JP3243391B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3243391B2 JP5858195A JP5858195A JP3243391B2 JP 3243391 B2 JP3243391 B2 JP 3243391B2 JP 5858195 A JP5858195 A JP 5858195A JP 5858195 A JP5858195 A JP 5858195A JP 3243391 B2 JP3243391 B2 JP 3243391B2
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    • H01L2221/68322Auxiliary support including means facilitating the selective separation of some of a plurality of devices from the auxiliary support

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  • Die Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイシングされたウェ
ハから半導体チップを取り上げて所定箇所に移送するた
めの半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、半導体装置の製造過程の内
のダイボンド工程では、前工程でウェハのダイシングが
行われ、形成されていた複数の半導体チップが個々に分
割されたウェハが投入される。そして、半導体製造装置
の移送機構によって個々に分割された半導体チップが1
個づつウェハの裏面に貼られたダイシングシートから引
き剥がすようにして取り上げられ、所定箇所へ移送され
る。
【0003】以下、こうした半導体チップの取り上げ移
送を行うための従来の半導体製造装置を、図7及び図8
を参照して説明する。図7は要部の概略を示す断面図で
あり、図8は半導体チップを取り上げる状況を説明する
ために拡大して示す部分断面図である。
【0004】図7及び図8において、1はウェハであ
り、2は半導体チップであり、3はウェハ1の裏面に粘
着剤によって貼り付けられたダイシングシートであり、
4はダイシングシート3の全外周部分に固定されたウェ
ハリングである。ウェハ1は裏面にダイシングシート3
が貼り付けられた状態で複数の半導体チップ2に分割さ
れており、隣接する半導体チップ2との間には隙間5が
形成されている。
【0005】また、6はウェハ1の所定部位をダイシン
グシート3の裏面から吸引し固定する固定用吸着ホルダ
であり、7は固定用吸着ホルダ6に設けられた先端が針
状の突上げピンであり、これは突上げ部材8の上部に取
り付けられ、突上げ部材8の上下動作により固定用吸着
ホルダ6の上面で出没可能となっている。さらに9はウ
ェハ1の上方に固定用吸着ホルダ6に対向して設けら
れ、半導体チップ2を1個づつ吸着して移送する移送コ
レットである。なお、10は固定用吸着ホルダ6の上面
に形成された吸引孔で、固定用吸着ホルダ6内の吸引路
11に連通しており、図示しない吸引源により吸引が行
われる。さらに、12は移送コレット9に設けられた吸
着孔で、図示しない吸引源による吸引によって吸着が行
われる。
【0006】このように構成されたものでは、ウェハ1
からの半導体チップ2の取り上げ、移送は次のようにし
て行われる。すなわち、ウェハ1は裏面に貼られたダイ
シングシート3がウェハリング4に固定され、ウェハリ
ング4が図示しない支持部に固定される。
【0007】この後、取り上げ対象の半導体チップ2の
下側のダイシングシート3の裏面に固定用吸着ホルダ6
の上面を当接し、吸引孔10によって対象とする半導体
チップ2の周囲の半導体チップ2をダイシングシート3
と一緒に吸引し固定する。吸引孔10による吸引を継続
しながら突上げ部材8を動作させることにより、突上げ
ピン7で対象の半導体チップ2を直下のダイシングシー
ト3の裏面から図8に示すように突上げる。この突上げ
ピン7の突上げによってダイシングシート3を突き破
り、半導体チップ2の裏面を直接垂直に持ち上げ、ダイ
シングシート3から半導体チップ2を引き剥がす。
【0008】そして、持ち上げられた半導体チップ2の
直上に移送コレット9を移動させると共に当接させ、吸
着孔12による吸引によって移送コレット9に半導体チ
ップ2を吸着させる。さらに移送コレット9を移動させ
ることによって所定の箇所に半導体チップ2を移送す
る。
【0009】以上の動作を繰り返すことで、ウェハ1の
全取り上げ対象の半導体チップ2のダイシングシート3
からの引き剥がしと移送が行われる。
【0010】しかしながら、上記の従来の技術では、突
上げピン7の突き上げ対象である半導体チップ2の大き
さが小さいときには、ダイシングシート3による粘着面
積が小さく、粘着力も弱いため、突上げピン7によって
ダイシングシート3を突き破り、半導体チップ2を直接
持ち上げることが可能であったが、大形の半導体チップ
2になると粘着面積が大きくなって粘着力が増大し、突
