) 特表 平2−503316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 471/04 113 A61K 31/4375 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で表わされる4−アミノ
    −3−アシルナフチリジン誘導体又はその薬剤学的に許
    容可能な塩。 〔但し、式(I)中、R1はエトキシ基又はプロピル基で
    あり、R2はエトキシ基又はイソプロピル基であり、R3
    水素原子であり、R4はメチル基又はエチル基であり、R5
    は水素原子であり、mは1の整数であり、また、nは1
    の整数である。〕
  2. 【請求項2】一般式(I)の化合物が3−ブチリル−4
    −(α−メチルベンジルアミノ)−8−エトキシ−1,7
    −ナフチリジンである請求項1に記載の4−アミノ−3
    −アシルナフチリジン誘導体又はその薬剤楽的に許容可
    能な塩。
  3. 【請求項3】一般式(II)で表れる化合物又はその薬剤
    学的に許容可能な塩と一般式(III)で表れる化合物と
    を反応させることにより、一般式(I)で表わされる4
    −アミノ−3−アシルナフチリジン誘導体又はその薬剤
    学的に許容可能な塩を製造する方法。 〔但し、式(I)中、R1はエトキシ基又はプロピル基で
    あり、R2はエトキシ基又はイソプロピル基であり、R3
    水素原子であり、R4はメチル基又はエチル基であり、R5
    は水素原子であり、mは1の整数であり、また、nは1
    の整数である。〕 (上記式中、R1、R2及びR3は、上記で定義した通りであ
    り、Xは、塩素原子、OS(O)2R8、又はOP(O)(O
    R9であり;R8は、メチル、エチル、トリフルオロメ
    チル、フェニル、又はp−トルエニル基であり、R9は、
    メチル、エチル、プロピル、又は置換されることができ
    るフェニル基である。) (上記式中、R4、R5、m及びnは、上記で定義した通り
    である。)
  4. 【請求項4】前記化合物(II)又はその薬剤学的に許容
    可能な塩を製造する段階は、一般式(IV)で表れる化合
    物と一般式(V)で表れる化合物とを反応させることに
    より一般式(VI)で表れる化合物を生成する段階と; (上記式中、R2及びR3は、請求項7で定義した通りであ
    る。) (上記式中、R1は、請求項7で定義した通りである。) (上記式中、R1、R2及びR3は、請求項7で定義した通り
    である。) 前記化合物(VI)を環化させることにより、一般式(VI
    I)で表れる化合物を生成する段階と; (上記式中、R1、R2及びR3は、請求項7で定義した通り
    である。) 前記化合物(VII)をハロゲン化、スルホン化、又はホ
    スホン化させることにより、化合物(II)を生成する段
    階とを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
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