JP3243555B2 - 傾斜型エンジン - Google Patents

傾斜型エンジン

Info

Publication number
JP3243555B2
JP3243555B2 JP15219097A JP15219097A JP3243555B2 JP 3243555 B2 JP3243555 B2 JP 3243555B2 JP 15219097 A JP15219097 A JP 15219097A JP 15219097 A JP15219097 A JP 15219097A JP 3243555 B2 JP3243555 B2 JP 3243555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
engine
lead wire
fan cover
concave space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15219097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10339254A (ja
Inventor
宏明 磯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP15219097A priority Critical patent/JP3243555B2/ja
Publication of JPH10339254A publication Critical patent/JPH10339254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3243555B2 publication Critical patent/JP3243555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傾斜型エンジンに関
し、さらに詳しくはエンジンに必要な各種リード線の接
続を円滑に行うことができる傾斜型エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単気筒の火花点火縦形エンジンに
おいては、エンジンのシリンダブロックのファンカバー
取付部に点火用ユニットが配設され、その点火用ユニッ
トはフライホイールの回転から火花点火用の高電圧を得
るものである。この点火用ユニットとしては、2つの方
式が知られている。一つは、イグニッションコイルの一
次側に発生した電流を、トランジスタまたはサイリスタ
のスイッチング作用により急激に遮断し、イグニッショ
ンコイルの二次側に高電圧を発生させる方式である。も
う一つは、マグネトで発電した高電圧をコンデンサに一
時蓄え、この蓄えた電荷を瞬時にイグニッションコイル
に流し、二次高電圧を発生させる方式である。
【0003】また、ファンカバー取付部には、充電器へ
充電電圧を供給したり、ランプ類にランプ電圧を供給す
る充電点灯用ユニットが配設される。上記点火用ユニッ
トからのリード線は、ファンカバー取付部からストップ
スイッチへのリード線、スパークプラグへのリード線へ
それぞれ接続される。また、上記充電点灯用ユニットか
らのリード線も充電器やランプ類のリード線と接続され
る。上記点火用ユニットからのリード線の接続部、およ
び充電点灯用ユニットからのリード線の接続部は、ファ
ンカバーの外側にある必要があるため、気化器が設けら
れたエンジンの位置とは反対側の位置にクランプなどに
より固定されるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来技
術では、以下の課題がある。 (1)上記リード線の接続構造を備えたエンジンを作業機
に搭載した場合、エンジンの振動によってリード線が動
くことを防止するために、リード線の接続部を固定する
クランプ等を設ける必要があり、クランプを用いるコス
ト、クランプによりリード線を固定する手間がかかる問
題がある。 (2)気化器が設けられたエンジンの位置とは反対側の位
置は、作業機械にエンジンを搭載する場合は正面になる
ことが多く、リード線の接続部がこのような外部から
泥、雨などがかかりやすい位置にあることは好ましくな
い。さらに、エンジンの正面は見えやすい位置にあるこ
とからデザインにおいて好ましくない。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、上記課題を解決できる傾斜型
エンジンを提供することにある。具体的な目的の一例を
示すと、以下の通りである。 (a)上記リード線の接続部の固定に関してクランプが不
要である傾斜型エンジンを提供する。 (b)デザインに優れるとともに、リード線の接続部に
泥、雨などがかかりにくい傾斜型エンジンを提供する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は後述する発明の実施の形態において詳しく説明す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明を、例えば、
図1〜図5を参照して説明すれば、シリンダ本体2はク
ランク室3の一端側から傾斜して形成してあり、エンジ
ン1のシリンダ軸線65が水平軸8、鉛直軸5に一致し
ない傾斜型エンジンにおいて、クランク室3のクランク
室カバー取付壁の上部を上方に突出させてクランク室カ
バー側上方突出壁部70を形成し、クランク室カバーと
は反対側のファンカバー側にファンカバー取付壁部51