上げピン7によりダイシングシート3を突き破って裏面
を直接垂直に突上げた場合、ダイシングシート3から半
導体チップ2が一部剥がれずに残り、移送コレット9の
吸着による半導体チップ2の取り上げが確実に行われ
ず、取り上げミスを生じる虞があった。
【0011】さらに、ダイシングシート3から半導体チ
ップ2が剥がれるようにするために、突上げピン7によ
る突上げ力を増すようにすると、半導体チップ2の裏面
に直接ダイシングシート3を突き破って加わる応力も増
加する。そして、この応力の増加によって半導体チップ
2の裏面に、突上げピン7による割れ目が生じたり、傷
が付いたりする等の欠陥が発生する虞があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の突
上げピンを用いてウェハから半導体チップを取り上げ移
送する装置では、半導体チップが大形になるにしたがっ
てウェハ裏面のダイシングシートの粘着力が増し、突上
げピンを突上げただけでは半導体チップを剥がすことが
できず、取り上げミスを生じる場合があり、また、取り
上げミスが生じないように突上げに要する力を増大させ
ると、半導体チップの裏面に加わる応力が局部的に増加
して半導体チップに欠陥を生じさせてしまう。このよう
な状況に鑑みて本発明はなされたもので、その目的とす
るところは半導体チップの取り上げ移送の際に、取り上
げミスが少なく、また半導体チップの欠陥発生が少ない
半導体製造装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体製造装置
は、複数の半導体チップに分割されたウェハの裏面に貼
り付けられたダイシングシートの所定半導体チップの周
囲部分を固定する固定部と、所定半導体チップの裏面側
に設けられ互いに先端部が近接するように回動する1対
の押上部材と、ウェハの表面側に配置され所定半導体チ
ップの取り上げを行う移送コレットとを備え、押上部材
を近接する方向へ回動させながら先端部を接触させるよ
うにして所定半導体チップを裏面のダイシングシートと
共に押し上げて該ダイシングシートの引き剥がしを行
い、押し上げられた所定半導体チップを移送コレットで
取り上げるようにしたことを特徴とするものであり、さ
らに、押上部材は、先端部に回動方向に回転可能な回転
体が設けられていることを特徴とするものであり、さら
に、押上部材は、先端部に回動方向に回転するローラー
が設けられていることを特徴とするものであり、さら
に、押上部材は、先端部にボールが装着されていること
を特徴とするものであり、さらに、固定部が、負圧によ
って所定半導体チップ周囲のダイシングシートを吸着し
該固定部の表面に固定するものであることを特徴とする
ものである。
【0014】
【作用】上記のように構成された半導体製造装置は、所
定半導体チップの裏面に貼り付けられたダイシングシー
トの周囲を固定部で固定し、1対の押上部材を回動させ
ることで所定半導体チップの裏面をダイシングシートを
介して押上部材の先端部で押し上げ、所定半導体チップ
からダイシングシートを引き剥がし、移送コレットで取
り上げるようになっている。これにより、押上部材の回
動にともない、押上部材の先端部が所定半導体チップの
外縁部分から中心部分に向かってダイシングシートを引
き伸ばすようにして所定半導体チップを押し上げる。こ
の押し上げと同時に所定半導体チップ裏面のダイシング
シートが外縁部分から徐々に引き剥がされる。1対の押
上部材によって引き剥がしが行われるので、ダイシング
シートは最終的に所定半導体チップの中心部分のみに粘
着していることになり、粘着面積は非常に少なく、粘着
力も小さいものとなる。その結果、移送コレットによる
取り上げが少ない力でできるようになり、取り上げミス
が少なくなると共に、半導体チップに欠陥を発生させる
虞が少なくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例である半導体チップ
の取り上げ移送を行う半導体製造装置を図1乃至図6を
参照して説明する。図1は要部の概略を示す断面図であ
り、図2は部分断面図であり、図3は押上部の斜視図で
あり、図4は半導体チップの取り上げ途中の状態を拡大
して示す部分断面図であり、図5は半導体チップの取り
上げる状態を拡大して示す部分断面図であり、図6は押
上部の変形例の斜視図である。
【0016】図1乃至図5において、21は取り上げ移
送の対象である複数の半導体チップ22が形成されたウ
ェハであり、その裏面にはダイシングシート23が粘着
剤によって貼られており、ダイシングシート23の全外
周部分がウェハリング24に固定されている。また、ウ
ェハ21はダイシングシート23が貼り付けられた状態
で、予めダイシング工程において複数の半導体チップ2
2に分割されている。25はウェハリング24を固定す
る環状の支持部であり、この支持部25にウェハリング
24を固定することによってダイシングシート23は外
周部分が支持部25の凸環状部位26に押し付けられ、
外方に引張されて取り付けられる。これによりダイシン
グシート23上のウェハ21も外方に引張され、複数に
分割された半導体チップ22の隣接するものとの隙間2
