JP3242210B2 - 光ファイバヘッド - Google Patents
光ファイバヘッドInfo
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Description
いられる光ファイバヘッドに関し、より詳細には、光フ
ァイバコードの端部に口金が強固に固定された光ファイ
バヘッドに関する。
れた光ファイバセンサヘッドには、従来、光ファイバコ
ードの被覆材を取り除き、口金の貫通孔に挿入して接着
剤でコードと口金とを堅く固定した構造を有するもの、
中央部に溝を形成した口金に光ファイバコードを挿入し
Oリングで固定した構造を有するもの、肉薄部分を持っ
た口金に光ファイバコードを挿入しこの肉薄部分でカシ
メて固定した構造を有するものなどがある。この様な口
金を備える光ファイバコードは、ポイントセンサヘッド
や通信用のコネクターとして用いることができる。
サヘッドにおいては、接着剤で固定された構造では、接
着剤の耐熱性が必ずしも良好ではなくしかも接着剤層が
経時的に劣化して高温により光ファイバコードが引き抜
ける恐れがあり、また、カシメた構造では、機械的圧力
が光ファイバに損傷を与える悪影響があり、口金中央部
に溝などを形成する構造では口金自体の機械的強度が損
なわれることがある。
のであり、その目的とするところは、耐熱性に優れ、高
温下でも長期に光ファイバコードが引き抜けることがな
く、また、光ファイバに機械的損傷を与えず、口金の機
械的強度を損なうことがない光ファイバヘッドを提供す
ることである。
よる光ファイバヘッドにより達成される。すなわち、こ
の発明による光ファイバヘッドは、光ファイバ及び光フ
ァイバを被覆する被覆材とからなる光ファイバコード
と、光ファイバコードの端部に固定される口金とを備え
る光ファイバヘッドであって、口金が、光ファイバコー
ドを挿入固定する貫通孔を有し、光ファイバコードの端
部は、光ファイバコードと貫通孔との間の間隙・空間に
挿入された円筒状の詰め体により、口金に固定されてい
ると共に、 貫通孔の基部側の開口部に、挿入されている
光ファイバコードの引き抜け防止用の折り曲げ可能な爪
が形成されており、爪が貫通孔内部に向けて折り曲げら
れていることを特徴とするものである。この発明の好ま
しい態様において、貫通孔の先端側が光ファイバ裸線を
挿入する細い径であり、貫通孔の基部側が該被覆材の外
径より若干太い径であり、詰め体を光ファイバコードと
基部側の貫通孔との間に挿入することができる。
作・作用する。この発明に用いる光ファイバコードは、
光ファイバ及び光ファイバを被覆する被覆材とからな
る。また、口金は、光ファイバコードを挿入固定する貫
通孔を有し、好ましくは、貫通孔の先端側が光ファイバ
裸線を挿入する細い径であり、貫通孔の基部側が被覆材
の外径より若干太い径である。そのために、例えば先端
部で被覆材が除去された光ファイバコードを、口金の貫
通孔の基部側から先端側まで挿入すると、光ファイバコ
ードと基部側の貫通孔との間に間隙・空間が形成され
る。この光ファイバコードと貫通孔との間の間隙に、詰
め体を圧入・挿入すると、光ファイバコード端部が、口
金に固定される。
向いた爪を形成する構成としているので、挿入されてい
る光ファイバコードが引き抜けるのを防止することがで
きる。
具体的に説明する。図1に、この発明による光ファイバ
センサヘッドの一実施例の部分断面図を示す。この態様
の光ファイバセンサヘッドは、プラスチック系光ファイ
バ6及び光ファイバを被覆する被覆材5とからなる光フ
ァイバコード1と、光ファイバコードの端部に固定され
る口金2とを備える光ファイバセンサヘッドであって、
口金2が、光ファイバコードを挿入固定する貫通孔3を
有し、貫通孔の先端側が光ファイバ裸線を挿入する細い
径であり、貫通孔の基部側が被覆材5の外径より若干太
い径であり、光ファイバコード1の端部は、光ファイバ
コード1と基部側の貫通孔3との間の間隙に挿入された
円筒状の詰め体4により、口金2に固定されている。ま
た、貫通孔3の基部側の開口部に、爪7が形成されてい
る。
芯であるが、2芯およびそれ以上の多芯であっても良
い。この発明で用いられる光ファイバは、クラッド
(鞘)とコア(芯)とを有するものであり、その構造と
しては、屈折率が段階的に変化するステップインデック
ス型マルチモード光ファイバ、屈折率が段階的に変化し
単一モードからなるステップインデック型シングルモー
ド光ファイバ、異なるモードを伝搬するグレーデッドイ
ンデックス型マルチモード光ファイバがある。コア
(芯)材を構成する素材としては、多成分ガラス、石英
ガラス等の無機材料、或いは、ポリメチルメタクリレー
ト系樹脂(PMMA、本明細書においてメタクリル酸メ
チルの単独重合体及び共重合体を含む)、重水素化PM
MA、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン系樹脂、重
水素化ポリスチレン系樹脂、ポリ−4−メチルペンテン
−1、シリコン系重合体などの有機材料を用いることが
できる。
リレート系樹脂が特に好ましく、ポリメチルメタクリレ
ート、メチルメタクリレート単位を主成分として、好ま
しくは、少くとも70重量%含有する共重合体、ないし
はこれらを重水素化した樹脂を用いることができる。メ
チルメタクリレートとの共重合成分としては、例えば、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルア
クリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート等のアクリル酸エステル、シクロヘキシル
