JP3242152B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP3242152B2 JP3242152B2 JP17369792A JP17369792A JP3242152B2 JP 3242152 B2 JP3242152 B2 JP 3242152B2 JP 17369792 A JP17369792 A JP 17369792A JP 17369792 A JP17369792 A JP 17369792A JP 3242152 B2 JP3242152 B2 JP 3242152B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流下する球を制御する
流下制御機構と球を検出する球検出器を有する機構体を
基枠体に着脱可能に装着したパチンコ機に関するもので
ある。
流下制御機構と球を検出する球検出器を有する機構体を
基枠体に着脱可能に装着したパチンコ機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機においては、
セーフ球が発生すると、賞球排出装置が作動してセーフ
球の価値に応じた数の賞球を排出し、賞球排出が終了す
るとセーフ球処理器がセーフ球を流下処理する。従来の
パチンコ機は、セーフ球処理器を構成する各部材を裏機
構盤に直接取り付ける構成である。ところが、近年は裏
機構の電子化が進んで、本願出願人が出願したように、
賞球排出装置のみならずセーフ球処理器も検出器により
セーフ球を電気的に検出し、この検出信号にもとづいて
賞球排出装置が賞球を排出すると、セーフ球処理器のソ
レノイドやモータが作動してセーフ球を1個流下させる
タイプのものが開発されている。そして、この様なパチ
ンコ機は、セーフ球検出用検出器やソレノイド等の電気
的部品が故障することもあり、この場合には即座に修理
したり交換する必要が有る。このため、セーフ球処理器
をユニット化して簡単に交換できるようにすることが望
ましい。
セーフ球が発生すると、賞球排出装置が作動してセーフ
球の価値に応じた数の賞球を排出し、賞球排出が終了す
るとセーフ球処理器がセーフ球を流下処理する。従来の
パチンコ機は、セーフ球処理器を構成する各部材を裏機
構盤に直接取り付ける構成である。ところが、近年は裏
機構の電子化が進んで、本願出願人が出願したように、
賞球排出装置のみならずセーフ球処理器も検出器により
セーフ球を電気的に検出し、この検出信号にもとづいて
賞球排出装置が賞球を排出すると、セーフ球処理器のソ
レノイドやモータが作動してセーフ球を1個流下させる
タイプのものが開発されている。そして、この様なパチ
ンコ機は、セーフ球検出用検出器やソレノイド等の電気
的部品が故障することもあり、この場合には即座に修理
したり交換する必要が有る。このため、セーフ球処理器
をユニット化して簡単に交換できるようにすることが望
ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、遊技中にト
ラブルが発生した場合、セーフ球処理器を単に着脱可能
にしただけでは、遊技者にとって貴重なセーフ球が流れ
落ちてしまい遊技者に損害を与えてしまう。また、セー
フ球処理器から流れ落ちるセーフ球を手で受け止めるの
では作業者の負担が増加してしまい実用に供し得ない。
このため、セーフ球処理器にトラブルが発生したり、或
は組立工程でセーフ球処理器の作動をチェックする際
に、セーフ球処理器を取り外してもセーフ球の流下を停
止できるパチンコ機の開発が望まれていた。
ラブルが発生した場合、セーフ球処理器を単に着脱可能
にしただけでは、遊技者にとって貴重なセーフ球が流れ
落ちてしまい遊技者に損害を与えてしまう。また、セー
フ球処理器から流れ落ちるセーフ球を手で受け止めるの
では作業者の負担が増加してしまい実用に供し得ない。
このため、セーフ球処理器にトラブルが発生したり、或
は組立工程でセーフ球処理器の作動をチェックする際
に、セーフ球処理器を取り外してもセーフ球の流下を停
止できるパチンコ機の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、球流路から流下する球を流下制
御する流下制御機構と球を検出可能な球検出器とを有す
る機構体を、基枠体に着脱可能に装着したパチンコ機に
おいて、上記機構体の正常な装着を検出する装着検出器
と、上記球流路の所定位置に設けられて球の流下を許容
する第1状態と球の流下を停止する第2状態とに変換可
能な球止め部材とを備え、上記球止め部材には、上記機
構体が所定位置に装着された状態を検知して上記第1状
態に変換し、該機構体が所定位置から取り外された状態
を検知して上記第2状態に変換する検知部を備え、上記
機構体の装着によって、上記検知部が球止め部材を第2
状態から第1状態に変換するとともに、装着検出器が正
常セット信号を送出し、機構体の取り外しによって、上
記検知部が球止め部材を第1状態から第2状態に変換す
るとともに、装着検出器が正常セット信号の送出を停止
することを特徴とする。
め、請求項1の発明は、球流路から流下する球を流下制
御する流下制御機構と球を検出可能な球検出器とを有す
る機構体を、基枠体に着脱可能に装着したパチンコ機に
おいて、上記機構体の正常な装着を検出する装着検出器
と、上記球流路の所定位置に設けられて球の流下を許容
する第1状態と球の流下を停止する第2状態とに変換可
能な球止め部材とを備え、上記球止め部材には、上記機
