JP3243660U - ポールスタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単かつ安価に製造することのできるポールスタンドを提供する。【解決手段】平板状の台座部材3と、台座部材3に立設されてポール80を直立装着する装着部材1とを有するポールスタンドである。装着部材1は金属板を曲げ加工して作成される2つの本体部10、20が組み合わされた四角筒状をなし、隣り合う2つの側面にブラインドナット25、26が取り付けられて2つの本体部10、20が接合される。ポール80は、ブラインドナット25、26に螺着された締付ボルト28により、ブラインドナット25、26が取り付けられていない隣り合う2つの側面に押圧されて装着部材1内に固定される。【選択図】図1
Description
本考案は、平板状の台座部材と、台座部材に立設されてポールを直立装着する装着部材とを有するポールスタンドに関する。
従来、パラソルや旗等のポールを直立装着するポールスタンドとして、図12に示すものが知られている。このポールスタンドは、金属製の台座部材90と、この台座部材90に立設されてポール100を直立装着する装着部材95とからなっている。台座部材90はポール100が倒れるのを防止するものであり、円盤状の台座本体91と、台座本体91の中央部に台座本体91と一体として設けられた円筒状の嵌入筒92と、固定ネジ93とからなっている。台座本体91は、ポール100が倒れるのを防止するために、それ自体で十分な重量を得ることができる大きさのものである。嵌入筒92には装着部材95が嵌入され、装着部材95は固定ネジ93により嵌入筒92に固定されている。また、装着部材95は、パラソルや旗等のポール100を直立装着するものであり、円筒状の装着部本体96と、装着部本体96の外周面に溶着されたナット部97と、ナット部97に螺着されてポール100を固定する締付ボルト98とからなっている。
このポールスタンドでは、装着部材95の装着部本体96にポール100を挿入し、締付ボルト98をナット部97に螺合して締め付けることにより、ポール100を装着部材95に固定して直立装着することができる。また、締付ボルト98を緩め、ポール100を装着部本体96から抜き取って、ポール100を装着部材95から取り外すことができる。このようなポールスタンドの例として、特許文献1に記載されたものがある。
しかし、上記特許文献1に記載されたポールスタンドにおいては、製造過程において、ナット部97を装着部本体96の外周面に溶接により固定させる必要がある。そのため、溶接作業やビード取り作業等、作業が面倒であるとともに、製造コストが高騰してしまう。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単かつ安価に製造することのできるポールスタンドを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係るポールスタンドの特徴は、平板状の台座部材と、該台座部材に立設されてポールを直立装着する装着部材とを有するポールスタンドにおいて、該装着部材は金属板を曲げ加工して作成される2つの本体部が組み合わされた四角筒状をなし、隣り合う2つの側面にブラインドナットが取り付けられて2つの該本体部が接合され、該ポールは、該ブラインドナットに螺着された締付ボルトにより、該ブラインドナットが取り付けられていない隣り合う2つの側面に押圧されて該装着部材内に固定されることである。
請求項2に係るポールスタンドの特徴は、請求項1において、前記ブラインドナットは、該ブラインドナットが取り付けられる側面と該ブラインドナットが取り付けられない側面との交線である第1側線近傍に設けられる第1ブラインドナットと、該第1ブラインドナットの位置より該ブラインドナットが取り付けられる2つの側面の交線である第2側線側に設けられる第2ブラインドナットとからなることである。
請求項3に係るポールスタンドの特徴は、請求項1において、前記装着部材の下端には、該装着部材を前記台座部材に取り付けて固定する取付部が設けられ、該取付部は、該装着部材の下端側面の四面が切り離されて外側に直角に折り曲げられた4枚の取付板と、各取付板の先端部の上面に立設されたクリンチングスタッドとからなり、該台座部材には該装着部材を嵌入可能な四角形の嵌入孔が設けられ、該嵌入孔の外側には該クリンチングスタッドが挿通される4つの取付孔が設けられていることである。
請求項4に係るポールスタンドの特徴は、請求項3において、前記台座部材は長方形状をなし、前記嵌入孔は該台座部材の一方の短辺近傍であって該台座部材の長手方向と直角方向の中央に設けられ、前記装着部材の前記ブラインドナットが取り付けられた2つの側面は、該短辺側に配設され、該短辺に対して略45度の角度であることである。
請求項5に係るポールスタンドの特徴は、請求項4において、前記台座部材の四隅には、ペグにより該台座部材を地面に固定するための固定孔が設けられていることである。