メタクリレート、ベンジルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート等のメタクリル酸エステル等が挙げられる。
(鞘)材としては、コア材より屈折率が小さいものであ
る。芯材としてPMMA系樹脂を用いた場合、鞘材とし
ては、例えば、フッ素系重合体、具体的には、フッ化ビ
ニリデン系重合体(本明細書において、共重合体を含
み、例えば、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレ
ン共重合体、フッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共
重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロアセトン共
重合体、フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン共重
合体、フッ化ビニリデンの3元以上の共重合体などを含
む)、パーフルオロアルキルメタクリレート系重合体、
メタクリル酸エステル系重合体などがある。
としては、種々のものがあり、上述した芯材や鞘材の材
料を用いても、またその他の無機・有機材料を用いても
よい。この発明の光ファイバの鞘材及び保護層の形成
は、各々の材料を、酢酸エチル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等の溶媒に溶解した溶液を用
い、コーティング法、浸漬法で石英ガラス芯線や有機重
合体からなる芯成分の表面を被覆するか又は3層複合紡
糸ノズルを用いて芯材重合体、鞘材重合体を複合紡糸す
ると共に、保護層を押出賦形することにより行うことが
できる。
製造方法を合わせて示す。先ず、光ファイバ6及び光フ
ァイバを被覆する被覆材5とからなる光ファイバコード
1を準備する。また、光ファイバコード1を挿入固定す
る貫通孔3を有し、貫通孔3の先端側が光ファイバ裸線
6を挿入する細い径であり、貫通孔3の基部側が被覆材
5の外径より若干太い径である口金2も準備する。図1
に示すような円筒状の詰め体4を、光ファイバコード1
の端部に挿入する。ここで用いる詰め体4は、多少に柔
軟性、伸縮性、弾力性を有する材質からなり、具体的に
は、発泡樹脂、弾性ゴム、合成樹脂などがある。
ファイバコード1を、口金2の貫通孔3の基部側から先
端側まで圧入・挿入すると、光ファイバコード1と基部
側の貫通孔との間に形成された間隙・空間に、詰め体も
圧入・挿入され、光ファイバコード端部1が、図1に示
すように、口金2に固定される。更に、爪7を、貫通孔
内部に向けて曲げて、挿入されている光ファイバコード
が引き抜けるのを防止することができる。
々の変形例が可能である。例えば、図2(A)に示すよ
うな、切れ目を有する円筒状詰め体4を用いても良い。
また、2芯の光ファイバコードを用いる場合、例えば、
図2(B)、(C)に示すような、円筒状詰め体4を用
いてもよい。
に優れ、高温下でも長期に光ファイバコードが引き抜け
ることがなく、また、光ファイバに機械的損傷を与え
ず、口金の機械的強度を損なうことがない。
ッドの一実施例の部分断面である。
ッドに用いることができる詰め体の別の実施例を示す斜
視・断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバ及び該光ファイバを被覆する
被覆材とからなる光ファイバコードと、光ファイバコー
ドの端部に固定される口金とを備える光ファイバヘッド
であって、 該口金が、光ファイバコードを挿入固定する貫通孔を有
し、 該光ファイバコードの端部は、該光ファイバコードと貫
通孔との間の間隙に挿入された円筒状の詰め体により、
該口金に固定されていると共に、 該貫通孔の基部側の開口部に、挿入されている光ファイ
バコードの引き抜け防止用の折り曲げ可能な爪が形成さ
れており、該爪が貫通孔内部に向けて折り曲げられてい
る ことを特徴とする光ファイバヘッド。 - 【請求項2】 該貫通孔の先端側が光ファイバ裸線を挿
入する細い径であり、該貫通孔の基部側が該被覆材の外
径より若干太い径であり、詰め体が光ファイバコードと
該基部側の貫通孔との間に挿入されている請求項1に記
載の光ファイバヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16229593A JP3242210B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16229593A JP3242210B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0763917A JPH0763917A (ja) | 1995-03-10 |
JP3242210B2 true JP3242210B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15751783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16229593A Expired - Lifetime JP3242210B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242210B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16229593A patent/JP3242210B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0763917A (ja) | 1995-03-10 |
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