JP3244249U - 髪保持具 - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、髪保持具に関するものである。
従来から、毛髪の一部を保持することができる1対のクリップ片を有するヘアクリップが知られている(例えば、特許文献1参照)。毛髪を束ねてこのようなヘアクリップで挟んだ場合、挟んだ毛髪にクリップ片の跡がついてしまうことがある。このようなクリップ片の跡はヘアスタイルを整える上で好ましいものではない。
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、挟んだ毛髪に跡がつきにくい髪保持具を提供することを目的とする。
本考案の一態様によれば、挟んだ毛髪に跡がつきにくい髪保持具が提供される。髪保持具は、回転シャフトと、互いに近接した閉状態から上記回転シャフトを中心として互いに離間する方向に回転可能な第1の本体部及び第2の本体部と、上記第1の本体部及び上記第2の本体部を上記閉状態にするように上記第1の本体部及び上記第2の本体部に対して上記回転シャフトを中心とした回転力を作用させる回転力付与部とを備える。上記第1の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延びる髪挟持片を有する。上記第2の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延び、上記髪挟持片よりも幅の広い板状部を有する。上記閉状態において上記髪挟持片の先端は上記板状部に接触する。
以下、本考案に係る髪保持具の実施形態について図1から図6を参照して詳細に説明する。図1から図6において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図6においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本考案の一実施形態における髪保持具1を示す上方斜視図、図2は下方斜視図、図3は正面図、図4は底面図である。図1から図4に示すように、髪保持具1は、1対の本体部10,20と、本体部10,20を互いに連結する回転シャフト30と、本体部10,20を回転シャフト30周りに付勢するねじりコイルバネ40(図3参照)とを備えている。図1から図4に示す状態では、本体部10(第1の本体部)の一部と本体部20(第2の本体部)の一部とが接触して互いに近接した位置にある。以下では、このときの本体部10,20の状態を「閉状態」ということとする。本体部10,20は、それぞれ回転シャフト30を中心として回転可能に構成されており、図1に示す閉状態から互いに離間する方向に回転して図5に示すような開状態にすることができる。なお、図5では、ねじりコイルバネ40の図示は省略している。
本体部10は、閉状態においてX方向に沿って+Z方向に向かって湾曲するように全体としてX方向に延びる髪挟持片11と、髪挟持片11から略-X方向に延びる操作部12と、操作部12のY方向の両縁から操作部12に略垂直に延びる1対のシャフトホルダ13とを含んでいる。これらのシャフトホルダ13には、回転シャフト30が挿通される軸孔(図示せず)が形成されている。
本体部20は、閉状態においてX方向に沿って+Z方向に向かって湾曲するように全体としてX方向に延び、本体部10の髪挟持片11よりもY方向の幅が広い板状部21と、板状部21から-X方向及び+Z方向に延びる操作部22と、操作部22のY方向の両縁から操作部22に略垂直に延びる1対のシャフトホルダ23とを含んでいる。これらのシャフトホルダ23には、回転シャフト30が挿通される軸孔(図示せず)が形成されている。
本体部20の板状部21は、本体部10の髪挟持片11よりも長手方向(図3のX方向)に長く延びており、閉状態においては、本体部10の髪挟持片11の+X方向の先端が、本体部20の板状部21の-Z方向側の面21Aに接触している。この接触部の-X方向側には、本体部10の髪挟持片11と本体部20の板状部21との間に隙間Gが形成されている。この隙間Gは、回転シャフト30に近接する位置で最も大きくなっており、回転シャフト30から遠ざかるにつれて次第に狭くなっている。
図3に示すように、ねじりコイルバネ40のコイル部は回転シャフト30の周囲に位置している。ねじりコイルバネ40は圧縮された状態でその端部がそれぞれ本体部10の操作部12と本体部20の操作部22に係合するように構成されている。したがって、ねじりコイルバネ40は、本体部10,20を図1に示す閉状態にするように操作部12,22を押している。このように、本実施形態におけるねじりコイルバネ40は、本体部10,20を閉状態にするように本体部10,20に対して回転シャフト30を中心とした回転力を作用させる回転力付与部として機能している。
このような構成により、髪保持具1に外力が加わっていないときには、ねじりコイルバネ40によって本体部10,20に回転力が作用して本体部10,20は図1に示す閉状態となる。この状態で、ユーザがねじりコイルバネ40による回転力に抗して操作部12,22に力を加えると、本体部10,20が回転シャフト30を中心として互いに離間する方向に回転し、図5に示す開状態にすることができる。
このような髪保持具1を用いて毛髪の一部を保持する際には、上述のように本体部10,20を開状態にし、髪挟持片11と板状部21との間に毛髪を位置させた状態で本体部10,20を閉状態に戻す。このようにすれば、髪挟持片11と板状部21との間に毛髪を挟み込むことができる。このとき、板状部21は広い面積で毛髪に接触し、板状部21から毛髪に作用する力が分散するため、髪挟持片11及び板状部21で挟み込んだ跡が毛髪に残りにくい。このように、本実施形態における髪保持具1を用いて毛髪を挟んでも挟んだ毛髪に跡がつきにくい。
図6は、図4のA-A線断面図である。図6に示すように、髪挟持片11の幅方向(Y方向)の中央部11Aは板状部21に向かって(+Z方向に)突出している。このような+Z方向に突出する中央部11Aを髪挟持片11に形成することにより、毛髪をより確実に挟み込むことが可能となる。
