JP3240813B2 - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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JP3240813B2
JP3240813B2 JP04428694A JP4428694A JP3240813B2 JP 3240813 B2 JP3240813 B2 JP 3240813B2 JP 04428694 A JP04428694 A JP 04428694A JP 4428694 A JP4428694 A JP 4428694A JP 3240813 B2 JP3240813 B2 JP 3240813B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として電池で駆動す
るポータブルタイプのヘッドホンステレオやCDプレー
ヤその他のオーディオ機器等を電磁波を用いて制御する
リモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヘッドホンステレオに代表される
小型オーディオ機器は、操作性の向上を図るため、リモ
ートコントロール(以下リモコンと略称)装置を付属す
ることが不可欠となっている。
【0003】図7は、従来のヘッドホンステレオのワイ
ヤレス方式のリモコン装置を示すブロック図であり、同
図において、リモコン送信部(以下リモコン部と称す)
30の発する電磁波信号により、リモコン受信部を内蔵
したオーディオ機器本体部(以下機器本体部と称す)3
1の所定の動作を制御するものである。上記リモコン部
30は、操作スイッチ32、リモコン制御部33、高周
波変換器34、局部発振器35、送信アンテナ36等に
より構成されている。また、リモコン部30によって遠
隔操作される機器本体部31は、イヤーホーン37、高
周波増幅回路38、検波復調回路39、テープメカニズ
ムを含む再生手段40、低周波増幅器41、本体制御部
42、トランジスタスイッチ43、スタンバイスイッチ
44、直流電源45等により構成されている。
【0004】このような構成において、リモコン部30
と機器本体部31とは分離独立しており、リモコン部3
0の操作により、機器本体部31をコントロールする
際、まずスタンバイスイッチ44をオンし、その入力に
より本体制御部42より指令を出力して、トランジスタ
スイッチ43をオンし、高周波増幅回路38および検波
復調回路39に電源を供給して動作させ、リモコン部3
0よりのリモコン指令電波を待機する状態に設定する。
【0005】通常操作は、リモコン部30の操作スイッ
チ32を押すと、リモコン制御部33により操作スイッ
チ32の操作指令に対応したシリアル送信用符号を発生
し、高周波変換器34において局部発振器35より発生
した信号によりヘテロダイン方式で高周波変換され、増
幅されて送信アンテナ36より送信信号として出力され
る。そして、機器本体部31では、リモコン部30より
の送信信号を受信アンテナと兼用のイヤーホーン37の
コードにより受信し、高周波増幅回路38、検波復調回
路39にて復調され、本体制御部42にて解読され、操
作スイッチ32の指令を確認して制御出力を発生し、再
生手段40等の機器本体部31の動作をコントロールす
ることができる。なお、機器本体部は携帯型で、使用す
る際は、鞄の中などに入れられる場合が多い。
【0006】また、このようなワイヤレス送信式のリモ
コン装置として、リモコン部30のリモコン制御部33
に送受信認識用特定符号の発生回路を有し、この特定符
号を上記操作指令符号と重畳して送信し、機器本体部3
1の本体制御部42にあらかじめ記憶した特定符号との
一致を確認して、リモコン部30の操作指令を確定する
ようにしたリモコン装置が提案されている。これは、他
の同種のリモコン装置よりの送信信号が機器本体部31
で受信されても、上記した送受信認識用特定符号が一致
しない場合は、これを無効と判断するため、誤動作が防
止できるものである。
【0007】機器本体部31のリモコン受信動作を停止
するときは、リモコン部のリモコン動作停止のための操
作スイッチを押して、機器を停止させるとともにリモコ
ン受信動作も停止させるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のリモコン装置は、機器本体部の電源電池消耗
を防止するため、スタンバイスイッチを押すことで、初
めて、受信回路を動作させ受信待機状態に設定され、リ
モコン部より発信する操作指令を受信することができる
が、スタンバイスイッチを押さなければ受信待機状態に
ならないため、制御を受けることができないこと、また
リモコン動作を停止するにはリモコン部の特定の操作ス
イッチを操作しなければならない等その操作性が悪いと
いう問題点を有していた。
【0009】また、携帯性を良くするため、リモコン部
を小型化した場合、リモコン部を紛失しやすく、機器本
体部からリモコン部が離れすぎたり、金属製のケースに
