JP2652537B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2652537B2 JP62176815A JP17681587A JP2652537B2 JP 2652537 B2 JP2652537 B2 JP 2652537B2 JP 62176815 A JP62176815 A JP 62176815A JP 17681587 A JP17681587 A JP 17681587A JP 2652537 B2 JP2652537 B2 JP 2652537B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入賞した入賞口の種類に従って排出される
景品球数を変化させることのできるパチンコ機に関する
ものである。
(従来の技術) 一般に、パチンコ機は入賞口を複数個遊技盤上に配設
し、1回の入賞により13個或は15個というように一定数
の景品球が排出されるようになつている。しかし、いず
れの入賞口に入賞しても景品球数は常に一定であるた
め、パチンコ遊技が単調化するという難点がある。そこ
で、入賞した入賞口の種類に応じて景品球数が変わるよ
うにして、変化に富んだ遊技を楽しめるようにしたもの
が案出されている。例えば、入賞すると7個の景品球が
排出される入賞口と、13個の景品球が排出される入賞口
とを遊技盤上に配設し、排出すべき景品球数を計量する
景品球ケースを7個用と13個用とに別個に設けると共に
入賞球を排出処理して景品球ケースを作動させる入賞球
処理装置をも7個用と13個用とに別個に設け、景品球の
排出処理を2系統に構成することにより、入賞した入賞
口の種類に応じて景品球数が変化するようにしたパチン
コ機が案出されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この種のパチンコ機は、前述の如く景
品球排出処理系統が2系統となるため、部品点数の増加
による製造コストの上昇という問題点を有しており、ま
た、従来から使用されている1系統で構成されたパチン
コ機に改良を加えて(例えば、新たに部品を付加する等
して)前記機能をもたせることは困難であるという問題
点も有していた。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、入賞した入賞口の種類に応じ
て景品球数が変化するパチンコ機を提供すると共にその
構造を簡単化するところにある。
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために、本発明が取っ
た手段は、 パチンコ球の入賞時に異なる数量の景品球(12)が排
出される複数種類の入賞口(3)(4)を遊技盤(5)
上に配設したパチンコ機(1)であって、 前記各入賞口(3)(4)に入賞したすべての入賞球
(18)を機構板(10)下部の入賞球集合部(16)に集め
電気的駆動源により1個ずつ切り分けて機外に排出する
入賞球処理装置(200)を制御するとともに、第1の入
賞口(3)に入賞した入賞球数を記憶するためのスイッ
チ(5)を設け、記憶された入賞球数に応じて前記第1
の入賞口(3)への入賞時の景品球排出処理を他の入賞
口(4)への入賞時の景品球排出処理に優先して行なう
マイクロコンピュータからなる景品球処理装置(300)
をパチンコ機を制御するメイン基板とは別体に前記入賞
球集合部(16)近傍に設けたことを特徴とするパチンコ
機(1) をその要旨とするものである。
(発明の作用) 従って、本発明は、入賞した際の入賞口の種類により
その入賞球数を記憶し、1種類の景品球排出処理系統に
より、記憶データに応じて第1の入賞口(3)への入賞
時の景品球排出処理を他の入賞口(4)への入賞時の景
品球排出処理に優先して処理し、排出される景品球数を
変化させよう作用するものである。
(実施例) 以下に、本発明を図面に示した具体例に従って説明す
る。
第1図には、本発明に係るパチンコ機の一実施例が示
してある。この図において、(1)はパチンコ機本体、
(2)はパチンコ機本体(1)に着脱自在に取付けられ
た遊技盤である。遊技盤(2)上には、パチンコ球が入