構体が所定位置に装着された状態を検知して上記第1状
態に変換し、該機構体が所定位置から取り外された状態
を検知して上記第2状態に変換する検知部を備え、上記
機構体の装着によって、上記検知部が球止め部材を第2
状態から第1状態に変換するとともに、装着検出器が正
常セット信号を送出し、機構体の取り外しによって、上
記検知部が球止め部材を第1状態から第2状態に変換す
るとともに、装着検出器が正常セット信号の送出を停止
することを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、上記装着検出器が、機
構体を基枠体に固定する止着具の止着状態に基づいて装
着状態を検出することを特徴とする。
構体を基枠体に固定する止着具の止着状態に基づいて装
着状態を検出することを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、上記装着検出器により
検出した装着状態が正常であるときに遊技可能状態とす
ることを特徴とする。
検出した装着状態が正常であるときに遊技可能状態とす
ることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、上記機構体が、入賞球
案内棚により集められてセーフ球流路から流下するセー
フ球を1個宛流下制御する流下制御機構とセーフ球を1
個宛検出可能なセーフ球検出器を有し、 上記球止め部材
はセーフ球流路の最先のセーフ球を係止する位置に設け
られたことを特徴とする。
案内棚により集められてセーフ球流路から流下するセー
フ球を1個宛流下制御する流下制御機構とセーフ球を1
個宛検出可能なセーフ球検出器を有し、 上記球止め部材
はセーフ球流路の最先のセーフ球を係止する位置に設け
られたことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、上記球止め部材が、一
端に形成した円筒空部状の枢支部を形成し、他端には棒
状の操作部を枢支部と同じ方向に突設するとともに略円
弧状の球止め壁部を下向きに形成し、該球止め壁部と枢
支部との間に下面が傾斜した壁状の検知部を形成して構
成したことを特徴とする。
端に形成した円筒空部状の枢支部を形成し、他端には棒
状の操作部を枢支部と同じ方向に突設するとともに略円
弧状の球止め壁部を下向きに形成し、該球止め壁部と枢
支部との間に下面が傾斜した壁状の検知部を形成して構
成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。パチンコ機1は、図1に示すように、前面枠2
の裏側に裏機構盤3を設け、該裏機構盤3にパチンコ球
を処理する各種機構体や遊技等の制御を行う制御基盤4
等を装着してある。
明する。パチンコ機1は、図1に示すように、前面枠2
の裏側に裏機構盤3を設け、該裏機構盤3にパチンコ球
を処理する各種機構体や遊技等の制御を行う制御基盤4
等を装着してある。
【0010】裏機構盤3は、ほぼ中央に開口部5を開設
した合成樹脂製の基枠体6と、該基枠体6の所定部分に
取り付けた各種ユニット化した機構体とから構成され、
基枠体6には各機構体を着脱可能な状態で装着するため
に係止爪や嵌合凹部を形成するとともに、球の流路等も
形成してある。
した合成樹脂製の基枠体6と、該基枠体6の所定部分に
取り付けた各種ユニット化した機構体とから構成され、
基枠体6には各機構体を着脱可能な状態で装着するため
に係止爪や嵌合凹部を形成するとともに、球の流路等も
形成してある。
【0011】機構体には、球を貯留する球タンク7、該
球タンク7から球を整列しながら導出する球導出樋8、
該球導出樋8により導出した球を所定数流下する球排出
機構部9、該球排出機構部9が流下した球の流路を切り
換える流路切換機構部10などの他に、基枠体6の開口
部5の下方の遊技盤側に設けた入賞球集合樋11で集め
たセーフ球を検出して1個宛流下制御するセーフ球処理
ユニット12などの球処理ユニットなどがある。
球タンク7から球を整列しながら導出する球導出樋8、
該球導出樋8により導出した球を所定数流下する球排出
機構部9、該球排出機構部9が流下した球の流路を切り
換える流路切換機構部10などの他に、基枠体6の開口
部5の下方の遊技盤側に設けた入賞球集合樋11で集め
たセーフ球を検出して1個宛流下制御するセーフ球処理
ユニット12などの球処理ユニットなどがある。
【0012】球排出機構部9は、球貸し制御部からの排
出指令信号や遊技制御部からの排出指令信号により所定
数の球を流下して、流路切換機構部10や球流下路を介
してパチンコ機1前面の球供給皿側に排出するものであ
り、球導出樋8に連通した流路内に出没して球の流下を
制御するソレノイド式ストッパ機構や球を検出する球検
出器などから構成されている。また、流路切換機構部1
0は、球排出機構部9が流下したパチンコ球を球供給皿
側の球流下路に流下させたり或は球抜き流路に流下させ
たりするものであり、ソレノイドの駆動により流路を切
り換える切換弁を備えている。そして、この球排出機構
部9と流路切換機構部10は、基枠体6の一側に形成し
た嵌合凹部13内に着脱可能な状態で装着されている。
出指令信号や遊技制御部からの排出指令信号により所定
数の球を流下して、流路切換機構部10や球流下路を介
してパチンコ機1前面の球供給皿側に排出するものであ
り、球導出樋8に連通した流路内に出没して球の流下を
制御するソレノイド式ストッパ機構や球を検出する球検
出器などから構成されている。また、流路切換機構部1
