JPH09134492A - 無線検針装置 - Google Patents

無線検針装置

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JPH09134492A
JPH09134492A JP29088595A JP29088595A JPH09134492A JP H09134492 A JPH09134492 A JP H09134492A JP 29088595 A JP29088595 A JP 29088595A JP 29088595 A JP29088595 A JP 29088595A JP H09134492 A JPH09134492 A JP H09134492A
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JP
Japan
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meter
circuit
receiver
transmitting
transmitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP29088595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nagata
和生 永田
Satoru Yoshitake
哲 吉武
Kiyoshi Takai
潔 高井
Koji Akiyama
浩二 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 応答性を損なうことなく、消費電力を低減す
ることが可能な無線検針装置を実現する。 【解決手段】 検針員用送受信装置を用いてメータに設
けられたメータ側送受信装置を介して検針データを収集
する無線検針装置において、メータ側送受信装置を起動
するための特定パターンで変調した信号を発生させると
共にメータ側送受信装置から検針データを収集する検針
員用送受信装置と、検針員用送受信装置との間でデータ
の送受信を行う送受信手段と、送受信手段を制御する制
御回路と、特定パターンを検知しパターン一致を判断す
る起動手段と、この起動手段の出力に基づき制御回路及
び送受信手段に電源電圧を供給する電源供給手段とから
構成されるメータ側送受信装置とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス・水道等のメ
ータの検針を無線で行う無線検針装置に関し、特に消費
電力の低減が可能な無線検針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の無線検針装置のメータ側の
装置の一例を示す構成ブロック図である。図3において
1はアンテナ、2はバンドパスフィルタ、3は受信回
路、4は制御回路、5は電池、6はガス・水道等のメー
タ、7は送信回路である。また、1〜7はメータ側送受
信装置50を構成している。
【0003】アンテナ1の出力はバンドパスフィルタ2
を介して受信回路3及び送信回路7にそれぞれ接続さ
れ、受信回路3の出力は制御回路4に接続される。ま
た、メータ6の出力も制御回路4に接続される。
【0004】制御回路4の出力は送信回路7に接続さ
れ、電池5の出力である電源電圧は受信回路3、制御回
路4、メータ6及び送信回路7の電圧端子にそれぞれ供
給される。
【0005】ここで、図3に示す従来例の動作を説明す
る。メータ側送受信装置50は検針員が持つハンディタ
ーミナル等の送受信器(図示せず。)からの変調波をア
ンテナ1で受け、バンドパスフィルタ2で外来ノイズ等
の不要周波数成分を除去して受信回路3に入力する。
【0006】受信回路3は前記変調波を復調して受信信
号を生成し、この受信信号を制御回路4に出力する。制
御回路4は前記受信信号に基づきメータ6から必要なデ
ータを読み出してデータを送信回路7に出力する。
【0007】送信回路7は前記データに基づき送信信号
を生成し、バンドパスフィルタ2及びアンテナ1を介し
て検針員が持つハンディターミナル等の送受信器(図示
せず。)にデータを送信する。
【0008】この結果、検針員はメータ7に直接触れる
ことなくメータ7のデータを読み出すことが可能にな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示す従
来例では電池5からの電源電圧が各回路に常時供給され
ている。特に復調機能を備えた受信回路3は一般に消費
電力が大きいので図3に示すような従来例では電池5の
寿命が短くなってしまう。また、電池5の寿命を長くし
ようとすると電池5のサイズが大きくなりメータ側の装
置が大きくなってしまうと言った問題点がある。
【0010】また、消費電力の大きい受信回路3を間欠
動作させることによって消費電力を低減することは可能
であるが、その反面、検針員が持つ送受信器に対する応
答性が劣化してしまうと言った問題点がある。従って本
発明が解決しようとする課題は、応答性を損なうことな
く、消費電力を低減することが可能な無線検針装置を実
現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明では、検針員用送受信装置を用いてメ
ータに設けられたメータ側送受信装置を介して検針デー
タを収集する無線検針装置において、前記メータ側送受