賞すると7個の景品球が排出される7個用の第1の入賞
口(3)と13個の景品球が排出される13個用の他の入賞
口(4)がそれぞれ複数個配設されている。7個用の第
1の入賞口(3)には、パチンコ球が入賞したことを検
出し役物(6)を始動させる始動スイッチ(図示せず)
と後述する景品球処理装置(300)へ入賞信号を送る入
賞スイッチ(5)とが取着されている。また、遊技盤
(2)上には、風車(7)や釘等の一般のパチンコ機に
使用されている障害物が配設されている。
パチンコ機(1)の裏面には、第2図に示すように、
機構板(10)が開閉自在に装着されている。この機構板
(10)には上方に景品球タンク(11)が設けられ、その
内部に貯溜された景品球(12)を2列に整列して導き出
す導出樋(13)が傾斜して設けられている。導出樋(1
3)の傾斜下端には、コーナ部を介して縦樋(14)が連
結されており、該縦樋(14)の下端に景品球ケース(10
0)が接続されている。(15)は、景品球ケース(100)
から排出された景品球をパチンコ機(1)前面の受皿
(8)に導くための景品球排出樋であり、また、(20
0)は、第1の入賞口(3)又は他の入賞口(4)から
入賞して機構板(10)の内側の入賞球集合部(16)に集
められた入賞球(18)を1個ずつパチンコ機(1)外へ
排出する入賞球処理装置である。この入賞球処理装置
(200)の上方には、7個用の第1の入賞口(3)に入
賞した入賞球の数を記憶して、その記憶数に応じて13個
用の他の入賞口(4)に入賞した入賞球に優先して景品
球を排出するよう作用する景品球処理装置(300)が取
付けられている。
前記景品球ケース(100)は、第3図及び第4図に示
すように、定量数の景品球(12)が収納される固定ケー
ス部(110)と、収納されている景品球(12)を景品球
排出樋(15)へ排出する排出機構部(120)と、排出す
べき景品球を変化させる景品球制御部(130)とから構
成されている。また、この景品球ケース(100)は、前
記縦樋(14)のコーナ部に枢支された扇状の係止板(1
7)を回動させることにより機構板(10)から着脱可能
に取付られている。
固定ケース部(110)は、上端と下端が開口し、景品
球(12)が一列で上下方向に並ぶ直状球溜り(113)を
前後に併設した垂直筒型に形成されており、その上端開
口(111)を前記縦樋(14)の球通路にそれぞれ接続さ
せると共にその下端開口(112)を景品球排出樋(15)
に臨ませてある。また、固定ケース部(110)の直状球
溜り後列(113b)側下方には、後述する景品球制御部
(130)の係止片(135)が進退する係止口(114)が方
形状に切欠されている。
排出機構部(120)は、前記固定ケース部(110)の上
下端開口(111)(112)に臨むよう回動自在に枢支され
た上方弁(121)及び下方弁(122)と、この上方弁(12
1)と下方弁(122)とを交互に開閉するよう上下動可能
に設けられた放出作動体(124)と、該放出作動体(12
4)の係合凹部(125)に先端が臨むよう基端で枢支され
た回動自在の作動レバー(127)とで構成されている。
上方弁(121)は、第4図実線で示すように、常態にお
いてその後端が放出作動体(124)の二股係合部(126)
により押し下げられて固定ケース部(110)の上端開口
(111)を開き、下方弁(122)は、その上端が放出作動
体(124)の係合凹部(125)に当接して下端開口(11
2)を閉じるようになっている。また、第5図に示すよ
うに、固定ケース部(110)の下端開口(112)が閉じた
際に、その直状球溜り前列(113a)に6個の景品球(1
2)が溜められ、かつ、直状球溜り後列(113b)に7個
の景品球(12)が溜められるよう下方弁(122)の下端
には係止突起(123a)(123b)がそれぞれ形成されてい
る。
景品球制御部(130)は、固定ケース部(110)側面に
固定された電磁石(131)と、スプリング(133)により
常時左方に傾斜するよう電磁石(131)の枠体(132)に
枢支された回動片(134)と、該回動片(134)の先端で
枢支された係止片(135)と、該係止片(135)を前記固
定ケース部(110)の係止口(114)に導びく案内部材
