JP3239968B2 - 複数呼相互間のリソース共有動作の実現方法 - Google Patents

複数呼相互間のリソース共有動作の実現方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテリジェントネッ
トワークでの複数呼相互間のリソース共有動作の実現方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、本発明の実施対象であるインテ
リジェントネットワークの概念図である。同図におい
て、NWは伝達網、TNは伝達ノード(交換機)、SU
は端末、SSはサービス制御局、である。
【0003】図9において、端末SUから発呼された呼
に対し、伝達ノード(交換機)TNが、サービス制御局
SSによる制御が必要であると判断すると、サービス制
御局SSにサービス制御要求が出され、その呼が要求す
るサービスに対応するサービスロジックプログラム(S
LP)が特定され、その呼を制御するためのSLPイン
スタンスが生成されるようになっている。
【0004】ここで、サービスロジックプログラム(S
LP)とは、一つの呼に対するサービス対応の制御手順
を指す。またインスタンスとは、コンピュータ用語での
いわゆるプロセス、タスクともいい、オペレーティング
システムの制御単位であり、プログラムの制御のもとで
プロセッサで行なわれる動作(の列)をいう。即ち、実
行中のプログラムを指し、単なる命令の列であるプログ
ラムとは区別する。プロセスは動的な概念であり、プロ
グラムの実行に伴って生じるものである。
【0005】さて、従来のSLPを用いた呼制御を行な
う交換網では、独立に発生する複数呼のSLPインスタ
ンスが、競合なく、リソースやデータを共有する形態の
サービスを扱うことができなかった。SLPを用いない
従来の方法では、網自体が共有するリソースの制御論理
を固定的に持っていた。また、データについては個々の
SLPインスタンスから共有するデータにアクセスでき
るような共通のデータ領域を設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、参集
型の電話会議サービスのように、独立に発生する複数呼
でリソースを共有的に使用する動作は、SLPを用いて
制御することはできなかった。SLPでなく、網自体
が、共有するリソースの制御論理を固定的に持つ方法で
は、リソースの制御論理がSLPで実現されていないた
め、論理の変更が容易でない等の欠点がある。
【0007】また、個々のSLPインスタンスから共有
するデータにアクセスできるような共通のデータ領域を
設ける方法では、各呼が協調して相互動作を行うことが
できない、等の欠点がある。
【0008】本発明の目的は、このような独立に発生す
る複数の呼が、リソースやデータを共有的に使用するよ
うなサービス形態(複数呼相互間のリソース共有動作)
において、共有的に使用されるリソースの制御や共有的
に使用されるデータを用いた制御を、SLPを用いて行
うことにより、各呼間で競合なく、実現可能にした複数
呼相互間のリソース共有動作の実現方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、網内にサービス制御局を設けたインテリジェ
ントネットワークにおいて、前記制御局に、共有的に使
用されるリソースの各呼への貸与制御や共有的に使用さ
れるデータの各呼毎の管理を集中的に行なう共通SLP
(ここで共通SLPとは、共通的に使用するリソースあ
るいはデータの制御手順をいう)を設け、その共通SL
Pのインスタンスが共用される範囲あたり網内に1つで
あることを保証し、複数呼でリソースやデータを共有的
に使用する場合に、各呼についてのSLPインスタンス
が、共用される範囲あたり網内に1つである、その共通
SLPのインスタンスと通信することを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】複数呼間を協調させる共通SLPを設け、ま
た、そのインスタンスをリソースやデータが共用される
範囲あたり網内に1つとすることにより、各呼間で共用
されるリソースやデータの管理を集中的に当該共通SL
Pインスタンスにより実現できる。各呼のSLPインス
タンスは共用されるリソースを使用する場合に共通SL
Pインスタンスにリソース貸与要求を行なうことによ
り、共用されるリソースの管理をする必要がない。
【0011】また、共有的に使用されるデータが変更さ
れた場合に、該データを集中的に管理する共通SLPイ
ンスタンスから各呼のインスタンスに能動的に通信を行
なうことにより、各呼のインスタンスは該データが変更