7が、ダイシングによって分割された時点より広がった
状態となっている。
【0017】また、28は固定用吸着ホルダ部で、支持
部25に支持されたウェハ21の裏面側下方に位置し図
示しない駆動機構によって進退するように設けられてい
る。そして半導体チップ22を取り上げる際には、その
取り上げ対象の半導体チップ22aの直下のダイシング
シート23の裏面に当接する位置に移動するようになっ
ている。また、この固定用吸着ホルダ部28には上面に
吸引孔29が形成されており、吸引孔29は固定用吸着
ホルダ部28内、及び固定用吸着ホルダ部28の下部に
設けられた支持アーム30内に形成された吸引路31に
連通し、この吸引路31は図示しない吸引源に連通して
いる。
【0018】さらに、固定用吸着ホルダ部28の内部に
は押上機構32が収納されており、押上機構32は上端
部に互いに平行な回動軸33を設けるようにして一対の
押上部材34が回動可能に取り付けられており、回動軸
33は押上部材34の回動アーム35の下部側に設けら
れている。また押上部材34には回動アーム35の上部
側の先端部に、回動軸33と平行に設けられた水平な回
転軸36により自由に回転するようローラー37が軸支
されていると共に、そのローラー37の略半分の部分が
回動アーム35の上端部に露出して設けられている。
【0019】そして押上部材34は、常時はローラー3
7が固定用吸着ホルダ部28の上面から外に突出しない
ように互いのローラー37が離れている、いわゆる回動
アーム35が開いた状態となっている。また、押上機構
32の押し上げ動作は押上部材34が回動することによ
って行われ、押し上げ動作の際には回動アーム35がロ
ーラー37が互いに近接するように近付く方向、すなわ
ち閉じるよう動作し、押上部材34が垂直になりローラ
ー37の固定用吸着ホルダ部28の上面からの突出量が
最大になる位置、あるいはそれを越える位置まで回動す
る。なお、押上部材34は上面からの突出量が最大とな
り押し上げ動作が終了した後には、常時の上面から突出
しない位置まで復帰するようになっている。
【0020】また、38はウェハ21の上方側に配置さ
れ図示しない駆動機構より駆動される移送コレットで、
これには図示しない吸引源に連通する引着孔39が設け
られている。そして、この移送コレット38を固定用吸
着ホルダ部28に対応して取り上げ対象の半導体チップ
22aの直上に移動し、引着孔39を介しての吸引源に
よる吸引を行い、半導体チップ22aを1個づつ吸着し
て取り上げて移送するようになっている。
【0021】以上のように構成されているので、複数の
半導体チップ22が隙間27を設けるようにして分割さ
れたウェハ21から、次のようにして1個づつ半導体チ
ップ22が取り上げられ、移送が行われる。
【0022】すなわち、ダイシングシート23が裏面に
貼り付けられたウェハ21はウェハリング24に固定さ
れ、ウェハリング24が支持部25に固定される。そし
て、取り上げ対象の半導体チップ22aの直下方に固定
用吸着ホルダ部28が位置するようにし、駆動機構によ
って固定用吸着ホルダ部28を進退させてダイシングシ
ート23の裏面に固定用吸着ホルダ部28の上面を当接
させる。
【0023】この後、吸引孔29によって対象の半導体
チップ22aの周囲にある半導体チップ22及びダイシ
ングシート23とを一緒に吸引し、固定用吸着ホルダ部
28の上面に固定する。この時、押上部材34はローラ
ー37が固定用吸着ホルダ部28の上面から外に突出し
ない状態になっている。
【0024】このように吸引により固定した状態で、図
4に示すように駆動機構によって押上機構32の一対の
押上部材34を、回動軸33を中心に回動アーム35を
閉じる方向に回動させる。回動アーム35が回動するこ
とで押上部材34のローラー37が固定用吸着ホルダ部
28の上面から突出し始め、ダイシングシート23を介
して取り上げ対象の半導体チップ22aの押し上げが開
始される。
【0025】これにより押上部材34の先端部が、半導
体チップ22aの外縁部分から中心部分に向かって、半
導体チップ22aの周囲のダイシングシート23を引き
伸ばすようにしながら半導体チップ22aを押し上げ
る。この押し上げと同時に半導体チップ22aの裏面の
ダイシングシート23が外縁部分から徐々に引き剥がさ
れ始める。対をなすローラー37が近付くように移動す
るのにともない引き剥がしが進行し、粘着部分の幅は中
心部分だけの狭いものとなっていく。
【0026】さらに回動アーム35が閉じる方向に回動
することで、ダイシングシート23の引き剥がしと半導
体チップ22aの押し上げが進められる。そして、図5
に示すようにローラー37が固定用吸着ホルダ部28の
上面からの突出量が最大になる位置、もしくはそれを越
える位置まで移動することで、半導体チップ22aの裏
面中心部分を除いてダイシングシート23の引き剥がし
が終了する。この時、ダイシングシート23は半導体チ
ップ22aの裏面中心部分の少ない粘着面積でもって粘
着している。
【0027】これと同時に、押上部材34によって押し
上げられた半導体チップ22aの直上に移動、配置され
た移送コレット38を、その半導体チップ22aに近
接、もしくは当接させ、吸着孔39を介しての吸引源に