入れたり、またはリモコン側の電池が消耗したりしてリ
モコン操作が不可能になった場合、使用者はそのことに
気付かずに故障になったと思い違いする等の問題点があ
った。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を改善するた
めもので、リモコン部を機器本体部に着脱可能に構成す
るとともにリモコン部を機器本体部から離脱させること
によりリモコン操作を開始でき、リモコン部を機器本体
部に装着することによってリモコン操作を終了させ、か
つリモコン部が機器本体部より離れすぎる等によってリ
モコン不能状態になったときに告知する等操作性および
携帯性を改善した優れたリモコン装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のリモコン装置は、機器本体部と前記機器本体
部に着脱可能に構成され当該機器本体の動作を制御可能
なリモコン部とを有するリモコン装置であって、前記リ
モコン部は、前記機器本体部との装着および離脱に応動
する受信待機状態開始スイッチと、少なくとも1個の操
作指令スイッチと、前記受信待機状態開始スイッチと操
作指令スイッチとの指示を受けて前記機器本体部の動作
を制御するための信号を含む送信シリアル信号を発生す
るリモコン制御手段と、前記リモコン制御手段で発生し
た送信シリアル信号を電磁波に変換して送信する送信手
段とを有し、前記機器本体部は、前記リモコン部の送信
手段からの電磁波を受信して前記送信シリアル信号を復
調する受信手段と、前記リモコン部の装着および離脱に
応動して前記電磁波受信手段の動作を制御するリモコン
着脱検出スイッチと、前記受信手段で復調された前記送
信シリアル信号を解析し内部の記憶手段の記憶と照合し
てその内容を識別して前記電磁波受信手段を含む機器本
体の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段
は、リモコン部が機器本体部からの離脱時のリモコン着
脱検出スイッチの動作により受信手段の動作を開始さ
せ、リモコン部からの送信シリアル信号の検出を行い、
第1の周期を越えて前記送信シリアル信号の検出のない
場合は告知するように構成したものである。
【0012】そして、さらに詳しくは、前記制御手段が
検出する送信シリアル信号に、到達確認用特定符号また
は送受信認識用特定符号を含み、前記制御手段は、その
送信到達確認用特定符号または送受信認識用特定符号の
検出のない場合に告知するように構成したものであり、
または機器本体部の制御手段の検出は、連続的にまたは
第2の周期ごとに一定時間だけ間欠的に受信手段を動作
させてリモコン部からの送信シリアル信号を検出するよ
うな構成であり、制御手段の告知は、イヤホーンから警
告音を発する、機器本体部に設けた発音手段または振動
手段を動作させる、または目視装置の表示による告知方
法で告知するような構成であり、または受信手段が受信
待機状態解除用送信信号を受信することにより受信手段
の動作を停止させるような構成である。
【0013】またリモコン部のリモコン制御手段はリモ
コン部が機器本体部からの離脱時の受信待機状態開始ス
イッチの動作によりリモコン部の動作を開始させるとと
もに少なくとも送信到達確認用特定信号または少なくと
も送受信認識用特定符号を含む送信用データの発生を連
続的または第3の周期をもって間欠的に行う構成であ
り、またはリモコン部の受信待機状態開始スイッチの動
作により少なくとも受信待機状態解除用送信符号を含む
送信シリアル信号を発生する構成であり、または操作指
令スイッチの操作を検出すると第3の周期に関わりなく
直ちに少なくとも操作指令符号を含む送信用シリアル信
号の発生を行う構成である。
【0014】そしてさらに必要があればリモコン部のリ
モコン制御手段はリモコン部が機器本体部より離脱した
ときから計時を開始し、あらかじめ設定された時間を越
えたとき、送信到達確認用特定符号または送受信認識用
特定符号を含むシリアル送信信号の間欠、もしくは連続
送信を停止させ、または受信待機状態解除用符号を含む
シリアル信号を送信するための第4の周期を有する構成
となっている。
【0015】
【作用】本発明は上記の構成において、機器本体部から
リモコン部を離脱させると、リモコン着脱検出スイッチ
の動作により、制御手段は、受信手段の動作を開始さ
せ、リモコン部からの送信シリアル信号の検出を行い、
第1の周期を越えて前記送信シリアル信号の検出のない
場合は告知する。また、連続的にまたは第2の周期ごと
に一定時間だけ間欠的に受信手段を動作させてリモコン
部からの送信シリアル信号を監視し、一方リモコン部は
本体機器部からの離脱による受信待機状態開始スイッチ
の動作によりリモコン部の動作を開始させるとともに少
なくとも送信到達確認用特定信号または少なくとも送受
信認識用特定符号を含む送信用データの発生を連続的ま
たは第3の周期をもって間欠的に行い、操作指令スイッ
チの操作を検出すると第3の周期に関わりなく直ちに少
なくとも操作指令符号を含む送信用シリアル信号の発生
