JP3243132B2 - 電子機器筐体構造 - Google Patents

電子機器筐体構造

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JP3243132B2
JP3243132B2 JP31412894A JP31412894A JP3243132B2 JP 3243132 B2 JP3243132 B2 JP 3243132B2 JP 31412894 A JP31412894 A JP 31412894A JP 31412894 A JP31412894 A JP 31412894A JP 3243132 B2 JP3243132 B2 JP 3243132B2
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順一 丹治
智広 添田
勝年 吉田
賢了 杉島
英嗣 添田
友信 渡辺
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路ユニットを収容
した筐体フレームを複数個積重ねして使用される電子機
器筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子機器筐体構造とし
て、実開平5−69983号公報に開示された技術があ
る。この開示技術は、底板の端部に一対の端部突出部を
突出させてこれらの端部突出部の間をケーブル配線口に
し、天井板の端部に一対の端部突出部を突出させてこれ
らの端部突出部の間をケーブル配線口にし、左右の支柱
板を断面コ字形状の板材で構成して、この支柱板の内部
空間を前記ケーブル配線口に連通してケーブル挿通空間
を形成して筐体ユニットを構成し、これらの筐体ユニッ
トを積み重ねて下の筐体ユニットの天井板と上の筐体ユ
ニットの底板とをねじで固着して電子機器筐体構造を組
み立てたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子機器筐体構造にあっては、上記の構成を取るた
めにケーブル挿通空間内においてのみケーブルを走行さ
せるようになり、電子機器筐体構造が横方向に連設され
ている場合には隣り合う電子機器筐体内の電子回路ユニ
ット同士をケーブルで接続することができないという問
題点があった。
【0004】また、筐体ユニットを積み重ねて下の筐体
ユニットの天井板と上の筐体ユニットの底板とをねじで
固着して組み立てたものであるために、その組立に工数
がかかり、組立作業性が悪く、省力化の点で問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するもので
あって、筐体構造内を下から上に抜けるケーブル専用の
収容路を設けることにより、電子回路ユニット内にケー
ブルを走らすことが防止できる電子機器筐体構造を提供
することを目的としている。
【0007】また、本発明は、組立の工数を低減するこ
とができて、組立作業性が良好になり、省力化を促進さ
せることができる電子機器筐体構造を提供することを目
的としている。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部に電子回路ユニット若しくは電源の
いずれかを収容する複数の筐体フレームを上下方向に積
み重ねて連結し、最上位の筐体フレーム上に天井板を連
結すると共に、最下位の筐体フレーム下に架台を連結し
て成る複数の電子機器筐体を隣合うように設置して構成
される電子機器筐体構造であって、前記筐体フレームの
各々は、長方形状の前枠部及び後枠部と端子板装着部が
形成された長方形状の一方の側枠部と長方形状の他方の
側枠部とから成り、前記一方の側枠部が前記前枠部及び
前記後枠部の一方の側端部より他方の側に位置し、ま
た、前記他方の側枠部が前枠部及び前記後枠部の他方の
側端部に位置するように形成されており、上面部に他の
筐体フレーム又は前記天井板を連結する上フレーム連結
部を有し、下面部に他の筐体フレーム又は前記架台を連
結する下フレーム連結部を有すると共に、前記前枠部の
一方の側部に隣合う他の筐体フレームに係合する係合部
を備え、且つ、前記前枠部の他方の側部に隣合う他の筐
体フレームの前記係合部材が係合する係合部材を備え、
前記天井板は、下面部に最上位の前記筐体フレームと連
結するための天井板側連結部を有し、前記架台は、上面
部に開口部を形成すると共に、上面部に最下位の前記筐
体フレームと連結するための架台側連結部を有し、且
つ、一の側面部及び他の側面部にケーブルホールを有
し、前記筐体フレームの前記一方の側枠部の前記係合部
と、当該筐体フレームと隣合う他の筐体フレームの前記
他方の側枠部の前記係合部材とを係合して、前記筐体フ
レームの前記一方の側枠部と前記筐体フレームと隣合う
他の筐体フレームの前記他方の側枠部との間でケーブル
収容路が形成されるように前記筐体フレーム同士を横連
結し、当該ケーブル収容路により電子筐体内の上下方向
でケーブルの引き回し可能にし、且つ、前記架台の前記
ケーブルホール及び前記開口部により隣合う電子機器筐
体間でケーブルの引き回し可能にしたことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、前記前枠部の一方の側部
に備えられた前記係合部は、引掛け用孔を有すると共
に、前記前枠部の他方の側部に備えられた前記係合部材
は、当該前枠部の側枠を支点に回動可能な部材であっ
て、前記引掛け用孔に引掛けられる係合溝を有し、前記
筐体フレームと隣合う他の筐体フレームの前記前枠部の
他方の側部に備えられた前記係合部材を回動して、当該
