JPH10302168A - ワイヤレス報知システム - Google Patents

ワイヤレス報知システム

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Publication number
JPH10302168A
JPH10302168A JP10724097A JP10724097A JPH10302168A JP H10302168 A JPH10302168 A JP H10302168A JP 10724097 A JP10724097 A JP 10724097A JP 10724097 A JP10724097 A JP 10724097A JP H10302168 A JPH10302168 A JP H10302168A
Authority
JP
Japan
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wireless
transmitter
wireless signal
unit
notification
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10724097A
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English (en)
Inventor
Koichi Okumura
浩一 奥村
Seiji Murao
誠治 村尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレス送信器の設置作業が迅速に出来る
ワイヤレス報知システムを提供すること。 【解決手段】 ワイヤレス送信器10にテストモードス
イッチ10gを設け、テストモードスイッチ10gの操
作により所定時間の間ワイヤレス信号を間欠送信し、所
定時間経過後に間欠送信を自動的に停止する。よって受
信機20の受信可能範囲に送信器10を設置する際のテ
スト送信に伴う作業が簡易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス信号を
発するワイヤレス送信器と、該ワイヤレス信号を受信し
該ワイヤレス信号の受信を報知するワイヤレス受信機
と、を有して成るワイヤレス報知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の一例を図10に示す。従来の
ワイヤレス報知システムは、人体等の対象物を検知して
ワイヤレス信号を送信する設置型のワイヤレス送信器3
1と、該ワイヤレス信号を受信し受信状態を報知するワ
イヤレス受信機32と、を有して成る。ワイヤレス送信
器31は天井や壁等に設置するようになっており、例え
ば玄関に設置して来訪者を検知したり、窓周辺に設置し
て侵入者を検知したりできる人体検知センサー等で構成
する。該送信器31は、例えば人体を検知する熱線セン
サ等のセンサー部31aを備えており、センサー部31
aが対象物を検知すると、その検知情報と、自己に設定
された固有のID番号を含んだワイヤレス信号を送信す
る。ワイヤレス受信機32は、各送信器31毎に対応し
た識別表示窓32a,32b,32c,32dと、前記
ワイヤレス信号を受信する受信アンテナ32eと、ワイ
ヤレス信号の受信を報知するスピーカー32fと、を備
えている。
【0003】該システムにおいては、ワイヤレス送信器
31において、来客や侵入者等をセンサー部31aが検
知すると、ワイヤレス送信器31は、センサー部31a
の検知情報と、自己に設定された固有のID番号の情報
を含んだワイヤレス信号を送信する。ワイヤレス受信機
32は、該ワイヤレス信号を受信アンテナ32eより受
信して、各送信器31のID番号に対応した識別表示窓
32aを点灯すると共に、スピーカー32fよりワイヤ
レス信号の受信を報知音にて報知する。各ワイヤレス受
信機32には、識別表示窓32a,32b,32c,3
2dの点灯による受信報知状態を解除する復旧スイッチ
(図示せず)が設けられており、該復旧スイッチを操作
することにより、識別表示窓32a,32b,32c,
32dの点灯状態を解除し消灯する。
【0004】このワイヤレス報知システムにおいては、
ワイヤレス送信器31のワイヤレス信号がワイヤレス受
信機32で常に受信可能な位置に、送信器31を設置し