を行う。
【0016】機器本体部はリモコン部からの送信到達確
認用特定符号または送受信認識用特定符号の検出を行
い、第1の周期を越えて送信到達確認用特定符号または
送受信認識用特定符号の検出のない場合はイヤホーンか
ら警告音を発し、または発音手段または振動手段を動作
させ、または目視装置の表示による告知方法で告知す
る。
【0017】リモコン部は機器本体部に装着されるとリ
モコン着脱検出スイッチの動作により、機器本体部の制
御手段は受信手段の動作を停止させるように作用するこ
ととなる。
【0018】また必要により、リモコン制御手段はリモ
コン部が機器本体部より離脱したときから計時を開始
し、あらかじめ設定された時間を越えたとき、送信到達
確認用特定符号または送受信認識用特定符号を含むシリ
アル送信信号の間欠、もしくは連続送信を停止させ、ま
たは受信待機状態解除用符号を含むシリアル信号を送信
することによって本体機器の動作を停止させるように作
用することとなる。
【0019】
【実施例】以下本発明のリモコン装置の一実施例につい
て、そのリモコン装置のブロック図である図1および同
じくリモコン部Aより出力される送信シリアル信号のタ
イムチャートである図2を参照しながら説明する。図1
において、リモコン装置はリモコン送信部(以下リモコ
ン部と称す)Aおよびオーディオ機器本体部(以下機器
本体部と称す)Bよりなり、この両者A,Bは分離独立
できるよう、またリモコン部Aは機器本体部Bに対して
着脱できるよう構成されている。
【0020】リモコン部Aにおいて、少なくとも1つな
いし複数の操作指令スイッチ1および受信待機状態開始
スイッチ2は、それぞれリモコン制御手段であるリモコ
ン制御部3内の操作指令符号発生回路3bおよび待機状
態開始発生回路3cに接続され、この操作指令符号発生
回路3bおよび待機状態開始発生回路3cの出力は同じ
くリモコン制御部3内の送信信号発生回路3aに接続さ
れている。リモコン制御部3の出力および局部発振器5
の出力は高周波変換器4に接続され、その出力は送信ア
ンテナ6に接続されている。なお受信待機状態開始スイ
ッチ2はリモコン部Aが機器本体部Bに装着されている
ときはオン、機器本体部Bから離脱したときはオフとな
るように構成されている。局部発振器5,高周波変換器
4および送信アンテナ6を送信手段と総称する。
【0021】つぎに機器本体部Bにおいて、イヤーホー
ン7のコード7aが受信アンテナに兼用されており、コ
イル16を介して低周波増幅器10の出力端子に、また
コンデンサ17を介して高周波増幅回路8に接続され、
検波復調回路9を介して制御手段である本体制御部11
に接続されている。直流電源12は本体制御部11を介
してテープメカニズム14a,再生回路14bを含む再
生装置14に、またトランジスタスイッチ13を介して
受信手段である高周波増幅回路8および検波復調回路9
に電源電圧を供給している。再生装置14のオーディオ
出力は低周波増幅器10を介してイヤーホーン7に供給
される。リモコン着脱検出スイッチ15は本体制御部1
1に接続されている。
【0022】ここで、本体制御部11は、リモコン部A
からの送信信号を復調した検出信号に基づいて制御出力
を行う制御回路11aと、符号化された送信信号の解読
を行うベくこれと一致する符号を記憶しておく記憶手段
11bとを有している。また、再生装置14は、ヘッド
14aを含むテープメカニズムや再生アンプ14b等よ
りなり、そのメカニズム駆動用のモータやプランジャー
(図示せず)等が本体制御部11により制御されるよう
接続されている。またリモコン着脱検出スイッチ15
は、たとえばリモコン部Aの機器本体部Bへの装着状態
ではオン、離脱状態ではオフであり、そのオン,オフ状
態を本体制御部11で検出できるように接続されてい
る。
【0023】以上のように構成されたリモコン装置にお
いて、以下その動作を説明する。まず、リモコン部Aの
操作により機器本体部Bをコントロールしようとする際
に、リモコン部Aを機器本体部Bより離脱させる。この
離脱により機器本体部Bにおいてはリモコン着脱検出ス
イッチ15がオンからオフ状態になり、この状態を本体
制御部11が検出してトランジスタスイッチ13をオン
にする制御指令を出力し、トランジスタスイッチ13の
オンにより高周波増幅回路8および検波復調回路9より
なる受信回路に電源12の電圧を印加して動作させ、リ
モコン部Aよりのリモコン指令の電波待機状態になる。
同時に本体制御部11内では第1のタイマーがクリアさ
れ、スタートする。
【0024】また、リモコン部Aを機器本体部Bより離
脱させることにより、リモコン部Aにおいては受信待機
状態開始スイッチ2のオフを検出してリモコン制御部3
の待機状態開始発生回路3cを介して送信信号発生回路
3aを動作させ、連続的に、または第3のタイマーの制
御による一定時間ごとに送信シリアル信号を発生させ
る。この送信シリアル信号の一例を図2を併用して説明
する。図2において期間aは起動用ビット、期間bはリ
モコン操作指令符号、期間cは送信到達確認用特定符