を形成し、シリンダブロック4の上壁に、シリンダ本体
2の傾斜上側壁71と、クランク室カバー側上方突出壁
部70と、ファンカバー取付壁部51とで三方を囲まれ
た凹状空間部64を設け、フライホイール54の回転に
より点火プラグ14の点火用高電圧を発生させる点火用
ユニット52をシリンダブロック4のファンカバー取付
壁部51に設け、ファンカバー取付壁部51に点火用ユ
ニット52のリード線取出開口58を設け、点火用ユニ
ット52のリード線の接続部を前記凹状空間部64に設
けたことを特徴とする。なお、上記凹状空間部64の上
方には、凹状空間部64を覆うように燃料タンク95を
設けた方が好ましい。
【0007】第2の発明を、例えば、図1〜図5を参照
して説明すれば、第1の発明に加えて、フライホイール
54の回転により充電電圧あるいは各種ランプ点灯用の
電圧の少なくとも一方を得る充電点灯用ユニット59を
シリンダブロック4のファンカバー取付壁部51に設
け、ファンカバー取付壁部51に充電点灯用ユニット5
9のリード線取出開口62を設け、点火用ユニット52
と充電点灯用ユニット59の各リード線の接続部を前記
凹状空間部64に設けたことを特徴とする。なお、上記
リード線取出開口62は上記リード線取出開口58で代
用してもよい。
【0008】第3の発明を、例えば、図1〜図5を参照
して説明すれば、シリンダ本体2の傾斜方向と反対側の
シリンダブロック4の横側域に、シリンダ本体2の傾斜
上側壁71と対向する隆起壁部72を設け、前記凹状空
間部64が隆起壁部72を含めた4つの壁71,70,51,
72により囲まれることを特徴とする。また、上記傾斜型
エンジンにおいては、図3に示すように、水平軸8に対
する前記シリンダ軸線65の傾斜角度θを上方側へ30
°から35゜の範囲に設定することが、上記凹状空間部
64の収容スペースを確保する上で好ましい。
【0009】
【発明の作用】第1の発明であれば、点火用ユニット5
2のリード線の接続部を前記凹状空間部64に設けたこ
とにより、周囲が壁に囲まれていることにより、リード
線の動きが規制されるのでクランプが不要となる。ま
た、周囲が壁に囲まれていることにより、エンジンの横
方向から雨、泥などがリード線の接続部にかかることを
防止できるとともに、見苦しい配線部を隠すことがで
き、デザイン上も良好にすることができる。また、凹状
空間部64に収容されることにより、外部のものにリー
ド線がひっかかる恐れも低減することができる。さら
に、凹状空間部64の上方に、凹状空間部64を覆うよ
うに燃料タンクを設けた構成では、エンジンの上方から
雨、泥などがかかることを防止することができる。第2
の発明であれば、点火用ユニット52と充電点灯ユニッ
ト59の各リード線の接続部を前記凹状空間部64に設
けたことにより、充電点灯ユニット59のリード線の接
続部も凹状空間部64に配設することができ、上記第1
の発明の効果を充電点灯ユニットのリード線にも得るこ
とができる。第3の発明であれば、凹状空間部64が隆
起壁部72を含めた4つの壁71,70,51,72に囲まれて
いることにより、密閉の度合いが向上し、さらに第1の
発明または第2の発明の利点を高めることができる。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように、第1の発明であ
れば、クランプが不要であり、デザインに優れ、かつ点
火用ユニットのリード線の接続部に雨、泥などがかかる
ことを防止することができるという特有の効果を有す
る。第2の発明であれば、充電点灯用ユニットのリード
線においてもクランプが不要であり、デザインに優れ、
かつ充電点灯用ユニットのリード線の接続部に雨、泥な
どがかかることを防止することができるという特有の効
果を有する。第3の発明であれば、さらに、第1の発明
または第2の発明の利点を高めることができるという特
有の効果を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面によって
詳細に説明する。図1(A)は本発明に係る傾斜型エン
ジンにおいて、クランク室カバー側から見たシリンダブ
ロックの正面図、図1(B)はシリンダブロックの左側
面図、図2(A)はシリンダブロックの平面図、図2
(B)は図2(A)のB−B線縦部分断面図、図3はフ
ァンカバー側から見たシリンダブロックの背面図であ
る。図4は傾斜型エンジンの縦断正面図である。
【0012】図4に示すように、この傾斜型エンジン1
は、シリンダ本体2の下側にクランク室3が一体成型さ
れてシリンダブロック4が形成してある。クランク室3
は鉛直軸5に略平行に上側に延びて形成しており、クラ
ンク室3の下部位置には、エンジン1を基台6に取り付
ける取付足部7が水平軸8と平行に形成してある。シリ
ンダ本体2は上記クランク室3の一端側から傾斜して延
出形成されており、シリンダ本体2は水平軸8に対して
30゜〜35゜の範囲で上方側へ傾いた傾斜角度θで形
成してある。
【0013】また、シリンダ本体2の上側にシリンダヘ
ッド10とヘッドカバー11とが順に組み付けてある。
シリンダヘッド10とヘッドカバー11に囲まれた空間
にロッカーアーム34を配設して、ロッカーアーム室2
1を構成してある。シリンダヘッド10の底面に縦断面
略三角形状のクサビ形の燃焼室12が形成され、ピスト
ンヘッドに形成された窪みとでエンジンの燃焼室13を
構成してある。燃焼室12には点火プラグ14、吸気弁
15、排気弁(図示せず)を臨ませて設けてある。吸排