0は、球排出機構部9が流下したパチンコ球を球供給皿
側の球流下路に流下させたり或は球抜き流路に流下させ
たりするものであり、ソレノイドの駆動により流路を切
り換える切換弁を備えている。そして、この球排出機構
部9と流路切換機構部10は、基枠体6の一側に形成し
た嵌合凹部13内に着脱可能な状態で装着されている。
【0013】前記したように、機構体の1つであるセー
フ球処理ユニット12は、遊技盤表面に形成した遊技領
域内の入賞口に入賞した打球を入賞球集合樋11によっ
てセーフ球として集め、これらのセーフ球を1個宛検出
するとともに1個宛流下制御するものである。
フ球処理ユニット12は、遊技盤表面に形成した遊技領
域内の入賞口に入賞した打球を入賞球集合樋11によっ
てセーフ球として集め、これらのセーフ球を1個宛検出
するとともに1個宛流下制御するものである。
【0014】入賞球集合樋11は、図3に示すように、
セーフ球をほぼ中央に流下案内する傾斜底面14a,1
4bを入賞球案内棚として左右に有し、一方の傾斜底面
14aをそのまま他方の傾斜底面14bの下方まで延設
するとともに傾斜下端部分を蛇行させてセーフ球流路1
5を形成し、このセーフ球流路15を流下する間にセー
フ球を一列一段に整列できるように構成し、セーフ球流
路15の流下端の出口16からセーフ球処理ユニット1
2にセーフ球を流下する。そして、セーフ球流路15の
出口部分にセーフ球の流下を許容する第1状態とセーフ
球の流下を停止する第2状態とに変換可能な球止め部材
17を設ける。なお、球止め部材17については後で詳
説する。
セーフ球をほぼ中央に流下案内する傾斜底面14a,1
4bを入賞球案内棚として左右に有し、一方の傾斜底面
14aをそのまま他方の傾斜底面14bの下方まで延設
するとともに傾斜下端部分を蛇行させてセーフ球流路1
5を形成し、このセーフ球流路15を流下する間にセー
フ球を一列一段に整列できるように構成し、セーフ球流
路15の流下端の出口16からセーフ球処理ユニット1
2にセーフ球を流下する。そして、セーフ球流路15の
出口部分にセーフ球の流下を許容する第1状態とセーフ
球の流下を停止する第2状態とに変換可能な球止め部材
17を設ける。なお、球止め部材17については後で詳
説する。
【0015】また、図面に示す入賞球集合樋11の実施
例は、セーフ球流路15の天井部分にセーフ球詰まり検
知部材18の自由端を臨ませるとともに、該セーフ球詰
まり検知部材18の上面にセーフ球詰まり検出器19の
アクチュエータ20を当接する。したがって、セーフ球
が重なって詰まるとセーフ球詰まり検知部材17の自由
端が上昇し、これによりセーフ球詰まり検知部19から
球詰まり信号が送出され、この信号にもとづいて遊技不
能状態に切り換えたり警告を発することができる。
例は、セーフ球流路15の天井部分にセーフ球詰まり検
知部材18の自由端を臨ませるとともに、該セーフ球詰
まり検知部材18の上面にセーフ球詰まり検出器19の
アクチュエータ20を当接する。したがって、セーフ球
が重なって詰まるとセーフ球詰まり検知部材17の自由
端が上昇し、これによりセーフ球詰まり検知部19から
球詰まり信号が送出され、この信号にもとづいて遊技不
能状態に切り換えたり警告を発することができる。
【0016】セーフ球処理ユニット12は、左右の側面
部材20a,20bによりユニットケース21を構成
し、該ユニットケース21の内部に傾斜したセーフ球流
下路22を形成し、セーフ球流下路22の下部にセーフ
球検出器23と流下制御機構24を設ける。そして、一
方の側面部材20aには止着具25を取り付け、他方の
側面部材20bには上記止着具25に対応する位置に円
形の嵌合開口部26を開設する。また、裏機構盤3の基
枠体6には図2に示すように、セーフ球処理ユニット1
2が丁度嵌合する嵌合凹部27を形成するとともに、該
嵌合凹部27には側面部材20bの嵌合開口部26内に
嵌合する円形ボス28を立設し、該円形ボス28内に装
着検出器29を設けてある。
部材20a,20bによりユニットケース21を構成
し、該ユニットケース21の内部に傾斜したセーフ球流
下路22を形成し、セーフ球流下路22の下部にセーフ
球検出器23と流下制御機構24を設ける。そして、一
方の側面部材20aには止着具25を取り付け、他方の
側面部材20bには上記止着具25に対応する位置に円
形の嵌合開口部26を開設する。また、裏機構盤3の基
枠体6には図2に示すように、セーフ球処理ユニット1
2が丁度嵌合する嵌合凹部27を形成するとともに、該
嵌合凹部27には側面部材20bの嵌合開口部26内に
嵌合する円形ボス28を立設し、該円形ボス28内に装
着検出器29を設けてある。
【0017】したがって、図9に示すように、セーフ球
処理ユニット12を上記嵌合凹部27内に嵌合すると、
セーフ球流下路22の入口が入賞球集合樋11のセーフ
球流路15の出口16に正しく連通する所定位置にセッ
トすることができ、止着具25のノブ30を押し込むと
脚部31が開いてユニットケース21を基枠体6に固定
することができ、また、止着具25の軸32の先端が装
着検出器29に作用して該検出器29からセーフ球処理
ユニット12が所定位置にセットされた旨の信号を送出
する。このため、この信号にもとづいて遊技を強制的に
停止させたり警告を発生し、セーフ球処理ユニット12
が所定位置に正常に装着された時にのみ遊技可能な状態
にすることができる。
処理ユニット12を上記嵌合凹部27内に嵌合すると、
セーフ球流下路22の入口が入賞球集合樋11のセーフ