号、期間dは受信待機状態解除用送信符号、期間eは送
受信認識用特定符号の変更指令符号、期間fは送受信認
識用特定符号、期間gは終了用ビットである。期間aか
ら期間gまでの時間は、リモコン制御部3にて発生する
連続したシリアルの符号列で、リモコン部Aより送信す
る1つの送信シリアル信号を構成する。
【0025】期間aの起動用ビットは、リモコン部Aよ
りの送信シリアル信号の開始を機器本体部の本体制御部
11に認識させるための符号に割り当てられた時間であ
る。期間bは、リモコン部Aの操作指令スイッチ1に応
じたリモコン操作指令符号の時間である。期間cは送信
到達確認用特定符号の時間で、操作指令スイッチの操作
が無くても、符号を付与する。期間dは受信待機状態開
始スイッチ2をオンにしたとき符号を付与する時間であ
り、受信待機状態開始スイッチ2を操作しないときは符
号がなく、データは00となる。このスイッチは本来リ
モコン部Aが機器本体部Bから離脱したことのみを検出
するためのものであるが、手動でオンすることによって
待機状態解除用送信符号を発生することもできる。期間
eはリモコン部Aを機器本体部Bより離脱させた直後、
リモコン部より送信する1回目の送信シリアル信号にの
み付与される送受信認識用特定符号の変更指令符号の時
間である。後述の期間fの送受信認識用特定符号を用い
ないシステムにおいては、この符号は必要ではない。期
間fは送受信認識用特定符号を構成する時間であり、こ
の符号を使用するか否かはシステムを構成するときの選
択事項である。最後の期間gはシリアルの送信シリアル
信号の終了を本体制御部11に認識させるための終了用
ビットの時間である。以上の期間aから期間gで構成さ
れるリモコン部で発生した1つのデータを本体制御部1
1で解読し、機器本体部は図1にて説明した各々の処理
を実行する。
【0026】なお、実際の送信では、送受信の確実性を
増すため上記データの期間bから期間fまでの符号の
0、1を反転したデータで2回目のデータを作り、1回
目の反転しないデータと合わせ、1組の連続したデータ
として出力される。1回目のデータと、2回目のデータ
の反転データとの一致をもって、送信シリアル信号は本
体制御部11にて確定される。
【0027】そこで、リモコン部Aの操作指令スイッチ
1を押圧操作すると、その操作指令スイッチ1の操作状
態に対応して、リモコン制御部3の操作指令符号発生回
路3bにより操作指令符号を発生し、これにより送信信
号発生回路3aで操作指令信号を含めて図2のシリアル
送信符号を合成して送信シリアル信号を発生し、高周波
変換器4において局部発振器5より与えられた局部発信
周波数によりヘテロダイン方式で高周波変換され、増幅
され送信アンテナ6より送信信号として出力される。機
器本体部Bでは、リモコン部Aよりの送信信号を、イヤ
ーホーン7のコード7aを受信アンテナとして受信し
て、コイル16により受信高周波成分は低周波増幅器1
0への導通は阻止されてコンデンサ17を介して高周波
増幅回路8で増幅され、検波復調回路9にて復調され、
本体制御部11にて、通常状態では記憶手段11bに記
憶された符号と、受信したシリアル受信データ中の送受
信認識用特定符号および操作指令符号が比較・解読さ
れ、両者とも一致すれば操作スイッチ1の操作に対応し
た制御指令を出力し、これに基づいて再生装置14等の
機器本体部Bの動作をコントロールする。送受信認識用
特定符号を用いるシステムにおいては送受信認識用特定
符号の一致が他の符号を解読するための前提条件であ
り、送受信認識用特定符号を用いないシステムにおいて
はこの条件はない。以下の説明もすべて同様であり、そ
の都度の説明は省略する。
【0028】また、前述のようにリモコン部Aの受信待
機状態開始スイッチ2を手動でオンにすると、待機状態
開始発生回路3cは図2dの受信待機状態解除用の送信
符号を発生させ、この符号を送信信号発生回路3aで送
信シリアル信号中に含ませて上記した操作指令信号と同
様にして送信し、機器本体部Bにて受信し、本体制御部
11に入力され、本体制御部11では、この受信待機状
態解除用の送信符号を復号化して、その指令信号による
制御出力でトランジスタスイッチ13をオフさせ、高周
波増幅回路8および検波復調回路9よりなる受信回路の
電源を切り、動作を停止させることとなる。
【0029】また、リモコン部Aを機器本体部Bより離
脱している状態から機器本体部Bに装着すると、リモコ
ン着脱検出スイッチ15がオンとなり、本体制御部11
によりトランジスタ13がオフとなり受信手段の電源は
オフとなり、機器本体の動作は停止し、また受信待機状
態開始スイッチのオンによりリモコン制御部3によりリ
モコン部Aの動作も停止する。
【0030】ここで機器本体部Bへのリモコン部Aの装
着状態を示す斜視図の図3(a)と図3(a)の矢印X
方向から見た機器本体部Bへのリモコン部Aの装着状態
を示す部分側断面図の図3(b)とを用いて受信待機状
態開始スイッチ2とリモコン着脱検出スイッチ15との
構成例を示す。図において機器本体部Bの機器本体筺体