信装置を起動するための特定パターンで変調した信号を
発生させると共に前記メータ側送受信装置から検針デー
タを収集する検針員用送受信装置と、この検針員用送受
信装置との間でデータの送受信を行う送受信手段と、前
記送受信手段を制御する制御回路と、前記特定パターン
を検知しパターン一致を判断する起動手段と、この起動
手段の出力に基づき前記制御回路及び送受信手段に電源
電圧を供給する電源供給手段とから構成されるメータ側
送受信装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】起動手段が特定パターンを検波した時に消費電
力の大きい受信回路等を動作させることにより、応答性
を損なうことなく、消費電力を低減できる。また、雑音
等による誤動作も防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る無線検針装置の一実施例
を示す構成ブロック図である。ここで、1〜7は図3と
同一符号を付してある。
【0014】図1において8は整合回路、9は検波ダイ
オード、10及び17はバンドパスフィルタ、11は増
幅回路、12はパターン検知回路、13及び16はスイ
ッチ回路、14は制御回路、15は送信回路、18はア
ンテナ、19は受信回路である。
【0015】また、1〜13はメータ側送受信装置50
aを、14〜19は検針員用送受信装置51を、8〜1
2は起動手段52を、5及び13は電源供給手段53
を、1〜3及び7は送受信手段54を、15〜19は送
受信手段55をそれぞれ構成している。
【0016】メータ側送受信装置50aにおいて、アン
テナ1はバンドパスフィルタ2を介して受信回路3、送
信回路7及び整合回路8にそれぞれ接続される。受信回
路3の出力は制御回路4に接続される。
【0017】また、メータ6の出力も制御回路4に接続
され、制御回路4の出力は送信回路7に接続される。
【0018】整合回路8の出力は検波ダイオード9に接
続され、検波ダイオード9の出力はバンドパスフィルタ
10を介して増幅回路11に接続される。
【0019】増幅回路11の出力はパターン検知回路1
2に接続され、パターン検知回路12の出力はスイッチ
回路13の制御端子に接続される。
【0020】さらに、電池5の出力電圧はメータ6の電
源端子、スイッチ回路13の入力端子及び起動手段52
を構成する各回路の電源端子にそれぞれ供給され、スイ
ッチ回路13の出力は受信回路3、制御回路4及び送信
回路7の電源端子にそれぞれ接続される。
【0021】一方、検針員用送受信装置51においてア
ンテナ18の出力はバンドパスフィルタ17を介して受
信回路19及びスイッチ回路16の出力端子にそれぞれ
接続される。
【0022】受信回路19の出力は制御回路14に接続
され、制御回路14の出力は送信回路15に接続され、
制御回路14の制御信号はスイッチ回路16の制御端子
に接続される。また、送信回路15の出力はスイッチ回
路16の入力端子に接続される。
【0023】ここで、図1に示す実施例の動作を説明す
る。先ず第1に、検針員用送受信装置51は制御回路1
4からの制御信号により、メータ側送受信装置50aに
予め設定された特定のパターンでスイッチ回路16を”
ON/OFF”させ無変調のキャリア信号に”ON/O
FF”変調をかける。
【0024】この”ON/OFF”変調された信号はバ
ンドパスフィルタ17及びアンテナ18を介してメータ
側送受信装置50aに送信される。
【0025】メータ側送受信装置50aではこの”ON
/OFF”変調信号をアンテナ1、バンドパスフィルタ
2及び整合回路8を介して検波ダイオード9に入力して
検波する。
【0026】検波された信号はバンドパスフィルタ10
でキャリア周波数成分を除去し、増幅器11で適宜増幅
されパターン検知回路12に入力される。パターン検知
回路12は入力されたパターンとメータ側送受信装置5
0aに予め設定されたパターンの一致/不一致を判断す
る。
【0027】もし、パターンが一致すればスイッチ回路
13を”ON”にして受信回路3、制御回路4及び送信
回路7に電源電圧を供給しメータ側送受信装置50a全
体を動作状態にする。
【0028】第2に、検針員用送受信装置51は送信回
路15で”ON/OFF”変調信号送信後に検針するメ
ータ6の番号等を含むデータに基づきFSK変調等の変
調をかけ、バンドパスフィルタ17及びアンテナ18を
介してメータ側送受信装置50aに送信する。
【0029】メータ側送受信装置50aは引き続き入射
してくるFSK変調等された変調信号をアンテナ1及び
バンドパスフィルタ2を介して受信回路3に入力して復
調する。
【0030】制御回路4は復調信号のデータと検針する
メータ6の番号データが一致すればメータ6から検針デ
ータを読み出して、送信回路7で検針データ基づきFS
K変調等の変調をかけバンドパスフィルタ2及びアンテ
ナ1を介して検針員用送受信装置51に送信する。
【0031】第3に、検針員用送受信装置51はメータ
側送受信装置50aからの変調信号をアンテナ18及び
バンドパスフィルタ17を介して受信回路19に入力し
て復調する。そして、制御回路14はその復調信号から
検針データ等を取り出して表示手段(図示せず。)に表
示したり、記憶手段(図示せず。)に格納したりする。
【0032】この結果、起動手段52が特定パターンを
検波した時に消費電力の大きい受信回路3、制御回路4
及び送信回路7を動作させることにより、消費電力を低
