JP3244229B2 - 2段階反応設備及びその操作方法 - Google Patents

2段階反応設備及びその操作方法

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続反応器でのプ
ロセス、特にそのようなプロセスを行うための連続撹拌
タンク反応器及び/又は気泡塔の使用に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】3つの
異なる相を共に、連続撹拌タンク反応器(CSTR)又
は気泡塔のいずれかに導入する水素化工程が工業的に知
られている。ここで3つの異なる相とは、例えば水素化
する物質、水素ガス、及び触媒である。
【0003】ほとんどの水素化処理が高圧で行われてい
るという事実を考慮すると、気泡塔反応器は、一般に連
続撹拌タンク反応器よりも費用がかからない。気泡塔
は、CSTR反応器よりも背を高くして且つ細くして建
設することができるので、よりうすい反応器壁で足り、
それによって建設材料の量と費用を減少させる。また、
気泡塔は機械的な撹拌を必要とせず、従って、そのよう
な反応器のための初期費用を更に減少させ且つ保全費用
を更に減少させる。気泡塔では、水素ガスを塔の底部に
導入して分散させ、物質移動のための広い気−液接触面
積をもたらし、また適当な反応と熱移動を行うために塔
内における液体混合を提供しなければならない。水素ガ
スの流量を制御することによって混合を行うので、特定
の反応のための化学量論条件によって示される水素ガス
量と比較して、かなり大量の水素ガスが使用される。従
って、プロセスにおいて過剰な水素を使用しなければな
らず、又は水素回収及び再循環装置を使用する。通常、
これらの装置はコンプレッサーを使用して塔を出る水素
を再循環させる。
【0004】連続プロセスの処理量に依存するが、1つ
の反応器において、適当な滞留時間を提供して高い転化
率を与えるために充分ではなく、従って一連の2又はそ
れ以上の反応器を必要とすることが非常に多い。2又は
それ以上の塔において気−液反応を行うことは非常に一
般的であるが、固体触媒を使用する3相スラリー水素化
が所望である場合、単独の反応器を複数使用することは
容易に克服できない問題のために困難である。数分又は
数時間のみを必要とする処理の液体滞留時間と比較する
と、一般に、水素化触媒は十分な活性と寿命を持ち、処
理装置内で数日間維持することができる。滞留時間のこ
の大きな違いは、複数の反応器を使用するときに、触媒
の均一な分配を維持しなければならないことを意味す
る。それぞれの反応器は、触媒分離装置と触媒再生能力
を持つことを必要とすることがある。
【0005】従って、1つの連続撹拌タンク反応器又は
気泡塔の使用は、高い転化率を維持するために十分な滞
留時間を提供しないことがあり、一連の同じタイプの反
応器を2つ必要とすることがある。
【0006】連続撹拌タンク反応器のスラリー触媒は、
分離し、そしてそれぞれの反応器に戻さなければならな
い。従って一連の複数の反応器は、個々の触媒分離装
置、例えば十字流れフィルターをそれぞれ必要とする。
【0007】一連の複数の気泡塔を使用して総転化率を
増加させることができるが、反応器において十分な混合
と高い転化率の両方を達成するためには、化学量論的な
要求量をかなり超える水素流量を必要とする。
【0008】同じ総転化率を達成するために、1つの連
続撹拌タンク反応器は、一連の2つのより小さい連続撹
拌タンク反応器よりもかなり大規模で且つ一般にかなり
費用がかかるはずであることもよく知られている。
【0009】従って、従来技術を使用する多段階スラリ
ー水素化プロセスは、問題が多く且つ経済的に不利であ
ることが理解されるので、これらの問題を解決すること
が必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、転化を促進さ
せるために一連の2つの水素化装置を必要とする連続3
相スラリー水素化処理に非常に適している。本発明によ
れば、特化されたインペラー装置を具備した連続撹拌タ
ンク反応器を従来の気泡塔に組み合わせて、それによっ
て、気泡塔が一般に直面している問題を避ける。例えば
本発明は理想的には、グルコースからソルビトールへの
連続水素化に適している反応器設備に関する。
【0011】すなわち、1つの態様において本発明は、
連続撹拌タンク反応器、気泡塔、及び水素化された生成
物を設備から抜き出す手段を組み合わせて有するスラリ
ー水素化設備である。ここで、前記連続撹拌タンク反応