なければならないので、ワイヤレス信号のテスト送信と
いうことで設置作業の際に送信器31からテスト用のワ
イヤレス信号を間欠的に出力し、受信機32にて受信を
報知音等で確認できるのを確認して、送信器31の設置
位置を決めて設置するようになっている。送信器31に
は、前記テスト用のワイヤレス信号を間欠的に継続出力
するためのテストスイッチ31bが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記ワイ
ヤレス報知システムにおいては、送信器31の設置作業
の際に、テストスイッチ31bをオンしてテスト用のワ
イヤレス信号を出力し、必要に応じて送信器31の位置
を動かしたりして受信機32がワイヤレス信号を受信で
きる位置を受信機32の報知音で確認し、送信器31を
設置した後に、再びテストスイッチ31bをオフしてテ
スト用のワイヤレス信号のテスト送信を停止させなけれ
ばならず、テストスイッチ31bのオフ手順を伴う分、
送信器10の設置作業時に手間を伴っていた。
【0006】本発明は上記問題に鑑みて成されたもので
あり、その目的とするところは、ワイヤレス送信器の設
置作業が迅速に出来るワイヤレス報知システムを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために成された請求項1記載の発明は、ワイヤレス信号
を発する設置型のワイヤレス送信器と、該ワイヤレス信
号を受信する受信部及び該ワイヤレス信号の受信を報知
する報知部を有するワイヤレス受信機と、を有して成る
ワイヤレス報知システムにおいて、ワイヤレス送信器に
テストモードスイッチを設け、テストモードスイッチの
操作により所定時間の間ワイヤレス信号を間欠送信し、
所定時間経過後に該間欠送信を自動的に停止することを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、ワイヤレス信号を
発する設置型のワイヤレス送信器と、該ワイヤレス信号
を受信する受信部及び該ワイヤレス信号の受信を報知す
る報知部を有するワイヤレス受信機と、を有して成るワ
イヤレス報知システムにおいて、ワイヤレス送信器は、
電池をセットすることにより所定時間の間ワイヤレス信
号を間欠送信し、所定時間経過後に該間欠送信を自動的
に停止することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態の説明)本発明の第1の実施形態を図
1乃至図8に基づいて以下に説明する。
【0010】図1において、10は例えば人体等の対象
物を検知してワイヤレス信号を送信する設置型のワイヤ
レス送信器(以下、単に送信器10ともいう)、20は
遠隔の送信器10からのワイヤレス信号を受信し報知す
るワイヤレス受信機(以下、単に受信機20ともいう)
であり、両者をそれぞれ1乃至複数台有してワイヤレス
報知システムが構成されている。また、受信機20に
は、前記ワイヤレス信号を受信すると発音可能なスピー
カー20fと、前記ワイヤレス信号を受信すると発光可
能な報知ランプ20gと、を具備して成る。送信器10
は、例えば天井面や壁面にネジ等で固定して設置され
る。なお、その他のシステム動作の詳細については後述
する。 (送信器10の構成要素説明)まず、ワイヤレス送信器
10の構成について説明する。送信器10は、例えば人
体を検知する熱線センサや超音波センサ等のセンサー部
10aを有しており、センサー部10aの検知情報をワ
イヤレス信号に含めて送信する。また、ワイヤレス送信
器10は、発光設定スイッチ10dと、発音設定スイッ
チ10eと、消去スイッチ10fと、アンラッチ型のテ
ストモードスイッチ10gと、電源部10hと、を具備
している。発光設定スイッチ10dは、センサー部10
aが対象物を検知した送信器10のワイヤレス信号を受
信機20が受信したときに、前記報知ランプ20gの発
光をオンまたはオフに設定するスイッチである。また、
発音設定スイッチ10eは、センサー部10aが対象物
を検知した送信器10のワイヤレス信号を受信機20が
受信したときに、前記スピーカー20fの発音をオンま
たはオフに設定するスイッチである。消去スイッチ10
fは、前記報知ランプ20gの発光等をオフするスイッ
チである。前記発光設定スイッチ10dと前記発音設定
スイッチ10eの設定情報は、ワイヤレス信号に含めて