減できる。
【0033】また、起動手段52が常時動作しているの
で検針員用送受信装置51に対する応答性は劣化しな
い。ここで、起動手段52は常時動作するが検波ダイオ
ード9及びCMOS回路等の部品で構成することが可能
なので起動手段52自体は低消費電力にすることができ
る。
【0034】さらに、無変調のキャリア信号に”ON/
OFF”変調をかけることにより、雑音等による起動手
段52の誤動作でメータ側送受信装置50aの全回路が
起動されることを防止することができる。
【0035】また、図2は本発明に係る無線検針装置の
他の実施例のメータ側送受信装置を示す構成ブロック図
である。ここで、1〜3、5〜11、13及び54は図
1と同一符号を付してある。
【0036】図2において4aはスリープモード機能を
有する制御回路であり、1〜11及び13はメータ側送
受信装置50bを、8〜11は起動手段52aを、5及
び13は電源供給手段53aをそれぞれ構成している。
【0037】接続関係に関しても図1に示す実施例とほ
ぼ同一であり異なる点は増幅回路11の出力が制御回路
4aの割り込み端子に接続され、制御回路4aの制御信
号がスイッチ回路13の制御端子に接続され、制御回路
4aの電源端子には電池5の出力が直接接続される点で
ある。
【0038】ここで、図2に示す実施例の動作を説明す
る。制御回路4aは通常はスリープモードになってお
り、起動手段52aから信号が入力されると動作モード
に切り替わり、”ON/OFF”変調のパターンの一致
/不一致を判断する。
【0039】もし、パターンが一致すれば制御回路4a
はスイッチ回路13を”ON”にしてメータ側送受信装
置50bの全回路を動作状態にして図1に示す実施例と
同様の動作をする。
【0040】この結果、消費電力の大きい受信回路3及
び送信回路7を起動手段52aが特定パターンを検波し
た時に動作させることにより、消費電力を低減できる。
ここで、制御回路4aには常時電源電圧が供給される
が、スリープモードになっているので消費電力は低減す
る。
【0041】また、図1に示す実施例と同様に検針員用
送受信装置51に対する応答性は劣化せず、雑音等によ
りメータ側送受信装置50bの全回路が起動されること
を防止することができる。
【0042】さらに、パターン検知回路12が不要なの
で回路構成が簡略化され、また、メータ側送受信装置5
0bの起動時の用いるパターンは制御回路4a内に設定
されているため前記パターンの変更が容易である。
【0043】なお、起動時に用いるパターンを異ならせ
るとにより、近傍に複数のメータが存在する場合でも、
検針したいメータを選択的に起動させることが可能であ
る。
【0044】また、変調方式としては一例としてFSK
変調を例示したが勿論これに限る訳ではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。起動手段が特定
パターンを検波した時に消費電力の大きい受信回路等を
動作させることにより、応答性を損なうことなく、消費
電力を低減することが可能な無線検針装置が実現でき
る。また、雑音等による誤動作も防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線検針装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。
【図2】本発明に係る無線検針装置の他の実施例のメー
タ側送受信装置を示す構成ブロック図である。
【図3】従来の無線検針装置のメータ側の装置の一例を
示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1,18 アンテナ 2,10,17 バンドパスフィルタ 3,19 受信回路 4,4a,14 制御回路 5 電池 6 メータ 7,15 送信回路 8 整合回路 9 検波ダイオード 11 増幅回路 12 パターン検知回路 13,16 スイッチ回路 50,50a,50b メータ側送受信装置 51 検針員用送受信装置 52,52a 起動手段 53,53a 電源供給手段 54,55 送受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 浩二 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検針員用送受信装置を用いてメータに設け
    られたメータ側送受信装置を介して検針データを収集す
    る無線検針装置において、 前記メータ側送受信装置を起動するための特定パターン
    で変調した信号を発生させると共に前記メータ側送受信
    装置から検針データを収集する検針員用送受信装置と、 この検針員用送受信装置との間でデータの送受信を行う
    送受信手段と、前記送受信手段を制御する制御回路と、
    前記特定パターンを検知しパターン一致を判断する起動
    手段と、この起動手段の出力に基づき前記制御回路及び
    送受信手段に電源電圧を供給する電源供給手段とから構
    成されるメータ側送受信装置とを備えたことを特徴とす
    る無線検針装置。
JP29088595A 1995-11-09 1995-11-09 無線検針装置 Pending JPH09134492A (ja)

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