JP3242687B2 - パンチプレス - Google Patents

パンチプレス

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JP3242687B2
JP3242687B2 JP03317492A JP3317492A JP3242687B2 JP 3242687 B2 JP3242687 B2 JP 3242687B2 JP 03317492 A JP03317492 A JP 03317492A JP 3317492 A JP3317492 A JP 3317492A JP 3242687 B2 JP3242687 B2 JP 3242687B2
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稔 早川
純 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチプレスに係
り、更に詳細には、下部金型ホルダの上面に落下した切
粉,粉塵等を排除する機構を備えたパンチプレスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスの上,下部
タレットの円周上に設けたパンチとダイを交換する際、
例えば、ツール把持部を有した金型アームでもって、パ
ンチ,ダイを装着したパンチホルダとダイホルダを一緒
に交換するものが知られている。
【0003】ところで、上述した従来のタレットパンチ
プレスの上,下部タレットに装着されたパンチ,ダイを
備えたパンチホルダとダイホルダを交換する際、特にダ
イホルダを交換する際には、上方より打抜き加工時に発
生したヒゲ状の切粉,粉塵等がダイホルダの摺動部に落
ちてかじりつき、挿脱不能となり自動運転に支障をきた
ことがあるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、下部タレットあるいは下部金型ホルダ上に落下し
た切粉、粉塵を排出し、作業性の向上を図ったパンチプ
レスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、パンチプレスにおけるフレームに
スイングシリンダを装着して設け、このスイングシリン
ダに上下動自在に備えたピストンロッドの先端部に、下
側にエアー噴出口を備えたエアーパイプを水平にかつ旋
回自在に設け、前記ピストンロッドの上下動によって前
記エアーパイプを前記パンチプレスにおける金型ホルダ
の側方の待機位置へ位置決め自在かつ旋回時に下部金型
ホルダの上面を水平に通過して上記上面へエアーを噴出
する構成としてなるものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、タレットパンチプレスと交換用パ
ンチ,ダイを支承した複数の金型ホルダを収納したスト
ッカについては、既に公知の構成のものであるため詳細
な図示と説明を省略する。
【0009】図4を参照するに、タレットパンチプレス
1は、門型形状のフレーム3を備えており、このフレー
ム3には回転自在な上,下部タレット5,7が支承され
ている。この上,下部タレット5,7の円周上にはそれ
ぞれ相対応した位置にパンP,ダイDが装着されてい
る。
【0010】前記上,下部タレット5,7には、加工位
置9と、パンチP,ダイDを交換する金型交換位置11
が設けられ、前記加工位置9の上方におけるフレーム3
には、パンチPを打撃するため図示省略のすでに公知の
駆動装置によりストライカが上下動自在に設けられてい
る。
【0011】前記上,下部タレット5,7を囲繞してセ
ンタテーブル13が固定して配置されていると共に、セ
ンタテーブル13の両側にはフロントサイドテーブル1
5、リヤサイドテーブル17がY軸方向(図4において
斜め前後方向)へ移動自在に配置されている。センタテ
ーブル13に跨がってフロント、リヤサイドテーブル1
5,17の左端にはX軸方向へ延伸したY軸方向へ移動
自在なキャレッジベース19が設けられている。
【0012】このキャレッジベース19にはX軸方向へ
移動自在なキャレッジ21が設けられており、このキャ
レッジ21にはワークWをクランプする複数のワークク
ランプ23が備えられている。なお、キャレッジベース
19およびキャレッジ21は、図示省略のすでに公知で
あるボールねじ、サーボモータなどによってY軸方向な
らびにX軸方向へ移動されるが詳細な構成の説明は省略
する。
【0013】上記構成により、キャレッジベース19を
フロント,リヤサイドテーブル15,17と一緒にY軸
方向へ、キャレッジ21をX軸方向へ移動せしめること
により、ワーククランプ23にクランプされたワークW
はX軸,Y軸方向へ移動し、ワークWの所望位置が加工
位置9に位置決めされる。ワークWの所望位置が加工位
置9に位置決めされると、上,下部タレット5,7が回
動して所望のパンチP,ダイDが加工位置9に割出され
て、ストライカの上下動によってパンチPとダイDとの
協働でワークWの所望位置にパンチング加工が行なわれ
ることになる。
【0014】前記タレットパンチプレス1におけるフレ
ーム3の近傍、例えば図4において左方には交換用パン
チ,ダイを支承した複数の金型ホルダ25を収納したス
トッカ27が配置されている。このストッカ27は、架
台29上に立設された支柱31にストッカベース33が
回転自在に装着され、ストッカベース33上に前記金型
ホルダ25が複数収納されている。
【0015】ストッカ27と前記タレットパンチプレス
1の金型交換位置11との間に、Y軸方向へ往復動自在
な金型自動交換装置35が設けられている。この金型自
動交換装置35の一部である走行装置37は、前記スト
ッカ27を装備したフレーム39の上下部にY軸方向へ
延伸した上部フレーム39Uと下部フレーム39Dとが
設けられている。
【0016】上,下部のフレーム39Uと39Dには、
走行ブロック(図示省略)がY軸方向へ移動自在に設け
られ、この走行ブロックに回転駆動軸(図示省略)を貫
通した支柱41が固着されている。
【0017】支柱41には、パンチ交換ハンド43とダ
イ交換ハンド45とが、回転と上下動自在に装着されて
いて、支柱41は内部を貫通した回転駆動軸の上下両端