係合部材の前記係合溝を、前記筐体フレームの前記前枠
部の一方の側部に備えられた前記係合部の前記引掛け用
孔に引掛けて、前記筐体フレーム同士を横連結すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明は、更に、前記架台の後側面
と底面とにケーブルホールを設けるか、或いは更に、前
記天井板の上面にケーブルホールを設けた。
【0011】また、本発明は、前記架台側連結部が、架
台の上面部の一側部に設けられた被引掛け部と架台の上
面部の他側部に設けられたねじ止め部とにより構成さ
れ、前記上フレーム連結部が、上面部の一側部に設けら
れた被引掛け部と上面部の他側部に設けられたねじ止め
部とにより構成され、前記下フレーム連結部が、下面部
の一側部に設けられた引掛け部と下面部の他側部に設け
られたフレーム連結用孔とにより構成され、前記天井板
側フレーム連結部が、天井板の下面部の一側部に設けら
れた引掛け部と天井板の下面部の他側部に設けられたね
じ止め部とにより構成されているものである。
【0012】
【作用】かかる構成により、架台を床部に固定した後、
この架台に、架台側連結部、フレーム連結部を介して筐
体フレームを固定し、次に、上に位置する筐体フレーム
と下に位置する筐体フレームとをフレーム連結部を介し
て固定し、次に、最上位の筐体フレームに天井板側連結
部、フレーム連結部を介して天井板を固定した場合、筐
体フレームの収容部は上下に連なって一本の収容路が形
成され、この収容路の下部は架台に設けたケーブルホー
ルに連通すると共に、収容路の上部は天井板に設けたケ
ーブルホールに連通する。
【0013】したがって、架台に設けたケーブルホール
からケーブルを収容路に導入し、架台に設けたケーブル
ホールからケーブルを収容路外に導出することが可能に
なる。このように、筐体構造内を下から上に抜けるケー
ブル専用の収容路を設けることにより、電子回路ユニッ
ト内にケーブルを走らすことが防止できる。
【0014】しかも、前記架台の少なくとも側面と後側
面と底面にケーブルホールを設けることにより、この側
面のケーブルホールを利用して隣り合う電子機器筐体内
の電子回路間を接続することが可能になる。
【0015】また、前記架台側連結部が、架台の上面部
の一側部に設けられた被引掛け部と架台の上面部の他側
部に設けられたねじ止め部とにより構成され、前記フレ
ーム連結部が、筐体フレームの上面部の一側部に設けら
れた被引掛け部と筐体フレームの上面部の他側部に設け
られたねじ止め部と筐体フレームの下面部の一側部に設
けられた引掛け部と筐体フレームの下面部の他側部に設
けられたフレーム連結用孔とにより構成され、前記天井
板側連結部が、天井板の下面部の一側部に設けられた引
掛け部と天井板の下面部の他側部に設けられたねじ止め
部とにより構成されることにより、架台を床部に固定し
た後、筐体フレームの引掛け部を架台の被引掛け部に引
掛けて、この引掛け部分を支点にして回動することによ
り架台上に筐体フレームを重ね、この筐体フレームの下
側のフレーム連結用孔にねじを挿入して架台のねじ止め
部に螺合し、架台に筐体フレームを固定する。
【00161】次に、上に位置する筐体フレームの引掛
け部を下の筐体フレームの被引掛け部に引掛けて、この
引掛け部分を支点にして回動することにより筐体フレー
ム同士を重ね、上の筐体フレームの下側のフレーム連結
用孔にねじを挿入して下の筐体フレームのねじ止め部に
螺合し、筐体フレーム同士を固定する。
【0017】次に、天井板の引掛け部を、最上位の筐体
フレームの被引掛け部に引掛けて、この引掛け部分を支
点にして回動することにより、この天井板を筐体フレー
ムに載せ、この筐体フレームの上側のフレーム連結用孔
から上向きにねじを挿入して、天井板のねじ止め部に螺
合して天井板を筐体フレームに固定する。
【0018】このように、架台と筐体フレームとの連
結、筐体フレーム同士の連結及び筐体フレームと天井板
との連結を、引掛け部を被引掛け部に引掛けて、この引
掛け部分を支点にして回動して、架台に筐体フレームを
載せ、また、筐体フレーム同士を重ね、また、天井板を
筐体フレームに載せるようにしたので、その組立の工数
を低減することができて、組立作業性が良好になり、省
力化を促進させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係わる電子機器筐体構造の
外観図、図2は同電子機器筐体構造の筐体本体の斜視図
である。
【0020】本発明に係わる電子機器筐体構造は、図1
及び図2に示すように、架台2と、筐体フレームである
シングルフレーム7及び筐体フレームであるダブルフレ
ーム8で構成されている筐体本体9と、表戸3と、側板
4と、天井板5と、背面板6とを備えている。
【0021】前記架台2は、図3に示すように上面部2
a、前面部2b、左、右面部2c、2d、後面部2e及
び底面部2fを有しており、左、右面部2c、2dには
ケーブルホール2−3、2−4が、後面部2eにはケー
ブルホール2−5が、底面部2fにはケーブルホール2
−6がそれぞれ設けてあり、この底面部2fには架台固
定用穴2−1が形成してある。また、上面部2aには開
口部2−9が形成してあり、この開口部2−9の前、後
側縁部には折り曲げによる被引掛け部であるフレーム部
2−7が形成してあり、上面部2aにはフレーム連結用
孔2−2が形成してあり、この上面部2aの裏側にはフ
レーム連結用孔2−2に一致させてナット部材(図示せ
ず)が固着してあり、これらでねじ止め部N1を構成し
ている。そして、ケーブルホール2−3、2−4、2−
5はケーブルホール塞ぎ板2−8により塞がれている。