器は、水素化される液体と触媒とを保持し且つ水素ガス
のためのヘッドスペースを有するようにされ、そしてこ
のヘッドスペースの水素ガスを液体中に送る第1の手段
と、この連続撹拌タンク反応器との液体の連絡路を持つ
前記気泡塔の底部から液体をポンプ送出する第2の手段
とを有する1つの撹拌装置を具備している。また、前記
気泡塔は、前記反応器と連続して配置され、且つ気体水
素をこの気泡塔の底部の箇所の近くに導入する手段を持
ち、ガスをこの気泡塔のヘッドスペースから前記撹拌タ
ンク反応器のヘッドスペースに流すことを可能にするガ
ス移動手段によって前記撹拌タンク反応器に接続され、
また、流体をこの気泡塔の底部から前記撹拌タンク反応
器の底部に、そして、前記撹拌タンク反応器の上部から
この気泡塔の上部に流すことを可能にする流体輸送手段
を具備している。
【0012】もう1つの態様において、本発明は連続撹
拌タンク反応器、気泡塔、及び処理された生成物を設備
から抜き出す手段を組み合わせて有する2段階連続反応
設備である。ここで、前記連続撹拌タンク反応器は、反
応体ガスによって処理される液体を保持し且つこの反応
体ガスのためのヘッドスペースを有するようにされ、そ
してヘッドスペースの反応体ガスを液体中に送る第1の
手段と、前記連続撹拌タンク反応器との液体の連絡路を
持つ気泡塔の底部から液体をポンプ送出する第2の手段
とを有する1つの撹拌装置を具備している。また、前記
気泡塔は前記連続撹拌タンク反応器と連続して配置さ
れ、且つ気体反応体をこの気泡塔の底部の箇所の近くに
導入する手段を持ち、前記反応体ガスをこの気泡塔のヘ
ッドスペースから前記連続撹拌タンク反応器のヘッドス
ペースに流すことを可能にするガス移動手段によって前
記連続撹拌タンク反応器に接続され、流体をこの気泡塔
の底部から前記撹拌タンク反応器の底部に、そして前記
撹拌タンク反応器の上部からこの気泡塔の上部に流すこ
とを可能にする流体輸送手段を具備している。
【0013】本発明の設備は、連続撹拌タンク反応器内
に随意の軸ポンプ送出装置を含む。
【0014】本発明の設備のもう1つの他の特徴は、2
つの反応器を使用する設備において触媒ろ過装置が1つ
だけ必要とされることである。
【0015】本発明は、液体の水素化方法にも関し、こ
の方法は、水素化する液体を2段階反応器設備に導入
し、反応体ガスとして水素を2段階反応器に導入し、前
記2段階反応器設備から水素化された生成物を抜き出
す、ことを含む液体の水素化方法であって、前記2段階
反応器設備が、連続撹拌タンク反応器と気泡塔とを組み
合わせて有する2段階連続反応設備であり、前記連続撹
拌タンク反応器が、前記反応体ガスによって処理される
液体を保持し且つこの反応体ガスのためのヘッドスペー
スを有するようにされ、そしてヘッドスペースの反応体
ガスを液体中に送る第1の手段と、この連続撹拌タンク
反応器との液体の連絡路を持つ気泡塔の底部から液体を
パージする(抜き出す)第2の手段とを有する1つの撹
拌装置を具備し、また、前記気泡塔が前記連続撹拌タン
ク反応器と連続して配置され、反応体ガスをこの気泡塔
の底部の箇所の近くに導入する手段を持ち、この反応体
ガスをこの気泡塔のヘッドスペースから前記撹拌タンク
反応器のヘッドスペースに流すことを可能にするガス移
動手段によって前記撹拌タンク反応器に接続され、ま
た、流体をこの気泡塔の底部から前記撹拌タンク反応器
の底部に、そして前記撹拌タンク反応器の上部からこの
気泡塔の上部に流すことを可能にする流体輸送手段を具
備している液体の水素化方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に関して、設備10は撹拌タ
ンク反応器12と気泡塔14とを有する。撹拌タンク反
応器12は、矢印17で示される触媒をこの反応器12
に導入するための入口16と矢印19で示される液体を
この反応器12に供給するための入口管18とを有する
上部を持つ。反応器12の頂部又はヘッドスペース28
は、導管20を経由して気泡塔14の頂部又はヘッドス
ペース42に、図示されるように接続されている。反応
器12の底部の導管24は、反応器12に液体を送るこ
とができ、これは以下でより詳細に説明する。図に示す
ように、反応器12は、ヘッドスペース28を有する反
応器中の水素化する液体のレベルを維持して、気体反応
体が液体30の上方に存在するようにするものである。
【0017】反応器12内に配置されているものは撹拌
シャフト32であり、この撹拌シャフト32は、モータ
ー34によって反応器12の長手方向を軸として回転す