球流路15の出口16に正しく連通する所定位置にセッ
トすることができ、止着具25のノブ30を押し込むと
脚部31が開いてユニットケース21を基枠体6に固定
することができ、また、止着具25の軸32の先端が装
着検出器29に作用して該検出器29からセーフ球処理
ユニット12が所定位置にセットされた旨の信号を送出
する。このため、この信号にもとづいて遊技を強制的に
停止させたり警告を発生し、セーフ球処理ユニット12
が所定位置に正常に装着された時にのみ遊技可能な状態
にすることができる。
【0018】また、セーフ球処理ユニット12を基枠体
6の嵌合凹部27内に装着すると、球止め部材17がセ
ーフ球の流下を停止する第2状態からセーフ球の流下を
許容する第1状態に変換するので、入賞球集合樋11の
セーフ球流路15からセーフ球処理ユニット12のセー
フ球流下路22内にセーフ球が流下可能な状態となる。
6の嵌合凹部27内に装着すると、球止め部材17がセ
ーフ球の流下を停止する第2状態からセーフ球の流下を
許容する第1状態に変換するので、入賞球集合樋11の
セーフ球流路15からセーフ球処理ユニット12のセー
フ球流下路22内にセーフ球が流下可能な状態となる。
【0019】球止め部材17は、図7に示すように、一
端に形成した円筒空部状の枢支部33を形成し、他端に
は棒状の操作部34を枢支部33と同じ方向に突設する
とともに略円弧状の球止め壁部35を下向きに形成し、
該球止め壁部35と枢支部33との間に下面が傾斜した
壁状の検知部36を形成してなる。また、この球止め部
材17を取り付ける入賞球集合樋11にはセーフ球流路
15の出口近傍の天井面に第1開口部37を開設し、該
第1開口部37よりも下流側であって嵌合凹部27に臨
む位置に第2開口部38を開設し、第2開口部38より
も更に下流側に軸状の枢支受部39を形成する。そし
て、上記球止め部材17を入賞球集合樋11に取り付け
るには、コイルスプリング40を枢支受部39と枢支部
33の巻装した状態で枢支部33を枢支受部39に嵌合
し、球止め壁部35を第1開口部37に、検知部36を
第2開口部38にそれぞれ上方から臨ませた状態で装着
し、操作部34は入賞球集合樋11の壁面及び基枠体6
の壁面部に開設した円弧状空部41内に収納して基枠体
6の裏側に突出させる。なお、この場合検知部36の傾
斜下端が基枠体6の裏側から表側(遊技盤側)に向かっ
て下り傾斜する方向に向けて装着する。
端に形成した円筒空部状の枢支部33を形成し、他端に
は棒状の操作部34を枢支部33と同じ方向に突設する
とともに略円弧状の球止め壁部35を下向きに形成し、
該球止め壁部35と枢支部33との間に下面が傾斜した
壁状の検知部36を形成してなる。また、この球止め部
材17を取り付ける入賞球集合樋11にはセーフ球流路
15の出口近傍の天井面に第1開口部37を開設し、該
第1開口部37よりも下流側であって嵌合凹部27に臨
む位置に第2開口部38を開設し、第2開口部38より
も更に下流側に軸状の枢支受部39を形成する。そし
て、上記球止め部材17を入賞球集合樋11に取り付け
るには、コイルスプリング40を枢支受部39と枢支部
33の巻装した状態で枢支部33を枢支受部39に嵌合
し、球止め壁部35を第1開口部37に、検知部36を
第2開口部38にそれぞれ上方から臨ませた状態で装着
し、操作部34は入賞球集合樋11の壁面及び基枠体6
の壁面部に開設した円弧状空部41内に収納して基枠体
6の裏側に突出させる。なお、この場合検知部36の傾
斜下端が基枠体6の裏側から表側(遊技盤側)に向かっ
て下り傾斜する方向に向けて装着する。
【0020】この様にして球止め部材17を入賞球集合
樋11に装着すると、球止め部材17は、コイルスプリ
ング40の付勢力により球止め壁部35が第1開口部3
7からセーフ球流路15内に進入するとともに検知部3
6が第2開口部38から嵌合凹部27内に進入する方向
に付勢されるが、嵌合凹部27内にセーフ球処理ユニッ
ト12が装着された状態では、図6に示すように、検知
部36が第2開口部38から嵌合凹部27内に進入しよ
うとしてもセーフ球処理ユニット12のユニットケース
21に進入を阻止されて十分に進入できないで停止す
る。したがって、この状態では球止め壁部35が第1開
口部37からセーフ球流路15内に十分に進入できない
で停止する状態、即ち、球止め壁部35がセーフ球流路
15内のセーフ球の流下を許容する第1状態となる。
樋11に装着すると、球止め部材17は、コイルスプリ
ング40の付勢力により球止め壁部35が第1開口部3
7からセーフ球流路15内に進入するとともに検知部3
6が第2開口部38から嵌合凹部27内に進入する方向
に付勢されるが、嵌合凹部27内にセーフ球処理ユニッ
ト12が装着された状態では、図6に示すように、検知
部36が第2開口部38から嵌合凹部27内に進入しよ
うとしてもセーフ球処理ユニット12のユニットケース
21に進入を阻止されて十分に進入できないで停止す
る。したがって、この状態では球止め壁部35が第1開
口部37からセーフ球流路15内に十分に進入できない
で停止する状態、即ち、球止め壁部35がセーフ球流路
15内のセーフ球の流下を許容する第1状態となる。
【0021】一方、セーフ球処理ユニット12を嵌合凹
部27から引き抜くと、球止め部材17の検知部36が
ユニットケース21から外れるので、コイルスプリング
40の付勢力により球止め部材17が枢支部33を中心
にして回動し、図4に示すように、検知部36が第2開
口部38から嵌合凹部27内に進入するとともに球止め