(136)とから構成されている。電磁石(131)は、後述
する景品球処理装置(300)からの作動信号により作動
し係止片(135)が係止口(114)に挿入されて係止片
(135)より上方に収納されている直状球溜り後列(113
b)内の景品球(12)が排出されるのを阻止するように
作用すると共に電磁石(131)が作動していない時は、
係止片(135)が係止口(114)から抜き取られた状態と
なり、固定ケース部(110)内に溜られた景品球(12)
を全て排出するよう作用するものである。
機構板(10)の下方右隅には、第6図及び第7図に示
すように、入賞球排出通路(210)と入賞球処理装置(2
00)を構成する各部品が設けられている。入賞球排出通
路(210)の途中にはこの通路(210)を構成する隔壁の
両側を切り欠いて形成した開口部(213)が設けられ、
該開口部(213)の左方には入賞球(18)を受ける待機
部(211)が設けられている。又、開口部(213)の右方
は、前記待機部(211)より上方の上通路部(210a)と
ずれた位置にある下通路部(210b)に連通している。下
通路部(210b)には排出スイッチ(212)が設けられ
て、入賞球(18)が排出されると排出信号を後述する景
品球処理装置(300)に送るようになっている。
入賞球処理装置(200)は、処理モータ(220)と、該
処理モータ(220)の回転軸に固定された凹凸のカム面
を有する板カム(221)と、下端で揺動自在に軸支され
た略『T』字状の制御レバー(230)と、中央部で揺動
自在に軸支された略『ヒ』の字状の操作レバー(240)
と、中央部で揺動自在に軸支された略逆『て』の字状の
拘束レバー(250)と、下端で揺動自在に軸支された略
逆『L』字状の検知レバー(260)とにより構成されて
いる。
制御レバー(230)は、その上端に転子(231)と送り
腕部(232)とを一体に有しており、スプリング(233)
により転子(231)を板カム(221)の凹凸面に常時当接
させると共に、送り腕部(232)が入賞球排出通路(21
0)の開口部(213)に臨むように配設されている。操作
レバー(240)は、その一端がリンク(241)を介して前
記作動レバー(127)に連結され下方コーナ部(242)が
入賞球排出通路(210)の開口部(213)に臨むよう配設
されており、中央部で上方に突出した係合突起(243)
を形成すると共に他端に制御ピン(244)が立設されて
いる。拘束レバー(250)は、その一端が入賞球排出通
路(210)の開口部(213)に臨み他端に形成した段部
(251)が前記操作レバー(240)の係合突起(243)上
端に係合して不正動作を制するよう配設されている。検
知レバー(260)は、一端が前記操作レバー(240)の制
御ピン(244)に当接する摺動杆(261)と、該摺動杆
(261)の他端を先端で枢支し基端で機構板(10)に軸
支した回動杆(262)とからなるリンク機構により構成
されている。回動杆(262)の左側の中央付近には、押
圧板(263)が設けられており、該押圧板(263)は機構
板(10)上に固定されたレバー・スイッチ(264)の感
知突起(265)を常態において押圧するよう形成されて
いる。このレバー・スイッチ(264)は、感知突起(26
5)が押圧されているときに、操作レバー(240)が復帰
位置にあることを示す復帰信号を後述する景品球処理装
置(300)へ送るよう作用するものである。このように
構成された入賞球処理装置(200)は以下のように作用
する。即ち、制御レバー(230)が処理モータ(220)の
回転により板カム(221)の凹凸面に沿って揺動し、そ
の転子(231)が板カム(221)の凸部に接するときに送
り腕部(232)が開口部(213)に突入して待機部(21
1)上にある入賞球(18)を押し出す。押し出された入
賞球(18)は拘束レバー(250)を回動させてその段部
(251)から操作レバー(240)の係合を外すと同時に該
操作レバー(240)を回動させる。操作レバー(240)が
回動するとリンク(241)を介して作動レバー(127)が
押し上げられ、景品球ケース(100)の係合が外される
ことによって景品球(12)が景品球排出樋(15)に排出