るようにされている。シャフトに取り付けられているも
のは上部撹拌器36であり、これは反応器12のヘッド
スペース28に存在するヘッドスペースガスを液体相3
0に導入し又は引き込んで、十分な気−液接触をもたら
し、気体と液体との化学反応をもたらすタイプのもので
ある。図に示されるように、撹拌器36は撹拌器シャフ
ト32の周囲に配置された中空シャフト33を含み、こ
れを使用してヘッドスペースガスを、中空シャフト33
と撹拌器シャフト32との間に下向きに、そして上部撹
拌器36のブレードの外側に送る。1つのそのような装
置は、ニュージャージー州RamseyのEKATO社
によって製造及び販売されている。
【0018】撹拌器シャフト32の底部に配置されてい
るものは、上側ディスク37と下側ディスク39とを具
備した平板ブレードタービン38であり、この上側ディ
スク37は、連続撹拌タンク反応器12内からの液体を
ポンプ送出することを抑制し、またこの下側ディスク3
9は、中央に孔を有し、管路24を通り連続撹拌タンク
反応器12の底部に入る液体をポンプ送出することを可
能にする。そのような平板ブレードタービンは、ニュー
ヨーク州ロチェスターのLightnin社から入手で
きる。上部インペラー36及び下部インペラー38を特
別に作られた1つのインペラーであって、ヘッドスペー
スガスを液体30に引き込むことができ、且つ液体30
を反応器12内にポンプ送出することができるインペラ
ーで置き代えることも本発明の範囲である。
【0019】あるいは、軸ポンプ送出インペラー40を
撹拌器36と撹拌器38との間に図示しているように配
置してもよい。しかしながら、軸ポンプ送出撹拌器40
の使用は随意であり、いくらかの水素化反応では必要と
されない。
【0020】導管26は、連続撹拌反応器12と気泡塔
14との間に延びており、これは、この連続撹拌反応器
12とこの気泡塔14の両方の液面のすぐ下にある。
【0021】気泡塔14は従来のタイプのものであり、
これは、矢印45で示される水素ガスを気泡塔14に導
入するためのガス輸送管44に取り付けられた散布リン
グ46を有して、気泡塔14内の液体31と水素との反
応をもたらす。気泡塔14は、液体導管48も含み、こ
の液体導管48は、制御弁50を通って十字流れフィル
ター52に接続する導管56に接続しており、そしてこ
の十字流れフィルター52は導管24に接続して、液体
31が気泡塔14から連続撹拌反応器12に再循環する
動きを可能にする。導管54は、矢印55で示されるろ
過された生成物を設備から抜き出すことを可能にする。
矢印57は、触媒を含む生成物を示しており、これは、
使い切った又は必要がなくなった触媒を設備からパージ
することが必要になった場合に、設備から抜き出すこと
ができる。
【0022】制御弁50を使用して、連続撹拌反応器1
2と気泡塔14との間の再循環流れを調節することがで
きる。十字流れフィルター52も再循環路に存在して、
触媒を反応設備10に維持しながら、生成物55を取り
出すことを可能にする。このタイプのフィルターは公知
であり、選択されるフィルターのタイプに依存して、垂
直に又は水平にして取り付けることができる。
【0023】操作においては、供給原料19、例えばグ
ルコースを導管18を通して連続撹拌反応器12に導入
する。同時に、触媒17、例えば支持体を伴うニッケル
触媒を導管16を経由させて、連続撹拌反応器12に導
入する。水素45を散布リング46に通して気泡塔14
内の液体に導入するとき、連続撹拌反応器12と気泡塔
14の両方における液面高さが確立される。モーター3
4を作動させて撹拌器32を回転させ、気泡塔14から
連続撹拌反応器12を通って気泡塔に戻る液体と触媒の
再循環を開始させる。図において気泡で表される水素ガ
スを、化学量論条件の過剰量で散布リング46を経由さ
せて気泡塔14に導入し、この気泡塔14内において液
体31に上向きに通して行き渡らせる。気泡塔14のヘ
ッドスペースの水素は、導管20によって反応器12の
ヘッドスペー28に送り、そこで、撹拌器36の作用に
よって液体30に引き込む。同時に、連続撹拌反応器1
2からの液体を、導管26を通して気泡塔14に流す。
これは、撹拌器38が、液体を気泡塔14の底部から導
管48及び24に通して連続撹拌反応器12に導入する
作用による。当該技術分野で公知ように、再循環速度は
弁50を使用して調節し、生成物は十字流れフィルター
52を通して導管54に引き込む。
【0024】供給原料は連続撹拌反応器12に導入し
て、部分的に生成物に転化させる。連続撹拌反応器12
