JP3239079B2 - 切り花延命剤及び切り花延命法 - Google Patents

切り花延命剤及び切り花延命法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切り花の日持ちを
良くし、つぼみを大きく開花させ、汚染菌による品質劣
化を持続的に予防する安全性が高く、不快臭の無い切り
花延命剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、花卉の鮮度を保持するために、花
卉が貯蔵されている雰囲気中のガス組成を二酸化炭素や
窒素ガスに置換したり、減圧下に貯蔵する方法や低温下
に貯蔵する方法等が検討されてきた。しかしながら、こ
れらの方法は特別な装置・設備を要するうえにランニン
グコストも高いため、低温貯蔵方法を除いては広く普及
するに至っていない。
【0003】このような事情から、特別な装置・設備を
必要とせず、しかも低コストの鮮度保持技術として、化
学薬剤による鮮度保持法が注目された。特にSTS(si
lverthiosulfate:チオ硫酸銀)を用いた鮮度保持剤
は、銀の抗エチレン作用により、切り花の延命効果が顕
著であり、広く使用されるようになった。しかしなが
ら、STSは水によって徐々に分解して硫化銀を析出し
て硫酸となるので、環境汚染や安全性が強く問題視され
る今日、STSの使用は好ましいとは言い難く、これに
代わる新規な薬剤が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は切り花の日
持ちを良くし、つぼみを大きく開花させ、汚染菌による
品質劣化を持続的に予防し、安全性が高く、不快臭の無
い切り花延命剤を提供することである。本発明者等は、
上記目的を達成すべく、切り花延命剤として具備すべき
下記の要件を考慮して鋭意研究を重ねた結果、切り花延
命効果を有するケイヒ酸をシクロデキストリンに包接さ
せることによって、ケイヒ酸の徐放化が可能となり、そ
の結果、効果の広範化と持続化を両立させ、加えてケイ
皮酸特有臭の軽減化をも達成し得ることを見出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0005】尚、切り花延命剤が具備すべき要件は、下
記のとおりである。 (エチレンガス抑制作用) エチレンは花卉の鮮度劣化の主原因と考えられる。この
エチレンは植物体自らが発生するガスで、自分自身とさ
らには同じ雰囲気に存在する別の植物体の鮮度劣化を促
進することが知られている。鮮度保持を達成するには、
このエチレンの作用を抑制する方策を講じなければなら
ない。
【0006】(開花作用) 切り花延命剤として使用するためには、その中に再現性
よく花芽を開花させる物質を含むものでなければならな
い。
【0007】(防黴・抗菌作用) 切り花を長く楽しむためには、観賞期間中の病原菌の発
生を抑止することが重要であり、防黴・抗菌作用は切り
花延命剤として具備すべき要件の一つである。
【0008】(安全性) 毒性を持つ物質の使用は、直接人間が摂取するものでは
ないとはいえ、環境破壊の原因となるなど種々の問題が
あり、厳に避けなければならない。
【0009】(効果の持続性) より長期間の安定した切り花延命効果を期待するには、
薬剤供給方法の工夫が必要である。
【0010】(特有臭の低減) 本発明で用いる切り花延命剤は、その有効成分として芳
香族化合物を含有する。したがって、物質によっては、
その特有な臭いが使用環境に適合しない場合も考えられ
るので、特有臭を低減する措置が期待される。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明により達成される。即ち、本発明は、ケイヒ酸とシク
ロデキストリンを含有することを特徴とする切り花延命
剤及びそれを切り花に作用させる切り花延命方法であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を挙げて本
発明を更に詳細に説明する
【0013】本発明で使用するケイヒ酸は、リグニン分
解生成物、天然精油等の天然物質からの分離物として、
あるいは合成反応生成物として入手できる
【0014】本発明に用いられるシクロデキストリン
(以下ではCDと称する)は特に制限されないが、製造
コストの点や製造効率を考えれば、微生物が生産するC
D生成酵素を使用した製造法により得られるα、β及び
γ−CD、並びにこれらをマルトシル化したαおよびβ
−マルトシルCD等が好ましい。また、ケイヒ酸を高濃
度において使用する場合は水溶性の大きいヒドロキシプ
ロピルCDが適している。
【0015】本発明の切り花延命剤は、上記のCD及び
ケイヒ酸を含有するが、両者を単に混合して使用するこ
ともできるが、以下に説明するようにケイヒ酸がCDで
包接された化合物として使用することが延命効果の持続
等から好ましい。
【0016】次に、ケイヒ酸のCDによる包接化につい
て説明する。CDはグルコースが環状にα−1,4−グ
ルコシド結合した構造を持ち、グルコース残基が垂直に
立っていることから、その1分子は筒状になっている。
水溶液中でCDの内腔は疎水性の環境になっており、エ
ネルギー的には不安定な状態にあるが、ケイヒ酸が接近
すると疎水的な性質を有するケイヒ酸の芳香核の部分が
この内腔部分に取り込まれ、エネルギー的に安定なケイ
ヒ酸等がCDに包接された化合物(以下ではケイヒ酸−
CD包接化合物と称する)になると考えられる。このC
Dの包接作用により、ケイヒ酸の安定化効果、臭気低減
効果などが発現される。又、ケイヒ酸−CD包接化合物
は水中で、少しづつ解離し、ケイヒ酸を徐々に放出する
ので、徐放効果が発揮される。
【0017】ケイヒ酸とCDとの包接化合物の製造方法
は特に限定されず、従来公知の包接方法に準じて調製さ
れる。例えば、飽和水溶液法では、CDの飽和水溶液と
ケイヒ酸の水溶液、あるいは予めケイヒ酸をエタノール
等の少量の溶媒に溶かした溶液を混合し、30分乃至3
〜4時間撹拌することにより、ケイヒ酸のCD包接化合
物が沈澱し、懸濁液が生成する。また、例えば、混練法
では、CDに0.5〜5倍量の水を加え、必要量のケイ
ヒ酸を入れ、混練機で充分混合撹拌することによってケ
イヒ酸−CD包接化合物が得られる。
【0018】方法の如何によらずケイヒ酸−CD包接化
合物を生成させるには、ケイヒ酸とCDの使用割合は任
意であるが、好ましくはケイヒ酸1モルに対してCDを
1〜10モル、更に好ましくは1〜5モルの割合で使用
する。上記の割合で両物質を使用することにより、ケイ
ヒ酸の含有量が1〜15重量%の包接化合物が生成す
る。包接化合物は、その水懸濁液、ペースト、湿潤粉末
等を噴霧乾燥、減圧乾燥、凍結乾燥、通風乾燥等によっ
て乾燥することによって粉末常態で回収される。
【0019】本発明の切り花延命剤においては、ケイヒ
酸−CD包接化合物の含有量は有効量であれば特に制限
されない。又、その使用形態も特に制限されないが、例
えばケイヒ酸−CD包接化合物をそのまま切り花保持用
水中に散布するか、ケイヒ酸−CD包接化合物を水に易
分散性の粉体あるいは顆粒状として、又は水又は他の溶
剤に溶解、分散又は乳化させた液体として使用すること
ができる。液体として使用する場合は、予め所定の濃度
に希釈したものでも、濃厚液として使用時に希釈して使
用するものでもよい。さらに、必要に応じて、肥料や他
の植物活性剤、ミネラル剤など、その他の添加剤等と混
合して用いることができる。
【0020】本発明の切り花延命剤の使用量は特に限定
されないが、特に効果的な使用量は、切り花保持用水の
合計量100重量部あたり0.0001〜0.2重量部
(ケイヒ酸として0.00001〜0.02重量部)で
ある。使用量がこの範囲から外れると植物体の生育に悪
影響を及ぼすことがある。
【0021】(作用) ケイヒ酸は植物におけるエチレンの発生を抑制する作用
を有する。すなわち、ケイヒ酸はPAL(フェニルアラ
ニンアンモニアリアーゼ)をアロステリックに阻害し、
その結果、スペルミンやスペルミジンといったポリアミ
ンが植物体内に蓄積される。このポリアミンの蓄積がエ
チレン生合成関連酵素の活性を抑制する働きを示すと考
えられる。また、本発明者はケイヒ酸が顕著な防黴抗菌
性を有していることを見出したが(特開平8−2594
08号公報)、この特性により花卉における病害菌の発
生の抑制に効果を示すものと思われる。さらに、ケイヒ
酸は食品添加物として指定されており、他の防黴剤、抗
菌剤等に比して、格段にすぐれた安全性を有していると
言える。
【0022】本発明では、ケイヒ酸−CD包接化合物か
らケイヒ酸が徐放されることにより、ケイヒ酸の少量が
持続的に切り花保持用水中に放出され、この少量のケイ
ヒ酸が花卉植物体に悪影響を及ぼすことなく、当該花卉
からのエチレンの発生を抑え、花の日持ちを良くし、つ
ぼみを大きく開花させ、汚染菌による品質劣化を持続的
に予防する。
【0023】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断りのない限
り重量基準である。
【0024】製造例 β−CDの純分約15%の水懸濁液100部を約70℃
に加温して溶解させ、これに10%ケイヒ酸エタノール
溶液19.5部を徐々に添加し撹拌した。次いで加熱を
止めて撹拌しながら放冷し室温にまで冷やした。生じた
沈殿を濾別し、60℃以下の温度で減圧乾燥した。得ら
れた粉末は熱分析及びX線回折でケイヒ酸、β−CD及
びこれらの混合物とは異なる結果を示し、包接化合物を
形成したことが示された。ケイヒ酸の含有量は11.3
%であった。以下の実施例ではこの包接化合物(ケイヒ
酸−CD包接化合物と記す)を使用する。
【0025】実施例1 2個の100ml容積の三角フラスコ(高さ11cm)
に100mlの0.03%ケイヒ酸−CD包接化合物
液、および水を入れ、咲きはじめた花蕾のついた長さ約
30cmのカーネーションの花茎1本(それぞれ4つの
花枝を持ち、その花枝の先端に大きさの同様な花蕾が一
つついている)を挿入した。これらのフラスコを23
℃、2000ルックス/16時間照射/日の条件の人工
気象器内に10日間置いて花の様子を観察した。この結
果を表1に示す。
【0026】
【表1】表1.ケイヒ酸−CD包接化合物のカーネーション延命
効果
【0027】この結果から明らかな様に、ケイヒ酸−C
D包接化合物はカーネーションの観賞期間を延長させる
ことができる。
【0028】実施例2 実施例1のカーネーションについて同条件で放置を続
け、15日目に各花被を押し花にし、花の大きさを測定
した。一つの花については3方向で直径を測定し、平均
値を出し、さらに1花茎中の花(3又は4つ)の平均値
を算出した。この結果を表2に示す。
【0029】
【表2】表2.ケイヒ酸−CD包接化合物の花の大きさに及ぼす
効果
【0030】表2の結果から明らかな様に、ケイヒ酸−
CD包接化合物はカーネーションの花を大きく開花させ
る効果を有する。
【0031】実施例3 300ml容積の三角フラスコに試料溶液10mlを入
れ、口をパラフィルムで密封後、冷暗所(4℃)で保存
した。1時間後これらの試料を官能試験に供した。試料
は以下に示す溶液を用いた。 コントロール :蒸留水(pH5.4) C D 液 :1.6%β−CD水溶液(pH5.4) ケイヒ酸液 :0.03%ケイヒ酸液 ケイヒ酸−CD包接物液:1.6%β−CD水溶液(pH5.4)に0.03 %量のケイヒ酸を加え、加熱しつつ1時間撹拌し、冷却した懸濁液
【0032】官能試験は女性1名を含む10名で行い、
下記の6段階評価により臭気を評価した。官能試験の結
果を表3に示す。 0点:無臭 1点:かすかに感ずる臭い 2点:楽に感ずる臭い 3点:明らかに感ずる臭い 4点:強い臭い 5点:耐えられない程強く感ずる臭い
【0033】
【表3】表3.ケイヒ酸臭気官能試験結果
【0034】表3の結果から明らかな様に、ケイヒ酸を
β−CD包接するとケイヒ酸臭を低減することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上の本発明によれば、切り花の持続的
延命が可能で、花の成育をも促進し、不快臭もなく、安
全な切り花延命剤が提供される。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−283501(JP,A) 特開 平7−215895(JP,A) 特開 平8−81309(JP,A) 特開 昭50−18621(JP,A) 特開 昭63−317039(JP,A) 国際公開88/2602(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケイヒ酸とシクロデキストリンを含有す
    ることを特徴とする切り花延命剤。
  2. 【請求項2】 ケイヒ酸とシクロデキストリンが包接化
    合物を形成している請求項1に記載の切り花延命剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の切り花延命剤を
    切り花に作用させることを特徴とする切り花延命方法。
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