される。この操作レバー(240)が回動する際には、制
御ピン(244)も右方向に移動するため、その動作に伴
なって検知レバー(260)が回動しレバー・スイッチ(2
64)の感知突起(265)を復元させて景品球処理装置(3
00)への復帰信号を遮断する。そして、景品球(12)が
景品球排出樋(15)に排出されて入賞球(18)が下通路
部(210b)に落下すると、排出スイッチ(212)により
排出信号が景品球処理装置(300)に送られる。これと
ほぼ同時に、操作レバー(240)及び排出レバーが自重
で復元回動し景品球ケース(100)も自重で元の位置に
戻り再度景品球(12)を充填するという一連の動作を行
なう。操作レバー(240)が復元回動すると検知レバー
(260)も揺動し、レバー・スイッチ(264)により復帰
信号を景品球処理装置(300)へ再度送り始める。
景品球処理装置(300)は、マイクロコンピュータか
らなり、パチンコ機自体を制御するメイン基板とは別体
に設けてあり、具体的には、第2図に示すように入賞球
集合部(16)の近傍に設けてある。つまり、この景品球
処理装置(300)は、第8図に示すように、CPU(31
0)、RAM(320)、ROM(330)、CLOCK(340)、インタ
ー・フェイス(350)、フリップ・フロップ(360)、電
磁石ドライバー(361)、LEDドライバー(370)及びリ
レー・ドライバー(380)から構成されている。ROM(33
0)には、CPU(310)を制御するプログラムが書込まれ
ており、CPU(310)はこのプログラムに従って入賞スイ
ッチ(5)、レバー・スイッチ(264)及び排出スイッ
チ(212)からインター・フェイス(350)を介して必要
とされる外部データを取り込んだり、あるいはRAM(32
0)との間でデータの授受を行ったりしながら演算処理
し、必要に応じて処理したデータをフリップ・フロップ
(360)、LEDドライバー(370)及びリレー・ドライバ
ー(380)に出力する。RAM(320)は、7個用の第1の
入賞口(3)に入賞した入賞球数を記憶したり演算処理
を行なう際にデータを一時格納するよう作用し、停電時
にも記憶データが消滅しないようコンデンサー等によっ
てその電源はバック・アップされている。フリップ・フ
ロップ(360)は、CPU(310)からのセット・パルスに
よりセットされ、電磁石ドライバー(361)を作動させ
て電磁石(131)を励磁し前記係止片(135)を固定ケー
ス部(110)の係止口(114)に挿入させる。また、排出
スイッチ(212)からの排出信号がインター・フェイス
(350)を介してCPU(310)に送られると、CPU(310)
は所定時間経過後フリップ・フロップ(360)にリセッ
ト・パルスを送り、電磁石(131)の作動を停止させて
前記係止片(135)を係止口(114)から抜き取る。LED
ドライバー(370)は、7個用の第1の入賞口(3)に
入賞した現在の未処理入賞球数をRAM(320)からCPU(3
10)を介して前記遊技盤の右上方隅に設けられた7セグ
メントLED(371)に表示するよう作用すると共に、景品
球が7個排出された場合に7セグメントLED(371)の下
方に設けられた7個出し表示ランプ(372)を点灯させ
る。リレー・ドライバー(380)は、前記各種のリミッ
ト・スイッチ(5)(212)(264)や電磁石(131)等
が断線したりショートしていた場合に、リレー(381)
(382)を作動させて、パチンコ球の発射モータ(383)
や入賞球処理装置(200)の処理モータ(220)を停止さ
せるよう作用するものである。
ROM(330)に書込まれているプログラムをフローチャ
ートで示すと第9図及び第10図のようになる。以下、こ
れらの図に従って本パチンコ機(1)の作用を説明す
る。
第9図のメイン・プログラムがスタートすると、CPU
(310)は、RAM(320)内にある7個用の第1の入賞口
(3)に入賞した入賞球数を記憶する変数としてのCT値
を0にセットし、その値を7セグメントLED(371)によ
り表示する。
次に第10図に示す割込みルーチンがスタートする。こ
の割込みルーチンは、クロック同期型であって、7個用