気弁16は動弁機構17により作動されるように構成し
てある。シリンダ軸線65に対する吸排気弁16の弁軸
の傾斜角度φは下方側へ20゜〜30゜の範囲に設定し
てある。
【0014】また、シリンダ本体2のシリンダ46にピ
ストン18が昇降摺動自在に内嵌してある。ピストン1
8にはコンロッド19を介してクランク軸20が連動連
結してある。動弁カム37が付設された動弁カム軸39
は、その前後端部がクランク室カバーの壁(図示せず)
とクランク室3の後壁73(図1(A)参照)とにそれ
ぞれ軸受され、これにより動弁カム軸39がクランク室
3内で前後方向に軸架してある。動弁カム軸39は調時
伝動装置を介してクランク軸20から連動するようにし
てある。
【0015】調時伝動装置は次のように構成してある。
図4において示すように、動弁カム歯車32はクランク
歯車42と噛合している。動弁カム歯車32はクランク
軸20の右下方位置に設けられている。クランク歯車4
2より上方位置にはクランク歯車42と噛合する遊び歯
車45がクランク室カバー(図示せず)に軸受されて設
けられており、遊び歯車45の一部はシリンダ46の下
部へ入り込むようにして設けてある。また、シリンダ軸
線65を傾けたことによるクランク室3の上方空スペー
スに、クランク室カバー側上方突出壁部70を形成し
て、そのクランク室カバー側上方突出壁部70に対応す
るクランク室3のスペースにガバナ歯車50を設け、上
記遊び歯車45をガバナ歯車50に噛合させることによ
り、クランク歯車42の回転を遊び歯車45を介してガ
バナ歯車50に伝達するように構成してある。
【0016】動弁カム歯車32がある側のコンロッド大
端部28の側端部には図4で示すように「ノ」字状に下
方に突出したオイルデッパ33が一体的に突出形成して
あり、クランク室3下部に溜められた潤滑油を飛沫させ
潤滑させるようにしてある。上記動弁機構17の構成は
次の通りである。図4に示すように地面に近い側のシリ
ンダヘッド10の端部寄り位置にロッカーアーム34を
配設してある。また、ロッカーアーム34の出力端部が
吸気弁15の弁軸頭部に接当しており、入力端部がプッ
シュロッド35の頭部に接当してある。プッシュロッド
35の下端部はタペット36上に載置され、タペット3
6の下端部は動弁カム37のカム面上に載置してある。
【0017】次に、この傾斜エンジン1のリード線接続
構造について説明する。図3に示すように、この傾斜エ
ンジン1のシリンダブロック4のファンカバー取付壁部
51には、点火用ユニット52としてのトランジスタマ
グネトユニット53がフライホイール54の回転端に臨
むように固設されている。トランジスタマグネトユニッ
ト53を含むトランジスタマグネト点火装置の回路は、
図5に示すように、トランジスタマグネトユニット5
3、ガソリン混合気に着火させる点火プラグ14、およ
びエンジンを止めるためのストップスイッチ55で構成
してある。トランジスタマグネトユニット53は、一次
電流および二次高電圧を発生させるイグニッションコイ
ル部と一次電流を制御してイグニッションコイルに高電
圧を発生させる点火時期制御部の2つの部分を含んで構
成してある。また、トランジスタマグネトユニット53
からはストップスイッチ55につながるリード線56と
点火プラグ14につながるリード線57が出ており、フ
ァンカバー取付壁部51に上記2つのリード線56,5
7をシリンダブロック上壁方向へ取り出す点火用リード
線取出開口58が設けてある。
【0018】また、ファンカバー取付壁部51のファン
軸の近くには、前記充電点灯用ユニット59が固設して
ある。充電点灯用ユニット59は、少なくとも1つのチ
ャージコイル60・60を備えており、充電器あるいは
各種ランプの点灯を制御する充電点灯回路(図示せず)
につながるリード線61・61(図3においては一対の
リード線で示す)が出ている。そのリード線61・61
は、ファンカバー取付壁部51に設けられた充電点灯用
リード線取出開口62からシリンダブロック上壁方向へ
取り出される。ファンカバー側のストップスイッチ55
からのリード線63は図2(B)及び図5に示すように
トランジスタマグネトユニット53からのリード線56
と凹状空間部64においてコネクタ66により接続され
る。一方、充電点灯用ユニット59からのリード線61
・61は図2(B)に示すように、本機からの充電点灯
回路からのリード線67・67と凹状空間部64におい
てコネクタ68・68により接続される。
【0019】次に、シリンダブロック4の上壁に形成さ
れる凹状空間部64の構成について説明する。凹状空間
部64は、図1(A)(B)に示すように前記クランク
室カバー側上方突出壁部70と前記ファンカバー取付壁
部51により、シリンダブロック4の上壁の領域がエン
ジン1の前後において挟まれた状態になる。これは、前
記ファンカバー取付壁部51はクランク室3よりも広く
外側に迫り出して設けられていることにもよる。さら
に、シリンダ本体2は図4に示すように水平軸8に対し
て30゜〜35゜の範囲で上方側へ傾いた傾斜角度θで
形成してあるので、シリンダ本体2の傾斜上側壁71と
で三方を囲まれた状態になる。さらに、この実施形態で
示す構成では、シリンダ本体2の傾斜方向と反対側のシ
リンダブロック4の横側域に、シリンダ本体2の傾斜上
側壁71と対向する隆起壁部72を設け、前記凹状空間
部64が隆起壁部72を含めた四方の壁により囲まれた
構成としている。また、凹状空間部64の底部に充電点
灯用リード線取出開口62が設けられているので、凹状