請求項1に係るポールスタンドにおいては、四角筒状の装着部材は2つの本体部が組み合わせられて作成されている。具体的には、2枚の金属板を曲げ加工した後、四角筒状に組み合わせ、隣り合う2つの側面にブラインドナットを取り付けて接合することにより作成される。そして、このブラインドナットに螺着された締付ボルトにより、パラソルや旗等のポールはブラインドナットが取り付けられていない隣り合う2つの側面に押圧されて装着部材内に固定される。すなわち、ブラインドナットは、2枚の金属板を接合する役割とポールを装着部材内に固定する役割との2つの役割を担っている。このポールスタンドでは、ブラインドナットにより2枚の金属板を接合するため簡単な作業で組み付けることができるとともに、溶接作業をすることがないため安価に製造することができる。したがって、このポールスタンドによれば、簡単かつ安価に製造することができる。
なお、このポールスタンドでは、ポールはブラインドナットが取り付けられていない隣り合う2つの側面と締付ボルトとにより支持されるため、装着部材内に確実に固定される。
請求項2に係るポールスタンドにおいては、ブラインドナットは第1ブラインドナットと第2ブラインドナットとからなっている。第1ブラインドナットは、ブラインドナットが取り付けられる側面とブラインドナットが取り付けられない側面との交線である第1側線近傍に設けられる。また、第2ブラインドナットは、第1ブラインドナットの位置よりもブラインドナットが取り付けられる2つの側面の交線である第2側線側に設けられる。これにより、径の小さいポールの場合は締付ボルトを第1ブラインドナットに螺着し、径の大きいポールの場合は締付ボルトを第2ブラインドナットに螺着して、径の大小にかかわらず確実にポールを装着部材内に固定することができる。
請求項3に係るポールスタンドにおいては、装着部材を台座部材に取り付けて固定する取付部が装着部材の下端に設けられている。この取付部は、装着部材の下端側面の四面が切り離されて外側に直角に折り曲げられた4枚の取付板と、各取付板の先端部の上面に立設されたクリンチングスタッドとからなっている。4枚の取付板は曲げ加工により形成されるため簡単かつ安価である。なお、取付板の上面とは装着部材の上端側の面をいう。そして、台座部材には装着部材を嵌入可能な四角形の嵌入孔が設けられているとともに、嵌入孔の外側にはクリンチングスタッドが挿通される4つの取付孔が設けられている。
このような構成のポールスタンドでは、台座部材の裏面側から装着部材が取り付けられる。具体的には、台座部材の嵌入孔に装着部材の上端側から嵌入し、4つの取付孔に各々クリンチングスタッドを挿通する。そして、台座部材の裏面と取付板の上面とを密着させた後、クリンチングスタッドに取付ナットを螺合させて締め付けることにより、装着部材が台座部材に取り付けられて固定される。なお、クリンチングスタッドが取付板の上面に立設されるのは、装着部材を台座部材から取り外した場合、台座部材が突起物の全くない平板となり、保管や運搬の利便性が向上するためである。
請求項4に係るポールスタンドにおいては、台座部材は長方形状であり、嵌入孔は台座部材の一方の短辺近傍であって台座部材の長手方向と直角方向の中央に設けられている。このため、装着部材を取り付けた場合、台座部材には連続した広範囲の空き空間ができ、この空間にクーラーボックス等の重量物を置くことによりポールスタンド全体が安定する。また、装着部材のブラインドナットが取り付けられた2つの側面は、短辺側に配設されるとともに、台座部材の一方の短辺に対して略45度の角度であるため、取り付けられたポールは台座部材の長手方向と直角方向の略中央に位置することとなり、安定感を得ることができる。
請求項5に係るポールスタンドにおいては、台座部材の四隅にペグにより台座部材を地面に固定するための固定孔が設けられているため、ペグを使用してポールスタンド全体を安定させることもできる。
本考案に係るポールスタンドを具体化した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、このポールスタンドの斜視図である。図1に示すように、このポールスタンドは、金属製で平板状の台座部材3と、台座部材3に立設されてポール80を直立装着する金属製の装着部材1とからなっている。装着部材1は、2つの第1、2本体部10、20が組み合わされた四角筒状をなしている。ここで、第1、2本体部10、20が「本体部」である。この第1、2本体部10、20は第1、2ブラインドナット25、26により接合されるとともに、第1、2ブラインドナット25、26に螺着された締付ボルト28によりポール80が装着部材1に固定される。このように、第1、2ブラインドナット25、26は、第1、2本体部10、20を接合する役割とポール80を装着部材1内に固定する役割とを担っている。そして、第1、2ブラインドナット25、26により第1、2本体部10、20を接合するため簡単な作業で組み付けることができるとともに、溶接作業をすることがないため安価に製造することができる。ここで、第1、2ブラインドナット25、26が「ブラインドナット」である。なお、図1においては、締付ボルト28を第1ブラインドナット25に螺合する状態を示している。