されていないかを監視する必要がない。さらに、各呼の
制御を行なうSLPと共用されるリソースの制御を行な
う共通SLPはそれぞれ独立に作成できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の一実施例の要部を示すブロック図
で、インテリジェントネットワークでのサービス制御局
1のサービス制御機能部2における複数呼のSLPイン
スタンスと共通SLPインスタンスの関係を示してい
る。
【0013】図1において、4,5,6はそれぞれ、独
立に発生した呼a,b,cの制御を行なうSLPインス
タンスであり、これらが共有的に使用するリソースやデ
ータを使用する場合に、このリソースの管理を行なう共
通SLPインスタンス3とそれぞれ通信7,8,9を行
ない、リソースの各呼への貸与や返却およびデータに関
する情報の通知が、この通信を介して実行される。ここ
では呼の数が三つであるが、それ以上の場合でも同様で
ある。
【0014】図2は、本発明の実施例における動作シー
ケンスを示すシーケンス図で、図1の構成に基づいた参
集型の電話会議サービスの接続手順を、例として示して
いる。尚、ここでは、説明を簡単にするため、一つの伝
達ノードに収容されている加入者からの発呼のみを例と
して示したが、別々の伝達ノードに収容されている加入
者からの発呼についても本発明は同様に適用できる。
【0015】図2を参照する。共通SLPが管理するリ
ソースを使用する呼a,b,cは、それぞれ独立に発呼
される。まず、呼aの発呼11による伝達ノード10か
らの呼制御要求12により、呼aのSLPインスタンス
4が生成され、このSLPインスタンス4により共通S
LPに通信開始要求13がかかると、その時点で共通S
LPが管理するリソースを使用している呼がないため、
共通SLPのインスタンス3が生成される。
【0016】共通SLPのインスタンス3は、管理して
いる会議リソースの生成14をおこない、呼aのSLP
のインスタンス4からの通話すなわち端子貸与要求15
に対する許可通知16を返す。端子を貸与された呼aの
SLPのインスタンス4は、会議端子の接続17を行な
う。
【0017】次に、呼bの発呼18による呼制御要求1
9により呼bのSLPのインスタンス5が生成され、こ
のSLPのインスタンス5からの通信開始要求20がか
かるが、既に共通SLPのインスタンス3は生成されて
いる。呼bのSLPインスタンス5からの端子貸与要求
21に対し、共通SLPインスタンス3は使用可能な端
子数の上限を越えないならば許可通知22を返す。端子
を貸与された呼bのSLPインスタンス5は、会議端子
の接続23を行なう。呼cに対しても呼bと同様の手順
で会議端子の接続が行なわれ、参集型電話会議が成立す
る。
【0018】図3は、分離手順を示している。共通SL
Pが管理するリソースを使用している呼a,b,cは、
それぞれ独立に切断される。まず、呼aの切断41によ
る伝達ノード10からの切断通知42により、呼aのS
LPインスタンス4は、会議端子の分離43を行ない、
共通SLPインスタンス3との通信により、端子の返却
44を行なった後、通信終了通知45によって共通SL
Pインスタンス3との通信を終了する。
【0019】また、呼aのSLPインスタンス4は、呼
aの制御を終えた時点で消滅する。同様に、呼bの切断
46による切断通知47により、会議端子の分離48、
返却49を行ない、通信終了通知50により通信を終了
する。さらに、呼cの切断51による切断通知52によ
り、会議端子の分離53、返却54、通信終了通知55
が行なわれ、通信の終了が行なわれた時点で、共通SL
Pインスタンス3と通信を行なっているSLPインスタ
ンスが無くなるため、共通SLPインスタンス3は管理
している会議リソースの解放56を行ない、共通SLP
インスタンス3は消滅する。
【0020】次に、上述の参集型の電話会議サービスに
おける共通SLPの動作フローを図4に基づき説明す
る。図4は、参集型の電話会議サービスにおける共通S
LPの動作フローを示すフローチャートである。
【0021】図4を参照する。複数呼が共有的に使用す
る会議リソースを管理する共通SLPインスタンスは最
初は存在しない(ステップ71)。SLPインスタンス
からの最初の通信開始要求91によって共通SLPイン
スタンスが生成され、通信中SLPインスタンス数が1
に設定され、管理する会議リソースが生成され、リソー
スの使用度が0に初期設定される(ステップ72)。
【0022】その後、SLPインスタンスからの通信待
ち状態となる(ステップ73)。SLPインスタンスか
らの通信92があると、その内容により処理が異なる
(ステップ74)。通信内容が通信開始要求の場合、通