から気泡塔14への導管26を経由する液体の再循環流
れは、気泡塔14での完全な反応を可能にする。本発明
の設備の操作における重要点は、水素と液体との反応の
約50%よりも多くを連続撹拌反応器12でもたらすの
に必要な方法を行うことである。このことは、化学量論
量的な要求量の大過剰量の水素流れが、気泡塔14を通
ることを可能にして、気泡塔14において反応を完了さ
せる。ほとんどの水素化反応器で典型的であるように、
水素供給速度は、反応器を固定圧力に維持するために自
動的に規制され、また圧力が等しい両方の反応器での反
応による全水素消費速度に等しい。気泡塔の塔頂から出
る過剰な水素は、導管20を経由させて連続撹拌反応器
12に送る。
【0025】気泡塔14において反応を完了させるのに
必要な化学量論量の過剰量の水素流量を使用すること
は、気泡塔14での混合を提供するために必要である。
触媒は、連続撹拌タンク反応器12においては機械的な
撹拌によって、また気泡塔14においては過剰量の水素
流れによって均一に懸濁される。
【0026】触媒は、導管56によってパージ流れで定
期的に取り出すことが可能であり、また新しい触媒は導
管16を経由させて連続撹拌反応器12に導入すること
ができる。このことは、触媒を制御された均一なレベル
で、反応器12と気泡塔14において維持することを可
能にする。熱の除去は、当該技術分野で公知の技術を使
用してそれぞれの反応器で行うことができる。
【0027】グルコースを水素化してソルビトールにす
る以下の例は、本発明を使用して達成される更なる利益
を説明する。直径が1.2mの連続撹拌タンク反応器、
CSTRは、幅が0.1mで長さが反応器の全体にわた
る邪魔板を4つ具備している。様々な試験における反応
器容積は以下の表1で説明する。らせん状の熱交換器を
反応器内で使用して熱を除去し、反応器を140℃に維
持する。CSTRは撹拌装置を具備しており、この撹拌
装置は直径が0.4mのインペラー3つを有している。
また、撹拌器シャフトの上側は中空であって反応器のガ
スヘッドスペースへの開口部を具備し、これは、ガスが
ガス導入インペラーに流れ込んで通ることを可能にす
る。撹拌器シャフトに対して垂直に延びる直径0.03
mの4つの管からなるガス導入インペラーを液面の0.
4m下に配置し、これらの管を撹拌器シャフトの中空部
分に経由させて接続する。中間のインペラーは、45゜
ピッチの4つの平面ブレードからなっている。下部イン
ペラーは、6つのブレードを持つ平面ブレードタービン
であり、この下部インペラーの上側は丈夫なディスクで
おおわれており、下側のディスクは中央に0.1mの孔
を持つ。直径0.025mの管が、底部の再循環管路か
らCSTRの底部を通り、下部インペラーの入口まで延
びている。撹拌器は300rpmで操作する。
【0028】試験2及び5の気泡塔は、高さ6mのシェ
ルからなり、直径は0.5mである。新しい補給用の水
素は、100μmの孔を持つ多孔金属ディスクから気泡
塔の底部に分散させる。気泡塔は、直径0.025mの
2つのパイプによってCSTRに接続されており、これ
らのパイプのうちの1つは底部の再循環管路のためのも
のであり、もう1つはオーバーフロー管路のためのもの
である。CSTRと気泡塔のヘッドスペースは、直径
0.1mの管で接続されている。ろ過をする前の気泡塔
の出口流量は、2.0m3 /hrで操作する。
【0029】気泡塔の底部に配置されたフィルターは、
合計で0.4m3 のろ過領域を持つ複数の多孔金属フィ
ルター管からなっている。ろ過は、この多孔金属管の内
側で行う。生成物は、ろ過管の周囲のマニホールドに流
れ出て、連続的に取り除かれる。
【0030】平均粒度20μmのRaney(商標)ニ
ッケル触媒を、30kg/m3 の濃度で反応器に装填す
る。供給物はグルコースの50%水溶液からなってお
り、反応器を140℃で操作しながら、供給物をCST
Rに連続的に供給する。ろ過されたソルビトール生成物
を多孔フィルターに通して連続的に取り除き、CSTR
の液高さを一定に維持する。実験2及び5では水素ガス
を連続的に気泡塔に供給し、また実験1、3、4及び6
では水素ガスをCSTRのヘッドスペースに供給して、
全圧を30bar(3MPa)に維持する。
【0031】異なるプロセスの結果を表1に示す。
【表1】
【0032】実験1及び4は、それぞれ1m3 /hrと
2m3 /hrの供給速度で、気泡塔を伴わない単独の2
3 CSTRによるグルコースの転化を説明している。
試験1、3、4及び6では、気泡塔を直径0.025m
の管で置き代えて、水素をCSTRのヘッドスペースに