壁部35が第1開口部37からセーフ球流路15内に十
分に進入する。そして、球止め部材17の球止め壁部3
5は、セーフ球流路15内の最先のセーフ球に係止する
位置に配設されている。したがって、セーフ球処理ユニ
ット12を嵌合凹部27から引き抜くと、球止め壁部3
5がセーフ球流路15内のセーフ球の流下を停止する第
2状態に変換する。
部27から引き抜くと、球止め部材17の検知部36が
ユニットケース21から外れるので、コイルスプリング
40の付勢力により球止め部材17が枢支部33を中心
にして回動し、図4に示すように、検知部36が第2開
口部38から嵌合凹部27内に進入するとともに球止め
壁部35が第1開口部37からセーフ球流路15内に十
分に進入する。そして、球止め部材17の球止め壁部3
5は、セーフ球流路15内の最先のセーフ球に係止する
位置に配設されている。したがって、セーフ球処理ユニ
ット12を嵌合凹部27から引き抜くと、球止め壁部3
5がセーフ球流路15内のセーフ球の流下を停止する第
2状態に変換する。
【0022】そして、セーフ球処理ユニット12に形成
したセーフ球流下路22の入口は、球止め壁部35に係
止したセーフ球の1つ先(下流側)のセーフ球を保持し
得る位置で入賞球集合樋11のセーフ球流路15から離
脱する位置に予め設定してあり、図面に示す実施例では
入口をセーフ球流路15の出口16側に少し突出させて
ある。したがって、セーフ球ユニット12を嵌合凹部2
7から引き抜いた際に、セーフ球流下路22内の最後尾
のセーフ球が突出した入口部分により確実に保持され
て、こぼれ落ちることもない。なお、組立工場において
作動確認作業を終了した場合など、セーフ球を強制的に
抜き取る必要が生じたならば、操作部34を手で上昇す
ると球止め壁部35がセーフ球流路15から外れるの
で、セーフ球流路15内のセーフ球が流下し、出口から
取り出すことができる(図5)。この様に、操作部34
は、外部からの操作により球止め部材17の状態を手動
で変換可能な操作部である。
したセーフ球流下路22の入口は、球止め壁部35に係
止したセーフ球の1つ先(下流側)のセーフ球を保持し
得る位置で入賞球集合樋11のセーフ球流路15から離
脱する位置に予め設定してあり、図面に示す実施例では
入口をセーフ球流路15の出口16側に少し突出させて
ある。したがって、セーフ球ユニット12を嵌合凹部2
7から引き抜いた際に、セーフ球流下路22内の最後尾
のセーフ球が突出した入口部分により確実に保持され
て、こぼれ落ちることもない。なお、組立工場において
作動確認作業を終了した場合など、セーフ球を強制的に
抜き取る必要が生じたならば、操作部34を手で上昇す
ると球止め壁部35がセーフ球流路15から外れるの
で、セーフ球流路15内のセーフ球が流下し、出口から
取り出すことができる(図5)。この様に、操作部34
は、外部からの操作により球止め部材17の状態を手動
で変換可能な操作部である。
【0023】また、球止め部材17の第2状態でセーフ
球処理ユニット12を嵌合凹部27内に装着すると、ユ
ニットケース21を嵌合凹部27内に押し進めるにした
がってユニットケース21の上端縁が球止め部材17の
検知部36の傾斜下端を遊技盤側に摺動して検知部36
を上昇する。したがって、球止め部材17は、枢支部3
3を中心にして球止め壁部35を上昇する方向に回動
し、球止め壁部35がセーフ球流路15から後退してセ
ーフ球の流下を許容する第1状態に復帰する。
球処理ユニット12を嵌合凹部27内に装着すると、ユ
ニットケース21を嵌合凹部27内に押し進めるにした
がってユニットケース21の上端縁が球止め部材17の
検知部36の傾斜下端を遊技盤側に摺動して検知部36
を上昇する。したがって、球止め部材17は、枢支部3
3を中心にして球止め壁部35を上昇する方向に回動
し、球止め壁部35がセーフ球流路15から後退してセ
ーフ球の流下を許容する第1状態に復帰する。
【0024】球止め部材17がセーフ球の流下を許容す
る第1状態でセーフ球が発生すると、このセーフ球はセ
ーフ球処理ユニット12の流下制御機構24の作用によ
り1個宛流下制御される。この流下制御機構24は、傾
斜したセーフ球流下路22に対して先端を出没可能な係
止部材42と、係止部材42の球1個分下流側で先端を
セーフ球流下路22内に出没可能であってしかも係止部
材42を往復回動させる揺動部材43と、揺動部材43
を揺動する電気的駆動源としてのソレノイド44などか
ら構成される。係止部材42は、ほぼ中央部分を軸45
により往復回動自在に支持されており、先端は回動軌跡
と一致する円弧状の球阻止面46が形成されており、軸
45の後方において側方に突出するピンを有し、このピ
ンを揺動部材43の先端側の長孔47内に遊嵌してい
る。揺動部材43は、後部を軸48により揺動自在に支
持されており、該軸48よりも先端側においてソレノイ
ド44と連結片を介して接続され、先端には球当接面4
9を形成し、後方に延設した操作部50を穴51からユ
ニットケース21の外部に突出した状態で装着されてい
る。
る第1状態でセーフ球が発生すると、このセーフ球はセ
ーフ球処理ユニット12の流下制御機構24の作用によ
り1個宛流下制御される。この流下制御機構24は、傾
斜したセーフ球流下路22に対して先端を出没可能な係
止部材42と、係止部材42の球1個分下流側で先端を
セーフ球流下路22内に出没可能であってしかも係止部
材42を往復回動させる揺動部材43と、揺動部材43