信中SLPインスタンス数を1増加させ(ステップ7
5)、通信待ち状態に戻る。
【0023】通信内容が端子貸与要求の場合、使用中の
端子数と使用可能最大端子数を比較し端子貸与可能か判
断し(ステップ76)、不可の場合はSLPインスタン
スに貸与不許可通知を行なって(ステップ77)通信待
ち状態に戻り、可能な場合は使用端子数を1増加させ
(ステップ78)、SLPインスタンスに貸与許可通知
を行なって(ステップ79)通信待ち状態に戻る。
【0024】通信内容が端子返却の場合、使用端子数を
1減少させ(ステップ80)、通信待ち状態に戻る。通
信内容が通信終了の場合、通信中SLPインスタンス数
を1減少させ(ステップ81)、通信中SLPインスタ
ンス数が0か判断する(ステップ82)。通信中SLP
インスタンス数が0でない場合は通信待ち状態に戻る。
通信中SLPインスタンス数が0の場合は、会議リソー
スの解放を行ない(ステップ83)、共通SLPインス
タンスを消滅させ(ステップ84)、共通SLPインス
タンスなし(ステップ71)に戻る。
【0025】次に、共有的に使用するデータを用いた制
御を、独立に発生する複数呼間で協調的に実現する場合
として、受付順接続サービスを例として示す。
【0026】図5と図6は、破線A−Aの箇所で両図を
結合して一つの図とするとき、受付順接続サービスの手
順の一部を示したシーケンス図となる。ここでは、呼を
受け付けた順に着端末に接続し、待っている発端末には
全待ち数および自端末の順位をガイダンスする仕様とす
る。また、呼d,e,f,gがこの順番で独立に発呼し
た場合を考える。
【0027】まず、呼dの発呼111による伝達ノード
10からの呼制御要求112により呼dのSLPインス
タンス102が生成され、このSLPインスタンス10
2により共通SLPに通信開始要求113がかかると、
その時点で共通SLPが管理するデータを使用している
呼がないため、共通SLPのインスタンス101が生成
される。共通SLPインスタンス101は、着端末が空
きであるので、その情報の通知114を行なう。通知を
受けた呼dのSLPインスタンス102は、伝達ノード
10に対して接続指示115を送出し、伝達ノード10
は呼dの発端末と着端末との接続116を行なう。
【0028】次に、呼eの発呼117による呼制御要求
118により呼eのSLPインスタンス103が生成さ
れ、このSLPインスタンス103からの通信開始要求
119がかかるが、既に共通SLPインスタンス101
は生成されている。着端末は呼dで使用中であるので、
共通SLPインスタンス101は接続を待っている呼の
数が1であることおよび呼eの順位が1であることの情
報の通知120を呼eのSLPインスタンス103に対
して行なう。
【0029】情報通知120を受けた呼eのSLPイン
スタンス103は、伝達ノード10にガイダンス指示1
21を行ない、呼eの発端末にはガイダンス122とし
て、全待ち数が1であること、および自端末の順位が1
である旨のガイダンスが流れる。
【0030】さらに、呼fの発呼123による呼制御要
求124により、呼fのSLPインスタンス104が生
成され、共通SLPインスタンス101に通信開始要求
125がかかると、共通SLPインスタンス101は、
呼fのSLPインスタンス104に対して全待ち数が2
であることおよび順位が2である旨の情報通知126を
行なうとともに、呼eのSLPインスタンス103に対
して全待ち数が2であることおよび順位が1である旨の
情報通知129を送出する。
【0031】通知を受けたSLPインスタンスからそれ
ぞれガイダンス指示127および130が出され、端末
にガイダンス128および131が流れる。同様に、呼
gの発呼132によって呼g,e,fの発端末には全待
ち数が3であることおよび自端末の順位がそれぞれ3,
1,2である旨のガイダンス137,140,143が
流れる結果となる。
【0032】ここで、例えば、呼fが接続を待たずに切
断したとする。呼fの切断144による伝達ノード10
からの切断通知145を受けた呼fのSLPインスタン
ス104は、通信終了通知146により共通SLPイン
スタンス101との通信を終える。呼fが消滅したこと
により、全待ち数および各端末の順位に変更が生じるた
め、共通SLPインスタンス101は、呼e,gのSL
Pインスタンス103,105に対してこれらの情報の
通知147,150を行なう。
【0033】情報を受け取った各SLPインスタンス
は、伝達ノード10に対してガイダンスの指示148,
151を行ない、それぞれの端末にガイダンス149,
152が送出される。
【0034】次に、着端末と接続中の呼dが切断したと