そして、被引掛け部であるフレーム部2−7とフレーム
連結用孔2−2とねじ止め部N1とで架台側連結部を構
成している。
【0022】前記筐体本体9は3つのシングルフレーム
7と1つのダブルフレーム8で構成されている。このシ
ングルフレーム7は、図4乃至図7に示すように長方形
状の前、後枠部7a、7bと、長方形状の左、右枠部7
c、7dとを備えており、この右枠部7dは前、後枠部
7a、7bの右端部より左方に位置していて、右枠部7
dの右方に収容部11を形成している。
【0023】そして、前枠部7aの上、下側部位の左右
及び後枠部7bの上、下側部位の右にはそれぞれフレー
ム連結用孔7−3が形成してある。そして、前枠部7a
の上側部位及び後枠部7bの上側部位の裏側にはフレー
ム連結用孔7−3に一致させてナット部材(図示せず)
が固着してあり、これらでねじ止め部N2を構成してい
る。
【0024】後側枠部7bの上側部位の下縁部の左右に
は被引掛け部であるフレーム溝部7−1が形成してあ
り、また、前側枠部7aの上側部位には表戸引掛け部7
−2が形成してあり、前側枠部7aの下側部位には表戸
載置部7−10が形成してある。また、前、後枠部7
a、7bの左、右側部位の上、下部には図7の(2)に
示すように係合孔部13が形成してある。これらの係合
孔部13は縦孔部13aと横孔部13bとを組み合わ
せ、係合片部13cを形成したものである。また、前側
枠部7aの左、右側部位の中間部には引掛け用孔7−4
が形成してある。
【0025】また、前枠部7aの左側部位の中間部に
は、図7の(3)に示す係合部材である掛け部材15
が、その右端部で支軸用ねじ部材16により旋回可能に
取り付けられており、この掛け部材15は2つの係合溝
部15a、15bを備えている。
【0026】また、シングルフレーム7の左、右枠部7
c、7dの下側部位には、前後に引掛け部7−5が形成
してあり、前枠部7aの右側部位には施錠部材14が前
方に突出するように設けてある。この施錠部材14には
施錠孔14aが形成してある。また、左、右枠部7c、
7dにはユニット取付部材7−6が設けてある。そし
て、被引掛け部であるフレーム溝部7−1フレーム連結
用孔7−3とねじ止め部N2と引掛け部7−5とでフレ
ーム連結部を構成している。
【0027】前記右枠部7dは図8に示すように端子板
装着部10に成されており、この端子板装着部10は、
右枠部7dに設けたプレート12に開口部12A、12
B、12Cを形成し、開口部12Aの縁部に固着された
取付プレート17A、17B、17Cを備えている。取
付プレート17A、17B、17Cには(イ)、
(ロ)、(ハ)、(ニ)で表示する複数の取付孔17−
1が設けてあり、また、プレート12には開口部12
A、12Bに上下に位置させて複数の孔部17−2が設
けてある。なお、プレート12には、ユニット取付部材
7−6を切り曲げ加工により設けることによって成形さ
れる開口部18が設けてある。
【0028】そして、前記端子板装着部10には複数枚
の端子板54が、図9に示すように取付プレート17
A、17Cに、取付孔17−1のうちの(イ)を利用し
てねじ止めされている。なお、取付孔17−1のうちの
(ロ)を利用して端子板54がねじ止めされた場合を図
10に、取付孔17−1のうちの(ハ)を利用してねじ
止めされた場合を図11に、取付孔17−1のうちの
(ニ)を利用して端子板54がねじ止めされた場合を図
12にそれぞれ示す。
【0029】前記シングルフレーム7においては、図1
3に示すように複数枚のプリント回路板(図示せず)を
保持する基板保持ケース45が装着される。この基板保
持ケース45は図13に示すように前面が開口したボッ
クスであり、その左右にブラケット部46を備えてい
る。そして、この基板保持ケース45は、前記シングル
フレーム7内に挿入された後、左右のブラケット部46
が左、右枠部7c、7dのユニット取付部材7−6にね
じ47により固定されてシングルフレーム7に取り付け
てある。なお、前記シングルフレーム7には、基板保持
ケース45の代わりに、電源装置を装着することもでき
る。
【0030】前記ダブルフレーム8は図14に示すよう
に長方形状の前、後枠部8a、8bと、長方形状の左、
右枠部8c、8dとを備えており、このダブルフレーム
8は前記シングルフレーム7の2倍の容積を有してい
る。したがって、前、後枠部8a、8bはシングルフレ
ーム7の前、後枠部7a、7bの2倍の高さを有し、
左、右枠部8c、8dはシングルフレーム7の左、右枠
部7c、7dの2倍の高さを有する。そして、前枠部8
aの右側部位の中間部には接続用部材18が設けてあ
る。また、前記右枠部8dは前、後枠部8a、8bの右
端部より左方に位置していて、右枠部8dの右方に収容
部16を形成している。
【0031】また、前枠部8aの上、下側部位の左右及
び後枠部8bの上、下側部位の右にはそれぞれフレーム
連結用孔8−3が形成してある。そして、前枠部8aの
上側部位及び後枠部8bの上側部位の裏側にはフレーム
連結用孔8−3に一致させてナット部材(図示せず)が
固着してあり、これらでねじ止め部N3を構成してい
る。
【0032】後側枠部8bの上側部位の下縁部の左右に
は被引掛け部であるフレーム溝部8−1が形成してあ
り、また、前側枠部8aの上側部位には表戸引掛け部8
−2が形成してあり、前側枠部8aの下側部位には表戸
載置部8−3が形成してある。また、前、後枠部8a、
8bの左、右側部位の上、下部及び中間部には図に示す
ように係合孔部13が形成してある。また、前側枠部8
aの左、右側部位の中間部には引掛け用孔8−4が形成