21の凹部21aの周辺には4個の保持具23があり、
その回動軸23aが凹部21aの軸受部21bと嵌合し
て回動自在に保持されているが、保持具23は、その回
動軸23aが封止部21によって封止され、かつその突
起部23bがばね24によって機器本体筺体21の内壁
方向に付勢されることによって機器本体筺体21に保持
されており、リモコン部Aを保持する状態では、保持具
23の保持部23cがリモコン部Aのリモコン筺体22
の凹部22aに嵌合している。
【0031】この状態でリモコン筺体22の突起部22
bは機器本体筺体21の開口部21dから内部に嵌入
し、リモコン着脱検出スイッチ15のアクチュエータ1
5aを押圧し接触片15bと15cとを接触させてオン
状態とする。同様に機器本体の突起部21eはリモコン
筺体22の開口部22cから内部に嵌入し、受信待機状
態開始スイッチ2のアクチュエータ2aを押圧し、接触
片2bと2cとを接触させてオン状態とする。
【0032】リモコン部Aのリモコン筺体22を持って
矢印Y方向へ引き出すと保持具23はばね24の弾性に
抗して矢印R,L方向に回動して、その保持部23cは
リモコン筺体22の凹部22aから外れてリモコン部A
は機器本体部Bから離脱し、同時に凸部22b,21e
はそれぞれスイッチ15、2のアクチュエータ15a,
2aを押圧しなくなり、スイッチ15,2はそれぞれオ
フとなる。
【0033】以上は通常動作の場合について説明した
が、特殊な状況、特にリモコン部Aが機器本体部Bから
遠く離れるなどの事態によって、リモコン操作が不能に
なった場合の告知方法等の動作を含めて図4,図5およ
び図6に示す制御フローを併用して制御回路11aが各
部を制御する流れを説明する。まず、図4に示す機器本
体部Bの連続受信の場合を示す制御フローについて説明
すると、制御回路11aは、ステップS1で第1のタイ
マーをクリアしステップS2でリモコン部Aの離脱を検
出し、リモコン着脱検出スイッチ15がオンからオフに
変化すると、ステップS3で本体制御部11はトランジ
スタスイッチ13をオンさせる制御出力を発し、リモコ
ン信号の待機状態となる。つぎに、ステップS4でリモ
コン送信信号の有無を判断し、信号有りの場合はステッ
プS5に進んで送信信号の送信符号の復号化を行い、ス
テップS6およびS9で操作指令符号かまたは解除指令
符号かの判断を行う。ここで、信号が操作指令符号を含
む場合は、ステップS6よりステップS7に進んで本体
制御部11は再生装置14等の機器本体部Bの動作の制
御出力を発し、ステップS8において機器本体部Bの所
定の動作を行い、再びステップS1に戻る。
【0034】一方、ステップS9で受信待機状態開始ス
イッチ2のオンに起因する解除指令符号を受けた場合
は、ステップS10に進んでトランジスタスイッチ13
をオフにする制御出力を発し、受信回路のリモコン信号
待機状態を停止することとなる。また、ステップS4に
おいてリモコン送信信号がない場合は、ステップS11
において第1のタイマーをスタートさせ、ステップS1
2において第1のタイマーが第1の周期である3秒に達
しない場合はステップS4に戻り、3秒に達するとステ
ップS13でリモコン不能と判断して再生装置14の再
生回路14bと、または少なくとも低周波増幅器10を
介してイヤーホーン7から一定時間の警告音を発すると
いう告知方法で告知し、ステップS14で第1のタイマ
ーをクリヤしてステップS4の入り側に戻る制御フロー
となっている。
【0035】つぎに図5に示す機器本体部Bの間欠受信
の場合を示す制御フローについて説明すると、ステップ
S1ないしS10については図4と全く同じ動作である
からその説明は省略する。ステップS2のあとステップ
S15でリモコン不能告知のための第1のタイマーをス
タートさせ、ステップS4でリモコン送信信号が受信で
きないときステップS16に進み、間欠受信のための第
2のタイマーをスタートさせる。ステップS17で第2
のタイマーが0.01秒経過していないときはステップ
S18でリモコン送信信号の有無をチェックし、あれば
ステップS5へ行き、無ければステップS17に戻る。
【0036】ステップS17で0.01秒経過している
とステップS19でトランジスタ13をオフにしてリモ
コン待機状態を解除し、ステップS20で0.09秒の
経過を待ち、経過しない場合はステップS19へ戻り、
経過した場合はステップS21で第1のタイマーが3秒
経過したかをチェックし、経過していなければステップ
S3へ行き、経過していればステップS22でリモコン
不能であると判断して図4の場合と同様にイヤーホーン
7を通じて一定時間の警告音を発するという告知方法で
告知し、ステップS23で第1のタイマーをクリアして
ステップS15へ戻って動作を続ける。このように制御
回路14aは第2の周期である0.1秒ごとに0.01
秒間の受信を行うように制御し、それによってリモコン
部Aからの送信を確認することとなる。
【0037】つぎに、図6に示すリモコン部Aの制御フ
ローについて説明する。リモコン部Aは通常小形である