する。呼dの切断153による伝達ノード10からの切
断通知154を受けた呼dのSLPインスタンス102
は、通信終了通知155により共通SLPインスタンス
101との通信を終える。着端末が空きになったので、
共通SLPインスタンス101は呼eのSLPインスタ
ンス103に対してその情報の通知156を行なう。呼
eのSLPインスタンス103は、伝達ノード10に対
して接続指示157をだし、呼eの発端末は着端末との
接続158が行なわれる。
【0035】また、呼gのSLPインスタンス105に
対しては先ほどと同様に情報通知159が行なわれ、呼
gのSLPインスタンス105は伝達ノード10に対し
てガイダンスの指示160を行ない、呼gの発端末に全
待ち数および自端末の順位のガイダンス161が送出さ
れる。
【0036】図7は、上述の受付順接続サービスにおけ
る共通SLPの動作フローを示している。同図を参照す
る。複数呼が共有的に使用するデータを管理する共通S
LPインスタンスは最初は存在しない(ステップ17
1)。
【0037】SLPインスタンスからの最初の通信開始
要求191によって共通SLPインスタンスが生成さ
れ、通信中SLPインスタンス数が1に設定され、接続
待ち数が0に初期設定される(ステップ172)。さら
に、着端末は空いているので、SLPインスタンスにそ
の旨を通知する(ステップ173)。
【0038】その後、SLPインスタンスからの通信待
ち状態となる(ステップ174)。SLPインスタンス
からの通信192があるとその内容により処理が異なる
(ステップ175)。通信内容が通信開始要求の場合、
通信中SLPインスタンス数および接続待ち数をそれぞ
れ1増加させ、接続を待っている呼のSLPインスタン
スに対して接続待ち数および順位を通知し(ステップ1
76)、通信待ち状態(ステップ174)に戻る。
【0039】通信内容が通信終了の場合、通信中SLP
インスタンス数を1減少させ(ステップ177)、通信
中SLPインスタンス数が0が判断する(ステップ17
8)。通信中SLPインスタンス数が0の場合は、共通
SLPインスタンスを消滅させ(ステップ184)、共
通SLPインスタンスなし(ステップ171)に戻る。
【0040】通信中SLPインスタンス数が0でない場
合は、接続中の呼のSLPインスタンスからの通信か判
断する(ステップ179)。接続中の呼のSLPインス
タンスからの場合は、待ち順位が1番のSLPインスタ
ンスに着端末の空きを通知し(ステップ180)、そう
でない場合はそのまま、それぞれ次のステップに進む。
接続待ち数を1減少させ、(ステップ181)、接続待
ち数が0か判定する(ステップ182)。
【0041】0の場合はそのまま通信待ち状態(ステッ
プ174)に戻る。1以上の場合は接続を待っている呼
のSLPインスタンスに対して接続待ち数および順位の
通知を行ない(ステップ183)、通信待ち状態(ステ
ップ174)に戻る。
【0042】図8は、上述の参集型の電話会議サービス
および受付順接続サービスにおける共通SLPの動作フ
ローを一般化して示すフローチャートである。同図を参
照する。複数呼が共有的に使用するリソースあるいはデ
ータを管理する共通SLPインスタンスは最初は存在し
ない(ステップ201)。
【0043】SLPインスタンスからの最初の通信開始
要求221によって共通SLPインスタンスが生成さ
れ、通信中SLPインスタンス数が1に設定される(ス
テップ202)。つぎに個々の共通SLP依存の処理が
あればその処理をおこなう(ステップ203)。その
後、SLPインスタンスからの通信待ち状態となる(ス
テップ204)。
【0044】SLPインスタンスからの通信222があ
るとその内容により処理が異なる(ステップ205)。
通信内容が通信開始要求の場合、通信中SLPインスタ
ンス数を1増加させる(ステップ206)。つぎに個々
の共通SLP依存の処理があればその処理をおこない
(ステップ207)、通信待ち状態(ステップ204)
に戻る。
【0045】通信内容が通信開始要求および通信終了以
外の一般通信の場合、個々の共通SLP依存の処理を行
い(ステップ208)、通信待ち状態(ステップ20
4)に戻る。通信内容が通信終了の場合、通信中SLP
インスタンス数を1減少させ(ステップ209)、通信
中SLPインスタンス数が0か判断する(ステップ21
0)。
【0046】通信中SLPインスタンス数が0の場合
は、個々の共通SLP依存の処理があればその処理を行
い(ステップ212)、共通SLPインスタンスを消滅
させ(ステップ213)、共通SLPインスタンスなし
(ステップ201)に戻る。通信中SLPインスタンス
数が0でない場合は、個々の共通SLP依存の処理があ