空間部64に溜まった水は充電点灯用リード線取出開口
62から完全に抜くことができる。さらに、この実施形
態では、凹状空間部64には隆起壁部72側の所定位置
に凹状空間部64からエンジンの横側に抜ける水抜き孔
(図示せず)が形成してあるので、凹状空間部64の水抜
き性能は極めて良好である。
【0020】また、エンジン1の上側に燃料タンク95
を取り付けると、前記凹状空間部64は、外部から見え
にくく、かつ四方の壁によりコネクタ66・68を有し
たリード線56,61,63,67の動きがある程度、
規制されるためクランプを取り付けなくても、エンジン
の振動等で外れることはなくなる。なお、燃料タンク9
5の下壁の形状は上記凹状空間部64の密閉が十分にな
るように、適宜設定される。
【0021】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。以下、その
ような実施形態を説明する。 (1)前記実施形態では、エンジンの横幅をコンパクト
にするために、クランク室カバー側上方突出壁部70に
対応するクランク室3内の領域にガバナ歯車50を設け
た構成を示したが、ガバナ歯車50を設けることなく、
単に凹状空間部64を形成するだけのために、クランク
室カバー側上方突出壁部70を設ける構成も採用でき
る。 (2)また、シリンダ本体2の傾斜上側壁71と対向す
る隆起壁部72を設けず、燃料タンク95の下部を下側
に迫り出すように設けることにより、凹状空間部64を
四方を囲まれた領域としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明に係る傾斜型エンジンにお
いてクランク室カバー側から見たシリンダブロックの正
面図、図1(B)はそのシリンダブロックの左側面図で
ある。
【図2】図2(A)はシリンダブロックの平面図、図2
(B)は図2(A)のB−B線縦部分断面図である。
【図3】ファンカバー側から見たシリンダブロックの背
面図である。
【図4】本発明に係る傾斜型エンジンの縦断正面図であ
る。
【図5】点火用ユニットの構成の一例を示す図である。
【符号の説明】 1…傾斜型エンジン、2…シリンダ本体、3…クランク
室、4…シリンダブロック、5…鉛直軸、8…水平軸、
14…点火プラグ、51…ファンカバー取付壁部、52
…点火用ユニット、54…フライホイール、58…点火
用リード線取出開口、59…充電点灯用ユニット、62
…充電点灯用リード線取出開口、64…凹状空間部、6
5…シリンダ軸線、70…クランク室カバー側上方突出
壁部、71…傾斜上側壁、72…隆起壁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−28293(JP,A) 特開 平8−232674(JP,A) 特開 平8−232673(JP,A) 実開 昭57−51170(JP,U) 実開 昭63−156433(JP,U) 実開 昭62−12740(JP,U) 実開 平5−30596(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 67/00 F02P 7/00 F02P 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体(2)はクランク室(3)の一
    端側から傾斜して形成してあり、エンジン(1)のシリン
    ダ軸線(65)が水平軸(8)、鉛直軸(5)に一致しない傾
    斜型エンジンにおいて、 クランク室(3)のクランク室カバー取付壁の上部を上方
    に突出させてクランク室カバー側上方突出壁部(70)を
    形成し、 クランク室カバーとは反対側のファンカバー側にファン
    カバー取付壁部(51)を形成し、 シリンダブロック(4)の上壁に、シリンダ本体(2)の傾
    斜上側壁(71)と、クランク室カバー側上方突出壁部
    (70)と、ファンカバー取付壁部(51)とで三方を囲ま
    れた凹状空間部(64)を設け、 フライホイール(54)の回転により点火プラグ(14)の
    点火用高電圧を発生させる点火用ユニット(52)をシリ
    ンダブロック(4)のファンカバー取付壁部(51)に設
    け、 ファンカバー取付壁部(51)に点火用ユニット(52)の
    リード線取出開口(58)を設け、 点火用ユニット(52)のリード線の接続部を前記凹状空
    間部(64)に設けたことを特徴とする、傾斜型エンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 フライホイール(54)の回転により充電
    電圧あるいは各種ランプ点灯用の電圧の少なくとも一方
    を得る充電点灯用ユニット(59)をシリンダブロック
    (4)のファンカバー取付壁部(51)に設け、 ファンカバー取付壁部(51)に充電点灯用ユニット(5
    9)のリード線取出開口(62)を設け、 点火用ユニット(52)と充電点灯用ユニット(59)の各
    リード線の接続部を前記凹状空間部(64)に設けた、請
    求項1に記載の傾斜型エンジン。
  3. 【請求項3】 シリンダ本体(2)の傾斜方向と反対側の
    シリンダブロック(4)の横側域に、シリンダ本体(2)の
    傾斜上側壁(71)と対向する隆起壁部(72)を設け、前
    記凹状空間部(64)が隆起壁部(72)を含めた4つの壁
    (71,70,51,72)により囲まれる、請求項1ないし請求