ため電池の消耗を考慮してまず間欠送信の場合を説明す
る。ステップS31においてリモコン部Aが機器本体部
Bより離脱したことを受信待機状態開始スイッチ2のオ
フによってリモコン制御部3が検知し、ステップS32
でリモコン制御部3を起動すると共に、ステップS34
で操作指令スイッチ1が操作されたかをチェックする。
操作されていればステップS35で操作指令符号発生回
路3bで操作指令符号を発生し、ステップS36で送信
信号発生回路3aで送信シリアル符号を合成し高周波変
換器4へ送信信号として出力されてステップS37で送
信される。
【0038】一方、ステップS34で操作指令スイッチ
1が操作されていなければ、ステップS38で送信信号
発生回路3aで送信到達確認符号を発生し、それを含む
シリアル信号をステップS39で送信信号発生回路3a
で合成してステップS40で送信し、ステップS41で
第3のタイマーをクリアしスタートさせる。ステップS
42で受信待機状態開始スイッチ2がオンにされたかを
確認し、オンされていなければステップS43で第3の
タイマーが第3の周期である1秒に達するのを監視し、
1秒に達すれば再びステップS38へ戻って上記の動作
を繰り返し、1秒に達しないうちにステップS44で操
作指令スイッチ1が操作されるとステップS35へ行き
操作指令符号を発生し、ステップS36で送信シリアル
信号を合成してステップS37で送信する。その後ステ
ップS33の入り側に戻って動作を繰り返す。操作指令
スイッチ1の操作が無ければステップS42へ戻り1秒
に達するのを待つ。
【0039】ステップS42で受信待機状態開始スイッ
チ2がオンになると、ステップS45でリモコン制御部
3の待機状態開始発生回路3cにより受信待機状態解除
用送信符号を発生する。そして、ステップS46で送信
信号発生回路3aで送信シリアル信号として合成され、
ステップS47で高周波変換器4へ送信信号として出力
され送信される。最後に、ステップS48でリモコン制
御部3が停止され、リモコン部Aの動作が停止され、処
理を終了する。上記の動作において第3のタイマーの動
作のステップを省略すれば間欠送信でなくなり、連続送
信とすることができる。
【0040】なお、上記の実施例において機器本体部B
の動作停止はリモコン部Aからの受信待機状態解除指令
符号の発生によってなされるように説明したが、機器本
体部Bへのリモコン部Aの装着によるリモコン着脱検出
スイッチ15のオンによりなされても差し支えない。ま
た例示した数値は一例であり、この数値に限定されるも
のではない。
【0041】また、本実施例においてリモコン送信信号
の受信不能の検出は、送信到達確認用特定符号の受信可
否で行うよう説明したが、シリアル信号中に送受信認識
用特定符号を有するときは、この送信到達確認用特定符
号をシリアル信号中に設けずに送受信認識用特定符号の
受信可否を検出することでリモコン可否を検出すること
に代行しても差し支えない。
【0042】また、複数の受信状態開始スイッチと操作
指令スイッチを1つの操作ボタンで兼用し、1度押しや
一定時間内の2度押し、または一定時間以上の長押しし
た場合等で、それぞれの操作状態の区別をしたり、受信
状態解除指令の状態と見なすこととしても良い。これは
リモコン制御部3の操作指令符号発生回路3bの構成を
変更することによって可能となる。
【0043】またこの実施例における受信待機状態開始
スイッチ2またはリモコン着脱検出スイッチ15は装着
・離脱状態でのオン、オフを逆にしたいときは送信信号
発生回路3aまたは本体制御部11内部で検出の論理を
逆にすればよい。
【0044】また、上記の実施例で、リモコン部Aが機
器本体部Bより離脱後から、リモコン制御部3で、第4
のタイマーで計時を開始し、あらかじめ設定された時間
を越えたとき、上記した送信到達確認用特定符号または
送受信認識用特定符号を含んだシリアル送信信号の間
欠、もしくは連続送信を停止させ、または受信待機状態
解除用符号を含むシリアル送信信号を送信する構成とし
てもよい。このようにすれば、リモコン不能の告知がさ
れるので、たとえば機器本体部Bを使用しないとき、リ
モコン部Aを本体に装着するのを忘れて、無用に動作を
続けるのを防ぐことができる。
【0045】また、受信待機状態開始スイッチ2やリモ
コン着脱検出スイッチ15の作動部はそれぞれの筺体か
ら凹ませることによって、不必要なときに不用意に押圧
されて動作することがないようにしてもよく、また必要
があればボールペン等の先で押圧して動作させられるよ
うに構成してもよい。
【0046】また本実施例ではリモコン不能状態の告知
をイヤーホーン7からの警告音で行ったが、イヤーホー
ンに代えて機器本体部Bに設けた発音手段や振動手段等
の動作、またはLED液晶表示等の目視による表示手段
によって行っても差し支えない。
【0047】さらに本実施例ではヘッドホンステレオの
例で説明したが、CDプレーヤその他主として電池で駆
動される携帯用音響機器、必要により映像機器や携帯し
ない機器をも含めて適用できる技術であることは言うま