の第1の入賞口(3)に入賞したかを常時チェックし、
7個用の第1の入賞口(3)に入賞したならばCT値に1
を加えて記憶してメイン・ルーチンに戻る。7個用の第
1の入賞口(3)に入賞していなければ何等処理せずに
メイン・ルーチンに戻る。このように、この割込みルー
チンは7個用の第1の入賞口(3)に入賞したか否かを
常時監視するよう作用する。なお、本実施例において
は、入賞数の記憶数は99個まで可能である。
メイン・プログラムに戻って説明を加えると、CT値に
0をセットした後、監視作業のステップに進む。このス
テップでは、前記各種のリミット・スイッチ(5)(21
2)(264)や電磁石(131)等が正常に作動し得るか否
かをチェックする。もし、リミット・スイッチ(5)
(212)(264)や電磁石(131)等が断線したりショー
トしていた場合には、パチンコ球の発射モータ(383)
や入賞球処理装置(200)の処理モータ(220)を停止さ
せて誤動作や不正動作を阻止する。正常に作動し得る状
態にあれば、CPU(310)は、7セグメントLED(371)に
CT値を表示する。その後、CT値が0か否かをチェック
し、0の場合、即ち、7個用の第1の入賞口(3)へ1
個も入賞していない場合には監視作業ステップに戻る。
この際、7個用の第1の入賞口(3)には入賞していな
いが13個用の他の入賞口(4)に入賞した入賞球がある
場合には、前述の如く入賞球処理装置(200)の機械的
作用により固定ケース部(110)内の全景品球(13個)
が景品球排出樋(15)に排出されてパチンコ機(1)前
面の受皿(8)に排出される。CT値が0でなかったなら
ば、入賞球処理装置(200)の操作レバー(240)が復帰
位置にあるか否かをレバー・スイッチ(264)の復帰信
号によってチェックする。復帰位置にない場合、即ち、
操作レバー(240)が回動中のときには、監視作業ステ
ップに戻り操作レバー(240)が復帰位置にくるまで待
つのである。復帰位置にある場合には、CPU(310)はフ
リップ・フロップ(360)にセット・パルスを送って電
磁石ドライバー(361)を作動させ景品球制御部(130)
の電磁石(131)を励磁して係止片(135)を固定ケース
部(110)に挿入させる。この状態で入賞球処理装置(2
00)が作動することにより固定ケース部(110)の直状
球溜り前列(113a)内の6個の景品球(12)と直状球溜
り後列(113b)内の1個の景品球(12)との合計7個の
景品球(12)が景品球排出樋(15)に排出される。な
お、係止片(135)の挿入位置を更に上方にすれば、景
品球(12)の排出数を8個、9個というように増加させ
ることも可能である。フリップ・フロップ(360)にセ
ット・パルスを送った後、このプログラムは入賞球(1
8)が入賞球処理装置(200)から排出されたか否かをチ
ェックするステップに進む。このステップでは排出スイ
ッチ(212)からの排出信号が送られてきたか否かで入
賞球(18)が排出されたか否かを判断する。排出信号が
インター・フェイス(350)を介してCPU(310)に送ら
れてくると、CPU(310)は7個出し表示ランプ(372)
を点灯させると共に、フリップ・フロップ(360)にリ
セット・パルスを送って電磁石ドライバー(361)の作
動を停止させ電磁石(131)を無励磁状態に戻して係止
片(135)を固定ケース部(110)から抜き去る。フリッ
プ・フロップ(360)にリセット・パルスを送った後、C
PU(310)はCT値から1を引き入賞記憶数を1個分減ら
し、監視作業ステップに戻って上述の各ステップを繰り
返す。このように本実施例に係るパチンコ機(1)は、
7個用の第1の入賞口(3)に入賞した入賞球数を記憶
して、その入賞球数に応じた回数だけ係止片(135)を
進退させつつ景品球ケース(100)を作動させ、7個用
の第1の入賞口(3)又は13個用の他の入賞口(4)に
入り乱れて入賞した場合でも7個用の第1の入賞口
(3)の入賞を優先して処理し景品球(12)を排出する
よう作用するものである。
以上のように構成された本実施例においては、景品球
処理装置(300)が、パチンコ機自体を制御するメイン
基板とは別体に入賞球集合部(16)の近傍に設けてあ