送信される。
【0011】また、図3に示すように、送信器10は、
IC等で構成された処理回路部11と、無線送信部12
とを有し、無線送信部12と、前記センサー部10a
と、発光設定スイッチ10dと、発音設定スイッチ10
eと、消去スイッチ10fとが処理回路部11に接続さ
れている。無線送信部12は、変調回路部12aと、フ
ェーズロックドループIC等によるPLL発振回路部1
2bと、高周波増幅部12cと、送信アンテナ12dと
から成る。
【0012】また、図4に示すように、送信器10の送
信する報知信号13は、自己に割り付けられた固有のI
D番号情報13a、送信器10の動作モードを示すモー
ド情報13b、前記発光設定スイッチ10dの設定状態
を示す発光設定情報13d、前記発音設定スイッチ10
eの設定状態を示す発音設定情報13e、送信器10の
センサー種類やセンサー部10aの検知情報等を含むデ
ータ情報13gとを含んで成る。なお、各情報13a乃
至13gの並び順は図4の形態の他にも種々の形態が可
能である。すなわち送信器10は、前記各情報13a乃
至13gの種々の内容の組み合わせにより互いに異なる
報知内容のワイヤレス信号を発することができる。通
常、前記発光設定スイッチ10dと前記発音設定スイッ
チ10eは「オン」にしておき、発光設定情報13dと
発音設定情報13eがいずれも「オン」の状態になるよ
うにしておく。
【0013】なお、上記電源部10hは、送信器10駆
動用の電池(図示せず)をセットすることにより、前記
各回路部に電源を供給する。 (送信器10の動作説明)前記構成の送信器10におい
て、センサー部10aが人体等の対象物を検知すると、
処理回路部11はこれを検知し、報知信号13を変調回
路部12aに出力する。変調回路部12aにおけるキャ
リアの周波数はPLL発振回路部12bにより制御され
る。変調回路部12aにおいては処理回路部11から出
力された報知信号13によりキャリアを変調する。その
変調信号を高周波増幅部12cにおいて信号増幅し、送
信アンテナ12dを介してワイヤレス送信する。
【0014】また、センサー部10aの検知状態時に、
前記発光設定スイッチ10dがオンされている場合に
は、処理回路部11は、報知信号13の発光設定情報1
3dに「オン」の情報を含ませて送信し、前記発音設定
スイッチ10eがオンされている場合には、報知信号1
3の発音設定情報13eに「オン」の情報を含ませて送
信する。
【0015】また、送信器10は、駆動用の電池(図示
せず)を電源部10hにセットしたときに各回路部に電
源を供給し動作可能となるが、図5に示すように、この
ときにテストモードスイッチ10gを操作すると、処理
回路部11内はこれを検知して内蔵のクロックタイマー
(図示せず)をカウント作動し、クロックタイマーがカ
ウントしている所定時間(例えば5分間)の間は、送信
器10自体の動作モード及び報知信号13のモード情報
13bを「テストモード」に設定して、テスト送信とし
て例えば2秒送信3秒送信休止という周期でワイヤレス
信号を自動的に間欠送信する。前記所定時間経過後は、
送信器10自体の動作モード及び報知信号13のモード
情報13bを「通常モード」に設定変更してワイヤレス
信号の間欠送信を自動的に停止し、前記センサー部10
aの検知状態時に信号送信する。即ち、送信器10は、
テストモードスイッチ10gを操作すると、前記所定時
間の間のみ、前記センサー部10aの検知がなくてもワ
イヤレス信号を自動的に所定時間の間、間欠送信する。
【0016】なお、送信器10の故障等を受信機20で
検知するために、前記所定時間経過後においても、報知
信号13のモード情報13bを「通常モード」に設定し
且つデータ情報13gを「定期送信」の情報に設定した
状態でワイヤレス信号を定期的に発生させる(図5中破
線部)。 (受信機20の構成要素説明)次に、受信機20の構成
について説明する。受信機20は、4種類の識別表示窓
20a,20b,20c,20dと、受信アンテナ20
eと、前記スピーカー20fと、前記報知ランプ20g
とを備えている。報知ランプ20gには、高輝度が得ら
れるキセノンランプなどを使用すると、部屋の壁等を照
らす事ができて、報知ランプ20gの発光に使用者が気
づきやすい。また、受信機20は、送信器より出力され
る前記ワイヤレス信号を受信する無線受信部21と、該