でもない。
【0048】以上のように本実施例によれば、従来例記
載のリモコン信号の受信待機・解除状態の選択を、機器
本体部のスタンバイスイッチのオン・オフ操作によるこ
と無く、リモコン部を使用する際に機器本体部より離脱
させることにより、自動的に機器本体部は受信待機状態
が選択される。また、リモコン部を機器本体部に装着す
れば、自動的に受信待機状態は解除される。
【0049】また、リモコン部Aが機器本体部Bと離れ
すぎたり、間に金属製のものが入ったり、またはリモコ
ン部Aの電池が消耗したりして、リモコン操作が不可能
になったことを使用者に告知することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器本体部と前記機器本体部に着脱可能に構成され当該機
器本体の動作を制御可能なリモコン部とを有するリモコ
ン装置であって、前記リモコン部は、前記機器本体部と
の装着および離脱に応動する受信待機状態開始スイッチ
と、少なくとも1個の操作指令スイッチと、前記受信待
機状態開始スイッチと操作指令スイッチとの指示を受け
て前記機器本体部の動作を制御するための信号を含む
信シリアル信号を発生するリモコン制御手段と、前記リ
モコン制御手段で発生した送信シリアル信号を電磁波に
変換して送信する送信手段とを有し、前記機器本体部
は、前記リモコン部の送信手段からの電磁波を受信して
前記送信シリアル信号を復調する受信手段と、前記リモ
コン部の装着および離脱に応動して前記電磁波受信手段
の動作を制御するリモコン着脱検出スイッチと、前記受
信手段で復調された前記送信シリアル信号を解析し内部
の記憶手段の記憶と照合してその内容を識別して前記電
磁波受信手段を含む機器本体の動作を制御する制御手段
とを有し、前記制御手段は、リモコン部が機器本体部か
らの離脱時のリモコン着脱検出スイッチの動作により受
信手段の動作を開始させ、リモコン部からの送信シリア
ル信号の検出を行い、第1の周期を越えて前記送信シリ
アル信号の検出のない場合は告知するように構成したも
のである。
【0051】リモコン部がオーディオ機器本体部より離
脱するとき機器本体部の受信回路を動作させ、またリモ
コン部を装着したときは受信回路を停止させ、またリモ
コン部からの送信シリアル信号が一定時間以上にわたっ
て検出されない場合は、告知するもので、その告知は、
イヤホーンから警告音を発する、機器本体部に設けた発
音手段または振動手段を動作させる、または目視装置の
表示等の告知方法で告知することができるものであり、
リモコン部を使用する際に機器本体部より離脱させる操
作のみで、自動的に機器本体部は受信待機状態に選択さ
れ、また離脱させたリモコン部を再び機器本体部に装着
すれば、機器本体部はその受信待機状態を自動的に強制
的に解除し停止することができる。
【0052】またリモコン部が機器本体部と離れすぎた
り、間に金属製のものが入ったり、またはリモコン部の
電池が消耗したりして、リモコン操作が不可能になった
ことを使用者に告知することができ、リモコン部を紛失
する等の不都合を防ぐ効果もあり、操作性に優れたリモ
コン装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリモコン装置のブロック図
【図2】同じくリモコン部よりの送信シリアル信号のタ
イムチャート
【図3】(a)同じく機器本体部へのリモコン部の装着
状態を示す斜視図 (b)同じく機器本体部へのリモコン部の装着状態を示
す部分側断面図
【図4】同じく機器本体部の連続受信の場合の制御フロ
ー図
【図5】同じく機器本体部の間欠受信の場合の制御フロ
ー図
【図6】同じくリモコン部の制御フロー図
【図7】従来例のリモコン装置のブロック図
【符号の説明】
A リモコン部 B 機器本体部 1 操作指令スイッチ 2 受信待機状態開始スイッチ 3 リモコン制御部(リモコン制御手段) 3a 送信信号発生回路 3b 操作指令符号発生回路 3c 待機状態開始発生回路 4 高周波変換器 5 局部発振器 6 送信アンテナ 7 イヤーホーン 8 高周波増幅回路 9 検波復調回路 10 低周波増幅器 11 本体制御部(本体制御手段) 11a 制御回路 11b 記憶手段 12 直流電源 13 トランジスタスイッチ 14 再生装置 15 リモコン着脱検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−42627(JP,A) 特開 平5−115028(JP,A) 特開 平3−209228(JP,A) 特開 平6−292277(JP,A) 特開 平7−123475(JP,A) 特開 平7−250391(JP,A) 実開 平1−59385(JP,U) 特許3208959(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 G11B 15/10 G11B 19/00 - 19/18 G11B 33/00 - 33/08 G11B 33/12 - 33/14 H03J 9/00 - 9/06 H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04Q 7/00 - 7/38 H04Q 9/00 - 9/16