り、さらに、景品球制御部(130)を備えた景品球ケー
ス(100)が、機構板(10)から着脱自在に形成されて
いて、従来から使用されているパチンコ機の景品球ケー
スとの交換性があり、また、各種のリミット・スイッチ
(5)(212)(264)の取付けには、既存の穴位置を使
用しているため、従来から使用されているパチンコ機に
部品を追加することにより本実施例に係るパチンコ機
(1)と同一の機能を持たせることが可能であり、ま
た、その部品を除去することにより従来と同一機能のパ
チンコ機に復元することもできる。
なお、本実施例においては、7個用の第1の入賞口
(3)が13個用の他の入賞口(4)に比較して少ないた
め、入賞スイッチ(5)を7個用の第1の入賞口(3)
のみに設け、7個出しを13個出しに優先して処理するよ
うになっているが、13個用の他の入賞口(4)の方が少
ない場合には、13個用の他の入賞口(4)のみに入賞ス
イッチ(5)を設けて13個出しを優先して処理するよう
にすればよい。
また、入賞したことを検出する入賞口(3)を数種類
配設するなどして、例えば、5個出し、9個出し、13個
出しというような数種類の景品球排出パターンとするこ
とも可能である。
さらに、本実施例は、景品球ケース(100)が揺動し
ないパチンコ機(1)ついて適用した例を示したが、景
品球ケース(100)自体が揺動し景品球が排出されるよ
うにしたパチンコ機(1)についても景品球ケース(10
0)と共に景品球制御部(130)も揺動するように構成す
るなどして容易に適用することが可能である。
さらには、本実施例は、前述の諸機能を所謂ソフト・
ロジックで構成しているが、AND/OR回路等のハード・ロ
ジックで構成しても良いことは言うまでもない。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係るパチンコ機は、入賞した
際の入賞口の種類によりその入賞球数を記憶し、1種類
の景品球排出処理系統により、記憶データに応じて第1
の入賞口への入賞時の景品球排出処理を他の入賞口への
入賞時の景品球排出処理に優先して処理し排出される景
品球数を変化させるよう構成されており、さらに、この
景品球排出処理を行う景品球処理装置が、パチンコ機自
体を制御するメイン基板とは別体に入賞球集合部の近傍
に設けている。従って、入賞した入賞口の種類に応じて
景品球数が変化するパチンコ機とすることが可能とな
る。また、その構造が簡単であるため製造コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパチンコ機の一実施例を示す正面
図、第2図は一実施例の背面図、第3図は実施例におけ
る景品球ケースの斜視図、第4図は景品球ケースの縦断
面図、第5図は景品球ケースの横断面図、第6図及び第
7図は実施例における入賞球処理装置の正面図、第8図
は実施例における景品球処理装置の回路ブロック図、第
9図及び第10図はプログラムを示すフローチャート図で
ある。 符号の説明 1……パチンコ機、2……遊技盤、3……第1の入賞
口、4……他の入賞口、12……景品球、100……景品球
ケース、200……入賞球処理装置、300……景品球処置装
置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ球の入賞時に異なる数量の景品球
    が排出される複数種類の入賞口を遊技盤上に配設したパ
    チンコ機であって、 前記各入賞口に入賞したすべての入賞球を機構板下部の
    入賞球集合部に集め電気的駆動源により1個ずつ切り分
    けて機外に排出する入賞球処理装置を制御するととも
    に、第1の入賞口に入賞した入賞球数を記憶するための
    スイッチを設け、記憶された入賞球数に応じて前記第1
    の入賞口への入賞時の景品球排出処理を他の入賞口への
    入賞時の景品球排出処理に優先して行なうマイクロコン
    ピュータからなる景品球処理装置をパチンコ機を制御す
    るメイン基板とは別体に前記入賞球集合部近傍に設けた
    ことを特徴とするパチンコ機。
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