ワイヤレス信号の受信を報知する報知部22と、IC等
による処理回路部24と、タイマー部25と、メモリ部
26とを有して成り、処理回路部24に、前記識別表示
窓20a,20b,20c,20d、無線受信部21、
報知部22、タイマー部25、メモリ部26が接続され
ている。前記無線受信部21は、所謂一般的なスーパー
ヘテロダイン受信回路の構成を成しており、前記受信ア
ンテナ20eと、高周波増幅回路部21aと、周波数変
換回路部21bと、局部発振回路部21cと、中間周波
増幅回路部21dと、復調回路部21eとが直列に接続
されて成る。前記4つの識別表示窓20a,20b,2
0c,20dにより、前記ワイヤレス信号の報知内容に
応じて識別表示する識別表示部23が構成される。
【0017】前記報知部22は、前記ワイヤレス送信器
からのワイヤレス信号の受信により発音する発音部22
Aと、ワイヤレス信号の受信により発光する発光部22
Bとを有して成り、発音部22Aは、前記スピーカー2
0fと、該スピーカー20fからの報知音の発音をオン
又はオフ制御するスピーカー制御部22aとから成る。
発光部22Bは、前記報知ランプ20gと、該報知ラン
プ20gからの報知光の発光をオン又はオフ制御する報
知ランプ制御部22bと、報知ランプ20g駆動するた
めの電源電圧22cとから成る。発音部22Aは、ワイ
ヤレス信号の報知信号13の発音設定情報13eに応じ
て処理回路部24により発音動作がオン又はオフされ
る。また、発光部22Bは、ワイヤレス信号の報知信号
13の発光設定情報13dに応じて処理回路部24によ
り発光動作がオン又はオフされる。
【0018】タイマー部25は、前記送信器10からの
ワイヤレス信号の受信により前記発光部22Bと前記識
別表示部23の動作を一定時間保持させる。また、タイ
マ部25によって発音部22Aの動作をも一定時間保持
する。ここで、タイマー部25の発光部22Bおよび発
音部22Aの保持時間は使用者が使いやすい最適の時間
に設定すればよい。また、発光部22Bの動作時間を、
前記発音部22Aの動作時間より短く設定して、発光部
22Bの動作を保持しつつも、周囲に騒音とならないよ
うにしている。また、メモリ部26は、本システムで有
効な送信器10のID番号情報を登録しておくところで
ある。 (受信機20の動作説明)前記構成の受信機20におい
て、送信器10からのワイヤレス信号を受信アンテナ2
0eを介して受信すると、該ワイヤレス信号を高周波増
幅回路部21aにて信号増幅/調整し、周波数変換回路
部21bにおいて局部発振回路部21cの発生周波数と
の差をとって中間周波数を得、中間周波増幅回路部21
dにて中間周波を信号増幅し、復調回路部21eにて復
調して、前記送信器10の処理回路部11から出力され
た報知信号13を復調して取り出す。
【0019】該報知信号13を受信した処理回路部24
は、受信機20の電源を立ち上げてから一定時間の間は
「登録モード」となり、受信部21にて受信した送信器
10からのワイヤレス信号の報知信号13のなかのID
番号情報13aをメモリ部26に登録する。また、前記
一定時間が経過して「登録モード」が終了した場合は「通
常モード」に移行し、受信部21にて受信した送信器1
0からのワイヤレス信号の報知信号13に含まれるID
番号情報13aを、メモリ部26に登録してあるID番
号と照合し、報知信号13のID番号情報13aと同一
のID番号がメモリ部26に登録されていない場合に
は、信号処理を行わずに信号受信を無視し、報知信号1
3のID番号情報13aと同一のID番号がメモリ部2
6に登録されている場合にのみ、以下に示す信号処理を
行う。
【0020】図8は第1の実施形態の受信機20の動作
を示すタイムチャートである。図8においては報知信号
13のモード情報13bが「通常モード」の場合で、受
信機20のメモリ部26にID番号情報として「ID
1」「ID2」が登録されている場合を前提に説明す
る。まず、受信部21で受信復調した報知信号13のI
D番号情報13aが「ID1」の場合、処理回路部24
は、発音情報13eが「オン」に設定されている場合の
み発音部22Aのスピーカー制御部22aを制御し、ス
ピーカー20fから報知音を発音動作させると同時に、
発光情報13dが「オン」に設定されている場合のみ発
光部22Bの報知ランプ制御部22bを制御し、報知ラ