また、装着部材1は、装着部材1の下端に設けられた後述する取付部15(図2参照)により台座部材3に直立装着される。詳細には、後述する取付板16(図2参照)に立設されたクリンチングスタッド17に取付ナット17aが螺合され、取付ナット17aを締め付けることにより装着部材1が台座部材3に固定される。
装着部材1について、図2から図5を用いて詳細に説明する。装着部材1は、台座部材3に立設されてポール80を直立装着するものである。図2から図4に示すように、装着部材1は、第1、2本体部10、20が第1、2ブラインドナット25、26により接合された第1側面11、第2側面12、第3側面21、第4側面22を有する四角筒状をなしている。ここで、第1側面11、第2側面12、第3側面21、第4側面22が「側面」である。そして、第1、2ブラインドナット25、26は、第1、2本体部10、20が重なり合うとともに隣り合う第3、4側面21、22に設けられている。なお、隣り合う第1、2側面11、12は第1本体部10のみで構成され、第1、2ブラインドナット25、26は設けられていない。
ここで、第1側面11と第4側面22との交線を第1側線20aとし、第2側面12と第3側面21との交線を第1側線20bとし、第3側面21と第4側面22の交線を第2側線20cとする。第1ブラインドナット25は、第3、4側面21、22の第1側線20a、20b近傍に上下各2個ずつ設けられる。そして、第2ブラインドナット26は、第1ブラインドナット25の位置より第2側線20b側の第3、4側面21、22に上下各2個ずつ設けられる。これにより、図5に示すように、径の小さいポール80の場合は締付ボルト28を第1ブラインドナット25に螺着し、径の大きいポール80の場合は締付ボルト28を第2ブラインドナット26に螺着して、ポール80を装着部材1内に確実に固定することができる。ただし、図5においては、径の大きいポール80の場合を実線で示し、径の小さいポール80の場合を破線で示している。なお、ポール80は隣り合う2つの第1、2側面11、12と締付ボルト28とにより支持されるため、装着部材1内に確実に固定される。
装着部材1の下端には、装着部材1を台座部材3に取り付けて固定する取付部15が設けられている。この取付部15は、装着部材1の第1側面11、第2側面12、第3側面21、第4側面22の4面の下端部が切り離されて外側に直角に折り曲げられた4枚の取付板16と、各取付板16の先端部の上面16aに立設されたクリンチングスタッド17とからなっている。なお、取付板16は曲げ加工により形成される。ここで、取付板16の上面16aとは装着部材1の上端側の面をいう。このように、クリンチングスタッド17が取付板16の上面16aに立設されるのは、装着部材1を台座部材3から取り外した場合、台座部材3が突起物の全くない平板となり、保管や運搬の利便性を向上させるためである。
次に、台座部材3について詳細に説明する。図6に示すように、台座部材3は金属製であり、短辺3a、3bと長辺3c、3dとに囲まれた長方形の平板状をなしている。台座部材3の一方の短辺3a近傍であって台座部材3の長手方向と直角方向の中央には、装着部材1の第1、2本体部10、20を嵌入可能な四角形の嵌入孔30が設けられている。このような位置に嵌入孔30が設けられるため、装着部材1を取り付けた場合、台座部材3には連続した広範囲の空き空間ができ、この空間にクーラーボックス等の重量物を置くことによりポールスタンド全体が安定する。
また、嵌入孔30は、隣り合う2辺が短辺3aに対してなす角θ1、θ2が略45度の角度になるように設けられる。そして、この嵌入孔30に装着部材1の第1、2本体部10、20が嵌入された場合、装着部材1の第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられた2つの第3、4側面21、22が短辺3a側になるとともに、短辺3aに対して略45度の角度になる。そのため、ポール80を装着部材1に取り付けると、締付ボルト28により、第1、2側面11、12に押圧され、ポール80は台座部材3の長手方向と直角方向の略中央に位置することとなり、安定感を得ることができる。また、嵌入孔30の外側にはクリンチングスタッド17が挿通される4つの取付孔31が設けられている。さらに、台座部材3の四隅には、ペグにより台座部材3を地面に固定するための固定孔32が設けられている。これにより、ペグを使用してポールスタンド全体を安定させることもできる。