してある。そして、被引掛け部であるフレーム溝部8−
1フレーム連結用孔8−3とねじ止め部N3と引掛け部
8−5とでフレーム連結部を構成している。
【0033】また、前枠部8aの左側部位の中間部に
は、図7の(3)に示す係合部材である掛け部材15
が、その右端部で支軸用ねじ部材16により旋回可能に
取り付けられている。
【0034】また、ダブルフレーム8の左、右枠部8
c、8dの下側部位には、前後に引掛け部である引掛部
材8−5が形成してあり、前枠部8aの右側部位の上下
には施錠部材14が前方に突出するように設けてある。
これらの施錠部材14には施錠孔14aが形成してあ
る。また、左、右枠部8c、8dにはユニット取付部材
8−6が設けてある。
【0035】また、前枠部8aの中間部には表戸引掛け
部8−2を構成する引掛け部材20が掛け渡してある。
すなわち、この引掛け部材20は、上部に表戸載置部8
−3を、下部に表戸引掛け部8−2をそれぞれ形成して
おり、その左端部には連結部20aが、右端部にはフッ
ク部20bがそれぞれ形成してある。
【0036】そして、前記引掛け部材20は、その左端
部の連結部20aが前枠部8aの左側部位の中間部に連
結具21を介して固定され、右端部のフック部20bが
前記接続用部材18に設けたねじ部材22に掛けられた
後、このねじ部材22を締め付けることにより前枠部8
aに着脱可能に取り付けてある。
【0037】前記右枠部8dは図15に示すように端子
板装着部28に成されており、この端子板装着部28
は、右枠部8dに設けたプレート29に、上側に位置さ
せて開口部29A、29B、29C、29Dを形成し、
中央に位置させて開口部30A、30B、30Cを形成
し、下側に位置させて開口部31A、31B、31Cを
形成し、上下に位置させて開口部34を形成し、開口部
29A、29B、29C及び開口部31A、31B、3
1Cの縁部に取付プレート27A、27B、27C及び
取付プレート32A、32B、32Cを取り付けたもの
である。そして、取付プレート27A、27B、27C
には(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)で表示する複数の
取付孔33−1が設けてあり、また、プレート29には
開口部29A、29B、29C、開口部30A、30
B、30C及び開口部31A、31B、31Cの上下に
位置させて複数の孔部33−2が設けてある。
【0038】そして、前記端子板装着部28には複数枚
の端子板55が、図16に示すように取付プレート27
A、27C及び取付プレート32A、32Cに、取付孔
33−1のうちの(イ)を利用してねじ止めされてい
る。なお、取付孔33−1のうちの(ロ)を利用して端
子板55がねじ止めされた場合を図17に、取付孔33
−1のうちの(ハ)を利用して端子板55がねじ止めさ
れた場合を図18に、取付孔33−1のうちの(ニ)を
利用して端子板55がねじ止めされた場合を図19にそ
れぞれ示す。
【0039】前記ダブルフレーム8においては、図20
に示すように複数枚の基板(図示せず)を保持する基板
保持ケース48が装着される。この基板保持ケース48
は前面が開口したボックスであり、その左右にブラケッ
ト部49を備えている。そして、この基板保持ケース4
8は、前記ダブルフレーム8内に挿入された後、左右の
ブラケット部49が左、右枠部8c、8dのユニット取
付部材8−6にねじ51により固定されてダブルフレー
ム8に取り付けてある。
【0040】この場合、前記基板保持ケース48がダブ
ルフレーム8に取り付けられた後に、前記引掛け部材2
0が前枠部8aに取り付けられる。この取り付けは、上
記したように、その左端部の連結部20aを前枠部8a
の左側部位の中間部に連結具21を介して固定し、右端
部のフック部20aを前記接続用部材18に設けたねじ
部材22に掛け、その後、このねじ部材22を締め付け
ることにより行われる。
【0041】前記表戸3は図21に示すようにその裏面
の上縁部に、受部3−4を有する上側引掛け部3−1を
有し、また、裏面の左側に横引掛け部3−2を有する。
また、表戸3の裏面の右側には外れ防止部材3−3が固
着してあり、表戸3の裏面の左、右縁側には導電性ゴム
よりなるクッション部材23が取り付けてあり、表戸3
の右側には施錠24が設けてある。そして、表戸3の面
部のした半分には多数の通気孔25が形成してある。
【0042】また、前記側板4は、図22に示すように
その裏面の上、下縁部に左右の爪部4−1を、下縁部に
掛け部4−2をそれぞれ有し、裏面の左右にはゴム製の
弾性足部26が固着してある。
【0043】また、前記天井板5は、図23に示すよう
に前、後面部5a、5bと、左、右面部5c、5dと、
上、下面部5e、5fとを有しており、上面部5eには
右側に寄せてケーブルホール5−1が、下面部5fには
開口部5−2がそれぞれ形成してある。そして、この下
面部5fの前面の左、右隅にはフレーム連結用ネジ孔5
−3が形成してあり、これらでねじ止め部N4を構成し
ている。また、前記開口部5−2の左、右縁部にはリブ
部5−4が形成してあり、開口部5−2の後縁部には左
右に引掛け部5−5が設けてある。また、前記面部5a
には表示部5−6が設けてある。そして、引掛け部5−
5とフレーム連結用ネジ孔5−3とねじ止め部N4とで
天井板側連結部を構成している。
【0044】また、前記後面板6は、図24に示すよう
にその面部の上部の左右に取付用孔6−1を有してお
り、また、裏面の下部の左右に引掛け爪部6−2を有す
る。
【0045】バッテリー棚板35は、図25及び図36