    項2のいずれか一項に記載の傾斜型エンジン。
JP15219097A 1997-06-10 1997-06-10 傾斜型エンジン Expired - Fee Related JP3243555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15219097A JP3243555B2 (ja) 1997-06-10 1997-06-10 傾斜型エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15219097A JP3243555B2 (ja) 1997-06-10 1997-06-10 傾斜型エンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10339254A JPH10339254A (ja) 1998-12-22
JP3243555B2 true JP3243555B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=15535038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15219097A Expired - Fee Related JP3243555B2 (ja) 1997-06-10 1997-06-10 傾斜型エンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3243555B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820986B1 (ko) 2005-10-19 2008-04-08 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 크랭크 케이스 일체형 실린더 블록

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820986B1 (ko) 2005-10-19 2008-04-08 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 크랭크 케이스 일체형 실린더 블록
US7389763B2 (en) 2005-10-19 2008-06-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Cylinder block integrated with crankcase

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10339254A (ja) 1998-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1947319A2 (en) Monolithic cylinder-crankcase
EP0090345A1 (en) Vibration suppression system for diesel engine
JPS6037645U (ja) 往復動内燃機関のバランサ装置
JP3243555B2 (ja) 傾斜型エンジン
ITRM980060A0 (it) Dispositivo di sfiato con separatore d'olio integrato con un basamento di un motore a combustione interna
JP3111845B2 (ja) 内燃機関のチェーンケース構造
TWI359751B (en) Liquid level detection apparatus for engine oil
JPH1162545A (ja) 船外機用dohc型エンジンのブローバイガス還元装置
FR2764001B1 (fr) Carburateur pour un moteur a combustion interne
IT1305593B1 (it) Dispositivo separatore di vapori di olio dal basamento di un motore acombustione interna e collegamento per il ricircolo di tali vapori
JPH09151746A (ja) V型ディーゼルエンジン
JP3094168B2 (ja) エンジン構造
JP2987734B2 (ja) 縦型ガソリンエンジンの燃料供給装置
JP7353215B2 (ja) エンジン
JP2686518B2 (ja) 内燃機関のブリーザ装置
JPS6345561Y2 (ja)
US6305340B1 (en) Slanted internal combustion engine
JPS61291734A (ja) V型内燃機関のガバナ装置
JP2958722B2 (ja) 内燃機関のシリンダヘッドカバー構造
JPS5815625Y2 (ja) 燃料タンク付の頭上弁型強制空冷汎用エンジン
JP3128728B2 (ja) 縦形エンジン
JPH034755Y2 (ja)
JP3129130B2 (ja) 内燃機関のオイルレベルゲージ取付構造
JP3386991B2 (ja) エンジンにおける潤滑油の昇温低減装置
JP2000080923A (ja) 傾斜型エンジン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees