JP3242675B2 - 血液透析用の透析膜 - Google Patents

血液透析用の透析膜

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JP3242675B2
JP3242675B2 JP12078691A JP12078691A JP3242675B2 JP 3242675 B2 JP3242675 B2 JP 3242675B2 JP 12078691 A JP12078691 A JP 12078691A JP 12078691 A JP12078691 A JP 12078691A JP 3242675 B2 JP3242675 B2 JP 3242675B2
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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリサッカライドエー
テルからなる、平面状シート、管状シート又は中空繊維
の形の血液透析用の透析膜に関する。
【0002】
【従来の技術】血液透析用の透析膜には、膜のかたわら
を流れすぎる血液をできるだけ損なわないために生物適
応性に関して非常に高い要求が課せられる。その場合、
生物適応性の主要因子は血液凝固、白血球減少症及び補
体活性化である。
【0003】西独特許(DE−OS)第3524596
号明細書から、改良された生物適応性を有する透析膜が
すでに公知であり、これは、すでに、血液凝固、白血球
減少症及び補体活性化を甚大な規模で減少させており、
平均置換度が0.02〜0.07である変性セルロース
により優れている。変性セルロースからなる公知の透析
膜は式: Cellulose−R′−X−Y [式中、
【0004】
【化2】
【0005】R′は、C−原子合計1〜25個を有する
アルキレン基及び/又はシクロアルキレン基及び/又は
アリーレン基を表わし、R″は、水素原子又はRを表わ
し、かつRは、C−原子1〜5個を有するアルキル基及
び/又はシクロアルキル基及び/又はアリール基を表わ
す]により示される構造を有する変性セルロースを有す
るのが有利である。
【0006】合成もしくは天然ポリマーからの透析膜
は、人工腎臓中に使用の際に非常に容易に、相応する医
学的処置により十分に阻止される血液凝固をひきおこし
うるという事実と並び、再生セルロースからなる膜を有
する透析器を用いる腎臓病の透析処理の際に、透析処理
の最初の頃に一過性の白血球減少が現われる。この作用
は、白血球減少症とみなされる。
【0007】白血球減少症は、血液循環中の白血球(we
isse Blutkoerper)数の低下のことである。人間の場
合、白血球数は約4000〜12000細胞/mm3
ある。透析の際の白血球減少症は、処置の開始後15〜
20分間に最も強く現われ、その際好中球(これは中性
又は同時の酸性及び塩基性色素によって着色可能な白血
球である)は、ほぼ完全に消滅しうる。その後、白血球
数は約1時間かかって再び殆んど最初の値まで回復する
か、又はこれをこえる。白血球の回復後に新しい透析器
が接続されると、再び白血球減少症が同じ程度に生じ
る。
【0008】セルロース膜は、はっきりとした白血球減
少症をひきおこす。白血球減少症の臨床的な意味あいが
学問的に明らかにされていない場合でも、白血球減少症
の作用を示さず、それにより再生セルロースからの透析
膜の他の非常に所望の特性を損なうことのない血液透析
用の透析膜への需要が存在する。
【0009】再生セルロースからの膜を用いる血液透析
の際に、白血球減少症と並び、明らかな補体−活性化が
確認された。血清内部の補体−系は、複合の、多くの成
分から成る血漿酵素系であり、これは侵入する異細胞
(バクテリア等)による損傷を防衛する種々な方法に役
立つ。侵入する有機体に対する抗体が存在する場合は、
この抗体と異細胞の抗原構造との複合体によって補体特
異的に活性化されえ、他の場合は、この補体活性化は異
細胞の特別な表面特徴により、選択的な方法で行われ
る。この補体系は多数の血漿蛋白質に基づく。活性化後
に、この蛋白質は特異的に、特定の順番で相互に反応
し、最後に異細胞を破壊する細胞損傷性複合体が形成さ
れる。
【0010】個々の成分からペプチドが遊離され、これ
は、炎症症状をひきおこし、場合によっては生体にとり
望ましくない病的結果を有することもある。再生セルロ
ースからの血液透析膜の場合、この活性化は二者択一の
方法で生じることが想定される。この補体−活性化は補
体フラグメント(Komplement −Fragmente)C3a及び
C5aの測定により客観的に確認される。
【0011】これに関しては、次の文献が参照される:
D.E.チェノウェス et al、キドニー・インターナ
ショナル(D.E.Chenoweth et al., Kidney Interna
tional)第24巻、764頁以降、1983及びD.
E.チェノウェス、アサイオージャーナル(D.E.Ch
enoweth,Asaio−Journal)第7巻、44頁以降、198
4。
【0012】本発明の領域中で、フラグメントC5aに
基づく補体活性化が評定された。そのために、試験管中
で、ヘパリン化された血漿300mlを100ml/分
の血漿流とともに効果的交換面1m2 を有する透析器を
通し4時間にわたり再循環させた。血漿中でC5a−フ
ラグメントはRIA−法(アプジョン−テスト:Upjohn
−Test)を用いて測定した。各々の測定時点での相対的
補体−活性化は、試料採取の時点での濃度と初期値との
パーセント比の形成によって算出した。判定には再循環
4時間後の測定値が関係した。平面膜をヘパリン化され
た血漿と共に3時間恒温保持し、引き続いてC5a−フ
ラグメントを測定した。
【0013】長期の透析患者の場合、再生セルロースの
膜の使用によりβ−2−ミクログロブリン濃度の上昇が
みられ、このことは、分子量1000〜20000の範
囲にあるこの膜がわずかに透過性であり、従って透析の
際にミクログロブリンは十分な量除去されないことに帰
する。再生セルロースからの慣用の膜に、β−2−ミク
ログロブリンは言うに値する量では吸着されない。しか
しながら、予期せぬ方法で、本発明によるセルロース誘
導体はこれに寄与できる。
【0014】平均重合度DPはキュエン液(Cuen−Loes
ung)中でDIN54270により測定した。エーテル
化度は置換基に対して公知でありかつ典型的である分
析、例えばケルダール法により窒素を、シェニガー(Sc
hoeniger)法により硫黄を、又はモリブデン酸塩法(Mo
lybdatmethode)によりリンを分析した結果に基づい
て、場合によってはケン化の前後の差から測定された。
【0015】その間に、西独特許(DE−OS)第35
24596号明細書によれば、特にポリサッカライドエ
ーテルの場合にはっきりとした程度に生じるヘパリン吸
着を避けることが望ましいと確認された。更に、膜の所
望の特性を損なうことなくモジュールを申し分なく浄化
でき、かつ殺菌できる場合には、当然、有意義でかつ代
替可能である膜モジュール(Membranmodule)は、費用
削減のために多方面で使用されるように努められる。
【0016】しかしながら再使用の準備のために従来使
用された方法では、生物適応性のために基準となる因子
がはっきりと損なわれ、蒸気殺菌は膜を黄色化させた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】すでにポリサッカライ
ドエーテル及び良好な生物適応性特性を有する透析膜が
公知であるにもかかわらず、これらを更に改良すべき必
要性が存在する。従って本発明の課題は、ポリサッカラ
イドエーテルからなる生物適応性の透析膜の場合に、ヘ
パリンの吸着を十分に回避し、かつ蒸気殺菌及び再使用
のために必要な処理による被害を阻止することであっ
た。
【0018】
【課題を解決するための手段】上位概念による透析膜の
場合に、この課題は、ポリサッカライドエーテルが式:
【0019】
【化3】
【0020】[式中Cellは、各々ヒドロキシル基を
有さない変性されていないセルロース分子又はキチン分
子の骨格であり、sは変成されていないセルロース分子
では3、キチン分子では2であり、xは0.08〜(s
−0.4)の範囲にあるエーテル化度に相応し、Rは、
C−原子5〜40個を有する、場合により置換されてい
るアルキル−、アルケニル−及び/又はアルキニル−及
び/又はシクロアルキル及び/又はシクロアルケニル−
及び/又はシクロアルキニル−及び/又はアリールアル
キル−及び/又はアリールアルケニル−及び/又はアリ
ールアルキニル−及び/又はビスアリールアルキル−及
び/又はビスアリールアルケニル−及び/又はビスアリ
ールアルキニル−基及び/又は縮合された(場合により
置換されている)芳香族化合物の基及び/又はヘテロ環
式(場合により置換されている)化合物の基である]に
より示される構造を有することにより解決される。
【0021】有利な実施形は、請求項2〜7中で特色ず
けられる。例えば基Rの置換によって膜材料の特性、例
えば特定のセルロース溶剤中での溶解度が影響される。
従ってある実施形によれば、置換基が非イオン性基、例
えばハロゲン−及び/又はニトリル−及び/又はニトロ
−及び/又はR′O−及び/又はR′S−及び/又は
R′CO−及び/又はR′CS−及び/又はR′SO−
及び/又はR′SO2 −及び/又はエステル基(R′=
H又はR)であるようなポリサッカライドエーテルが有
利である。
【0022】本発明による分析膜は、公知法で水性又は
非水性セルロース溶液中での溶液からのポリサッカライ
ドエーテルの再生により形成される。
【0023】他の有利な実施形では、置換基はイオン性
基、例えばカルボキシル−及び/又はホスホネート−及
び/又はシリケート−及び/又はスルホネート基であ
る。本発明により、Rがベンジル−、メチルベンジル
−、クロルベンジル−、ヘキシル−、ドデシル−、ヒド
ロキシドデシル−、オクタデシル基、場合により置換さ
れたものに相応するようなポリサッカライドエーテルが
有利である。
【0024】これらの基の選択により、再使用のための
処理の際の透析膜の損傷は、特定の範囲で阻止される。
【0025】本発明の特別な実施形では、エーテル化度
x=0.1〜0.5である。更にこれらの範囲は、例え
ば膜がアンモニア銅溶液又はビスコース溶液から再生さ
れる場合には特に重要である。同様にこれらの範囲は、
基Rが置換されていない場合も特に重要である。
【0026】本発明のもう1つの実施形では、キチン骨
格(s=2の場合)の場合に、エーテル化度xは、0.
5〜1.5である。
【0027】セルロース骨格の場合のもう1つの有利な
実施形は、エーテル化度x=0.5〜2.0であること
よりなる。これらの実施形は、膜形成のために主として
非水性セルロース溶剤を使用する場合か、又は既に形成
された膜のところでエーテル化を行う場合に使用するの
が特に有利である。
【0028】
【実施例】本発明を次の例に基づき詳説する。
【0029】例1:ドレイス−混合機(Drais−Mische
r)10l中で、リンターセルロース(Linters−Cellul
ose)324g(2モル)を、水250ml中にとかし
た水酸化ナトリウム40g(1モル)を用いて16℃で
1時間かけてアルカリ化した。i−プロパノール250
ml及び塩化ベンジル75.9g(0.6モル)の添加
後に、この混合物を80℃で24時間撹拌した。この反
応生成物をエタノール中にとり、吸引濾過し、順番に、
エタノール、水及びエタノールで洗浄してアルカリ不含
及びクロリド不含にし、かつ真空乾燥箱中で60℃で乾
燥させた。その際、エーテル化度x=0.11の生成物
340.8gが得られた。
【0030】これらの誘導体から、慣用の方法により5
%アンモニア銅溶液を製造し、平面膜に加工した。非変
性セルロース膜と比較すると、C5a−活性化は92%
減少されている。
【0031】膜の1部を121℃で30分間、水蒸気で
殺菌した。蒸気処理後もこの膜は非変性セルロース膜に
比べC5a−減少率90%を示した。
【0032】同様に、膜を1%次亜塩素酸ナトリウム水
溶液もしくは4%過酢酸水溶液で、15分間処理しても
活性化損失は生じなかった。C5a−減少率は91%で
あった。
【0033】膜は、ドイツのカビ・フィトラム社(Kabi
Vitrum GmbH)の検査法、診断法によれば、ヘパリンを
吸収しない。
【0034】例2:ドイレス−混合機10l中でリンタ
ーセルロース324g(2モル)を水300ml中にと
かした水酸化ナトリウム160g(4モル)で16℃で
1時間かけてアルカリ化した。i−プロパノール400
ml及び4−メチルベンジルクロリド421.8g(3
モル)の添加後に、この混合物を80℃で8時間撹拌し
た。反応生成物を吸引濾過し、エタノール、水及びエタ
ノールで順次洗浄して、アルカリ不含及びクロリド不含
にし、かつ真空乾燥箱中で60℃で乾燥させた。その際
に、エーテル化度x=0.60を有する生成物440g
が得られた。
【0035】この誘導体から、慣用の方法により、セル
ロース誘導体5%、塩化リチウム7%及びジメチルアセ
トアミド88%を有する溶液を製造し、平面膜に加工し
た。非変性セルロース膜と比較して、C5a−活性化は
95%減少している。得られた高いC5a−減少率は、
例1と同様の水蒸気、次亜塩素酸ナトリウム水溶液もし
くは過酢酸水溶液を用いての膜の処理後も保持された。
同様にこの膜はヘパリンを吸収しない。
【0036】例3:ドイレス−混合機10l中で、リン
ターセルロース324g(2モル)を水600ml中に
とかされた水酸化ナトリウム240g(6モル)で、1
6℃で1時間かけてアルカリ化した。この混合物に先づ
トルエン4lを混ぜ合わせ、水の留去後にピリジン2l
及び1−ブロムオクタデカン1333.6g(4モル)
を添加した。引き続いて、この混合物を110℃で48
時間撹拌し、反応生成物を吸引濾過し、トルエン、エタ
ノール、水、エタノールで順次洗浄してアルカリ不含及
びクロリド不含にし、かつ真空乾燥箱中、60℃で乾燥
させた。その際、エーテル化度x=0.16の生成物3
90gが得られた。
【0037】慣用法により、セルロース誘導体5%、塩
化リチウム7%及びジメチルアセトアミド88%を有す
る溶液を製造し、平面膜に加工した。非変性セルロース
膜と比較して、C5a−活性化は88%減少している。
この膜は、水蒸気、次亜塩素酸ナトリウム水溶液又は過
酢酸水溶液での処理後にも、非変性セルロース膜と比べ
てC5a−減少率85%を示した。これらはヘパリンを
吸収しない。
【0038】例4〜25:例1,2又は3と同様にし
て、表中に記載のセルロース誘導体を合成した。公知法
によりこれらから製造された膜は、同様に優れた生物適
応性特性及び安定性特性を示した。
【0039】例26:リンターセルロース40.5g
(0.25モル)を20%水酸化ナトリウム水溶液1k
gで20℃で3時間かけてアルカリ性にした。ついでア
ルカリ性セルロースを含水量100gまで圧搾し、トル
エン1l中にとり、エポキシドデカン92g(0.25
モル)と100℃で48時間反応させた。この反応生成
物を吸引濾過し、エタノール、水、エタノールで順次洗
浄してアルカリ不含にし、かつ真空乾燥箱中60℃で乾
燥させた。公知法によりこれらから製造された膜は、非
変性セルロース膜に比べC5a−減少率70%を示し
た。膜はヘパリンを吸収しない。
【0040】 表: 例 エーテル化試薬 モル比 x C5a-減少 No. セルロース: 率 % エーテル化試薬 4 塩化ベンジル 1:0.25 0.10 85 5 塩化ベンジル 1:0.40 0.16 93 6 塩化ベンジル 1:0.50 0.20 94 7 塩化ベンジル 1:0.80 0.30 96 8 塩化ベンジル 1:1.00 97 9 塩化ベンジル 1:1.50 96 10 塩化ベンジル 1:2.50 0.80 98 11 塩化ベンジル 1:4.50 1.63 99 12 塩化ベンジル 1:6.00 2.55 90 13 4−メチルベンジルクロリド 1:0.50 0.15 80 14 4−メチルベンジルクロリド 1:1.00 88 15 4−メチルベンジルクロリド 1:2.00 96 16 4−メチルベンジルクロリド 1:3.00 93 17 2−メチルベンジルクロリド 1:1.00 85 18 4−クロルベンジルクロリド 1:0.35 0.11 83 19 4−クロルベンジルクロリド 1:0.50 0.12 85 20 4−クロルベンジルクロリド 1:0.75 0.13 88 21 4−クロルベンジルクロリド 1:1.00 96 22 4−クロルベンジルクロリド 1:1.50 0.25 94 23 4−クロルベンジルクロリド 1:2.00 89 24 1−ブロムヘキサン 1:3.00 0.40 65 25 1−ブロムドデカン 1:3.00 0.20 70