に示すように周部に一部を除いて立上げ部37を形成し
たプレート部36を備えており、このプレート部36の
左右の立上げ部37にはブラケット部38が形成してあ
る。プレート部36にはその中央部から前縁部にかけて
の4組の取付孔39−1、39−2、39−3、39−
4が、プレート部36にはその中央部から右縁部にかけ
ての2組の取付孔39−5、39−6がそれぞれ形成し
てあり、また、プレート部36には取付孔39−5の前
方及び取付孔39−5を挟んだ前後に位置されて左右方
向に長いスリット40−1、40−2が形成してある。
また、プレート部36の右後部に凸部40−3が形成し
てある。
【0046】また、バッテリー棚板35には2種類のバ
ッテリー保持部材41−1、41−2が取り付くように
なっている。一方のバッテリー保持部材41−1は断面
L字形状を成し、その左、右端部に孔42を有してい
る。他方のバッテリー保持部材41−2は、図29に示
すように断面L字形状を成し、その左、右端部に孔43
を有し且つプレート部36に当接する一方の当接側部位
の一端部に曲げ部44を形成したものである。
【0047】バッテリー棚板35には4個のバッテリー
14−1が実装されており、バッテリー保持部材41−
1とバッテリー保持部材41−2が前記取付孔39−
1、39−5を利用してねじにて固定され、バッテリー
14−1の移動防止が図られている。この場合、バッテ
リー保持部材41−2の曲げ部44はスリット40−1
に挿入してある。
【0048】また、バッテリー棚板35へのバッテリー
の実装は、そのバッテリーの大きさにより図26、図2
7、図28に示すようなパターンで行われる。この場
合、図27、図28に示す実装パターンではバッテリー
保持部材41−2の使用が異なる。すなわち、バッテリ
ー保持部材41−2は、その曲げ部44をバッテリー1
4−1の角部に当てた状態でねじにて固定される。
【0049】次に、電子装置筐体構造の組立てを説明す
る。まず、図30に示すように架台2が床部に前記架台
固定用穴2−1を使用してアンカーのような固着用部材
(図示せず)で固定する。
【0050】次に、図30に示すようにシングルフレー
ム7の引掛け部7−5を架台2のフレーム部2−7に引
掛けて、この引掛け部分を支点にして前方に回動するこ
とにより架台2上にシングルフレーム7を重ねる。
【0051】次に、前記シングルフレーム7の下側のフ
レーム連結用孔7−3にねじ60を挿入して架台2のね
じ止め部(フレーム固定用孔2−2とナット部材)N1
に螺合し、架台2にシングルフレーム7を固定する。な
お、フレーム固定用孔2−2にタップをたててねじ孔に
してもよい。
【0052】次に、前記シングルフレーム7に別のシン
グルフレーム7を連結するには、図32に示すように上
のシングルフレーム7の引掛け部7−5を下のシングル
フレーム7の後側枠部7bに引掛けて、この引掛け部分
を支点にして前方に回動することにより、下のシングル
フレーム7の上面部に設けた位置決め突起7−9に上の
シングルフレーム7の前枠部7aの下側部位に設けた位
置決め孔7−10を挿入してシングルフレーム7同士を
重ねる。
【0053】そして、図33に示すように上のシングル
フレーム7の下側のフレーム連結用孔7−3にねじ61
を挿入して下のシングルフレーム7の上面部のねじ止め
部(フレーム連結用孔7−3とナット部材)N2に螺合
し、シングルフレーム7同士を固定する。
【0054】次に、シングルフレーム7にダブルフレー
ム8を、上記したシングルフレーム7同士の連結と同じ
やり方で連結し、このダブルフレーム8にシングルフレ
ーム7を、上記したシングルフレーム7同士の連結と同
じやり方で連結して筐体本体9を組み立てる。
【0055】次に、最上位のシングルフレーム7に天井
板5を連結する。この連結は、図34に示すように天井
板5の左右に設けた引掛け部5−5を、シングルフレー
ム7のフレーム溝部7−1に引掛けて、この引掛け部分
を支点にして前方に回動することにより、この天井板5
をシングルフレーム7に載せ、図35に示すようにシン
グルフレーム7の上側のフレーム連結用孔7−3から上
向きにねじ62を挿入して、天井板5のねじ止め部N4
に螺合して天井板5をシングルフレーム7に固定する。
この場合、ねじ62はシングルフレーム7のねじ止め部
のナット部材のねじ孔より小径のものを用いる。
【0056】上記のように架台2上にシングルフレーム
7、ダブルフレーム8、シングルフレーム7及び天井板
5を組むことにより図2に示すようにシングルフレーム
7及びダブルフレーム8の収容部11、16が上下に連
なって一本の収容路70が形成される。したがって、こ
の収容路70に図41に示すようにケーブル71の束を
走らせることが可能になる。この場合、ケーブル71は
架台2のケーブルホール2−6又は、天井板5のケーブ
ルホール5−1から内部に入る。
【0057】次に、前記シングルフレーム7への側板4
の取り付けが行われる。この側板4の取り付けは、図3
7に示すように側板4の4隅の爪部4−1をシングルフ
レーム7の側面にある係合孔部13へ入れ、側板4を後
方へ移動させて爪部4−1を係合片部13cに係合させ
る。この場合、側板4に設けた弾性足部26がシングル
フレーム7の前、後枠部7a、7bの右側部位に当接し
てガタを無くしている。図37は、シングルフレーム7
の右側への側板の取付けであるが、左側も同部品で同様
の取付けになる。また、ダブルフレーム8の場合も同部
品、同じ組込み方法で左2枚、右2枚の側板4の取付け
が行われる。
【0058】次に、前記シングルフレーム7への表戸3
の取り付けが行われる。この表戸3の取り付けは図38
に示すように、表戸3の横引掛け部3−2をシングルフ
レーム7の前枠部7aの左部位の内側へ引掛け、表戸3
の上側引掛け部3−4をシングルフレーム7の表戸引掛
け部7−2に引掛け、表戸3をシングルフレーム7の左
側へ移動(スライド)させながら、シングルフレーム7
のフレーム面へ表戸3の左右に組込まれているクッショ
ン部材23を密着させ、キー80で施錠24を回転さ
せ、シングルフレーム7の施錠部材14に掛止させる。
【0059】また、ダブルフレーム8の場合は、図20
に示す表戸引掛け部材20を取付けることにより、表戸
3を2枚シングルフレーム7と同様に取付ける。なお、
前記側板4の組込みは、表戸3の取付け以前に行い、表
戸3にて側板4の抜け止めを行う。
【0060】次に、前記シングルフレーム7への背面板
6の取り付けが行われる。この背面板6の取り付けは図
39に示すように、シングルフレーム7の後枠部7bの
左右側部位に設けた孔部7−11に、背面板6の左右の
引掛け爪部6−2を引掛けて取付用孔6−1に挿入して
ねじ73をシングルフレーム7の後枠部7bの左右側部
位に設けたねじ孔7−12に螺合して行う。また、ダブ
ルフレーム8の場合は背面板6を2枚シングルフレーム
7と同様に取付ける。
【0061】上記のように架台2に、シングルフレーム
7及びダブルフレーム8で構成されている筐体本体9と
天井板5とを組み立て、筐体本体9に表戸3と側板4と
背面板6とを組み付けることにより図1に示す電子機器
筐体構造Aが構成される。また、図41、図42、図4
3に示すように電子機器筐体構造Aを横方向に連設する
場合がある。この場合には、図40に示すようにシング
ルフレーム7の左側に掛け部材15を回動して、隣りの
電子機器筐体構造Aの筐体本体9の引掛け用孔7−4に
挿入して係合溝部15a、15bを引掛け、支軸用ねじ
部材16を締付けて筐体本体9間の連結を行う。なお、
ダブルフレーム8の場合も同様であり、2ケ所の掛け部
材15で連結を行なう。
【0062】上記した実施例にあっては、架台2とシン
グルフレーム7との連結、シングルフレーム7同士及び
シングルフレーム7とダブルフレーム8との連結及びシ
ングルフレーム7と天井板5との連結を、引掛け部を被
引掛け部に引掛けて、この引掛け部分を支点にして回動
して、架台2とシングルフレーム7を載せ、また、シン
グルフレーム7同士及びシングルフレーム7とダブルフ
レーム8同士を重ね、また、天井板5をシングルフレー
ム7に載せるようにしたので、その組立の工数を低減す
ることができて、組立作業性が良好になり、省力化を促
進させることができる。
【0063】また、一方の筐体本体9のシングルフレー
ム7(ダブルフレーム8)の係合部材を他方(隣り)の
筐体本体9のシングルフレーム7(ダブルフレーム8)
の係合部に係合させて筐体本体9同士を横方向に繋げる
ことが可能になって、高さ方向に障害物があって電子機
器筐体構造を高くできない場合、電子機器筐体構造を横
に並べて構築することが可能になる。横への設置時には
側板4が最端への組込みができるため側板4の必要枚数
が低減できるとともに、部品の標準化が図れ、経済的に
有効な電子機器筐体を提供できる。
【0064】また、図41のように隣り合う電子機器筐
体構造Aにおいて前記架台2の少なくとも側面のケーブ
ルホール2−3を利用して隣り合う筐体本体9内の電子
回路ユニット間を接続することが可能になる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係わる
発明にあっては、電子回路ユニットを内部に収容した電
子機器筐体構造において、内部に電子回路ユニット及び
電源のいずれかを収容し且つ一側部に収容部を有し且つ
上、下面部にフレーム連結部を有する複数の筐体フレー
ムと、面部に筐体フレームの収容部に連通するケーブル
ホールを有し且つ上面部に筐体フレームのフレーム連結
部に連結する架台側連結部を有する架台と、面部に筐体
フレームの収容部に連通するケーブルホールを有し且つ
下面部に筐体フレームのフレーム連結部に連結する天井
板側連結部を有する天井板とを備えたことにより、架台
を床部に固定した後、この架台にフレーム連結部を介し
て筐体フレームを固定し、次に、上に位置する筐体フレ
ームと下に位置する筐体フレームとをフレーム連結部を
介して固定し、次に、最上位の筐体フレームにフレーム
連結部を介して天井板を固定した場合、筐体フレームの
収容部は上下に連なって一本の収容路が形成され、この
収容路の下部は架台に設けたケーブルホールに連通する
と共に、収容路の上部は天井板に設けたケーブルホール
に連通する。
【0066】したがって、架台に設けたケーブルホール
からケーブルを収容路に導入し、架台に設けたケーブル
ホールからケーブルを収容路外に導出することが可能に
なる。このように、筐体構造内を下から上に抜けるケー
ブル専用の収容路を設けることにより、電子回路ユニッ
ト内にケーブルを走らすことが防止できる。
【0067】また、本発明は、前記架台の少なくとも側
面と後側面と底面にケーブルホールを設けたことによ
り、この側面のケーブルホールを利用して隣り合う電子
機器筐体内の電子回路ユニット間を接続することが可能
になる。
【0068】また、本発明は、前記架台側連結部が、架
台の上面部の一側部に設けられた被引掛け部と架台の上
面部の他側部に設けられたねじ止め部とにより構成さ
れ、前記フレーム連結部が、筐体フレームの上面部の一
側部に設けられた被引掛け部と筐体フレームの上面部の
他側部に設けられたねじ止め部と筐体フレームの下面部
の一側部に設けられた引掛け部と筐体フレームの下面部
の他側部に設けられたフレーム連結用孔とにより構成さ
れ、前記天井板側連結部が、天井板の下面部の一側部に
設けられた引掛け部と天井板の下面部の他側部に設けら
れたねじ止め部とにより構成されるために、架台を床部
に固定した後、筐体フレームの引掛け部を架台の被引掛
け部に引掛けて、この引掛け部分を支点にして回動する
ことにより架台上に筐体フレームを重ね、この筐体フレ
ームの下側のフレーム連結用孔にねじを挿入して架台の
ねじ止め部に螺合し、架台に筐体フレームを固定する。
【0069】次に、上に位置する筐体フレームの引掛け
部を下の筐体フレームの被引掛け部に引掛けて、この引
掛け部分を支点にして回動することにより筐体フレーム
同士を重ね、上の筐体フレームの下側のフレーム連結用
孔にねじを挿入して下の筐体フレームのねじ止め部に螺
合し、筐体フレーム同士を固定する。
【0070】次に、天井板の引掛け部を、最上位の筐体
フレームの被引掛け部に引掛けて、この引掛け部分を支
点にして回動することにより、この天井板を筐体フレー
ムに載せ、この筐体フレームの上側のフレーム連結用孔
から上向きにねじを挿入して、天井板のねじ止め部に螺
合して天井板を筐体フレームに固定する。
【0071】このように、架台と筐体フレームとの連
結、筐体フレーム同士の連結及び筐体フレームと天井板
との連結を、引掛け部を被引掛け部に引掛けて、この引
掛け部分を支点にして回動して、架台に筐体フレームを
載せ、また、筐体フレーム同士を重ね、また、天井板を
筐体フレームに載せるようにしたので、その組立の工数
を低減することができて、組立作業性が良好になり、省
力化を促進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器筐体構造の外観図であ
る。
【図2】同電子機器筐体構造の筐体本体の斜視図であ
る。
【図3】架台2の斜視図である。
【図4】筐体ユニット(シングルフレームの場合)の分
解斜視図である。
【図5】同筐体ユニット(シングルフレームの分解を含
む)の分解斜視図である。
【図6】シングルフレームの場合の分解斜視図である。
【図7】(1)はシングルフレームの場合の斜視図であ
る。 (2)は(1)のB部の拡大図である。 (3)は(1)のC部の拡大図である。
【図8】シングルフレームの端子板取付部の正面図であ
る。
【図9】シングルフレームの端子板取付部における他の
端子板配置パターンの正面図である。
【図10】シングルフレームの端子板取付部における他
の端子板配置パターンの正面図である。
【図11】シングルフレームの端子板取付部における他
の端子板配置パターンの正面図である。
【図12】シングルフレームの端子板取付部における他
の端子板配置パターンの正面図である。
【図13】シングルフレームと基板保持ケースとの連結
前の斜視図である。
【図14】ダブルフレームの斜視図である。
【図15】ダブルフレームの端子板取付部の正面図であ
る。
【図16】ダブルフレームの端子板取付部における端子
板配置パターンの正面図である。
【図17】ダブルフレームの端子板取付部における他の
端子板配置パターンの正面図である。
【図18】ダブルフレームの端子板取付部における他の
端子板配置パターンの正面図である。
【図19】ダブルフレームの端子板取付部における他の
端子板配置パターンの正面図である。
【図20】ダブルフレームと基板保持ケースとの連結前
の斜視図である。
【図21】表戸の裏側から見た斜視図である。
【図22】側板の裏側から見た斜視図である。
【図23】天井板の下側から見た斜視図である。
【図24】背面板の裏側から見た斜視図である。
【図25】バッテリー棚板におけるバッテリー実装状態
の平面図である。
【図26】バッテリー棚板における他のバッテリー実装
状態の平面図である。
【図27】バッテリー棚板における他のバッテリー実装
状態の平面図である。
【図28】バッテリー棚板における他のバッテリー実装
状態の平面図である。
【図29】(1)、(2)はバッテリー保持部材の斜視
図である。
【図30】架台にシングルフレームを取り付ける初期工
程を示す斜視図である。
【図31】架台にシングルフレームを取り付ける後期工
程を示す斜視図である。
【図32】シングルフレームにシングルフレームを取り
付ける初期工程を示す斜視図である。
【図33】シングルフレームにシングルフレームを取り
付ける後期工程を示す斜視図である。
【図34】シングルフレームに天井板を取り付ける初期
工程を示す斜視図である。
【図35】シングルフレームに天井板を取り付ける後期
工程を示す斜視図である。
【図36】シングルフレームにバッテリー棚板を取り付
ける初期工程を示す斜視図である。
【図37】(1)はシングルフレームに側板を取り付け
る初期工程を示す斜視図である。 (2)は(1)のP部の拡大図である。
【図38】シングルフレームに表戸を取り付ける初期工
程を示す斜視図である。
【図39】シングルフレームに背面板を取り付ける初期
工程を示す斜視図である。
【図40】シングルフレーム同士を連結した状態の斜視
図である。
【図41】本発明に係る電子機器筐体構造の組み合わせ
の一例を示す斜視図である。
【図42】本発明に係る電子機器筐体構造の組み合わせ
の他の例を示す正面図である。
【図43】本発明に係る電子機器筐体構造の組み合わせ
の他の例を示す正面図である。
【符号の説明】