ンプ20gから報知光を間欠発光動作させる。また同時
に処理回路部24は、ID番号が「ID1」に対応した
識別表示窓20aを点灯動作させる。処理回路部24
は、発光部22B及び識別表示部23の動作開始と同時
に、タイマ部25を動作させ、タイマ部25のタイムア
ップにより発光部22B及び識別表示部23の動作を停
止させる。また、処理回路部24は、発音情報13eが
「オフ」に設定されている場合には発音部22Aが報知
音を出さないようにオフさせると同時に、発光情報13
dが「オフ」に設定されている場合には発光部22Bが
報知光を出さないようにオフさせる。
【0021】次に、報知信号13のID番号情報13a
が「ID2」の場合、処理回路部24は前記と同様に、
発音情報13eが「オン」に設定されている場合のみス
ピーカー20fから報知音を発音させると同時に、発光
情報13dが「オン」に設定されている場合のみ報知ラ
ンプ20gから報知光を間欠発光させ、同時に発光部2
2Bが間欠発光している間は、 ID番号が「ID2」
に対応した識別表示窓20bを点灯させる。また、メモ
リ部26に未登録の信号を受信したときには、処理回路
部24は信号処理を行わない。
【0022】なお、処理回路部21は、ワイヤレス信号
のモード情報13bが「通常モード」に設定した状態に
おいても、データ情報13gが、センサー部10aの検
知情報ではなく、「定期送信」の情報であったときには
識別表示部23のみを点灯させ、報知部22は動作させ
ない。
【0023】また、受信機20の処理回路部24は、送
信器10からのワイヤレス信号の報知信号13中のモー
ド情報13bが「テストモード」になっている場合は、
最初の1回目に受信したワイヤレス信号に対してのみ発
音部22Aを動作させて、2回目以降同じID番号情報
13aを有するワイヤレス信号を受信したときには発音
部22Aを動作させずに報知音を発音させないようにし
て、同一ワイヤレス信号の繰り返し受信における報知音
の繰り返し発音を防止し、周囲に騒音とならないように
している。なお、モード情報13bが「テストモード」
になっているワイヤレス信号でも、異なるID番号のワ
イヤレス信号だった場合には、前記と同様に最初の1回
目の受信の限りに受信したワイヤレス信号に対してのみ
発音部22Aを動作させて、2回目以降ワイヤレス信号
を受信したときには発音部22Aを動作させずに報知音
を発音させない。なお、このようにワイヤレス信号がモ
ード情報13bが「テストモード」になっている場合
は、処理回路部21は、発光部22Bを発光させ、識別
表示部23を点灯させて、送信器10におけるワイヤレ
ス信号の間欠送信を受信機20が常に正常に受信してい
ることが確認できるようになっている。 (システム全体の動作説明)上記構成の送信器10及び
受信機20をそれぞれ1乃至複数台有して構成されたワ
イヤレス報知システムの基本動作をまとめる。送信器1
0のセンサー部10aが対象物を検知すると、送信器1
0はワイヤレス信号を送信し、該ワイヤレス信号を受信
機20が受信する。このとき、送信器10の発光設定ス
イッチ10dと発音設定スイッチ10eを「オン」に設
定した状態であったならば、発音部22Aのスピーカー
20fから報知音を一定時間発音し、発光部22Bの報
知ランプ20gから報知光を一定時間間欠発光する。な
お、受信機20は、ID番号が「ID1」の送信器10
からのワイヤレス信号を受信すれば、前記報知光に伴っ
て受信機20の識別表示窓20aが点灯し、ID番号が
「ID2」の送信器10からのワイヤレス信号を受信す
れば、前記報知光に伴って識別表示窓20bが点灯す
る。また、ID番号が「ID3」の送信器10からのワ
イヤレス信号を受信すれば、前記報知光に伴って識別表
示窓20cが点灯し、ID番号が「ID4」の送信器1
0からのワイヤレス信号を受信すれば、前記報知光に伴
って識別表示窓20dが点灯する。
【0024】また、送信器10の電源部10hに電池を
セットして、テストモードスイッチ10gを操作する
と、送信器10はテスト送信としてワイヤレス信号を所
定時間のみ自動的に間欠送信し、受信機20は、該ワイ
ヤレス信号を受信すると発光部22Bを発光させ、ワイ
ヤレス信号のID番号情報13aに対応した識別表示窓
20a,20b,20cのいずれかを点灯させる。また
同時に、間欠送信の最初の1回目のワイヤレス信号に対