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−4427(JP,A) 特開 昭61−113459(JP,A) 特開 昭63−3001(JP,A) 特開 昭48−34080(JP,A) 特開 昭55−90503(JP,A) 特開 昭55−90504(JP,A) 特開 昭56−804(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 67/00 - 71/82 510 A61M 1/16 500

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリサッカライドエーテルからなる、平
    面状シート、管状シート、又は中空繊維の形での血液透
    析用の透析膜において、ポリサッカライドエーテルが、
    式: 【化1】 [式中Cellは、各々ヒドロキシル基を有さない、変
    性されていないセルロース分子又はキチン分子の骨格で
    あり、sは変性されていないセルロース分子では3、キ
    チン分子では2であり、xは0.08〜(s−0.4)
    の範囲にあるエーテル化度に相応し、Rは、C−原子5
    〜40個を有する、置換されていてもよいアルキル−、
    アルケニル−及び/又はアルキニル−及び/又はシクロ
    アルキル及び/又はシクロアルケニル−及び/又はシク
    ロアルキニル−及び/又はアリールアルキル−及び/又
    はアリールアルケニル−及び/又はアリールアルキニル
    −及び/又はビスアリールアルキル−及び/又はビスア
    リールアルケニル−及び/又はビスアリールアルキニル
    −基及び/又は縮合された(置換されていてもよい)芳
    香族化合物の基及び/又はヘテロ環式(置換されていて
    もよい)化合物の基である]により繰り返されている構
    造を有することを特徴とする、血液透析用の透析膜。
  2. 【請求項2】 置換基は非イオン性の基である、請求項
    1記載の透析膜。
  3. 【請求項3】 非イオン性の基はハロゲン−及び/又は
    ニトリル−及び/又はニトロ−及び/又はR′O−及び
    /又はR′S−及び/又はR′CO−及び/又はR′C
    S−及び/又はR′SO−及び/又はR′SO −及
    び/又はエステル基(但しR′=H又はR)である、請
    求項2記載の透析膜。
  4. 【請求項4】 置換基はイオン性の基である、請求項1
    記載の透析膜。
  5. 【請求項5】 イオン性の基はカルボキシル−及び/又
    はホスホネート−及 び/又はシリケート−及び/又はス
    ルホネート基である、請求項4記載の透析膜。
  6. 【請求項6】 Rは置換されていてもよいベンジル−、
    メチルベンジル−、クロルベンジル−、ヘキシル−、ド
    デシル−、ヒドロキシドデシル−、オクタデシル基に相
    応する、請求項1からまでのいずれか1項記載の透析
    膜。
  7. 【請求項7】 x=0.1〜0.5である、請求項1か
    までのいずれか1項記載の透析膜。
  8. 【請求項8】 s=2であり、x=0.5〜1.5であ
    る、請求項1からまでのいずれか1項記載の透析膜。
  9. 【請求項9】 s=3であり、x=0.5〜2.0であ
    る、請求項1からまでのいずれか1項記載の透析膜。
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EP (1) EP0459293B1 (ja)
JP (1) JP3242675B2 (ja)
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DE (2) DE4017745A1 (ja)
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