なお、台座部材3の替わりに、図7に示す台座部材4を使用してもよい。図7に示すように、台座部材4は金属製であり、4つの辺4aに囲まれた正方形の平板状をなしている。台座部材4の中央には、四角形の嵌入孔40が設けられ、嵌入孔40の外側には4つの取付孔41が設けられている。ただし、嵌入孔40、取付孔41は、図6における嵌入孔30、取付孔31と同一の構成であり、同一の作用効果を生じる。また、嵌入孔40は、隣り合う2辺が辺4aに対してなす角θ3、θ4が略45度の角度になるように設けられている。なお、角θ3、θ4が略90度であってもよく、図6における固定孔32と同様の固定孔を設けてもよい。この台座部材4は、風のない室内で用いる場合等、台座部材4上に重量物を配置する必要のない場所で用いる場合に便利である。また、台座部材4が正方形状であるため、つまずき難い利点もある。
以上の構成をしたポールスタンドの製造方法について簡単に説明する。第1本体部10は、図8に示す形状の金属板を曲げ加工することにより得ることができる。破線で示される部分が折り曲げられる部分であり、側面11、12、21、22部分は山曲げであり、取付板16部分は谷曲げである。ここで、括弧内の符号は、折り曲げ加工して作成される第1本体部10の符号である。この金属板には、第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられる透孔25a、26a及びクリンチングスタッド17が取り付けられる透孔17aが設けられている。また、第2本体部20は、図9に示す形状の金属板を曲げ加工することにより得ることができる。破線で示される部分が折り曲げられる部分であり、山曲げである。ここで、括弧内の符号は、折り曲げ加工して作成される第2本体部20の符号である。この金属板には、第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられる透孔25a、26aが設けられている。
図8、図9で示す金属板を曲げ加工してできた第1、2本体部10、20の斜視図を図10に示す。この第1、2本体部10、20を四角筒状に組み合わせ、隣り合う2つの第3、4側面21、22の透孔25a、26aに第1、2ブラインドナット25、26を取り付けて接合する。そして、取付板16の透孔17aにクリンチングスタッド17を立設する。これにより、図2に示す装着部材1が作成される。なお、装着部材1はプレスのみで加工可能であり、形鋼を利用していないため切削工程の必要がなく、迅速かつ安価に作成される。
装着部材1を台座部材3に取り付ける方法を図11に示す。図11に示すように、台座部材3の裏面側から装着部材1が取り付けられる。具体的には、台座部材3の嵌入孔30に装着部材1の上端側から嵌入し、4つの取付孔31に各々クリンチングスタッド17を挿通する。そして、台座部材3の裏面と取付板16の上面16aとを密着させた後、クリンチングスタッド17に取付ナット17aを螺合させて締め付けることにより、装着部材1が台座部材3に取り付けられて固定される。こうして、図1に示すポールスタンドが完成する。
実施形態のポールスタンドによれば、四角筒状の装着部材1は2つの第1、2本体部10、20が組み合わせられて作成されている。具体的には、2枚の金属板を曲げ加工した後、四角筒状に組み合わせ、隣り合う2つの第3、4側面21、22に第1、2ブラインドナット25、26を取り付けて接合することにより作成される。そして、この第1、2ブラインドナット25、26に螺着された締付ボルト28により、ポール80は第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられていない隣り合う2つの第1、2側面11、12に押圧されて装着部材1内に固定される。すなわち、第1、2ブラインドナット25、26は、2枚の金属板を接合する役割とポール80を装着部材1内に固定する役割との2つの役割を担っている。このポールスタンドでは、第1、2ブラインドナット25、26により2枚の金属板を接合するため簡単な作業で組み付けることができるとともに、溶接作業をすることがないため安価に製造することができる。したがって、実施形態のポールスタンドによれば、簡単かつ安価に製造することができる。
また、このポールスタンドでは、第1ブラインドナット25は、第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられる第3、4側面21、22と第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられない第1、2側面11、12との交線である第1側線20a、20b近傍に設けられる。また、第2ブラインドナット26は、第1ブラインドナット25の位置よりも第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられる2つの第3、4側面21、22の交線である第2側線20c側に設けられる。これにより、径の小さいポール80の場合は締付ボルト28を第1ブラインドナット25に螺着し、径の大きいポール80の場合は締付ボルト28を第2ブラインドナット26に螺着して、径の大小にかかわらず確実にポールを装着部材1内に固定することができる。