供給している。実験2及び5において気泡塔を加える
と、1つのCSTRと比較した場合に、十分な混合と反
応が起こり、転化率が増加する。試験3及び6は、2m
3 のCSTRと1m3 の気泡塔の組み合わせで得られる
転化率と同じ転化率を得るのに必要な1つのCSTRの
容積の過大な大きさを示している。
【0033】従って、本発明による設備は、水素化され
る液体に設備中おける十分な滞留時間を与え、高い転化
率を維持する。本発明の設備を使用すると、必要となる
触媒分離装置、例えば十字流れフィルターが1つだけで
ある。
【0034】複数の気泡塔をなくすことは、必要とされ
る過剰な水素の合計量をかなり減少させる。
【0035】最後に、組み合わされた反応器の使用は、
1つの遙かに大きく一般的に比較的費用のかかる連続タ
ンク反応器で達成することができる総転化率と同じ総転
化率を達成するために、比較的小さい連続撹拌タンク反
応器を使用することを可能にする。
【0036】上述のように本発明を特定の態様に関して
説明してきたが、これらは本発明の範囲を限定するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の設備の概略図である。
【符号の説明】
10…反応設備 12…撹拌タンク反応器 14…気泡塔 17…触媒 19…供給原料 32…撹拌器シャフト 33…中空シャフト 34…モーター 36、38、40…撹拌器 37…上側ディスク 39…下側ディスク 45…水素 46…散布リング 50…制御弁 52…十字流れフィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07C 29/141 C07C 29/141 31/26 31/26 (56)参考文献 特開 昭55−111836(JP,A) 米国特許3761521(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 10/00 - 10/02 B01J 19/00 - 19/32

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応体ガスで処理する液体を保持し且つ
    前記反応体ガスのためのヘッドスペースを有するように
    された連続撹拌タンク反応器であって、前記ヘッドスペ
    ースの反応体ガスを前記液体中に送り込む第1の手段
    と、この連続撹拌タンク反応器との液体の連絡路を持つ
    気泡塔の底部から液体をパージする第2の手段とを有す
    る1つの撹拌装置を具備している連続撹拌タンク反応
    器、 前記撹拌タンク反応器と連続して配置された気泡塔であ
    って、気体反応体をこの気泡塔の底部の箇所の近くに導
    入する手段を有し、この気泡塔のヘッドスペースから前
    記撹拌タンク反応器のヘッドスペースに前記反応体ガス
    を流すことを可能にするガス輸送手段によって前記撹拌
    タンク反応器に接続され、この気泡塔の底部から前記撹
    拌タンク反応器の底部に、そして、前記撹拌タンク反応
    器の上部からこの気泡塔の上部に流体を流すことを可能
    にする流体輸送手段を具備している気泡塔、及びこの2
    段階連続反応設備から生成物を抜き出す手段、を組み合
    わせて有することを特徴とする2段階連続反応設備。
  2. 【請求項2】 水素化する液体と触媒を保持し且つ水素
    ガスのためのヘッドスペースを有するようにされた連続
    撹拌タンク反応器であって、前記ヘッドスペースの水素
    ガスを前記液体中に送り込む第1の手段と、この連続撹
    拌タンク反応器との液体の連絡路を持つ気泡塔の底部か
    ら液体をパージする第2の手段とを有する1つの撹拌装
    置を具備している連続撹拌タンク反応器、 前記撹拌タンク反応器と連続して配置された気泡塔であ
    って、気体水素をこの気泡塔の底部の箇所の近くに導入
    する手段を有し、この気泡塔のヘッドスペースから前記
    撹拌タンク反応器のヘッドスペースに前記ガスを流すこ
    とを可能にするガス輸送手段によって前記撹拌タンク反
    応器に接続され、この気泡塔の底部から前記撹拌タンク
    反応器の底部に、そして、前記撹拌タンク反応器の上部
    からこの気泡塔の上部に流体を流すことを可能にする流
    体輸送手段を具備している気泡塔、及びこのスラリー水
    素化設備から水素化された生成物を抜き出す手段、を組
    み合わせて有することを特徴とするスラリー水素化設