に係止されたピニオン(図示省略)が、前記上,下部フ
レーム39U,39DにY軸方向へ水平に設けた上,下
部ラック47U,47Dに噛合されている。
【0018】上記構成により、図示を省略した電動機等
によりピニオンを回転させると、ピニオンはラック47
U,47Dに噛合しているのでY軸方向へ移動する。こ
の際、ピニオンは回転駆動軸の上下端に設けられている
ので、回転駆動軸は垂直状態で同調してY軸方向へ移動
することができる。すなわち、回転駆動軸が内蔵されて
いる支柱41がY軸方向へ円滑に移動されることにな
る。
【0019】前記支柱41の上下端には円盤49が設け
られていて、この円盤49に走行用ケーブル51と旋回
用ケーブル53と上下移動用ケーブル55が装着されて
いて、前記パンチ交換ハンド43とダイ交換ハンド45
に設けた電気機器あるいは流体作動機器への配線、配管
部材が接続されている。
【0020】次に、この実施例の主要部であるタレット
パンチプレス1の下部金型ホルダ57の上面を清掃する
エアーブローについて詳細に説明する。
【0021】図1,図2および図3を参照するに、上,
下部タレット5,7を備えたタレットパンチプレス1の
フレーム3において、下部タレット7の下側のフレーム
3を構成する側板にブラケット59が突設されている。
このブラケット59の側面にシリンダ支持部材61が一
体的に固着され、シリンダ支持部材61には、スイング
シリンダ63が垂設されている。このスイングシリンダ
63は前後進と旋回機能を備えたもので、その構成は既
に公知のものであるため説明を省略する。
【0022】スイングシリンダ63のピストンロッド6
5の先端にはブロック67が装着され、このブロック6
7に設けた穴69にエアーパイプ71が挿入されてビス
73にて固定されている。このエアーパイプ71には、
多数のエアー噴出口75が下部タレット7の上面に向っ
てエアーを噴射できる位置に形成されている。
【0023】上記構成により、その作用としては、エア
ーパイプ71の待機位置としては、図1に2点鎖線で示
されているT位置、図2において実線で示されているT
位置にある。すなわち、エアーパイプ71は下部タレッ
ト7より離れた下方向に位置決めされている。
【0024】この待機位置よりスイングシリンダ63を
作動させ、ピストンロッド65を突出させる。ピストン
ロッド65の突出限、すなわち、ピストンロッド65に
装着されたエアーパイプ71の位置は、上,下部タレッ
ト5,7の隙間に位置して旋回時に上,下部タレット
5,7に当接しない位置にある。そしてスイングシリン
ダ63を180°旋回させる。なお、旋回時に図外の圧
縮空気源より圧縮空気をエアーパイプ71内へ送り、エ
アーパイプ71に形成した複数個のエアー噴出口75よ
り圧縮空気を、下部タレット7の上面へ噴射する。
【0025】而して、打抜き加工時に発生したヒゲ状の
切粉や粉塵が、下部金型ホルダ57を備えた下部タレッ
ト7の上面に溜っても、圧縮空気により吹き飛ばされて
排出されるので、下部金型ホルダ57を交換する際、摺
動面に切粉,粉塵等が入り込まず、かじり付きをなく
し、作業性の向上を図ることができる。
【0026】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。下部金型ホルダ57
に溜った切粉や粉塵を吹き飛ばす例で説明したが、下部
タレット7に溜った切粉や粉塵を吹き飛ばすのにも対応
可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、パンチプレスのフレーム
3に装着したスイングシリンダ63における上下動自在
なピストンロッド65の先端部に、下側にエアー噴出口
75を備えたエアーパイプ71を水平にかつ旋回自在に
設け、前記ピストンロッド65の上下動によってパンチ
プレスの金型ホルダの側方の待機位置へ前記エアーパイ
プ71を位置決め自在かつ旋回時には下部金型ホルダの
上面を水平に通過して上面へエアーを噴射する構成とし
てなるものであるから、パンチプレスにおけるワークク
ランプ等の位置に拘りなく必要に応じてエアーパイプ7
1を水平に旋回してパンチプレスにおける下部金型ホル
ダの上面へエアーを噴射して切粉や粉塵等の除去を行う
ことができるものである。
【0028】したがって、本発明によればダイやダイホ
ルダの交換時に切粉等がダイホルダの摺動部に落下する
ことを防止することができることは勿論のこと、例えば
ダイ,ダイホルダの上面を清掃することができ、ワーク
クランプによってクランプされ移動位置決めされるワー
クの下面にダイ等の上面に位置する切粉等によって擦り
傷を生じることを抑制することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、下部タレットの上面
を清掃するエアーパイプ装置の正面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1における右側より見た側面図である。
【図4】この発明を実施する一実施例のタレットパンチ
プレスとストッカとの間に金型自動交換装置を往復動自
在に設けた斜視図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 7 下部タレット 57 下部金型ホルダ 71 エアーパイプ 75 エアー噴出口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレスにおけるフレーム(3)に
    スイングシリンダ(63)を装着して設け、このスイン
    グシリンダ(63)に上下動自在に備えたピストンロッ
    ド(65)の先端部に、下側にエアー噴出口(75)を
    備えたエアーパイプ(71)を水平にかつ旋回自在に設
    け、前記ピストンロッド(65)の上下動によって前記
    エアーパイプ(71)を前記パンチプレスにおける金型
    ホルダの側方の待機位置へ位置決め自在かつ旋回時に下
    部金型ホルダの上面を水平に通過して上記上面へエアー
    を噴出する構成としてなることを特徴とするパンチプレ
    ス。
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