A 電子機器筐体構造 2 架台 2−7 引掛け部 3 表戸 4 側板 5 天井板 6 背面板 7 シングルフレーム(筐体フレーム) 7−1 被引掛け部 7−3 フレーム連結用孔 7−5引掛け部 8 ダブルフレーム(筐体フレーム) 8−1 被引掛け部 8−3 フレーム連結用孔 8−5 引掛け部 N1 ねじ止め部 N2 ねじ止め部 N3 ねじ止め部 N2 ねじ止め部 N4 ねじ止め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉島 賢了 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 添田 英嗣 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 渡辺 友信 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (56)参考文献 特開 平1−201998(JP,A) 特開 昭61−256797(JP,A) 特開 平6−90089(JP,A) 特開 平5−289422(JP,A) 実開 平5−69983(JP,U) 実開 平2−131386(JP,U) 実開 昭63−15096(JP,U) 実開 平2−146905(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/18 H05K 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電子回路ユニット若しくは電源の
    いずれかを収容する複数の筐体フレームを上下方向に積
    み重ねて連結し、最上位の筐体フレーム上に天井板を連
    結すると共に、最下位の筐体フレーム下に架台を連結し
    て成る複数の電子機器筐体を隣合うように設置して構成
    される電子機器筐体構造であって、 前記筐体フレームの各々は、長方形状の前枠部及び後枠
    部と端子板装着部が形成された長方形状の一方の側枠部
    と長方形状の他方の側枠部とから成り、前記一方の側枠
    部が前記前枠部及び前記後枠部の一方の側端部より他方
    の側に位置し、また、前記他方の側枠部が前枠部及び前
    記後枠部の他方の側端部に位置するように形成されてお
    り、上面部に他の筐体フレーム又は前記天井板を連結す
    る上フレーム連結部を有し、下面部に他の筐体フレーム
    又は前記架台を連結する下フレーム連結部を有すると共
    に、前記前枠部の一方の側部に隣合う他の筐体フレーム
    に係合する係合部を備え、且つ、前記前枠部の他方の側
    部に隣合う他の筐体フレームの前記係合部材が係合する
    係合部材を備え、 前記天井板は、下面部に最上位の前記筐体フレームと連
    結するための天井板側連結部を有し、 前記架台は、上面部に開口部を形成すると共に、上面部
    に最下位の前記筐体フレームと連結するための架台側連
    結部を有し、且つ、一の側面部及び他の側面部にケーブ
    ルホールを有し、 前記筐体フレームの前記一方の側枠部の前記係合部と、
    当該筐体フレームと隣合う他の筐体フレームの前記他方
    の側枠部の前記係合部材とを係合して、前記筐体フレー
    ムの前記一方の側枠部と前記筐体フレームと隣合う他の
    筐体フレームの前記他方の側枠部との間でケーブル収容
    路が形成されるように前記筐体フレーム同士を横連結
    し、当該ケーブル収容路により電子筐体内の上下方向で
    ケーブルの引き回し可能にし、且つ、前記架台の前記ケ
    ーブルホール及び前記開口部により隣合う電子機器筐体
    間でケーブルの引き回し可能にしたことを特徴とする電
    子機器筐体構造。
  2. 【請求項2】 前記前枠部の一方の側部に備えられた前
    記係合部は、引掛け用孔を有すると共に、前記前枠部の
    他方の側部に備えられた前記係合部材は、当該前枠部の
    側枠を支点に回動可能な部材であって、前記引掛け用孔
    に引掛けられる係合溝を有し、 前記筐体フレームと隣合う他の筐体フレームの前記前枠
    部の他方の側部に備えられた前記係合部材を回動して、
    当該係合部材の前記係合溝を、前記筐体フレームの前記
    前枠部の一方の側部に備えられた前記係合部の前記引掛
    け用孔に引掛けて、前記筐体フレーム同士を横連結する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体構造。
  3. 【請求項3】 更に、前記架台の後側面と底面とにケー
    ブルホールを設けたことを特徴とする請求項1記載の電
    子機器筐体構造。
  4. 【請求項4】 更に、前記天井板の上面にケーブルホー
    ルを設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐
    体構造。
  5. 【請求項5】 前記架台側連結部が、架台の上面部の一
    側部に設けられた被引掛け部と架台の上面部の他側部に
    設けられたねじ止め部とにより構成され、 前記上フレーム連結部が、上面部の一側部に設けられた
    被引掛け部と上面部の他側部に設けられたねじ止め部と
    により構成され、前記下フレーム連結部が、下面部の一
    側部に設けられた引掛け部と下面部の他側部に設けられ
    たフレーム連結用孔とにより構成され、前記天井板側フ
    レーム連結部が、天井板の下面部の一側部に設けられた
    引掛け部と天井板の下面部の他側部に設けられたねじ止
    め部とにより構成されている請求項1又は請求項2又は
    請求項3又は請求項4記載の電子機器筐体構造。
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