さらに、このポールスタンドでは、装着部材1を台座部材3に取り付けて固定する取付部15が装着部材1の下端に設けられている。この取付部15は、装着部材1の第1~4側面11、12、21、22下端の四面が切り離されて外側に直角に折り曲げられた4枚の取付板16と、各取付板16の先端部の上面16aに立設されたクリンチングスタッド17とからなっている。また、台座部材3には装着部材1を嵌入可能な四角形の嵌入孔30が設けられているとともに、嵌入孔30の外側にはクリンチングスタッド17が挿通される4つの取付孔31が設けられている。このような構成のポールスタンドでは、4枚の取付板16は曲げ加工により形成されるため簡単かつ安価である。また、装着部材1を台座部材3から取り外した場合、台座部材3が突起物の全くない平板となり、保管や運搬の利便性が向上する。
また、このポールスタンドでは、台座部材3は長方形状であり、嵌入孔30は台座部材3の一方の短辺3a近傍であって台座部材3の長手方向と直角方向の中央に設けられている。このため、台座部材3には連続した広範囲の空き空間ができ、この空間にクーラーボックス等の重量物を置くことによりポールスタンド全体が安定する。また、装着部材1の第1、2ブラインドナット25、26が取り付けられた2つの第3、4側面21、22は、短辺3a側に配設されるとともに、短辺3aに対して略45度の角度であるため、取り付けられたポールは80台座部材3の長手方向と直角方向の略中央に位置することとなり、安定感を得ることができる。
さらに、このポールスタンドでは、台座部材3の四隅にペグにより台座部材3を地面に固定するための固定孔32が設けられているため、ペグを使用してポールスタンド全体を安定させることもできる。
以上、本考案のポールスタンドを実施形態に即して説明したが、本考案はこれらに制限されるものではなく、本考案の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
1…装着部材、3、4…台座部材、3a、3b…短辺、10、20…本体部(10…第1本体部、20…第2本体部)、11、12、21、22…側面(11…第1側面、12…第2側面、21…第3側面、22…第4側面)、15…取付部、16…取付板、17…クリンチングスタッド、20a、20b…第1側線、20c…第2側線、25、26…ブラインドナット(25…第1ブラインドナット、26…第2ブラインドナット)、28…締付ボルト、30、40…嵌入孔、31、41…取付孔、32…固定孔、80…ポール。
Claims (5)
- 平板状の台座部材と、該台座部材に立設されてポールを直立装着する装着部材とを有するポールスタンドにおいて、
該装着部材は金属板を曲げ加工して作成される2つの本体部が組み合わされた四角筒状をなし、隣り合う2つの側面にブラインドナットが取り付けられて2つの該本体部が接合され、
該ポールは、該ブラインドナットに螺着された締付ボルトにより、該ブラインドナットが取り付けられていない隣り合う2つの側面に押圧されて該装着部材内に固定されることを特徴とするポールスタンド。 - 前記ブラインドナットは、該ブラインドナットが取り付けられる側面と該ブラインドナットが取り付けられない側面との交線である第1側線近傍に設けられる第1ブラインドナットと、該第1ブラインドナットの位置より該ブラインドナットが取り付けられる2つの側面の交線である第2側線側に設けられる第2ブラインドナットとからなることを特徴とする請求項1記載のポールスタンド。
- 前記装着部材の下端には、該装着部材を前記台座部材に取り付けて固定する取付部が設けられ、
該取付部は、該装着部材の下端側面の四面が切り離されて外側に直角に折り曲げられた4枚の取付板と、各取付板の先端部の上面に立設されたクリンチングスタッドとからなり、
該台座部材には該装着部材を嵌入可能な四角形の嵌入孔が設けられ、該嵌入孔の外側には該クリンチングスタッドが挿通される4つの取付孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載のポールスタンド。 - 前記台座部材は長方形状をなし、前記嵌入孔は該台座部材の一方の短辺近傍であって該台座部材の長手方向と直角方向の中央に設けられ、
前記装着部材の前記ブラインドナットが取り付けられた2つの側面は、該短辺側に配設され、該短辺に対して略45度の角度であることを特徴とする請求項3記載のポールスタンド。 - 前記台座部材の四隅には、ペグにより該台座部材を地面に固定するための固定孔が設けられていることを特徴とする請求項4記載のポールスタンド。
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