を揺動する電気的駆動源としてのソレノイド44などか
ら構成される。係止部材42は、ほぼ中央部分を軸45
により往復回動自在に支持されており、先端は回動軌跡
と一致する円弧状の球阻止面46が形成されており、軸
45の後方において側方に突出するピンを有し、このピ
ンを揺動部材43の先端側の長孔47内に遊嵌してい
る。揺動部材43は、後部を軸48により揺動自在に支
持されており、該軸48よりも先端側においてソレノイ
ド44と連結片を介して接続され、先端には球当接面4
9を形成し、後方に延設した操作部50を穴51からユ
ニットケース21の外部に突出した状態で装着されてい
る。
【0025】ソレノイド44が消磁した状態では、図6
及び図13に示すように、係止部材42の先端球阻止面
46がセーフ球流下路22から退いてセーフ球が検出器
23まで流下することを許容し、揺動部材43の先端が
セーフ球流下路22内に進入して球当接面49によって
最先のセーフ球の流下を阻止して該セーフ球が検出器2
3で検出される状態を維持する。したがって、この状態
においては、入賞球集合樋11により集められたセーフ
球は、セーフ球流路15からセーフ球流下路22内で一
列に整列した状態で待機する。
及び図13に示すように、係止部材42の先端球阻止面
46がセーフ球流下路22から退いてセーフ球が検出器
23まで流下することを許容し、揺動部材43の先端が
セーフ球流下路22内に進入して球当接面49によって
最先のセーフ球の流下を阻止して該セーフ球が検出器2
3で検出される状態を維持する。したがって、この状態
においては、入賞球集合樋11により集められたセーフ
球は、セーフ球流路15からセーフ球流下路22内で一
列に整列した状態で待機する。
【0026】この状態からソレノイド44を励磁する
と、連結片が上昇するので揺動部材43が軸48を中心
にして先端を上昇する方向に揺動し、図14に示すよう
に、先端の球当接面49をセーフ球流下路22内から後
退させて最先のセーフ球の流下を許容し、この揺動部材
43の揺動によって係止部材42が軸45を中心にして
先端を下降する方向に回動して先端の球阻止面46をセ
ーフ球流下路22内に進入させて2番目のセーフ球の流
下を阻止する。したがって、検出器23に作用していた
最先のセーフ球1個だけが流下する。
と、連結片が上昇するので揺動部材43が軸48を中心
にして先端を上昇する方向に揺動し、図14に示すよう
に、先端の球当接面49をセーフ球流下路22内から後
退させて最先のセーフ球の流下を許容し、この揺動部材
43の揺動によって係止部材42が軸45を中心にして
先端を下降する方向に回動して先端の球阻止面46をセ
ーフ球流下路22内に進入させて2番目のセーフ球の流
下を阻止する。したがって、検出器23に作用していた
最先のセーフ球1個だけが流下する。
【0027】そして、ソレノイド44が消磁するとスプ
リングの付勢力により連結片が下降するので揺動部材4
3が先端を下降する方向に戻り回動し、先端の球当接面
49をセーフ球流下路22内に進入させてセーフ球の流
下を阻止し、この揺動部材43の戻り揺動により係止部
材42が先端を上昇する方向に回動して先端の球阻止面
46をセーフ球流下路22から後退させる。したがっ
て、球阻止面46により流下を阻止されていた2番目の
セーフ球が揺動部材43の球当接面49まで流下して停
止する。このため、この状態では検出器23は2番目の
セーフ球を検出する。
リングの付勢力により連結片が下降するので揺動部材4
3が先端を下降する方向に戻り回動し、先端の球当接面
49をセーフ球流下路22内に進入させてセーフ球の流
下を阻止し、この揺動部材43の戻り揺動により係止部
材42が先端を上昇する方向に回動して先端の球阻止面
46をセーフ球流下路22から後退させる。したがっ
て、球阻止面46により流下を阻止されていた2番目の
セーフ球が揺動部材43の球当接面49まで流下して停
止する。このため、この状態では検出器23は2番目の
セーフ球を検出する。
【0028】検出器23がセーフ球を検出して信号を送
出すると、この信号にもとづいて球排出機構部9が作動
して所定数の球を賞球として球供給皿に排出する。そし
て、賞球排出が行なわれたことの確認信号にもとづいて
ソレノイド44が励磁し、2番目のセーフ球を流下させ
て次のセーフ球に備える。この様に、セーフ球処理ユニ
ット12は、セーフ球を1個宛検出して賞球排出動作の
ための信号を送出するとともに、賞球排出が行なわれた
ことにもとづいてセーフ球を1個宛流下させる。
出すると、この信号にもとづいて球排出機構部9が作動
して所定数の球を賞球として球供給皿に排出する。そし
て、賞球排出が行なわれたことの確認信号にもとづいて
ソレノイド44が励磁し、2番目のセーフ球を流下させ
て次のセーフ球に備える。この様に、セーフ球処理ユニ
ット12は、セーフ球を1個宛検出して賞球排出動作の
ための信号を送出するとともに、賞球排出が行なわれた
ことにもとづいてセーフ球を1個宛流下させる。
【0029】なお、上記した実施例は、球止め部材17
に下端が傾斜した検知部36を一体成型したが、本発明
における検知部36は、上記した構成に限定されるもの
ではなく、セーフ球処理ユニット12を裏機構盤3に装
着した状態を検出して球止め部材17の状態を第1状態
(セーフ球の流下を許容する状態)とし、セーフ球処理
ユニット12を裏機構盤3から外すとこれを検知して球
止め部材17を第2状態(セーフ球の流下を停止する状
態)に変換できる機能を備えていればどのような構成で
も良い。例えば、球止め部材17自体に検知部36を設