また、上述したように、本体部10の髪挟持片11と本体部20の板状部21との間の隙間Gは、回転シャフト30に近接する位置で最も大きくなっており、回転シャフト30から遠ざかるにつれて次第に狭くなっている。このような隙間Gによって毛束をしっかりと保持することができるため、毛髪を髪保持具1で保持したときに髪保持具1がずれ落ちにくい。
以上述べたように、本考案に係る髪保持具は、以下のような構成を採用することが可能である。
[構成1]
回転シャフトと、
互いに近接した閉状態から上記回転シャフトを中心として互いに離間する方向に回転可能な第1の本体部及び第2の本体部と、
上記第1の本体部及び上記第2の本体部を上記閉状態にするように上記第1の本体部及び上記第2の本体部に対して上記回転シャフトを中心とした回転力を作用させる回転力付与部と
を備え、
上記第1の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延びる髪挟持片を有し、
上記第2の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延び、上記髪挟持片よりも幅の広い板状部を有し、
上記閉状態において上記髪挟持片の先端は上記板状部に接触する、
髪保持具。
回転シャフトと、
互いに近接した閉状態から上記回転シャフトを中心として互いに離間する方向に回転可能な第1の本体部及び第2の本体部と、
上記第1の本体部及び上記第2の本体部を上記閉状態にするように上記第1の本体部及び上記第2の本体部に対して上記回転シャフトを中心とした回転力を作用させる回転力付与部と
を備え、
上記第1の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延びる髪挟持片を有し、
上記第2の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延び、上記髪挟持片よりも幅の広い板状部を有し、
上記閉状態において上記髪挟持片の先端は上記板状部に接触する、
髪保持具。
[構成2]
上記板状部は、上記板状部よりも長手方向に長く延びている、上記構成1に記載の髪保持具。
上記板状部は、上記板状部よりも長手方向に長く延びている、上記構成1に記載の髪保持具。
[構成3]
上記閉状態における上記髪挟持片と上記板状部との間には、上記回転シャフトから遠ざかるにつれて次第に狭くなる隙間が形成される、上記構成1又は2に記載の髪保持具。
上記閉状態における上記髪挟持片と上記板状部との間には、上記回転シャフトから遠ざかるにつれて次第に狭くなる隙間が形成される、上記構成1又は2に記載の髪保持具。
[構成4]
上記髪挟持片の幅方向の中央部は上記板状部に向かって突出している、上記構成1から3のいずれかに記載の髪保持具。
上記髪挟持片の幅方向の中央部は上記板状部に向かって突出している、上記構成1から3のいずれかに記載の髪保持具。
これまで本考案の好ましい実施形態について説明したが、本考案は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 髪保持具
10 (第1の)本体部
11 髪挟持片
11A 中央部
12,22 操作部
13,23 シャフトホルダ
20 (第2の)本体部
21 板状部
30 回転シャフト
40 ねじりコイルバネ
G 隙間
10 (第1の)本体部
11 髪挟持片
11A 中央部
12,22 操作部
13,23 シャフトホルダ
20 (第2の)本体部
21 板状部
30 回転シャフト
40 ねじりコイルバネ
G 隙間
Claims (4)
- 回転シャフトと、
互いに近接した閉状態から前記回転シャフトを中心として互いに離間する方向に回転可能な第1の本体部及び第2の本体部と、
前記第1の本体部及び前記第2の本体部を前記閉状態にするように前記第1の本体部及び前記第2の本体部に対して前記回転シャフトを中心とした回転力を作用させる回転力付与部と
を備え、
前記第1の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延びる髪挟持片を有し、
前記第2の本体部は、長手方向に沿って湾曲して延び、前記髪挟持片よりも幅の広い板状部を有し、
前記閉状態において前記髪挟持片の先端は前記板状部に接触する、
髪保持具。 - 前記板状部は、前記板状部よりも長手方向に長く延びている、請求項1に記載の髪保持具。
- 前記閉状態における前記髪挟持片と前記板状部との間には、前記回転シャフトから遠ざかるにつれて次第に狭くなる隙間が形成される、請求項1に記載の髪保持具。
- 前記髪挟持片の幅方向の中央部は前記板状部に向かって突出している、請求項1に記載の髪保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003069U JP3244249U (ja) | 2023-08-25 | 2023-08-25 | 髪保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003069U JP3244249U (ja) | 2023-08-25 | 2023-08-25 | 髪保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3244249U true JP3244249U (ja) | 2023-10-20 |
Family
ID=88326085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003069U Active JP3244249U (ja) | 2023-08-25 | 2023-08-25 | 髪保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244249U (ja) |
-
2023
- 2023-08-25 JP JP2023003069U patent/JP3244249U/ja active Active
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