    備。
  3. 【請求項3】 反応の要素として使用する触媒を前記設
    備から取り出すための手段を有する請求項1に記載の設
    備。
  4. 【請求項4】 触媒を前記設備から取り出すための手段
    を有する請求項2に記載の設備。
  5. 【請求項5】 前記生成物を抜き出すための前記手段
    が、触媒ろ過装置を含む請求項2〜4のうちのいずれか
    1項に記載の設備。
  6. 【請求項6】 ヘッドスペースの反応体ガスを前記液体
    中に引き込む前記手段と前記気泡塔の前記底部からの液
    体を抜き出す前記第2の手段との間に、前記反応体ガス
    を伴う前記液体の軸ポンプ送出をもたらす第3の手段
    を、前記撹拌タンク反応器が有する請求項1、3又は5
    に記載の設備。
  7. 【請求項7】 ヘッドスペースの水素ガスを前記液体中
    に引き込む前記手段と前記気泡塔の前記底部からの液体
    を抜き出す前記第2の手段との間に、触媒と水素ガスと
    を伴う前記液体の軸ポンプ送出をもたらす第3の手段
    を、前記撹拌タンク反応器が有する請求項2、4又は5
    に記載の設備。
  8. 【請求項8】 前記ヘッドスペースのガスを引き込むた
    めの前記第1の手段が、前記触媒を有する前記液体に前
    記ガスを引き込むタイプのインペラーである請求項2〜
    7のうちのいずれか1項に記載の設備。
  9. 【請求項9】 前記気泡塔から前記液体をパージする前
    記第2の手段が、概して平らなブレードタービンであ
    り、このブレードタービンが前記撹拌タンク反応器内か
    らの液体のポンプ送出を阻止する上側ディスクと、前記
    気泡塔から前記撹拌タンク反応器に液体をポンプ送出す
    る中央の孔を有する下側ディスクとを具備している請求
    項1〜8のうちのいずれか1項に記載の設備。
  10. 【請求項10】 前記気泡塔に前記ガスを導入する前記
    手段が、前記気泡塔の底部に配置された散布リングを有
    し、この散布リングが前記ガスの供給源に接続されてい
    る請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の設備。
  11. 【請求項11】 (a)水素化する液体を2段階反応器
    設備に導入し、 前記2段階反応器設備が、連続撹拌タンク反応器と気泡
    塔とを組み合わせて有する2段階連続反応設備であっ
    て、 (i)前記連続撹拌タンク反応器が、前記反応体ガスに
    よって処理する液体を保持し且つこの反応体ガスのため
    のヘッドスペースを有するようにされ、そして前記ヘッ
    ドスペースの反応体ガスを前記液体中に送る第1の手段
    と、この連続撹拌タンク反応器との液体の連絡路を持つ
    気泡塔の底部から液体をポンプ送出する第2の手段とを
    有する1つの撹拌装置を具備し、また、 (ii)前記気泡塔が、前記撹拌タンク反応器と連続し
    て配置され、気体反応体をこの気泡塔の底部の箇所の近
    くに導入する手段を持ち、前記ガスをこの気泡塔のヘッ
    ドスペースから前記撹拌タンク反応器のヘッドスペース
    に流すことを可能にするガス移動手段によって前記撹拌
    タンク反応器に接続され、流体をこの気泡塔の底部から
    前記撹拌タンク反応器の底部に、そして、前記撹拌タン
    ク反応器の上部からこの気泡塔の上部に流すことを可能
    にする流体輸送手段を具備し、 (b)反応体ガスとして水素を前記2段階反応器に導入
    し、そして (c)前記2段階反応器設備から水素化された生成物を
    抜き出す、 ことを含む液体の水素化方法。
  12. 【請求項12】 前記水素化する液体と共に、前記反応
    器に水素化触媒を導入することを含む請求項11に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 水素化された生成物の流れを、前記設
    備から前記触媒と共に定期的に抜き出して、そして新し
    い触媒を前記設備に加えることを含む請求項11又は1
    2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 担体に支持されたニッケル触媒を前記
    2段階反応器に導入する請求項11〜13のうちのいず
    れか1項に記載の方法。
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