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体部と前記機器本体部に着脱可能
    に構成され当該機器本体の動作を制御可能なリモコン部
    とを有するリモコン装置であって、 前記リモコン部は、前記機器本体部との装着および離脱
    に応動する受信待機状態開始スイッチと、少なくとも1
    個の操作指令スイッチと、前記受信待機状態開始スイッ
    チと操作指令スイッチとの指示を受けて前記機器本体部
    の動作を制御するための信号を含む送信シリアル信号を
    発生するリモコン制御手段と、前記リモコン制御手段で
    発生した送信シリアル信号を電磁波に変換して送信する
    送信手段とを有し、 前記機器本体部は、前記リモコン部の送信手段からの電
    磁波を受信して前記送信シリアル信号を復調する受信手
    段と、前記リモコン部の装着および離脱に応動して前記
    電磁波受信手段の動作を制御するリモコン着脱検出スイ
    ッチと、前記受信手段で復調された前記送信シリアル信
    号を解析し内部の記憶手段の記憶と照合してその内容を
    識別して前記電磁波受信手段を含む機器本体の動作を制
    御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、リモコン部が機器本体部からの離脱時
    のリモコン着脱検出スイッチの動作により受信手段の動
    作を開始させ、リモコン部からの送信シリアル信号の検
    出を行い、第1の周期を越えて前記送信シリアル信号の
    検出のない場合は告知するように構成したことを特徴と
    するするリモコン装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が検出する送信シリアル信
    号に、到達確認用特定符号または送受信認識用特定符号
    を含み、前記制御手段は、その送信到達確認用特定符号
    または送受信認識用特定符号の検出のない場合に告知す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載のリモ
    コン装置。
  3. 【請求項3】 制御手段の検出は、連続的にまたは第2
    の周期ごとに一定時間だけ間欠的に受信手段を動作させ
    てリモコン部からの送信シリアル信号を検出するよう機
    能させるものである請求項1または2記載のリモコン装
    置。
  4. 【請求項4】 制御手段の告知は、イヤホーンから警告
    音を発するものである請求項1記載のリモコン装置。
  5. 【請求項5】 制御手段の告知は、機器本体部に設けた
    発音手段または振動手段を動作させるものである請求項
    1記載のリモコン装置。
  6. 【請求項6】 制御手段の告知は、機器本体に設けた目
    視装置の表示によるものである請求項1記載のリモコン
    装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は受信手段が受信待機状態解除
    用送信信号を受信することにより受信手段の動作を停止
    させるものである請求項1記載のリモコン装置。
  8. 【請求項8】 リモコン制御手段はリモコン部が機器本
    体部からの離脱時の受信待機状態開始スイッチの動作に
    よりリモコン部の動作を開始させるとともに少なくとも
    送信到達確認用特定信号または少なくとも送受信認識用
    特定符号を含む送信用データの発生を連続的または第3
    の周期をもって間欠的に行うものである請求項1記載の
    リモコン装置。
  9. 【請求項9】 リモコン制御手段はリモコン部の装着時
    の受信待機状態開始スイッチの動作により少なくとも受
    信待機状態解除用送信符号を含む送信シリアル信号を発
    生するものである請求項1記載のリモコン装置。
  10. 【請求項10】 リモコン制御手段は操作指令スイッチ
    の操作を検出すると第3の周期に関わりなく直ちに少な
    くとも操作指令符号を含む送信用シリアル信号の発生を
    行うものである請求項9記載のリモコン装置。
  11. 【請求項11】 リモコン制御手段はリモコン部が機器
    本体部より離脱したときから計時を開始し、あらかじめ
    設定された時間を越えたとき、送信到達確認用特定符号
    または送受信認識用特定符号を含むシリアル送信信号の
    間欠、もしくは連続送信を停止させ、または受信待機状
    態解除用符号を含むシリアル信号を送信するための第4
    の周期を有する請求項1記載のリモコン装置。
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