よる吸引を行い、取り上げ対象の半導体チップ22aの
吸着がなされ移送コレット38による取り上げが終わ
る。この後、移送コレット38に吸着したままの状態で
取り上げ対象の半導体チップ22aの所定箇所への移送
が行われる。
【0028】そして再び上記工程を繰り返して行うこと
で、次の取り上げ対象の半導体チップ22の取り上げ移
送が実行される。
【0029】この結果、半導体チップ22aの裏面から
のダイシングシート23の引き剥がしが半導体チップ2
2aの中央部分まで行われ、粘着面積が少なくなり粘着
力も減少する。このため、確実に移送コレット38によ
る吸着、取り上げが実行でき、半導体チップ22aの取
り上げミスを生じる虞が非常に減少する。
【0030】また、半導体チップ22aの裏面からダイ
シングシート23を引き剥がす際、半導体チップ22a
に局部的に応力を集中させることなく、徐々に周囲から
中心部分に向かって引き剥がしが行われることになり、
半導体チップ22aに割れ目が生じたり、傷が付いたり
する等の欠陥の発生が低減したものとなる。
【0031】なお、上記実施例においては、押上部材3
4が先端部にローラー37を設けて構成されているが、
これに限定されるものではなくローラー37を他の回転
体に変更してもよい。例えば変形例として図6に示すよ
うに押上部材40が、2つのボール41をその一部が回
動アーム42の先端部に露出すると共に全方向回転可能
に装着するようにして構成されていてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、所定半導体チップの裏面に貼り付けられたダイシン
グシートの周囲を固定部で固定し、1対の押上部材を回
動させることで所定半導体チップの裏面をダイシングシ
ートを介して押上部材の先端部で押し上げ、所定半導体
チップからダイシングシートを引き剥がし、移送コレッ
トで取り上げる構成としたことにより、半導体チップを
取り上げる際の取り上げミスが少なくなると共に、半導
体チップに欠陥を発生させる虞が少なくなる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の概略を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の部分断面図である。
【図3】本発明の一実施例の押上部の斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の半導体チップの取り上げ途
中の状態を拡大して示す部分断面図である。
【図5】本発明の一実施例の半導体チップの取り上げる
状態を拡大して示す部分断面図である。
【図6】本発明の一実施例の押上部の変形例の斜視図で
ある。
【図7】従来例の要部の概略を示す断面図である。
【図8】従来例に係る半導体チップを取り上げ状況を拡
大して示す部分断面図である。
【符号の説明】
21…ウェハ 22,22a…半導体チップ 23…ダイシングシート 28…固定用吸着ホルダ部 29…吸引孔 34…押上部材 37…ローラー 38…移送コレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−326673(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/52 H01L 21/68

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体チップに分割されたウェハ
    の裏面に貼り付けられたダイシングシートの所定半導体
    チップの周囲部分を固定する固定部と、前記所定半導体
    チップの裏面側に設けられ互いに先端部が近接するよう
    に回動する1対の押上部材と、前記ウェハの表面側に配
    置され前記所定半導体チップの取り上げを行う移送コレ
    ットとを備え、前記押上部材を近接する方向へ回動させ
    ながら前記先端部を接触させるようにして前記所定半導
    体チップを裏面の前記ダイシングシートと共に押し上げ
    て該ダイシングシートの引き剥がしを行い、押し上げら
    れた前記所定半導体チップを前記移送コレットで取り上
    げるようにしたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 押上部材は、先端部に回動方向に回転可
    能な回転体が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 押上部材は、先端部に回動方向に回転す
    るローラーが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 押上部材は、先端部にボールが装着され
    ていることを特徴とする請求項1記載の半導体製造装
    置。
  5. 【請求項5】 固定部が、負圧によって所定半導体チッ
    プ周囲のダイシングシートを吸着し該固定部の表面に固
    定するものであることを特徴とする請求項1記載の半導
    体製造装置。
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