けることなく別設し、これをリンク等により球止め部材
17に接続してもよい。
に下端が傾斜した検知部36を一体成型したが、本発明
における検知部36は、上記した構成に限定されるもの
ではなく、セーフ球処理ユニット12を裏機構盤3に装
着した状態を検出して球止め部材17の状態を第1状態
(セーフ球の流下を許容する状態)とし、セーフ球処理
ユニット12を裏機構盤3から外すとこれを検知して球
止め部材17を第2状態(セーフ球の流下を停止する状
態)に変換できる機能を備えていればどのような構成で
も良い。例えば、球止め部材17自体に検知部36を設
けることなく別設し、これをリンク等により球止め部材
17に接続してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によれば、
球を流下制御する流下制御機構と球を検出する球検出器
とを有する機構体を基枠体に着脱可能に装着し、機構体
の正常 な装着を検出する装着検出器と、上記球流路の所
定位置に設けられて球の流下を許容する第1状態と球の
流下を停止する第2状態とに変換可能な球止め部材とを
備え、上記球止め部材には、上記機構体が所定位置に装
着された状態を検知して上記第1状態に変換し、該機構
体が所定位置から取り外された状態を検知して上記第2
状態に変換する検知部を備え、上記機構体の装着によっ
て、上記検知部が球止め部材を第2状態から第1状態に
変換するとともに、装着検出器が機構体セット信号を送
出し、機構体の取り外しによって、上記検知部が球止め
部材を第1状態から第2状態に変換するとともに、装着
検出器が機構体セット信号の送出を停止するので、機構
体が故障した場合には機構体ごと取り外して修理した
り、そのまま交換したりできる。したがって、故障が発
生した際の作業効率を向上させることができる。しか
も、機構体を基枠体から取り外しても、この取り外しを
検知部が検知して球止め部材を、球の流下を停止する第
2状態に変換するので、球流路内にある球がこぼれ落ち
てしまうことを防止できる。したがって、営業中におい
ても、遊技者に損害を与えることなく、作業者は安心し
て交換作業等を行うことができる。また、機構体の取り
外しにより球流路内の球がこぼれ落ちないようにする
と、パチンコ機の組立工程においても作業者の負担を軽
減することができる。また、本発明は、機構体の正常な
装着を検出する装着検出器を別個に備えているので、装
着検出器からの正常セット信号に基づいて、当該パチン
コ機を遊技可能状態と遊技停止状態とに切り換えること
ができ、また、機構体の正常な装着がなされていない場
合に、装着検出器からの正常セット信号が送出されない
ので、これに基づいて警告を発することも可能となる。
したがって、機構体を係員がその都度確認作業を行なう
ことなく機構体の正常な装着を確認することができ、パ
チンコ機の信頼性向上を図ることができる。
球を流下制御する流下制御機構と球を検出する球検出器
とを有する機構体を基枠体に着脱可能に装着し、機構体
の正常 な装着を検出する装着検出器と、上記球流路の所
定位置に設けられて球の流下を許容する第1状態と球の
流下を停止する第2状態とに変換可能な球止め部材とを
備え、上記球止め部材には、上記機構体が所定位置に装
着された状態を検知して上記第1状態に変換し、該機構
体が所定位置から取り外された状態を検知して上記第2
状態に変換する検知部を備え、上記機構体の装着によっ
て、上記検知部が球止め部材を第2状態から第1状態に
変換するとともに、装着検出器が機構体セット信号を送
出し、機構体の取り外しによって、上記検知部が球止め
部材を第1状態から第2状態に変換するとともに、装着
検出器が機構体セット信号の送出を停止するので、機構
体が故障した場合には機構体ごと取り外して修理した
り、そのまま交換したりできる。したがって、故障が発
生した際の作業効率を向上させることができる。しか
も、機構体を基枠体から取り外しても、この取り外しを
検知部が検知して球止め部材を、球の流下を停止する第
2状態に変換するので、球流路内にある球がこぼれ落ち
てしまうことを防止できる。したがって、営業中におい
ても、遊技者に損害を与えることなく、作業者は安心し
て交換作業等を行うことができる。また、機構体の取り
外しにより球流路内の球がこぼれ落ちないようにする
と、パチンコ機の組立工程においても作業者の負担を軽
減することができる。また、本発明は、機構体の正常な
装着を検出する装着検出器を別個に備えているので、装
着検出器からの正常セット信号に基づいて、当該パチン
コ機を遊技可能状態と遊技停止状態とに切り換えること
ができ、また、機構体の正常な装着がなされていない場
合に、装着検出器からの正常セット信号が送出されない
ので、これに基づいて警告を発することも可能となる。
したがって、機構体を係員がその都度確認作業を行なう
ことなく機構体の正常な装着を確認することができ、パ
チンコ機の信頼性向上を図ることができる。
【図1】パチンコ機の背面図である。
【図2】裏機構盤の一部欠截斜視図である。
【図3】入賞球集合樋の分解斜視図である。
【図4】入賞球集合樋のセーフ球流路にセーフ球が詰ま
った状態におけるセーフ球流路の正面図である。
った状態におけるセーフ球流路の正面図である。
【図5】入賞球集合樋のセーフ球流路の正面図である。
【図6】入賞球集合樋のセーフ球流路とセーフ球処理ユ
ニットの正面図である。
ニットの正面図である。
【図7】球止め部材の斜視図である。
【図8】セーフ球処理ユニットの分解斜視図である。