ればその処理を行い(ステップ211)、通信待ち状態
(ステップ204)に戻る。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、網内にサービス制御局
を設けたインテリジェントネットワークにおいて、前記
制御局に、複数呼間を協調させる共通SLPを設け、各
呼についてのSLPインスタンスが共通SLPのインス
タンスと通信することにより、独立に発生しリソースを
共有的に使用する複数呼の相互間の、リソースやデータ
の共有動作を実現することができる。
【0048】さらに、各呼のSLPと共通SLPは独立
に作成できるため、それぞれの作成が容易である。ま
た、本発明によらずに、個々のSLPインスタンスから
共有するデータにアクセスできるような共通のデータ領
域を設ける方法を取っていた場合、例えば上述の受付順
接続サービスでは、各呼のSLPインスタンスは常に全
待ち数および自端末の順位を監視している必要があった
が、本発明によれば、データを集中的に管理する共通S
LPインスタンスという主体によって、データが変更に
成った時点で能動的に各SLPインスタンスに情報を通
知できるので、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部として、サービス制御
局における複数呼のSLPインスタンスと共通SLPイ
ンスタンスの関係を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施例として集参型の電話会議サー
ビスの接続手順を示したシーケンス図である。
【図3】本発明の一実施例として参集型の電話会議サー
ビスの分離手順を示したシーケンス図である。
【図4】本発明の一実施例としての参集型の電話会議サ
ービスにおける共通SLPの動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の一実施例における受付順接続サービス
の手順の一部の上半分を示すシーケンス図である。
【図6】本発明の一実施例における受付順接続サービス
の手順の一部の下半分を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の一実施例における受付順接続サービス
の共通SLPの動作フローを示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の一実施例における共通SLPの一般化
された動作フローを示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施対象であるインテリジェントネッ
トワークの概念図である。
【符号の説明】
1…サービス制御局、2…サービス制御機能部、3…共
通SLPインスタンス、4,5,6…SLPインスタン
ス、7,8,9…SLPインスタンスと共通SLPイン
スタンスの通信、10…伝達ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 H04Q 3/54 - 3/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網内にサービス制御局を設けたインテリ
    ジェントネットワークにおいて、該ネットワークで提供
    すべきサービスに対応した制御手順を記述したサービス
    ロジックプログラム(以下、SLPと略記する)とし
    て、各呼対応のものと、各呼間を協調させるための共通
    のものと、を前記制御局に用意しておき、 同じ特定のサービスを求める呼が複数個、それぞれ独立
    に発生し、かつそれらの各呼が、網内のリソースやデー
    タを共有的に使用するもので、各呼間での協調を要する
    ものである場合、 前記制御局に用意した各呼対応のSLPにより、独立に
    発生したそれぞれの呼に対する呼SLPインスタンス
    を、また各呼間を協調させるための共通のSLPによ
    り、共通SLPインスタンスを網内で一つ、それぞれ発
    生させ、各呼についてのSLPインスタンスが、その共
    通SLPのインスタンスと通信することにより、共有的
    に使用されるリソースの各呼への貸与制御や共有的に使
    用されるデータの各呼毎の管理を共通SLPインスタン
    スにより集中的に行なって、各呼間で競合なく、複数呼
    相互間の、リソースやデータを共有する動作を実現する
    ことを特徴とする複数呼相互間のリソース共有動作の実
    現方法。
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