してのみ発音部22Aを駆動させて報知音を発生する。
なお、送信器10のテストモード時のワイヤレス信号は
間欠送信しているので、一方の送信器10が間欠送信し
ている間でも、間欠送信のタイミングをずらせば異なる
他方の送信器10からテストモード時のワイヤレス信号
を送信することができる。異なる送信器10からの「テ
ストモード」のワイヤレス信号を受信したときも同様
に、発光部22Bを発光させ、ID番号情報13aに対
応した識別表示窓20a,20b,20cのいずれかを
点灯させ、間欠送信の最初の1回目のワイヤレス信号に
対してのみ発音部22Aを駆動させて報知音を発生す
る。なお、送信器10は、前記所定時間経過後はワイヤ
レス信号の間欠信号を自動的に停止する。これに伴い、
受信機20の発光部22Bは発光は停止し、点灯してい
る識別表示窓20a,20b,20cのいずれかは消灯
する。
【0025】また、送信器10からの定期送信のワイヤ
レス信号(図5中破線)に対しては、受信機20は識別
表示部23のみを点灯し、発音部22Aも発光部22B
も動作させない。
【0026】また、静かにしたい環境やその他の使用者
の都合により、発音部22Aの発音をオフしたい場合に
は、送信器10の発音設定スイッチ10eを「オフ」に
設定しておけば、センサー部10aが対象物を検知した
ときでも、受信機20の発音部22Aのスピーカー20
fからは発音されない。同様に、特に耳の不自由な人が
いないなどの報知光の不要な環境やその他の使用者の都
合により、発光部22Bの発光をオフしたい場合には、
送信器10の発光設定スイッチ10dを「オフ」に設定
しておけば、センサー部10aが対象物を検知したとき
でも、受信機20の発光部22Bの報知ランプ20gは
発光しない。
【0027】ここで、複数の送信器10において、発光
設定スイッチ10dの設定が「オン」の送信器10と
「オフ」の送信器10とを混在させたり、発音設定スイ
ッチ10eの設定が「オン」の送信器10と「オフ」の
送信器10とを混在させたりすると、各送信器10を受
信機20側で区別することができる。即ち、特に報知音
や報知光の発生に制約がない環境で使用するのであれ
ば、例えば重要度の高い場所にある送信器10は発光設
定スイッチ10dと発音設定スイッチ10eの設定を両
方とも「オン」にしておき、その他は発光設定スイッチ
10dのみ「オフ」にしたものや発音設定スイッチ10
eのみ「オフ」にしたものなどにすれば、複数の送信器
10を3種類に分けて受信機20側で区別することが出
来、使い勝手のよいシステムとなる。 (第2の実施形態の説明)次に、本発明の第2の実施形
態について図9に基づいて説明する。
【0028】第2の実施形態が前述の第1の実施形態と
異なる点は、送信器10のテストモードスイッチ10g
を無くし、電源部10hへの電池のセットにより「テス
トモード」に移行するようにした点であり、その他の構
成については第1の実施形態と同じである。即ち、送信
器10は、駆動用の電池(図示せず)をセットしたとき
に動作可能となるが、この電池をセットして送信器10
自体の電源をオンして動作可能にした時に、処理回路部
11内のクロックタイマー(図示せず)がカウント作動
し、クロックタイマーがカウントしている所定時間の間
は、前記モード情報13bを「テストモード」に設定
し、テスト送信として例えば2秒送信3秒送信休止とい
う周期でワイヤレス信号を自動的に間欠送信する。前記
所定時間経過後はモード情報13bを「通常モード」に
設定変更して、センサー部10aが対象物を検知したと
きに信号送信する。即ち、送信器10は、電池をセット
して送信器10自体を動作可能にした時に、前記所定時
間の間のみ、センサー部10aが対象物を検知すること
なしに、モード情報13bを「テストモード」にしたワ
イヤレス信号を自動的に間欠送信する。 (その他の実施形態)以上、本発明に係る第1乃至第2
の実施形態について説明したが、今発明はこれに限ら
ず、様々な実施形態が可能である。第1乃至第2の実施
形態において、報知音を必要としない環境用に、報知部
22に発音部22Aが無く発光部22Bのみで構成した
受信機20、発光部22Bの発光時間をタイマー部25
にて保持しない受信機20、発音部22Aの発音時間を
タイマー部25にて保持しない受信機20、発光部22
Bの動作時間を、発音部22Aの動作時間と同等くらい
に設定した受信機20、例えば発光部22Bの発光色や
発光点滅周期を互いに異ならしめることで、どのワイヤ
レス送信器10からのワイヤレス信号かを区別できる受
信機20にしてもよい。
【0029】また、本発明のワイヤレス発信器10は、
上記のような人体検知センサーに限らず、火災やガスな
どを検知する防災センサーや、窓や扉の開閉を検知する
防犯センサー等でもよいし、携帯型押釦送信器や卓上型
押釦送信器などの押釦式送信器でもよい。この場合、上
記センサー部10aの代わりに、手動操作の接点を接続
すればよい。また、前記ワイヤレス報知システムにおい
てセンサー型の送信器10と押釦型の送信器10とを混
在させてもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、テストモード
スイッチを操作してから所定時間はワイヤレス送信器か
らのワイヤレス信号を間欠送信し、所定時間経過後に自
動的に間欠送信を停止するので、受信機がワイヤレス信
号を受信可能な位置に送信器を設置する際に、テスト送
信に伴う作業が簡易でありワイヤレス送信器の設置作業
が迅速に出来る。
【0031】請求項1の発明によれば、電源をセットし
てから所定時間はワイヤレス送信器からのワイヤレス信
号を間欠送信し、所定時間経過後に自動的に間欠送信を
停止するので、受信機がワイヤレス信号を受信可能な位
置に送信器を設置する際に、テスト送信に伴う作業が簡
易でありワイヤレス送信器の設置作業が迅速に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すシステム外観斜
視図である。
【図2】同上のワイヤレス送信器10の外観斜視図であ
る。
【図3】同上のワイヤレス送信器10の回路ブロック図
である。
【図4】同上のワイヤレス送信器10の送信する報知信
号13のフォーマットを示す図である。
【図5】同上のワイヤレス送信器10の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図6】同上のワイヤレス受信機20の外観斜視図であ
る。
【図7】同上のワイヤレス送信器10の回路ブロック図
である。
【図8】同上の受信機20の動作を示すタイムチャート
である。
【図9】本発明の第2の実施形態のワイヤレス送信器1
0の動作を示すタイムチャートである。
【図10】従来のワイヤレス報知システムの一例を示す
外観斜視図である。
【符号の説明】
10・・・ワイヤレス送信器 10a・・・センサー部 10g・・・テストモードスイッチ 13・・・送信器10の発する信号 20・・・ワイヤレス受信機 20a・・・識別表示窓 20b・・・識別表示窓 20c・・・識別表示窓 20d・・・識別表示窓 20f・・・スピーカー 20g・・・報知ランプ 21・・・受信部 22・・・報知部 22A・・・発音部 22B・・・発光部 23・・・識別表示部 24・・・処理回路部 25・・・タイマー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス信号を発する設置型のワイヤ
    レス送信器と、該ワイヤレス信号を受信する受信部及び
    該ワイヤレス信号の受信を報知する報知部を有するワイ
    ヤレス受信機と、を有して成るワイヤレス報知システム
    において、 ワイヤレス送信器にテストモードスイッチを設け、テス
    トモードスイッチの操作により所定時間の間ワイヤレス
    信号を間欠送信し、所定時間経過後に該間欠送信を自動
    的に停止することを特徴とするワイヤレス報知システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ワイヤレス信号を発する設置型のワイヤ
    レス送信器と、該ワイヤレス信号を受信する受信部及び
    該ワイヤレス信号の受信を報知する報知部を有するワイ
    ヤレス受信機と、を有して成るワイヤレス報知システム
    において、 ワイヤレス送信器は、電池をセットすることにより所定
    時間の間ワイヤレス信号を間欠送信し、所定時間経過後
    に該間欠送信を自動的に停止することを特徴とするワイ
    ヤレス報知システム。
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