【図9】基枠体の嵌合凹部内にセーフ球処理ユニットを
装着した状態の断面図である。
装着した状態の断面図である。
【図10】基枠体の嵌合凹部内にセーフ球処理ユニット
を装着する際の状態を示す断面図である。
を装着する際の状態を示す断面図である。
【図11】セーフ球処理ユニットを基枠体に正常に固定
した状態における止着具の断面図である。
した状態における止着具の断面図である。
【図12】操作ノブを押し込む前の状態における止着具
の断面図である。
の断面図である。
【図13】最先のセーフ球を検出している状態における
セーフ球処理ユニットの内部を示す図である。
セーフ球処理ユニットの内部を示す図である。
【図14】最先のセーフ球だけを流下させて2番目のセ
ーフ球の流下を阻止している状態におけるセーフ球処理
ユニットの内部を示す図である。
ーフ球の流下を阻止している状態におけるセーフ球処理
ユニットの内部を示す図である。
1 パチンコ機 3 裏機構盤 6 基枠体 11 入賞球集合樋 12 セーフ球処理ユニット 15 入賞球集合樋に形成したセーフ球流路 17 球止め部材 21 セーフ球処理ユニットのユニットケース 22 セーフ球処理ユニット内に形成したセーフ球流下
路 23 セーフ球検出器 24 流下制御機構 25 止着具 27 基枠体に形成したセーフ球処理ユニットの嵌合凹
部 35 球止め壁部 36 検知部
路 23 セーフ球検出器 24 流下制御機構 25 止着具 27 基枠体に形成したセーフ球処理ユニットの嵌合凹
部 35 球止め壁部 36 検知部
Claims (5)
- 【請求項1】 球流路から流下する球を流下制御する流
下制御機構と球を検出可能な球検出器とを有する機構体
を、基枠体に着脱可能に装着したパチンコ機において、 上記機構体の正常な装着を検出する装着検出器と、上記
球流路の所定位置に設けられて球の流下を許容する第1
状態と球の流下を停止する第2状態とに変換可能な球止
め部材とを備え、 上記球止め部材には、上記機構体が所定位置に装着され
た状態を検知して上記第1状態に変換し、該機構体が所
定位置から取り外された状態を検知して上記第2状態に
変換する検知部を備え、 上記機構体の装着によって、上記検知部が球止め部材を
第2状態から第1状態に変換するとともに、装着検出器
が正常セット信号を送出し、 機構体の取り外しによって、上記検知部が球止め部材を
第1状態から第2状態に変換するとともに、装着検出器
が正常セット信号の送出を停止することを特徴とするパ
チンコ機。 - 【請求項2】 上記装着検出器は、機構体を基枠体に固
定する止着具の止着状態に基づいて装着状態を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。 - 【請求項3】 上記装着検出器により検出した装着状態
が正常であるときに遊技可能状態とすることを特徴とす
る請求項1または2に記載のパチンコ機。 - 【請求項4】 上記機構体は、入賞球案内棚により集め
られてセーフ球流路から流下するセーフ球を1個宛流下
制御する流下制御機構とセーフ球を1個宛検出可能なセ
ーフ球検出器を有し、 上記球止め部材はセーフ球流路の最先のセーフ球を係止
する位置に設けられたことを特徴とする請求項1から3
のいずれかに記載のパチンコ機。 - 【請求項5】 上記球止め部材は、一端に形成した円筒
空部状の枢支部を形成し、他端には棒状の操作部を枢支
部と同じ方向に突設するとともに略円弧状の球 止め壁部
を下向きに形成し、該球止め壁部と枢支部との間に下面
が傾斜した壁状の検知部を形成して構成したことを特徴
とする請求項1から4のいずれかに記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17369792A JP3242152B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17369792A JP3242152B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337235A JPH05337235A (ja) | 1993-12-21 |
JP3242152B2 true JP3242152B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15965445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17369792A Expired - Fee Related JP3242152B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242152B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4572413B2 (ja) * | 2000-08-23 | 2010-11-04 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP17369792A patent/JP3242152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05337235A (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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